JPH0899866A - 入浴剤 - Google Patents

入浴剤

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JPH0899866A
JPH0899866A JP7047881A JP4788195A JPH0899866A JP H0899866 A JPH0899866 A JP H0899866A JP 7047881 A JP7047881 A JP 7047881A JP 4788195 A JP4788195 A JP 4788195A JP H0899866 A JPH0899866 A JP H0899866A
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JP
Japan
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water
dried
family
bath
bending
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JP7047881A
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English (en)
Inventor
Tadashi Saito
忠 斉藤
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 視覚的に天然物であることの安心感が持て入
浴感のよい新規な入浴剤を提供する。 【構成】 褐藻類コンブ科の植物を適当な大きさに折り
曲げあるいは切断し、さらにこれに必要に応じてササの
葉、柑橘類の乾燥皮を適当な大きさに折り曲げまたは切
断して通水性の袋に収納してなる入浴剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンブ、特にアラメを
その形状を保持したまま用いる新規な入浴剤に関する。
さらに、本発明は、コンブにササの葉及び/または柑橘
類の乾燥皮を適当な形状としても加えた新規な入浴剤に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、入浴による血行促進効果や保温効
果などの入浴効果をあげるため、浴湯に種々の物質を添
加することが行われている。季節感を楽しむレモン、ミ
カン、菖蒲、柚子などを入れる古来の方法から、これら
天然物を乾燥粉砕したもの或いはその抽出物或いは化学
合成品を用いる方法など多くものが提案され使用されて
いる。海藻類もまた粉末にし、あるいはその抽出物が入
浴剤として提案されている(例えば特開昭54−160
750号公報、特開昭62−258314号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】天然物をそのまま用い
る場合には、その成分を信頼し安心して入浴するこがで
きるが、化学的に処理された薬剤ではその成分を素人は
認識しることができず必ずしも安心感をもって入浴でき
ない。また、粉末状にしたり、その有効成分を抽出した
りすることは徒に高価なものとする。本発明は、視覚的
に天然物であることの安心感が持て入浴感のよい新規な
入浴剤を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、視覚的に天
然物であることの安心感の持てる新規な入浴剤を提供す
べく、人体に有効な成分を含む天然物を探索した結果、
褐藻類コンブ科の植物を乾燥しこれを適当な大きさに折
り曲げるか切断して通水性の袋に収納したものが、入浴
剤として好適であることを見出した。そして、さらに褐
藻類コンブ科の植物とササの葉との組み合わせ、さらに
は柑橘類の乾燥皮を組み合わせるとその効果を著しく高
めることを見だして本発明に到達した。
【0005】本発明におけるは褐藻類コンブ科の植物に
は、コンブ、アラメ、カジメ等が用いられる。またササ
にはネマガリダケ、クマサザ、ヤダケ等が用いられる。
これらのコンブ科の植物あるいはササは乾燥して用いら
れる。また柑橘類の乾燥皮としては、伊予柑、橙、オレ
ンジ、温洲ミカン、ザボン、八朔、レモン、ライム、バ
レンシア、柚子、バンベイユ、サンポウカン、キンカ
ン、グレープフルーツ等の乾燥皮が用いられる。本発明
では、これらの植物を適当な大きさに折り曲げあるいは
切断してこれらを組み合わせて通水性の袋に入れて用い
ることが好ましい。本発明の入浴剤で用いる褐藻類コン
ブ科の植物、ササの葉および柑橘類の乾燥皮の適当な大
きさは、それぞれ視覚的にこれらが植物であると認識で
きる形状が好ましい。
【0006】コンブ科の植物は古代より食用に供され、
アルギン酸の他、アラニン、リジン、アスパラギン酸な
どのアミノ酸、各種ビタミン、ヨウ素、鉄、カルシウム
など人体に良い影響を与える多くの成分が含まれている
ことが明らかになっており、特にコンブは食用に供され
ている。またアラメは柔らかい葉状部は食用に供され
る。しかし、その茎部は硬く調理しても味がしみ難く食
用としての利用価値が少なく、アルギン酸、ヨード製造
用原料とされているが、本発明者によると、入浴剤とし
て好ましく利用することができることを見出した。ま
た、ササ、特にクマサザについても、葉緑素、リグニ
ン、ビタミン、トリプトファン、リジンなどのアミノ酸
などが含まれており、漢方でも有名な高血圧の妙薬とし
て古くから人々の間で利用され、この他解熱、解毒、風
邪、咳、炎症性疾患などにも広く有効なことが知られて
いる。また、柑橘類の皮には、肌を適度に刺激して体を
温めるだけでなく肌をつややかにする作用があるリモネ
ンが含まれているほか、肌の余分な皮脂を取ったり古い
角質を剥がし易くする作用を有している酵素ペクチンが
含まれており、透明感のある美肌を作る働きがある。さ
らに柑橘類の皮は、フラボノイド配糖体、精油、カロチ
ン、油質等を多く含み、陳皮として芳香性健胃剤として
用いられている。
【0007】このような、褐藻類コンブ科の植物とササ
の葉はは採取後、洗浄乾燥して、面積比で6:1〜1:
6、好ましくは3:1〜1:3になる割合で浴湯に入れ
て使用する。また、さらに柑橘類の乾燥皮を組み合わせ
て用いるときの柑橘類の乾燥皮の割合は、褐藻類コンブ
に対して面積比で6:1〜1:6、好ましくは3:1〜
1:3である。本発明ではコンブとクマサザ、さらに望
ましくは柑橘類の乾燥皮とをこのような割合で通水性の
袋に入れて用いる。コンブ、クマザサ柑橘類の皮の形状
は視覚からコンブ、クマサザ、柑橘類であることが視覚
的に認識される大きさ形状であればよい。
【0008】本発明の入浴剤1の好ましい態様の一例を
図1に示す。図1においてコンブ2は好ましくは100
〜150cm2 程度の長方形板状で用い、クマサザ3は
コンブの形状に合わせて折り畳んでコンブとともに通水
性の袋5に収納して封をする。その形状は数cm角ある
いは帯状であってもよい。さらには好ましくは周囲をト
リミングして美形に仕上げて入浴剤1とする。図2に他
の望ましい一例を示す。図2は図1の入浴剤にさらに柑
橘類の乾燥皮4を配合したものである。これらコンブ、
クマザサ、柑橘類の乾燥皮を入れる袋は、通水性であれ
ば特に限定するものではないが、望ましくは不織布から
なる袋を用いる。また、コンブ、クマザサ、柑橘類皮等
を視覚で認識できる網目状のものかティーバッグ用袋を
用いるのも好ましい。本発明では、コンブ、クマザサ柑
橘類の皮等をそのまま用いるため、粉砕品を袋詰めして
用いる場合のように輸送中または浴槽で袋から粉がこぼ
れ出るおそれがなく使用できる。
【0009】本発明の入浴剤の使用にあたっては一人用
浴槽に板状乾燥コンブ10g〜20g程度に、乾燥クマ
ザサ2g〜3g、乾燥柑橘類皮20g〜30gを用いる
ことが好ましい。お湯の温度は38〜40℃が適温であ
る。この程度の使用量でコンブに含まれる水溶性成分が
溶出して、湯の肌当たりが柔らかくなり、皮膚面に作用
して心地よい湯上がり感を得ることができる。また、こ
れを長期間使用することによってコンブやクマザサから
溶出する上記の各種成分が肌から吸収され人体に良い影
響が現れることが期待される。
【0010】
【実施例】幅約8cm,長さ約20cmのアラメと幅約
6cm,長さ約20cmのクマザサの葉2〜3枚を2つ
折りにしたもの、および伊予柑の乾燥皮約100cm2
を不織布袋に収納して入浴剤とした。これを一人浴槽用
として、40人のパネラーに各別の浴槽で入浴させた。
湯は毎回取り替え20日入浴してもらった。本発明入浴
剤を用いた風呂に入った人40人の浴後感は以下のよう
であった。
【0011】湯冷めがしにくい・・・・・40人 疲労回復感がある・・・・・36人 皮膚がなめらかになる・・・35人 湯の肌への感触がよい・・・40人 芳香性・香りがよい・・・・40人
【0012】
【発明の効果】上記したように、本発明の入浴剤は天然
物を素朴な状態で用いるものであり、安心感と浴後感に
優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明入浴剤の実施の1態様を示すものであ
る。
【図2】本発明入浴剤の別の実施の態様を示すものであ
る。
【符号の説明】
1:本発明入浴剤 2:コンブ 3:クマザサ 4:柑橘類乾燥皮 5:通水性袋

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 褐藻類コンブ科の植物を適当な大きさに
    折り曲げあるいは切断し、これを通水性袋に収納してな
    る入浴剤。
  2. 【請求項2】 褐藻類コンブ科の植物とササの葉とをそ
    れぞれ適当な大きさに折り曲げあるいは切断し、これを
    通水性袋に収納してなる入浴剤。
  3. 【請求項3】 褐藻類コンブ科の植物、ササの葉および
    柑橘類の乾燥皮とをそれぞれ適当な大きさに折り曲げあ
    るいは切断し、これを通水性袋に収納してなる入浴剤。
  4. 【請求項4】 褐藻類コンブ科の植物がコンブ、アラ
    メ、カジメのいずれかである請求項1〜3のいずれかに
    記載の入浴剤。
  5. 【請求項5】 ササがネマガリダケ、クマザサあるいは
    ヤダケのいずれかである請求項2〜4のいずれかに記載
    の入浴剤。
  6. 【請求項6】 柑橘類の乾燥皮が、伊予柑、橙、オレン
    ジ、温洲ミカン、ザボン、八朔、レモン、ライム、バレ
    ンシア、ユズ、バンベイユ、サンポウカン、キンカン、
    グレープフルーツのいずれかの乾燥皮である請求項3〜
    5のいずれかに記載の入浴剤。
  7. 【請求項7】 アラメを適当な大きさに折り曲げ、クマ
    ザサを同様に適当な大きさに折り曲げて通水性袋に収納
    してなる入浴剤。
  8. 【請求項8】 アラメを適当な大きさに折り曲げ、クマ
    ザサを同様に適当な大きさに折り曲げ、さらに伊予柑の
    乾燥皮を通水性袋に収納してなる入浴剤。
JP7047881A 1994-08-05 1995-02-14 入浴剤 Pending JPH0899866A (ja)

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JP7047881A JPH0899866A (ja) 1994-08-05 1995-02-14 入浴剤

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JP20450194 1994-08-05
JP6-204501 1994-08-05
JP7047881A JPH0899866A (ja) 1994-08-05 1995-02-14 入浴剤

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JPH0899866A true JPH0899866A (ja) 1996-04-16

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JP7047881A Pending JPH0899866A (ja) 1994-08-05 1995-02-14 入浴剤

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101426058B1 (ko) * 2012-04-30 2014-07-31 태림상사 (주) 천연 입욕제의 제조방법

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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