JPH0898950A - パチンコ台 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 パチンコ台の出玉を従来のように玉受皿より
取り出し、玉入箱に入れる必要がなく、パチンコ台及び
客席の足元もすっきりし、店全体の玉数も定量で済み、
諸経費も削減できるようにする。 【構成】 パチンコ台本体１の玉受皿２を通過する玉数
のカウンター６を玉受皿２と元管５を連絡する管４の途
中に設ける。パチンコ台本体１の側部に設けた出玉循環
装置７よりの出玉の取り出し玉数のカウンター９を出玉
循環装置７に設ける。両カウンター６、９を演算部１１
に接続する。演算部１１とパチンコ台本体１の上部に設
けた表示板１２を接続する。表示板１２に出玉残数表示
部１３及び箱数表示部１４を設ける。演算部１１と表示
片取り出し部１５を接続する。玉受皿２を通った玉の流
れる管４を元管５に連絡する。元管５と出玉循環装置７
を管８で連絡する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ台に関するも
のである。

【０００２】

【従来の技術】従来のパチンコ台は、買玉を受皿に入
れ、ゲームを開始し、出玉が玉受皿にいっぱいになる
と、玉受皿より出玉を取り出し、玉入箱に収容してい
る。そして、玉受皿の出玉が少なくなったり、なくなっ
た場合、玉入箱に収容した出玉を玉受皿にあけ使用して
いる。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】パチンコ店で玉入箱を
複数箱所持しパチンコをしている人をよく見かけるが、
玉入箱が増えると、パチンコ台の前に並べたり、足元に
置いたりしているため、玉入箱より玉がこぼれて床に転
がっていることが度々見られ、それ故従業員が時々掃除
をしなければならなく、面倒であると共に顧客の足元も
雑然としている。そして、ゲーム終了後、数個の玉入箱
の玉を大きな箱に一度にあけ、受付まで重量のある大き
な箱を運ぶのは、特に女性には困難で、従業員に運んで
もらっている。

【０００４】又、一台のパチンコ台で多くの出玉があれ
ば、店全体としてはそれだけ多くの玉数を確保しなけれ
ばならないと共に、玉入箱も多く必要とする。

【０００５】上記点より本発明は、多くの出玉があって
も顧客は出玉を玉入箱に入れる必要がなく、パチンコ台
及び客席の足元もすっきりし、店全体の玉数も定量で済
み、諸経費も削減することのできるパチンコ台を提供し
ようとするものである。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明パチンコ台は、本体の玉受皿を通過する玉数のカ
ウンターを有すると共に、本体の側部に設けた出玉循環
部よりの出玉の取り出し玉数のカウンターを有し、一方
両カウンターと接続する演算部を有し、該演算部は出玉
残数を表示する表示板に接続されると共に、演算部と接
続し終了時出玉残数の表示片が出る表示片取り出し部が
設けられていることを特徴とするものである。

【０００７】又、本発明はパチンコ台は、表示板に持玉
の収容状態を示す玉入箱が表示されていることを特徴と
するものである。

【０００８】

【作用】本発明パチンコ台の作用を説明すれば、本体の
玉受皿には買玉と出玉が通過するが、この玉受皿を通過
する玉数をカウンターで数える一方、玉受皿の買玉又は
出玉がなくなった場合、出玉循環部より玉受皿内に取り
出した玉数をカウンターで数え、両カウンターにより演
算部で出玉残数を計算する。そして、玉受皿を通過した
買玉及び出玉は元管へ循環する。

【０００９】演算部で計算された出玉残数は表示板に表
示される。したがって、顧客は表示板により自分の持玉
が現在どれだけか確実な玉数を知ることができる。又、
表示板には持玉の収容状態を示す玉入箱が表示されるの
で、玉入箱を所持している場合と同様の満足感を得るこ
とができる。

【００１０】そして、ゲーム終了時は表示片取り出し部
より持玉数を表示した表示片を取り出し、受付へ持って
行くものである。

【００１１】

【実施例】以下、本発明パチンコ台の一実施例を図面に
基づき説明する。図１は本発明パチンコ台の一実施例を
示す正面図である。而して、図中１はパチンコ台本体、
２はパチンコ台本体１の玉受皿である。玉受皿２にはパ
チンコ台本体１の側部に設けた貸玉機３よりの買玉とパ
チンコ台本体１よりの出玉が収容される。玉受皿２を通
過した玉は管４内を流れ、元管５へと循環する。管４の
途中には管４内を流れる玉を数えるカウンター６が設け
られている。

【００１２】パチンコ台本体１の側部には貸玉機３と共
に出玉循環装置７が設けられ、出玉循環装置７内には元
管５より定数以内の出玉が管８を通り再投入される。出
玉循環装置７には出玉循環装置７より玉受皿２内へ流れ
る出玉の取り出し玉数を数えるカウンター９が設けられ
ている。１０は出玉循環装置７の出玉取り出し用押しボ
タンである。

【００１３】１１は玉受皿２を通過した出玉数を数える
カウンター６と、出玉循環装置７よりの取り出し出玉数
を数えるカウンター９に接続し、出玉残数を計算する演
算部である。演算部１１で計算された出玉残数は、演算
部１１と接続するパチンコ台本体１上に設置した表示板
１２の出玉残数表示部１３に常時表示される。

【００１４】表示板１２には出玉残数表示部１３と共
に、出玉残数を玉入箱に収容した場合の持玉状態を示す
箱数表示部１４が電光表示されている。１５は演算部１
１と接続し、ゲーム終了時、出玉残数をプリントしたカ
ード又はレシート等の表示片が出る表示片取り出し部で
ある。１６は表示片取り出し部１５に連絡するゲーム終
了ボタン、１７は出玉有無表示ランプである。

【００１５】

【発明の効果】本発明によれば、出玉は従来のように玉
受皿より取り出し、玉入箱に収容することなく循環する
だけであるため、顧客及び従業員が重い玉入箱を運ぶ必
要がないと共に、店全体の玉数が定量で済むものであ
る。又、玉入箱がないため、パチンコ台及び客席の足元
がすっきりし、玉のこぼれることも防止され、床面の掃
除が少なくて済むものである。又、出玉残数は従来のよ
うに受付で玉をあけて始めて分かるのではなく、パチン
コ台で分かるので、景品を選ぶのにも予め選択が可能で
非常に便利である。又、店全体の玉数が定量で済むと共
に、玉入箱の準備も不要であることは従業員も少なくて
済み、諸経費の削減も可能である等効果の多い有用な発
明である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明パチンコ台の一実施例を示す正面図であ
る。

【符号の説明】

１ パチンコ台本体 ２ 玉受皿 ６ カウンター ７ 出玉循環装置 ９ カウンター １１ 演算部 １２ 表示板 １３ 出玉残数表示部 １４ 箱数表示部 １５ 表示片取り出し部

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 本体の玉受皿を通過する玉数のカウンタ
   ーを有すると共に、本体の側部に設けた出玉循環部より
   の出玉の取り出し玉数のカウンターを有し、一方両カウ
   ンターと接続する演算部を有し、該演算部は出玉残数を
   表示する表示板に接続されると共に、演算部と接続し終
   了時出玉残数の表示片が出る表示片取り出し部が設けら
   れていることを特徴とするパチンコ台。
2. 【請求項２】 表示板に持玉の収容状態を示す玉入箱が
   表示されていることを特徴とする請求項１記載のパチン
   コ台。