JPH0898573A - モータバイアス補正方式およびモータバイアス補正装置 - Google Patents

モータバイアス補正方式およびモータバイアス補正装置

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JPH0898573A
JPH0898573A JP6231633A JP23163394A JPH0898573A JP H0898573 A JPH0898573 A JP H0898573A JP 6231633 A JP6231633 A JP 6231633A JP 23163394 A JP23163394 A JP 23163394A JP H0898573 A JPH0898573 A JP H0898573A
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JP
Japan
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signal
motor
circuit
supplied
rotation speed
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JP6231633A
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Mario Takahashi
万里穂 高橋
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 負荷変動あるいは外乱などに対応できる動作
範囲の広いサーボ機構を提供すること。 【構成】 FG2からの信号と基準信号発生回路3から
の信号とを比較し、この比較結果をフィルタ回路10へ
供給する。加算回路11,12と遅延回路13と係数器
14とから成る低域補償用のフィルタ回路10の遅延回
路13を所定回毎にリセット回路41にてリセットす
る。リセットする直前の遅延回路13のデータを係数器
42を介して定数倍して、バイアス設定部21へ供給
し、補正値を所定回毎に更新する。この更新された値と
フィルタ回路10からの信号とを加算回路22にて加算
してD/A変換回路23,24を介して駆動手段30へ
バイアス信号を出力する。この信号に基づいて駆動手段
からモータへ駆動信号を供給する。この駆動信号により
駆動されるモータの回転速度をFG2にて検出して同様
の動作を繰り返す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーボ機構にてモータ
の回転を制御するモータ制御方式およびその方式を用い
たモータ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】VTR等では、映像信号が磁気信号に変
換され、磁気テープ上に記録ヘッドを用いて記録され
る。記録ヘッドあるいは再生ヘッドは、回転シリンダな
どに取り付けられており、この回転シリンダの回転速度
などは、モータで制御されている。
【0003】このようなモータの制御の一例を図2にブ
ロック図にて示す。
【0004】モータ1の回転速度を検出器にて検出し、
この検出信号に応じて周波数発電器(以下、FGとい
う)2から回転速度に応じた周波数を有するパルス状の
信号が出力される。このFG2からの信号と、基準信号
発生回路3からの信号とが比較回路4にて比較される。
基準信号発生回路3からは、所定の回転速度に応じた周
波数を有する信号が比較回路4に供給されている。この
比較回路3にて比較された比較結果が、次段のフィルタ
回路10へ供給される。フィルタ回路4は、加算回路5
と遅延回路6と係数器7とから成り、ここでループの応
答特性と周波数特性が決定される。この部分には特に低
域補償用のフィルタ回路10が設けられ、全体のループ
特性を低域で改善している。この部分はデジタルフィル
タで構成されており、離散信号の演算にてフィルタが構
成される。
【0005】フィルタ回路10は、IIRフィルタにて
構成されており、サーボループの補償特性をアナログ回
路で実現するものと同様に、デジタルフィルタにて構成
している。比較回路4からのデータがフィルタ10に
て、平均化され、さらにモータバイアス値と加算された
後、後段の駆動系へ供給される。なお、バイアス値は、
モータの特性に応じて決定されており、負荷特性から適
正な値があらかじめ、モータバイアス設定回路21に設
定されている。フィルタ回路10は、比較回路4からの
誤差信号に応じて、後段の駆動系へ誤差の検出信号Bを
供給している。バイアス設定値を中心にこの検出信号B
の誤差範囲で後段の駆動系が制御される。さらに、この
検出信号が次段のパルス幅変換変換回路(以下、PWM
変換回路という)23へ供給され、この検出信号に基づ
いてパルス幅が変調された信号がさらに次段のLPF2
4へ供給される。LPF24では、パルス幅に応じて、
入力信号を平滑化し、次段の駆動回路30へ平滑化され
た信号を出力する。このPWM回路23とLPF24と
でD/A変換部を構成している。モータ駆動回路30へ
このLPF24からの信号を供給することにより、モー
タ1へ適正な駆動信号が駆動回路から供給される構成と
なっている。モータ1は、この駆動信号に基づいて、回
転する。このモータの回転速度が、再び、検出器にて検
出され、上述の動作が繰り返される。このように、誤差
信号に応じて、モータ1の回転速度が速ければ遅い方
へ、遅ければ速い方へ制御するように信号が作成され、
駆動回路30へ供給されるため、所定の回転速度で回転
するように制御される。
【0006】以下、各部の信号に対応する符号A〜E,
X〜Zを用いて、詳細に動作を説明する。モータ1の回
転に同期してFG2から発生する信号Gは、回転速度デ
ータAになり、比較回路へ供給される。ここで基準信号
発生回路からの信号と比較され、比較結果がフィルタ回
路10へ出力される。フィルタ回路10では、この出力
信号から平均的な誤差信号を作成して、次段へ誤差の検
出信号Bを供給する。この検出信号Bとモータバイアス
設定回路21からのバイアス値Xが加算回路22で加算
された後、PWM変換回路23へ供給される。さらに、
LPF24を介して回転速度との誤差に応じた信号Eが
モータ駆動回路30へ供給される。この信号Eに応じ
て、駆動回路30は、モータ1へ駆動信号を与える。こ
の信号により、モータ1は、所定の速度で回転する。
【0007】さて、ここでモータバイアスを設定する信
号Eは、モータの負荷により、決まる値であるが、今こ
の定格時の値をE’とする。
【0008】サーボがかかった状態は、通常、速度デー
タと速度目標値は一致するため、基準信号発生器3から
の周波数とFG1からの周波数は一致する。したがっ
て、
【式1】A=0 となる。ここで、簡単の為、PWMとLPFの変換率を
それぞれ1とすると、モータバイアス値が設定されてい
ない場合、すなわちX=0のときに、モータを駆動する
ために必要なE’を得るには
【0009】
【式2】B=C=E’ となる。
【0010】上述の通り、比較回路4からの誤差信号
は、検出されておらず、A=0であるから
【0011】
【式3】Y=E’ となり、
【0012】
【式4】Z=E’/K となる。すなわち、モータバイアス値が設定されていな
い場合(X=0)のときは、遅延回路の出力データZで
必要な信号E’を供給することになる。たとえば、デジ
タルフィルタ10の遅延回路12が、16ビットの場
合、215すなわち±32768しかないため、このよう
に定格状態でオフセットしていると、負荷変動時、オー
バーフローしやすくなる。このため、通常は、定格時の
遅延回路12の出力データZが0となるようにCでモー
タバイアス値Xを加算している。この例では、
【0013】
【式5】X=E’ と設定することにより、定格時のZを0となるようにし
ている。
【0014】しかしながら、このような構成では、モー
タのばらつき、負荷の変動、回転速度を変えた場合な
ど、データEに変動が起きた場合、追随特性などからル
ープの動作範囲がレンジオーバとなることなどが予想さ
れる。特に、遅延回路にてオフセットしてこのような変
動に対応した場合、遅延回路のダイナミックレンジが非
常にせまくなり、最悪遅延回路がオーバーフローすると
いう問題がある。また、低域改善用に設けられたフィル
タがオーバーフロー時に最大値を加算するのみの定数要
素となるため、低域補償の役目を果たせなくなり、最
悪、サーボがかからなくなるという問題があった。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、負荷変動
あるいは外乱に対応するため、遅延回路をオフセットし
て対処するとオーバーフローが起きやすく、ダイナミッ
クレンジが狭くなるばかりでなく、オーバーフローが起
きた場合、遅延回路が最大値に固定されるため、低域補
償回路としての機能を果たさなくなるという問題があっ
た。
【0016】そこで、本発明はこのような問題に鑑み、
負荷変動あるいは外乱などに対応できる動作範囲の広い
サーボ機構を提供することを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のモータバ
イアス補正装置は、モータと、モータを駆動する駆動手
段と、モータの回転速度を検出し、この回転速度に応じ
た検出信号を出力する回転速度検出手段と、基準信号発
生手段と、前記基準信号発生手段からの基準信号と前記
回転速度検出手段からの検出信号とを比較し、誤差に応
じて誤差データを出力する比較手段と、リセット可能な
遅延回路と、前記比較手段から供給される信号が一方の
入力端子へ直接、供給され、出力端子から前記遅延回路
を介して帰還信号が他方の入力端子へ供給される第1の
加算回路と、前記比較手段から供給される信号が一方の
入力端子へ直接供給され、前記第1の加算回路からの出
力信号が係数器を介して他方の入力端子へ供給される第
2の加算回路とから成るディジタルフィルタと、前記デ
ィジタルフィルタからの誤差信号の偏差が最小なる時に
モータへ適正値を供給するように設定された補正手段を
備え、前記ディジタルフィルタからの信号とこの補正手
段からの信号とが第3の加算回路にて加算され、前記偏
差がなくなるようにモータ駆動手段へモータの回転速度
を制御するための制御信号をアナログ信号に変換して供
給するバイアス設定手段とを具備し、所定回数毎に前記
遅延回路の出力信号を前記係数器と同じ係数倍して前記
補正手段へ供給し、前記補正手段の内容をこの出力信号
に書き換えるとともに書き換えた直後に前記遅延回路を
リセットして、第3の加算回路から出力される出力信号
を常に前記補正手段の設定値近傍になるように補正する
ことを特徴とする補正方式。
【0018】請求項2記載のモータバイアス補正装置
は、モータと、モータを駆動する駆動手段と、モータの
回転速度を検出し、この回転速度に応じた検出信号を出
力する回転速度検出手段と、基準信号発生手段と、前記
基準信号発生手段からの基準信号と前記回転速度検出手
段からの検出信号とを比較する比較手段と、リセット可
能な遅延回路と、前記比較手段から供給される信号が一
方の入力端子へ直接、供給され、出力端子から前記遅延
回路を介して帰還信号が他方の入力端子へ供給される第
1の加算回路と、前記比較手段から供給される信号が一
方の入力端子へ直接供給され、前記第1の加算回路から
の出力信号が係数器を介して他方の入力端子へ供給され
る第2の加算回路とから成るディジタルフィルタと、前
記ディジタルフィルタからの誤差信号の偏差が最小なる
時にモータへ適正値を供給するように設定された補正手
段を備え、前記ディジタルフィルタからの信号とこの補
正手段からの信号と第3の加算回路にてが加算され、前
記偏差がなくなるようにモータ駆動手段へモータの回転
速度を制御するための制御信号をアナログ信号に変換し
て供給するバイアス設定手段と、前記遅延回路からの信
号を所定期間毎に前記補正手段へ供給して補正手段の内
容を書き換える一方、書換えが終了した直後に前記遅延
回路をリセットするバイアス補正手段と、を具備したこ
とを特徴とするものである。
【0019】請求項3記載のモータバイアス補正装置
は、請求項2記載のモータバイアス補正手段は、回転速
度検出手段からの検出信号を計数し、所定の計数値毎に
遅延回路へリセット信号を出力するカウンタと、前記カ
ウンタの所定の計数値のときのみ、所定の計数値になる
直前の遅延回路の出力信号を前記デジタルフィルタの係
数器と同じ係数を持つ係数器を介して補正手段へ供給
し、補正手段の内容を書き換える手段と、をから成るこ
と特徴とする請求項2記載のモータバイアス補正装置。
【0020】
【作用】本発明においては、定常時に出力データが0近
傍で動作するように遅延回路を設定できるため、ダイナ
ミックレンジを拡大できる。
【0021】
【実施例】図1は本発明のモータバイアス補正方式の一
実施例である。図2と同様の構成要素には、同一の符号
を付して説明を加える。図2のブロック図に、バイアス
補正手段40が付加された以外、図2の回路と同様であ
る。バイアス補正手段40は、リセット回路41と係数
器42を備えており、所定の期間毎に、動作するように
構成されている。リセット回路41は、たとえば、カウ
ンタ41で構成され、FG2からの信号をカウントし、
所定のカウント値になったところで、遅延回路12へリ
セット信号を供給する。また、係数器42を介して、カ
ウンタの計数値が所定の値になったときのみ、モータバ
イアス設定部21へ遅延回路12の出力信号を供給し
て、モータバイアス設定回路21の値を書き換える構成
になっている。
【0022】図1の動作を説明する。モータ1の回転速
度を検出器にて検出し、図2と同様の動作を行ってい
る。◎本実施例では、バイアス設定部21の設定を更新
できる構成となっており、これを所定の期間毎に行って
いる。
【0023】リセット回路たとえばカウンタ41は、所
定の期間毎にリセット信号を遅延回路13へ与えてお
り、この信号により遅延回路13はリセットされ、出力
【式6】Z=0 となる。このリセット信号は、FG2からの信号をカウ
ンタ41でカウントすることにより、作成され、所定の
回数毎にリセット信号を遅延回路13のリセット端子へ
供給する。
【0024】このリセット信号を供給する直前に、バイ
アス補正手段40は、遅延回路13のデータをに基づ
き、このデータをフィルタ10の比例要素と同じだけ、
定数倍してバイアス設定回路へ出力する。この信号に基
づいて、新たなバイアス設定値がセットされる。
【0025】ブロック図に付した符号により、以下、詳
細に説明を加える。定格負荷時のモータ駆動回路への出
力信号を
【0026】
【式7】E=E’ とする。また、モータバイアス値の初期値を
【0027】
【式8】X=E’ とする。
【0028】まず、FG2からの出力信号をカウントす
る。今、このカウント値をFGNとする。FGNが20
の整数倍でない場合、そのまま動作を続け、FGNが2
0の整数倍のときのみモータバイアス値の更新を行う。
【0029】FGNが20の整数倍の場合、モータバイ
アス値を次式で示すように書き換える。
【0030】
【式9】E’+Z*K←E’ に書き換える。このとき、遅延回路13の出力は、Z=
0になっており、フィルタ特性は、この出力との演算に
より決定されている。この動作を20回毎に繰り返し行
う。
【0031】定格負荷で安定している場合には、遅延回
路13は、出力が0近傍で動作しており、
【0032】
【式10】X=E’ となる。したがって、従来の動作と変わりなく、サーボ
ループが動作する。
【0033】次に、負荷が突然大きくなり、駆動回路へ
の出力信号が2倍になったときの本実施例の動作を説明
する。負荷が2倍になったときの駆動回路30への出力
信号を
【0034】
【式11】E=2E’ とする。上記動作と同様に、FGNが20の倍数でない
場合は、従来と同様に遅延回路13がオフセットして動
作する。遅延回路13の出力は、
【0035】
【式12】Z=E’/K となる。ここで、FGNが20の倍数となったとき、付
加したバイアス補正手段40にてモータバイアス部21
のバイアス値を書き換える。
【0036】まず、モータバイアス設定部の値を出力信
号に書き換える。遅延回路からの出力信号に基づいて、
モータバイアス部の値は、式8で示されるように書き換
えられる。すなわち
【0037】
【式12】E’+Z*K←E’ 一方、式11よりZ=E’/Kであるから、これを式1
1に代入すると、次式が得られ、
【0038】
【式13】E=E’+(E’/K)*K=2E’ となり、負荷の変動した値へモータバイアス設定部21
の設定値を更新することができ、このバイアス値を中心
にループを構成することができる。
【0039】その後、遅延回路13の出力Zをリセット
して、0とする。
【0040】したがって、負荷が変わっても、20回毎
にモータバイアス値を更新できるため、オーバーフロー
することもなく、常に遅延回路13の出力は、0近傍で
動作するようになる。
【0041】このような構成にすることにより、遅延回
路13がオーバーフロすることもなく、動作範囲を拡大
できる。なお、デジタルフィルタ10は、たとえば、マ
イクロプロセッサあるいはDSPで構成され、処理はソ
フトウエアにて実現されている。
【0042】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、所定
の期間毎に遅延回路をリセットするため、遅延回路のデ
ータがオーバーフローせず、ダイナミックレンジが有効
に使用できるため、予想しているフィルタの特性が常に
得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるモータバイアス補正方式を示すブ
ロック図ある。
【図2】従来のモータ補正方式を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1…モータ 2…FG 10…デジタルフィルタ 20…バイアス設定手段 30…駆動手段 40…バイアス補正手段 41…リセット回路 42…係数器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータと、 モータを駆動する駆動手段と、 モータの回転速度を検出し、この回転速度に応じた検出
    信号を出力する回転速度検出手段と、 基準信号発生手段と、 前記基準信号発生手段からの基準信号と前記回転速度検
    出手段からの検出信号とを比較し、誤差に応じて誤差デ
    ータを出力する比較手段と、 リセット可能な遅延回路と、前記比較手段から供給され
    る信号が一方の入力端子へ直接、供給され、出力端子か
    ら前記遅延回路を介して帰還信号が他方の入力端子へ供
    給される第1の加算回路と、前記比較手段から供給され
    る信号が一方の入力端子へ直接供給され、前記第1の加
    算回路からの出力信号が係数器を介して他方の入力端子
    へ供給される第2の加算回路とから成るディジタルフィ
    ルタと、 前記ディジタルフィルタからの誤差信号の偏差が最小な
    る時にモータへ適正値を供給するように設定された補正
    手段を備え、前記ディジタルフィルタからの信号とこの
    補正手段からの信号とが第3の加算回路にて加算され、
    前記偏差がなくなるようにモータ駆動手段へモータの回
    転速度を制御するための制御信号をアナログ信号に変換
    して供給するバイアス設定手段とを具備し、 所定回数毎に前記遅延回路の出力信号を前記係数器と同
    じ係数倍して前記補正手段へ供給し、前記補正手段の内
    容をこの係数倍した出力信号に書き換えるとともに書き
    換えた直後に前記遅延回路をリセットして、第3の加算
    回路から出力される出力信号を常に前記補正手段の設定
    値近傍になるように補正することを特徴とする補正方
    式。
  2. 【請求項2】モータと、 モータを駆動する駆動手段と、 モータの回転速度を検出し、この回転速度に応じた検出
    信号を出力する回転速度検出手段と、 基準信号発生手段と、 前記基準信号発生手段からの基準信号と前記回転速度検
    出手段からの検出信号とを比較する比較手段と、 リセット可能な遅延回路と、前記比較手段から供給され
    る信号が一方の入力端子へ直接、供給され、出力端子か
    ら前記遅延回路を介して帰還信号が他方の入力端子へ供
    給される第1の加算回路と、前記比較手段から供給され
    る信号が一方の入力端子へ直接供給され、前記第1の加
    算回路からの出力信号が係数器を介して他方の入力端子
    へ供給される第2の加算回路とから成るディジタルフィ
    ルタと、 前記ディジタルフィルタからの誤差信号の偏差が最小な
    る時にモータへ適正値を供給するように設定された補正
    手段を備え、前記ディジタルフィルタからの信号とこの
    補正手段からの信号と第3の加算回路にてが加算され、
    前記偏差がなくなるようにモータ駆動手段へモータの回
    転速度を制御するための制御信号をアナログ信号に変換
    して供給するバイアス設定手段と、 前記遅延回路からの信号を所定期間毎に前記補正手段へ
    供給して補正手段の内容を書き換える一方、書換えが終
    了した直後に前記遅延回路をリセットするバイアス補正
    手段と、 を具備したことを特徴とするモータバイアス補正装置。
  3. 【請求項3】前記バイアス補正手段は、 回転速度検出手段からの検出信号を計数し、所定の計数
    値毎に遅延回路へリセット信号を出力するカウンタと、 前記カウンタの所定の計数値のときのみ、所定の計数値
    になる直前の遅延回路の出力信号を前記デジタルフィル
    タの係数器と同じ係数を持つ係数器を介して補正手段へ
    供給し、補正手段の内容を書き換える手段と、 を具備したことを特徴とする請求項2記載のモータバイ
    アス補正装置。
JP6231633A 1994-09-27 1994-09-27 モータバイアス補正方式およびモータバイアス補正装置 Pending JPH0898573A (ja)

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