JPH0898466A - 電動機 - Google Patents

電動機

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JPH0898466A
JPH0898466A JP6225283A JP22528394A JPH0898466A JP H0898466 A JPH0898466 A JP H0898466A JP 6225283 A JP6225283 A JP 6225283A JP 22528394 A JP22528394 A JP 22528394A JP H0898466 A JPH0898466 A JP H0898466A
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JP
Japan
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prevention device
cover
resin
temperature rise
slide
Prior art date
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Pending
Application number
JP6225283A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Suzuki
孝史 鈴木
Hiroyuki Okudera
浩之 奥寺
Yuji Kawai
裕司 河合
Koji Mori
幸司 森
Yuji Soma
裕治 相馬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0898466A publication Critical patent/JPH0898466A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電動機の温度過昇防止装置の取付構造に関
し、固定子の樹脂モールド部に温度過昇防止装置を隙間
をなくし固定でき、動作点のバラツキが少なく、工数と
材料費を削減した電動機を提供することを目的とする。 【構成】 巻線を巻装した固定子鉄心の外周を樹脂モー
ルドし、同樹脂モールド部3の外周に、相対向する略逆
L字状のリブにより軸方向に保持部3Aを形成する一
方、両側に溝部を設け、温度過昇防止装置4を収容する
収容部と、同収容部の両側面に前記溝部に対応するスラ
イド部5bと、ストッパと、前記両側面の上端に、装着
方向に突出し前記樹脂モールド部のリブの一端に係止す
る係止爪とを一体に形成したカバー5を設け、前記温度
過昇防止装置を前記収容部に収容し、前記スライド部を
前記溝部に装着することにより、前記温度過昇防止装置
を前記樹脂モールド部に固定してなることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電動機に係り、詳しくは
モールドモータの温度過昇防止装置の取付構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、樹脂モールドされた電動機におい
て、温度過昇防止装置の取付構造は、図8の平面図及び
そのDD’断面図の図7に示すように、樹脂で成型され
た固定子の樹脂モールド部3の外周面に同時成形にて設
けられたホルダー12と、温度過昇防止装置4を押さえ
る金具13とにより構成される。ここで、前記ホルダー
には、前記金具を固定するリブ12bが設けられてお
り、金具13には、前記リブと嵌合するために両端が折
り曲げられている。また、温度過昇防止装置4は、絶縁
物にて絶縁され、ホルダーの凹部12aに設置される。
更に、金具をリブを用いてスライドさせ、ホルダーに固
定されていた。この場合、図9に示すように、取付状態
による隙間14が発生し、前記温度過昇防止装置の動作
点のバラツキが大きく、正確な温度保護が困難であり、
発火・発煙を生じるという問題点を生じている。そし
て、電動機本体を平面上に置いたとき、前記金具が外力
を受け、前記温度過昇防止装置を破損するおそれがあ
る。また、取付作業は、前記温度過昇防止装置を取付た
後、金具を取り付ける必要があり、自動化が困難で省力
化ができず、工程のネックとなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題点に鑑みなされたもので、前記温度過昇防止装置を
前記樹脂モールド部に固定してなることを特徴とする電
動機の温度過昇防止装置の取付構造に関し、簡単な作業
で固定子の樹脂モールド部に温度過昇防止装置を隙間を
なくし固定でき、動作点のバラツキが少なく、前記温度
過昇防止装置をその取付カバーを取付けた後でも取付可
能で、工数と材料費を削減した電動機を提供することを
目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、巻線を巻装した固定子鉄心の外周を樹脂モールド
し、同樹脂モールド部の外周に、相対向する略逆L字状
のリブにより軸方向に保持部を形成する一方、両側に溝
部を設け、温度過昇防止装置を収容する収容部と、同収
容部の両側面に前記溝部に対応するスライド部と、同ス
ライド部の下端にストッパと、前記収容部の両側面の上
端に、装着方向に突出し前記樹脂モールド部のリブの一
端に係止する係止爪とを一体に形成したカバーを設け、
前記温度過昇防止装置を前記収容部に収容し、前記スラ
イド部を前記溝部に装着することにより、前記温度過昇
防止装置を前記樹脂モールド部に固定してなることを特
徴とする。そして、前記カバーの収容部の横断面形状を
略コ字型に形成し、上面、右側面、左側面、及び下側面
で構成してなることを特徴とする。更に、前記カバーの
上面の内側に押圧部を形成してなることを特徴とする。
また、前記カバーの上面の上端に、装着方向に突出し、
前記温度過昇防止装置の一側を係止する係止部を形成し
てなることを特徴とする。
【0005】
【作用】前記のように電動機を形成したことにより、巻
線を巻装した固定子鉄心の外周を樹脂モールドし、同樹
脂モールド部の外周に、相対向する略逆L字状のリブに
より軸方向に保持部を形成する一方、両側に溝部を設
け、温度過昇防止装置を収容する収容部と、同収容部の
両側面に前記溝部に対応するスライド部と、同スライド
部の下端にストッパと、前記収容部の両側面の上端に、
装着方向に突出し前記樹脂モールド部のリブの一端に係
止する係止爪とを一体に形成したカバーを設け、前記温
度過昇防止装置を前記収容部に収容し、前記スライド部
を前記溝部に装着することにより、前記温度過昇防止装
置を前記樹脂モールド部に固定し、そして、前記カバー
の収容部の横断面形状を略コ字型に形成し、上面、右側
面、左側面、及び下側面で構成し、更に、前記カバーの
上面の内側に押圧部を形成し、また、前記カバーの上面
の上端に、装着方向に突出し、前記温度過昇防止装置の
一側を係止する係止部を形成してなるようにした。この
結果、固定子の樹脂モールド部に温度過昇防止装置を隙
間をなくして密着固定でき、動作点のバラツキが少な
く、前記温度過昇防止装置をその取付カバーを取付けた
後でも取付可能である。また、前記リブを下にして電動
機本体を平面上に置いたとき、前記カバーが、前記平面
より上側に位置する構造となる。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を添付図面を参照して詳細に
説明する。なお、従来例と同じ部分の符号は同一とす
る。以下、図2とそのAA’断面図の図1及び図3を併
せて参照し電動機の全体構成について説明する。固定子
鉄心1の歯部に巻線2を巻装した後、外周を樹脂モール
ドして樹脂モールド部3を形成する。ここで、前記樹脂
モールド部の外周に、相対向する略逆L字状のリブ3a
により軸方向に保持部3Aを形成する一方、両側に溝部
3bを設ける。次いで、温度過昇防止装置4を収容する
収容部5aと、同収容部の両側面に前記溝部に対応する
スライド部5bと、同スライド部の下端にストッパ5c
と、前記収容部の両側面の上端に、装着方向に突出し前
記樹脂モールド部のリブの一端に係止する係止爪5jと
を樹脂で一体に形成したカバー5を設ける。図3は、本
発明の構造を示す分解斜視図である。ここで、前記温度
過昇防止装置を前記収容部に収容し、前記スライド部
を、前記溝部に装着することにより、前記温度過昇防止
装置を前記樹脂モールド部の保持部に固定している。
【0007】以下、図4により、カバーについて説明す
る。前記カバーの収容部の横断面形状を略コ字型に形成
し、上面5d、右側面5e、左側面5f、及び下側面5
gで構成している。そして、前記カバーの上面の内側に
押圧部5iを形成している。更に、図4のBB’,C
C’の拡大断面図である図5,図6に示すように、前記
カバーの上面の上端に、装着方向に突出し、前記温度過
昇防止装置の一側を係止する係止部5hを形成してい
る。一方、上記の構成により、図2に示すEE’を平面
とし、前記リブを下にして電動機本体を平面上に置いた
とき、前記カバーが、前記平面より上側に位置し、前記
温度過昇防止装置が外力を受けないようになる。
【0008】
【発明の効果】以上のように本発明においては、巻線を
巻装した固定子鉄心の外周を樹脂モールドし、同樹脂モ
ールド部の外周に、相対向する略逆L字状のリブにより
軸方向に保持部を形成する一方、両側に溝部を設け、温
度過昇防止装置を収容する収容部と、同収容部の両側面
に前記溝部に対応するスライド部と、同スライド部の下
端にストッパと、前記収容部の両側面の上端に、装着方
向に突出し前記樹脂モールド部のリブの一端に係止する
係止爪とを一体に形成したカバーを設け、前記温度過昇
防止装置を前記収容部に収容し、前記スライド部を前記
溝部に装着することにより、前記温度過昇防止装置を前
記樹脂モールド部に固定し、そして、前記カバーの収容
部の横断面形状を略コ字型に形成し、上面、右側面、左
側面、及び下側面で構成し、更に、前記カバーの上面の
内側に押圧部を形成し、また、前記カバーの上面の上端
に、装着方向に突出し、前記温度過昇防止装置の一側を
係止する係止部を形成してなるようにしたので、簡単な
作業で固定子の樹脂モールド部に温度過昇防止装置を隙
間をなくし固定でき、動作点のバラツキが少なく、前記
温度過昇防止装置をその取付カバーを取付けた後でも取
付可能で、工数と材料費を削減することが可能となる。
また、前記リブを下にして電動機本体を平面上に置いた
とき、前記カバーが、前記平面より上側に位置する構造
となるため、前記温度過昇防止装置が外力を受けず、破
損を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電動機の一実施例の断面図であ
り、図2におけるAA’に対応する。
【図2】本発明による電動機の一実施例の平面図であ
る。
【図3】本発明による電動機の温度過昇防止装置、カバ
ー、樹脂モールド部の分解斜視図である。
【図4】本発明による電動機の温度過昇防止装置のカバ
ーの拡大斜視図である。
【図5】図4のカバーのBB’における要部拡大断面図
である。
【図6】図4のカバーのCC’における要部拡大断面図
である。
【図7】従来の電動機の断面図であり、図8におけるD
D’に対応する。
【図8】従来の電動機の平面図である。
【図9】図7の要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 固定子鉄心 2 巻線 3 樹脂モールド部 3A 保持部 3a リブ 3b 溝部 4 温度過昇防止装置 5 カバー 5a 収容部 5b スライド部 5c ストッパ 5d 上面 5e 右側面 5f 左側面 5g 下側面 5h 係止部 5i 押圧部 5j 係止爪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 幸司 川崎市高津区末長1116番地 株式会社富士 通ゼネラル内 (72)発明者 相馬 裕治 川崎市高津区末長1116番地 株式会社富士 通ゼネラル内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻線を巻装した固定子鉄心の外周を樹脂
    モールドし、同樹脂モールド部の外周に、相対向する略
    逆L字状のリブにより軸方向に保持部を形成する一方、
    両側に溝部を設け、 温度過昇防止装置を収容する収容部と、同収容部の両側
    面に前記溝部に対応するスライド部と、同スライド部の
    下端にストッパと、前記収容部の両側面の上端に、装着
    方向に突出し前記樹脂モールド部のリブの一端に係止す
    る係止爪とを一体に形成したカバーを設け、 前記温度過昇防止装置を前記収容部に収容し、前記スラ
    イド部を前記溝部に装着することにより、前記温度過昇
    防止装置を前記樹脂モールド部に固定してなることを特
    徴とする電動機。
  2. 【請求項2】 前記カバーの収容部の横断面形状を略コ
    字型に形成し、上面、右側面、左側面、及び下側面で構
    成してなることを特徴とする請求項1記載の電動機。
  3. 【請求項3】 前記カバーの上面の内側に押圧部を形成
    してなることを特徴とする請求項2記載の電動機。
  4. 【請求項4】 前記カバーの上面の上端に、装着方向に
    突出し、前記温度過昇防止装置の一側を係止する係止部
    を形成してなることを特徴とする請求項2記載の電動
    機。
JP6225283A 1994-09-20 1994-09-20 電動機 Pending JPH0898466A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010154600A (ja) * 2008-12-24 2010-07-08 Toyota Motor Corp 回転電機ステータへの温度センサの取付構造および取付方法
WO2020175349A1 (ja) * 2019-02-28 2020-09-03 株式会社明電舎 回転電機の温度検出素子の取付構造
EP4293880A1 (de) * 2022-06-15 2023-12-20 Vorwerk & Co. Interholding GmbH Elektromotor, küchenmaschine und herstellungsverfahren

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CN113474977B (zh) * 2019-02-28 2022-05-17 株式会社明电舍 旋转电机的温度检测元件的安装结构
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