JPH0898447A - ブラシレスモータ - Google Patents
ブラシレスモータInfo
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- JPH0898447A JPH0898447A JP25466294A JP25466294A JPH0898447A JP H0898447 A JPH0898447 A JP H0898447A JP 25466294 A JP25466294 A JP 25466294A JP 25466294 A JP25466294 A JP 25466294A JP H0898447 A JPH0898447 A JP H0898447A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brushless motor
- wall surface
- oil
- sliding bearing
- hanging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Brushless Motors (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 組付けが容易でかつオイル漏れを確実に防止
することが出来るブラシレスモータを提供する。 【構成】 ハウジング2の円筒部1に収容されており、
かつ油を含浸されているすべり軸受け3によって回転自
在に支持された軸4を備えたブラシレスモータであっ
て、該すべり軸受け3が、該軸4の中心部分に近接した
部分に凹み12を有しており、ロータ5と、該すべり軸
受け3との間において、油を受け止める油受け溝を有
し、該軸4には、該すべり軸受け3の凹み12部分にお
いて、抜け止め防止部材52が係合されており、ステー
タ6に装着されるインシュレータ部材31には、前記油
受け溝が設けられており、該インシュレータ部材31
が、該円筒部1の先端部へ超音波溶着されている。
することが出来るブラシレスモータを提供する。 【構成】 ハウジング2の円筒部1に収容されており、
かつ油を含浸されているすべり軸受け3によって回転自
在に支持された軸4を備えたブラシレスモータであっ
て、該すべり軸受け3が、該軸4の中心部分に近接した
部分に凹み12を有しており、ロータ5と、該すべり軸
受け3との間において、油を受け止める油受け溝を有
し、該軸4には、該すべり軸受け3の凹み12部分にお
いて、抜け止め防止部材52が係合されており、ステー
タ6に装着されるインシュレータ部材31には、前記油
受け溝が設けられており、該インシュレータ部材31
が、該円筒部1の先端部へ超音波溶着されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はブラシレスモータ、特に
組付けが容易でかつオイル漏れを確実に防止することが
出来るブラシレスモータに関する。
組付けが容易でかつオイル漏れを確実に防止することが
出来るブラシレスモータに関する。
【0002】
【従来の技術】ロータを保持する軸がハウジングの円筒
部に回転自在に挿入されているブラシレスモータにおい
ては、一般に該軸が円筒部に内嵌された高価な玉軸受け
により枢支されていた。しかし、最近の技術及び素材の
発展により、このような高価な玉軸受けの代わりに、油
を含浸した円筒形のスリーブ軸受け(すべり軸受け)に
より該軸を支持するものが提案されている。このような
モータは構造全体が一般に容易となりかつまた安価であ
るが、モータを反転状態(ハウジングの円筒部の先端開
口部が下向きとなる状態)で使用するとき、スリーブ軸
受けに含浸した油が滴下するため、円筒部にこの油を受
けるためのキャップを付設していた。しかしながら、油
の滴下量が多くなると、キャップの油収容部分から油が
漏れ出すという心配があった。このため、出願人は先に
構造が簡単でかつすべり軸受けに含浸された油が外部に
流出しないような構造を有するブラシレスモータについ
て開示した(特願平5−187248号)。
部に回転自在に挿入されているブラシレスモータにおい
ては、一般に該軸が円筒部に内嵌された高価な玉軸受け
により枢支されていた。しかし、最近の技術及び素材の
発展により、このような高価な玉軸受けの代わりに、油
を含浸した円筒形のスリーブ軸受け(すべり軸受け)に
より該軸を支持するものが提案されている。このような
モータは構造全体が一般に容易となりかつまた安価であ
るが、モータを反転状態(ハウジングの円筒部の先端開
口部が下向きとなる状態)で使用するとき、スリーブ軸
受けに含浸した油が滴下するため、円筒部にこの油を受
けるためのキャップを付設していた。しかしながら、油
の滴下量が多くなると、キャップの油収容部分から油が
漏れ出すという心配があった。このため、出願人は先に
構造が簡単でかつすべり軸受けに含浸された油が外部に
流出しないような構造を有するブラシレスモータについ
て開示した(特願平5−187248号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この先の出願は、すべ
り軸受けに含浸された油が外部に流出しない特殊な構造
を有する点で極めて優れたブラシレスモータを提供して
いる。しかしながら、ハウジングの円筒部にキャップ又
はインシュレータを取り付けるための溝又は係合突起等
を多く加工する必要があり、その加工が困難であった。
係る複雑な加工作業のために円筒部の真円度に変化が生
じ、そのためブラシレスモータの回転に多少の歪みが発
生するという心配があった。その上、そのような部分へ
の組付けが組付け作業を複雑なものとしていた。
り軸受けに含浸された油が外部に流出しない特殊な構造
を有する点で極めて優れたブラシレスモータを提供して
いる。しかしながら、ハウジングの円筒部にキャップ又
はインシュレータを取り付けるための溝又は係合突起等
を多く加工する必要があり、その加工が困難であった。
係る複雑な加工作業のために円筒部の真円度に変化が生
じ、そのためブラシレスモータの回転に多少の歪みが発
生するという心配があった。その上、そのような部分へ
の組付けが組付け作業を複雑なものとしていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、係る課題を
解決するため、キャップと一体をなすインシュレータを
円筒部に対して超音波溶着によって接続固定している。
また円筒部には部品の組付け位置特定の手段としての段
部のみを形成し、当該円筒部の加工を極めて容易にし
た。
解決するため、キャップと一体をなすインシュレータを
円筒部に対して超音波溶着によって接続固定している。
また円筒部には部品の組付け位置特定の手段としての段
部のみを形成し、当該円筒部の加工を極めて容易にし
た。
【0005】
【作用】円筒部の内側及び外側に形成された段部及び抜
け止め防止部材が、部品組付け時のそれぞれの部材の位
置を特定するためこの部品の位置決めを容易にする。更
に、インシュレータが円筒部へ超音波溶着によって固定
されるので、両者の組付け固定が迅速かつ確実に達成出
来る。また、インシュレータがすべり軸受けからの油を
受ける油受け溝を同時に構成しているので、部品点数が
少なくてすむ。更にまた、抜け止め防止部材が軸受けか
ら滴下する油を確実に油受け溝内へ案内しかつまたボス
部分の突出部が確実に滴下した油を軸受けへ戻すので、
油がブラシレスモータの外部へ漏れるのを防止する。ま
た、抜け止め防止部材の拡径部が、インシュレータの内
側垂下部に衝接するためこのブラシレスモータにおける
ロータ等の回転要素がハウジング等の固定要素から抜け
出すことを完全に不可能にしている。
け止め防止部材が、部品組付け時のそれぞれの部材の位
置を特定するためこの部品の位置決めを容易にする。更
に、インシュレータが円筒部へ超音波溶着によって固定
されるので、両者の組付け固定が迅速かつ確実に達成出
来る。また、インシュレータがすべり軸受けからの油を
受ける油受け溝を同時に構成しているので、部品点数が
少なくてすむ。更にまた、抜け止め防止部材が軸受けか
ら滴下する油を確実に油受け溝内へ案内しかつまたボス
部分の突出部が確実に滴下した油を軸受けへ戻すので、
油がブラシレスモータの外部へ漏れるのを防止する。ま
た、抜け止め防止部材の拡径部が、インシュレータの内
側垂下部に衝接するためこのブラシレスモータにおける
ロータ等の回転要素がハウジング等の固定要素から抜け
出すことを完全に不可能にしている。
【0006】
【実施例】図1は本発明に係るブラシレスモータを使用
した装置の一例としてのファン装置を示している。この
ファン装置は、中央部に軸受け用の円筒部1を一体的に
有しているハウジング2と、該ハウジング2の円筒部1
に収容されているすべり軸受け3と、このすべり軸受け
3に回転自在に支持されている軸4と、該軸4の一端部
が中央のボス部分14に挿入固定されかつ外周辺部分に
ブレード(図示なし)が取り付けてあるロータ5と、前
記円筒部1に外嵌固定されているステータ6と、該ステ
ータ6に対置する位置において前記ロータ5の内周面に
固定されたヨーク7を介して固着されているロータマグ
ネット8と、を備えている。
した装置の一例としてのファン装置を示している。この
ファン装置は、中央部に軸受け用の円筒部1を一体的に
有しているハウジング2と、該ハウジング2の円筒部1
に収容されているすべり軸受け3と、このすべり軸受け
3に回転自在に支持されている軸4と、該軸4の一端部
が中央のボス部分14に挿入固定されかつ外周辺部分に
ブレード(図示なし)が取り付けてあるロータ5と、前
記円筒部1に外嵌固定されているステータ6と、該ステ
ータ6に対置する位置において前記ロータ5の内周面に
固定されたヨーク7を介して固着されているロータマグ
ネット8と、を備えている。
【0007】ハウジング2の円筒部1は、一端が開放し
他端がハウジング2の底壁部9にて閉じた有底円筒形状
となっており、該ハウジング2と円筒部1とは好ましく
は合成樹脂によって一体的に成型されている。この底壁
部9の中心部には凹み10が形成されており、この凹み
10内には、軸4の他端部の球面加工された端部を受け
るためのスラスト受け部材11が収容されている。この
スラスト受け部材11は例えばPPS系樹脂の複合材料
から構成されている。これにより、軸4はスラスト受け
部材11とすべり軸受け3とにより安定した状態で円滑
にその軸心周りを静かに高速で回転することが出来る。
他端がハウジング2の底壁部9にて閉じた有底円筒形状
となっており、該ハウジング2と円筒部1とは好ましく
は合成樹脂によって一体的に成型されている。この底壁
部9の中心部には凹み10が形成されており、この凹み
10内には、軸4の他端部の球面加工された端部を受け
るためのスラスト受け部材11が収容されている。この
スラスト受け部材11は例えばPPS系樹脂の複合材料
から構成されている。これにより、軸4はスラスト受け
部材11とすべり軸受け3とにより安定した状態で円滑
にその軸心周りを静かに高速で回転することが出来る。
【0008】なお、このハウジング2の円筒部1内に収
容されており、前記軸4を円滑に回転支持している、前
記すべり軸受け3は、好ましくは油が含浸された多孔質
材である焼結金属等で構成されている。このすべり軸受
け3は、図1において上方に示す部分において、半径方
向中心部分に近い部分が浅く削り取られ凹部12が形成
されている。このすべり軸受け3は、前記特願平5−1
87248号に示すように、外径側に配設したスリーブ
軸受けと、内径側に配設した短円筒体のメタル軸受け
と、により構成し、かつスリーブ軸受けを油の含浸量を
重視して含油量を多くし、メタル軸受けを耐摩耗性を重
視して含油量を少なくするように設けることも出来る。
容されており、前記軸4を円滑に回転支持している、前
記すべり軸受け3は、好ましくは油が含浸された多孔質
材である焼結金属等で構成されている。このすべり軸受
け3は、図1において上方に示す部分において、半径方
向中心部分に近い部分が浅く削り取られ凹部12が形成
されている。このすべり軸受け3は、前記特願平5−1
87248号に示すように、外径側に配設したスリーブ
軸受けと、内径側に配設した短円筒体のメタル軸受け
と、により構成し、かつスリーブ軸受けを油の含浸量を
重視して含油量を多くし、メタル軸受けを耐摩耗性を重
視して含油量を少なくするように設けることも出来る。
【0009】図1に示すように、ハウジング2の円筒部
1は、立ち上げ外壁面20と立ち上げ内壁面23とを有
して、ハウジング2から概ね一定の肉厚を持って立ち上
がっている。該立ち上げ外壁面20は円筒部1の中間部
から端部にかけて僅かに縮径された縮径外壁面21を構
成している。この立ち上げ外壁面20と縮径外壁面21
との間には外側段部22が形成されている。また立ち上
げ内壁面23は円筒部1の上方部にて僅かに拡径された
拡径内壁面24を構成している。立ち上げ内壁面23と
拡径内壁面24との間には内側段部25が形成されてい
る。この縮径外壁面21と拡径内壁面24とは円筒部1
の開放頂端部に至る薄肉の開放端部26を提供してい
る。
1は、立ち上げ外壁面20と立ち上げ内壁面23とを有
して、ハウジング2から概ね一定の肉厚を持って立ち上
がっている。該立ち上げ外壁面20は円筒部1の中間部
から端部にかけて僅かに縮径された縮径外壁面21を構
成している。この立ち上げ外壁面20と縮径外壁面21
との間には外側段部22が形成されている。また立ち上
げ内壁面23は円筒部1の上方部にて僅かに拡径された
拡径内壁面24を構成している。立ち上げ内壁面23と
拡径内壁面24との間には内側段部25が形成されてい
る。この縮径外壁面21と拡径内壁面24とは円筒部1
の開放頂端部に至る薄肉の開放端部26を提供してい
る。
【0010】円筒部1の外周部の外側段部22によって
当該円筒部へ嵌合保持されているステータ6は、複数枚
の薄板状コアが積層されたステータコア30と、これら
のステータコア30に装着されるインシュレータと、こ
のインシュレータが装着された状態のステータコア30
に巻設されているコイル33と、により構成されてい
る。実施例では、インシュレータは、相互に装着される
一対のインシュレータ部材31、32から構成されてい
る。
当該円筒部へ嵌合保持されているステータ6は、複数枚
の薄板状コアが積層されたステータコア30と、これら
のステータコア30に装着されるインシュレータと、こ
のインシュレータが装着された状態のステータコア30
に巻設されているコイル33と、により構成されてい
る。実施例では、インシュレータは、相互に装着される
一対のインシュレータ部材31、32から構成されてい
る。
【0011】図1において、ステータコア30の上側に
あるインシュレータ部材31は、外側縁部から立ち上が
っている環状の外側立ち上げ部35と、内側縁部から垂
下している環状の内側垂下部36と、外側立ち上げ部3
5と内側垂下部36との間にある肉厚の環状の中間垂下
部37と、外側立ち上げ部35の下部と中間垂下部37
の下部とを連結している環状に広がる平坦な底板部38
と、中間垂下部37の上部と内側垂下部36の上部とを
連結している環状に広がる平坦な天板部39と、前記肉
厚の中間垂下部37内にその下面から上方に向かって伸
びている環状の溝40と、により構成されており、好ま
しくは合成樹脂によって一体的に成型されている。
あるインシュレータ部材31は、外側縁部から立ち上が
っている環状の外側立ち上げ部35と、内側縁部から垂
下している環状の内側垂下部36と、外側立ち上げ部3
5と内側垂下部36との間にある肉厚の環状の中間垂下
部37と、外側立ち上げ部35の下部と中間垂下部37
の下部とを連結している環状に広がる平坦な底板部38
と、中間垂下部37の上部と内側垂下部36の上部とを
連結している環状に広がる平坦な天板部39と、前記肉
厚の中間垂下部37内にその下面から上方に向かって伸
びている環状の溝40と、により構成されており、好ま
しくは合成樹脂によって一体的に成型されている。
【0012】一方、図1において、ステータコア30の
下側にある他方のインシュレータ部材32は、インシュ
レータ部材31の外側立ち上げ部35、中間垂下部37
及び底板部38にそれぞれ概ね対応する位置にある、外
側垂下部41と、内側垂下部42と、これらの両垂下フ
ランジの上部を一体的に連結している環状に広がる平坦
な天板部43と、によって構成されている。
下側にある他方のインシュレータ部材32は、インシュ
レータ部材31の外側立ち上げ部35、中間垂下部37
及び底板部38にそれぞれ概ね対応する位置にある、外
側垂下部41と、内側垂下部42と、これらの両垂下フ
ランジの上部を一体的に連結している環状に広がる平坦
な天板部43と、によって構成されている。
【0013】前記コイル33は、前記インシュレータ部
材31の底板部38とインシュレータ部材32の天板部
43との間に巻設され、該コイル33の端子はハウジン
グ2に固定された回路基板44に接続されている。
材31の底板部38とインシュレータ部材32の天板部
43との間に巻設され、該コイル33の端子はハウジン
グ2に固定された回路基板44に接続されている。
【0014】インシュレータ部材31の中間垂下部37
に設けた溝40には、前記ハウジング2の円筒部1の開
放端部26が、該中間垂下部37の内周部分が前記円筒
部1の内側段部25に衝接する位置まで押し込まれ、か
つ該中間垂下部37と円筒部1の開放端部26とは超音
波溶着によって互いに確実に固着されている。このため
インシュレータ部材31即ちステータ6がハウジング2
から分離することが完全に防止されている。
に設けた溝40には、前記ハウジング2の円筒部1の開
放端部26が、該中間垂下部37の内周部分が前記円筒
部1の内側段部25に衝接する位置まで押し込まれ、か
つ該中間垂下部37と円筒部1の開放端部26とは超音
波溶着によって互いに確実に固着されている。このため
インシュレータ部材31即ちステータ6がハウジング2
から分離することが完全に防止されている。
【0015】またインシュレータ部材31の該中間垂下
部37の上部から一体的に伸びている天板部39は、ロ
ータ5とすべり軸受け3の端面との間において該軸受け
3の端面に接近して半径方向内方に伸び、さらに、該天
板部39の半径方向内方部分から一体的に垂下する内側
垂下部36は、ロータ5とすべり軸受け3との間に位置
し、軸受け3の凹部12内に伸長している。このためイ
ンシュレータ部材31の中間垂下部37と、内側垂下部
36と、天板部39と、は前記軸受け3の凹部12の半
径方向外方にある外周突出部13を実質的に包囲する状
態となっている。
部37の上部から一体的に伸びている天板部39は、ロ
ータ5とすべり軸受け3の端面との間において該軸受け
3の端面に接近して半径方向内方に伸び、さらに、該天
板部39の半径方向内方部分から一体的に垂下する内側
垂下部36は、ロータ5とすべり軸受け3との間に位置
し、軸受け3の凹部12内に伸長している。このためイ
ンシュレータ部材31の中間垂下部37と、内側垂下部
36と、天板部39と、は前記軸受け3の凹部12の半
径方向外方にある外周突出部13を実質的に包囲する状
態となっている。
【0016】上端がロータ5に密嵌している前記軸4の
上方部分であって、すべり軸受け3の凹部12が位置す
る部分には環状溝50が形成されている。この環状溝5
0には抜け止め防止部材52が嵌合している。
上方部分であって、すべり軸受け3の凹部12が位置す
る部分には環状溝50が形成されている。この環状溝5
0には抜け止め防止部材52が嵌合している。
【0017】抜け止め防止部材52は図3に示すよう
に、概ね軸4の直径と同一の内径を有する筒状部53
と、該筒状部53の下端から一体的に半径方向外方へ張
り広がっている拡径部54と、により構成されている。
筒状部53の上端部には、その円周縁部から半径方向内
方に向かって一体的に伸びている複数の突出部55が設
けてある。これらの突出部55は軸4に設けた環状溝5
0内に密嵌し、該抜け止め防止部材52をすべり軸受け
3の凹部12の所定位置に保持している。また、拡径部
54には当該抜け止め防止部材52を軸4に挿し込み所
定の位置まで移動するとき、その動作を容易になし得る
ように複数の切り込み56が設けてある。
に、概ね軸4の直径と同一の内径を有する筒状部53
と、該筒状部53の下端から一体的に半径方向外方へ張
り広がっている拡径部54と、により構成されている。
筒状部53の上端部には、その円周縁部から半径方向内
方に向かって一体的に伸びている複数の突出部55が設
けてある。これらの突出部55は軸4に設けた環状溝5
0内に密嵌し、該抜け止め防止部材52をすべり軸受け
3の凹部12の所定位置に保持している。また、拡径部
54には当該抜け止め防止部材52を軸4に挿し込み所
定の位置まで移動するとき、その動作を容易になし得る
ように複数の切り込み56が設けてある。
【0018】前述のようにインシュレータ部材31の中
間垂下部37と、内側垂下部36と、天板部39と、は
油を含浸したすべり軸受け3の外周突出部13を実質的
に包囲する状態となっており、このため該インシュレー
タ部材31の中間垂下部37と、内側垂下部36と、天
板部39と、はすべり軸受け3から滴下する油を受ける
油受け溝を提供する。
間垂下部37と、内側垂下部36と、天板部39と、は
油を含浸したすべり軸受け3の外周突出部13を実質的
に包囲する状態となっており、このため該インシュレー
タ部材31の中間垂下部37と、内側垂下部36と、天
板部39と、はすべり軸受け3から滴下する油を受ける
油受け溝を提供する。
【0019】即ち、図2に示すように、抜け止め防止部
材52の拡径部54の外径D1 は、インシュレータ部材
31の内側垂下部36の外径D2 よりも幾分大きい。こ
のため、ロータ5が下方になるように配置された場合に
おいて、すべり軸受け3から油が滴下したとき、それら
の油は直接該油受け溝内へ、又は、抜け止め防止部材5
2の拡径部54の外縁部を介して該油受け溝内へ確実に
受け入れられ、外部へ油が漏れ出ることが防止されるの
である。もし滴下量が多くなって、中間垂下部37と、
内側垂下部36と、天板部39と、によって構成される
油受け溝内に多くの油が溜まった場合には、該油受け溝
内に受け入れられているすべり軸受け3の外周突出部1
3が油内に浸漬されることになり、従って該すべり軸受
け3自体の毛細管現象にて、油は当該軸受け3に吸収さ
れることになる。このため図2に示すような反転状態に
て使用したときも、油はそこから外部へ飛散することは
ないのである。
材52の拡径部54の外径D1 は、インシュレータ部材
31の内側垂下部36の外径D2 よりも幾分大きい。こ
のため、ロータ5が下方になるように配置された場合に
おいて、すべり軸受け3から油が滴下したとき、それら
の油は直接該油受け溝内へ、又は、抜け止め防止部材5
2の拡径部54の外縁部を介して該油受け溝内へ確実に
受け入れられ、外部へ油が漏れ出ることが防止されるの
である。もし滴下量が多くなって、中間垂下部37と、
内側垂下部36と、天板部39と、によって構成される
油受け溝内に多くの油が溜まった場合には、該油受け溝
内に受け入れられているすべり軸受け3の外周突出部1
3が油内に浸漬されることになり、従って該すべり軸受
け3自体の毛細管現象にて、油は当該軸受け3に吸収さ
れることになる。このため図2に示すような反転状態に
て使用したときも、油はそこから外部へ飛散することは
ないのである。
【0020】本発明において、図2において明瞭に示す
ように、ロータ5の中心付近であって、軸4を受け入れ
ているボス部分14の半径方向内方の端面には、前記抜
け止め防止部材52の筒状部53が接している。このた
め組付け時の位置決めが容易に決定出来、組付け作業が
容易である。また、該ロータ5のボス部分14の半径方
向外方の端面からは、該軸4の軸線方向に沿ってかつ該
軸線に接近する方向に向かって前記インシュレータ部材
31の内側垂下部36の下端まで伸びて凹みを形成し、
次いで該軸4の軸線から離れる方向に向い、前記内側垂
下部36と前記抜け止め防止部材52の拡径部54との
間にておいて、少なくとも該抜け止め防止部材52の拡
径部54の直径D1 より小さい直径位置、好ましくは前
記内側垂下部36の半径方向内側面の直径より小さい直
径位置で終わっている突出部15が伸びている。これら
の突出部15、ボス部分14及びロータ5は好ましくは
合成樹脂によって一体的に形成されている。この突出部
15は、このブラシレスモータが横に倒された場合に、
インシュレータ部材31の内側垂下部36を介して、ボ
ス部分14へ油が滴下した際に、その油を前記凹みに一
次的に蓄えかつブラシレスモータが回転した際にロータ
5の回転によってこの油を、その外周面に沿って飛散
し、すべり軸受け3に吸収させるようにしている。
ように、ロータ5の中心付近であって、軸4を受け入れ
ているボス部分14の半径方向内方の端面には、前記抜
け止め防止部材52の筒状部53が接している。このた
め組付け時の位置決めが容易に決定出来、組付け作業が
容易である。また、該ロータ5のボス部分14の半径方
向外方の端面からは、該軸4の軸線方向に沿ってかつ該
軸線に接近する方向に向かって前記インシュレータ部材
31の内側垂下部36の下端まで伸びて凹みを形成し、
次いで該軸4の軸線から離れる方向に向い、前記内側垂
下部36と前記抜け止め防止部材52の拡径部54との
間にておいて、少なくとも該抜け止め防止部材52の拡
径部54の直径D1 より小さい直径位置、好ましくは前
記内側垂下部36の半径方向内側面の直径より小さい直
径位置で終わっている突出部15が伸びている。これら
の突出部15、ボス部分14及びロータ5は好ましくは
合成樹脂によって一体的に形成されている。この突出部
15は、このブラシレスモータが横に倒された場合に、
インシュレータ部材31の内側垂下部36を介して、ボ
ス部分14へ油が滴下した際に、その油を前記凹みに一
次的に蓄えかつブラシレスモータが回転した際にロータ
5の回転によってこの油を、その外周面に沿って飛散
し、すべり軸受け3に吸収させるようにしている。
【0021】図2において述べたように、本発明におい
ては、抜け止め防止部材52の拡径部54の外径D1
は、インシュレータ部材31の内側垂下部36の外径D
2 よりも幾分大きい関係にある。従って、もし図1の状
態において、軸4及びこれに密嵌しているロータ5が、
ヨーク7及びロータリマグネット8と共に、上方に移動
した場合には、抜け止め防止部材52の拡径部54が、
ハウジング2の円筒部1に超音波溶着されているインシ
ュレータ部材31の内側垂下部36へ衝接する。このた
めロータ5等の回転要素がハウジング2等の固定要素か
ら抜け出すことは不可能となっている。
ては、抜け止め防止部材52の拡径部54の外径D1
は、インシュレータ部材31の内側垂下部36の外径D
2 よりも幾分大きい関係にある。従って、もし図1の状
態において、軸4及びこれに密嵌しているロータ5が、
ヨーク7及びロータリマグネット8と共に、上方に移動
した場合には、抜け止め防止部材52の拡径部54が、
ハウジング2の円筒部1に超音波溶着されているインシ
ュレータ部材31の内側垂下部36へ衝接する。このた
めロータ5等の回転要素がハウジング2等の固定要素か
ら抜け出すことは不可能となっている。
【0022】
【発明の効果】この発明ではすべり軸受けを使用するこ
とが出来るので、ブラシレスモータの構造が簡単でかつ
安価となりしかもそこから油が外部に漏れるのを完全に
防止している。またハウジングの円筒部の形状が単純に
なり、かつ該円筒部の内側及び外側に形成された段部
が、更には抜け止め防止部材が、部品組付け時のそれぞ
れの部材の位置を特定するためこの部品の位置決めが容
易となり、組付け作業が迅速に行える。更に、インシュ
レータが円筒部へ超音波溶着によって固定されるので、
両者の組付け固定が迅速かつ確実に達成出来る。また、
インシュレータがすべり軸受けからの油を受ける油受け
溝を同時に構成しているので、部品点数が少なくてす
む。更にまた、抜け止め防止部材が軸受けから滴下する
油を確実に油受け溝内へ案内しかつまたボス部分の突出
部が確実に滴下した油を軸受けへ戻すので、油がブラシ
レスモータの外部へ漏れる心配は不要である。また、抜
け止め防止部材の拡径部が、インシュレータの内側垂下
部に衝接するためこのブラシレスモータにおけるロータ
等の回転要素がハウジング等の固定要素から抜け出すこ
とを完全に不可能にしている。
とが出来るので、ブラシレスモータの構造が簡単でかつ
安価となりしかもそこから油が外部に漏れるのを完全に
防止している。またハウジングの円筒部の形状が単純に
なり、かつ該円筒部の内側及び外側に形成された段部
が、更には抜け止め防止部材が、部品組付け時のそれぞ
れの部材の位置を特定するためこの部品の位置決めが容
易となり、組付け作業が迅速に行える。更に、インシュ
レータが円筒部へ超音波溶着によって固定されるので、
両者の組付け固定が迅速かつ確実に達成出来る。また、
インシュレータがすべり軸受けからの油を受ける油受け
溝を同時に構成しているので、部品点数が少なくてす
む。更にまた、抜け止め防止部材が軸受けから滴下する
油を確実に油受け溝内へ案内しかつまたボス部分の突出
部が確実に滴下した油を軸受けへ戻すので、油がブラシ
レスモータの外部へ漏れる心配は不要である。また、抜
け止め防止部材の拡径部が、インシュレータの内側垂下
部に衝接するためこのブラシレスモータにおけるロータ
等の回転要素がハウジング等の固定要素から抜け出すこ
とを完全に不可能にしている。
【図1】本件発明の実施例を示す断面図である。
【図2】本件発明の反転状態を示す要部拡大断面図であ
る。
る。
【図3】本件発明の抜け止め防止部材をしめす斜視図で
ある。
ある。
1 円筒部 2 ハウジング 3 すべり軸受 4 軸 5 ロータ 6 ステータ 7 ヨーク 8 ロータリマグネット 9 底壁部 10 凹み 11 スラスト受け部材 12 凹部 13 外周突出部 14 ボス部分 15 突出部 20 立ち上げ外壁部 21 縮径外壁部 22 外側段部 23 立ち上げ内壁部 24 拡径内壁部 25 内側段部 26 開放端部 30 ステータコア 31、32 インシュレータ部材 33 コイル 35 外側立ち上げ部 36 内側垂下部 37 中間垂下部 38 底板部 39 天板部 40 溝 41 外側垂下部 42 内側垂下部 43 天板部 45 回路基板 50 環状溝 52 抜け止め防止部材 53 筒状部 54 拡径部 55 突出部 56 切り込み
Claims (9)
- 【請求項1】 ハウジング2の円筒部1に収容されてお
りかつ油を含浸されているすべり軸受け3によって回転
自在に支持された軸4を備えたブラシレスモータであっ
て、 前記軸4を支持しているすべり軸受け3が、一端面にお
いて、中心部分に近接した部分に凹み12を、また中心
部分から離れた外周部分に外周突出部13を、有してお
り、 前記軸4の一端が嵌合しているロータ5と、すべり軸受
け3と、の間において、該外周突出部13から滴下する
油を受け止める油受け溝が該すべり軸受け3の外周突出
部13を包囲して配置されており、 軸4には、前記すべり軸受け3の凹み12部分におい
て、抜け止め防止部材52が係合しており、 ステータ6に装着されるインシュレータには、前記油受
け溝が設けられており、 該インシュレータが、ハウジング2の円筒部1の先端部
へ超音波溶着されている、 ことを特徴とするブラシレスモータ。 - 【請求項2】 ハウジング2の円筒部1が、立ち上げ外
壁面20と、立ち上げ内壁面23と、円筒部1の中間部
から端部にかけて僅かに縮径された縮径外壁面21と、
立ち上げ外壁面20と縮径外壁面21との間にある外側
段部22と、円筒部1の上方部にて僅かに拡径された拡
径内壁面24と、立ち上げ内壁面23と拡径内壁面24
との間には内側段部25と、縮径外壁面21と拡径内壁
面24とにより形成されかつ円筒部1の開放頂端部に至
る薄肉の開放端部26と、有している請求項1に記載の
ブラシレスモータ。 - 【請求項3】 該インシュレータは一対のインシュレー
タ部材31、32から構成され、該一方のインシュレー
タ部材31が、外側縁部から立ち上がっている環状の外
側立ち上げ部35と、内側縁部から垂下している環状の
内側垂下部36と、外側立ち上げ部35と内側垂下部3
6との間にある肉厚の環状の中間垂下部37と、外側立
ち上げ部35の下部と中間垂下部37の下部とを連結し
ている環状に広がる平坦な底板部38と、中間垂下部3
7の上部と内側垂下部36の上部とを連結している環状
に広がる平坦な天板部39と、前記肉厚の中間垂下部3
7内にその下面から上方に向かって伸びている環状の溝
40と、により構成されている請求項1に記載のブラシ
レスモータ。 - 【請求項4】 抜け止め防止部材52が、概ね軸4の直
径と同一の内径を有する筒状部53と、該筒状部53の
下端から一体的に半径方向外方へ張り広がっている拡径
部54と、該筒状部53の上端部その円周縁部から半径
方向内方に向かって一体的に伸びている複数の突出部5
5と、から構成され、該拡径部54の外縁部が前記油受
け溝の位置まで延在している請求項1に記載のブラシレ
スモータ。 - 【請求項5】 中間垂下部37と、内側垂下部36と、
天板部39とが、すべり軸受け3から滴下する油を受け
る油受け溝を規定している請求項1に記載のブラシレス
モータ。 - 【請求項6】 該一方のインシュレータ部材31が、合
成樹脂によって一体的に成型されている請求項5に記載
のブラシレスモータ。 - 【請求項7】 前記縮径外壁面21と拡径内壁面24と
により形成されかつ円筒部1の開放頂端部に至る薄肉の
開放端部26が、前記肉厚の中間垂下部37内にその下
面から上方に向かって伸びている環状の溝40に嵌合
し、かつ該薄肉の開放端部26と環状の溝40とが互い
に超音波溶着によって固着されている請求項1、2、3
に記載のブラシレスモータ。 - 【請求項8】 拡径部54には複数の切り込み56が設
けてある請求項4に記載のブラシレスモータ。 - 【請求項9】 軸4に設けられている、前記抜け止め防
止部材52が嵌合保持される環状溝50が、ロータ5と
抜け止め防止部材52とが密着する位置に設けてある請
求項1、4、8に記載のブラシレスモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25466294A JPH0898447A (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | ブラシレスモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25466294A JPH0898447A (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | ブラシレスモータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0898447A true JPH0898447A (ja) | 1996-04-12 |
Family
ID=17268129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25466294A Pending JPH0898447A (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | ブラシレスモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0898447A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6943471B2 (en) | 2003-06-23 | 2005-09-13 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Motor and blower fan using same |
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JP2007236189A (ja) * | 2006-02-02 | 2007-09-13 | Nippon Densan Corp | モータ |
JP2008259333A (ja) * | 2007-04-05 | 2008-10-23 | Asmo Co Ltd | モータ |
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JP2014082862A (ja) * | 2012-09-11 | 2014-05-08 | Kiko Kagi Kofun Yugenkoshi | レーザ溶接を利用した絶縁フレーム及び軸筒の結合構造及びその方法 |
CN114696498A (zh) * | 2022-04-11 | 2022-07-01 | 江苏沃尔森电子科技有限公司 | 一种无刷电机转子结构及无刷电机 |
-
1994
- 1994-09-22 JP JP25466294A patent/JPH0898447A/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN114696498B (zh) * | 2022-04-11 | 2023-06-02 | 江苏沃尔森电子科技有限公司 | 一种无刷电机转子结构及无刷电机 |
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A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20040330 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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Effective date: 20040420 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20041012 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |