JPH0898342A - 相分離形ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

相分離形ガス絶縁開閉装置

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JPH0898342A
JPH0898342A JP6229498A JP22949894A JPH0898342A JP H0898342 A JPH0898342 A JP H0898342A JP 6229498 A JP6229498 A JP 6229498A JP 22949894 A JP22949894 A JP 22949894A JP H0898342 A JPH0898342 A JP H0898342A
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device unit
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Setsuyuki Matsuda
節之 松田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置全体の高さを低くして耐振性の向上を図
る。 【構成】 第1の機器ユニット601d〜601f、第
2の機器ユニット602d〜602f及び第3の機器ユ
ニット603d〜603fの順に水平な投影面で第1の
直線上に配置し、各機器ユニットと隣接して水平な第2
の直線上の各機器ユニットの側面に第1の母線100d
〜100fを配置し、第1の母線の上部で各機器ユニッ
トの側面に第2の母線200d〜200fを配置したこ
とによって、全体の高さを低くする。全体の高さが低く
なることによって、耐振性の向上が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばSF6ガスを
使用したガス絶縁開閉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図30は例えば、特公昭58−1600
9号公報に示された従来のガス絶縁開閉装置の単線結線
図、図31はガス絶縁開閉装置の平面図、図32は図3
1の正面図である。
【0003】図30において、100、200は母線
で、それぞれ甲母線、乙母線として相分離形である。3
01〜303は遮断器、401〜406は変流器、50
1〜506は断路器で、図示のように直列接続されてい
る。なお、301、401、402、501及び502
で機器ユニット601を、302、403、404、5
03及び504で機器ユニット602を、さらに30
3、405、406、505及び506で機器ユニット
603を構成している。701は機器ユニット601、
602間に接続した引出ユニットで、ブッシングが使用
されている。801は機器ユニット602、603間に
接続した引出ユニットで、ケーブルヘッドが使用されて
いる。なお、各引出ユニット701は送電線に接続され
る。また、引出ユニット801はケーブルを介して変圧
器などに接続される。なお、上記構成のように、引出ユ
ニット701、801等による引出部が2個所に対して
遮断器301〜303が3台使用される遮断器方式は、
一般に二重母線11/2遮断器方式と呼ばれている。
【0004】図31及び図32において、100a、1
00b、100cは3相各相の第1の母線で、水平で所
定の間隔をあけて平行に配置されている。200a、2
00b、200cは3相各相の第1の母線で、水平で所
定の間隔をあけて第1の母線100a、100b、10
0cと平行に配置されている。301a、301b、3
01c、302a、302b、302c、303a、3
03b及び303cは水平に設けられた遮断器で、各母
線100a〜100c及び200a〜200cと平行に
各母線100a〜100c及び200a〜200cより
下方に配置されている。401a、401b、401
c、402a、402b、402c、403a、403
b、403c、404a、404b、404c、405
a、405b、405c、406a、406b及び40
6cは各遮断器301a〜301c、302a〜302
c及び303a〜303cの上部に配置された変流器
で、各遮断器301a〜301c、302a〜302c
及び303a〜303cの両端にそれぞれ接続され、各
母線100a〜100c及び200a〜200cより下
方に配置されている。
【0005】501a、501b、501c、502
a、502b、502c、503a、503b、503
c、504a、504b、504c、505a、505
b、505c、506a、506b及び506cは各遮
断器301a〜301c、302a〜302c及び30
3a〜303cの上部に水平に、各母線100a〜10
0c及び200a〜200cより下方に配置された断路
器である。
【0006】なお、遮断器301a、変流器401a、
402a及び断路器501a、502aでA相の第1の
機器ユニット601aを、遮断器302a、変流器40
3a、404a及び断路器503a、504aでA相の
第2の機器ユニット602aを、遮断器303a、変流
器405a、406a及び断路器505a、506aで
A相の第3の機器ユニット603aを構成している。遮
断器301b、変流器401b、402b及び断路器5
01b、502bでB相の第1の機器ユニット601b
を、遮断器302b、変流器403b、404b及び断
路器503b、504bでB相の第2の機器ユニット6
02bを、遮断器303b、変流器405b、406b
及び断路器505b、506bでB相の第3の機器ユニ
ット603bを構成している。
【0007】遮断器301c、変流器401c、402
c及び断路器501c、502cでC相の第1の機器ユ
ニット601cを、遮断器302c、変流器403c、
404c及び断路器503c、504cでC相の第2の
機器ユニット602cを、遮断器303c、変流器40
5c、406c及び断路器505c、506cでC相の
第3の機器ユニット603cを構成している。701
a、701b、701cは送電線に接続される引出ユニ
ットで、ブッシングにより送電線に接続される。801
a、801b、801cは変圧器などに接続される引出
ユニットで、ケーブルヘッドである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の相分離形ガス絶
縁開閉装置は以上のように構成されているので、各機器
ユニットを構成している遮断器、変流器及び断路器が母
線の下方に配置されるため、全体の高さが高くなり、耐
振設計上から不利であるという問題点があった。
【0009】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、全体の高さを低くすることがで
きる相分離形ガス絶縁開閉装置を提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、第1
の断路器と第1の変流器と遮断器と第2の変流器と第2
の断路器とを直列に接続した第1の機器ユニット、第2
の機器ユニット及び第3の機器ユニットを構成し、第1
の機器ユニットの第1の断路器を第1の母線に、第3の
機器ユニットの第2の断路器を第2の母線にそれぞれ接
続し、第1の機器ユニットの第2の断路と第2の機器ユ
ニットの第1の断路器とを接続し、第2の機器ユニット
の第2の断路器と第3の機器ユニットの第1の断路器と
を接続し、第1の機器ユニットと第2の機器ユニットと
の間に第1の引出ユニットを接続し、第2の機器ユニッ
トと第3の機器ユニットとの間に第2の引出ユニットを
接続した相分離形ガス絶縁開閉装置において、第1の機
器ユニット、第2の機器ユニット及び第3の機器ユニッ
トの順に水平な投影面で第1の直線上に配置し、各機器
ユニットと隣接して水平な第2の直線上の各機器ユニッ
トの側面に第1の母線を配置し、第1の母線の上部で各
機器ユニットの側面に第2の母線を配置したものであ
る。
【0011】請求項2の発明は、請求項1において、各
機器ユニットは遮断器の長手方向が垂直方向になるよう
に配置し、遮断器の第1の端子を遮断器の下方から水平
方向に導出し、第1の変流器を介して水平方向に配置し
た第1の断路器に接続し、遮断器の第2の端子を遮断器
の上方から第1の端子の反対側に水平方向に導出し、第
2の変流器を介して水平方向に配置した第2の断路器に
接続して、第1の機器ユニットの第1の断路器と同じ高
さに第1の母線を配置し、第3の機器ユニットの第2の
断路器と同じ高さに第2の母線を配置したものである。
【0012】請求項3の発明は、請求項1において、遮
断器の長手方向が垂直方向になるように配置し、遮断器
の第1の端子を遮断器の下方から水平方向に導出し、第
1の変流器を介して垂直方向に配置した第1の断路器に
接続し、遮断器の第2の端子を遮断器の上方から第1の
端子の反対側に水平方向に導出し、第2の変流器を介し
て垂直方向に配置した第2の断路器に接続し、第1の機
器ユニットの第1の断路器と同じ高さに第1の母線を配
置し、第3の機器ユニットの第2の断路器と同じ高さに
第2の母線を配置したものである。
【0013】請求項4の発明は、請求項1において、遮
断器の長手方向が垂直方向になるように配置し、遮断器
の第1の端子を遮断器の一方側から水平方向に導出し、
第1の変流器を介して水平方向に配置した第1の断路器
に接続し、遮断器の第2の端子を第1の端子と同じ高さ
で第1の端子の反対側に水平方向に導出し、第2の変流
器を介して水平方向に配置した第2の断路器に接続し、
第1の機器ユニットの第1の断路器と同じ高さに第1の
母線を配置したものである。
【0014】請求項5の発明は、請求項1において、遮
断器の長手方向が垂直方向になるように配置し、遮断器
の第1の端子を遮断器の一方側から水平方向に導出し、
第1の変流器を介して垂直方向に配置した第1の断路器
に接続し、遮断器の第2の端子を第1の端子と同じ高さ
で第1の端子の反対側に水平方向に導出し、第2の変流
器を介して垂直方向に配置した第2の断路器に接続し、
第1の機器ユニットの第1の断路器と同じ高さに第1の
母線を配置し、第3の機器ユニットの第2の断路器と同
じ高さに第2の母線を配置したものである。
【0015】請求項6の発明は、請求項1において、遮
断器の長手方向が垂直方向になるように配置し、遮断器
の第1の端子を遮断器の下方から水平方向に導出し、第
1の変流器を介して垂直方向に配置した第1の断路器に
接続し、遮断器の第2の端子を遮断器の上方から第1の
端子の反対側に水平方向に導出し、第2の変流器を介し
て水平方向に配置した第2の断路器に接続し、第1の機
器ユニットの第1の断路器と同じ高さに第1の母線を配
置し、第3の機器ユニットの第2の断路器と同じ高さに
第2の母線を配置したものである。
【0016】請求項7の発明は、請求項2において、第
1の機器ユニットの第2の断路器と第2の機器ユニット
の第1の断路器との間、及び第2の機器ユニットの第2
の断路器と第3の機器ユニットの第1の断路器との間
に、タイロッド付のベローズを有する伸縮継手を軸方向
が垂直方向になるように配置したものである。
【0017】請求項8の発明は、請求項2から請求項4
のいずれかにおいて、第1の引出ユニットは第1の機器
ユニットと第2の機器ユニットとの間から各相ともガス
絶縁導体で垂直方向に引き出してから、各相分のガス絶
縁導体を3段に重ねて各機器ユニットの長手方向に対し
て直角方向に配置し、各機器ユニットから所定の距離に
配置した各相用ブッシングと各ガス絶縁導体とを接続し
たものである。
【0018】請求項9の発明は、第1の断路器と第1の
変流器と遮断器と第2の変流器と第2の断路器とを直列
に接続した第1の機器ユニット、第2の機器ユニット、
第3の機器ユニット、第4の機器ユニット、第5の機器
ユニット及び第6の機器ユニットを構成し、第1の機器
ユニットの第1の断路器を第1の母線に、第3の機器ユ
ニットの第2の断路器を第2の母線にそれぞれ接続し、
第1の機器ユニットの第2の断路と第2の機器ユニット
の第1の断路器とを接続し、第2の機器ユニットの第2
の断路器と第3の機器ユニットの第1の断路器とを接続
し、第1の機器ユニットと第2の機器ユニットとの間に
第1の引出ユニットを接続し、第2の機器ユニットと第
3の機器ユニットとの間に第2の引出ユニットを接続
し、第4の機器ユニットの第1の断路器を第2の母線
に、第6の機器ユニットの第2の断路器を第1の母線に
それぞれ接続し、第4の機器ユニットの第2の断路と第
5の機器ユニットの第1の断路器とを接続し、第5の機
器ユニットの第2の断路器と第6の機器ユニットの第1
の断路器とを接続し、第4の機器ユニットと第5の機器
ユニットとの間に第3の引出ユニットを接続し、第5の
機器ユニットと第6の機器ユニットとの間に第4の引出
ユニットを接続した相分離形ガス絶縁開閉装置におい
て、第1の機器ユニット、第2の機器ユニット及び第3
の機器ユニットの順に水平な投影面で第1の直線上に配
置し、各機器ユニットと隣接して水平な第2の直線上の
各機器ユニットの側面に第1の母線を配置し、第1の母
線の上部で各機器ユニットの側面に第2の母線を配置
し、両母線を挟んで第1の機器ユニットと第4の機器ユ
ニットと、第2の機器ユニットと第5の機器ユニット
と、及び第3の機器ユニットと第6の機器ユニットとが
相対して配置されているものである。
【0019】請求項10の発明は、第1の断路器と第1
の変流器と遮断器と第2の変流器と第2の断路器とを直
列に接続した第1の機器ユニット、第2の機器ユニッ
ト、及び第3の機器ユニットを構成し、第1の機器ユニ
ットの第1の断路器を第1の母線に、第3の機器ユニッ
トの第2の断路器を第2の母線にそれぞれ接続し、第1
の機器ユニットの第2の断路と第2の機器ユニットの第
1の断路器とを接続し、第2の機器ユニットの第2の断
路器と第3の機器ユニットの第1の断路器とを接続し、
第1の機器ユニットと第2の機器ユニットとの間に第1
の引出ユニットを接続し、第2の機器ユニットと第3の
機器ユニットとの間に第2の引出ユニットを接続した相
分離形ガス絶縁開閉装置において、第1の機器ユニッ
ト、第2の機器ユニット及び第3の機器ユニットの順に
水平な投影面で第1の直線上に配置し、各機器ユニット
と隣接して水平な第2の直線上の各機器ユニットの側面
に第1の母線を配置し、第1の母線の上部で各機器ユニ
ットの側面に第2の母線を配置し、各引出ユニットの端
部をブッシングとし、各相間のブッシング間を少なくと
も必要な絶縁距離をあけて、各引出ユニットが各母線と
直交するように、各相の各機器ユニットを絶縁距離に相
当する分だけ位置をずらして配置したものである。
【0020】請求項11の発明は、第1の断路器と第1
の変流器と遮断器と第2の変流器と第2の断路器とを直
列に接続した第1の機器ユニット及び第2の機器ユニッ
トを構成し、第1の機器ユニットの第1の断路器を第1
の母線に、第2の機器ユニットの第2の断路器を第2の
母線にそれぞれ接続し、第1の機器ユニットの第2の断
路と第2の機器ユニットの第1の断路器とを接続し、第
1の機器ユニットと第2の機器ユニットとの間に引出ユ
ニットを接続した相分離形ガス絶縁開閉装置において、
第1の機器ユニット及び第2の機器ユニットの順に水平
な投影面上で第1の直線上に配置し、各機器ユニットと
隣接して水平な第2の直線上の各機器ユニットの側面に
第1の母線を配置し、第1の母線の上部で各機器ユニッ
トの側面に第2の母線を配置したものである。
【0021】
【作用】請求項1の発明では、第1の機器ユニット、第
2の機器ユニット及び第3の機器ユニットの順に水平な
投影面で第1の直線上に配置し、各機器ユニットと隣接
して水平な第2の直線上の各機器ユニットの側面に第1
の母線を配置し、第1の母線の上部で各機器ユニットの
側面に第2の母線を配置することにより、全体の高さを
低くする。
【0022】請求項2の発明では、請求項1において、
長手方向が垂直方向になるように配置した遮断器の第1
の端子を下方から水平方向に導出し、第1の変流器を介
して水平方向に配置した第1の断路器に接続する。さら
に、遮断器の第2の端子を上方から水平方向に第1の端
子と反対側に導出し、第2の変流器を介して水平方向に
配置した第2の断路器に接続する。そして、第1の機器
ユニットの第1の断路器と同じ高さに第1の母線を配置
し、第3の機器ユニットの第2の断路器と同じ高さに第
2の母線を配置する。これによって、各母線と各断路器
との接続が容易にできる。
【0023】請求項3の発明では、請求項1において、
長手方向が垂直になるように配置した遮断器の第1の端
子を下方から水平方向に導出し、第1の変流器を介して
垂直方向に配置した第1の断路器に接続する。さらに、
遮断器の他方の第2の端子を上方から水平方向に第1の
端子と反対側に導出し、第2の変流器を介して垂直方向
に配置した第2の断路器に接続する。そして、第1の機
器ユニットの第1の断路器と同じ高さに第1の母線を配
置し、第3の機器ユニットの第2の断路器と同じ高さに
第2の母線を配置する。これによって、断路器の長手方
向が垂直方向になるので、据付面積の縮小化が図れると
ともに、各母線と各断路器との接続が容易にできる。
【0024】請求項4の発明では、請求項1において、
長手方向が垂直になるように配置した遮断器の両側に同
じ高さの端子を水平方向に導出し、水平方向に配置した
各断路器を各母線に接続するので、各母線と各断路器と
の接続が容易になる。
【0025】請求項5の発明では、請求項1において、
長手方向が垂直になるように配置した遮断器の両側に同
じ高さの端子を水平方向に導出し、垂直方向に配置した
各断路器を介して各断路器と同じ高さに配置した各母線
に各断路器を接続するので、各母線と各断路器との接続
が容易になる。
【0026】請求項6の発明では、請求項1において、
長手方向が垂直になるように配置した遮断器の第1の端
子を下方から水平方向に導出し、第1の変流器を介して
垂直方向に配置した第1の断路器に接続する。さらに、
遮断器の第2の端子を上方から水平方向に第1の端子と
反対側に導出し、第2の変流器を介して水平方向に配置
した第2の断路器に接続する。そして、第1の機器ユニ
ットの第1の断路器と同じ高さに第1の母線を配置し、
第3の機器ユニットの第2の断路器と同じ高さに第2の
母線を配置する。これによって、各母線と各断路器との
接続が容易になる。
【0027】請求項7の発明では、請求項2において、
第1の機器ユニットの第2の断路器と第2の機器ユニッ
トの第1の断路器との間、及び第2の機器ユニットの第
2の断路器と第3の機器ユニットの第1の断路器との間
に、タイロッド付のベローズを有する伸縮継手を軸方向
が垂直方向になるように配置することにより、各機器ユ
ニットの熱伸縮による水平方向の影響を低減する。
【0028】請求項8の発明では、請求項2から請求項
6のいずれかにおいて、第1の引出ユニットを、第1の
機器ユニットと第2の機器ユニットとの間から垂直方向
に引き出し、各相分を3段に重ねて各機器ユニットの長
手方向に対して直角方向に配置したガス絶縁導体と、各
機器ユニットから所定の距離に配置したブッシングとで
構成することにより、据付面積を縮小化することができ
る。
【0029】請求項9の発明では、第1の機器ユニッ
ト、第2の機器ユニット及び第3の機器ユニットの順に
水平な投影面で第1の直線上に配置し、各機器ユニット
と隣接して水平な第2の直線上の各機器ユニットの側面
に第1の母線を配置し、第1の母線の上部で各機器ユニ
ットの側面に第2の母線を配置し、両母線を挟んで第1
の機器ユニットと第4の機器ユニットとを、第2の機器
ユニットと第5の機器ユニットとを、及び第3の機器ユ
ニットと第6の機器ユニットとを相対して配置したこと
により、両母線を第1〜第3の機器ユニットと第4〜第
6の機器ユニットとの接続に共用できるので、母線の長
さを短くすることができる。さらに、据付面積も縮小化
される。
【0030】請求項10の発明では、引出ユニットの端
部をブッシングとし、各相間のブッシング間を少なくと
も必要な絶縁距離をあけて、引出ユニットが各母線と直
交するように、各相の各機器ユニットを絶縁距離に相当
する分だけ位置をずらして配置したことにより、引出ユ
ニットの長さが短くなるとともに、簡単な構造で構成す
ることができる。
【0031】請求項11の発明では、第1の機器ユニッ
ト及び第2の機器ユニットの順に水平な投影面上で第1
の直線上に配置し、各機器ユニットと隣接して水平な第
2の直線上の各機器ユニットの側面に第1の母線を配置
し、第1の母線の上部で各機器ユニットの側面に第2の
母線を配置したことにより、全体の高さを低くすること
ができる。
【0032】
【実施例】
実施例1.図1はガス絶縁開閉装置の一般的な単線結線
図、図2は実施例1の平面図、図3は図2のA相の正面
図、図4は図2のB相の正面図、図5は図2のC相側か
らみた正面図、図6は図2の側面図である。図1におい
て、702、703はブッシング、407は変流器、5
07、508は断路器である。
【0033】図2〜図6において、301d、302
d、303dはタンクの長手方向が垂直方向になるよう
に水平面上の直線上に配置されたA相用の遮断器で、第
1の端子が下方から水平方向に導出され、第2の端子が
上方から第1の端子と反対側の水平方向に導出されてい
る。さらに、遮断器301d、302d、303dのタ
ンクの上方の第2の端子と反対側の水平方向に過電圧抑
制用の抵抗311d、312d、313dが設置されて
いる。
【0034】401d、403d、405dは遮断器3
01d、302d、303dと同一直線上に配置された
変流器で、各遮断器301d、302d、303dの第
1の端子に接続されている。402d、404d、40
6dは遮断器301d、302d、303dと同一直線
上に配置された変流器で、各遮断器301d、302
d、303dの第2の端子に接続されている。501d
は遮断器301d、302d、303dと同一直線に長
手方向が水平方向に配置された断路器で、変流器401
dと後述の第1の母線100dとの間に接続されてい
る。502d、504dは断路器で、それぞれ変流器4
02d、404dに接続されている。503d、505
dは遮断器301d、302d、303dと同一直線上
に長手方向が水平方向に配置された断路器で、それぞれ
一方が変流器403d、405dに接続されている。1
01は図7に示すように、それぞれ断路器502d、5
03d間及び断路器504d、505d間に接続された
タイロッド111aを設けたベローズ111bからなる
伸縮継手で、軸方向が垂直方向になるように配置されて
いる。506dは遮断器301d、302d、303d
と同一直線上に長手方向が水平方向に配置された断路器
で、変流器406dと後述の第2の母線200dとの間
に接続されている。
【0035】なお、断路器501d、502d、変流器
401d、402d及び遮断器301dでA相の第1の
機器ユニット601dを、断路器503d、504d、
変流器403d、404d及び遮断器302dでA相の
第2の機器ユニット602dを、断路器505d、50
6d、変流器405d、406d及び遮断器303dで
A相の第3の機器ユニット603dを構成している。1
00dはA相の第1の母線で、各機器ユニット601
d、602d、603dと隣接して水平な直線上の各機
器ユニット601d、602d、603dの高さより低
い側面に配置されている。200dはA相の第2の母線
で、第1の母線100dと投影面が同一直線となるよう
に各機器ユニット601d、602d、603dより低
い側面で第1の母線100dの上方に配置されている。
【0036】301e、302e、303eはタンクの
長手方向が垂直方向になるように水平面上の直線上に配
置されたB相用の遮断器で、第1の端子が下方から水平
方向に導出され、第2の端子が上方から第1の端子と反
対側の水平方向に導出されている。さらに、遮断器30
1e、302e、303eのタンクの上方の第2の端子
と反対側の水平方向に過電圧抑制用の抵抗311e、3
12e、313eが設置されている。
【0037】401e、403e、405eは遮断器3
01e、302e、303eと同一直線上に配置された
変流器で、各遮断器301e、302e、303eの第
1の端子に接続されている。402e、404e、40
6eは変流器で、各遮断器301e、302e、303
eの第2の端子に接続されている。501eは遮断器3
01e、302e、303eと同一直線に長手方向が水
平方向に配置された断路器で、変流器401eと後述の
第1の母線100eとの間に接続されている。502
e、504eは断路器で、それぞれ変流器402e、4
04eに接続されている。503e、505eは遮断器
301e、302e、303eと同一直線上に長手方向
が水平方向に配置された断路器で、それぞれ一方が変流
器403e、405eに接続されている。断路器502
e、503e間及び断路器504e、505e間に軸方
向が垂直方向になるように伸縮継手101が配置されて
いる。506eは遮断器301e、302e、303e
と同一直線上に長手方向が水平方向に配置された断路器
で、変流器406eと後述の第2の母線200eとの間
に接続されている。
【0038】なお、断路器501e、502e、変流器
401e、402e及び遮断器301eでB相の第1の
機器ユニット601eを、断路器503e、504e、
変流器403e、404e及び遮断器302eでB相の
第2の機器ユニット602eを、断路器505e、50
6e、変流器405e、406e及び遮断器303eで
B相の第3の機器ユニット603eを構成している。1
00eはB相の第1の母線で、各機器ユニット601
e、602e、603eと隣接して水平な直線上の各機
器ユニット601e、602e、603eの高さより低
い側面に配置されている。200eはB相の第2の母線
で、第1の母線100eと投影面が同一直線となるよう
に各機器ユニット601e、602e、603eより低
い側面で第1の母線100eの上方に配置されている。
【0039】301f、302f、303fはタンクの
長手方向が垂直方向になるように水平面上の直線上に配
置されたC相用の遮断器で、第1の端子が下方から水平
方向に導出され、第2の端子が上方から第1の端子と反
対側の水平方向に導出されている。さらに、遮断器30
1f、302f、303fのタンクの上方の第2の端子
と反対側の水平方向に過電圧抑制用の抵抗311f、3
12f、313fが設置されている。
【0040】401f、403f、405fは遮断器3
01f、302f、303fと同一直線上に配置された
変流器で、各遮断器301f、302f、303fの第
1の端子に接続されている。402f、404f、40
6fは変流器で、各遮断器301f、302f、303
fの第2の端子に接続されている。501fは遮断器3
01f、302f、303fと同一直線に長手方向が水
平方向に配置された断路器で、変流器401fと後述の
第1の母線100fとの間に接続されている。502
f、504fは断路器で、それぞれ変流器402f、4
04fに接続されている。503f、505fは遮断器
301f、302f、303fと同一直線上に長手方向
が水平方向に配置された断路器で、それぞれ一方が変流
器403f、405fに接続されている。断路器502
f、503f間及び断路器504f、505f間に軸方
向が垂直方向になるように伸縮継手101が配置されて
いる。506fは遮断器301f、302f、303f
と同一直線上に長手方向が水平方向に配置された断路器
で、変流器406fと後述の第2の母線200fとの間
に接続されている。
【0041】なお、断路器501f、502f、変流器
401f、402f及び遮断器301fでC相の第1の
機器ユニット601fを、断路器503f、504f、
変流器403f、404f及び遮断器302fでC相の
第2の機器ユニット602fを、断路器505f、50
6f、変流器405f、406f及び遮断器303fで
C相の第3の機器ユニット603fを構成している。1
00fはC相の第1の母線で、各機器ユニット601
f、602f、603fと隣接して水平な直線上の各機
器ユニット601f、602f、603fの高さより低
い側面に配置されている。200fはB相の第2の母線
で、第1の母線100fと投影面が同一直線となるよう
に各機器ユニット601f、602f、603fより低
い側面で第1の母線100fの上方に配置されている。
【0042】702aは変圧器などに接続されるブッシ
ングからなるA相用第1の引出ユニットで、変流器40
7a及び断路器507aを介して第2の母線200dの
上方に配置したガス絶縁導体からなる接続導体111a
でA相の第1の機器ユニット601dと第2の機器ユニ
ット602dとの間に接続されている。702bは変圧
器などに接続されるブッシングからなるB相用第1の引
出ユニットで、変流器407b及び断路器507bを介
して第2の母線200d、200eの上方に配置したガ
ス絶縁導体からなる接続導体111bでB相の第1の機
器ユニット601eと第2の機器ユニット602eとの
間に接続されている。702cは変圧器などに接続され
るブッシングからなるC相用第1の引出ユニットで、変
流器407c及び断路器507cを介して第2の母線2
00d、200e、200fの上方に配置したガス絶縁
導体からなる接続導体111cでC相の第1の機器ユニ
ット601fと第2の機器ユニット602fとの間に接
続されている。
【0043】703aは送電線に接続されるブッシング
からなるA相用第2の引出ユニットで、断路器508a
を介して第2の母線200e、200fの上方に配置し
たガス絶縁導体からなる接続導体112aでA相の第2
の機器ユニット602dと第3の機器ユニット603d
との間に接続されている。703bは送電線に接続され
るブッシングからなるB相用第2の引出ユニットで、断
路器508bを介して第2の母線200fの上方に配置
したガス絶縁導体からなる接続導体112bでB相の第
2の機器ユニット602eと第3の機器ユニット603
eとの間に接続されている。703cは送電線に接続さ
れるブッシングからなる第2の引出ユニットで、断路器
508cを介してブッシング703bの外側を迂回した
ガス絶縁導体からなる接続導体112cでC相の第2の
機器ユニット602fと第3の機器ユニット603fと
の間に接続されている。103a、103b、103c
は伸縮継手で、それぞれ第1の母線100d、100
e、100fに接続されている。104a、104b、
104cは伸縮継手で、それぞれ第2の母線200d、
200e、200fに接続されている。121a、12
1b、121cは架台で、各第1の母線100d、10
0e、100f及び各第2の母線200d、200e、
200fを支持している。122a、122b、122
cは架台で、各ブッシング703a、703b、703
cを支持している。105は基礎である。
【0044】上記構成において、各機器ユニット601
d、602d、603d、601e、602e、603
e、601f、602f、603fの高さより低い側面
に両母線100d、100e、100f、200d、2
00e、200fが配置されているので、耐振性の向上
が図れる。両母線100d〜100f、200d〜20
0fが低い位置に配置できるのは、遮断器の遮断能力が
向上し、最近では500KV用を一点切の遮断部で製作
可能になってタンクの長さが短くなったので、垂直に据
え付けても端子部を低い位置に設けることができるから
である。
【0045】また、母線100d〜100f、200d
〜200fの長大化による熱伸縮対策として、ベローズ
などを使用した伸縮継手103a〜103c、104a
〜104cが途中に接続される。この場合、伸縮継手1
03a〜103c、104a〜104cの内部のガス圧
(通常4気圧程度)による推力が生じる。この推力を補
償するためにばねなどが使用されるが、完全に補償する
ことが困難である。したがって、母線100d〜100
f、200d〜200fを支持している架台121a〜
121cには大きなモーメントが働くことになる。しか
し、母線100d〜100f、200d〜200fを低
い位置に配置することによって架台121a〜121c
の高さを低くできるので、モーメントに充分耐えること
ができる。
【0046】また、遮断器302f、303fの各第1
の端子に接続した断路器503f、505fの端子の導
出を垂直方向にしたので、垂直方向に軸を有するタイロ
ッドを備えたベロウズ101を設けることができる。こ
のため、据付時の組立や万一の事故時の分解組立が容易
になるとともに、機器と基礎105との間の材質と温度
差による水平方向の熱伸縮差に対処することができる。
しかも、可撓部にタイロッドがあるため、内部のガス圧
による推力はタイロッドで釣り合わされて他の部分に及
ばなくなる。仮に、水平方向の熱伸縮を水平方向に設け
たタイロッドを有するベロウズによる伸縮継手を用いた
とすれば、タイロッドにより伸張方向が制限されるの
で、タイロッドを用いることができないため、大きな推
力が機器類に加わる。このため、推力に対する対策が必
要になる。
【0047】なお、図1において、ブッシング702と
機器ユニット601、602との間に変流器407及び
断路器507を設け、ブッシング703と機器ユニット
602、603との間に断路器508を設けたものにつ
いて説明したが、このような構成は運転上や保護制御の
面から便利なために適宜行われている。このような構成
にしても、図2〜図6のように、各断路器507a〜5
07c、508a〜508cは各機器ユニット601d
〜601f、602d〜602f、603d〜603f
の上部に配置されるので、据付スペースをほとんど増加
することなく、実現することができる。
【0048】実施例2.図8は実施例2の平面図、図9
は図8の正面図、図10は図8のX−X線からみた側面
図である。図8〜図10において、実施例1と相異する
点は各母線100d〜100f、200d〜200fを
挟んで対称の位置に、各機器ユニット601d〜601
f、602d〜602f、603d〜603fと同じ構
成の各機器ユニット611d〜611f、612d〜6
12f、613d〜613fを配置したものである。
【0049】即ち、A相の各母線100d、200dを
挟んでA相の第4の機器ユニット611dを第1の機器
ユニット601dと、第5の機器ユニット612dを第
2の機器ユニット602dと、第6の機器ユニット61
3dを第3の機器ユニット603dとがそれぞれ対向す
るように配置し、各機器ユニット611d〜613dを
各母線100d、200dと平行で水平方向に直列に接
続している。そして、第4の機器ユニット611dが第
2の母線200dに第6の機器ユニット613dが第1
の母線100dに接続されている。また、B相の各母線
100e、200eを挟んでB相の第4の機器ユニット
611eを第1の機器ユニット601eと、第5の機器
ユニット612eを第2の機器ユニット602eと、第
6の機器ユニット613eを第3の機器ユニット603
eとがそれぞれ対向するように配置し、各機器ユニット
611e〜613eを各母線100e、200eと平行
で水平方向に直列接続している。そして、第4の機器ユ
ニット611eが第2の母線200eに第6の機器ユニ
ット613dが第1の母線100eに接続されている。
さらに、C相の各母線100f、200fを挟んでC相
の第4の機器ユニット611fを第1の機器ユニット6
01fと、第5の機器ユニット612fを第2の機器ユ
ニット602fと、第6の機器ユニット613fを第3
の機器ユニット603fとがそれぞれ対向するように配
置し、各機器ユニット611f〜613fを各母線10
0f、200fと平行で水平方向に直列接続している。
そして、第4の機器ユニット611fが第2の母線20
0fに第6の機器ユニット613fが第1の母線100
fに接続されている。802d、802e、802f、
803d、803e、803fは変圧器に接続されるケ
ーブルヘッドからなる引出ユニットである。
【0050】上記構成によれば、各母線100d〜10
0f、200d〜200fに対して各機器ユニット60
1d〜601f、602d〜602f、603d〜60
3f、611d〜611f、612d〜612f、61
3d〜613fを実施例1の2倍が設置できる。この場
合、各母線100d〜100f、200d〜200fの
直角方向の長さが1.5倍程度になるが、各母線の方向
が同じ長さであるため、1ユニット当たりの据付面積は
約0.75倍に縮小できる。また、母線100d〜10
0f、200d〜200fを両側の各機器ユニットが共
用するので、母線の長さを減少することができる。上記
構成は据付面積が縮小化されるので、地下式などの屋内
変電所用に適用すると効果的である。この場合は、引出
ユニットとしてケーブルヘッド802d〜802f、8
03d〜803fを使用してケーブルに接続することが
できる。
【0051】実施例3.図11は実施例3の平面図であ
る。図11において、A相の各機器ユニット601d、
602d、603d、B相の各機器ユニット601e、
602e、603e及びC相の各機器ユニット601
f、602f、603fは、それぞれ各母線100d〜
100f、200d〜200fの長手方向に対して、各
相間の各引出ユニット702a〜702c、703a〜
703cをブッシングとしたときに必要な絶縁距離にな
るようにずらして配置されている。そして、各引出ユニ
ット702a〜702c、703a〜703cは接続導
体111a〜111c、112a〜112cを介して各
母線100d〜100f、200d〜200fと直交す
るように配置されている。上記構成によれば、接続導体
111a〜111c、112a〜112cを最短のもの
で構成できるので、構造が簡素化される。
【0052】実施例4.上記実施例1〜実施例3におい
ては、第1の母線100d〜100fと第2の母線20
0d〜200fとの間に3個の各機器ユニット601d
〜601e、602d〜602f、603d〜603f
を接続し、各機器ユニット間から引き出して送電線及び
変圧器に接続するものについて説明したが、図12に示
すように両母線100、200間に第2の機器ユニット
602と第3の機器ユニット603とを直列接続して構
成することもある。
【0053】実施例5.図13は実施例5の平面図、図
14は図13のA相の正面図、図15は図13のB相の
正面図、図16は図13のC相の正面図、図17は図1
3の側面図である。図13〜図17において、509a
は遮断器301d〜301fと同一直線上にタンクの長
手方向が垂直方向に配置された断路器で、変流器401
dと第1の母線100dとの間に接続されている。51
0a、511aは遮断器301d、302d、303d
と同一直線上にタンクの長手方向が垂直方向に配置され
た断路器で、両変流器402d、404d間に直列接続
されている。512a、513aは遮断器301d、3
02d、303dと同一直線上にタンクの長手方向が垂
直方向に配置された断路器で、両変流器403d、40
5d間に直列接続されている。514aは遮断器301
d、302d、303dと同一直線上にタンクの長手方
向が垂直方向に配置された断路器で、変流器406dと
第2の母線200dとの間に接続されている。
【0054】509bは遮断器301e、302e、3
03eと同一直線上にタンクの長手方向が垂直方向に配
置された断路器で、変流器401eと第1の母線100
eとの間に接続されている。510b、511bは遮断
器301e、302e、303eと同一直線上にタンク
の長手方向が垂直方向に配置された断路器で、両変流器
402e、404e間に直列接続されている。512
b、513bは遮断器301e、302e、303eと
同一直線上にタンクの長手方向が垂直方向に配置された
断路器で、両変流器403e、405e間に直列接続さ
れている。514bは遮断器301e、302e、30
3eと同一直線上にタンクの長手方向が垂直方向に配置
された断路器で、変流器406eと第2の母線200e
との間に接続されている。
【0055】509cは遮断器301f、302f、3
03fと同一直線上にタンクの長手方向が垂直方向に配
置された断路器で、変流器401fと第1の母線100
fとの間に接続されている。510c、511cは遮断
器301f、302f、303fと同一直線上にタンク
の長手方向が垂直方向に配置された断路器で、両変流器
402f、404f間に直列接続されている。512
c、513cは遮断器301f、302f、303fと
同一直線上にタンクの長手方向が垂直方向に配置された
断路器で、両変流器403f、405f間に直列接続さ
れている。514cは遮断器301f、302f、30
3fと同一直線上にタンクの長手方向が垂直方向に配置
された断路器で、変流器406fと第2の母線200f
との間に接続されている。
【0056】なお、断路器509a、510a、変流器
401d、402d及び遮断器301dでA相の第1の
機器ユニット607dを、断路器511a、512a、
変流器403d、404d及び遮断器302dでA相の
第2の機器ユニット608dを、断路器513a、51
4a、変流器405d、406d及び遮断器303dで
A相の第3の機器ユニット609dを構成している。ま
た、断路器509b、510b、変流器401e、40
2e及び遮断器301eでB相の第1の機器ユニット6
07eを、断路器511b、512b、変流器403
e、404e及び遮断器302eでB相の第2の機器ユ
ニット608eを、断路器513b、514b、変流器
405e、406e及び遮断器303eでB相の第3の
機器ユニット609eを構成している。さらに、断路器
509c、510c、変流器401f、402f及び遮
断器301fでC相の第1の機器ユニット607fを、
断路器511c、512c、変流器403f、404f
及び遮断器302fでC相の第2の機器ユニット608
fを、断路器513c、514c、変流器405f、4
06f及び遮断器303fでC相の第3の機器ユニット
609fを構成している。
【0057】113aはA相の第1の機器ユニット60
7dと第2の機器ユニット608dとの接続部と第1の
引出ユニット702aとの間に接続されたガス絶縁した
接続導体である。113bはB相の第1の機器ユニット
607eと第2の機器ユニット608eとの接続部と第
1の引出ユニット702bとの間に接続されたガス絶縁
した接続導体で、接続導体113aの下方に配置されて
いる。113cはC相の第1の機器ユニット607fと
第2の機器ユニット608fとの接続部と第1の引出ユ
ニット702cとの間に接続されたガス絶縁した接続導
体で、接続導体113bの下方に配置されている。
【0058】114aはA相の第2の機器ユニット60
8dと第3の機器ユニット609dとの接続部と第2の
引出ユニット703aとの間に接続されたガス絶縁した
接続導体である。114bはB相の第2の機器ユニット
608eと第3の機器ユニット609eとの接続部と第
2の引出ユニット703bとの間に接続されたガス絶縁
した接続導体で、接続導体114aの下方に配置されて
いる。114cはC相の第2の機器ユニット608fと
第3の機器ユニット609fとの接続部と第2の引出ユ
ニット703cとの間に接続されたガス絶縁した接続導
体で、接続導体114bの下方に配置されている。
【0059】上記構成において、各機器ユニット607
d〜607f、608d〜608f、609d〜609
fの側面に両母線100d〜100f、200d〜20
0fが配置されているので、耐振性の向上が図れる。ま
た、母線100d〜100f、200d〜200fの長
大化による熱伸縮対策として、ベローズを使用した伸縮
継手103a〜103c、104a〜104cが途中に
接続される。この場合、伸縮継手103a〜103c、
104a〜104cの内部のガス圧(通常4気圧程度)
による推力が生じる。この推力を補償するためにばねな
どが使用されるが、完全に補償することが困難である。
したがって、母線100d〜100f、200d〜20
0fを支持している架台121a〜121cには大きな
モーメントが働くことになる。しかし、母線100d〜
100f、200d〜200fを低い位置に配置するこ
とによって架台121a〜121cの高さを低くできる
ので、モーメントに充分耐えることができる。
【0060】また、遮断器301d〜301f、302
d〜302f、303d〜303f及び断路器509a
〜509c、510a〜510c、511a〜511
c、512a〜512c、513a〜513c、514
a〜514cのタンクの長手方向が、直線上に配置され
た各機器ユニット607d〜609d、607e〜60
9e、607f〜609fに対して垂直方向に配置され
ているので、直線上に配置された各機器ユニット607
d〜609d、607e〜609e、607f〜609
fの長手方向の熱伸縮に対しては、各機器タンク間の接
続部の変形により対処できるため、伸縮継手を設ける必
要がない。
【0061】また、接続導体113a〜113c、11
4a〜114cがそれぞれ上下方向に3段積みで配置さ
れているので、据付面積の縮小化が図れる。
【0062】実施例6.図18は実施例6のC相の正面
図である。図18において、実施例5の図16と相異す
るのは、断路器514cのタンクの長手方向を水平方向
に配置し、変流器406fと同一直線上に配置した点で
ある。このように、断路器514cを変流器406fと
同一直線上に配置することに第2の母線200fとの接
続を変流器406fと同一高さで行うことができるの
で、第2の母線200fの高さをさらに低く配置するこ
とができ、耐振性の向上が図れる。なお、図18ではC
相についてのみ説明したが、A相及びB相についても同
様に図14の断路器514a及び図15の断路器514
bをタンクの長手方向を水平方向に配置する。
【0063】実施例7.図19は実施例7の平面図であ
る。図19において、実施例5と相異する点は各母線1
00d〜100f、200d〜200fを挟んで対称の
位置に、各機器ユニット607d〜607f、608d
〜608f、609d〜609fと同じ構成の各機器ユ
ニット614d〜614f、615d〜615f、61
6d〜616fを配置したものである。
【0064】即ち、A相の各母線100d、200dを
挟んでA相の第4の機器ユニット614dを第1の機器
ユニット607dと、第5の機器ユニット615dを第
2の機器ユニット608dと、第6の機器ユニット61
6dを第3の機器ユニット608dとがそれぞれ対向す
るように配置し、各機器ユニット614d〜616dを
各母線100d、200dと平行で水平方向に直列に接
続している。そして、第4の機器ユニット614dが第
2の母線200dに第6の機器ユニット616dが第1
の母線100dに接続されている。また、B相の各母線
100e、200eを挟んでB相の第4の機器ユニット
614eを第1の機器ユニット607eと、第5の機器
ユニット615eを第2の機器ユニット608eと、第
6の機器ユニット616eを第3の機器ユニット609
eとがそれぞれ対向するように配置し、各機器ユニット
614e〜616eを各母線100e、200eと平行
で水平方向に直列接続している。そして、第4の機器ユ
ニット614eが第2の母線200eに第6の機器ユニ
ット616eが第1の母線100eに接続されている。
【0065】さらに、C相の各母線100f、200f
を挟んでC相の第4の機器ユニット614fを第1の機
器ユニット607fと、第5の機器ユニット615fを
第2の機器ユニット608fと、第6の機器ユニット6
16fを第3の機器ユニット609fとがそれぞれ対向
するように配置し、各機器ユニット614f〜616f
を各母線100f、200fと平行で水平方向に直列接
続している。そして、第4の機器ユニット614fが第
2の母線200fに第6の機器ユニット616fが第1
の母線100fに接続されている。802d、802
e、802f、803d、803e、803fは変圧器
に接続されるケーブルヘッドからなる引出ユニットであ
る。
【0066】上記実施例7の構成によれば、実施例5と
同様の効果が期待できる。さらに、各母線100d、2
00dを共用して、各機器ユニット607d〜609d
と各機器ユニット614d〜616dとを各母線100
d、200dを挟んで対向配置し、各母線100e、2
00eを共用して、各機器ユニット607e〜609e
と各機器ユニット614e〜616eとを各母線100
e、200eを挟んで対向配置し、各母線100f、2
00fを共用して、各機器ユニット607f〜609f
と各機器ユニット614f〜616fとを各母線100
f、200fを挟んで対向配置したので、各引出ユニッ
ト702a〜702c、703a〜703c、802d
〜802f、803d〜803fの一ユニット当たりの
据付面積が縮小化される。したがって、ケーブル引き込
みが多い屋内変電所向けなどに適した配置である。
【0067】実施例8.図20は実施例8の平面図であ
る。図20において、A相の各機器ユニット607d、
608d、609d、B相の各機器ユニット607e、
608e、609e及びC相の各機器ユニット607
f、608f、609fは、それぞれ各母線100d〜
100f、200d〜200fの長手方向に対して、各
相間の各引出ユニット702a〜702c、703a〜
703cをブッシングとしたときに必要な絶縁距離にな
るようにずらして配置されている。そして、各引出ユニ
ット702a〜702c、703a〜703cは各母線
100d〜100f、200d〜200fと直交するよ
うに配置した各接続導体113a〜113c、114a
〜114cで接続されている。上記構成によれば、接続
導体113a〜113c、114a〜114cを最短の
もので構成できるので、構造が簡素化される。
【0068】実施例9.図21は実施例9のC相の正面
図である。図21において、図16の構成と相異する点
は、例えば特開昭59−37819号公報に示されてい
る遮断器301f〜303fがタンクの長手方向を垂直
に配置され、両端子部が同じ高さで互いに反対方向に導
出されている。そして、過電抑制用の抵抗311f〜3
13fが各遮断器301f〜303fのタンクの上部に
配置されている。また、第1の母線100fと変流器4
01fとの間に接続した断路器509cが図16の配置
に対して上下方向が逆向きに配置されている。さらに、
接続導体114cに接続される第2の機器ユニット60
8fの断路器512c及び第3の機器ユニット609f
の断路器513cが図16の配置に対して上下方向が逆
向きに配置されている。
【0069】図21ではC相についてのみ説明したが、
A相及びB相についても同様に図14の遮断器301d
〜303d及び図15の遮断器301e〜303eの両
端子部を同じ高さで互いに反対方向に導出する。そし
て、図14の断路器509a、512a、513a及び
図15の断路器509b、512b、513bの上下方
向が逆向きになるように配置する。上記構成によれば、
実施例5と同様の効果が期待される。
【0070】実施例10.11/2遮断器方式の構成に
おいては、図1に示すように二つの母線100、200
の間に3個の機器ユニット601〜603を直列接続し
て、各機器ユニット601、602及び602、603
間に、それぞれ引出ユニット702、703が設けられ
ている。これに対して、図12に示すように二つの母線
100、200間に2個の機器ユニット602、603
を直列接続して、各機器ユニット602、603間に引
出ユニット703を設けた2遮断器方式の構成にする場
合もある。
【0071】図22は実施例10の2遮断器方式の構成
を示すC相の正面図である。図22において、両母線1
00f、200fと平行で水平方向の同一の直線上に各
機器ユニット608f、609fが配置されて直列接続
されている。そして、各断路器511c、514cがそ
れぞれC相の第1の母線100f及び第2の母線200
fに接続されている。なお、図22ではC相についての
み説明したが、A相及びB相についても同様に構成す
る。このような構成においても上記各実施例と同様に耐
振性の向上を図ることができる。
【0072】実施例11.上記実施例5の図16及び実
施例6の図18のC相の構成において、第2の機器ユニ
ット608fを図示の左右を逆向きに配置しても同様の
効果が期待できる。なお、A相及びB相の構成において
も各機器ユニットを逆向きに配置する。また、実施例7
の図19の構成において、各相の第2の機器ユニット6
08d〜608f、615d〜615fを図示の左右を
逆向きに配置しても同様の効果が期待できる。
【0073】実施例12.図23は実施例12の平面
図、図24は図23の正面図、図25は図23の側面図
である。図23〜図25において、A相の遮断器301
d〜303d、変流器401d〜406d及び抵抗31
1d〜313dは両母線100d、200dの側面に隣
接して水平な投影面の同一直線上に平行に配置されてい
る。B相の遮断器301e〜303e、変流器401e
〜406e及び抵抗311e〜313eは両母線100
e、200eの側面に隣接して水平な投影面の同一直線
上に平行に配置されている。C相の遮断器301f〜3
03f、変流器401f〜406f及び抵抗311f〜
313fは両母線100f、200fの側面に隣接して
水平な投影面の同一直線上に平行に配置されている。
【0074】515dは遮断器301d〜303dと直
交する方向にタンクの長手方向が水平方向に配置された
断路器で、変流器401dと第1の母線100dとの間
に接続されている。516d〜519dは遮断器301
d〜303dと同一直線上に配置された断路器で、それ
ぞれ変流器402d〜405dと接続されている。52
0dは遮断器301d〜303dと直交する方向にタン
クの長手方向が水平方向に配置された断路器で、変流器
406dと第2の母線200dとの間に接続されてい
る。
【0075】515eは遮断器301e〜303eと直
交する方向にタンクの長手方向が水平方向に配置された
断路器で、変流器401eと第1の母線100eとの間
に接続されている。516e〜519eは遮断器301
e〜303eと同一直線上に配置された断路器で、それ
ぞれ変流器402e〜405eと接続されている。52
0eは遮断器301e〜303eと直交する方向にタン
クの長手方向が水平方向に配置された断路器で、変流器
406eと第2の母線200eとの間に接続されてい
る。
【0076】515fは遮断器301f〜303fと直
交する方向にタンクの長手方向が水平方向に配置された
断路器で、変流器401fと第1の母線100fとの間
に接続されている。516f〜519fは遮断器301
f〜303fと同一直線上に配置された断路器で、それ
ぞれ変流器402f〜405fと接続されている。52
0fは遮断器301f〜303fと直交する方向にタン
クの長手方向が水平方向に配置された断路器で、変流器
406fと第2の母線200fとの間に接続されてい
る。
【0077】なお、断路器515d、516d、変流器
401d、402d及び遮断器301dでA相の第1の
機器ユニット617dを、断路器517d、518d、
変流器403d、404d及び遮断器302dでA相の
第2の機器ユニット618dを、断路器519d、52
0d、変流器405d、406d及び遮断器303dで
A相の第3の機器ユニット619dを構成している。
【0078】また、断路器515e、516e、変流器
401e、402e及び遮断器301eでB相の第1の
機器ユニット617eを、断路器517e、518e、
変流器403e、404e及び遮断器302eでB相の
第2の機器ユニット618eを、断路器519e、52
0e、変流器405e、406e及び遮断器303eで
B相の第3の機器ユニット619eを構成している。
【0079】さらに、断路器515f、516f、変流
器401f、402f及び遮断器301fでC相の第1
の機器ユニット617fを、断路器517f、518
f、変流器403f、404f及び遮断器302fでC
相の第2の機器ユニット618fを、断路器519f、
520f、変流器405f、406f及び遮断器303
fでC相の第3の機器ユニット619fを構成してい
る。
【0080】各母線100d〜100f、200d〜2
00fと直交する方向に引き出された各接続導体713
a〜713cは上方からA相、B相及びC相の順に各母
線100d〜100f、200d〜200fの下方に積
み重ねるように配置され一端が各相の各引出ユニット7
02a〜702cに接続されている。各母線100d〜
100f、200d〜200fと直交する方向に引き出
された各接続導体714a〜714cは上方からC相、
B相及びA相の順に各母線100d〜100f、200
d〜200fの下方に積み重ねるように配置され一端が
各相の各引出ユニット703a〜703cに接続されて
いる。
【0081】521a〜521cは各母線100d〜1
00f、200d〜200fと直交する方向に上方から
順に各母線100d〜100f、200d〜200fの
下方に積み重ねるように配置された断路器で、接続導体
713aの他端と各機器ユニット617d、618dと
の間、接続導体713bの他端と各機器ユニット617
e、618eとの間及び接続導体713cの他端と各機
器ユニット617f、618fとの間に接続されてい
る。522a〜522cは各母線100d〜100f、
200d〜200fと直交する方向に上方から順に各母
線100d〜100f、200d〜200fの下方に積
み重ねるように配置された断路器で、接続導体714a
の他端と各機器ユニット617d、618dとの間、接
続導体714bの他端と各機器ユニット617e、61
8eとの間及び接続導体714cの他端と各機器ユニッ
ト617f、618fとの間に接続されている。
【0082】各第1の機器ユニット617d〜617f
と各第2の機器ユニット618d〜618f、及び各第
2の機器ユニット618d〜618fと各第3の機器ユ
ニット619d〜619fとの間には、それぞれタイロ
ッド付のベロウズを有する伸縮継手101が配置され、
基礎105との熱伸縮差の対策や組立時の容易さの配慮
がされている。
【0083】上記構成によれば、各機器ユニット617
d〜619d、617e〜619e、617f〜619
fの側面に両母線100d〜100f、200d〜20
0fが配置されているので、耐振性の向上が図れる。ま
た、各接続導体713a〜713c、714a〜714
cは、上下3段に積み重ねて配置されているので、据付
面積の縮小化が図れる。
【0084】実施例13.図26は実施例13の構成を
示す平面図である。図26において、実施例12の図2
3と相異する点は各母線100d〜100f、200d
〜200fを挟んで対称の位置に、各機器ユニット61
7d〜617f、618d〜618f、619d〜61
9fと同じ構成の各機器ユニット620d〜620f、
621d〜621f、622d〜622fを配置したも
のである。
【0085】即ち、A相の母線100d、200dを挟
んでA相の第4の機器ユニット620dを第1の機器ユ
ニット617dと、第5の機器ユニット621dを第2
の機器ユニット618dと、第6の機器ユニット622
dを第3の機器ユニット619dとがそれぞれ対向する
ように配置し、各機器ユニット620d〜622dが各
母線100d、200dの側面に隣接して、水平な投影
面の同一直線上に平行に配置されている。そして、第4
の機器ユニット620dが第2の母線200dに第6の
機器ユニット622dが第1の母線100dに接続され
ている。
【0086】また、B相の母線100e、200eを挟
んでB相の第4の機器ユニット620eを第1の機器ユ
ニット617eと、第5の機器ユニット621eを第2
の機器ユニット618eと、第6の機器ユニット622
eを第3の機器ユニット619eとがそれぞれ対向する
ように配置し、各機器ユニット620e〜622eが各
母線100e、200eの側面に隣接して、水平な投影
面の同一直線上に平行に配置されている。そして、第4
の機器ユニット620eが第2の母線200eに第6の
機器ユニット622eが第1の母線100eに接続され
ている。
【0087】さらに、C相の母線100f、200fを
挟んでC相の第4の機器ユニット620fを第1の機器
ユニット617fと、第5の機器ユニット621fを第
2の機器ユニット618fと、第6の機器ユニット62
2fを第3の機器ユニット619fとがそれぞれ対向す
るように配置し、各機器ユニット620f〜622fが
各母線100f、200fの側面に隣接して、水平な投
影面の同一直線上に平行に配置されている。そして、第
4の機器ユニット620fが第2の母線200fに第6
の機器ユニット622fが第1の母線100fに接続さ
れている。
【0088】上記実施例13の構成によれば、実施例1
2と同様の効果が期待できる。さらに、A相の各母線1
00d、200dを共用して各機器ユニット617d〜
619dと各機器ユニット620d〜622dとを各母
線100d、200dを挟んで対向配置し、各母線10
0e、200eを共用して各機器ユニット617e〜6
19eと各機器ユニット620e〜622eとを各母線
100e、200eを挟んで対向配置し、各母線100
f、200fを共用して各機器ユニット617f〜61
9fと各機器ユニット620f〜622fとを各母線1
00f、200fを挟んで対向配置したので、各引出ユ
ニット702a〜702c、703a〜703c、80
2d〜802f、803d〜803f当たりの据付面積
が縮小化される。したがって、ケーブル引き込みが多い
屋内変電所向けなどに適した配置である。
【0089】実施例14.図27は実施例14のC相の
正面図である。図27において、例えば特開昭59−3
7819号公報に示されている遮断器301f〜303
fがタンクの長手方向を垂直に配置され、両端子部が同
じ高さで互いに反対方向に導出したものである。そし
て、過電抑制用の抵抗311f〜313fが各遮断器3
01f〜303fのタンクの上部に配置されている。ま
た、第1の母線100fと変流器401fとの間に接続
した断路器509cが、タンクの長手方向が水平で各母
線100f、200fと直交するように配置されてい
る。さらに、第2の母線200fと変流器406fとの
間に接続した断路器514cが、タンクの長手方向が水
平で各母線100f、200fと直交するように配置さ
れている。図27ではC相の構成についてのみ説明した
が、A相及びB相についても同様に両端の各断路器を各
母線100d、100e、200d、200eと直交す
るように配置する。
【0090】上記構成によれば、各機器ユニットの側面
に両母線が配置されているので、耐振性の向上が図れ
る。また、各接続導体は上下3段に積み重ねて配置され
ているので、据付面積の縮小化が図れる。
【0091】実施例15.図28は実施例15の平面図
である。図28において、各機器ユニット610d〜6
12d、610e〜612e、610f〜612fは実
施例12の図23に示した構成のものと同様である。A
相の各機器ユニット610d〜612d、B相の各機器
ユニット610e〜612e及びC相の各機器ユニット
610f〜612fは、それぞれ各母線100d〜10
0f、200d〜200fの長手方向に対して、各相間
の各引出ユニット702a〜702c、703a〜70
3cをブッシングとしたときに必要な絶縁距離になるよ
うにずらして配置されている。そして、各引出ユニット
702a〜702c、703a〜703cは各母線10
0d〜100f、200d〜200fと直交するように
配置した各接続導体713a〜713c、714a〜7
14cで接続されている。上記構成によれば、接続導体
713a〜713c、714a〜714cを最短のもの
で構成できるので、構造が簡素化される。
【0092】実施例16.図29は、図12に示す2遮
断器方式のC相の構成を示す正面図である。図29にお
いて、両母線100f、200fと平行で水平方向の同
一直線上に各機器ユニット611f、612fが配置さ
れて、両母線100f、200f間に直列接続されてい
る。この場合、断路器517fは各母線100f、20
0fと直交する方向で水平方向に配置されている。な
お、図29ではC相についてのみ説明したが、A相及び
B相についても同様に構成する。このような構成におい
ても上記各実施例と同様に耐振性の向上を図ることがで
きる。
【0093】
【発明の効果】請求項1の発明では、第1の機器ユニッ
ト、第2の機器ユニット及び第3の機器ユニットの順に
水平な投影面で第1の直線上に配置し、各機器ユニット
と隣接して水平な第2の直線上の各機器ユニットの側面
に第1の母線を配置し、第1の母線の上部で各機器ユニ
ットの側面に第2の母線を配置することにより、全体の
高さを低くすることができるので、耐振性の向上を図る
ことができる。
【0094】請求項2の発明では、請求項1において、
長手方向が垂直方向になるように配置した遮断器の第1
の端子を下方から水平方向に導出し、第1の変流器を介
して水平方向に配置した第1の断路器に接続する。さら
に、遮断器の第2の端子を上方から水平方向に第1の端
子と反対側に導出し、第2の変流器を介して水平方向に
配置した第2の断路器に接続する。そして、第1の機器
ユニットの第1の断路器と同じ高さに第1の母線を配置
し、第3の機器ユニットの第2の断路器と同じ高さに第
2の母線を配置するので、各母線と各断路器との接続が
容易にできる。
【0095】請求項3の発明では、請求項1において、
長手方向が垂直になるように配置した遮断器の第1の端
子を下方から水平方向に導出し、第1の変流器を介して
垂直方向に配置した第1の断路器に接続する。さらに、
遮断器の他方の第2の端子を上方から水平方向に第1の
端子と反対側に導出し、第2の変流器を介して垂直方向
に配置した第2の断路器に接続するので、断路器の長手
方向が垂直方向になり、据付面積の縮小化が図れるとと
もに、各母線と各断路器との接続が容易にできる。
【0096】請求項4の発明では、請求項1において、
長手方向が垂直になるように配置した遮断器の両側に同
じ高さの端子を水平方向に導出し、水平方向に配置した
各断路器を各母線に接続するので、各母線と各断路器と
の接続が容易になる。
【0097】請求項5の発明では、請求項1において、
長手方向が垂直になるように配置した遮断器の両側に同
じ高さの端子を水平方向に導出し、垂直方向に配置した
各断路器を介して各断路器と同じ高さに配置した各母線
に各断路器を接続するので、各母線と各断路器との接続
が容易になる。
【0098】請求項6の発明では、請求項1において、
長手方向が垂直になるように配置した遮断器の第1の端
子を下方から水平方向に導出し、第1の変流器を介して
垂直方向に配置した第1の断路器に接続する。さらに、
遮断器の第2の端子を上方から水平方向に第1の端子と
反対側に導出し、第2の変流器を介して水平方向に配置
した第2の断路器に接続する。そして、第1の機器ユニ
ットの第1の断路器と同じ高さに第1の母線を配置し、
第3の機器ユニットの第2の断路器と同じ高さに第2の
母線を配置するので、各母線と各断路器との接続が容易
になる。
【0099】請求項7の発明では、請求項2において、
第1の機器ユニットの第2の断路器と第2の機器ユニッ
トの第1の断路器との間、及び第2の機器ユニットの第
2の断路器と第3の機器ユニットの第1の断路器との間
に、タイロッド付のベローズを有する伸縮継手を軸方向
が垂直方向になるように配置することにより、各機器ユ
ニットの熱伸縮による水平方向の影響を低減する。
【0100】請求項8の発明では、請求項2から請求項
6のいずれかにおいて、第1の引出ユニットを、第1の
機器ユニットと第2の機器ユニットとの間から垂直方向
に引き出し、各相分を3段に重ねて各機器ユニットの長
手方向に対して直角方向に配置したガス絶縁導体と、各
機器ユニットから所定の距離に配置したブッシングとで
構成することにより、据付面積を縮小化することができ
る。
【0101】請求項9の発明では、第1の機器ユニッ
ト、第2の機器ユニット及び第3の機器ユニットの順に
水平な投影面で第1の直線上に配置し、各機器ユニット
と隣接して水平な第2の直線上の各機器ユニットの側面
に第1の母線を配置し、第1の母線の上部に第2の母線
を配置したので、全体の高さを低くでき、耐振性の向上
を図ることができる。さらに、両母線を挟んで第1の機
器ユニットと第4の機器ユニットとを、第2の機器ユニ
ットと第5の機器ユニットとを、及び第3の機器ユニッ
トと第6の機器ユニットとを相対して配置したことによ
り、両母線を第1〜第3の機器ユニットと第4〜第6の
機器ユニットとの接続に共用できるので、母線の長さを
短くすることができる。さらに、据付面積も縮小化でき
る。
【0102】請求項10の発明では、第1の機器ユニッ
ト、第2の機器ユニット及び第3の機器ユニットの順に
水平な投影面で第1の直線上に配置し、各機器ユニット
と隣接して水平な第2の直線上の各機器ユニットの側面
に第1の母線を配置し、第1の母線の上部で各機器ユニ
ットの側面に第2の母線を配置したので、全体の高さを
低くすることができる。さらに、各引出ユニットの端部
をブッシングとし、各相間のブッシング間を少なくとも
必要な絶縁距離をあけて、各引出ユニットが各母線と直
交するように、各相の各機器ユニットを絶縁距離に相当
する分だけ位置をずらして配置したことにより、引出ユ
ニットの長さが短くなるとともに、簡単な構造にするこ
とができる。
【0103】請求項11の発明では、第1の機器ユニッ
ト及び第2の機器ユニットの順に水平な投影面上で第1
の直線上に配置し、各機器ユニットと隣接して水平な第
2の直線上の各機器ユニットの側面に第1の母線を配置
し、第1の母線の上部で各機器ユニットの側面に第2の
母線を配置したことにより、全体の高さを低くすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ガス絶縁開閉装置の一般的な単線結線図であ
る。
【図2】 実施例1の平面図である。
【図3】 図2のA相の正面図である。
【図4】 図2のB相の正面図である。
【図5】 図2のC相側からみた正面図である。
【図6】 図2のVI−VI線からみた側面図である。
【図7】 伸縮継手の正面図である。
【図8】 実施例2の平面図である。
【図9】 図8のC相側からみた正面図である。
【図10】 図8のX−X線からみた側面図である。
【図11】 実施例3の平面図である。
【図12】 実施例4のガス絶縁開閉装置の単線結線図
である。
【図13】 実施例5の平面図である。
【図14】 図13のA相の正面図である。
【図15】 図13のB相の正面図である。
【図16】 図13のC相の正面図である。
【図17】 図13の側面図である。
【図18】 実施例6のC相の正面図である。
【図19】 実施例7の平面図である。
【図20】 実施例8の平面図である。
【図21】 実施例9のC相の正面図である。
【図22】 実施例10のC相の正面図である。
【図23】 実施例12の平面図である。
【図24】 図23のC相の正面図である。
【図25】 図23の側面図である。
【図26】 実施例13の平面図である。
【図27】 実施例14のC相の正面図である。
【図28】 実施例15の平面図である。
【図29】 実施例16のC相の正面図である。
【図30】 従来のガス絶縁開閉装置の一般的な単線結
線図である。
【図31】 従来のガス絶縁開閉装置の平面図である。
【図32】 図31の正面図である。
【符号の説明】
100d,100e,100f 第1の母線、101
伸縮継手、113a,113b,113c,114a,
114b,114c 接続導体、200d,200e,
200f 第2の母線、301d,302d,303
d,301e,302e,303e,301f,302
f,303f 遮断器、401d,402d,403
d,404d,405d,406d,401e,402
e,403e,404e,405e,406e,401
f,402f,403f,404f,405f,406
f 変流器、501d,502d,503d,505
d,505d,506d,501e,502e,503
e,505e,505e,506e,501f,502
f,503f,505f,505f,506f 断路
器、601d,601e,601f,607d,607
e,607f,617d,617e,617f 第1の
機器ユニット、602d,602e,602f,608
d,608e,608f,618d,618e,618
f 第2の機器ユニット、603d,603e,603
f,609d,609e,609f,619d,619
e,619f 第3の機器ユニット、611d,611
e,611f,614d,614e,614f,620
d,620e,620f 第4の機器ユニット、612
d,612e,612f,615d,615e,615
f,621d,621e,621f 第5の機器ユニッ
ト、613d,613e,613f,616d,616
e,616f,622d,622e,622f 第6の
機器ユニット、702a,702b,702c,703
a,703b,703c,802d,802e,802
f,803d,803e,803f 引出ユニット。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の断路器と第1の変流器と遮断器と
    第2の変流器と第2の断路器とを直列に接続した第1の
    機器ユニット、第2の機器ユニット及び第3の機器ユニ
    ットを構成し、上記第1の機器ユニットの上記第1の断
    路器を第1の母線に、上記第3の機器ユニットの上記第
    2の断路器を第2の母線にそれぞれ接続し、上記第1の
    機器ユニットの上記第2の断路と上記第2の機器ユニッ
    トの上記第1の断路器とを接続し、上記第2の機器ユニ
    ットの上記第2の断路器と上記第3の機器ユニットの上
    記第1の断路器とを接続し、上記第1の機器ユニットと
    上記第2の機器ユニットとの間に第1の引出ユニットを
    接続し、上記第2の機器ユニットと上記第3の機器ユニ
    ットとの間に第2の引出ユニットを接続した相分離形ガ
    ス絶縁開閉装置において、上記第1の機器ユニット、上
    記第2の機器ユニット及び上記第3の機器ユニットの順
    に水平な投影面で第1の直線上に配置し、上記各機器ユ
    ニットと隣接して水平な第2の直線上の上記各機器ユニ
    ットの側面に上記第1の母線を配置し、上記第1の母線
    の上部で上記各機器ユニットの側面に上記第2の母線を
    配置したことを特徴とする相分離形ガス絶縁開閉装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、各機器ユニットは遮
    断器の長手方向が垂直方向になるように配置し、上記遮
    断器の第1の端子を上記遮断器の下方から水平方向に導
    出し、第1の変流器を介して水平方向に配置した第1の
    断路器に接続し、上記遮断器の第2の端子を上記遮断器
    の上方から上記第1の端子の反対側に水平方向に導出
    し、第2の変流器を介して水平方向に配置した第2の断
    路器に接続して、上記第1の機器ユニットの上記第1の
    断路器と同じ高さに第1の母線を配置し、上記第3の機
    器ユニットの上記第2の断路器と同じ高さに第2の母線
    を配置したことを特徴とする相分離形ガス絶縁開閉装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、遮断器の長手方向が
    垂直方向になるように配置し、上記遮断器の第1の端子
    を上記遮断器の下方から水平方向に導出し、第1の変流
    器を介して垂直方向に配置した第1の断路器に接続し、
    上記遮断器の第2の端子を上記遮断器の上方から上記第
    1の端子の反対側に水平方向に導出し、第2の変流器を
    介して垂直方向に配置した第2の断路器に接続し、上記
    第1の機器ユニットの上記第1の断路器と同じ高さに第
    1の母線を配置し、上記第3の機器ユニットの上記第2
    の断路器と同じ高さに第2の母線を配置したことを特徴
    とする相分離形ガス絶縁開閉装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、遮断器の長手方向が
    垂直方向になるように配置し、上記遮断器の第1の端子
    を上記遮断器の一方側から水平方向に導出し、第1の変
    流器を介して水平方向に配置した第1の断路器に接続
    し、上記遮断器の第2の端子を上記第1の端子と同じ高
    さで上記第1の端子の反対側に水平方向に導出し、第2
    の変流器を介して水平方向に配置した第2の断路器に接
    続し、上記第1の機器ユニットの上記第1の断路器と同
    じ高さに第1の母線を配置したことを特徴とする相分離
    形ガス絶縁開閉装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、遮断器の長手方向が
    垂直方向になるように配置し、上記遮断器の第1の端子
    を上記遮断器の一方側から水平方向に導出し、第1の変
    流器を介して垂直方向に配置した第1の断路器に接続
    し、上記遮断器の第2の端子を上記第1の端子と同じ高
    さで上記第1の端子の反対側に水平方向に導出し、第2
    の変流器を介して垂直方向に配置した第2の断路器に接
    続し、上記第1の機器ユニットの上記第1の断路器と同
    じ高さに第1の母線を配置し、上記第3の機器ユニット
    の第2の断路器と同じ高さに第2の母線を配置したこと
    を特徴とする相分離形ガス絶縁開閉装置。
  6. 【請求項6】 請求項1において、遮断器の長手方向が
    垂直方向になるように配置し、上記遮断器の第1の端子
    を上記遮断器の下方から水平方向に導出し、第1の変流
    器を介して垂直方向に配置した第1の断路器に接続し、
    上記遮断器の第2の端子を上記遮断器の上方から上記第
    1の端子の反対側に水平方向に導出し、第2の変流器を
    介して水平方向に配置した第2の断路器に接続し、上記
    第1の機器ユニットの上記第1の断路器と同じ高さに第
    1の母線を配置し、上記第3の機器ユニットの上記第2
    の断路器と同じ高さに第2の母線を配置したことを特徴
    とする相分離形ガス絶縁開閉装置。
  7. 【請求項7】 請求項2において、第1の機器ユニット
    の第2の断路器と第2の機器ユニットの第1の断路器と
    の間、及び上記第2の機器ユニットの第2の断路器と第
    3の機器ユニットの第1の断路器との間に、タイロッド
    付のベローズを有する伸縮継手を軸方向が垂直方向にな
    るように配置したことを特徴とする相分離形ガス絶縁開
    閉装置。
  8. 【請求項8】 請求項2から請求項4のいずれかにおい
    て、第1の引出ユニットは第1の機器ユニットと第2の
    機器ユニットとの間から各相ともガス絶縁導体で垂直方
    向に引き出してから、各相分の上記ガス絶縁導体を3段
    に重ねて上記各機器ユニットの長手方向に対して直角方
    向に配置し、上記各機器ユニットから所定の距離に配置
    した各相用ブッシングと上記各ガス絶縁導体とを接続し
    たことを特徴とする相分離形ガス絶縁開閉装置。
  9. 【請求項9】 第1の断路器と第1の変流器と遮断器と
    第2の変流器と第2の断路器とを直列に接続した第1の
    機器ユニット、第2の機器ユニット、第3の機器ユニッ
    ト、第4の機器ユニット、第5の機器ユニット及び第6
    の機器ユニットを構成し、上記第1の機器ユニットの上
    記第1の断路器を第1の母線に、上記第3の機器ユニッ
    トの上記第2の断路器を第2の母線にそれぞれ接続し、
    上記第1の機器ユニットの上記第2の断路と上記第2の
    機器ユニットの上記第1の断路器とを接続し、上記第2
    の機器ユニットの上記第2の断路器と上記第3の機器ユ
    ニットの上記第1の断路器とを接続し、上記第1の機器
    ユニットと上記第2の機器ユニットとの間に第1の引出
    ユニットを接続し、上記第2の機器ユニットと上記第3
    の機器ユニットとの間に第2の引出ユニットを接続し、
    上記第4の機器ユニットの上記第1の断路器を第2の母
    線に、上記第6の機器ユニットの上記第2の断路器を第
    1の母線にそれぞれ接続し、上記第4の機器ユニットの
    上記第2の断路と上記第5の機器ユニットの上記第1の
    断路器とを接続し、上記第5の機器ユニットの上記第2
    の断路器と上記第6の機器ユニットの上記第1の断路器
    とを接続し、上記第4の機器ユニットと上記第5の機器
    ユニットとの間に第3の引出ユニットを接続し、上記第
    5の機器ユニットと上記第6の機器ユニットとの間に第
    4の引出ユニットを接続した相分離形ガス絶縁開閉装置
    において、上記第1の機器ユニット、上記第2の機器ユ
    ニット及び上記第3の機器ユニットの順に水平な投影面
    で第1の直線上に配置し、上記各機器ユニットと隣接し
    て水平な第2の直線上の上記各機器ユニットの側面に上
    記第1の母線を配置し、上記第1の母線の上部で上記各
    機器ユニットの側面に上記第2の母線を配置し、上記両
    母線を挟んで上記第1の機器ユニットと上記第4の機器
    ユニットと、上記第2の機器ユニットと上記第5の機器
    ユニットと、及び第3の機器ユニットと上記第6の機器
    ユニットとが相対して配置されていることを特徴とする
    相分離形ガス絶縁開閉装置。
  10. 【請求項10】 第1の断路器と第1の変流器と遮断器
    と第2の変流器と第2の断路器とを直列に接続した第1
    の機器ユニット、第2の機器ユニット、及び第3の機器
    ユニットを構成し、上記第1の機器ユニットの上記第1
    の断路器を第1の母線に、上記第3の機器ユニットの上
    記第2の断路器を第2の母線にそれぞれ接続し、上記第
    1の機器ユニットの上記第2の断路と上記第2の機器ユ
    ニットの上記第1の断路器とを接続し、上記第2の機器
    ユニットの上記第2の断路器と上記第3の機器ユニット
    の上記第1の断路器とを接続し、上記第1の機器ユニッ
    トと上記第2の機器ユニットとの間に第1の引出ユニッ
    トを接続し、上記第2の機器ユニットと上記第3の機器
    ユニットとの間に第2の引出ユニットを接続した相分離
    形ガス絶縁開閉装置において、上記第1の機器ユニッ
    ト、上記第2の機器ユニット及び上記第3の機器ユニッ
    トの順に水平な投影面で第1の直線上に配置し、上記各
    機器ユニットと隣接して水平な第2の直線上の上記各機
    器ユニットの側面に上記第1の母線を配置し、上記第1
    の母線の上部で上記各機器ユニットの側面に上記第2の
    母線を配置し、上記各引出ユニットの端部をブッシング
    とし、各相間の上記ブッシング間を少なくとも必要な絶
    縁距離をあけて、上記各引出ユニットが上記各母線と直
    交するように、各相の上記各機器ユニットを上記絶縁距
    離に相当する分だけ位置をずらして配置したことを特徴
    とする相分離形ガス絶縁開閉装置。
  11. 【請求項11】 第1の断路器と第1の変流器と遮断器
    と第2の変流器と第2の断路器とを直列に接続した第1
    の機器ユニット及び第2の機器ユニットを構成し、上記
    第1の機器ユニットの上記第1の断路器を上記第1の母
    線に、上記第2の機器ユニットの上記第2の断路器を上
    記第2の母線にそれぞれ接続し、上記第1の機器ユニッ
    トの上記第2の断路と上記第2の機器ユニットの上記第
    1の断路器とを接続し、上記第1の機器ユニットと上記
    第2の機器ユニットとの間に引出ユニットを接続した相
    分離形ガス絶縁開閉装置において、上記第1の機器ユニ
    ット及び上記第2の機器ユニットの順に水平な投影面上
    で第1の直線上に配置し、上記各機器ユニットと隣接し
    て水平な第2の直線上の上記各機器ユニットの側面に上
    記第1の母線を配置し、上記第1の母線の上部で上記各
    機器ユニットの側面に上記第2の母線を配置したことを
    特徴とする相分離形ガス絶縁開閉装置。
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