JPH1189022A - サイリスタ制御直列コンデンサ装置 - Google Patents

サイリスタ制御直列コンデンサ装置

Info

Publication number
JPH1189022A
JPH1189022A JP9237052A JP23705297A JPH1189022A JP H1189022 A JPH1189022 A JP H1189022A JP 9237052 A JP9237052 A JP 9237052A JP 23705297 A JP23705297 A JP 23705297A JP H1189022 A JPH1189022 A JP H1189022A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thyristor
series capacitor
reactor
container
capacitor device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9237052A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Yamauchi
高雄 山内
Shinji Ishibe
信治 石辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP9237052A priority Critical patent/JPH1189022A/ja
Publication of JPH1189022A publication Critical patent/JPH1189022A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gas-Insulated Switchgears (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小形化、信頼性ならびに美観の向上が可能な
サイリスタ制御直列コンデンサ装置を提供する。 【解決手段】 リアクトル32と短絡用開閉器33の直
列体、非直線抵抗体34、電圧変成器35およびリアク
トル29とサイリスタ制御装置30の直列体と並列接続
されたコンデンサ31を、送電線間に接続させてなる直
列コンデンサ装置の各構成機器を、接地された各容器内
にそれぞれ収納するとともに各構成機器間を、各容器間
を連結し絶縁性ガスが充填された母線容器内に往復配置
された母線56、57および58、59により接続させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、送電線路中に接
続され送電線のリアクタンスを補償しサイリスタ制御装
置により位相制御されるサイリスタ制御直列コンデンサ
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は例えば平成9年電気学会全国大会
論文1513で紹介された従来のサイリスタ制御直列コ
ンデンサ装置の回路構成を示す単線図、図10および図
11は図9におけるサイリスタ制御直列コンデンサ装置
の構成を模式的に示す側面図および平面図である。図に
おいて、1は接続線2、3を介して送電線(図示せず)
に接続されるコンデンサ、4は直列接続された短絡用開
閉器5と共にコンデンサ1に並列接続された抑制リアク
トル、6はコンデンサ1に並列接続された非直線抵抗
体、7はコンデンサ1に並列接続された放電コイルを兼
ねる電圧変成器、8は直列接続されたリアクトル9と共
にコンデンサ1に並列接続されたサイリスタ制御装置、
10、11は変流器、12はこれら各構成機器1〜11
が載置される架台、13は支持碍子、14は冷却水用碍
子、15は光ファイバ用碍子、16は電圧変成器、17
は制御箱である。
【0003】従来のサイリスタ制御直列コンデンサ装置
は、図9に示すようにコンデンサ1が、短絡用開閉器5
と直列接続された抑制リアクトル4、非直線抵抗体6、
電圧変成器7およびリアクトル9と直列接続されたサイ
リスタ制御装置8とそれぞれ並列接続されるとともに、
両接続線2、3を介して送電線間に接続され、送電線の
リアクタンスと直列に接続されることによりこれを補償
する役割を果たしており、又、サイリスタ制御装置8は
送電線に流れる電流を、コンデンサ1のみの場合の進相
電流の200%程度から遅相電流100%程度まで高速
制御することにより、電力系統の安定度向上に大きな役
割を果たしている。
【0004】そして、このコンデンサ1は送電線のリア
クタンスを補償するためには大きな容量を必要とするた
め大形化し、関連機器を含めて接続線が複雑になるとと
もに、耐震性を得るためには支持碍子13を極めて頑丈
にしなければならず、又、サイリスタ制御装置8には光
制御方式が適用されているため、光ファイバ用碍子15
およびサイリスタ冷却用の冷却水用碍子14等が必要と
なるため、装置自体の大形化は勿論のこと価格が大幅に
高くなる。
【0005】又、支持碍子13で絶縁されて、コンデン
サ1、抑制リアクトル4、短絡用開閉器5、非直線抵抗
体6、電圧変成器7、サイリスタ制御装置8およびリア
クトル9等が架台12上に配置され多数の接続部が高い
位置で気中に露出されているため、降雪や台風等気象の
影響を受けやすく、定期的な点検ならびに部品交換等の
保守に手間を要し、外観的に美観上もあまり好ましくな
く、コンデンサ1等の故障検出精度の確保も困難であ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のサイリスタ制御
直列コンデンサ装置は以上のように構成されているの
で、寸法的に大きく、価格が高く、環境の影響を受けや
すく、保守点検の手間を要し、美観上好ましくない等と
いう問題点があった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、小形化、低価格化、信頼性の向
上ならびに美観の向上が可能なサイリスタ制御直列コン
デンサ装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
るサイリスタ制御直列コンデンサ装置は、リアクトルと
短絡用開閉器の直列体、非直線抵抗体、電圧変成器およ
びリアクトルとサイリスタ制御装置の直列体と並列接続
されたコンデンサを、送電線間に接続させてなる直列コ
ンデンサ装置の各構成機器を、接地された各容器内にそ
れぞれ収納するとともに各構成機器間を、各容器間を連
結し絶縁性ガスが充填された母線容器内に往復配置され
た母線により接続させたものである。
【0009】又、この発明の請求項2に係るサイリスタ
制御直列コンデンサ装置は、リアクトルと短絡用開閉器
の直列体、非直線抵抗体、電圧変成器およびリアクトル
とサイリスタ制御装置の直列体と並列接続されたコンデ
ンサを、送電線間に接続させてなる直列コンデンサ装置
の各構成機器を、接地され絶縁性ガスが充填された各容
器内にそれぞれ収納するとともに各構成機器間を、各容
器間を連結し絶縁性ガスが充填された母線容器内に往復
配置された母線により接続させたものである。
【0010】又、この発明の請求項3に係るサイリスタ
制御直列コンデンサ装置は、請求項2において、サイリ
スタ制御装置が収納された容器は熱交換器と連結され、
充填された絶縁性ガスが循環するように構成されたもの
である。
【0011】又、この発明の請求項4に係るサイリスタ
制御直列コンデンサ装置は、請求項2において、リアク
トルとサイリスタ制御装置の直列体は同一容器内に収納
され、容器は熱交換器に連結され充填された絶縁性ガス
が循環するように構成されたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、この発明の実施の形態を図に基づ
いて説明する。図1はこの発明の実施の形態1における
サイリスタ制御直列コンデンサ装置の回路構成を示す単
線図、図2および図3は図1におけるサイリスタ制御直
列コンデンサ装置の構成を示す平面図および正面図であ
る。
【0013】図において、18は一端側にブッシング1
9が設けられ、他端側が主母線20に接続された従来よ
り適用されている通常のガス絶縁開閉装置、21、22
は一対のブッシング、23、24、25、26、27、
28は断路器、29、30は直列接続されたリアクトル
およびサイリスタ制御装置、31はコンデンサ、32、
33は直列接続された抑制リアクトルおよび短絡用開閉
器、34は非直線抵抗体、35は放電コイルを兼ねた電
圧変成器で、これら29〜35は並列接続されている。
【0014】36、37は避雷器、38、39は電圧変
成器、45、46、47、48は断路器、49、50、
51、52、53、54、55は変流器で、これら各要
素23〜55はそれぞれ絶縁ガスが充填された容器内に
収納され、各母線56、57、58、59により図1に
示すように接続されている。そして、各一対の母線5
6、57および58、59は各容器間を連結する母線容
器内で往復配置、すなわち、母線56、57および5
8、59をそれぞれ流れる電流の向きが逆方向となるよ
うに配置されており、これら21〜59はサイリスタ制
御直列コンデンサ装置100を構成している。60は両
ブッシング19、22間を接続する接続線、61はブッ
シング21が接続される送電線、62は引留鉄塔、63
は碍子である。
【0015】次に、上記のように構成されたサイリスタ
制御直列コンデンサ装置100の動作について説明す
る。図1において、まず全ての接地開閉器45〜48を
開、断路器24、26を開、残りの断路器23、25、
27、28を閉、短絡用開閉器33を開の状態にする
と、電力系統の負荷電流は送電線61、ブッシング2
1、母線56を介して断路器23、母線59を介して断
路器28、コンデンサ31、母線58を介して断路器2
7、母線57を介して断路器25、ブッシング22、接
続線60、ガス絶縁開閉装置18内および主母線20を
流れる。
【0016】そして、送電線60のリアクタンスにコン
デンサ31およびリアクトル29、サイリスタ制御装置
30の直列体が直列に挿入されて、送電線60のリアク
タンスの補償が行われる。又、サイリスタ制御装置30
の位相制御により、コンデンサ31およびリアクトル2
9、サイリスタ制御装置30の直列体に流れる電流は、
通常のコンデンサに流れる進相電流の200%ないし遅
相電流100%程度の範囲で高速に制御されるため、異
常時の高速系統制御が可能となり電力系統の安定度の向
上が図られる。
【0017】このように上記実施の形態1によれば、例
えばコンデンサ31、短絡用開閉器33等の構成要素の
全てがガス絶縁化された容器内に収納され、重量物が地
上に近い低い位置に配置されているので、小形化されて
耐震性に優れ、雪や台風等の気象条件の影響を受けず、
美観上も好ましく、接続部が容器内のガス中に置かれて
いるので点検等の手間も不要となる。又、各一対の母線
56、57および58、59が母線容器内で往復配置と
なり、それぞれ流れる電流の向きが逆方向となっている
ので、それぞれの電流による磁束同士が打ち消し合うた
め外部への影響がなくなり、容器の材料を非磁性とする
必要もなく普通の鉄鋼材が適用できるため、容器を経済
的に製造することができる。さらに又、図3に示すよう
にサイリスタ制御直列コンデンサ装置100は、ガス絶
縁開閉装置18が運転後、必要に応じて新設、増設をす
ることも容易となる。
【0018】なお、上記構成では各要素23〜55がそ
れぞれ絶縁ガスが充填された容器内に収納された場合に
ついて説明したが、各一対の母線56、57および5
8、59が配置される母線容器内は絶縁ガスを充填し、
各要素23〜55はそれぞれ適宜絶縁油等が充填された
容器内に収納された場合にも適用し得ることは言うまで
もない。
【0019】実施の形態2.図4はこの発明の実施の形
態2におけるサイリスタ制御直列コンデンサ装置の回路
構成を示す単線図、図5は図4におけるサイリスタ制御
直列コンデンサ装置の構成を示す平面図である。図にお
いて、上記実施の形態1におけると同様な部分は同一符
号を付して説明を省略する。200はサイリスタ制御直
列コンデンサ装置100に接続して増設される二期増設
分の直列コンデンサ装置、300は直列コンデンサ装置
200に続いてさらに増設される三期増設分のサイリス
タ制御直列コンデンサ装置である。
【0020】上記のように構成された実施の形態2によ
れば、送電容量の小さい時期に送電を停止して、断路器
23、25を開いて断路器24および接地開閉器45、
46を閉じると、母線56、57が電力系統から切り離
されるため、二期増設分の直列コンデンサ装置200お
よび三期増設分のサイリスタ制御直列コンデンサ装置3
00を必要に応じて接続することができる。すなわち、
電力系統の送電容量を順次増やす必要がある場合、送電
容量の増加に応じて補強度を増強することができるの
で、全体の費用が最適となるように建設工事を進めるこ
とができ非常に経済的となる。
【0021】尚、上記構成では図5に示すように、各直
列コンデンサ装置100、200、300をガス絶縁開
閉装置18の送電線側に配置した場合について説明した
が、これに限定されるものではなく変電所の空いたスペ
ースであればどこに配置してもよい。又、各直列コンデ
ンサ装置200、300は直列に増設する場合を示して
いるが、電流定格を増やす時には並列に増設すればよ
い。
【0022】実施の形態3.図6はこの発明の実施の形
態3におけるサイリスタ制御直列コンデンサ装置の要部
の構成を示す断面図である。図において、上記実施の形
態1におけると同様な部分は同一符号を付して説明を省
略する。64は絶縁性ガスが充填され上部にマンホール
64aが設けられた容器、65、66はこの容器64内
に絶縁支持部材67、68を介して絶縁支持され、複数
個の光点弧サイリスタ素子の逆並列接続およびスナバ回
路等により構成されるサイリスタモジュールで、光密封
端子69を介して外部に接続される光ファイバ70、7
1により光制御されサイリスタ制御装置30を構成して
いる。
【0023】72は両サイリスタモジュール65、66
を取り囲むように設けられたシールド、73、74はサ
イリスタ制御装置30と母線59およびリアクトル29
との間を接続する導体、75は容器64の側壁から分岐
して形成される冷却通路、76はこの冷却通路75内に
設けられたブロア、77は冷却通路75を取り囲むよう
に設けられた熱交換器、78はファンである。
【0024】上記のように構成される実施の形態3にお
けるサイリスタ制御直列コンデンサ装置においては、サ
イリスタ制御装置30で発生する熱は、ブロア76によ
り循環される絶縁性ガスにより冷却され、この絶縁性ガ
スは図中矢印で示すように冷却通路75を通り、熱交換
器77およびファン78で効率的に冷却される。このよ
うにサイリスタモジュール65、66の発熱量が余り大
きくないことにより、ガス絶縁強制風冷方式が実現でき
る。
【0025】尚、サイリスタ制御直列コンデンサ装置
は、平常時系統電流を流さないようにするとサイリスタ
制御装置30の損失を下げることができるので、効率的
な運用が可能となり、又、水冷却関連の設備が不要とな
るためスペースの縮減が可能となり、コストの低減がで
きる。さらに又、サイリスタモジュール65、66内の
サイリスタ素子等の交換が必要になった場合には、マン
ホール64aを開けて行うことができ、この作業はほぼ
地上位置の作業となるため、作業効率が良く保守上も有
利となる。
【0026】実施の形態4.図7はこの発明の実施の形
態4におけるサイリスタ制御直列コンデンサ装置の要部
の構成を示す断面図である。図において、上記実施の形
態1におけると同様な部分は同一符号を付して説明を省
略する。79は絶縁性ガスが充填され上部にマンホール
79aが設けられた容器、80、81はこの容器79内
に配置されたコイルおよび鉄心でリアクトル29を構成
している。82、83はリアクトル29と母線58およ
びサイリスタ制御装置30との間を接続する導体、84
は容器79の側壁から分岐して形成される冷却通路、8
5はこの冷却通路84の側方に設けられたファン、86
は冷却通路84内に設けられたブロアである。
【0027】上記のように構成される実施の形態4にお
けるサイリスタ制御直列コンデンサ装置においては、リ
アクトル29を絶縁性ガスが充填された容器79内に配
置し、リアクトル29を構成するコイル80および鉄心
81で発生する熱は、図中矢印で示すようにブロア86
によって循環される絶縁性ガスで効率的に冷却を行って
いるため、絶縁油、シリコン油等の油入方式による一般
的なリアクトルと比較し、軽量化、不燃化を図ることが
可能になる。
【0028】実施の形態5.図8はこの発明の実施の形
態5におけるサイリスタ制御直列コンデンサ装置の要部
の構成を示す断面図である。図において、上記各実施の
形態3、4におけると同様な部分は同一符号を付して説
明を省略する。87は絶縁性ガスが充填され上部にマン
ホールが設けられた容器で、内部にはリアクトル29お
よびサイリスタ制御装置30が直列接続されて配置され
ている。88は容器87の側壁から分岐して形成される
冷却通路、89はこの冷却通路88内に設けられたブロ
ア、90は冷却通路88を取り囲むように設けられた熱
交換器、91はファンである。
【0029】上記のように構成される実施の形態5にお
けるサイリスタ制御直列コンデンサ装置においては、上
記各実施の形態3、4におけるリアクトル29およびサ
イリスタ制御装置30を同一容器87内に配置し、リア
クトル29およびサイリスタ制御装置30で発生する熱
は、ブロア89により循環される絶縁性ガスにより冷却
され、この絶縁性ガスは図中矢印で示すように冷却通路
88を通り、熱交換器90およびファン91で効率的に
冷却を行っているため、水冷却関連の設備が不要となり
スペースの縮減が図れることは勿論のこと、共通の熱交
換器90で両リアクトル29およびサイリスタ制御装置
30の冷却を行うことができるため、低価格化が可能と
なる。
【0030】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1によ
れば、リアクトルと短絡用開閉器の直列体、非直線抵抗
体、電圧変成器およびリアクトルとサイリスタ制御装置
の直列体と並列接続されたコンデンサを、送電線間に接
続させてなる直列コンデンサ装置の各構成機器を、接地
された各容器内にそれぞれ収納するとともに各構成機器
間を、各容器間を連結し絶縁性ガスが充填された母線容
器内に往復配置された母線により接続させたので、小形
化、低価格化、信頼性の向上ならびに美観の向上が可能
なサイリスタ制御直列コンデンサ装置を提供することが
できる。
【0031】又、この発明の請求項2によれば、リアク
トルと短絡用開閉器の直列体、非直線抵抗体、電圧変成
器およびリアクトルとサイリスタ制御装置の直列体と並
列接続されたコンデンサを、送電線間に接続させてなる
直列コンデンサ装置の各構成機器を、接地され絶縁性ガ
スが充填された各容器内にそれぞれ収納するとともに各
構成機器間を、各容器間を連結し絶縁性ガスが充填され
た母線容器内に往復配置された母線により接続させたの
で、小形化、低価格化、信頼性の向上ならびに美観の向
上が可能なサイリスタ制御直列コンデンサ装置を提供す
ることができる。
【0032】又、この発明の請求項3によれば、請求項
2において、サイリスタ制御装置が収納された容器を熱
交換器と連結し、充填された絶縁性ガスが循環するよう
に構成したので、小形化、低価格化、信頼性の向上なら
びに美観の向上が可能なサイリスタ制御直列コンデンサ
装置を提供することができる。
【0033】又、この発明の請求項4によれば、請求項
2において、リアクトルとサイリスタ制御装置の直列体
を同一容器内に収納するとともにこの容器を熱交換器に
連結して充填された絶縁性ガスが循環するように構成し
たので、小形化、低価格化、信頼性の向上ならびに美観
の向上が可能なサイリスタ制御直列コンデンサ装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1におけるサイリスタ
制御直列コンデンサ装置の回路構成を示す単線図であ
る。
【図2】 図1におけるサイリスタ制御直列コンデンサ
装置の構成を示す平面図である。
【図3】 図1におけるサイリスタ制御直列コンデンサ
装置の構成を示す側面図である。
【図4】 この発明の実施の形態2におけるサイリスタ
制御直列コンデンサ装置の回路構成を示す単線図であ
る。
【図5】 図4におけるサイリスタ制御直列コンデンサ
装置の構成を示す平面図である。
【図6】 この発明の実施の形態3におけるサイリスタ
制御直列コンデンサ装置の要部の構成を示す断面図であ
る。
【図7】 この発明の実施の形態4におけるサイリスタ
制御直列コンデンサ装置の要部の構成を示す断面図であ
る。
【図8】 この発明の実施の形態5におけるサイリスタ
制御直列コンデンサ装置の要部の構成を示す断面図であ
る。
【図9】 従来のサイリスタ制御直列コンデンサ装置の
回路構成を示す単線図である。
【図10】 図9におけるサイリスタ制御直列コンデン
サ装置の構成を模式的に示す側面図である。
【図11】 図9におけるサイリスタ制御直列コンデン
サ装置の構成を模式的に示す平面図である。
【符号の説明】
18 ガス絶縁開閉装置、19,21,22 ブッシン
グ、23,24,25,26,28 断路器、29 リ
アクトル、30 サイリスタ制御装置、31 コンデン
サ、32 抑制リアクトル、33 短絡用開閉器、34
非直線抵抗体、35 電圧変成器、56,57,5
8,59 母線、60 接続線、61 送電線、64,
79,87 容器、65,66 サイリスタモジュー
ル、75,84,88 冷却通路、77,90 熱交換
器。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リアクトルと短絡用開閉器の直列体、非
    直線抵抗体、電圧変成器およびリアクトルとサイリスタ
    制御装置の直列体と並列接続されたコンデンサを、送電
    線間に接続させてなる直列コンデンサ装置の上記各構成
    機器を、接地された各容器内にそれぞれ収納するととも
    に上記各構成機器間を、上記各容器間を連結し絶縁性ガ
    スが充填された母線容器内に往復配置された母線により
    接続させたことを特徴とするサイリスタ制御直列コンデ
    ンサ装置。
  2. 【請求項2】 リアクトルと短絡用開閉器の直列体、非
    直線抵抗体、電圧変成器およびリアクトルとサイリスタ
    制御装置の直列体と並列接続されたコンデンサを、送電
    線間に接続させてなる直列コンデンサ装置の上記各構成
    機器を、接地され絶縁性ガスが充填された各容器内にそ
    れぞれ収納するとともに上記各構成機器間を、上記各容
    器間を連結し絶縁性ガスが充填された母線容器内に往復
    配置された母線により接続させたことを特徴とするサイ
    リスタ制御直列コンデンサ装置。
  3. 【請求項3】 サイリスタ制御装置が収納された容器は
    熱交換器と連結され、充填された絶縁性ガスが循環する
    ように構成されていることを特徴とする請求項2記載の
    サイリスタ制御直列コンデンサ装置。
  4. 【請求項4】 リアクトルとサイリスタ制御装置の直列
    体は同一容器内に収納され、上記容器は熱交換器に連結
    され充填された絶縁性ガスが循環するように構成されて
    いることを特徴とする請求項2記載のサイリスタ制御直
    列コンデンサ装置。
JP9237052A 1997-09-02 1997-09-02 サイリスタ制御直列コンデンサ装置 Pending JPH1189022A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9237052A JPH1189022A (ja) 1997-09-02 1997-09-02 サイリスタ制御直列コンデンサ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9237052A JPH1189022A (ja) 1997-09-02 1997-09-02 サイリスタ制御直列コンデンサ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1189022A true JPH1189022A (ja) 1999-03-30

Family

ID=17009708

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9237052A Pending JPH1189022A (ja) 1997-09-02 1997-09-02 サイリスタ制御直列コンデンサ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1189022A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6195253B1 (en) Substation
US3215897A (en) Unitary mounting assembly for outdoor switching station
US2379188A (en) Metal enclosed switchgear
JPH1189022A (ja) サイリスタ制御直列コンデンサ装置
Enns et al. Mobile substations: application, engineering and structural dynamics
JP2008245376A (ja) ガス絶縁開閉装置
JP2878704B2 (ja) 集合形変電設備
JP2000253520A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH10295008A (ja) 複合形ガス絶縁変電設備
JPH01255409A (ja) ガス絶縁開閉装置
CN206163985U (zh) 一种交流金属环网开关设备
JP2672666B2 (ja) ガス絶縁開閉装置
JP2878739B2 (ja) 集合形変電設備
JPH07193925A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH10257622A (ja) ガス絶縁開閉装置
KR20240019020A (ko) 기체절연 개폐장치
KR20200118574A (ko) 가스 절연 개폐장치
JP3056025B2 (ja) ガス絶縁複合開閉装置
RU11405U1 (ru) Панель распределительного щита серии що 70
SU1070638A1 (ru) Комплектна трансформаторна подстанци высокого напр жени
JP2002034110A (ja) 変電装置
JP2851125B2 (ja) 集合形変電設備
JPH02262809A (ja) 集合形変電設備
CN116073242A (zh) 一种船用中压自耦变压器配电装置
JP2777870B2 (ja) 複合密閉開閉装置