JP2851125B2 - 集合形変電設備 - Google Patents

集合形変電設備

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JP2851125B2 JP2125499A JP12549990A JP2851125B2 JP 2851125 B2 JP2851125 B2 JP 2851125B2 JP 2125499 A JP2125499 A JP 2125499A JP 12549990 A JP12549990 A JP 12549990A JP 2851125 B2 JP2851125 B2 JP 2851125B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、とくに二つの系統から受電する特別高圧受
電開閉装置、降圧用変圧器と高圧配電装置を備えた集合
形変電設備に関する。
(従来の技術) 66/77kVの受電設備は、(1)開放式受電設備、
(2)ハウジング形受電設備、(3)ガス絶縁受電設備
(以下、GISという)、(4)ギュービクル形ガス絶縁
開閉装置(以下、C−GISという)と変遷してきた。
このうち、開放式受電設備は、ほぼ受電系統図に従っ
て配設された遮断器、断路器、接地断路器、計器用変圧
器、変流器や避雷器などの電気機器を銅撚線やアルミニ
ウム管で接続し、これらの機器の相間や対接地間は、空
気絶縁による受電設備である。
したがって、この受電設備は、機器の間隔が広くなっ
て設置面積も広くなり、空気絶縁によるので充電部分が
露出して安全面で劣る。
これに対してGISは、建設用地の高騰とともに充電部
分の汚損、安全性や騒音の面と、受電設備の小形化、密
閉化の要請に応えるために開発された。これは、上述の
電気機器を円筒状の金属容器で覆い、絶縁媒体として高
圧の六ふつ化硫黄ガスを封入して小形化、密閉化したも
のである。
また、C−GISは、GISよりも更に信頼性、安全性と保
守性に優れ、同時に狭い用地に短期間に設置でき、か
つ、設置環境との調和の要請にも応えた受電設備であ
る。これは、絶縁媒体としてほぼ大気圧で封入された絶
縁ガスを利用し、キュービクル形の容器に各電気機器を
収納し、キュービクル内を構成単位ごとにガス区分した
もので、外観は空気絶縁による一般の閉鎖配電盤と変ら
ない。
このように、大別して、特別高圧受電開閉装置(以
下、特高盤という)、変圧器と高圧配電装置(以下、高
圧盤という)で構成される受電設備の各構成単位のう
ち、とくに高圧盤は、技術の進歩とともにその形態も大
きく変っているが、受電設備全体としてみると各構成単
位を系統図に従って接続することにおいて変りない。
第7図は、このような従来の受電設備の一例を示す斜
視図で、特高盤としての66kV C−GIS1、変圧器2と6.6k
V高圧盤3がそれぞれ分散配置されている。また、第8
図は第7図の平面図を示し、66kV C−GIS1と6.6kV高圧
盤3は、いづれも前前と背面に扉が設けられたいわゆる
前後面保守形となっている。
(発明が解決しようとする課題) ところが、このように構成された受電設備において
は、内部の機器を点検するときには、設備の前方に第8
図のように扉を開閉するための広い保守・点検スペース
4が要るだけでなく、分散した配置となっているため
に、各装置周りの床面積も増えるので、据付面積の縮小
化の障害となる。また、もし、上述の受電設備を屋内に
設けるときには、建物の柱や壁の制約で据付面積が更に
増える。また、分散した配置となっているので、各装置
間を接続するケーブル接続作業や、このケーブルを配設
するためのケーブルピット工事が必要となって工期が長
くなる。
そこで本発明の目的は、設置場所の如何にかかわら
ず、多様な仕様に容易に対応でき、据付面積と据付工期
も短縮することができる集合形変電設備を得ることであ
る。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段および作用) 本発明は、二つの系統から受電する特別高圧受電開閉
装置、変圧器と高圧配電装置でなる集合形変電設備にお
いて、特別高圧受電開閉装置をT形に構成して各端部を
保守面とし、高圧配電装置を前面保守形にして特別高圧
受電開閉装置の両側前面に隣接して列盤に構成し、これ
らの列盤の両端に変圧器を隣接し、この変圧器の冷却器
を各変圧器の片側に隣接することで、設置場所の如何に
かかわらず多様な仕様に対応でき、据付面積と据付工期
を減らすことのできる集合形変電設備である。
(実施例) 以下、本発明の集合形変電設備の一実施例を図面を参
照して説明する。但し、従来と重複する部分は省く。
第1図は、本発明の集合形変電設備の配置と主回路単
線結線図を示す図で、主回路単線結線図は、社団法人電
気協同研究会刊、電気協同研究第29巻4号記載の常用予
備2遮断器受電−2バンク一次断路器の受電設備の標準
接続例を示し、第2図は第1図の斜視図、また第3図は
第2図の平面図である。
第1図〜第3図において、集合形変電設備は、特高盤
としてのC−GIS10と、変圧器11A,11Bと、左右の6.6kV
の高圧盤12で構成され、全体で略U字状に配置されてい
る。
このうち、C−GIS10は、両側に離れて配置された受
電遮断器盤14が各1面と、これらの受電遮断器盤14の間
に配置され、電力会社から支給される取引用計器用変圧
器(PCT)13と、変圧器一次側断路器20や接地断路器21
などを2バンク分収納した大形の主要一次PCT盤15(1
面)で構成されている。また、各箱体単位で六ふつ化硫
黄ガスが封入され、輸送単位にもなっている。現地据付
時には、各箱の隣接部分の気中絶縁部分の骨組を横に貫
通したボルトで互いに固定される。
また、特高盤10の後部天井上面には、ダクト39Dが載
置されている。
一方、受電遮断器盤14には、外側に扉14aが設けられ
て、内部に収納された第1図に示す遮断器17、断路器18
や接地断路器19などの保守・点検はこの扉14aを開いて
行う。また、第3図に示すように、受電遮断器盤14の高
圧盤12側には側面板14b1が設けられ、変圧器11A,11B側
には側面板14b2が、主要一次PCT盤15側には背面板15cが
それぞれ設けられて、それぞれ非保守面となっている。
更に、主変一次PCT盤15には、前面に両開き扉15Aが設
けられ、背面側には背面板15cが設けられてこの背面は
非保守面となっていて、更に、右側面の高圧盤12Aとの
隣接面には側面板15b1が、左側面の高圧盤12Bとの隣接
面には側面板15b2が、更に右側面の受電遮断器盤14との
隣接面には側面板15b3が、左側面の受電遮断器14との隣
接面には側面板15b4がそれぞれ設けられて、これらの取
付面も非保守面となっている。又、PCT13は両開き扉15a
を開いて搬入され、内部に収納された断路器20や接地断
路器21などの保守・点検も両開き扉15aを開いて行う。
なお、これら各箱体の列盤据付時の受電遮断器盤14の
非保守面14cと主変一次PCT盤15の非保守面15b3,15b4
のボルトによる連結時には、背面(第3図では後面)の
側面板14b2と側面板15cは同一面にする。
このようにして66kVの特高盤は連結されるが、この結
果平面図でみた配置はほぼT字形となって、前面・側面
保守形で背面非保守形の特高盤となる。
次に、このように構成された特高盤の主回路の接続方
法を説明する。
第3図に示すように、各箱体の天井部には詳細特開昭
60−160309号公報で示されたT形ブッシングがそれぞれ
取付けられていて、ケーブルで接続されている。すなわ
ち、左右の受電遮断器盤14には、片側が盲栓の3相分の
T形ブッシング24Aが取付けられ、主一次PCT盤15の天井
部には3相分のT形ブッシング24Bが取付けられて、こ
れらのT形ブッシング24A,24Bはケーブル25でそれぞれ
接続され、これらのT形ブッシング24A,24Bとケーブル2
5はダクト39Dで覆われている。
一方、変圧器11A,11Bには、図示しない容器内部に収
納された一次コイルと二次コイルを絶縁する内部絶縁媒
質(六ふつ化硫黄ガスや絶縁油)が封入され、この内部
絶縁媒質を冷やすために、左右に対置された変圧器11A,
11Bの対向側に放熱器26A,26Bがそれぞれ隣接されてい
る。この結果、変圧器11A,11Bの対向側は非保守面とな
っていて、冷却器26A,26Bは変圧器11A,11Bの前後方向の
長さと同等の長さとなって、充分な冷却面積が確保され
ている。
次に、高圧盤12は、両端の主変二次受電盤27各1面
と、左側の主変二次受電盤27の内側に隣接された母線連
絡盤28が1面と、この母線連絡盤28と左端の主変二次受
電盤27との間と右端の主変二次受電盤27の内側に2面隣
接された配電線盤29で構成され、これらの主変二次受電
盤27、母線連絡盤28と配電線盤29の前面には、それぞれ
扉27a,28aと扉29aが設けられ、内面と側面はすべて非保
守面となっていて、内部の保守・点検は前面から行う。
また、特高盤10と主変一次PCT盤15と受電遮断器盤14の
上面には、U形のダクト39cが載置され、配電線盤29の
内部には、真空遮断器30が上下に3段積されていて、左
右の3面の箱体間はボルトで連結され、箱体内の天井部
に横に配設された図示しない横母線で接続され、左右の
高圧盤間は、主変一次PCT盤15の下部を横切って配設さ
れた図示しないケーブル母線で接続されている。
また、C−GIS10と高圧盤12の連結は、高圧盤12の母
線連絡盤28の右側面28bと主変一次PCT盤15の左側面15
b2、及び主変一次PCT盤15の右側面15b1とその右側の配
電線盤29の左側面29bの各非保守面をボルトで連結す
る。
次に、このように連結された集合形変電設備の主回路
の接続方法を説明する。
まず、C−GIS10と変圧器11A,11Bの一次側接続は、第
3図のA−A断面図を示す第4図のように、主変一次PC
T盤15の天井部の上部に設けられた主変一次ブッシング3
3Aと変圧器11A,11B一次側端子である主変一次ブッシン
グ33Bをスリップオン式のケーブル34で接続する。又、
変圧器11A,11Bの二次側と高圧盤12との接続は、変圧器1
1A,11Bの二次側端子であると主変二次ブッシング35の羽
子板状の中心導体36にケーブル37の一端を接続し、他端
は受電遮断器盤14の下部を貫通して高圧盤27のケーブル
接続部38に接続する。
また、これらのケーブル34,37の接続部は、薄鋼板製
の一次側ダクト39Aと二次側ダクト39Bで覆われていて、
両ダクト39A,39Bの接続部はゴム製のブーツ40A,40Bが取
付られて変圧器11A,11Bの振動の伝達が防がれている。
このように構成された集合形変電設備においては、C
−GIS10は、組立工場で六ふつ化硫黄ガスが封入され、
また、高圧盤12は3面連結した状態で輸送される。した
がって高圧盤12内での母線接続や制御回路の接続も減ら
すことができるので、現地での据付工期を短縮すること
ができる。
また、変圧器11A,11Bの冷却器26A,26Bは、それぞれの
変圧器11A,11Bの内側だけに配設したので、冷却器26A,2
6Bの吸気のための空間も減らすこができ、設置面積を減
らすことができる。
更に、特高盤1と高圧盤12の背面側を全て非保守面と
し、変圧器11A,11Bの冷却器26A,26Bを内側だけに配設し
たので、第5図のように屋内に支柱が設けられたビルな
どに設置するときでも、特高盤10と高圧盤12の配置を変
えることなく対応することができ、もし、支柱41と間隔
が異なるときには、変圧器11A,11Bの冷却器26A,26Bのう
ちの一方又は両方を外側に移すことで対応可能である。
更に、もし、第6図にように背面に壁36のような障害
物があるところに近接して設置されるときには、左右の
変圧器11A,11Bを高圧盤12の外側に同列に横に隣接する
ことで、ダクトの形状も簡単でケーブル配設も容易とな
り、冷却器26A,26Bは変圧器11A,11B前面に横に隣接する
ことで、その前面端は高圧盤12と主変一次PCT盤15の扉
全開時の前端とほぼ面一となって、設置床面積の占有効
率のよい集合形変電設備となる。
〔発明の効果〕
以上、本発明によれば、二つの系統から受電する特高
盤と変圧器と高圧盤でなる集合形変電設備において、特
高盤をT形に構成して各端部を保守面とし、高圧盤を前
面保守形にして特高盤の両側前面に隣接して列盤に構成
し、変圧器をこれら列盤の両端に隣接し、変圧器の冷却
器を変圧器の片側に隣接したので、設置場所の如何にか
かわらず、多様な仕様に容易に対応でき、据付面積、据
付工期を減らすことのできる集合形変電設備を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の集合形変電設備の一実施例を示す配置
および主回路単線結線図、第2図は本発明の集合形変電
設備の斜視図、第3図は第2図の平面図とケーブル接続
状態を示す図、第4図は第3図のA−A断面詳細図、第
5図は本発明の集合形変電設備の作用を示す平面図、第
6図は本発明の集合形変電設備の他の実施例を示す平面
図、第7図は従来の集合形変電設備の斜視図、第8図は
第7図の作用を示す平面図である。 10……特別高圧受電開閉装置、11A,11B……変圧器 12……高圧配電装置、14……受電遮断器盤 15……主変一次PCT盤、26A,26B……冷却器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三上 守 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東 芝府中工場内 (72)発明者 大竹 史郎 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東 芝府中工場内 (72)発明者 吉田 哲雄 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東 芝府中工場内 (72)発明者 宮川 勝 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東 芝府中工場内 (56)参考文献 実開 昭63−198316(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02B 1/08 H02B 7/00 H02B 13/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二つの系統から受電する特別高圧受電開閉
    装置変圧器および高圧配電装置で構成された集合形変電
    設備において、 前記特別高圧受電開閉装置をT形に構成して各端部を保
    守面とし、前記高圧配電装置を前面保守形として前記特
    別高圧受電開閉装置の両側前面に隣接して列盤に構成
    し、この列盤の両端に前記変圧器を隣接したことを特徴
    とする集合形変電設備。
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