JPH089830A - 冬眠状態にする方法。 - Google Patents

冬眠状態にする方法。

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JPH089830A
JPH089830A JP22377391A JP22377391A JPH089830A JP H089830 A JPH089830 A JP H089830A JP 22377391 A JP22377391 A JP 22377391A JP 22377391 A JP22377391 A JP 22377391A JP H089830 A JPH089830 A JP H089830A
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JP
Japan
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container
aqueous solution
fish
shellfish
air
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Application number
JP22377391A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Nagaura
善昭 長浦
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、魚貝類、甲殼類、軟体動物、海胆等
を畜養又は輸送等するのに必要な技術に関するものであ
る。 【構成】断熱効果のある材料を使用して、気密状態を保
持することが出来る容器6を作り、容器6内部に魚貝類
等1と水溶液を入れて、容器6を冷蔵庫等21に入れ、
冷却された外気を蓋3の内部に収納しているエアーポン
プ等9を使用して、蓋7に設けている空気取り入れ口8
より、容器6内部に外気を取り入れて容器6内部に噴き
込む構成とする。容器6内部に入れている水溶液を殺菌
する目的にて使用する電極12を、水溶液と接触する表
面積を広くするために、電極12の形状を網の目形状又
はそれに類似の形状の電極12を使用する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、魚貝類、甲殻類、軟体
動物、海胆等を畜養又は輸送等するのに必要な技術に関
するものである。
【0002】図3は、従来の魚貝類等を密封状態の容器
に入れて輸送する手段を示す構造概要説明図で、図中、
1は魚貝類等で、24及び25は発泡スチロール等の部
材を使用して形成している容器で、26は酸素発生剤
で、27はビニール袋等である。
【0003】発泡スヒロール等で出来た24及び25の
部材を使用して形成している容器の内部に、ビニール袋
等27の内部に魚貝類等1と水溶液と酸素発生剤26を
入れて密封状態にして、魚貝類等1を輸送している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図3の従来方
式では、魚貝類等1に酸素を与えただけなので、ある一
定の時間は、魚貝類等1は元気に動いて運動することに
なり、結果として、魚貝類等1が排せつするアンモニア
の量が増大する、この増加したアンモニアの毒性によ
り、限定された水溶液中に於いて、魚貝類等1を長時
間、活かすことが出来ないという原因となっている。
【0005】本発明は、魚貝類等1を限定された水溶液
中に於いて、より長時間、活かすことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図で、図中、1は魚貝類等で、2は容器で、3は蓋で、
4は容器と蓋3の接続部分の形状で、5は接着ゴムテー
プ等で、6は容器2と蓋3で形成した気密状態を保持す
ることが出来る容器で、7は蓋3に設けている蓋で、9
はエアーポンプと乾電池等で、10は発泡スチロールを
使用して容器2と一体成型している空気分散器で、11
は乾電池等で、12は炭素又は金属等で出来た網の目形
状又はそれに類似の形状をした電極で、13は電極を固
定するフロート等で、14、15及び16は接続用のビ
ニール管で、17及び18はバルブ又はゴム栓等で、1
9は排水用の穴で、20はゴム栓等で、21は冷蔵庫等
で、26は酸素発生剤である。
【0007】
【作用】断熱効果のある発泡スチロール等で気密状態を
保持することが出来る容器6を作り、容器6の内部に魚
貝類1と水溶液を入れて、魚貝類等1の酸素消費量を低
下させる目的にて、魚貝類等1と水溶液を入れている容
器6を冷蔵庫等21に入れて、冷却された外気をエアー
ポンプ等9を使用して、容器6内部の水溶液中に空気分
散器10を経由して噴き込み、魚貝類等1の魚体体温と
水溶液の水温を低下させるのであれば、冷蔵庫等21の
温度がある一定の温度に冷却されていれば、容器6内部
の水溶液中に噴き込む、冷却された空気の量により、容
器6内部に入れている魚貝類等1の魚体体温と水溶液の
水温を低下させる時間を、エアーポンプ等9の能力によ
り自由に調節することが出来るので魚貝類等1の魚体体
温を、長時間かけ、極くゆるやかに低下させて、魚貝類
等1に対して、最小限のストレスで、魚貝類等1を冬眠
状態にすることが出来る。
【0008】容器6内部の水溶液中に冷却された外気を
噴き込み、魚貝類等1の魚体体温と水溶液の水温を低下
させた後は、外気温が適度に低い場合には、空気取り入
れ口8より、外気を容器6内部に噴き込んでいる状態に
て輸送するとよい。
【0009】外気温が高い場合には、接続用ビニール管
等14をバルブ又はゴム栓等18に接続して容器6内部
の空気又は酸素を、容器6内部の水溶液中に噴き込んで
いる状態にて輸送すとよい。
【0010】容器6内部に入れている水溶液を殺菌する
目的にて使用する電極12を、網の目形状又はその他の
類似の形状の電極12にすることにより、水溶液と接触
する表面積が増加するので、殺菌効果が一段と高くな
る。
【0011】
【実施例】以下、図2に関連して本発明の実施例を説明
する。図2は本例の冬眠状態にする手段を示す構造概要
説明図で、図2(A)及び(B)は縦断面図で、図2
(C)は平面図で、図2(D)は側面図で、図2(E)
及び(F)は縦断面図で、図中、8は空気取り入れ口
で、22は容器2と一体成型した間じ切り用の部材で、
23は魚貝類等1を収納する空間で、28は容器2内部
に入れている水溶液の通路である。
【0012】容器2と魚貝類等1を収納する空間23を
作るための間じ切り用の部材22を、発泡スチロール等
で一体成型した容器2の内部に、魚貝類等1と海水等の
水溶液を入れて、蓋3及び蓋7を接着ゴムテープ等5を
使用して密封し、図2にて示しているように、容器6を
冷蔵庫等21に入れて、冷却された外気をエアーポンプ
等9を使用して、空気取り入れ口8より取り入れて、容
器6内部に空気分散器10を経由して噴き込み、容器6
内部に入れている魚貝類等1と水溶液を目的の温度に長
時間かけて、極くゆっくりと低下させて、魚貝類等1を
冬眠状態にした後、冷蔵庫等に入れて、輸送するか又は
外気温度が適温の状態に低い場合には、図2にて示して
いる空気取り入れ口8より容器6内部に外気を継続して
噴き込んでいる状態にて輸送する。
【0013】航空輸送等にて輸送する場合には、図2に
て示している状態にて魚貝類等1と水溶液を冷却して、
魚貝類等1を冬眠状態にした後、接続用のビニール管等
14をバルブ又はゴム栓等18に接続させて、容器6内
部の空気又は酸素を空気分散器10を経由させて、容器
6内部の水溶液中に循環させて、容器6内部の水溶液中
に噴き込んでいる状態にて輸送する。
【0014】図2(B)にて示しているように、容器6
内部の水溶液の量を、目的とする水溶液の水準面まで、
穴19より排水して輸送すると、航空輸送等に適してい
る。
【0015】容器6内部に入れている水溶液を殺菌する
目的にて、水溶液中に網の目形状又はそれに類似の形状
の電極12を使用することにより、水溶液と接触する表
面積が増加しても、水溶液の流れを阻害することがな
い。
【0016】
【本発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、
2つの蓋を設けることにより、容器内部に収納したエア
ーポンプ等を使用し、冷却された外気を容器内部に噴き
込んで、容器内部を冷却することも又は接続用のビニー
ル管等を使用して、容器内部を気密状態とすることも出
来る。
【0017】容器内部に入れている水溶液中に、網の目
形状又はそれに類似の形状の電極を使用することによ
り、水溶液の抵抗を受けることなく、水溶液と接触する
表面積を増加させることが出来るので、水溶液中の細菌
類を殺菌する効果を高めることが出来る。
【0018】容器と容器の内部に魚貝類等を収納する空
間を作るための間じ切り用の部材を、発泡スチロール等
を使用して一体成型するならば、魚貝類等の形状に合致
した形状の空間を簡単に成型することが出来るので、魚
貝類等の自由をより一段と束縛することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の実施例の冬眠状態にする手段を示す構
造概要説明図で、図2(A)及び(B)は縦断面図で、
図2(C)は平面図で、図2(D)は側面図で、図2
(E)及び(F)は縦断面図である。
【図3】従来の魚貝類等を密封状態の容器に入れて輸送
する手段を示す構造概要説明図である。
【符号の説明】
1 魚貝類等 2 発泡スチロール等で出来た容器 3 発泡スチロール等で出来た蓋 4 容器と蓋の接続部分の形状 5 ゴム製の接着ゴムテープ等 6 容器2と蓋3で形成した気密状態を保持することが
出来る容器 7 蓋3に設けている蓋 8 蓋7に設けている空気取り入れ口 9 エアーポンプと乾電池等 10 空気分散器 11 乾電池等 12 炭素又は金属等で出来た網の目形状又はそれに類
似の電極 13 電極を固定するフロート等 14、15及び16 接続用のビニール管等 17及び18 バルブ又はゴム栓等 19 排水用の穴 20 ゴム栓等 21 冷蔵庫等 22 容器2と一体成型した間じ切り用の部材 23 魚貝類等1を収納する空間 24及び25 発泡スチロール等の部材を使用して形成
している容器 26 酸素発生剤 27 ビニール袋等 28 容器の内部に入れている水溶液の通路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱効果のある材料を使用して、気密状
    態を保持することが出来る容器(6)を作り、容器
    (6)内部に魚貝類等(1)と水溶液を入れて、容器
    (6)を冷蔵庫等(21)に入れ、冷却された外気を蓋
    (3)の内部に収納しているエアーポンプ等(9)を使
    用して、蓋(7)に設けている空気取り入れ口(8)よ
    り、容器(6)内部に外気を取り入れて容器(6)内部
    に噴き込むことを特徴とする冬眠状態にする方法。
  2. 【請求項2】 容器(6)内部に入れている水溶液を殺
    菌する目的にて使用する電極(12)を、水溶液と接触
    する表面積を広くするために、電極(12)の形状を網
    の目形状又はそれに類似の形状の電極(12)を使用す
    る請求項(1)記載の冬眠状態にする方法。
JP22377391A 1991-05-27 1991-05-27 冬眠状態にする方法。 Pending JPH089830A (ja)

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JP22377391A JPH089830A (ja) 1991-05-27 1991-05-27 冬眠状態にする方法。

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109051244A (zh) * 2018-06-21 2018-12-21 郑州郑先医药科技有限公司 一种具有杀菌功能的中药存储箱
CN111655584A (zh) * 2017-12-27 2020-09-11 德飞时有限公司 鱼类的人工冬眠诱导方法、活鱼包装方法、活鱼包装容器

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