JPH0898267A - 遠隔監視制御装置 - Google Patents

遠隔監視制御装置

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JPH0898267A
JPH0898267A JP23120094A JP23120094A JPH0898267A JP H0898267 A JPH0898267 A JP H0898267A JP 23120094 A JP23120094 A JP 23120094A JP 23120094 A JP23120094 A JP 23120094A JP H0898267 A JPH0898267 A JP H0898267A
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JP
Japan
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equipment
state
control
central control
control device
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Withdrawn
Application number
JP23120094A
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English (en)
Inventor
Yasumasa Hashimoto
育昌 橋本
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 更に使い勝手の良いものにする。 【構成】 中央管制装置1と、中央管制装置に接続する
通信回線Wと、通信回線を介しての中央管制装置からの
指示あるいは備えられた操作器Tからの指示に基づいて
管理下にある設備機器L,Mを監視制御する複数の端末
装置2と、を含んで成る遠隔監視制御装置において、端
末装置は、管理下にある設備機器に状態変化が生じれ
ば、中央管制装置と操作器とに状態変化を生じた設備機
器の状態情報を通知するものとした。また、端末装置
は、管理下にある設備機器に状態変化が生じれば、中央
管制装置と操作器とに状態変化を生じた設備機器の状態
情報を通知するとともに、少なくとも中央管制装置には
状態変化の原因情報を通知するものとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビルディングなどの建
築物における電気設備機器を監視制御する遠隔監視制御
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】遠隔監視制御技術の進歩した近年のビル
にあっては、ビル内の空調機器などの運転停止、照明機
器などの点灯消灯、ドアに具設される電気錠の施錠解錠
などの監視制御操作は、ビルの一郭に設けた管理センタ
から集中的に行う場合が多い。このような場合、前記管
理センタには中央管制装置が設置される。
【0003】中央管制装置からは同軸ケーブルあるいは
ツイストペアケーブルあるいは光ケーブルなどの通信回
線が引き出される。該通信回線は、ビルの各階の要所要
所に敷設されると共に、各階の要所要所に配設された端
末装置に接続される。該通信回線には、中央管制装置と
端末装置との間のデータ授受のための、時分割多重伝送
によるポーリング/セレクティング信号が伝搬する。
【0004】それぞれの端末装置は、多くの空調機器や
照明機器や電気錠などの設備機器を管理下におき、中央
管制装置から通信回線を介して監視要求があれば、該監
視要求に応じた所望の監視対象設備機器の現在状態を通
信回線を介して中央管制装置に通知すると共に、それぞ
れの監視対象設備機器の状態を監視していて監視対象設
備機器の状態に変化が生じれば、該状態変化の生じた監
視対象設備機器の状態を中央管制装置に自発的に通知す
る。また、それそれの端末装置は、中央管制装置から通
信回線を介して制御要求があれば、該制御要求に応じた
所望の制御対象設備機器の状態を所望の状態に制御す
る。
【0005】更に、それぞれの端末装置は、中央管制装
置からの監視要求あるいは制御要求による仲介ばかりで
なく、それぞれの端末装置毎に管理下の設備機器の監視
や制御を中央管制装置とは別個に可能とするために個別
の操作器を備えていたり、常時は操作器を備えていない
ものの必要に応じて前記操作器を接続することのできる
増設ポートを備えていたりしており、該操作器を操作す
ることによって、中央管制装置からの要求とは別に、該
端末装置の管理下の監視対象設備機器を監視したり制御
対象設備機器を制御したりできるようにされている。
【0006】なお、上述の端末装置毎の操作器は、現場
調整やメンテナンス時に非常に役立つもので、該操作器
により分散した端末装置毎の比較的小さな単位での動作
確認が行い得るので、いきなり大規模な全体の動作確認
から実施するよりは遙に現場調整やメンテナンスを行い
易いものにできる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
遠隔監視制御装置の端末装置にあっては、分散した端末
装置毎に管理下の制御対象設備機器に対して前述の操作
器により制御した場合、該端末装置は、該操作器からの
制御要求にて基づいて管理下の制御対象設備機器を制御
するものの、該制御された制御対象設備機器が状態変化
(例えば停止状態であったものが運転状態に変化)した
にしても、該状態変化した旨の通知情報は前記操作器に
行われるのみで中央管制装置には行われないようにされ
ていた。
【0008】従って、従来の遠隔監視制御装置にあって
は、前記操作器を用いて端末装置個別の制御操作を行っ
た後では、必ず、中央管制装置の認識している各設備機
器の状態と各端末装置の認識している設備機器の状態と
を一致させるための、すなわち、中央管制装置の認識し
ている各設備機器の状態と現場の実際の設備機器の状態
とを一致させるための状態一致動作を、中央管制装置側
からあるいは端末装置側から実行させることが必要であ
り、現場調整やメンテナンスを完了したからといって、
中央管制装置からのシステム運用を直ちに行うことはで
きないので使い勝手が悪いという問題点があった。
【0009】本発明は、上記の問題点を解決するために
成されたもので、その目的とするところは、現場調整や
メンテナンスを完了したら直ちに本格運用の可能な、使
い勝手の良い優れた遠隔監視制御装置を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題点を
解決するために、請求項1記載の発明にあっては、中央
管制装置と、中央管制装置に接続する通信回線と、該通
信回線を介しての前記中央管制装置からの指示あるいは
備えられた操作器からの指示に基づいて管理下にある設
備機器を監視制御する複数の端末装置と、を含んで成る
遠隔監視制御装置において、前記端末装置は、管理下に
ある設備機器に状態変化が生じれば、前記中央管制装置
と前記操作器とに該状態変化を生じた設備機器の状態情
報を通知するものであることを特徴とする。
【0011】また、請求項2記載の発明にあっては、中
央管制装置と、中央管制装置に接続する通信回線と、該
通信回線を介しての前記中央管制装置からの指示あるい
は備えられた操作器からの指示に基づいて管理下にある
設備機器を監視制御する複数の端末装置と、を含んで成
る遠隔監視制御装置において、前記端末装置は、管理下
にある設備機器に状態変化が生じれば、前記中央管制装
置と前記操作器とに該状態変化を生じた設備機器の状態
情報を通知するとともに、少なくとも前記中央管制装置
には該状態変化の原因情報を通知するものであることを
特徴とする。
【0012】
【作用】以上のように構成することにより、請求項1記
載の発明にあっては、端末装置は、中央管制装置からの
指示に基づいて管理下にある設備機器を制御して、その
結果として管理下にある設備機器の状態が変化した場合
は勿論のこと、端末装置に備えた操作器からの指示に基
づいて管理下にある設備機器を制御して、その結果とし
て管理下にある設備機器の状態が変化した場合であって
も、また、管理下にある設備機器の手元で制御されて、
その結果として管理下にある設備機器の状態が変化した
場合であっても、とにかく状態変化を生じた設備機器の
状態情報を中央管制装置と操作器とに通知するので、中
央管制装置は常に実際の現場の設備機器の状態と一致し
た状態情報を、常時認識把握していることができるので
ある。
【0013】また、請求項2記載の発明にあっては、上
記作用に加えて、端末装置は、少なくとも中央管制装置
に、状態変化を生じた設備機器の状態情報とともに該状
態変化の原因情報をも通知する。従って、中央管制装置
は、実際の現場の設備機器の状態と一致した状態情報を
常時認識把握していることができるとともに、それぞれ
の設備機器の状態変化の原因、つまり、中央管制装置か
らの制御要求による状態変化であったのか、あるいは、
個別の端末装置に備えられた操作器からの制御要求によ
る状態変化であったのか、あるいは、管理下にある設備
機器の手元で制御されての状態変化であったのかの区別
を、常時認識把握していることができるのである。
【0014】
【実施例】以下、本発明に係る遠隔監視制御装置の一実
施例を図1に基づいて詳細に説明する。図1は遠隔監視
制御装置の概要を説明するブロック図である。
【0015】図1において、1は中央管制装置、2は端
末装置、Lは設備機器に相当する照明機器、Mは設備機
器に相当する動力モータである。中央管制装置1は、ビ
ルの一郭に設けられた管理センタなどに設置され、該ビ
ルの設備管理者などが操作する。該中央管制装置1から
は、同軸ケーブルあるいはツイストペアケーブルあるい
は光ケーブルなどの通信回線Wが引き出されており、該
通信回線Wはビルの各階の要所要所に敷設され、該通信
回線Wにはビルの各階の要所要所に配設された端末装置
2がそれぞれ接続される。そして、通信回線Wに接続し
たそれぞれの端末装置2は、該通信回線Wを介して、時
分割多重伝送によるポーリング/セレクティング信号を
以て中央管制装置1とデータ授受を行い、中央管制装置
1との情報交換を行う。
【0016】各々の端末装置2は、監視制御ケーブルC
を介して、照明機器Lや動力モータMなどの各種設備機
器に接続する。監視制御ケーブルCは、各設備機器にそ
れぞれ個別に対応して接続される所謂ゾロ引き配線で構
成される場合と、通信回線Wと同様に時分割多重伝送に
よるポーリング/セレクティング信号を伝搬する通信回
線で構成される場合とがある。なお、監視制御ケーブル
Cを時分割多重伝送によるポーリング/セレクティング
信号を伝搬する通信回線で構成する場合にあっては、監
視制御ケーブルCを介して端末装置2とデータ授受を行
うための端末器(図示せず)が、照明機器Lや動力モー
タMなどの各種設備機器にそれぞれ組み込まれる。
【0017】中央管制装置1は、表示部10と操作部1
1と制御部12とを含んで構成される。表示部10は、
ビルの設備管理者が照明機器Lや動力モータMなどの各
種設備機器を監視制御する場合に、操作ガイダンスや現
在の状態などを表示するための液晶表示装置やCRTな
どで構成される。操作部11は、ビルの設備管理者が照
明機器Lや動力モータMなどの各種設備機器を監視制御
する場合に操作するもので、キーボードなどから構成さ
れる。制御部12は、遠隔監視制御装置の全体の監視制
御を司る部分であり、演算処理部12a と通信部12b
とを備えている。演算処理部12a は、遠隔監視制御装
置の全体の系のそれぞれの照明機器Lや動力モータMな
どの各種設備機器の監視制御情報を処理する。通信部1
b は、通信回線Wを介してそれぞれの端末装置2との
間で監視制御情報の授受を行う。
【0018】端末装置2は、演算処理部2a と主通信部
b と副通信部2c と監視制御部2 d とを備えている。
演算処理部2a は、監視制御情報の処理を行う。主通信
部2 b は、通信回線Wを介して、中央管制装置1との間
の監視制御情報の授受を行う。副通信部2c は、現場調
整やメンテナンスのときに用いる操作器に相当するター
ミナルTとの間で監視制御情報の授受を行う。監視制御
部2d は、管理下の照明機器Lや動力モータMなどの各
種設備機器の監視制御を行う。
【0019】ところで、上述の監視制御部2d は、管理
下の照明機器Lや動力モータMなどの各種設備機器の状
態に変化が生ずると、状態変化の生じた設備機器の状態
情報を演算処理部2a に与える。すると、演算処理部2
a は、該状態変化の生じた設備機器の状態情報を主通信
部2b と副通信部2c とに与えるとともに、該状態変化
の生じた設備機器の状態情報が主通信部2b からの制御
要求に基づいて事前に監視制御部2d から制御した設備
機器の状態情報と符合するならば中央管制装置1からの
制御要求による状態変化であった旨の状態変化原因情報
を、また、該状態変化の生じた設備機器の状態情報が副
通信部2c からの制御要求に基づいて事前に監視制御部
d から制御した設備機器の状態情報と符合するならば
ターミナルTからの制御要求による状態変化であった旨
の状態変化原因情報を、更に、主通信部2b または副通
信部2c からの制御要求に基づいて事前に監視制御部2
dから制御した設備機器の状態情報と符合しないなら
ば、制御要求とは無関係に状態変化が生じたのであり手
元での制御による状態変化である旨の状態変化原因情報
を、少なくとも主通信部2b に与えるようにされてい
る。
【0020】上述のように構成される遠隔監視制御装置
は次のように動作する。すなわち、中央管制装置1の通
信部12b は、通信回線Wを介して、所望の端末装置2
の主通信部2b に対して管理下の設備機器への制御要求
を通知する。通知を受けた端末装置2の通信部2b は、
該制御要求を演算処理部2a に通知する。該通知を受け
た演算処理部2a は、監視制御部2d に対して該制御要
求を通知するとともに該制御要求を記憶部(図示せず)
に記憶する。そして、該通知を受けた監視制御部2
d は、該制御要求に基づいた設備機器を制御する(例え
ば停止状態にあった動力モータMを運転状態にする)。
【0021】すると、監視制御部2d から制御された設
備機器は状態変化(例えば動力モータMの停止状態から
運転状態への状態変化)を生じ、該状態変化を監視制御
部2 d が監視していて見つけ出し、該状態変化が生じた
旨を演算処理部2a に通知する。該通知を受けた演算処
理部2a は、該状態変化を生じた設備機器の状態情報
(例えば動力モータMは運転状態である旨の情報)を主
通信部2b と副通信部2 c とに通知するとともに、先程
記憶した制御要求に符合していることを確認して、中央
管制装置1からの制御要求による状態変化であった旨の
状態変化原因情報を主通信部2b に通知する。すると、
主通信部2b は、通信回線Wを介して、該状態変化を生
じた設備機器の状態情報(例えば動力モータMは運転状
態である旨の情報)と、中央管制装置1からの制御要求
による状態変化であった旨の状態変化原因情報とを中央
管制装置1の通信部12b に通知する。すると、通信部
12 b は該通知を演算処理部12a に通知し、該通知を
受けた演算処理部12a は、該通知内容を記憶部(図示
せず)に記憶するとともに必要に応じて表示部10に表
示する。
【0022】なお、このとき、副通信部2c は、副通信
部2c にターミナルTが接続されていれば、該状態変化
を生じた設備機器の状態情報(例えば動力モータMは運
転状態である旨の情報)をターミナルTに通知し、ター
ミナルTは表示部Ta に該状態変化を生じた設備機器の
状態情報(例えば動力モータMは運転状態である旨の情
報)を表示する。
【0023】また、端末装置2の監視制御部2d は、制
御を行った覚えのない設備機器の状態変化(例えば照明
機器Lの消灯状態から点灯状態への状態変化)であって
も見つけ出すと、該状態変化が生じた旨の通知を演算処
理部2a に行う。該通知を受けた演算処理部2a は、該
状態変化を生じた設備機器の状態情報(例えば照明機器
Lは点灯状態である旨の情報)を主通信部2b と副通信
部2c とに通知するとともに、制御要求していないにも
かかわらず状態変化が生じたものであり、手元での制御
による状態変化である旨の状態変化原因情報を主通信部
b に通知する。すると、主通信部2b は、通信回線W
を介して、該状態変化を生じた設備機器の状態情報(例
えば照明機器Lは点灯状態である旨の情報)と、制御要
求していないにもかかわらず状態変化が生じたものであ
り、手元での制御による状態変化である旨の状態変化原
因情報とを中央管制装置1の通信部12b に通知する。
すると、通信部12b は該通知を演算処理部12a に通
知し、該通知を受けた演算処理部12a は、該通知内容
を記憶部(図示せず)に記憶するとともに必要に応じて
表示部10に表示する。
【0024】なお、このとき、副通信部2c は、副通信
部2c にターミナルTが接続されていれば、該状態変化
を生じた設備機器の状態情報(例えば照明機器Lは点灯
状態である旨の情報)をターミナルTに通知し、ターミ
ナルTは表示部Ta に該状態変化を生じた設備機器の状
態情報(例えば照明機器Lは点灯状態である旨の情報)
を表示する。
【0025】更に、端末装置2の副通信部2c にターミ
ナルTが接続され、ビルの設備管理者などによってター
ミナルTの操作部Tb から制御要求が行われると、ター
ミナルTは接続されている端末装置2の副通信部2c
対して管理下の設備機器への制御要求を通知する。該通
知を受けた端末装置2の副通信部2c は、該制御要求を
演算処理部2a に通知する。該通知を受けた演算処理部
a は、監視制御部2 d に対して該制御要求を通知する
とともに該制御要求を記憶部(図示せず)に記憶する。
そして、該通知を受けた監視制御部2d は、該制御要求
に基づいた設備機器を制御する(例えば運転状態にあっ
た動力モータMを停止状態にする)。
【0026】すると、監視制御部2d から制御された設
備機器は状態変化(例えば動力モータMの運転状態から
停止状態への状態変化)を生じ、該状態変化を監視制御
部2 d が監視していて見つけ出し、該状態変化が生じた
旨を演算処理部2a に通知する。該通知を受けた演算処
理部2a は、該状態変化を生じた設備機器の状態情報
(例えば動力モータMは停止状態である旨の情報)を主
通信部2b と副通信部2 c とに通知するとともに、先程
記憶した制御要求に符合していることを確認して、ター
ミナルTからの制御要求による状態変化であった旨の状
態変化原因情報を主通信部2b に通知する。すると、主
通信部2b は、通信回線Wを介して、該状態変化を生じ
た設備機器の状態情報(例えば動力モータMは停止状態
である旨の情報)と、副通信部2c からの制御要求によ
る状態変化であった旨の状態変化原因情報とを中央管制
装置1の通信部12b に通知する。すると、通信部12
b は該通知を演算処理部12a に通知し、該通知を受け
た演算処理部12a は、該通知内容を記憶部(図示せ
ず)に記憶するとともに必要に応じて表示部10に表示
する。
【0027】また、副通信部2c は、該状態変化を生じ
た設備機器の状態情報(例えば動力モータMは停止状態
である旨の情報)をターミナルTに通知し、ターミナル
Tは表示部Ta に該状態変化を生じた設備機器の状態情
報(例えば動力モータMは停止状態である旨の情報)を
表示する。
【0028】すなわち、上述の遠隔監視制御装置によれ
ば、状態変化を生じた設備機器があると、該状態変化を
生じた設備機器の状態情報と該状態変化を生じた設備機
器の状態変化原因情報とが、通信回線Wを介して端末装
置2から中央管制装置1に対してその都度通知されるの
で、中央管制装置1は常に実際の現場の設備機器の状態
と一致した状態情報を常時認識把握していることができ
るとともに、それぞれの設備機器の状態変化の原因、つ
まり、中央管制装置からの制御要求による状態変化であ
ったのか、あるいは、個別の端末装置に備えられた操作
器からの制御要求による状態変化であったのか、あるい
は、管理下にある設備機器の手元で制御されての状態変
化であったのかの区別を、常時認識把握していることが
できるのである。
【0029】
【発明の効果】本発明の遠隔監視制御装置は上記のよう
に構成してあるから、請求項1記載の発明にあっては、
中央管制装置は常に実際の現場の設備機器の状態と一致
した状態情報を常時認識把握していることができるの
で、現場調整やメンテナンスを完了すると、従来のよう
な中央管制装置の認識している各設備機器の状態と実際
の現場の設備機器の状態とを一致させるための状態一致
動作を実行させる必要はなく、中央管制装置からの本格
運用を直ちに行うことができて使い勝手が良く、請求項
2記載の発明にあっては、上記効果に加えて、それぞれ
の設備機器の状態変化の原因、つまり、中央管制装置か
らの制御要求による状態変化であったのか、あるいは、
個別の端末装置に備えられた操作器からの制御要求によ
る状態変化であったのか、あるいは、管理下にある設備
機器の手元で制御されての状態変化であったのかの区別
を常時認識把握していることのできる、更に使い勝手の
良い優れた遠隔監視制御装置を提供できるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遠隔監視制御装置の一実施例の概
要を説明するブロック図である。
【符号の説明】
1 中央管制装置 2 端末装置 L 設備機器 M 設備機器 T 操作器 W 通信回線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央管制装置と、中央管制装置に接続す
    る通信回線と、該通信回線を介しての前記中央管制装置
    からの指示あるいは備えられた操作器からの指示に基づ
    いて管理下にある設備機器を監視制御する複数の端末装
    置と、を含んで成る遠隔監視制御装置において、前記端
    末装置は、管理下にある設備機器に状態変化が生じれ
    ば、前記中央管制装置と前記操作器とに該状態変化を生
    じた設備機器の状態情報を通知するものであることを特
    徴とする遠隔監視制御装置。
  2. 【請求項2】 中央管制装置と、中央管制装置に接続す
    る通信回線と、該通信回線を介しての前記中央管制装置
    からの指示あるいは備えられた操作器からの指示に基づ
    いて管理下にある設備機器を監視制御する複数の端末装
    置と、を含んで成る遠隔監視制御装置において、前記端
    末装置は、管理下にある設備機器に状態変化が生じれ
    ば、前記中央管制装置と前記操作器とに該状態変化を生
    じた設備機器の状態情報を通知するとともに、少なくと
    も前記中央管制装置には該状態変化の原因情報を通知す
    るものであることを特徴とする遠隔監視制御装置。
JP23120094A 1994-09-27 1994-09-27 遠隔監視制御装置 Withdrawn JPH0898267A (ja)

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Effective date: 20020115