JPH089755Y2 - 足踏み式楽器 - Google Patents
足踏み式楽器Info
- Publication number
- JPH089755Y2 JPH089755Y2 JP1989125205U JP12520589U JPH089755Y2 JP H089755 Y2 JPH089755 Y2 JP H089755Y2 JP 1989125205 U JP1989125205 U JP 1989125205U JP 12520589 U JP12520589 U JP 12520589U JP H089755 Y2 JPH089755 Y2 JP H089755Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- keys
- rhythm
- key
- foot
- pressed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
器に係り、特に足踏みキーの押圧操作毎に該曲のデータ
を略一音づつ順次発音させるようにして、足踏みのタイ
ミングが曲のリズムとなる様にしたものである。
け、この足踏みキーを押圧すると、音階音が発音するよ
うにした足踏み式楽器が知られている(実開昭63−2689
6号公報)。
踏みしながら演奏することを目的としているが、演奏技
術が未熟な場合、音階を正確に選択することは難しく、
曲を楽しむことが出来ない。このため曲のデータを記録
しておき、曲目キーを選択することで特定の自動演奏は
行なえる様にしているが、曲が自動演奏されるのみでは
単調で飽きられるおそれが高い。
足踏み式楽器であって、シート状マットスイッチ体2
と、スピーカ31を備えた発音部3とから成り、このマッ
トスイッチ体2に、リズムキーA1,A2と、複数個の音色
選択キーB1〜B4を設け、これらのキーA1〜B4の押圧操作
1回毎に上記曲のデータを略一音ずつ順次発音させると
ともに、該音色選択キーB1〜B4の押圧により発音部3の
音色を変更させたものである。
リズムを創作することが出来、しかも音色選択キーが音
色を変更する機能と次の略一音を発音する機能の両者を
有しているので、押圧のタイミングによるリズムを保ち
ながら音色の変更がスムーズに行なえる。
る。
式楽器1は、短形シート状のマットスイッチ体2と、そ
の上縁中央部に装着された発音部3から成っている。こ
の発音部3はスピーカ31を有しており、またその内部に
は、スピーカ31を駆動するICなどの電気素子や電源電池
等が収納されている。
区画されており、各エリアA〜Dにはそれぞれ機能の異
る足踏みキーが設けられている。すなわち中央エリアA
には、2個のリズムキーA1,A2が設けられており、また
上縁エリアBには、ラッパ音,タンバリン音,ピアノ音
等の音色選択キーB1〜B4が設けられており、また下縁エ
リアCにはドレミ・・・の音階キーC1〜C10が設けられ
ており、また左右エリアD,Dには、それぞれ4曲づつ計
8曲の選択キーD1〜D8が設けられており、キーA1〜D8の
総数は24個である。
ことを目的の1つとしており、したがって中央エリアA
にリズムキーA1,A2を設け、このリズムキーA1,A2の近傍
に、このリズムキーA1,A2を取り囲むように、他のキーB
1〜D8を従属キーとして配設しており、基本的には、自
動演奏される曲のリズムをリズムキーA1,A2を足踏みす
ることでコントロールしている。すなわち、自動演奏さ
れる曲の音は、リズムキーA1,A2のいずれか一方が押圧
動作される毎に略一音ずつ発音されるものであり、足踏
みのリズムがそのまま、その曲のリズムとなり、正確な
音階に自分なりのリズムを創作して楽しめる。また、両
足でリズムキーA1,A2を足踏みしてリズムをとりなが
ら、必要に応じて従属キーB1〜B4,D1〜D8を足踏みし、
曲名や音色を変更することも可能である。この様に同一
機能の複数個のリズムキーA1,A2を設けることにより、
両足でこれらのリズムキーA1,A2を交互に足踏みしなが
ら、リズム音を発音できるようにしている。
状態でも、他方の足踏みキーの押圧が作用する様にして
いるのでとびはねる様な足踏みの必要はなく、都合が良
い。
る。
され、1曲自動演奏が終了するまで、何もキーを押さな
い場合、自動的に(b)モードに変る。
ると(b)モードに変り、自動演奏が中断し、以後リズ
ムキーA1,A2及び音色選択キーB1〜B4が1回押圧される
毎に、自動演奏の次の音が略一音づつ発音される。この
時B1〜B4のキーを押圧すると、各キーに示された音色に
変更されて発音する。
リズムモードにてその次の音が発音される様になってい
るが、次の音から発音させると、曲がわかりづらくなる
ことも考えられるので、例えばリズムキーを押圧して自
動演奏が中断した後は、再度その曲の最初の音からリズ
ムモードにて押圧毎に一音づつ発音させるようにしても
よい。
るとモードは変らず自動演奏されている曲の音色が押圧
キーに表示された音色に変り、自動演奏を続ける。また
(b)モードでこれを押圧するとモードは変らず音色が
変る。
毎に発音されるが、上述の(a)モード時、すなわち自
動演奏中にはキーC1〜C10を押圧しても無視される様に
なっている。したがってこれらの音階キーC1〜C10が機
能するのはリズムモード時のみであり、この時は他の機
能と独立して発音する。
示された曲目が最初から自動演奏される。この時は自動
演奏モードであるが上述のようにリズムキーA1,A2を押
圧するとその時点からリズムモードに替わる。一曲終了
すると演奏は中止するが、この時に自動的にリズムモー
ドに変換されるので、この状態でA1,A2及びB1,B4のキー
を押圧すると、終了した曲の最初の音から押圧ごとに略
一音づつ発音される。ここで、リズムキーA1,A2及び音
色キーB1〜B4の押圧動作の前後間隔が非常に短いと(例
えば複数のキーがほぼ同時に押圧された場合等)、前動
作の押圧により発音される音が、ほとんど楽音として認
識されない状態で後動作の押圧による次の音が発音さ
れ、楽曲らしくなくなり、好ましいものではない。した
がって本考案においては、押圧間隔がある定められた時
間より短い場合には、後からの押圧動作はなかったもの
とみなし、受け付けない様にしている。この押圧間隔の
最小時間は、一音として通常認識出来る最小単位、例え
ば16分音符の長さ程度を設定するのが望ましい。なお、
本楽器においては、自動演奏される曲が8曲入っている
が、各曲目に応じて、16分音符の長さはそれぞれ異なる
ので、曲目に合わせて、上記押圧間隔の最小時間は異な
っている。
上継続すれば、例えばドレミ・・・音を繰り返し発音す
るなどして、電源がONであることを警報する。
て自動演奏される曲のリズムを作りながら、従属キーで
ある音色選択キーB1〜B4や曲目選択キーD1〜D8を押圧し
て、所望の曲のスピードや音色を自由に選択しながら演
奏することができる。また曲目演奏中に誤って音階キー
C1〜C10を押圧しても、音階音が割り込まないので、音
が混乱することはない。
が押圧された場合、この他のキーの操作を有効としてい
るがこれは全部で24個あるキーA1〜D8の押圧の有無を常
時監視しながら、新たなキーが押圧されていないか否か
を判断することにより可能となるものであり、次にこの
機能を第2図のフローチャート及び第3図のブロック図
を参照しながら説明する。
間無音状態が継続すると、上述のようにドレミ・・・の
警報音が放音される。また本手段は、監視速度を上げる
ために、24のキーA1〜D8をポート0〜ポート14の6つの
ポートに分けており、各々のポート毎に4つのキー監視
を行う。このうち、ポート0は、ドレミファの4つの音
階キーC1〜C4の監視を行うものであり、このポート10を
例にとって説明する。
示すように、ドレミファのキーC1〜C4が何れも0であっ
たとする。ここで例えばレの音階キーC2が押圧されると
すると、(ii)の状態に変る。なおこの場合、チャタリ
ングなどによる誤動作を防止するために、もう1回確認
する(同図(iii))。この確認をしたならば、(i)
と(iii)の排他的論理和(EOR)をとると(iv)のAND
をとると(v)になり、プロセスにおいて、変化あり
となって、TASWO1によりレ音が発音される。プロセス
の処理部は音の波形を作るものである。
るキー(本例ではレ音のキーC2)が押圧されると、その
キーの音が発音される通常の動作であり、このような動
作は従来の足踏み式楽器に見られるものである。
ーC4が押圧されている状態とする。この状態でレのキー
C2が押圧されると、(ii),(iii)となる。そこでEOR
をとり((iv))、またANDをとると(v)となり、レ
が発音される。すなわちこの動作によれば、或るキー
(本例ではファのキーC4)が押圧されている状態で、他
のキー(本例ではレのキーC2)が押圧されると、このキ
ーC2のレ音がファ音に切替って発音される。このような
機能の切替は本手段特有のものであって、従来の足踏み
式楽器には見られないものである。そしてこの機能の切
替により、各キーA1〜D8を自由に押圧して機能させるこ
とができ、特にリズムキーA1,A2にとって有効なもので
ある。すなわち、本楽器を楽しむ場合、通常2本の足を
リズムキーA1,A2にのせた状態なので、他の従属キーを
いずれか一方の足で踏むと、他方の足はいまだリズムキ
ーA1,A2のいずれかにのった状態であるが、本楽器の場
合、上述のように常に新しく踏まれたキーが動作するの
で、他方の足がどのような状態でも正しく機能する。ま
た各キーの押圧により発音する音はいずれも連続音でな
く、エンベロープ波形であるので、足をのせた状態が続
いても音が出力され続けることはない。
れた状態で、レのキーC2の押圧を解除した場合を示して
いるが、この場合、(v)に示すように全て0となり、
無音状態となる。
B1〜B4,D1〜D4,D5〜D8のポートであり、これらのポート
も上記ポート0と同様の動作をする。
タを有した足踏み式楽器であってシート状マットスイッ
チ体2と、スピーカ31を備えた発音部3とから成り、こ
のマットスイッチ体2に、リズムキーA1,A2と、複数個
の音色選択キーB1〜B4を設け、これらのキーA1〜B4の押
圧操作1回毎に上記曲のデータを略一音ずつ順次発音さ
せるとともに、該音色選択キーB1〜B4の押圧により発音
部3の音色を変更するようにしたので、特定の曲のリズ
ムを自分で創作可能となり、リズムさえ正確に足踏みす
れば、特定の曲をあたかも正確に演奏したごとく楽し
め、しかも音色選択キーB1〜B4もリズムキーA1,A2と同
様に押圧時に次の略一音を発音する様にしているので音
色の変更動作によるステップでも全体の流れをとぎれさ
せることがなく演奏の未熟な幼児でも充分に楽しめる楽
器を提供出来る。
み式楽器の平面図、第2図はフローチャート図、第3図
はブロック図、第4図,第5図,第6図は動作図であ
る。 A1,A2……足踏みキー B1〜B4……音色選択キー
Claims (1)
- 【請求項1】自動演奏される曲のデータを有した足踏み
式楽器であって、シート状マットスイッチ体2と、スピ
ーカ31を備えた発音部3とから成り、このマットスイッ
チ体2に、リズムキーA1,A2と、複数個の音色選択キーB
1〜B4を設け、これらのキーA1〜B4の押圧操作1回毎に
上記曲のデータを略一音ずつ順次発音させるとともに、
該音色選択キーB1〜B4の押圧により発音部3の音色を変
更させるようにしたことを特徴とする足踏み式楽器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989125205U JPH089755Y2 (ja) | 1989-10-25 | 1989-10-25 | 足踏み式楽器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989125205U JPH089755Y2 (ja) | 1989-10-25 | 1989-10-25 | 足踏み式楽器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0363196U JPH0363196U (ja) | 1991-06-20 |
JPH089755Y2 true JPH089755Y2 (ja) | 1996-03-21 |
Family
ID=31673089
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989125205U Expired - Lifetime JPH089755Y2 (ja) | 1989-10-25 | 1989-10-25 | 足踏み式楽器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH089755Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1004590B (zh) * | 1985-08-14 | 1989-06-21 | 刘忠笃 | 舞琴 |
-
1989
- 1989-10-25 JP JP1989125205U patent/JPH089755Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0363196U (ja) | 1991-06-20 |
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