JPH0449120B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0449120B2
JPH0449120B2 JP60237709A JP23770985A JPH0449120B2 JP H0449120 B2 JPH0449120 B2 JP H0449120B2 JP 60237709 A JP60237709 A JP 60237709A JP 23770985 A JP23770985 A JP 23770985A JP H0449120 B2 JPH0449120 B2 JP H0449120B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rhythm
pad
sound
performance
timbre
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60237709A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6298394A (ja
Inventor
Yoichiro Tajima
Hideo Yamatani
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP60237709A priority Critical patent/JPS6298394A/ja
Publication of JPS6298394A publication Critical patent/JPS6298394A/ja
Publication of JPH0449120B2 publication Critical patent/JPH0449120B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は各種リズム演奏が可能な電子楽器に関
する。
[従来の技術] 従来、電子楽器において自動リズム演奏やマニ
ユアルリズム演奏等の各種リズム演奏が可能なも
のが開発されている。
しかしながら、上記のような電子楽器にいおい
てマニユアルリズム演奏を行なう場合、マニユア
ルリズム演奏のための操作子、いわゆるパツドに
対して、発生可能なリズム音の音色は固定された
ものであり、操作子の数しかリズム音の音色選択
ができないため、演奏者が行なうリズム演奏は限
られたものとなつてしまい、音楽的に好ましいリ
ズム演奏を行なうことは困難であつた(米国特許
第4,418,598号公報など)。
さらに、自動リズム演奏中にマニユアルリズム
演奏を行なうことにより、リズム演奏に変化をつ
けるような場合においても、マニユアルリズム演
奏に係るリズム音は自動リズム演奏に係るリズム
音に重畳して発音されるだけであり、マニユアル
リズム演奏があまりひき立つて聞こえないため、
リズム演奏に効果的な変化をつけることはむづか
しく、音楽的に好ましいリズム演奏を行なうこと
ができなかつた(特公昭45−14026号公報など)。
後者の場合、マニユアルリズム演奏を開始すると
自動リズム演奏に係るリズム音を全て停止させ、
マニユアルリズム演奏に係るリズム音だけを発音
させるという案も考えられるが、マニユアルリズ
ム演奏だけでリズムのテンポをキープするのは難
しく、これも音楽的に好ましいリズム演奏を行な
えるというものではない。
[発明の目的] この発明は、上述した事情に鑑みてなされたも
ので、その目的は、演奏者がより音楽的に好まし
いリズム演奏を行なうことのできる電子楽器を提
供することである。
[発明の要点] すなわち、この発明は、演奏できるリズム音の
数を多くして、この複数(多数)のリズム音の中
からマニユアルリズム演奏指示手段の指示によつ
て発生するリズム音の音色を選択できるようにす
るとともに、自動リズム演奏中にこのマニユアル
リズム演奏指示手段によりマニユアルリズム演奏
を行なうと、自動リズム演奏に係る複数のリズム
音のうち基本のリズムで発生している特定のリズ
ム音を除く全てのリズム音を停止させ、上記マニ
ユアルリズム演奏に係るリズム音と上記特定のリ
ズム音のみを発生させるようにしたことを要点と
する。
以下発明の一実施例につき図面を参照して詳述
する。
<全体外観構成> 第1図は電子鍵盤楽器の平面図を示すもので、
電子鍵盤楽器のケース内の手前側には伴奏用鍵盤
1とメロデイ用鍵盤2が設けられ、メロデイ用鍵
盤2の隣の電子鍵盤楽器の端にはパワースイツチ
3が設けられており、伴奏用鍵盤1、メロデイ用
鍵盤2の奥側両端にはスピーカ4,4が設けられ
ている。このスピーカ4,4の間には、伴奏モー
ドレバー5、自動リズム操作部6、パツドリズム
操作部7、メロデイ音色選択キー8が設けられて
いる。伴奏モードレバー5は上記伴奏用鍵盤1の
コード演奏を指1本で自動的に行うワンフインガ
ーモード、コードをおさえて自動的にフインガー
モード、伴奏用鍵盤1を伴奏用ではなく通常のメ
ロデイ演奏用とするノーマルモードの各モードに
切り換えるものである。また、自動リズム操作部
6には、ロツク、デイスコ等の自動リズム演奏用
のリズム選択キー9…と自動リズム演奏をスター
トさせたりストツプさせたりするリズムスター
ト/ストツプキー10が設けられている。
上記パツドリズム操作部7には、第2図に示す
ようにバスドラムパターンスイツチ11のほか、
パツド音色選択スイツチ12,13,14,15
及びパツドスイツチ16,17,18,19が設
けられている。パツトスイツチ16〜19は、押
圧操作されることにより単発的な打楽器音等の減
衰音が放音されるもので、パツド音色選択スイツ
チ12〜15はこのパツドによる減衰音の音色を
バスドラム乃至ロウボンゴ等に選択切り換えする
ものであり、バスドラムパターンスイツチ11は
パツドスイツチ16〜19の操作に基づきパツド
減衰音を放音中でも、リズムのいちばん基本とな
るバスドラム音による自動リズム演奏を行わせる
ためのスイツチである。また第1図に示す小節
LED20は各小節のはじめで点灯して小節の先
頭タイミングを示すLEDであり、また拍LED2
1は上記パツドスイツチ16〜19でパツドリズ
ム演奏中に、各拍のはじめで点灯してリズムテン
ポを示すLEDである。
上記メロデイ音色選択キー8は、メロデイ用鍵
盤2や伴奏用鍵盤1で演奏されるメロデイ音の音
所を選択指定するキーである。
<全体回路構成> 次に本実施例の全体回路構成について述べる。
上記パツド音色選択スイツチ12〜15の切換
操作は制御回路22によつて常時走査判別され、
その音色データはCPU40内の音色切換レジス
タ23の4つのN(I)(I=0〜3)レジスタに
夫々プリセツトされ、前回の走査判別により4つ
のO(I)(I=0〜3)レジスタに夫々プリセツト
されていた音色データと比較され、変化があれ
ば、上記新たな音色データは制御回路22によつ
て音色レジスタ24の対応するエリアにプリセツ
トされる。音色切換レジスタ23には、各4つの
N(I)、O(I)の夫々を指定するためのIフラグレジ
スタも設けられている。
上記パツドスイツチ16〜19の一端は接地さ
れ、他端は抵抗を介してhighレベル電位に接続さ
れており、各パツドスイツチ16〜19がオンさ
れると上記他端側がlowレベルとなり、これが
夫々インバータ26〜29を介して反転され、ノ
アゲート30を介してlowレベルの割り込み検出
信号がCPU40の割り込み検出回路31に入力
保持され、この信号は制御回路22によつて2m
秒ごとに検出が行われる。制御回路22によつて
割り込み検出信号が検出されると、上記インバー
タ26〜29からの4ビツトのパツドオオンフデ
ータはパツドオンオフレジスタ25のPAD1レ
ジスタにプリセツトされ、PAD1内のパツドオ
ンオフデータはPAD2に、PAD2内のパツドオ
ンオフデータはPAD3に夫々転送される。PAD
2の前回のパツドオンデータ、PAD3の前々回
のパツドオンデータに対しPAD1の今回のパツ
ドオンデータがはじめて「1」となれば、パツド
スイツチ16〜19のオンがあつたことが判別さ
れ、パツド出力レジスタ32にPAD3のパツド
オンオフデータがプリセツトされるとともに、ワ
ーキングレジスタ33のパツド発音フラグがオン
される。上記オンが判別されたパツドスイツチ1
6〜19に応じた音色データが上記音色レジスタ
24より読み出されてPCMリズム音発生部34
に与えられ、リズム音信号が作成されサウンドシ
ステム36よりパツド減衰音が放音出力されてい
く。また、自動リズム演奏中は、自動リズム音発
生制御回路35からのリズムパターンデータが
PCMリズム音発生部34に送られるとともに、
上記リズムパターンデータに応じた伴奏パターン
データが楽音発生部38に送られ、リズム音や伴
奏音が放音出力されていく。
上記パツドスイツチ16〜19のオンによりワ
ーキングレジスタ33内のドラムソロフラグがオ
ンされ自動リズム演奏は停止されるが、この時バ
スドラムパターンスイツチ11がオンされている
と、リズム演奏のいちばん基本となるバスドラム
によるリズム音だけは継続して放音出力されてい
く。そして、パツドスイツチ16〜19の操作に
よるリズム演奏に続けて上記伴奏用鍵盤1の操作
があると、上記パツド減衰音の出力にかわり自動
リズム演奏が再開される。このパツド減衰音の出
力停止は、伴奏用鍵盤1の操作が最終拍に4拍目
にはいつたときになされれば、次の小節の頭で待
つて行われる。この時、制御回路22によつて上
記ワーキングレジスタ33の伴奏鍵オンフラグが
立てられ待機処理が行われる。このパツド減衰音
出力中は、テンポ速度に応じて、各拍の先頭で拍
LED21が点灯され、楽曲の演奏のテンポが示
される。
上記パツドスイツチ16〜19がオンされてパ
ツド出力レジスタ32に「1」が立てられると、
それに応じてチヤタリング除去用フラグレジスタ
37「1」が立てられるとともに、パツド出力レ
ジスタ32がクリアされ、30m秒待機されて、同
じパツド減衰音を出さないチヤタリング処理が行
われる。またメロデイ用鍵盤2の操作鍵に応じた
キーコードはCPU40によつて楽音発生部38
に送られ、楽音信号が作成されて上記サウンドシ
ステム36より放音されていく。
[実施例の動作] 次に本実施例の動作について述べる。
<パツド音色設定処理> 電源オンによるイニシヤライズの処理により、
音色切換レジスタ23、音色レジスタ24、パツ
ドオンオフレジスタ25、ワーキングレジスタ3
3、パツド出力レジスタ32、チヤタリング除去
用フラグレジスタ37の各レジスタはクリアされ
ており、いまバスドラムパターンスイツチ11が
オン、パツド音色選択スイツチ12がハンドクラ
ツプ、パツド音色選択スイツチ13がスネアドラ
ム、パツド音色選択スイツチ14がオープンハイ
ハツト、パツド音色選択スイツチ15がクローズ
ドハイハツトにセツトされるとCPU40は第4
図に示すパツド音色指定処理を開始する。すなわ
ちCPU40は音色切換レジスタ23のIフラグ
を「0」として(ステツプA1)、このI=0で
指定されるN(0)レジスタにパツド音色選択ス
イツチ12のハンドクラツプの音色データをプリ
セツトし(ステツプA2)、O(0)の前回の音色
データと一致しているの否か判断を行う(ステツ
プA3)。O(0)はクリアされたままだから両音
色データは一致せず、CPU40はN(0)のハン
ドクラツプの音をO(0)に転送し(ステツプA
4)、このO(0)の音色データを音色レジスタ2
4のPCMAに転送入力する(ステツプA5)。
こうして、パツド減衰音の音色を複数の音色の
中から選択することができる。
次いで、CPU40はIフラグが「3」に達し
ていないことから、全パツド音色選択スイツチ1
2〜15について音色設定が終つていないことを
判別して(ステツプA6)、Iフラグを1つイン
クリメントして「1」とし(ステツプA7)、次
のスネアドラムが指定されているパツド音色選択
スイツチ13についても同様にパツド音色の設定
処理を行つていく。そして、オープンハイハツト
が指定されているパツド音色選択スイツチ14、
クローグハイハツトが指定されているパツド音色
選択スイツチ15についてパツド音色の設定処理
が終了するとI=3となるから、CPU40はこ
の処理を終了させる。
また、この後、パツド音色選択スイツチ15を
例えばロウゴンボに切り換えるとN(0)レジス
タにはロウボンゴの音色データ、O(0)には上
記クローズドハイハツトの音色データがプリセツ
トされることになり、上記ステツプA3で両音色
データが一致しないことが判別されて、ロウボン
ゴのパツド音色設定処理がなされる(ステツプ
A4、A5)。
こうして、パツド減衰音の音色を様々に切り換
えることができる。
<パツドオン検出処理> 次いで、リズム選択キー9を操作して所望のリ
ズムを選択し、リズムスタート/ストツプキー1
0をオンすると、自動的にリズム演奏が開始さ
れ、小節の先頭で小節LED20が点灯していく
ので、これと並行してメロデイ用鍵盤2でメロデ
イ演奏、伴奏用鍵盤1で伴奏を行えばよい。
そして、第9図A上段に示すように2拍目の途
中でパツドスイツチ16を押すと割り込み検出回
路31にlowレベルの割り込み検出信号が与えら
れるので、CPU40は第5図に示すようにこの
信号のあつたことを判別し(ステツプB1)、パ
ツドスイツチ16〜19のパツドスイツチ16が
オンになつたことを示す「1000」のパツドオンオ
フデータをパツドオンオフレジスタ25のPAD
1にプリセツトする(ステツプB2)。この場合
PAD2、PAD3はクリアされたままでともに
「0000」となつている。そして、CPU40はPAD
2「0000」とPAD3「0000」の各ビツトの論理
和をとり、この論理和データとPA1との各ビツ
トの排他的論理和をとつて、この排他的論理和デ
ータとPAD1との各ビツトの論理積をとつて、
その結果データをPAD3にプリセツトする(ス
テツプB3)。
これにより、PAD1,2,3で「1」、「0」、
「0」となつているビツトのみ「1」となるから、
今の場合「1000」のデータが得られ、仮にPAD
2,3に「1」があるときは、真のパツドオン操
作ではないので除外されることにより、パツドス
イツチのオン操作の正確な判別が行われることに
なる。
次いで、CPU40はPAD3の「1000」とチヤ
タリング除去用フラグレジスタ37からのパツド
オンデータPAD ON、今の場合「0000」との各
ビツトの論理和をとり、この論理和データと上記
パツドオンデータ「0000」との各ビツトの論理積
をとつて、その結果データをPAD3にプリセツ
トする(ステツプB4)。これにより、チヤタリ
ング時間を経過してパツドオンデータが「0」と
なつているビツトに対し、新たにパツド操作があ
つてPAD3が「1」となつているビツトのみ
「1」となり、従つて今の場合「1000」のデータ
が得られ、チヤタリング処理が行われる。
そして、CPU40はPAD3の先頭ビツトが
「1」であることから真のパツドオン操作があつ
たことを判別し(ステツプB5)、この「1」の
ビツトに対応する音色レジスタ24のPCMAの
バスドラムの音色データを読み出してPCMリズ
ム音発生部34に与えパツド減衰音を放音出力さ
せる(ステツプB6)。
こうして、メロデイ演奏中であつても、演奏音
の演奏したいパターンでリズム音を放音出力させ
ていくことができる。
次いで、CPU40はワーキングレジスタ33
内のパツド発音をフラグセツトして、パツドオン
オフレジスタ25のPAD3内の「1000」のパツ
ドオンオフデータをパツド出力レジスタ(PAD
OUT)32に転送し(ステツプB7、B8)、
PAD2内のパツドオンオフデータをPAD3に、
PAD1内のパツドオンオフデータをPAD2にに
夫々シフトさせる(ステツプB9)。
以後CPU40はパツドオンがなくとも、2m
秒ごとに割り込み検出回路31の検出を行い、割
り込み信号がlowでなければ、パツドオンオフレ
ジスタ25のPAD2のパツドオンオフデータを
PAD3、PAD1のパツドオンオフデータをPAD
2にシフトし、PAD1に「0000」のパツドオン
オフデータをプリセツトする(ステツプB10)。
<チヤタリング処理> 次に、CPU40はパツド出力レジスタ(PAD
OUT)32の第1ビツトが上記ステツプB8で
「1」にセツトされていることからパツドオン操
作があつたことを判別し(ステツプC1)、チヤ
タリング除去用フラグレジスタ(PAD ON)3
7をセツトしてパツド出力レジスタ(PAD
OUT)32をクリアし(ステツプC2,C3)、
チヤタリング除去用フラグレジスタ(PAD ON)
37がセツトされてから30m秒経過するまで待つ
てチヤタリング除去用フラグレジスタ(PAD
ON)37をクリアする(ステツプC4,C5)。
これにより、パツド操作があつてから30m秒間
は、第5図のステツプB4に同じパツド減衰音を
出さないチヤタリング処理が行われる。
<全体処理及び自動リズム演奏・伴奏制御処理> 第7図はメインの全体処理を示すもので、この
中のステツプD11のその他の処理には上述した
第4図のパツド音色設定処理、第5図のパツドオ
ン検出処理、第6図のチヤタリング処理や後述す
る第8図の自動リズム演奏制御処理も含まれる。
上記各処理の後、CPU40はリズムスター
ト/ストツプキー10がオンされていることから
自動リズム演奏中であることを判別後(ステツプ
D1)、上記ステツプB7でパツド発音フラグが
ワーキングレジスタ33に立てられていることか
ら、パツドオン操作があつたことを判別し(ステ
ツプD2)、ワーキングレジスタ33内の伴奏鍵
オンフラグをクリアし(ステツプD3)、第9図
A中段に示すように、ドラムソロフラグを立て
(ステツプD4)、パツド発音フラグをクリアして
(ステツプD5)、自動リズム演奏中断のためにイ
ニシヤライズ処理を行う。
そして、CPU40はリズムの所定時間例えば
1/4拍毎に起動がかかる第8図に示す自動リズム
演奏制御のフローに基づき、現在1拍目の先頭で
はないことを判別後(ステツプE1)、上記ステ
ツプD4でドラムソロフラグがオンされているこ
とから自動リズム演奏を中断しなくてはならない
ことを判別して(ステツプE5)、拍LED21を
各拍の先頭で点灯させる(ステツプE6)。
こうして、パツドオン後は、拍LED21の点
灯により楽曲の演奏のテンポが示され、これに基
づいてパツドスイツチ16〜19の各操作による
リズム演奏をテンポに沿つた状態で行うことがで
きる。
次いで、CPU40はバスドラムパターンスイ
ツチ11がオンされていることからパツド減衰音
放音と並行してバスドラム音を放音しなくてはな
らないことを判別し(ステツプE7)、第9図A
下段に示すように、バスドラムのみの発音を行わ
せ(ステツプE8)、その後、その他の処理を行
い(ステツプE11)、メインフローへ戻る。
こうして、今の場合バスドラムパターンスイツ
チ11がオンされていることが検知されてパツド
減衰音によるリズム演奏中でもリズムのいちばん
基本となるバスドラム音が放音され続け、パツド
減衰音のリズム演奏をより豊かで演奏し易いもの
とすることができる。
もし、この場合、バスドラムパターンスイツチ
11がオフされていれば(ステツプE7)、上記
バスドラムのリズム音も出力されずリズム音及び
伴奏音は全てマスクされ、第9図A下段に示すよ
うに自動リズム演奏と伴奏は完全に中断される。
こうして、パツド減衰音によるリズム演奏中
は、自動的に自動リズム演奏やそれに応じた自動
伴奏又は通常の伴奏が停止され、パツド操作によ
る演奏が際だつものとなり、またこの実施例で
は、自動リズム演奏の演奏停止のためのスイツチ
操作が不要となる。
そして、第9図A中段に示すように、3拍目の
途中で伴奏用鍵盤1の鍵をオンすると、CPU4
0は自動リズム演奏中で、パツド発音フラグ及び
ドラムソロフラグが立てられていることを判別後
(ステツプD1,D2,D6)、伴奏鍵の操作を判
別して(ステツプD7)、現在3拍目の途中で最
終拍の4拍目にはいつてないことを判別してから
(ステツプD8)、上記ドラムソロフラグをクリア
して自動リズム演奏の中断状態を解除する(ステ
ツプD9)。
これに基づき、CPU40は次の拍頭に第8図
のフロー処理を実行し、現在1拍目の先頭ではな
いことを判別後(ステツプE1)、上記ドラムソ
ロフラグのクリアを判別して(ステツプE5)、
自動リズム演奏及び伴奏を再開させる(ステツプ
E10)。
こうして、伴奏鍵を操作するだけで、それまで
停止していた、あるいはバスドラムのみにより演
奏がなされていた自動リズム演奏及び伴奏を完全
な形で再開させることができ、従つて伴奏を行う
ための伴奏鍵の操作と自動リズム演奏再開の操作
をまとめて行うことができ、自動リズム演奏再開
のためのスイツチやその操作が別個に必要となる
ことがなくなる。
また、第9図B中段に示すように、2拍目の途
中でパツドオン操作後、最終拍の4拍目での伴奏
鍵をオンすると、CPU40は上記ステツプD8
で4拍目以降1拍目以前であることを判別し、今
度はワーキングレジスタ33の伴奏鍵オンフラグ
をまず立てて(ステツプD10)、次の小節の1
拍目の先頭となつた時に(ステツプE1)、ドラ
ムソロフラグ及び伴奏鍵オンフラグの両フラグの
オンを判別後(ステツプE2,E3)、ドラムソ
ロフラグをクリアして(ステツプE4)、自動リ
ズム演奏及び伴奏を再開させる(ステツプE1
0)。
こうして、第9図B下段に示すように、最終拍
の4拍目で伴奏鍵がオンされれば、次の小節の先
頭まで待つて、自動リズム演奏及び伴奏が再開さ
れ、演奏上切りの良い小節の切れ目でリズム演奏
の内容を自動的に変えることができ、また、小節
の先頭で自動リズム演奏を再開させる場合、小節
の頭のタイミングまで待たなくとも、予めリズム
演奏を変える指示を行つておくことができるま
た、リズム演奏の内容を変える小節の頭のタイミ
ングまで待たなくとも、予めリズム演奏を変える
指示を行つておくことができる。
なお、上記実施例では、パツド減衰音のリズム
音を放音させるのに押圧操作式のパツドスイツチ
16〜19を用いたが、打ち叩き式のもの等のパ
ツドスイツチを用いてもよく、パツド減衰音出力
中に停止させる伴奏音は自動伴奏によるもののほ
か、手動伴奏によるものでもよく、リズム音又は
伴奏の放音を再開させる鍵は伴奏用鍵盤1又はメ
ロデイ用鍵盤2の特定の1つの鍵であつてもよ
い。
[発明の効果] この発明は以上詳細に説明したように、演奏で
きるリズム音の数を多くして、この複数(多数)
のリズム音の中からマニユアルリズム演奏指示手
段の指示によつて発生するリズム音の音色を選択
できるようにするとともに、自動リズム演奏中に
このマニユアルリズム演奏指示手段によりマニユ
アルリズム演奏を行なうと、自動リズム演奏に係
る複数のリズム音のうち基本のリズムで発生して
いる特定のリズム音を除く全てのリズム音を停止
させ、上記マニユアルリズム演奏に係るリズム音
と上記特定のリズム音のみを発生させるようにし
たので、演奏者はマニユアルリズム演奏を行なう
際に、マニユアルリズム演奏に係るリズム音の音
色を複数(多数)の音色の中から任意に選択で
き、さらに、自動リズム演奏中にマニユアルリズ
ム演奏を行なうことによりリズム演奏に変化をつ
ける場合は、リズムのテンポをキープしつつ効果
的に変化をつけることができる等、より音楽的に
好ましいリズム演奏を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は電子鍵盤楽器の全体外観図、第2図は
パツドリズム操作部7の拡大図、第3図は電子鍵
盤楽器の全体回路図、第4図〜第8図は夫々パツ
ド音色設定処理、パツドオン検出処理、チヤタリ
ング処理、メインの全体処理及び自動リズム演
奏・伴奏制御処理のフローチヤートの図、第9図
は電子鍵盤楽器の演奏例を示すタイムチヤートの
図である。 1……伴奏用鍵盤、2……メロデイ用鍵盤、4
……スピーカ、6……自動リズム操作部、7……
パツドリズム操作部、10……リズムスタート/
ストツプキー、11……バスドラムパターンスイ
ツチ、12,13,14,15……パツド音色選
択スイツチ、16,17,18,19……パツド
スイツチ、21……拍LED、22……制御回路、
23……音色切換レジスタ、24……音色レジス
タ、25……パツドオンオフレジスタ、31……
割り込み検出回路、34……PCMリズム音発生
部、35……自動リズム音発生制御回路、36…
…サウンドシステム、40……CPU。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 リズム演奏パターンに従つて、自動リズム演
    奏を指示する自動リズム演奏指示手段と、 リズム音を発生するリズム音発生手段と、 押圧操作によりリズム音の放音の指示を行なう
    複数のマニユアルリズム演奏指示手段と、 この複数のマニユアルリズム演奏指示手段の指
    示により放音される各リズム音の音色を複数の音
    色の中から夫々選択指定する音色選択指定手段
    と、 この音色選択指定手段により選択指定された上
    記複数のマニユアルリズム演奏指示手段の指示に
    より放音される各リズム音の音色に対応する音色
    データを夫々記憶する音色データ記憶手段と、 この音色データ記憶手段に記憶されている音色
    データを読み出す音色データ読出手段と、 上記複数のマニユアルリズム演奏指示手段によ
    りリズム音の放音の指示がなされると、上記自動
    リズム演奏指示手段の指示に従つて上記リズル音
    発生手段から発生している上記自動リズム演奏に
    係る複数のリズム音のうち、基本のリズムで発生
    している特定のリズム音を除く全てのリズム音を
    停止するとともに、上記複数のマニユアルリズム
    演奏指示手段の指示に従つて上記音色データ読出
    手段にて読み出された音色データに対応する音色
    のリズム音及び上記特定のリズム音のみを上記リ
    ズム音発生手段から発生するように制御する制御
    手段と、 を具備したことを特徴とする電子楽器。
JP60237709A 1985-10-25 1985-10-25 電子鍵盤楽器 Granted JPS6298394A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60237709A JPS6298394A (ja) 1985-10-25 1985-10-25 電子鍵盤楽器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60237709A JPS6298394A (ja) 1985-10-25 1985-10-25 電子鍵盤楽器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6298394A JPS6298394A (ja) 1987-05-07
JPH0449120B2 true JPH0449120B2 (ja) 1992-08-10

Family

ID=17019337

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60237709A Granted JPS6298394A (ja) 1985-10-25 1985-10-25 電子鍵盤楽器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6298394A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2555603B2 (ja) * 1987-05-27 1996-11-20 ヤマハ株式会社 楽音信号発生装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4829052A (ja) * 1971-08-07 1973-04-17

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2597097B2 (ja) * 1987-06-30 1997-04-02 豊 斉藤 液体及び気体の運動エネルギー回収装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4829052A (ja) * 1971-08-07 1973-04-17

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6298394A (ja) 1987-05-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4972755A (en) Electronic musical instrument having automatic sound signal generation and a rhythm-play function based on manual operation
JPS62157098A (ja) 電子楽器
US4646610A (en) Electronic musical instrument with automatic ending accompaniment function
JPS648358B2 (ja)
JPH0449120B2 (ja)
JP2527720Y2 (ja) 自動伴奏装置
JPH0547838B2 (ja)
JPH06100915B2 (ja) 電子楽器
JP3620366B2 (ja) 電子鍵盤楽器
JPH0126078B2 (ja)
JP2640992B2 (ja) 電子楽器の発音指示装置及び発音指示方法
JP2570411B2 (ja) 演奏装置
JPH0690625B2 (ja) 電子楽器
JP2513014B2 (ja) 電子楽器の自動演奏装置
JPH0422518B2 (ja)
JP2526032Y2 (ja) 電子楽器
JP3143039B2 (ja) 自動演奏装置
JP2518341B2 (ja) 自動演奏装置
JPH0690624B2 (ja) 電子楽器
JPH09244660A (ja) 自動伴奏装置
JP2522906Y2 (ja) 電子楽器
JP2636216B2 (ja) 楽音発生装置
JPH089755Y2 (ja) 足踏み式楽器
JP2570550B2 (ja) 電子弦楽器
JP2641612B2 (ja) フレーズ演奏装置及びフレーズ演奏方法