JPH089721Y2 - 原稿押え装置 - Google Patents

原稿押え装置

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JPH089721Y2
JPH089721Y2 JP1989055592U JP5559289U JPH089721Y2 JP H089721 Y2 JPH089721 Y2 JP H089721Y2 JP 1989055592 U JP1989055592 U JP 1989055592U JP 5559289 U JP5559289 U JP 5559289U JP H089721 Y2 JPH089721 Y2 JP H089721Y2
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JP
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誠治 宮崎
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Iwatsu Electric Co Ltd
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Iwatsu Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、複写機等における原稿押え装置に関し、さ
らに詳しくは原稿載置ガラス上の原稿をガラス面に均一
に密着させる原稿押え装置に関する。
[従来技術と問題点] 従来のこの種の複写機等における原稿押え装置は、原
稿台の端部に回動自在に枢支され、原稿台の原稿載置ガ
ラス上に載置された原稿を押圧しガラス面に原稿を密着
させるように構成されている。一般に、その構成は原稿
台の端部に回動自在に枢支された本体部に、原稿押圧面
に白色シートを設けたウレタン等の弾性部材を貼り付け
て成っている。ところで、この本体部は量産性を考慮し
て樹脂成形品が多く使用されている。ところが、その樹
脂成型品はその製造過程において、反りや変形が生じ易
く、完全な平面を有する本体部が得られ難いという問題
がある。したがって、本体部に直接取り付けられた弾性
部材もまた本体部の反りや変形の影響を受けて変形する
ので、原稿押圧に不均一が生じ、原稿によってはその一
部がガラス面から浮いてしまい密着させることができず
複写画像に画線曲り等を生じ画像品質を損なうという問
題がある。特に、画像品質を問題とする電子写真製版機
ではこの本体部の反りや変形は無視できない。
本考案は、これらの問題点に鑑みなされたもので、本
考案の目的は、原稿押え装置の本体部の反りや変形に影
響されず、原稿載置ガラス上に載置された原稿の全面を
押圧し原稿をガラス面に均一に密着させる原稿押え装置
を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本考案の目的は、複写機等の原稿台の端部に回動自在
に枢支され、原稿台の原稿載置ガラス上に載置された原
稿を押圧する原稿押え装置であって、前記原稿台の端部
に回動自在に枢支され、前記原稿台に面する側に所望の
支持手段が複数個配設されてなる本体部と、該支持手段
に遊嵌支持される補助板と、前記本体部と前記補助板に
間隙を有せしめるスプリング手段と、前記補助板に貼設
されかつ前記原稿台に面する側に白色部材を配してなる
弾性部材とを具備し、前記スリプング手段を前記本体部
に形成された支持手段に直接装着させ前記スプリング手
段が前記本体部と前記補助板との間に介在するように担
持すると共に前記補助板及び前記弾性部材には前記複数
個の支持手段を貫通させる貫通孔が形成されると共に該
貫通孔は前記白色部材により塞がれていることにより達
成される。
[作用] 原稿押え装置の本体部に反りや変形があると、その反
り等の程度が本体部と補助板との間隙の幅以内である場
合は、補助板は反り等の影響を受けて変形することはな
く平面を成した状態を維持する。そして、原稿押え装置
を回動して原稿押圧面がガラス面上に接すると、反り等
によりガラス面と原稿押圧面が密着していない部分は、
本体部と補助板との間隙に設けられた弾性手段によって
ガラス面に押圧されるので、原稿はガラス面上に均一に
密着する。
[実施例] 以下、図面を用いて本考案の原稿押え装置の実施例を
説明する。
第1図は、本考案の一実施例の原稿押え装置を説明す
るための図である。図において、押え板2は補助板1と
共に本体部3に支えられ、本体部3は支持ユニット7に
よって複写機10の原稿台15に回動自在に枢支されてい
る。本体部3は支持ユニット7を支点として押え板2が
原稿載置ガラス9に当接するまで閉じることができる構
造になっている。これにより、原稿8は原稿載置ガラス
9に密着する。
第2図は、本考案の一実施例の主要部を示す断面図で
ある。図において、押え板2はウレタン等の弾性部材を
用いており、補助板1に貼着されている。また、補助板
1及び押え板2は支持柱4の配置に合わせて貫通孔が形
成されている。尚、押え板2の原稿載置ガラス9に対向
する面は白色フィルム6で全面が覆われているので貫通
孔は塞がれる。補助板1の四辺端部は押え板2側に直角
に折り曲げることにより補助板1の平面が外力により変
形することを防ぐ効果がある。支持柱4は本体部3と一
体に樹脂成形されており、その先端部は矢型形状であっ
て、かつ、先端部から本体部3に渡って凹状の溝を設け
てある。これにより、支持柱4を補助板1に配置した孔
に嵌挿する補助板1の孔の径は支持柱4の矢型部の径よ
り小さいので、嵌挿された補助板1は支持柱4の矢型部
で担持される。また、支持柱4にスプリング5を装着
し、適当な弾性で本体部3と補助板1の間隙を保持して
いる。本実施例ではこの間隙は3mm程度であるが、これ
に限定されるものではない。
以上に説明した構造をしているので、本体部3と補助
板1の間隙11の幅以内であるような反りや変形が本体部
3にあってもその影響は間隙11で吸収されるので、補助
板1は本体部3の反りや変形の影響を受けず平面を成す
ことができる。そして、スプリング5によって補助板1
の全面を押圧しているので、原稿8を原稿載置ガラス9
面上に均一に密着させることができる。この様子を第4
図に示す。一方、支持柱4は、第1図中の押え板2に破
線の円形で示すように配置されている。もちろん、これ
に限定されるものではない。
一方、第3図は、本考案の他の実施例を示す図であ
る。図において、支持柱12にはタッピングねじ14がねじ
込めるような溝を設けてあり、補助板1をワッシャー13
を介してタッピングねじ14で支持柱12に担持するように
取り付ける。その後で、押え板2を補助板1に貼着す
る。尚、支持柱4、12は本体部3と一体成形されている
場合のほか、別部品として本体部3に取り付けても良
く、また断面形状は問わない。さらに、スプリング5は
支持柱4、12に装着する場合のほか、補助板1を下方へ
押し下げる作用をする位置に配設しても良い。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案の原稿押え装置によれ
ば、原稿押え装置の本体部3に反りや変形があってもそ
の影響を受けず原稿を確実に原稿載置ガラスに均一に密
着できるため、複写画像に画像曲がりを生せず画像品質
を損なうことがない。特に、画像品質の厳しい電子写真
製版機に用いて有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の原稿押え装置を説明するた
めの図、第2図は本考案の一実施例の主要部を示す断面
図、第3図は本考案の他の実施例の主要部を示す断面
図、第4図は本体部3が反っている場合で押え板2が原
稿面に密着する状態を示す断面図である。 1……補助板,2……押え板,3……本体部,4……支持柱,5
……スプリング,6……フィルム,8……原稿,9……原稿載
置ガラス,10……複写機,11……間隙,12……支持柱,15…
…原稿台。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複写機等の原稿台の端部に回動自在に枢支
    され、原稿台の原稿載置ガラス上に載置された原稿を押
    圧する原稿押え装置であって、前記原稿台の端部に回動
    自在に枢支され、前記原稿台に面する側に所望の支持手
    段が複数個配設されてなる本体部と、該支持手段に遊嵌
    支持される補助板と、前記本体部と前記補助板に間隙を
    有せしめるスプリング手段と、前記補助板に貼設されか
    つ前記原稿台に面する側に白色部材を配してなる弾性部
    材とを具備し、前記スリプング手段を前記本体部に形成
    された支持手段に直接装着させ前記スプリング手段が前
    記本体部と前記補助板との間に介在するように担持する
    と共に前記補助板及び前記弾性部材には前記複数個の支
    持手段を貫通させる貫通孔が形成されると共に該貫通孔
    は前記白色部材により塞がれていることを特徴とする原
    稿押え装置。
JP1989055592U 1989-05-15 1989-05-15 原稿押え装置 Expired - Fee Related JPH089721Y2 (ja)

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JPH02146644U JPH02146644U (ja) 1990-12-12
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JPS6417726A (en) * 1987-07-11 1989-01-20 Canon Kk Image reader

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