JPH0896897A - 燃料タンク用コネクタの取付構造 - Google Patents

燃料タンク用コネクタの取付構造

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JPH0896897A
JPH0896897A JP7168140A JP16814095A JPH0896897A JP H0896897 A JPH0896897 A JP H0896897A JP 7168140 A JP7168140 A JP 7168140A JP 16814095 A JP16814095 A JP 16814095A JP H0896897 A JPH0896897 A JP H0896897A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コネクタの取付作業を格別の設備やスペース
を要することなくワンタッチで行うことのできる取付構
造を提供する。 【構成】 タンクの蓋板22には取付筒24がタンク内
に突出した状態で固着される。その取付筒24の外周面
には、一対の窓孔30が対称位置に開口されている。そ
の取付筒24に、略コ字形の弾性係止片29が、その両
脚部33を窓孔30を通して取付筒24の内周側に突出
させた状態で装着される。コネクタ1の外周面には一対
の係止溝36が対称位置に形成されている。各係止溝3
6の下端側に斜めのガイド面38が形成されている。コ
ネクタ1が取付筒24内に嵌装されると、ガイド面38
により脚部33を開いて外周側に逃がしつつ押し込ま
れ、完全に押し込まれたところで、脚部33が復元弾性
力で閉じて係止溝36内に嵌り込むことによって、コネ
クタ1が抜け不能に取り付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の燃料タンク
の壁面に取り付けられてタンク内の電気機器と外部電源
を接続するのに用いる燃料タンク用コネクタの取付構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の燃料タンク用コネクタの
取付構造としては、特開昭63−211577号公報に
記載されたものが公知である。以下、これについて図1
2によって説明する。コネクタ51は略L字形に形成さ
れ、その両端にそれぞれ相手方の雌形コネクタと各別に
嵌合される雄形の接続部52、53が設けられている。
一方、燃料タンクの蓋板54には取付孔55が形成され
てその取付孔55を貫通してスリーブ56がろう付けに
より固着されている。そして、コネクタ51の内部用の
接続部52が、スリーブ56内にシールリング57を介
して水密に嵌装され、スリーブ56の下端に設けられた
舌片58をかしめて、コネクタ51の外周に形成した係
合段部59に食い込ませることによって、コネクタ51
を抜け不能に取り付けるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のも
のは、かしめ用の設備が別途に必要となるために設備費
が高く付く。また、タンク内にはかしめ用の治具を収容
するスペースを設ける必要があるが、燃料タンク自体は
小型化が要求される傾向にあり、しかも、かしめ場所付
近には燃料供給用のポンプやパイプさらには残量ゲージ
等の各種機器が配設されるために、そのようなかしめ用
のスペースを確保することがきわめて困難となりつつあ
った。もちろん、かしめ作業が余分に必要であるから取
付作業に手間が掛かる等の数々の欠点があった。
【0004】そこで本発明は、コネクタの取付作業を格
別の設備やスペースを要することなくワンタッチで行う
ことができるようにした取付構造を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの請求項1に係る発明は、燃料タンクの壁面には燃料
タンク用コネクタが嵌装される取付筒が貫通して設けら
れるとともに、前記燃料タンク用コネクタにおいて前記
取付筒に嵌め込まれる部分にクリップを弾性的に嵌め込
んで前記取付筒に係合させることによって、燃料タンク
用コネクタが抜け止め状態で保持されることを特徴とす
るものである。
【0006】また、請求項2の発明は、請求項1記載の
ものにおいて、前記取付筒の途中に窓孔を開口させる一
方、取付筒には常にはこの窓孔を通して取付筒内に突出
し、取付筒に対する前記コネクタの嵌め込み時にはこれ
に伴って取付筒の外方へ退避可能に撓み変形変形する脚
部を備えたクリップを装着し、前記脚部を前記コネクタ
の外面に形成されたロック孔に係止させることで前記コ
ネクタが抜け止め状態で保持されることを特徴とするも
のである。
【0007】さらに、請求項3の発明は、請求項1記載
のものにおいて、前記取付筒は前記コネクタの下部を取
付筒より露出させた状態で嵌め込み可能とされる一方、
この露出部分においてクリップを装着して取付筒に係合
せることで前記コネクタを抜け止め状態で保持すること
を特徴とするものである。
【0008】
【作用】請求項1の発明では、取付筒内に嵌め込まれた
コネクタに対してクリップを弾性的に嵌め込んで装着す
る。したがって、コネクタを抜き取ろうとしてもクリッ
プが取付筒に係合して抜き取りが規制される。
【0009】請求項2の発明では、コネクタを取付筒へ
嵌め込む前に、クリップは取付筒の窓孔に装着される。
このときには、クリップの脚部が窓孔を通して取付筒の
内部に突出している。コネクタが取付筒へ嵌め込まれる
と、これに伴って脚部が後退するような撓み変形をして
コネクタの通過を許容し、ロック孔に適合した時点で脚
部がロック孔に係合し、コネクタが抜け不能に保持され
る。
【0010】請求項3の発明では、コネクタを取付筒へ
嵌め込むと、その下端側が取付筒より下方へ露出する。
この後、コネクタの露出部分にクリップを装着すれば、
取付筒に係合してコネクタ全体が抜け止め状態に保持さ
れる。
【0011】
【発明の効果】本発明の効果は次のようである。請求項
1の発明によれば、クリップを用いてコネクタに弾性装
着させ、これによってコネクタの固定を行うようにした
ため、従来のかしめ方式と比較して格別の設備を要しな
いことから、コストの削減が達成でき、また大きな設置
スペースを要しないことから、タンク内に機器を配設す
る場合の自由度が増し、燃料タンクの小型化にも対応す
ることができる効果がある。
【0012】また、請求項2の発明によれば、コネクタ
を取付筒に装着するに先立って、クリップを取付けてお
けば、コネクタを取付筒に装着するだけでコネクタの固
定を行うことができるため、取付作業を能率よく行うこ
とができる。
【0013】さらに、請求項3の発明によっても、クリ
ップの弾性装着のみでコネクタを固定できるため、請求
項1の発明と同様の効果が発揮される。
【0014】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図1乃至図8に
基づいて説明する。
【0015】図1において、符号1は燃料タンク用コネ
クタであって、合成樹脂により外形略L字形に形成され
ている。このコネクタ1には、厚肉の円板状で上端縁に
裾広がりの鍔3を有する栓体部2が設けられ、その栓体
部2の下面側に、栓体部2よりも径の小さい円筒形をな
す内部用接続部5が形成されているとともに、上面側
に、栓体部2の軸線と直交するように横を向いた角筒形
をなす外部用接続部6が形成されている。内部用接続部
5は、燃料タンク内に配置される電気機器側に接続され
た雌形コネクタ10(図7の鎖線で図示)が嵌合するも
のであり、一方の外部用接続部6は、外部電源に接続さ
れた他の雌形コネクタ16(図7の鎖線で図示)が嵌合
するものである。コネクタ1内には、図3に示すよう
に、同じくL字形に曲成された一対の雄形端子ピン8
が、両端をそれぞれ内部用接続部5および外部用接続部
6内に突出させてインサート成形により埋設されてい
る。
【0016】このコネクタ1の内部用接続部5には、内
周面上に軸線方向に沿って設けられたガイド12と、下
端縁に開口した軸線方向に沿ったスリット13と、内周
面に開口したロック孔14等が形成されていて、図示し
ない係止突部を外周面に設けた相手の雌形コネクタ10
が、ガイド12を案内として、また、スリット13を介
して内部用接続部5を拡径変形させつつその内側に押し
込まれ、係止突部がロック孔14内に嵌り込むことによ
り嵌合接続されるようになっている。
【0017】一方の外部用接続部6には、奥面から端子
ピン8の間を仕切るように突設された突片17と、上面
ならびに側面に軸線方向に沿って設けられたガイド1
8、19と、上面のガイド18の間に設けられたロック
突部20等が形成されていて、相手の雌形コネクタ16
が、突片17ならびにガイド18、19を案内として外
部用接続部6の外側に押し込まれ、雌形コネクタ16に
設けられた図示しない係止孔がロック突部20に嵌り込
んで嵌合接続されるようになっている。
【0018】続いて、この燃料タンク用コネクタ1を燃
料タンクに取り付ける部分の構造を説明する。
【0019】図1、3において、符号22は燃料タンク
の上面に被着される蓋板であって、その蓋板22に取付
孔23が開口され、その取付孔23を貫通して取付筒2
4が取り付けられるようになっている。この取付筒24
は、上記の取付孔23に略緊密に嵌合する大径部25の
下端側に小径部26を連成した段付きの円筒形をなして
おり、大径部25の全周に沿って上端縁に斜め上方に開
いた係止部27が形成されている。この係止部27と大
径部25の略上半分にわたる内周側に、上記したコネク
タ1の栓体部2が緊密に嵌合するようになっている(図
7参照)。この取付筒24が蓋板22の上面側から取付
孔23に挿入され、係止部27が取付孔23の孔縁に突
き当てられてその部分でろう付けされることにより、取
付筒24がタンク内に下向きに突出した状態で蓋板22
に固着されている。
【0020】この取付筒24の小径部26には、上記し
た燃料タンク用コネクタ1を係止するためのクリップ2
9が装着されるようになっている。取付筒24の小径部
26の外周面には、中心を挟んだ対称位置において、軸
線方向と直交する向きに細長い一対の窓孔30が開口さ
れている。一方、クリップ29は、円弧形をなす基部3
1の両端から屈曲部32を介して撓み変形可能な一対の
脚部33が互いに平行に突設された略コ字形に形成され
ており、各脚部33の先端に、その先端を内側に折り返
すことによって抜止部34が形成されている。
【0021】そして、このクリップ29の両脚部33が
各窓孔30の一端側から弾力に抗して開きつつそれに沿
って差し込まれ、両脚部33の抜止部34が各窓孔30
の反対側の端部に当たって再度開きつつそれを乗り越え
ると、両脚部33が復元弾力により閉じて抜止部34が
小径部26の反対側の外周に係止されることにより、ク
リップ29が抜け不能に取り付けられる。そのとき、ク
リップ29の両脚部33は、図4に示すように、窓孔3
0を通して取付筒24の小径部26の内周側に突出した
状態となる。
【0022】コネクタ1の内部用接続部5の外周面に
は、外部用接続部6の下方の位置と、中心を挟んだその
反対側の位置において、上記した取付筒24の内周側に
突出したクリップ29の脚部33が嵌合可能な一対の係
止溝36が、互いに平行に形成されている。各係止溝3
6が形成されている高さ位置は、コネクタ1の栓体部2
ならびに内部用接続部5が取付筒24内に完全に押し込
まれた場合に、取付筒24に開口された窓孔30の内周
側に対応する位置である。なお、上記したタンク内に設
けられる雌形コネクタ10の係止突部が嵌り込むロック
孔14は、一方の係止溝36の底面に開口して設けられ
ている。
【0023】また、内部用接続部5における両係止溝3
6を設けた位置の下端部には、それぞれ下端縁に向かっ
て次第に肉厚が薄くされることにより傾斜面とされたガ
イド面38が所定幅において形成されている。そのガイ
ド面38の上縁と係止溝36の下縁の間は、図1に示す
ようにフラット面39とされている。
【0024】また、取付筒24の大径部25の内周面
と、コネクタ1の内部用接続部5の外周面との間に嵌装
されるOリング41が備えられている。
【0025】本実施例は上記のような構造であって、続
いてその取付手順を説明する。
【0026】まず、取付筒24には、既述したように、
クリップ29がその両脚部33を閉じて窓孔30から内
周側に突出させた状態で装着される。一方、燃料タンク
用コネクタ1側では、内部用接続部5の外周の上端側に
Oリング41が嵌められるとともに、燃料タンク内の電
気機器に接続された雌側コネクタ10が取付筒24を通
してタンクの蓋板22の上面に引き出されて、内部用接
続部5に予め嵌合接続される。
【0027】この状態から、図3、4に示すように、燃
料タンク用コネクタ1の内部用接続部5が、その外周面
に設けられた係止溝36を取付筒24の窓孔30に位置
合わせして、取付筒24内に上面側から挿入される。
【0028】引き続いてコネクタ1が押し込まれると、
内部用接続部5の下端部に設けられた傾斜したガイド面
38が取付筒24の内周側に突出したクリップ29の両
脚部33の上縁に当接して、両脚部33がそのガイド面
38に沿って摺接しつつ次第に開き、さらにフラット面
39に乗り上げて最大に開くように弾性変形しつつコネ
クタ1が押し込まれる(図5、6)。その際、Oリング
41も弾縮されつつ取付筒24の大径部25内に嵌入さ
れる。
【0029】さらにコネクタ1が、図7、8に示すよう
に、栓体部2の鍔3が取付筒24の係止部27に当たる
状態まで押し込まれると、内部用接続部5の係止溝36
が取付筒24の窓孔30の内側に対応し、開いていたク
リップ29の両脚部33が復元弾性力で閉じてコネクタ
1の係止溝36内に嵌合し、それにより、コネクタ1が
取付筒24内に抜け不能に取り付けられる。それととも
に、Oリング41が取付筒24の大径部25とコネクタ
1の内部用接続部5との間に弾縮された状態で装着さ
れ、取付筒24とコネクタ1との間が水密にシールされ
る。
【0030】最後に、コネクタ1の外部用接続部6に、
外部電源側から引き出された雌形コネクタ16が嵌合接
続される。
【0031】以上説明したように、第1実施例によれ
ば、燃料タンク用コネクタ1を燃料タンクの蓋板22に
取り付ける場合に、コネクタ1を蓋板22に設けた取付
筒24内に嵌装するだけでワンタッチで取り付けること
ができ、コネクタ1の取付作業を簡単に能率良く行うこ
とができる。また、従来のかしめ式のもののようにコネ
クタの取付に際して格別の設備を必要としないから、設
備費の削減が図れて製造コストの低減を期することがで
きる。また、燃料タンク内にコネクタ取付用に格別のス
ペースを設けることが不要であって、タンク内にポンプ
やパイプさらには残量ゲージといった各種機器を配設す
る場合の自由度が増し、また、そのようなスペースが不
要となる分、燃料タンク自体の小型化を図ることが可能
となる。
【0032】図9〜図11は本発明の第2実施例を示す
ものであり、取付筒24は第1実施例のものに比較して
やや短めに形成されている。また、取付筒24は上下両
方へ開口するようにして形成されているが、その底面は
側面に対しほぼ直交するようにして形成されている。
【0033】一方、コネクタ70における栓体部71の
下側には中継軸部72が形成され、さらに、これより下
側には同軸で内部用接続部73が連続している。中継軸
部72と内部用接続部73との境界部分は段差74が形
成され、取付筒24の底面に係止可能となっており、こ
れによって内部用接続部73全体は取付筒24から下方
へ露出することになる。
【0034】内部用接続部73の外周面における対象位
置は下端から軸方向に沿って平面状に切り欠かれ、これ
によってクリップ75の装着に関係する一対の装着面7
6となっている。また、両装着面76が設けられている
面とほぼ直交する対象位置には係止溝部77が凹み形成
されている。両係止溝部77はコネクタ70を取付筒2
4に挿入したときに取付筒24の下端から僅か下方に位
置露出する高さ位置に設定されており、両係止溝部77
は図11に示すように、上記した両装着面76とによっ
て切り落とされた取付筒24の断面形状はその四隅部分
を除いてほぼ長方形状をなすようにしてあり、次述する
クリップ75に適合可能としてある。
【0035】クリップ75は金属製の線材を略長方形状
に屈曲して形成され、その四隅部分には膨部75Aが形
成されてクリップ75の両自由端を拡開させるような変
形が円滑に行われるようにしている。すなわち、クリッ
プ75は通常時の状態では、内部用接続部73より小さ
めに形成され、内部用接続部73の下端より嵌め込む場
合には、クリップ75の自由端側を強制的に拡開させる
ような変形を行わせることになる。そして、両装着面7
6および両係止溝部77に適合する位置まで移動させる
と復帰してこれらに係合し、これによってクリップ75
が取付筒24の下端面に引っ掛かり、コネクタ70の抜
けが規制される。
【0036】以上のように構成された第2実施例では、
コネクタ70はOリング78を介在させた状態で取付筒
24内に挿入される。これによって、コネクタ70は段
差74が取付筒24の底面に係止し、これより下方の内
部用接続部73が取付筒24から露出する。この後、ク
リップ75を内部用接続部73の下方から押し込む。ク
リップ75は拡開しながら図示上方へ押し込まれてゆく
が、この拡開動作は四隅に設定された膨部75Aによっ
て円滑になされる。そして、クリップ75が両装着面7
6および両係止溝部77にそれぞれ適合すると、内周が
すぼむ方向に復帰変形してこれらと係合する。かくし
て、クリップ75が内部用接続部73に取り付けられる
と、取付筒24の下端面に係合してコネクタ70が抜け
止め状態に保持される。
【0037】したがって、第2実施例のものによって
も、第1実施例と同様、コネクタ70の取付け作業を簡
単にかつ能率よく行うことができ、また従来に比較して
特別な設備も必要としない。
【0038】なお、他の構成は第1実施例と同様であ
り、もって同様の作用効果を発揮することができる。
【0039】<他の実施例>本発明は上記記述及び図面
によって説明した実施例に限定されるものではなく、例
えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含ま
れ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種
々変更して実施することができる。
【0040】(1)第1実施例では、クリップ29を取
付筒24とは別ピースとして形成して後から装着するよ
うにしたが、例えば、取付筒24の壁面を内周側に切り
起こして、クリップを取付筒24と一体に形成するよう
にしても良い。
【0041】(2)また、上記実施例では、クリップ2
9を取付筒24の外周側に逃がすためのガイドをコネク
タ1に設けたが、クリップ29側に設けることも可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の分解斜視図である。
【図2】燃料タンク用コネクタの正面図である。
【図3】コネクタの取付動作の初期段階の断面図であ
る。
【図4】図3のIV−IV線断面図である。
【図5】コネクタの取付動作の中間段階の断面図であ
る。
【図6】図5のVI−VI線断面図である。
【図7】コネクタの取付動作の完了段階の断面図であ
る。
【図8】図7のVIII−VIII線断面図である。
【図9】本発明の第2実施例の分解斜視図である。
【図10】装着完了状態を示す断面図である。
【図11】図10のXI-XI線断面図である。
【図12】従来例の断面図である。
【符号の説明】
1…燃料タンク用コネクタ 22…蓋板(燃料タンクの壁面) 24…取付筒 29…クリップ 30…窓孔 33…脚部 36…係止溝 38…ガイド面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料タンクの壁面には燃料タンク用コネ
    クタが嵌装される取付筒が貫通して設けられるととも
    に、前記燃料タンク用コネクタにおいて前記取付筒に嵌
    め込まれる部分にクリップを弾性的に嵌め込んで前記取
    付筒に係合させることによって、燃料タンク用コネクタ
    が抜け止め状態で保持されることを特徴とする燃料タン
    ク用コネクタの取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて、前記取付
    筒の途中に窓孔を開口させる一方、取付筒には常にはこ
    の窓孔を通して取付筒内に突出し、取付筒に対する前記
    コネクタの嵌め込み時にはこれに伴って取付筒の外方へ
    退避可能に撓み変形する脚部を備えたクリップを装着
    し、前記脚部を前記コネクタの外面に形成されたロック
    孔係止させることで前記コネクタが抜け止め状態で保持
    されることを特徴とする燃料タンク用コネクタの取付構
    造。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のものにおいて、前記取付
    筒は前記コネクタの下部を取付筒より露出させた状態で
    嵌め込み可能とされる一方、この露出部分においてクリ
    ップを装着して取付筒に係合せることで前記コネクタを
    抜け止め状態で保持することを特徴とする燃料タンク用
    コネクタの取付構造。
JP07168140A 1994-07-25 1995-06-09 燃料タンク用コネクタの取付構造 Expired - Lifetime JP3082621B2 (ja)

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