JP2002063967A - 電気コネクタおよびその製造方法 - Google Patents
電気コネクタおよびその製造方法Info
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- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来技術による電気コネクタの欠点を克服す
るように、電気コネクタを改良すること。 【解決手段】 電気コネクタにおいて、ケーシングと、
該ケーシング内で支持されている１つまたは複数の導電
端子と、前記ケーシングから外側に向かって延びている
フランジとを有しており、前記フランジは、前記フラン
ジの中に装着用ノッチを有しており、該装着用ノッチ
は、前記コネクタを特定の角度の装着位置での使用に適
合させることができるように、電気コネクタを構成する
ことにより解決される。
るように、電気コネクタを改良すること。 【解決手段】 電気コネクタにおいて、ケーシングと、
該ケーシング内で支持されている１つまたは複数の導電
端子と、前記ケーシングから外側に向かって延びている
フランジとを有しており、前記フランジは、前記フラン
ジの中に装着用ノッチを有しており、該装着用ノッチ
は、前記コネクタを特定の角度の装着位置での使用に適
合させることができるように、電気コネクタを構成する
ことにより解決される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的に、モータ
またはセンサのような電気装置のための電気コネクタに
関する。より詳細には、本発明は、フランジを有する電
気コネクタ、およびこのような電気コネクタの製造方法
に関するものであり、前記フランジには、１つのノッチ
が組込まれており、このノッチによって、コネクタは、
所定の角度で装着されるように調整される。
またはセンサのような電気装置のための電気コネクタに
関する。より詳細には、本発明は、フランジを有する電
気コネクタ、およびこのような電気コネクタの製造方法
に関するものであり、前記フランジには、１つのノッチ
が組込まれており、このノッチによって、コネクタは、
所定の角度で装着されるように調整される。
【０００２】
【従来の技術】多くのタイプの電気装置が、特別の配線
経路の必要とされる環境で使用されることがある。この
特別の配線経路は、他のコンポーネントとの物理的干
渉、または環境障害、例えば不所望の電気的干渉または
熱表面との接触を避けるために必要とされるものであ
る。例えば、これは、自動車が異なれば、それが有する
エンジンやエンジンフード下のシステムの構成も異なる
ので、要求されるエンジンフード下の配線レイアウトも
変わるということから直ちに明らかである。自動車での
使用の例を続けると、いくつかの装置、例えば特定のア
イドリング空気制御バルブのモータは、種々異なる自動
車で使用することができる。しかしながら、自動車のタ
イプが異なれば、配線経路も異なるため、装置の適切な
取付け、操作および取外しを可能にする電気コネクタの
異なる装着角度と、装置上でこの電気コネクタに連結す
る配線プラグとが要求される。例えば、配線プラグは、
第１のタイプの自動車に対しては、コネクタを装置に対
して水平に取付けるのに必要とされる一方で、第２のタ
イプの自動車では、コネクタを垂直に、または水平と垂
直の間の角度で取付けるのに必要とされることがある。
自動車でのこれら２つの異なる適用では、同じモータま
たは他の装置が使用されるが、必要な配線経路を可能に
するためには、それぞれ異なる装着角度を提供する異な
る電気コネクタが必要とされる。
経路の必要とされる環境で使用されることがある。この
特別の配線経路は、他のコンポーネントとの物理的干
渉、または環境障害、例えば不所望の電気的干渉または
熱表面との接触を避けるために必要とされるものであ
る。例えば、これは、自動車が異なれば、それが有する
エンジンやエンジンフード下のシステムの構成も異なる
ので、要求されるエンジンフード下の配線レイアウトも
変わるということから直ちに明らかである。自動車での
使用の例を続けると、いくつかの装置、例えば特定のア
イドリング空気制御バルブのモータは、種々異なる自動
車で使用することができる。しかしながら、自動車のタ
イプが異なれば、配線経路も異なるため、装置の適切な
取付け、操作および取外しを可能にする電気コネクタの
異なる装着角度と、装置上でこの電気コネクタに連結す
る配線プラグとが要求される。例えば、配線プラグは、
第１のタイプの自動車に対しては、コネクタを装置に対
して水平に取付けるのに必要とされる一方で、第２のタ
イプの自動車では、コネクタを垂直に、または水平と垂
直の間の角度で取付けるのに必要とされることがある。
自動車でのこれら２つの異なる適用では、同じモータま
たは他の装置が使用されるが、必要な配線経路を可能に
するためには、それぞれ異なる装着角度を提供する異な
る電気コネクタが必要とされる。
【０００３】自動車ごとにまったく異なる電気コネクタ
を使用するのではなく、ケーシングデザインの周囲に延
長フランジを有する単一の主たるコネクタケーシングデ
ザインを有し、この延長フランジに、コネクタを特定の
角度で装着するための装着用ノッチを形成すると有利で
ある。さらに、自動車ごとに異なるコンポーネントコネ
クタを装備し、このコネクタを１つの角度からのみ取付
ける配線プラグを受入れるように構成するのではなく、
製造過程を通して容易に調整できる単一の基本的なコネ
クタデザインによって、複数の異なる装着角度のうちの
１つを提供できるようにすると有利である。実際に、従
来技術による電気コネクタで、複数の角度位置の間での
調整が可能であるように製造されているものが存在す
る。しかしながら、調整可能な装着角度を有するこのよ
うなコネクタは、複雑で製造コストが高くなりがちであ
る。また、製造および組立プロセスの性質上、コネクタ
が１つ以上の装着位置を利用できるようにするのは不利
である。したがって、不適切なコネクタ取付けおよび不
適切な配線経路の可能性を避けるために、コネクタを単
一の装着角度に限定すると有利である。さらに、シーリ
ングおよびコンポーネントの一貫性のためには、コネク
タケーシングが複数のケーシングセクションから成り、
これらケーシングセクションが互いに対して蝶番付けさ
れたり、回転したりして、異なるコネクタ装着角度が得
られるようにするのは不利である。
を使用するのではなく、ケーシングデザインの周囲に延
長フランジを有する単一の主たるコネクタケーシングデ
ザインを有し、この延長フランジに、コネクタを特定の
角度で装着するための装着用ノッチを形成すると有利で
ある。さらに、自動車ごとに異なるコンポーネントコネ
クタを装備し、このコネクタを１つの角度からのみ取付
ける配線プラグを受入れるように構成するのではなく、
製造過程を通して容易に調整できる単一の基本的なコネ
クタデザインによって、複数の異なる装着角度のうちの
１つを提供できるようにすると有利である。実際に、従
来技術による電気コネクタで、複数の角度位置の間での
調整が可能であるように製造されているものが存在す
る。しかしながら、調整可能な装着角度を有するこのよ
うなコネクタは、複雑で製造コストが高くなりがちであ
る。また、製造および組立プロセスの性質上、コネクタ
が１つ以上の装着位置を利用できるようにするのは不利
である。したがって、不適切なコネクタ取付けおよび不
適切な配線経路の可能性を避けるために、コネクタを単
一の装着角度に限定すると有利である。さらに、シーリ
ングおよびコンポーネントの一貫性のためには、コネク
タケーシングが複数のケーシングセクションから成り、
これらケーシングセクションが互いに対して蝶番付けさ
れたり、回転したりして、異なるコネクタ装着角度が得
られるようにするのは不利である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、従来
技術による電気コネクタの上記欠点を克服するように、
電気コネクタを改良することである。
技術による電気コネクタの上記欠点を克服するように、
電気コネクタを改良することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題は、電気コネク
タにおいて、ケーシングと、該ケーシング内で支持され
ている１つまたは複数の導電端子と、前記ケーシングか
ら外側に向かって延びているフランジとを有しており、
前記フランジは、前記フランジの中に装着用ノッチを有
しており、該装着用ノッチは、前記コネクタを特定の角
度の装着位置での使用に適合させることができるよう
に、電気コネクタを構成することにより解決される。
タにおいて、ケーシングと、該ケーシング内で支持され
ている１つまたは複数の導電端子と、前記ケーシングか
ら外側に向かって延びているフランジとを有しており、
前記フランジは、前記フランジの中に装着用ノッチを有
しており、該装着用ノッチは、前記コネクタを特定の角
度の装着位置での使用に適合させることができるよう
に、電気コネクタを構成することにより解決される。
【０００６】また、上記課題は、電気コネクタの製造方
法において、前記コネクタのケーシングのモールドを作
製し、前記ケーシングはフランジを有しており、可動キ
ーを前記モールド内に組み込み、前記可動キーを、前記
ケーシングのフランジ上にある装着用ノッチの所望の位
置に相応する所定の位置に選択的に配置し、前記ケーシ
ングを前記モールドと前記選択的に配置されたキーとを
使用して成形することにより解決される。
法において、前記コネクタのケーシングのモールドを作
製し、前記ケーシングはフランジを有しており、可動キ
ーを前記モールド内に組み込み、前記可動キーを、前記
ケーシングのフランジ上にある装着用ノッチの所望の位
置に相応する所定の位置に選択的に配置し、前記ケーシ
ングを前記モールドと前記選択的に配置されたキーとを
使用して成形することにより解決される。
【０００７】または、上記課題は、電気コネクタの製造
方法において、前記コネクタのケーシングのモールドを
作製し、前記ケーシングはフランジを有しており、前記
ケーシングを前記モールドを使用して成形し、前記フラ
ンジから材料を除去し、これによって前記フランジ上に
装着用ノッチを形成することにより解決される。
方法において、前記コネクタのケーシングのモールドを
作製し、前記ケーシングはフランジを有しており、前記
ケーシングを前記モールドを使用して成形し、前記フラ
ンジから材料を除去し、これによって前記フランジ上に
装着用ノッチを形成することにより解決される。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明の目的および利点は、以下
の説明および図面において提示され、またこれら説明お
よび図面から明らかとなる。同様に、本発明の目的およ
び利点は、請求の範囲および明細書で開示および請求さ
れている発明の実施によって知られる。
の説明および図面において提示され、またこれら説明お
よび図面から明らかとなる。同様に、本発明の目的およ
び利点は、請求の範囲および明細書で開示および請求さ
れている発明の実施によって知られる。
【０００９】本発明は一般的に電気コネクタにおいて実
現される。本発明の１つの実施例によれば、コネクタ
は、１つのケーシングと、このケーシング内で支持され
ている複数の導電端子と、このケーシングから外側に向
かって延びている１つのフランジとを有しており、この
フランジは、製造過程の間に形成される単一の装着用ノ
ッチを有しており、この装着用ノッチは、コネクタを特
定の角度の装着位置での使用に合わせる。本発明の有利
な実施例では、導電端子はコネクタケーシング内にオー
バモールドされており、フランジとケーシングは誘電体
からモノリシックに成形されており、コネクタのフラン
ジは、ケーシングの周縁部全体には満たない部分から外
側に向かって延びている。
現される。本発明の１つの実施例によれば、コネクタ
は、１つのケーシングと、このケーシング内で支持され
ている複数の導電端子と、このケーシングから外側に向
かって延びている１つのフランジとを有しており、この
フランジは、製造過程の間に形成される単一の装着用ノ
ッチを有しており、この装着用ノッチは、コネクタを特
定の角度の装着位置での使用に合わせる。本発明の有利
な実施例では、導電端子はコネクタケーシング内にオー
バモールドされており、フランジとケーシングは誘電体
からモノリシックに成形されており、コネクタのフラン
ジは、ケーシングの周縁部全体には満たない部分から外
側に向かって延びている。
【００１０】本発明の実施例によるコネクタの製造は、
コネクタのケーシングの成形を含んでいる。ケーシング
はフランジを組込むように成形され、装着用ノッチはこ
のフランジに形成され、コネクタを特定の角度の装着位
置での使用に適合させる。装着用ノッチは、フランジに
複数の仕方で形成することができる。１つの実施例で
は、ケーシングのモールドには、装着用ノッチを形成す
るための可動キーが組込まれている。この可動キーは、
ケーシングが成形される前に、装着用ノッチの所望の位
置に相応する所定の位置に配置され、ケーシングの成形
時には、このキーは、コネクタの所望の装着角度に応じ
て、装着用ノッチをフランジ上に形成する。本発明の別
の実施例では、ケーシング用のモールドは、装着用ノッ
チなしのフランジをケーシング上に形成するように構成
されている。装着用ノッチは、ついで、コネクタの所望
の装着角度に相応する、フランジ上の所定の位置に加工
される。本発明のまた別の実施例では、複数のモールド
が使用され、それぞれのモールドは、フランジを備えた
ケーシングを有する特定のコネクタを製造するために設
計されており、フランジは、特定のコネクタの所望の装
着角度に相応する特定の位置に、装着用ノッチを有して
いる。本発明の有利な実施例では、導電端子が、製造過
程の間にコネクタケーシング内にオーバモールドされ、
フランジとケーシングは、誘電体によってモノリシック
に成形され、コネクタのフランジは、ケーシングの周縁
部全体には満たない部分から外側に向かって延びてい
る。
コネクタのケーシングの成形を含んでいる。ケーシング
はフランジを組込むように成形され、装着用ノッチはこ
のフランジに形成され、コネクタを特定の角度の装着位
置での使用に適合させる。装着用ノッチは、フランジに
複数の仕方で形成することができる。１つの実施例で
は、ケーシングのモールドには、装着用ノッチを形成す
るための可動キーが組込まれている。この可動キーは、
ケーシングが成形される前に、装着用ノッチの所望の位
置に相応する所定の位置に配置され、ケーシングの成形
時には、このキーは、コネクタの所望の装着角度に応じ
て、装着用ノッチをフランジ上に形成する。本発明の別
の実施例では、ケーシング用のモールドは、装着用ノッ
チなしのフランジをケーシング上に形成するように構成
されている。装着用ノッチは、ついで、コネクタの所望
の装着角度に相応する、フランジ上の所定の位置に加工
される。本発明のまた別の実施例では、複数のモールド
が使用され、それぞれのモールドは、フランジを備えた
ケーシングを有する特定のコネクタを製造するために設
計されており、フランジは、特定のコネクタの所望の装
着角度に相応する特定の位置に、装着用ノッチを有して
いる。本発明の有利な実施例では、導電端子が、製造過
程の間にコネクタケーシング内にオーバモールドされ、
フランジとケーシングは、誘電体によってモノリシック
に成形され、コネクタのフランジは、ケーシングの周縁
部全体には満たない部分から外側に向かって延びてい
る。
【００１１】当業者には、本発明は、多くの異なる電気
コネクタ環境で、すなわち、共通の装置が、異なる組立
状況において異なる特定の装着角度を要するような環境
で、使用可能であることが理解されよう。
コネクタ環境で、すなわち、共通の装置が、異なる組立
状況において異なる特定の装着角度を要するような環境
で、使用可能であることが理解されよう。
【００１２】
【実施例】有利な実施例を説明する際に、添付の図面が
参照される。これらの図面では、同様の部分には同じ参
照番号が付されている。
参照される。これらの図面では、同様の部分には同じ参
照番号が付されている。
【００１３】図面は縮尺通りではないことを理解された
い。また、以下に論じるように、本発明は図示される実
施例に限定されないことも理解されたい。
い。また、以下に論じるように、本発明は図示される実
施例に限定されないことも理解されたい。
【００１４】当業者には、本発明が、多くの電気装置で
の非常に幅広い適用の可能性を有していることが理解さ
れるであろうが、本発明によるコネクタの例示的な実施
例は、本明細書においては、自動車の内燃機関のための
アイドリング空気制御バルブのモータに関連して開示さ
れている。アイドリング空気制御バルブ、モータおよび
コネクタとの係合は、アメリカ合衆国特許出願第０９／
２４０，５２７号で詳細に説明されている。
の非常に幅広い適用の可能性を有していることが理解さ
れるであろうが、本発明によるコネクタの例示的な実施
例は、本明細書においては、自動車の内燃機関のための
アイドリング空気制御バルブのモータに関連して開示さ
れている。アイドリング空気制御バルブ、モータおよび
コネクタとの係合は、アメリカ合衆国特許出願第０９／
２４０，５２７号で詳細に説明されている。
【００１５】例示的実施例の図面を参照すると、また図
１〜５を参照すると、コネクタ１０はケーシング１２を
有している。ケーシング１２は有利には、モノリシック
射出成形誘電体、例えばポリブチレンテレフタレートま
たは他の適当な材料で構成されている。図２で最もよく
分かるように、コネクタ内では、少なくとも１つの導電
端子１４が支持されている。端子１４は、典型的には金
属的な構成、例えば銅合金または同様のものからできて
いる。設計基準および有利な製造法に依存して、端子１
４は、ケーシング内にオーバモールドされるか、または
ケーシング１２に予め形成された端子キャビティに挿入
される。この実施例では、図５に示されている端子１４
は、通常、モータ１６のコイル巻線に接続されている。
１〜５を参照すると、コネクタ１０はケーシング１２を
有している。ケーシング１２は有利には、モノリシック
射出成形誘電体、例えばポリブチレンテレフタレートま
たは他の適当な材料で構成されている。図２で最もよく
分かるように、コネクタ内では、少なくとも１つの導電
端子１４が支持されている。端子１４は、典型的には金
属的な構成、例えば銅合金または同様のものからできて
いる。設計基準および有利な製造法に依存して、端子１
４は、ケーシング内にオーバモールドされるか、または
ケーシング１２に予め形成された端子キャビティに挿入
される。この実施例では、図５に示されている端子１４
は、通常、モータ１６のコイル巻線に接続されている。
【００１６】この実施例では、コネクタ１０は直角型で
ある。実質的に、ケーシングはソケット１８を有してお
り、このソケット１８は、配線プラグ（図示せず）を、
コネクタと図３に示されている電気装置、モータ１６と
の嵌め合い係合に対して垂直な角度で受け入れるための
ものである。したがって、端子１４はケーシングを通っ
て延びており、その一方の端部は配線プラグとの導電性
係合を達成し、他方の端部はモータとの導電性係合を達
成している。これを達成するために、端子１４はその全
長に沿ったどこかにベンドを有していてもよく、または
端子が真直ぐな場合には、コネクタは、その端部の一方
における嵌め合い係合が、端子の全長に沿った面に対し
て角度をもって接するように構成されなければならな
い。
ある。実質的に、ケーシングはソケット１８を有してお
り、このソケット１８は、配線プラグ（図示せず）を、
コネクタと図３に示されている電気装置、モータ１６と
の嵌め合い係合に対して垂直な角度で受け入れるための
ものである。したがって、端子１４はケーシングを通っ
て延びており、その一方の端部は配線プラグとの導電性
係合を達成し、他方の端部はモータとの導電性係合を達
成している。これを達成するために、端子１４はその全
長に沿ったどこかにベンドを有していてもよく、または
端子が真直ぐな場合には、コネクタは、その端部の一方
における嵌め合い係合が、端子の全長に沿った面に対し
て角度をもって接するように構成されなければならな
い。
【００１７】コネクタ１０はさらに、コネクタケーシン
グ１２の周縁部の少なくとも一部から外側に向かって延
びるフランジ２０を有している。図示された実施例で
は、フランジ２０とケーシング１２は、モノリシックに
成形された誘電体であり、フランジ２０は、ケーシング
１２から外側へ、ソケット１８とは反対のエリア内に延
びており、このソケット１８において、配線プラグはコ
ネクタ１０とつながることができる。フランジ２０は、
このフランジ２０に形成された単一の装着用ノッチ２２
を有しており、この装着用ノッチ２２によって、コネク
タは、特定の角度の装着位置に装着することができ、ま
た単一の装着用締結具２４、例えば図５に示されている
ボルトを使用して固定することができる。また、フラン
ジ２０は、ケーシング１２にモノリシックに成形するこ
とができるが、異なる材料から構成され、ケーシング１
２に接合されてもよい。例えば、フランジ２０は、金属
製で、ケーシング１２に結着させるためにオーバモール
ドすることもできる。
グ１２の周縁部の少なくとも一部から外側に向かって延
びるフランジ２０を有している。図示された実施例で
は、フランジ２０とケーシング１２は、モノリシックに
成形された誘電体であり、フランジ２０は、ケーシング
１２から外側へ、ソケット１８とは反対のエリア内に延
びており、このソケット１８において、配線プラグはコ
ネクタ１０とつながることができる。フランジ２０は、
このフランジ２０に形成された単一の装着用ノッチ２２
を有しており、この装着用ノッチ２２によって、コネク
タは、特定の角度の装着位置に装着することができ、ま
た単一の装着用締結具２４、例えば図５に示されている
ボルトを使用して固定することができる。また、フラン
ジ２０は、ケーシング１２にモノリシックに成形するこ
とができるが、異なる材料から構成され、ケーシング１
２に接合されてもよい。例えば、フランジ２０は、金属
製で、ケーシング１２に結着させるためにオーバモール
ドすることもできる。
【００１８】図示された実施例では、単一の装着用ノッ
チ２２は所定の位置にあり、この所定の位置において、
装着用締結具２４は、装着用ノッチ２２を通過して、コ
ネクタ１０を嵌め合いアセンブリ構造２６に固定し、そ
の一方で嵌め合いアセンブリ２６に対するコネクタ１０
の回転を妨げる。装着用締結具２４は、通常のボルトと
して概略的に示されている。しかしながら、本発明によ
るコネクタは、実質的に任意の所望の材料および構造の
締結具と組み合わせて構成することができる。
チ２２は所定の位置にあり、この所定の位置において、
装着用締結具２４は、装着用ノッチ２２を通過して、コ
ネクタ１０を嵌め合いアセンブリ構造２６に固定し、そ
の一方で嵌め合いアセンブリ２６に対するコネクタ１０
の回転を妨げる。装着用締結具２４は、通常のボルトと
して概略的に示されている。しかしながら、本発明によ
るコネクタは、実質的に任意の所望の材料および構造の
締結具と組み合わせて構成することができる。
【００１９】フランジ２０はケーシング１２の周縁部全
体の周囲に形成され、これによって、装着用ノッチ２２
が、３６０度のうちのいずれの角度にも位置することが
できるようにしてもよいし、または図１〜５で示されて
いるように、フランジ２０が、周縁部全体には満たない
部分から突出するようにしてもよい。有利な実施例は、
ソケット１８がフランジ２０に近接して配置されている
扁平なコネクタ１０を有している。当業者には、ケーシ
ング１２が延長され、ソケット１８がさらにフランジ２
０から離れて配置されている場合には、締結具がフラン
ジ内の付加的な潜在的装着用ノッチに挿入され、これが
ケーシング１２の周囲に亘って続けられるということが
理解されよう。
体の周囲に形成され、これによって、装着用ノッチ２２
が、３６０度のうちのいずれの角度にも位置することが
できるようにしてもよいし、または図１〜５で示されて
いるように、フランジ２０が、周縁部全体には満たない
部分から突出するようにしてもよい。有利な実施例は、
ソケット１８がフランジ２０に近接して配置されている
扁平なコネクタ１０を有している。当業者には、ケーシ
ング１２が延長され、ソケット１８がさらにフランジ２
０から離れて配置されている場合には、締結具がフラン
ジ内の付加的な潜在的装着用ノッチに挿入され、これが
ケーシング１２の周囲に亘って続けられるということが
理解されよう。
【００２０】図示された実施例では、コネクタ１０と嵌
め合いアセンブリ２６との間のシーリング係合は、図５
で最もよく分かるように、Ｏリングシール２８を用いて
達成され、このＯリングシール２８は、図１および図２
に見られるように、コネクタケーシング内の溝３０に静
止している。Ｏリングシール２８は、ボア３２を嵌め合
いアセンブリ２６に係合する。有利な実施例では、溝３
０のＯリング２８がボア３２を係合しているが、コネク
タ１０、嵌め合いアセンブリ２６およびシール２８は、
これらの間でさまざまな形状、構成および構造をとるこ
とができ、これによってコネクタの表面と嵌め合いアセ
ンブリの表面との間のシーリング係合が提供される。さ
らに、当業者には、環境および予想される使用に依存し
て、コネクタは、シールを必要としないか、またはコネ
クタと嵌め合いアセンブリとの間の異なるタイプのシー
ルを有することもある、ということが理解されよう。ま
た、コネクタは電気装置、例えば図示されているアイド
リング空気制御バルブのモータとのシールされた係合を
提供するように構成することもできる、ということが理
解されよう。
め合いアセンブリ２６との間のシーリング係合は、図５
で最もよく分かるように、Ｏリングシール２８を用いて
達成され、このＯリングシール２８は、図１および図２
に見られるように、コネクタケーシング内の溝３０に静
止している。Ｏリングシール２８は、ボア３２を嵌め合
いアセンブリ２６に係合する。有利な実施例では、溝３
０のＯリング２８がボア３２を係合しているが、コネク
タ１０、嵌め合いアセンブリ２６およびシール２８は、
これらの間でさまざまな形状、構成および構造をとるこ
とができ、これによってコネクタの表面と嵌め合いアセ
ンブリの表面との間のシーリング係合が提供される。さ
らに、当業者には、環境および予想される使用に依存し
て、コネクタは、シールを必要としないか、またはコネ
クタと嵌め合いアセンブリとの間の異なるタイプのシー
ルを有することもある、ということが理解されよう。ま
た、コネクタは電気装置、例えば図示されているアイド
リング空気制御バルブのモータとのシールされた係合を
提供するように構成することもできる、ということが理
解されよう。
【００２１】有利な実施例によれば、コネクタ１０は単
一の装着用ノッチ２２を有しており、この装着用ノッチ
２２は、異なる角度での不正な取付けを避けるために、
予め選択されたただ１つの角度においてのみ取付けを許
可する。しかしながら、コネクタ１０の製造の間、装着
用ノッチ２２はフランジ１２の周縁部に沿った任意の場
所に形成することができ、これによってコネクタ１０を
いずれかの特定の角度で装着することができる。したが
って、特定の配線経路を達成するのに特定のコネクタ装
着角度を必要とするすべてのコネクタは、フランジ２０
上の同じ位置に形成される装着用ノッチ２２を有し、そ
の一方で、異なる装着角度と、その結果として異なる配
線経路を必要するコネクタは、フランジ２０上の異なる
部分に形成される装着用ノッチ２２を有する。
一の装着用ノッチ２２を有しており、この装着用ノッチ
２２は、異なる角度での不正な取付けを避けるために、
予め選択されたただ１つの角度においてのみ取付けを許
可する。しかしながら、コネクタ１０の製造の間、装着
用ノッチ２２はフランジ１２の周縁部に沿った任意の場
所に形成することができ、これによってコネクタ１０を
いずれかの特定の角度で装着することができる。したが
って、特定の配線経路を達成するのに特定のコネクタ装
着角度を必要とするすべてのコネクタは、フランジ２０
上の同じ位置に形成される装着用ノッチ２２を有し、そ
の一方で、異なる装着角度と、その結果として異なる配
線経路を必要するコネクタは、フランジ２０上の異なる
部分に形成される装着用ノッチ２２を有する。
【００２２】コネクタ１０のケーシング１２は、モール
ドを使用して製造される。装着用ノッチ２２は、複数の
方法を使用してフランジ２０内に形成することができ
る。本発明の１つの実施例では、装着用ノッチ２２は、
可動キーをモールドの中に所定の位置で挿入することに
よって、ケーシング１２のフランジ２０内に形成され
る。したがって、単一のモールドを使用して、コネクタ
１０のケーシング１２を製造することができ、可動キー
によって、装着用ノッチ２２をフランジ２０上の異なる
位置に形成することができる。実際に、この単一のモー
ルドによって、さらに加工可能な複数のコネクタの製造
が可能となり、これによって、各コネクタは異なる角度
での装着に適合される。
ドを使用して製造される。装着用ノッチ２２は、複数の
方法を使用してフランジ２０内に形成することができ
る。本発明の１つの実施例では、装着用ノッチ２２は、
可動キーをモールドの中に所定の位置で挿入することに
よって、ケーシング１２のフランジ２０内に形成され
る。したがって、単一のモールドを使用して、コネクタ
１０のケーシング１２を製造することができ、可動キー
によって、装着用ノッチ２２をフランジ２０上の異なる
位置に形成することができる。実際に、この単一のモー
ルドによって、さらに加工可能な複数のコネクタの製造
が可能となり、これによって、各コネクタは異なる角度
での装着に適合される。
【００２３】別の実施例では、装着用ノッチ２２は、コ
ネクタ１０のケーシング１２が成形された後に、フラン
ジ２０内に形成される。したがって、単一のモールドを
使用して、フランジ２０内に装着用ノッチ２２が成形さ
れていないフランジ２０を有するケーシング１２を製造
することができる。ケーシング１２が成形された後、装
着用ノッチ２２はフランジ２０内に所定の位置で加工さ
れる。装着用ノッチ２２の加工は、装着用ノッチ２２の
ドリリング、研磨またはパンチングを含む従来技術にお
いて公知の複数の方法のいずれかを使用して行うことが
できる。したがって、単一のモールドを使用して、コネ
クタ１０のケーシング１２を製造することができ、装着
用ノッチ２２は、フランジ２０上の種々異なる位置に加
工することができる。実際に、この単一のモールドによ
って、さまざまな角度での装着のための、複数の異なる
コネクタの製造が可能である。
ネクタ１０のケーシング１２が成形された後に、フラン
ジ２０内に形成される。したがって、単一のモールドを
使用して、フランジ２０内に装着用ノッチ２２が成形さ
れていないフランジ２０を有するケーシング１２を製造
することができる。ケーシング１２が成形された後、装
着用ノッチ２２はフランジ２０内に所定の位置で加工さ
れる。装着用ノッチ２２の加工は、装着用ノッチ２２の
ドリリング、研磨またはパンチングを含む従来技術にお
いて公知の複数の方法のいずれかを使用して行うことが
できる。したがって、単一のモールドを使用して、コネ
クタ１０のケーシング１２を製造することができ、装着
用ノッチ２２は、フランジ２０上の種々異なる位置に加
工することができる。実際に、この単一のモールドによ
って、さまざまな角度での装着のための、複数の異なる
コネクタの製造が可能である。
【００２４】さらに別の実施例では、複数の別個のモー
ルドを使用することができ、それぞれのモールドは、フ
ランジ２０を備えたケーシング１２を成形するように構
成されており、このフランジ２０は、フランジ２０上の
異なる位置に配置された装着用ノッチ２２を有してい
る。したがって、それぞれのモールドによって、特定の
角度での装着のための異なるコネクタの製造が可能であ
る。
ルドを使用することができ、それぞれのモールドは、フ
ランジ２０を備えたケーシング１２を成形するように構
成されており、このフランジ２０は、フランジ２０上の
異なる位置に配置された装着用ノッチ２２を有してい
る。したがって、それぞれのモールドによって、特定の
角度での装着のための異なるコネクタの製造が可能であ
る。
【００２５】有利な実施例では、単一の締結具２４の使
用、およびフランジ２０への装着のための装着用ノッチ
２２の使用が開示されているが、本発明の趣旨の範囲内
で、１つ以上の装着用ノッチ２２を必要とする係合およ
び締結アセンブリを作製することができるということが
理解されよう。このような構造では、１つ以上の締結
具、または１つもしくは複数の締結具の組合せ、および
１つもしくは複数の突起部または他の構造を使用して、
付加的な装着用ノッチ２２をフランジ２０に組み込む。
同様に、次のようなアセンブリを作製してもよい。すな
わち、フランジ２０内の少なくとも１つの装着用ノッチ
２２によって、突起部または他の構造を嵌め合いアセン
ブリ２６上に係合し、これによってコネクタ１０を適切
な装着角度で配置し、その一方で、他の複数の締結手段
を使用してコネクタ１０を固定するように、アセンブリ
を作製してもよい。それゆえ、本発明は、コネクタ１０
が、１つまたは複数のモールドから作製されることを意
図しており、ここでコネクタは、複数の異なる装着角度
のうちの１つにおける使用に適合可能であり、これら装
着角度は、製造過程においてフランジ２０上に形成され
た装着用ノッチ２２の位置に基づいている。
用、およびフランジ２０への装着のための装着用ノッチ
２２の使用が開示されているが、本発明の趣旨の範囲内
で、１つ以上の装着用ノッチ２２を必要とする係合およ
び締結アセンブリを作製することができるということが
理解されよう。このような構造では、１つ以上の締結
具、または１つもしくは複数の締結具の組合せ、および
１つもしくは複数の突起部または他の構造を使用して、
付加的な装着用ノッチ２２をフランジ２０に組み込む。
同様に、次のようなアセンブリを作製してもよい。すな
わち、フランジ２０内の少なくとも１つの装着用ノッチ
２２によって、突起部または他の構造を嵌め合いアセン
ブリ２６上に係合し、これによってコネクタ１０を適切
な装着角度で配置し、その一方で、他の複数の締結手段
を使用してコネクタ１０を固定するように、アセンブリ
を作製してもよい。それゆえ、本発明は、コネクタ１０
が、１つまたは複数のモールドから作製されることを意
図しており、ここでコネクタは、複数の異なる装着角度
のうちの１つにおける使用に適合可能であり、これら装
着角度は、製造過程においてフランジ２０上に形成され
た装着用ノッチ２２の位置に基づいている。
【００２６】装着用ノッチ２２は、締結具または突起部
を嵌め合いアセンブリから受け取ることができる限り、
いずれかの特定の形状またはサイズである必要はないこ
とが理解されよう。ここで、嵌め合いアセンブリは、コ
ネクタ１０を嵌め合いアセンブリ２６に固定するのを、
またはアセンブリに対するコネクタ１０の装着角度を定
めるのを補助する。
を嵌め合いアセンブリから受け取ることができる限り、
いずれかの特定の形状またはサイズである必要はないこ
とが理解されよう。ここで、嵌め合いアセンブリは、コ
ネクタ１０を嵌め合いアセンブリ２６に固定するのを、
またはアセンブリに対するコネクタ１０の装着角度を定
めるのを補助する。
【００２７】したがって、本発明によって、異なる装着
角度位置での使用に適合されたコネクタ１０は、ケーシ
ング１２の周囲のフランジ２０上に装着用ノッチ２２を
有するケーシング１２を組み込むことによって簡単に製
造することができる。有利な実施例では、これは、単一
のモールドを使用すること、およびコネクタケーシング
１２の成形時に装着用ノッチ２２を形成する可動キーを
設けるか、またはコネクタケーシング１２が成形された
後に材料をフランジ２０から除去することによってフラ
ンジ２０上にノッチ２２を形成することで為される。こ
れにより、モールドキーを動かして装着用ノッチ２２を
適切に配向するか、または装着用ノッチ２２を適切な位
置に加工する、小さなステップが付加される一方で、付
加的な成形用具、および種々異なる専用コネクタを製造
し扱うための相応の設備ラインの必要がなくなる。択一
的な実施例では、複数のモールドがコネクタ１０の製造
に使用され、それぞれのコネクタは、フランジ２０上の
異なる位置に装着用ノッチ２２を有している。さらに、
必要であれば、単一の締結具２４を使用して、コネクタ
１０を正しい装着角度で配向し、コネクタ１０を嵌め合
いアセンブリ２６に固定することの両方によって、部品
の少数化を達成することができる。
角度位置での使用に適合されたコネクタ１０は、ケーシ
ング１２の周囲のフランジ２０上に装着用ノッチ２２を
有するケーシング１２を組み込むことによって簡単に製
造することができる。有利な実施例では、これは、単一
のモールドを使用すること、およびコネクタケーシング
１２の成形時に装着用ノッチ２２を形成する可動キーを
設けるか、またはコネクタケーシング１２が成形された
後に材料をフランジ２０から除去することによってフラ
ンジ２０上にノッチ２２を形成することで為される。こ
れにより、モールドキーを動かして装着用ノッチ２２を
適切に配向するか、または装着用ノッチ２２を適切な位
置に加工する、小さなステップが付加される一方で、付
加的な成形用具、および種々異なる専用コネクタを製造
し扱うための相応の設備ラインの必要がなくなる。択一
的な実施例では、複数のモールドがコネクタ１０の製造
に使用され、それぞれのコネクタは、フランジ２０上の
異なる位置に装着用ノッチ２２を有している。さらに、
必要であれば、単一の締結具２４を使用して、コネクタ
１０を正しい装着角度で配向し、コネクタ１０を嵌め合
いアセンブリ２６に固定することの両方によって、部品
の少数化を達成することができる。
【００２８】本発明によるコネクタの構成は多くの利点
を提供する。例示した実施例に見られるように、本発明
は、シンプルで、コスト効率がよく、それでいて効率の
よい単一のコネクタ構造を提供し、このコネクタ構造
は、製造段階で、複数の特定の装着角度のうちの１つに
おける使用に適合可能である。当業者には、本発明は、
さまざまな代替的実施例において使用することができ
る、ということが理解されよう。これら代替的実施例に
は、いくつかの点では共通であるが、異なるセッティン
グでは異なる装着角度を必要とする電気装置が含まれ
る。
を提供する。例示した実施例に見られるように、本発明
は、シンプルで、コスト効率がよく、それでいて効率の
よい単一のコネクタ構造を提供し、このコネクタ構造
は、製造段階で、複数の特定の装着角度のうちの１つに
おける使用に適合可能である。当業者には、本発明は、
さまざまな代替的実施例において使用することができ
る、ということが理解されよう。これら代替的実施例に
は、いくつかの点では共通であるが、異なるセッティン
グでは異なる装着角度を必要とする電気装置が含まれ
る。
【００２９】説明の都合上、本発明の使用は、アイドリ
ング空気制御バルブのモータに嵌め合わされ、かつ製品
アセンブリに装着されたコネクタについて描写されてい
るが、本発明は、電気コネクタのさまざまな有利な構成
において実施することができる、ということが理解され
よう。また、さまざまなシールおよび締結機構のうちの
いずれか、寸法および構成の適当な材料を使用して、エ
ンドユーザの特定のニーズおよび要求を満たすことがで
きる。本明細書の検討および本明細書に開示された発明
の実施から、本発明の他の実施例、ならびに描写された
例示的装置の改良および変更は、本発明の範囲または趣
旨から逸脱することなく為すことができることが明らか
である。
ング空気制御バルブのモータに嵌め合わされ、かつ製品
アセンブリに装着されたコネクタについて描写されてい
るが、本発明は、電気コネクタのさまざまな有利な構成
において実施することができる、ということが理解され
よう。また、さまざまなシールおよび締結機構のうちの
いずれか、寸法および構成の適当な材料を使用して、エ
ンドユーザの特定のニーズおよび要求を満たすことがで
きる。本明細書の検討および本明細書に開示された発明
の実施から、本発明の他の実施例、ならびに描写された
例示的装置の改良および変更は、本発明の範囲または趣
旨から逸脱することなく為すことができることが明らか
である。
【図１】本発明による電気コネクタの実施例の前面透視
図である。
図である。
【図２】図１に示されているコネクタの底面透視図であ
る。
る。
【図３】アイドリング制御バルブのモータにつながれ
た、図１および図２に示されているコネクタの背面透視
図である。
た、図１および図２に示されているコネクタの背面透視
図である。
【図４】図３に示されいるコネクタの背面図である。
【図５】概略的な横断面で示されている嵌め合いケーシ
ングに装着された図３のモータとコネクタの側面透視図
である。
ングに装着された図３のモータとコネクタの側面透視図
である。
１０ コネクタ １２ ケーシング １４ 導電端子 １６ モータ １８ ソケット ２０ フランジ ２２ 装着用ノッチ ２４ 装着用締結具 ２６ 嵌め合いアセンブリ ２８ Ｏリングシール ３０ 溝 ３２ ボア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 390009416 Ｋｒｕｐｐｓｔｒａｂｅ 105，Ｆｒａｎ ｋｆｕｒｔ ａｍ Ｍａｉｎ，ＢＲＤ (72)発明者 エリック ラマン アメリカ合衆国 コネチカット ウォータ ーバーヴ ポール ロード 12 (72)発明者 デイヴィッド エドワード ダウデン アメリカ合衆国 ニューヨーク オンタリ オ レイク ロード 341 (72)発明者 ドナルド ジョージ ウィッツェル アメリカ合衆国 ニューヨーク ピッツフ ォード メンドン ロード 619 Ｆターム(参考） 5E063 JB01 JB09 XA11
Claims (19)
- 【請求項１】 電気コネクタにおいて、 ケーシングと、該ケーシング内で支持されている１つま
たは複数の導電端子と、前記ケーシングから外側に向か
って延びているフランジとを有しており、 前記フランジは、前記フランジの中に装着用ノッチを有
しており、 該装着用ノッチは、前記コネクタを特定の角度の装着位
置での使用に適合させることができる、ことを特徴とす
る電気コネクタ。 - 【請求項２】 前記導電端子は前記ケーシング内にオー
バモールドされている、請求項１記載の電気コネクタ。 - 【請求項３】 前記ケーシングはさらに、前記導電端子
を受け入れるための端子キャビティを有している、請求
項１記載の電気コネクタ。 - 【請求項４】 前記フランジおよびケーシングは、誘電
体からモノリシックに成形されている、請求項１記載の
電気コネクタ。 - 【請求項５】 前記フランジは、前記ケーシングの周縁
全体には満たない部分から外側に向かって延びている、
請求項１記載の電気コネクタ。 - 【請求項６】 前記装着用ノッチによって、締結具は、
前記フランジを係合し、前記コネクタを所定の角度で装
着することができる、請求項１記載の電気コネクタ。 - 【請求項７】 前記電気コネクタは直角コネクタであ
る、請求項１記載の電気コネクタ。 - 【請求項８】 前記端子の第１の端部は、第１のケーシ
ングに配置され、第１の方向に延びており、前記端子の
第２の端部は、第２のケーシングに配置され、前記第１
の方向に垂直な第２の方向に延びている、請求項７記載
の電気コネクタ。 - 【請求項９】 電気コネクタの製造方法において、 前記コネクタのケーシングのモールドを作製し、前記ケ
ーシングはフランジを有しており、 可動キーを前記モールド内に組み込み、 前記可動キーを、前記ケーシングのフランジ上にある装
着用ノッチの所望の位置に相応する所定の位置に選択的
に配置し、 前記ケーシングを前記モールドと前記選択的に配置され
たキーとを使用して成形する、ことを特徴とする電気コ
ネクタの製造方法。 - 【請求項１０】 前記ケーシングを成形するステップで
はさらに、導電端子を前記ケーシング内にオーバモール
ドする、請求項９記載の電気コネクタの製造方法。 - 【請求項１１】 前記フランジおよびケーシングは、誘
電体からモノリシックに成形される、請求項９記載の電
気コネクタの製造方法。 - 【請求項１２】 前記フランジは、前記ケーシングの周
縁部全体には満たない部分から外側に向かって延てい
る、請求項９記載の電気コネクタの製造方法。 - 【請求項１３】 前記端子の第１の端部は、第１のケー
シングに配置され、第１の方向に延びており、前記端子
の第２の端部は、第２のケーシングに配置され、前記第
１の方向に垂直な第２の方向に延びている、請求項１０
記載の電気コネクタの製造方法。 - 【請求項１４】 電気コネクタの製造方法において、 前記コネクタのケーシングのモールドを作製し、前記ケ
ーシングはフランジを有しており、 前記ケーシングを前記モールドを使用して成形し、 前記フランジから材料を除去し、これによって前記フラ
ンジ上に装着用ノッチを形成する、ことを特徴とする電
気コネクタの製造方法。 - 【請求項１５】 前記ケーシングを成形するステップで
はさらに、導電端子を前記ケーシング内にオーバモール
ドする、請求項１４記載の電気コネクタの製造方法。 - 【請求項１６】 前記フランジおよびケーシングは、誘
電体からモノリシックに成形される、請求項１４記載の
電気コネクタの製造方法。 - 【請求項１７】 前記フランジは、前記ケーシングの周
縁部全体には満たない部分から外側に向かって延びてい
る、請求項１４記載の電気コネクタの製造方法。 - 【請求項１８】 前記端子の第１の端部は、第１のケー
シングに配置され、第１の方向に延びており、前記端子
の第２の端部は、第２のケーシングに配置され、前記第
１の方向に垂直な第２の方向に延びている、請求１５記
載の電気コネクタの製造方法。 - 【請求項１９】 装着用ノッチを前記フランジ上に形成
する前記ステップではさらに、装着用ノッチを前記フラ
ンジ内に機械加工する、請求項１４記載の電気コネクタ
の製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US09/609619 | 2000-07-05 | ||
| US09/609,619 US6645006B1 (en) | 2000-07-05 | 2000-07-05 | Electrical connector |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002063967A true JP2002063967A (ja) | 2002-02-28 |
| JP4588930B2 JP4588930B2 (ja) | 2010-12-01 |
Family
ID=24441570
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001203546A Expired - Fee Related JP4588930B2 (ja) | 2000-07-05 | 2001-07-04 | 電気コネクタおよびその製造方法 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6645006B1 (ja) |
| EP (1) | EP1221744B1 (ja) |
| JP (1) | JP4588930B2 (ja) |
| KR (1) | KR20020003830A (ja) |
| CN (1) | CN1331506A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100600780B1 (ko) * | 2005-04-26 | 2006-07-18 | 엘지전자 주식회사 | 조리기기 |
| US7285011B2 (en) * | 2005-10-24 | 2007-10-23 | Tyco Electronics Corporation | Cable exit for an electrical connector assembly |
| WO2009009640A1 (en) * | 2007-07-10 | 2009-01-15 | Continental Automotive Systems Us, Inc. | Idle air control valve |
| US7452247B1 (en) | 2007-10-01 | 2008-11-18 | Fci Americas Technology, Inc. | Electrical connector for fuel pump |
| FR3040564B1 (fr) * | 2015-08-24 | 2021-03-19 | Valeo Systemes De Controle Moteur | Ensemble comprenant un dispositif de connexion et un organe d'etancheite |
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