JPH089682Y2 - プラスチック光ファイバの反射型端末部 - Google Patents
プラスチック光ファイバの反射型端末部Info
- Publication number
- JPH089682Y2 JPH089682Y2 JP2006690U JP2006690U JPH089682Y2 JP H089682 Y2 JPH089682 Y2 JP H089682Y2 JP 2006690 U JP2006690 U JP 2006690U JP 2006690 U JP2006690 U JP 2006690U JP H089682 Y2 JPH089682 Y2 JP H089682Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- terminal
- plastic optical
- fixing
- reflection
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はプラスチック光ファイバの反射型端末部に関
するものである。
するものである。
[従来の技術] プラスチック光ファイバを素子として使用する場合、
装置等に固定する必要があり、固定端子への取付け方法
としては接着剤の塗布、又はエポキシを注入し硬化成形
により固定し、反射型端末部を形成している。
装置等に固定する必要があり、固定端子への取付け方法
としては接着剤の塗布、又はエポキシを注入し硬化成形
により固定し、反射型端末部を形成している。
[考案が解決しようとする課題] 上記従来技術で接着剤、エポキシ等を用いる場合、溶
剤等がプラスチック光ファイバのコアまで浸透し、光学
的特性(光透過率)を悪くしたり、耐熱寿命を短くした
りする。又、硬化時のエポキシの発熱により光ファイバ
の熱劣化を促進する。更に硬化するまでに長時間を必要
とするため、端子取付作業の効率があがられない。
剤等がプラスチック光ファイバのコアまで浸透し、光学
的特性(光透過率)を悪くしたり、耐熱寿命を短くした
りする。又、硬化時のエポキシの発熱により光ファイバ
の熱劣化を促進する。更に硬化するまでに長時間を必要
とするため、端子取付作業の効率があがられない。
又、硬化時、エポキシの体積が減少するため、光ファ
イバのクラッドを外側に引張り、コアとの密着を悪くす
るため、端末のコア突き出しの一因にもなる。
イバのクラッドを外側に引張り、コアとの密着を悪くす
るため、端末のコア突き出しの一因にもなる。
本考案は以上の点に鑑みなされたものであり、プラス
チック光ファイバの特性を損うことなく確実に固定し、
且つ容易に作業できることを可能としたプラスチック光
ファイバの反射型端末部を提供することを目的とするも
のである。
チック光ファイバの特性を損うことなく確実に固定し、
且つ容易に作業できることを可能としたプラスチック光
ファイバの反射型端末部を提供することを目的とするも
のである。
[課題を解決するための手段] 上記目的は、プラスチック光ファイバの反射型端末
部、その内面にプラスチック光ファイバのクラッドにく
い込むねじを切った2つ割の光ファイバ固定用端子と、
この2つ割の光ファイバ固定用端子を重ね合せた外側に
設けられ、2つ割の光ファイバ固定用端子の外面に切っ
たねじと螺合する2端子固定金具とで構成することによ
り、達成される。
部、その内面にプラスチック光ファイバのクラッドにく
い込むねじを切った2つ割の光ファイバ固定用端子と、
この2つ割の光ファイバ固定用端子を重ね合せた外側に
設けられ、2つ割の光ファイバ固定用端子の外面に切っ
たねじと螺合する2端子固定金具とで構成することによ
り、達成される。
[作用] 上記手段を設けたので、プラスチック光ファイバは光
ファイバ固定用端子、2端子固定金具に光ファイバ固定
用端子の内、外面に切ったねじで結合固定されるように
なって、従来のように接着剤、エポキシ等を使用する要
がなくなる。
ファイバ固定用端子、2端子固定金具に光ファイバ固定
用端子の内、外面に切ったねじで結合固定されるように
なって、従来のように接着剤、エポキシ等を使用する要
がなくなる。
[実施例] 以下、図示した実施例に基づいて本考案を説明する。
第1図から第3図には本考案の一実施例が示されてい
る。同図に示されているように、本実施例はプラスチッ
ク光ファイバ1の反射型端末部、を、その内面にプラス
チック光ファイバ1のクラッドにくい込むねじを切った
2つ割の光ファイバ固定用端子2と、たの2つ割の光フ
ァイバ固定用端子2を重ね合せた外側に設けられ、2つ
割の光ファイバ固定用端子2の外面に切ったねじと螺合
する2端子固定金具とで構成した。
第1図から第3図には本考案の一実施例が示されてい
る。同図に示されているように、本実施例はプラスチッ
ク光ファイバ1の反射型端末部、を、その内面にプラス
チック光ファイバ1のクラッドにくい込むねじを切った
2つ割の光ファイバ固定用端子2と、たの2つ割の光フ
ァイバ固定用端子2を重ね合せた外側に設けられ、2つ
割の光ファイバ固定用端子2の外面に切ったねじと螺合
する2端子固定金具とで構成した。
このようにすることによりプラスチック光ファイバ1
は光ファイバ固定用端子2、2端子固定金具3に光ファ
イバ固定用端子2の内、外面に切ったねじで結合固定さ
れるようになって、従来のように接着剤、エポキシ等を
使用する要がなくなり、プラスチック光ファイバ1の特
性を損なうことなく確実に固定し、且つ容易に作業でき
ることを可能としたプラスチック光ファイバ1の反射型
端末部を得ることができる。
は光ファイバ固定用端子2、2端子固定金具3に光ファ
イバ固定用端子2の内、外面に切ったねじで結合固定さ
れるようになって、従来のように接着剤、エポキシ等を
使用する要がなくなり、プラスチック光ファイバ1の特
性を損なうことなく確実に固定し、且つ容易に作業でき
ることを可能としたプラスチック光ファイバ1の反射型
端末部を得ることができる。
即ち光ファイバ固定用端子2をプラスチック光ファイ
バ1にねじ込ませ、それを2個第1図に示されているよ
うに重ね合せ、2端子固定金具3でネジ止めすることに
より、端末加工を完了する。
バ1にねじ込ませ、それを2個第1図に示されているよ
うに重ね合せ、2端子固定金具3でネジ止めすることに
より、端末加工を完了する。
このように本実施例によれば次に述べるような効果を
奏することができる。
奏することができる。
(イ)溶剤等の浸透によるプラスチック光ファイバの光
学的特性の低下がなくなる。
学的特性の低下がなくなる。
(ロ)加工時の発熱等による熱劣化がない。
(ハ)適切なねじ内径とプラスチック光ファイバ外径と
の選択により、十分な保持力が得られる。
の選択により、十分な保持力が得られる。
(ニ)クラッド〜コア間の密着力低下がないため、コア
の端末突き出しがなくなる。
の端末突き出しがなくなる。
(ホ)極めて短時間で端子付加工ができる。
尚、光ファイバ固定用端子の材質としては、プラスチ
ック光ファイバのクラッド材よりも硬いものであればよ
く、金属、石、熱硬化性成型材料等が考えられる。
ック光ファイバのクラッド材よりも硬いものであればよ
く、金属、石、熱硬化性成型材料等が考えられる。
[考案の効果] 上述のように本考案は、プラスチック光ファイバの反
射型端末部を、その内面にプラスチック光ファイバのク
ラッドにくい込むねじを切った2つ割の光ファイバ固定
用端子と、この2つ割の光ファイバ固定用端子を重ね合
せた外側に設けられ、2つ割の光ファイバ固定用端子の
外面に切ったねじと螺合する2端子固定金具とで構成し
たので、プラスチック光ファイバは光ファイバ固定用端
子、2端子固定金具に光ファイバ固定用端子の内、外面
に切ったねじで結合固定されるようになって、従来のよ
うに接着剤、エポキシ等を使用する要がなくなり、プラ
スチック光ファイバの特性を損なうことなく確実に固定
し、且つ容易に作業できることを可能としたプラスチッ
ク光ファイバの反射型端末部を得ることができる。
射型端末部を、その内面にプラスチック光ファイバのク
ラッドにくい込むねじを切った2つ割の光ファイバ固定
用端子と、この2つ割の光ファイバ固定用端子を重ね合
せた外側に設けられ、2つ割の光ファイバ固定用端子の
外面に切ったねじと螺合する2端子固定金具とで構成し
たので、プラスチック光ファイバは光ファイバ固定用端
子、2端子固定金具に光ファイバ固定用端子の内、外面
に切ったねじで結合固定されるようになって、従来のよ
うに接着剤、エポキシ等を使用する要がなくなり、プラ
スチック光ファイバの特性を損なうことなく確実に固定
し、且つ容易に作業できることを可能としたプラスチッ
ク光ファイバの反射型端末部を得ることができる。
第1図は本考案のプラスチック光ファイバの反射型端末
部の一実施例の正面図、第2図は第1図の側面図、第3
図は同じく一実施例の斜視図である。 1:プラスチック光ファイバ、2:光ファイバ固定用端子、
3:2端子固定金具。
部の一実施例の正面図、第2図は第1図の側面図、第3
図は同じく一実施例の斜視図である。 1:プラスチック光ファイバ、2:光ファイバ固定用端子、
3:2端子固定金具。
Claims (1)
- 【請求項1】その内面にプラスチック光ファイバのクラ
ッドにくい込むねじを切った2つ割の光ファイバ固定用
端子と、この2つ割の光ファイバ固定用端子を重ね合せ
た外側に設けられ、前記2つ割の光ファイバ固定用端子
の外面に切ったねじと螺合する2端子固定金具とで構成
されていることを特徴とするプラスチック光ファイバの
反射型端末部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006690U JPH089682Y2 (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | プラスチック光ファイバの反射型端末部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006690U JPH089682Y2 (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | プラスチック光ファイバの反射型端末部 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03112703U JPH03112703U (ja) | 1991-11-18 |
JPH089682Y2 true JPH089682Y2 (ja) | 1996-03-21 |
Family
ID=31523161
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006690U Expired - Lifetime JPH089682Y2 (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | プラスチック光ファイバの反射型端末部 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH089682Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-02-28 JP JP2006690U patent/JPH089682Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03112703U (ja) | 1991-11-18 |
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