JPH08965U - 可撓性チューブを通じて流体をポンプ送りするための装置 - Google Patents

可撓性チューブを通じて流体をポンプ送りするための装置

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JPH08965U
JPH08965U JP1359895U JP1359895U JPH08965U JP H08965 U JPH08965 U JP H08965U JP 1359895 U JP1359895 U JP 1359895U JP 1359895 U JP1359895 U JP 1359895U JP H08965 U JPH08965 U JP H08965U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可撓性チューブの寿命を延ばし、信頼性の高
い運転を行なうことのできる装置を提供すること。 【解決手段】 可撓性チューブ(16)を通じて流体を
ポンプ送りするための装置は、ベース(24)と、可撓
性チューブ(16)を保持するためのプラテン(26)
と、可撓性チューブ(16)をプラテン(26)に対し
て交互に圧搾するための圧搾手段(54,58)とを有
し、この圧搾手段(54,58)は可撓性チューブ(1
6)を部分的にのみ閉塞するようにされており、圧搾手
段(54,58)に同期して可撓性チューブ(16)の
第1の部分と、第2の部分とを交互に閉塞するための閉
塞手段(52,56)を有し、圧搾手段(54,58)
および閉塞手段(52,56)を駆動するために回転可
能な単一のシャフト(28)が備えられていて、圧搾手
段(54,58)の作動と閉塞手段(52,56)の作
動とが機械的に同期されるようになっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、流体ポンプに係る。特に、本考案は、可撓性チューブを段階的に圧 搾して、この可撓性チューブ通じて流体を押出すことができる蠕動ポンプに関係 している。とりわけ、本考案は、限定するわけではないが、患者に薬剤溶液を注 射するポンプに使用すると有益である。
【0002】
【従来の技術、および考案が解決しようとする課題】
長年にわたり、患者に薬剤溶液を注射する目的で多数のポンプが開発されてき ている。そうした流体のポンプ送り操作は、周知の各種のポンプ機構を用いて行 なうのが通例である。患者に流体を投薬する際には、例えば周知の蠕動ポンプ等 の「乾式」タイプのポンプを使用することが望ましい。蠕動ポンプは、ポンプ送 りされる流体を含んだ可撓性チューブの壁を、波状動作を行なって変形させるタ イプのポンプである。乾式ポンプのポンプは、ポンプ送りされる流体がポンプの 構成部品に直接接触して汚染されることがあってはならない病院や診療所向けに 特に適している。同じように、ポンプ送りされる流体に腐食性があれば、ポンプ の構成部品と腐食性流体を直接に接触させるには問題がある。
【0003】 また供給される流体の流量を一定に保つことは、一般にポンプのポンプ送り機 構に求められる好ましい特性である。言い換えると、ポンプ送りサイクルを通じ て流量を一定に保ち、流量が急激に変化したり大幅に変動することがあってはな らない。
【0004】 乾式タイプの蠕動ポンプは、概ねロータリ蠕動ポンプとリニア蠕動ポンプの2 種類に分けられる。ただし、相対的に見てポンプ送り効率の低いことがロータリ 蠕動ポンプの欠点である。またロータリ蠕動ポンプを使用すると、流体を搬送す るのに使われているチューブに大きな剪断応力並びに引張応力が加わり好ましく ない。一般にロータリ蠕動ポンプを使用すると大きな力が加わるため、チューブ の内壁に割れ目が生じることがあり、これもロータリ蠕動ポンプの欠点である。 このため一定期間が経つと、チューブのプラスチックに永久歪みまたは癖が残る 。言い換えると、正常時には円形断面を持つチューブも平坦になり楕円形の断面 に変化してしまう。
【0005】 これに対し、リニア蠕動ポンプは、通常、可撓性チューブに対し蠕動作用を加 える往復運動部品を使用してチューブから流体を送り出している。そうした蠕動 ポンプは、複数の往復運動ポンプフィンガ、例えば12本の往復運動ポンプフィ ンガを備えている。これらポンプフィンガはチューブを徐々に押圧し、波状作用 を加えながらチューブの隣接する区画を閉塞するようにしている。リニア蠕動ポ ンプは回転蠕動ポンプに附随した前述の欠点の一部についてはこれを解消してい るが、リニア蠕動ポンプは大幅にコストが高くつき、また12本のポンプフィン ガを適切に同期させるために非常に複雑な機構を必要としている。ポンプフィン ガの押圧によりチューブの隣接する区画を徐々に閉塞するため、チューブおよび 流体には押し潰そうとする力が加わり、回転蠕動ポンプを用いた場合の力の掛か り方とは異なっている。チューブの全長にわたり閉塞力が移動しながら作用する ロータリ蠕動ポンプとは異なり、個々のフィンガの下側の部分にのみ局部的に閉 塞力が作用するため、ロータリ蠕動ポンプに比べてチューブの損傷は少なくてす む。しかしロータリ蠕動ポンプほどではないが、リニア蠕動ポンプにもチューブ が塑性変形する等のある程度の障害がチューブに生じている。こうした障害が起 きると、流体を搬送するチューブの構造上の安定度が失われ、またチューブの断 面が徐々に楕円形になるならばポンプサイクル毎に送り出される流体の容積およ び流量に悪影響が及ぶ。
【0006】 さらに、あるサイクルから次のサイクルにかけてポンプ送り動作をスムーズに 移行させるために、一部のリニア蠕動ポンプは「ラップ(wrap)」サイクル と呼ばれている方式を取り入れている。「ラップ」サイクルの間、ポンプを駆動 するモータは加速され上流側のフィンガを速やかに動かして閉塞を行っている。 この操作の後にモータは通常の速度に復帰し、チューブの隣接する部分を波状サ イクル作用により徐々に圧搾し且つ閉塞するようにしている。こうした「ラップ 」サイクルを取り入れるには、高い加速性能を持つ比較的大型でしかも高価なモ ータを使用する必要がある。しかも、この「ラップ」サイクル中には流体の送出 しがないため、殆どのリニア蠕動ポンプは多数のフィンガ(例えば、前述したよ うに12本ものポンプフィンガ)を使用し、「ラップ」サイクルの時間比を極力 短くする工夫をしている。そうした多数のフィンガ同士を適切に整然と相対運動 させようとすれば、装置機能の信頼性が低下することになり、しかも製造コスト の増大する欠点がある。
【0007】 従って、本考案の目的は、単純でしかも効率的に作用する乾式タイプの蠕動ポ ンプを提供することにある。本考案の他の目的は、流体搬送チューブに加わるス トレスを少なくしてチューブの寿命を延ばすことのできる蠕動ポンプを提供する ことにある。本考案の別の目的は、ポンプ送りされる流体をほぼ連続的にしかも 脈動のない状態に流すことのできる蠕動ポンプを提供することにある。本考案の その他の目的は、比較的簡単に製造でき、耐久性がありしかも信頼度の高い運転 を行なえ、比較的安いコストで製作できる蠕動ポンプを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
後に説明する本考案の実施例に用いられている符号を参考のために付記して記 載すれば、本考案は、可撓性チューブ16を通じて流体をポンプ送りするための 装置であって、ベース24と、このベース24に装着されている、前記可撓性チ ューブ16を保持するためのプラテン26と、第1の位置68および第2の位置 70で前記可撓性チューブ16を前記プラテン26に対して交互に圧搾するため に前記ベース24に装着された圧搾手段54,58とを有し、この圧搾手段54 、58は前記可撓性チューブ16を部分的にのみ閉塞するようにされており、ま た当該圧搾手段54,58は、この圧搾手段54が前記可撓性チューブ16の前 記第1の位置68を部分的に閉塞して、この圧搾手段58が前記可撓性チューブ 16の前記第2の位置70を部分的に閉塞した時にこの圧搾手段58によって送 り出される流体容積のほぼ2倍の流体容積を送り出すようになっており、さらに 、前記ベース24に装着されていて、前記圧搾手段54,58に同期して前記可 撓性チューブ16の前記第1の位置68より上流側の部分と、前記第1の位置6 8および前記第2の位置70の間の部分とを交互に閉塞するための閉塞手段52 ,56を有し、前記可撓性チューブ16の前記第1の位置68より上流側の部分 が閉塞される際に前記第1の位置68が圧搾されるようになっており、また、前 記圧搾手段54,58および前記閉塞手段52,56を駆動するために回転可能 な単一のシャフト28が備えられていて、前記圧搾手段54,58の作動と前記 閉塞手段52,56の作動とが機械的に同期されていることを特徴とする。
【0009】 好ましい実施例の可撓性チューブを通じて流体をポンプ送りするための装置は 、ベースと、このベースに装着されている、前記可撓性チューブを保持するため のプラテンと、チューブに係合可能に前記ベースに装着された4つのフィンガと を備えている。4つのフィンガは、下流方向に順に、第1のピンチフィンガ、第 1のポンプフィンガ、第2のピンチフィンガおよび第2のポンプフィンガを備え ている。これらフィンガは往復運動可能にベースに装着され、引込み位置と押出 し位置との間でチューブを押圧するようにしてある。第1のポンプフィンガはチ ューブを圧搾し、第2のポンプフィンガの送り出す流体容積のほぼ2倍の流体容 積を送り出せるようにしてある。
【0010】 駆動機構は、第1のポンプフィンガを押出し位置に向けて動かすのに伴い、第 2のポンプフィンガを引込み位置に向けて移動させる。また駆動手段は、第1の ポンプフィンガを引込み位置に向けて動かすのに伴い、第2のポンプフィンガを 押出し位置に向けて移動させる。第1のポンプフィンガが押出し位置に向けて移 動する際、第1のピンチフィンガは第1のポンプフィンガから上流側のチューブ 部分を閉塞する。また、第2のフィンガが押出し位置に向けて移動する際、第2 のピンチフィンガは第1と第2のポンプフィンガの間のチューブ部分を閉塞する ようにしている。
【0011】 ある実施例では、第1のポンプフィンガは第2のポンプフィンガに比べて2倍 大きいため、2倍の流体が吐き出される。別の実施例では、第1のポンプフィン ガは、第2のポンプフィンガの移動距離のほぼ2倍の距離にわたり移動すること で2倍の流体を吐き出すことができる。
【0012】 さらに、チューブを通じて流体をポンプ送りするための方法も明らかにされて いる。この方法は、第1と第2のポンプフィンガの接点に相対するチューブの第 1と第2の位置を交互に圧搾する段階を備えている。次いでこのチューブは、第 1の位置から上流側の地点および第1と第2の位置の間の地点を交互に閉塞また は挟みつけられる。第1のピンチフィンガでチューブの第1の位置から上流側を 閉塞する際、チューブは第1の位置で圧搾される。またチューブが第2のピンチ フィンガにより第1と第2の位置の間を閉塞される際、第2の位置で圧搾される 。
【0013】 本考案はもとより、本発明の新規な特徴および構造と機能について、添付図面 に沿って詳しく説明する。同一の参照番号は同一の部分を指している。
【0014】
【考案の実施の形態】
図1を参照する。図1には、実際の使用状況下にある蠕動ポンプ装置が全体を 参照番号10で示されている。具体的に説明するならば、図示の蠕動ポンプ装置 10は静脈(I.V.)注射用支柱12に取り付けられている。静脈注射用支柱 12には、I.V.流体の入っている流体供給源14が取り付けられている。流 体供給源14は、中空な可撓性チューブ16に流体連結されている。可撓性チュ ーブ16は病院等の医療現場で従来から使用されてきているI.V.注射用の形 式のものであるが、ゴム等のその他の形式の同じような可撓性チューブを使用す ることもできる。ポンプ装置10には可撓性チューブ16の一部分18が取り付 けられ、チューブ16を通じて流体を患者の腕20にポンプ送りすることができ る。
【0015】 蠕動ポンプ装置10の構成要素は、図2および図3に詳しく示されている。蠕 動ポンプ装置10は、ベース24を持つケーシング22を備えている。ベース2 4にはほぼ平坦なプラテン26が設けられている。このプラテン26の表面に対 し、図3に示すようにしてチューブ18を閉塞することができる。
【0016】 ケーシング22には、モータ38で駆動される回転可能なシャフト28が取り 付けられている。モータ38は、ポンプシャフト28を駆動する駆動力を発生す る変速モータである。シャフト28はケーシング22に回転可能に取り付けられ ている。またシャフト28はカムローブ部分42,44,46および48を備え ている。
【0017】 4つのフィンガ52,54,56および58が、ケーシング22内のベース2 4上に取り付けられている。フィンガ52,54,56および58は往復運動す るように装着され、チューブを押圧することができる。チューブ18を保護する と共に、蠕動ポンプ10の内側作動部を埃やその他の好ましくない物質から保護 するために、可撓性のある隔膜50がベース24に取り付けられている。個々の フィンガ52,54,56,58は、プラテン26に対し上下に往復運動するよ うに取り付けられている。各フィンガ52,54,56,58は、引込み位置す なわち上限位置と、押出し位置すなわち下限位置との間を移動し、以下に説明す るようにそれぞれに固有の量にわたってチューブ18を変形させることができる 。
【0018】 さらに詳細に説明する。ピンチフィンガ52と56は同じ構造をしており、ピ ンチ弁として機能する。これらフィンガ52と56は、引込み位置と押出し位置 の間を移動することができる。図2に示すフィンガ56は引込み位置にあり、ま たフィンガ52は押出し位置に示されている。図3は、フィンガ52が下限位置 を占めた状態を示している。図面から明らかなように、シャフト28の回転に伴 いカムローブ部分42も同じように回転する。その結果、シャフト28とカムロ ーブ42は、第1のピンチフィンガ52のオリフィス60内で回転する。こうし てカムローブ42はオリフィス60の側壁62に係合し、ピンチフィンガ52を 完全な押出し位置まで移動させる。その結果、フィンガ52は隔膜50を押し且 つチューブ18を圧搾し、チューブ18は第2図および第3図に示すように閉塞 する。これらフィンガ52、56は、できるだけ僅かな動きでチューブ18を交 互に閉塞または開放し、フィンガの下側を流体が流れるように配置されている。 言い換えると、フィンガ56が図2に示すように開放位置すなわち完全な引込み 位置にあれば、チューブ18にはフィンガ56の下側をポンプの最大流量で比較 的自由に流体が流れるだけの通路が形成されている。通常、ピンチフィンガ52 ,56の運動範囲はチューブ18の壁厚の1から3倍に設定されている。従って 、第1のフィンガ52と第3のフィンガ56は本来ピンチフィンガである。これ らピンチフィンガ52,56は、本発明の閉塞手段に含まれるものである。
【0019】 図2および図4から明らかなように、第2のフィンガ54と第4のフィンガ5 8は、これらフィンガがチューブ18を圧搾してチューブ部分18から流体を押 し出すように構成されているため、ポンプ送りフィンガ、又はポンプフィンガと 言える。また、第1のポンプ送りフィンガ54は独特の構造を備えており、「大 型の」ポンプ送りフィンガとして描かれている。フィンガ58も独特の構造から なり、「小型の」ポンプ送りフィンガとして描かれている。本明細書中で使用し た用語「大型」および「小型」のポンプ送りフィンガとは、「大型の」フィンガ 54がチューブ18に対し下向きに運動して送られる流体量が、「小型の」フィ ンガ58の同じ下向きの往復運動により送られる流体量のほぼ2倍となるよう、 チューブ18に対して移動するように構成された2種類のフィンガを指している 。フィンガ54と58の往復運動はほぼ同じ程度に行なわれるが、押し出した状 態でもこれらポンプ送りフィンガ54,58はチューブを完全に閉塞しないこと に着目されたい。その代わり、これらフィンガは当初のチューブ外径に対し比較 的大きな割合から比較的小さな割合まで可撓性チューブ18を圧搾するようにし てある。これらポンプ送りフィンガ54,58は、本考案の圧搾手段に含まれる ものである。
【0020】 本考案のポンプ機能は、図4および図5に詳しく示されている。とりわけ図4 は、フィンガ52,54,56,58の相対運動を明らかにしている。図5にお いて、ピンチフィンガ52,56とポンプフィンガ54,58の相対運動につき 、時間線64に沿った基準点t1 ,t2 ,t3 ,t4 ,t5 を含め、一定時間に わたる相対的な関係が示されている。図4および図5に示す実施例では、モータ 38はシャフト28とカムローブ42,44,46,48を駆動し、フィンガ5 2,54,56,58は往復運動して以下に説明する2つのサイクル動作が行な われる。第1のサイクルは時間t1 とt2 の間にあり、第2のサイクルはt2 と t3 の間にある。
【0021】 第1のサイクルでは、図4に示すように、フィンガ52は完全な押出し位置に あってそのまま維持され、またフィンガ56は、完全な引込み位置すなわち開放 位置に保持されている。この状態は、図5の時間線64に沿った開始時期t1 に 示されている。図5に示した基準点t2 の時期にフィンガ52は降下位置にあり 、またフィンガ56は上昇位置にある。モータ38がシャフト28を回転させる と、カムローブ42,44,46,48が機能し、フィンガ52,56は同じ位 置を保つが、フィンガ54と58は移動を始める。フィンガ54は、上限位置す なわち高さレベル「b」から始まって矢印66で示す向きに下降し、下限位置す なわち高さレベル「c」まで到達している。従って、図4のフィンガ54はこの 下降位置に示されており、また図5では、フィンガ54は完全な押出し位置すな わちチューブ18の閉塞を終えていない状態に示されている。基準点t2 の直前 までは、フィンガ52は下降したままである。同時に、フィンガ58は基準点t 1 の時期に高さレベル「c」の降下位置から移動を始め、矢印67で示すように 基準点t2 の直前の位置70まで上向きに移動している。また、フィンガ54は 高さレベル「b」の上限引込み位置からプラテン26に向けて移動し、矢印72 で示す出口方向に流体を押し出し患者20に供給している。同時にフィンガ58 は、図5のグラフの基準点t1 とt2 の間に示すように、下限押出し位置から上 向きに移動している。フィンガのサイズの差、すなわち「大きい」フィンガと「 小さい」フィンガの差により、「小さい」フィンガ単独の作用により生じる吐出 し量と「大きい」フィンガを併用した場合の総吐出し量とに違いが生じるように なる。すなわち、「大きい」フィンガ54は「小さい」フィンガ58に比べて2 倍の容積の流体を送り出せるため、1回目のサイクルの間に単位容積の流体が矢 印72で示すようにチューブ16の出口に向けて送られていく。
【0022】 1回目のサイクルの基準点t2 を過ぎると、「大きい」フィンガ54と「小さ い」フィンガ58は上下の位置が入れ替わる。また基準点t2 において、ピンチ フィンガ52と56も位置が入れ替わる。ピンチフィンガ52は高さレベル「c 」で示す完全な引込み位置に向けて上昇し、またピンチフィンガ56は高さレベ ル「d」に示す位置まで下降する。ピンチフィンガ56が閉鎖位置にあり、ピン チフィンガ52が開放されているため、チューブ16内に向けて、すなわち部分 18に矢印78で示すように流体が吸い込まれる。フィンガ54がフィンガ58 に比べて流体を2倍押し出すため、チューブ18に流入する流体の流量は吐出し 量の2倍の量がある。フィンガ54は基準点t2 からt3 にかけて引き込まれて いき、図4に示すように、フィンガ58は高さレベル「b」から高さレベル「c 」にかけて押し出されていく。この操作により、単位容積の流体が矢印72で示 すように吐き出される。
【0023】 これら作用は、2回目のサイクルの完了する時期t3 まで行なわれる。t3 の 時期では、ピンチフィンガ52,56が再び入れ替わり、ピンチフィンガ52は 再び下向きに移動し、またピンチフィンガ56は再び上向きに移動し、従って両 者は基準点t1 の時期に68の位置にあるのと同じ状態となる。基準点t3 にお ける装置の状況は時期t1 と同じ状態になる。t4 からt5 にかけての時期は後 続の繰返しサイクルの時期である。
【0024】 サイクル中にポンプフィンガがチューブに向けて移動する速度は、一定でない のが理想的であることに注目することが重要である。チューブを圧搾する際、運 動増分量は等しく、流体の送出し量は漸進的に増加していく。言い換えると、チ ューブが圧搾されるにつれ、チューブに対するフィンガの直線往復運動により、 チューブは変形した状態の下で流体を速い流速で送り出すようになる。こうした 働きをするために、ポンプフィンガ54,58の各々は比較的速いペースでチュ ーブに向けて移動し、さらにチューブが変形されるにつれ漸進的にゆっくりとし た速度で移動するように、これらポンプフィンガ54,58は理想的な働きをし ている。そうした運動を行なうことにより、各ポンプフィンガが圧搾作用により 一定流量の流体を押し出せる利点が得られる。
【0025】 従って、本明細書中に記載した2サイクルのポンプ機構は、流体の送出しを行 なうのに非常に効果のある装置である。蠕動ポンプ装置にとっては、脈動を起こ さず一定量の流体を送り出せることである。またこうした構成を取り入れること により、従来のニリア蠕動ポンプまたはロータリ蠕動ポンプの何れに比べても、 必要とするモータは小さなもので済む。通常必要とされるモータのサイズは、遭 遇する平均的な負荷とは異なりピーク時を想定して設定しなければならないため 、この機構は加わった荷重を再び分散するように作用し、モータのピークは低下 する。また2つのピンチフィンガにより必要とする閉塞が行なわれる。これらピ ンチフィンガは、必要以上な量を吐き出すことがなく、またチューブの計量部分 を変形させてしまうこともない。他方、従来の蠕動ポンプフィンガとは異なり、 ポンプフィンガはチューブを完全に閉塞したり、またチューブを押し潰して好ま しくない結果を招くことがない。
【0026】 本考案にとって重要な他の点は、従来のリニア蠕動ポンプおよびロータリ蠕動 ポンプよりもエネルギーの消費量が少なくて済むことである。通常、そうした運 動エネルギーの大部分は、大きな圧縮剪断力として作用しチューブを発熱させて 消費される。既に指摘したように、従来の方法ではフィンガはポンプだけでなく チューブをも閉塞しなければならないためである。これに対し、本考案はポンプ 機能と閉塞機能を使い分けている。しかし、本考案によればそうした繰返し動作 を行なう必要がなく、またポンプ送りの形式に則ってチューブを変形させこれを 閉塞することをしない。従って、チューブを繰り返して圧迫して起きるプラスチ ックの硬化すなわち変形が、本考案の装置の精度には影響を及ぼすことがない。 ピンチフィンガ52,56の下側付近に生じる「硬化」面積は、これらフィンガ が幅が細くしかもチューブに対し独特の閉塞機能を果しているため、従来のもの に比べて狭くて済む。また幅の広いポンプフィンガ54,58の下側の部分も、 これらポンプフィンガはチューブを完全に閉塞する必要がないため、「硬化」現 象の発生はない。言い換えると、ポンプフィンガ54,58は、図4に寸法「b 」、「c」で示すようにポンプフィンガの上限と下限を備えている。またピンチ フィンガ52,56は、フィンガのレベル「a」とプラテンのレベル「d」の間 でチューブの内径「e」を完全に閉塞する短い距離の運動を行なっている。更に 、本考案においては、圧搾と閉塞を行なうポンプフィンガ54,58およびピン チフィンガ52,56を駆動するために回転可能な単一のシャフト28が備えら れていて、圧搾と閉塞とを機械的に同期させて行なうようになっているので、可 撓性チューブを通じて流体をポンプ送りするための装置がスムーズに駆動される 。
【0027】 図6を参照する。この図には本考案の変更例が示されている。ただしポンプフ ィンガ54,58は同じ寸法のものが使われている。ただし、シャフト28のカ ムローブ42は、同じ寸法のポンプフィンガ54,58がそれぞれ異なった移動 量で運動するように構成されている。具体的に説明すると、フィンガ58の往復 運動の範囲は、図6に示すように「b」と「c」の間に位置し、フィンガ54の 往復運動の範囲は、「b」と「f」の間に位置している。「b」と「f」の間の 距離は大きく、従って移動距離も大きくなる。そうした移動運動は同じ時期に行 なわれるが、フィンガ54の送り出す流体量は多い。移動量およびチューブの変 形量を適切に選択することにより、フィンガ54がチューブ18を圧搾してフィ ンガ58の圧搾運動により送り出される流体容積のほぼ2倍の流体容積を送り出 せるように、移動量を調節することができる。
【0028】 ここまでは2サイクル蠕動ポンプについて詳しく図解説明して目的および利点 を説明してきたが、説明に使用した具体例は本考案の好ましい実施例を単に例示 したに過ぎず、実用新案登録請求の範囲に特定したものを除いて構造を限定する 意図はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】医療現場における蠕動ポンプの使用例を示す斜
視図である。
【図2】図1の2−2線に沿った蠕動ポンプ装置の側部
断面図である。
【図3】図1の3−3線に沿った蠕動ポンプ装置の端部
断面図である。
【図4】図1に示した蠕動ポンプの作動状態を示す概略
図である。
【図5】本考案に係る蠕動ポンプの運転に伴い、使用さ
れているフィンガの相対的な動作を図解した概略図であ
る。
【図6】本考案に係る蠕動ポンプの変更例を示す概略図
である。
【符号の説明】
10 蠕動ポンプ装置 12 静脈注射用支柱 14 流体供給源 16 可撓性チューブ 20 患者の腕 22 ポンプのケーシング 24 ケーシングのベース 26 プラテン 28 回転シャフト 38 モータ 42,44,46,48 カムローブ部分 50 隔膜 52,54,56,58 フィンガ 60 オリフィス 62 オリフィスの側壁

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性チューブ(16)を通じて流体を
    ポンプ送りするための装置であって、 ベース(24)と、 このベース(24)に装着されている、前記可撓性チュ
    ーブ(16)を保持するためのプラテン(26)と、 第1の位置(68)および第2の位置(70)で前記可
    撓性チューブ(16)を前記プラテン(26)に対して
    交互に圧搾するために前記ベース(24)に装着された
    圧搾手段(54,58)とを有し、この圧搾手段(5
    4,58)は前記可撓性チューブ(16)を部分的にの
    み閉塞するようにされており、また当該圧搾手段(5
    4,58)は、この圧搾手段(54)が前記可撓性チュ
    ーブ(16)の前記第1の位置(68)を部分的に閉塞
    して、この圧搾手段(58)が前記可撓性チューブ(1
    6)の前記第2の位置(70)を部分的に閉塞した時に
    この圧搾手段(58)によって送り出される流体容積の
    ほぼ2倍の流体容積を送り出すようになっており、 さらに、前記ベース(24)に装着されていて、前記圧
    搾手段(54,58)に同期して前記可撓性チューブ
    (16)の前記第1の位置(68)より上流側の部分
    と、前記第1の位置(68)および前記第2の位置(7
    0)の間の部分とを交互に閉塞するための閉塞手段(5
    2,56)を有し、前記可撓性チューブ(16)の前記
    第1の位置(68)より上流側の部分が閉塞される際に
    前記第1の位置(68)が圧搾されるようになってお
    り、また、前記圧搾手段(54,58)および前記閉塞
    手段(52,56)を駆動するために回転可能な単一の
    シャフト(28)が備えられていて、前記圧搾手段(5
    4,58)の作動と前記閉塞手段(52,56)の作動
    とが機械的に同期されていることを特徴とする、可撓性
    チューブを通じて流体をポンプ送りするための装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された可撓性チューブ
    (16)を通じて流体をポンプ送りするための装置にお
    いて、前記圧搾手段(54,58)は、前記ベース(2
    4)に往復運動可能に装着されていて、引込み位置と押
    出し位置の間を運動して前記可撓性チューブ(16)の
    第1の位置(68)を押圧する第1のポンプフィンガ
    (54)と、前記ベース(24)に往復運動可能に装着
    されていて、引込み位置と押出し位置の間を運動して前
    記可撓性チューブ(16)の第2の位置(70)を押圧
    する第2のポンプフィンガ(58)とを有している、可
    撓性チューブを通じて流体をポンプ送りするための装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載された可撓性チューブ
    (16)を通じて流体をポンプ送りするための装置にお
    いて、前記第1のポンプフィンガ(54)は、前記第2
    のポンプフィンガ(58)の接触する可撓性チューブ
    (16)の面積のほぼ2倍の面積にわたり可撓性チュー
    ブ(16)に接触する、可撓性チューブを通じて流体を
    ポンプ送りするための装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載された可撓性チューブ
    (16)を通じて流体をポンプ送りするための装置にお
    いて、前記それぞれの引込み位置と押出し位置の間で、
    前記第1のポンプフィンガ(54)は第2のポンプフィ
    ンガ(58)の移動する距離のほぼ2倍の距離にわたり
    移動する、可撓性チューブを通じて流体をポンプ送りす
    るための装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載された可撓性チューブ
    (16)を通じて流体をポンプ送りするための装置にお
    いて、前記可撓性チューブ(16)は、前記第1の位置
    (68)と前記第2の位置(70)で開いた状態を保っ
    ている、可撓性チューブを通じて流体をポンプ送りする
    ための装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載された可撓性チューブ
    (16)を通じて流体をポンプ送りするための装置にお
    いて、前記可撓性チューブ(16)は選択された内径の
    管腔を備え、前記引込み位置と押出し位置の間を移動す
    る前記第1のポンプフィンガ(54)と第2のポンプフ
    ィンガ(58)の前記移動距離が、前記選択された内径
    より小さい、可撓性チューブを通じて流体をポンプ送り
    するための装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載された可撓性チューブ
    (16)を通じて流体をポンプ送りするための装置にお
    いて、前記第2の位置(70)は、前記可撓性チューブ
    (16)が第1の位置と第2の位置(68,70)の間
    を閉塞される際に圧搾される、可撓性チューブを通じて
    流体をポンプ送りするための装置。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載された可撓性チューブ
    (16)を通じて流体をポンプ送りするための装置にお
    いて、前記閉塞手段(52,56)は、前記第1の位置
    (68)から上流側の前記チューブ(16)を閉塞する
    ための第1のピンチフィンガ(52)と、前記第1と第
    2の位置(68,70)の間で可撓性チューブ(16)
    を閉塞するための第2のピンチフィンガ(56)とを有
    している、可撓性チューブを通じて流体をポンプ送りす
    るための装置。
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