JP2594604Y2 - 可撓性チューブを通じて流体をポンプ送りするための装置 - Google Patents

可撓性チューブを通じて流体をポンプ送りするための装置

Info

Publication number
JP2594604Y2
JP2594604Y2 JP1995013598U JP1359895U JP2594604Y2 JP 2594604 Y2 JP2594604 Y2 JP 2594604Y2 JP 1995013598 U JP1995013598 U JP 1995013598U JP 1359895 U JP1359895 U JP 1359895U JP 2594604 Y2 JP2594604 Y2 JP 2594604Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flexible tube
finger
tube
pump
fluid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1995013598U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08965U (ja
Inventor
エス.メイジャー ロバート
Original Assignee
アラリス メディカル システムズ,インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アラリス メディカル システムズ,インコーポレイテッド filed Critical アラリス メディカル システムズ,インコーポレイテッド
Publication of JPH08965U publication Critical patent/JPH08965U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2594604Y2 publication Critical patent/JP2594604Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B43/00Machines, pumps, or pumping installations having flexible working members
    • F04B43/08Machines, pumps, or pumping installations having flexible working members having tubular flexible members
    • F04B43/082Machines, pumps, or pumping installations having flexible working members having tubular flexible members the tubular flexible member being pressed against a wall by a number of elements, each having an alternating movement in a direction perpendicular to the axes of the tubular member and each having its own driving mechanism
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/14Infusion devices, e.g. infusing by gravity; Blood infusion; Accessories therefor
    • A61M5/142Pressure infusion, e.g. using pumps
    • A61M5/14212Pumping with an aspiration and an expulsion action
    • A61M5/14228Pumping with an aspiration and an expulsion action with linear peristaltic action, i.e. comprising at least three pressurising members or a helical member

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Anesthesiology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Reciprocating Pumps (AREA)
  • External Artificial Organs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】本考案は、流体ポンプに係
る。特に、本考案は、可撓性チューブを段階的に圧搾し
て、この可撓性チューブ通じて流体を押出すことができ
る蠕動ポンプに関係している。とりわけ、本考案は、限
定するわけではないが、患者に薬剤溶液を注射するポン
プに使用すると有益である。
【0002】
【従来の技術、および考案が解決しようとする課題】長
年にわたり、患者に薬剤溶液を注射する目的で多数のポ
ンプが開発されてきている。そうした流体のポンプ送り
操作は、周知の各種のポンプ機構を用いて行なうのが通
例である。患者に流体を投薬する際には、例えば周知の
蠕動ポンプ等の「乾式」タイプのポンプを使用すること
が望ましい。蠕動ポンプは、ポンプ送りされる流体を含
んだ可撓性チューブの壁を、波状動作を行なって変形さ
せるタイプのポンプである。乾式ポンプのポンプは、ポ
ンプ送りされる流体がポンプの構成部品に直接接触して
汚染されることがあってはならない病院や診療所向けに
特に適している。同じように、ポンプ送りされる流体に
腐食性があれば、ポンプの構成部品と腐食性流体を直接
に接触させるには問題がある。
【0003】また供給される流体の流量を一定に保つこ
とは、一般にポンプのポンプ送り機構に求められる好ま
しい特性である。言い換えると、ポンプ送りサイクルを
通じて流量を一定に保ち、流量が急激に変化したり大幅
に変動することがあってはならない。
【0004】乾式タイプの蠕動ポンプは、概ねロータリ
蠕動ポンプとリニア蠕動ポンプの2種類に分けられる。
ただし、相対的に見てポンプ送り効率の低いことがロー
タリ蠕動ポンプの欠点である。またロータリ蠕動ポンプ
を使用すると、流体を搬送するのに使われているチュー
ブに大きな剪断応力並びに引張応力が加わり好ましくな
い。一般にロータリ蠕動ポンプを使用すると大きな力が
加わるため、チューブの内壁に割れ目が生じることがあ
り、これもロータリ蠕動ポンプの欠点である。このため
一定期間が経つと、チューブのプラスチックに永久歪み
または癖が残る。言い換えると、正常時には円形断面を
持つチューブも平坦になり楕円形の断面に変化してしま
う。
【0005】これに対し、リニア蠕動ポンプは、通常、
可撓性チューブに対し蠕動作用を加える往復運動部品を
使用してチューブから流体を送り出している。そうした
蠕動ポンプは、複数の往復運動ポンプフィンガ、例えば
12本の往復運動ポンプフィンガを備えている。これら
ポンプフィンガはチューブを徐々に押圧し、波状作用を
加えながらチューブの隣接する区画を閉塞するようにし
ている。リニア蠕動ポンプは回転蠕動ポンプに附随した
前述の欠点の一部についてはこれを解消しているが、リ
ニア蠕動ポンプは大幅にコストが高くつき、また12本
のポンプフィンガを適切に同期させるために非常に複雑
な機構を必要としている。ポンプフィンガの押圧により
チューブの隣接する区画を徐々に閉塞するため、チュー
ブおよび流体には押し潰そうとする力が加わり、回転蠕
動ポンプを用いた場合の力の掛かり方とは異なってい
る。チューブの全長にわたり閉塞力が移動しながら作用
するロータリ蠕動ポンプとは異なり、個々のフィンガの
下側の部分にのみ局部的に閉塞力が作用するため、ロー
タリ蠕動ポンプに比べてチューブの損傷は少なくてす
む。しかしロータリ蠕動ポンプほどではないが、リニア
蠕動ポンプにもチューブが塑性変形する等のある程度の
障害がチューブに生じている。こうした障害が起きる
と、流体を搬送するチューブの構造上の安定度が失わ
れ、またチューブの断面が徐々に楕円形になるならばポ
ンプサイクル毎に送り出される流体の容積および流量に
悪影響が及ぶ。
【0006】さらに、あるサイクルから次のサイクルに
かけてポンプ送り動作をスムーズに移行させるために、
一部のリニア蠕動ポンプは「ラップ(wrap)」サイ
クルと呼ばれている方式を取り入れている。「ラップ」
サイクルの間、ポンプを駆動するモータは加速され上流
側のフィンガを速やかに動かして閉塞を行っている。こ
の操作の後にモータは通常の速度に復帰し、チューブの
隣接する部分を波状サイクル作用により徐々に圧搾し且
つ閉塞するようにしている。こうした「ラップ」サイク
ルを取り入れるには、高い加速性能を持つ比較的大型で
しかも高価なモータを使用する必要がある。しかも、こ
の「ラップ」サイクル中には流体の送出しがないため、
殆どのリニア蠕動ポンプは多数のフィンガ(例えば、前
述したように12本ものポンプフィンガ)を使用し、
「ラップ」サイクルの時間比を極力短くする工夫をして
いる。そうした多数のフィンガ同士を適切に整然と相対
運動させようとすれば、装置機能の信頼性が低下するこ
とになり、しかも製造コストの増大する欠点がある。
【0007】従って、本考案の目的は、単純でしかも効
率的に作用する乾式タイプの蠕動ポンプを提供すること
にある。本考案の他の目的は、流体搬送チューブに加わ
るストレスを少なくしてチューブの寿命を延ばすことの
できる蠕動ポンプを提供することにある。本考案の別の
目的は、ポンプ送りされる流体をほぼ連続的にしかも脈
動のない状態に流すことのできる蠕動ポンプを提供する
ことにある。本考案のその他の目的は、比較的簡単に製
造でき、耐久性がありしかも信頼度の高い運転を行な
え、比較的安いコストで製作できる蠕動ポンプを提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】後に説明する本考案の実
施例に用いられている符号を参考のために付記して記載
すれば、本考案は、可撓性チューブ16を通じて流体を
ポンプ送りするための装置であって、ベース24と、こ
のベース24に装着されている、前記可撓性チューブ1
6を保持するためのプラテン26と、第1の位置68お
よび第2の位置70で前記可撓性チューブ16を前記プ
ラテン26に対して交互に圧搾するために前記ベース2
4に装着された圧搾手段54,58とを有し、この圧搾
手段54、58は前記可撓性チューブ16を部分的にの
み閉塞するようにされており、また当該圧搾手段54,
58は、この圧搾手段54が前記可撓性チューブ16の
前記第1の位置68を部分的に閉塞して、この圧搾手段
58が前記可撓性チューブ16の前記第2の位置70を
部分的に閉塞した時にこの圧搾手段58によって送り出
される流体容積のほぼ2倍の流体容積を送り出すように
なっており、さらに、前記ベース24に装着されてい
て、前記圧搾手段54,58に同期して前記可撓性チュ
ーブ16の前記第1の位置68より上流側の部分と、前
記第1の位置68および前記第2の位置70の間の部分
とを交互に閉塞するための閉塞手段52,56を有し、
前記可撓性チューブ16の前記第1の位置68より上流
側の部分が閉塞される際に前記第1の位置68が圧搾さ
れるようになっており、また、前記圧搾手段54,58
および前記閉塞手段52,56を駆動するために回転可
能な単一のシャフト28が備えられていて、前記圧搾手
段54,58の作動と前記閉塞手段52,56の作動と
が機械的に同期されていることを特徴とする。
【0009】好ましい実施例の可撓性チューブを通じて
流体をポンプ送りするための装置は、ベースと、このベ
ースに装着されている、前記可撓性チューブを保持する
ためのプラテンと、チューブに係合可能に前記ベースに
装着された4つのフィンガとを備えている。4つのフィ
ンガは、下流方向に順に、第1のピンチフィンガ、第1
のポンプフィンガ、第2のピンチフィンガおよび第2の
ポンプフィンガを備えている。これらフィンガは往復運
動可能にベースに装着され、引込み位置と押出し位置と
の間でチューブを押圧するようにしてある。第1のポン
プフィンガはチューブを圧搾し、第2のポンプフィンガ
の送り出す流体容積のほぼ2倍の流体容積を送り出せる
ようにしてある。
【0010】駆動機構は、第1のポンプフィンガを押出
し位置に向けて動かすのに伴い、第2のポンプフィンガ
を引込み位置に向けて移動させる。また駆動手段は、第
1のポンプフィンガを引込み位置に向けて動かすのに伴
い、第2のポンプフィンガを押出し位置に向けて移動さ
せる。第1のポンプフィンガが押出し位置に向けて移動
する際、第1のピンチフィンガは第1のポンプフィンガ
から上流側のチューブ部分を閉塞する。また、第2のフ
ィンガが押出し位置に向けて移動する際、第2のピンチ
フィンガは第1と第2のポンプフィンガの間のチューブ
部分を閉塞するようにしている。
【0011】ある実施例では、第1のポンプフィンガは
第2のポンプフィンガに比べて2倍大きいため、2倍の
流体が吐き出される。別の実施例では、第1のポンプフ
ィンガは、第2のポンプフィンガの移動距離のほぼ2倍
の距離にわたり移動することで2倍の流体を吐き出すこ
とができる。
【0012】さらに、チューブを通じて流体をポンプ送
りするための方法も明らかにされている。この方法は、
第1と第2のポンプフィンガの接点に相対するチューブ
の第1と第2の位置を交互に圧搾する段階を備えてい
る。次いでこのチューブは、第1の位置から上流側の地
点および第1と第2の位置の間の地点を交互に閉塞また
は挟みつけられる。第1のピンチフィンガでチューブの
第1の位置から上流側を閉塞する際、チューブは第1の
位置で圧搾される。またチューブが第2のピンチフィン
ガにより第1と第2の位置の間を閉塞される際、第2の
位置で圧搾される。
【0013】本考案はもとより、本発明の新規な特徴お
よび構造と機能について、添付図面に沿って詳しく説明
する。同一の参照番号は同一の部分を指している。
【0014】
【考案の実施の形態】図1を参照する。図1には、実際
の使用状況下にある蠕動ポンプ装置が全体を参照番号1
0で示されている。具体的に説明するならば、図示の蠕
動ポンプ装置10は静脈(I.V.)注射用支柱12に
取り付けられている。静脈注射用支柱12には、I.
V.流体の入っている流体供給源14が取り付けられて
いる。流体供給源14は、中空な可撓性チューブ16に
流体連結されている。可撓性チューブ16は病院等の医
療現場で従来から使用されてきているI.V.注射用の
形式のものであるが、ゴム等のその他の形式の同じよう
な可撓性チューブを使用することもできる。ポンプ装置
10には可撓性チューブ16の一部分18が取り付けら
れ、チューブ16を通じて流体を患者の腕20にポンプ
送りすることができる。
【0015】蠕動ポンプ装置10の構成要素は、図2お
よび図3に詳しく示されている。蠕動ポンプ装置10
は、ベース24を持つケーシング22を備えている。ベ
ース24にはほぼ平坦なプラテン26が設けられてい
る。このプラテン26の表面に対し、図3に示すように
してチューブ18を閉塞することができる。
【0016】ケーシング22には、モータ38で駆動さ
れる回転可能なシャフト28が取り付けられている。モ
ータ38は、ポンプシャフト28を駆動する駆動力を発
生する変速モータである。シャフト28はケーシング2
2に回転可能に取り付けられている。またシャフト28
はカムローブ部分42,44,46および48を備えて
いる。
【0017】4つのフィンガ52,54,56および5
8が、ケーシング22内のベース24上に取り付けられ
ている。フィンガ52,54,56および58は往復運
動するように装着され、チューブを押圧することができ
る。チューブ18を保護すると共に、蠕動ポンプ10の
内側作動部を埃やその他の好ましくない物質から保護す
るために、可撓性のある隔膜50がベース24に取り付
けられている。個々のフィンガ52,54,56,58
は、プラテン26に対し上下に往復運動するように取り
付けられている。各フィンガ52,54,56,58
は、引込み位置すなわち上限位置と、押出し位置すなわ
ち下限位置との間を移動し、以下に説明するようにそれ
ぞれに固有の量にわたってチューブ18を変形させるこ
とができる。
【0018】さらに詳細に説明する。ピンチフィンガ5
2と56は同じ構造をしており、ピンチ弁として機能す
る。これらフィンガ52と56は、引込み位置と押出し
位置の間を移動することができる。図2に示すフィンガ
56は引込み位置にあり、またフィンガ52は押出し位
置に示されている。図3は、フィンガ52が下限位置を
占めた状態を示している。図面から明らかなように、シ
ャフト28の回転に伴いカムローブ部分42も同じよう
に回転する。その結果、シャフト28とカムローブ42
は、第1のピンチフィンガ52のオリフィス60内で回
転する。こうしてカムローブ42はオリフィス60の側
壁62に係合し、ピンチフィンガ52を完全な押出し位
置まで移動させる。その結果、フィンガ52は隔膜50
を押し且つチューブ18を圧搾し、チューブ18は第2
図および第3図に示すように閉塞する。これらフィンガ
52、56は、できるだけ僅かな動きでチューブ18を
交互に閉塞または開放し、フィンガの下側を流体が流れ
るように配置されている。言い換えると、フィンガ56
が図2に示すように開放位置すなわち完全な引込み位置
にあれば、チューブ18にはフィンガ56の下側をポン
プの最大流量で比較的自由に流体が流れるだけの通路が
形成されている。通常、ピンチフィンガ52,56の運
動範囲はチューブ18の壁厚の1から3倍に設定されて
いる。従って、第1のフィンガ52と第3のフィンガ5
6は本来ピンチフィンガである。これらピンチフィンガ
52,56は、本発明の閉塞手段に含まれるものであ
る。
【0019】図2および図4から明らかなように、第2
のフィンガ54と第4のフィンガ58は、これらフィン
ガがチューブ18を圧搾してチューブ部分18から流体
を押し出すように構成されているため、ポンプ送りフィ
ンガ、又はポンプフィンガと言える。また、第1のポン
プ送りフィンガ54は独特の構造を備えており、「大型
の」ポンプ送りフィンガとして描かれている。フィンガ
58も独特の構造からなり、「小型の」ポンプ送りフィ
ンガとして描かれている。本明細書中で使用した用語
「大型」および「小型」のポンプ送りフィンガとは、
「大型の」フィンガ54がチューブ18に対し下向きに
運動して送られる流体量が、「小型の」フィンガ58の
同じ下向きの往復運動により送られる流体量のほぼ2倍
となるよう、チューブ18に対して移動するように構成
された2種類のフィンガを指している。フィンガ54と
58の往復運動はほぼ同じ程度に行なわれるが、押し出
した状態でもこれらポンプ送りフィンガ54,58はチ
ューブを完全に閉塞しないことに着目されたい。その代
わり、これらフィンガは当初のチューブ外径に対し比較
的大きな割合から比較的小さな割合まで可撓性チューブ
18を圧搾するようにしてある。これらポンプ送りフィ
ンガ54,58は、本考案の圧搾手段に含まれるもので
ある。
【0020】本考案のポンプ機能は、図4および図5に
詳しく示されている。とりわけ図4は、フィンガ52,
54,56,58の相対運動を明らかにしている。図5
において、ピンチフィンガ52,56とポンプフィンガ
54,58の相対運動につき、時間線64に沿った基準
点t1 ,t2 ,t3 ,t4 ,t5 を含め、一定時間にわ
たる相対的な関係が示されている。図4および図5に示
す実施例では、モータ38はシャフト28とカムローブ
42,44,46,48を駆動し、フィンガ52,5
4,56,58は往復運動して以下に説明する2つのサ
イクル動作が行なわれる。第1のサイクルは時間t1
2 の間にあり、第2のサイクルはt2 とt3 の間にあ
る。
【0021】第1のサイクルでは、図4に示すように、
フィンガ52は完全な押出し位置にあってそのまま維持
され、またフィンガ56は、完全な引込み位置すなわち
開放位置に保持されている。この状態は、図5の時間線
64に沿った開始時期t1 に示されている。図5に示し
た基準点t2 の時期にフィンガ52は降下位置にあり、
またフィンガ56は上昇位置にある。モータ38がシャ
フト28を回転させると、カムローブ42,44,4
6,48が機能し、フィンガ52,56は同じ位置を保
つが、フィンガ54と58は移動を始める。フィンガ5
4は、上限位置すなわち高さレベル「b」から始まって
矢印66で示す向きに下降し、下限位置すなわち高さレ
ベル「c」まで到達している。従って、図4のフィンガ
54はこの下降位置に示されており、また図5では、フ
ィンガ54は完全な押出し位置すなわちチューブ18の
閉塞を終えていない状態に示されている。基準点t2
直前までは、フィンガ52は下降したままである。同時
に、フィンガ58は基準点t1 の時期に高さレベル
「c」の降下位置から移動を始め、矢印67で示すよう
に基準点t2 の直前の位置70まで上向きに移動してい
る。また、フィンガ54は高さレベル「b」の上限引込
み位置からプラテン26に向けて移動し、矢印72で示
す出口方向に流体を押し出し患者20に供給している。
同時にフィンガ58は、図5のグラフの基準点t1 とt
2 の間に示すように、下限押出し位置から上向きに移動
している。フィンガのサイズの差、すなわち「大きい」
フィンガと「小さい」フィンガの差により、「小さい」
フィンガ単独の作用により生じる吐出し量と「大きい」
フィンガを併用した場合の総吐出し量とに違いが生じる
ようになる。すなわち、「大きい」フィンガ54は「小
さい」フィンガ58に比べて2倍の容積の流体を送り出
せるため、1回目のサイクルの間に単位容積の流体が矢
印72で示すようにチューブ16の出口に向けて送られ
ていく。
【0022】1回目のサイクルの基準点t2 を過ぎる
と、「大きい」フィンガ54と「小さい」フィンガ58
は上下の位置が入れ替わる。また基準点t2 において、
ピンチフィンガ52と56も位置が入れ替わる。ピンチ
フィンガ52は高さレベル「c」で示す完全な引込み位
置に向けて上昇し、またピンチフィンガ56は高さレベ
ル「d」に示す位置まで下降する。ピンチフィンガ56
が閉鎖位置にあり、ピンチフィンガ52が開放されてい
るため、チューブ16内に向けて、すなわち部分18に
矢印78で示すように流体が吸い込まれる。フィンガ5
4がフィンガ58に比べて流体を2倍押し出すため、チ
ューブ18に流入する流体の流量は吐出し量の2倍の量
がある。フィンガ54は基準点t2 からt3 にかけて引
き込まれていき、図4に示すように、フィンガ58は高
さレベル「b」から高さレベル「c」にかけて押し出さ
れていく。この操作により、単位容積の流体が矢印72
で示すように吐き出される。
【0023】これら作用は、2回目のサイクルの完了す
る時期t3 まで行なわれる。t3 の時期では、ピンチフ
ィンガ52,56が再び入れ替わり、ピンチフィンガ5
2は再び下向きに移動し、またピンチフィンガ56は再
び上向きに移動し、従って両者は基準点t1 の時期に6
8の位置にあるのと同じ状態となる。基準点t3 におけ
る装置の状況は時期t1 と同じ状態になる。t4 からt
5 にかけての時期は後続の繰返しサイクルの時期であ
る。
【0024】サイクル中にポンプフィンガがチューブに
向けて移動する速度は、一定でないのが理想的であるこ
とに注目することが重要である。チューブを圧搾する
際、運動増分量は等しく、流体の送出し量は漸進的に増
加していく。言い換えると、チューブが圧搾されるにつ
れ、チューブに対するフィンガの直線往復運動により、
チューブは変形した状態の下で流体を速い流速で送り出
すようになる。こうした働きをするために、ポンプフィ
ンガ54,58の各々は比較的速いペースでチューブに
向けて移動し、さらにチューブが変形されるにつれ漸進
的にゆっくりとした速度で移動するように、これらポン
プフィンガ54,58は理想的な働きをしている。そう
した運動を行なうことにより、各ポンプフィンガが圧搾
作用により一定流量の流体を押し出せる利点が得られ
る。
【0025】従って、本明細書中に記載した2サイクル
のポンプ機構は、流体の送出しを行なうのに非常に効果
のある装置である。蠕動ポンプ装置にとっては、脈動を
起こさず一定量の流体を送り出せることである。またこ
うした構成を取り入れることにより、従来のニリア蠕動
ポンプまたはロータリ蠕動ポンプの何れに比べても、必
要とするモータは小さなもので済む。通常必要とされる
モータのサイズは、遭遇する平均的な負荷とは異なりピ
ーク時を想定して設定しなければならないため、この機
構は加わった荷重を再び分散するように作用し、モータ
のピークは低下する。また2つのピンチフィンガにより
必要とする閉塞が行なわれる。これらピンチフィンガ
は、必要以上な量を吐き出すことがなく、またチューブ
の計量部分を変形させてしまうこともない。他方、従来
の蠕動ポンプフィンガとは異なり、ポンプフィンガはチ
ューブを完全に閉塞したり、またチューブを押し潰して
好ましくない結果を招くことがない。
【0026】本考案にとって重要な他の点は、従来のリ
ニア蠕動ポンプおよびロータリ蠕動ポンプよりもエネル
ギーの消費量が少なくて済むことである。通常、そうし
た運動エネルギーの大部分は、大きな圧縮剪断力として
作用しチューブを発熱させて消費される。既に指摘した
ように、従来の方法ではフィンガはポンプだけでなくチ
ューブをも閉塞しなければならないためである。これに
対し、本考案はポンプ機能と閉塞機能を使い分けてい
る。しかし、本考案によればそうした繰返し動作を行な
う必要がなく、またポンプ送りの形式に則ってチューブ
を変形させこれを閉塞することをしない。従って、チュ
ーブを繰り返して圧迫して起きるプラスチックの硬化す
なわち変形が、本考案の装置の精度には影響を及ぼすこ
とがない。ピンチフィンガ52,56の下側付近に生じ
る「硬化」面積は、これらフィンガが幅が細くしかもチ
ューブに対し独特の閉塞機能を果しているため、従来の
ものに比べて狭くて済む。また幅の広いポンプフィンガ
54,58の下側の部分も、これらポンプフィンガはチ
ューブを完全に閉塞する必要がないため、「硬化」現象
の発生はない。言い換えると、ポンプフィンガ54,5
8は、図4に寸法「b」、「c」で示すようにポンプフ
ィンガの上限と下限を備えている。またピンチフィンガ
52,56は、フィンガのレベル「a」とプラテンのレ
ベル「d」の間でチューブの内径「e」を完全に閉塞す
る短い距離の運動を行なっている。更に、本考案におい
ては、圧搾と閉塞を行なうポンプフィンガ54,58お
よびピンチフィンガ52,56を駆動するために回転可
能な単一のシャフト28が備えられていて、圧搾と閉塞
とを機械的に同期させて行なうようになっているので、
可撓性チューブを通じて流体をポンプ送りするための装
置がスムーズに駆動される。
【0027】図6を参照する。この図には本考案の変更
例が示されている。ただしポンプフィンガ54,58は
同じ寸法のものが使われている。ただし、シャフト28
のカムローブ42は、同じ寸法のポンプフィンガ54,
58がそれぞれ異なった移動量で運動するように構成さ
れている。具体的に説明すると、フィンガ58の往復運
動の範囲は、図6に示すように「b」と「c」の間に位
置し、フィンガ54の往復運動の範囲は、「b」と
「f」の間に位置している。「b」と「f」の間の距離
は大きく、従って移動距離も大きくなる。そうした移動
運動は同じ時期に行なわれるが、フィンガ54の送り出
す流体量は多い。移動量およびチューブの変形量を適切
に選択することにより、フィンガ54がチューブ18を
圧搾してフィンガ58の圧搾運動により送り出される流
体容積のほぼ2倍の流体容積を送り出せるように、移動
量を調節することができる。
【0028】ここまでは2サイクル蠕動ポンプについて
詳しく図解説明して目的および利点を説明してきたが、
説明に使用した具体例は本考案の好ましい実施例を単に
例示したに過ぎず、実用新案登録請求の範囲に特定した
ものを除いて構造を限定する意図はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】医療現場における蠕動ポンプの使用例を示す斜
視図である。
【図2】図1の2−2線に沿った蠕動ポンプ装置の側部
断面図である。
【図3】図1の3−3線に沿った蠕動ポンプ装置の端部
断面図である。
【図4】図1に示した蠕動ポンプの作動状態を示す概略
図である。
【図5】本考案に係る蠕動ポンプの運転に伴い、使用さ
れているフィンガの相対的な動作を図解した概略図であ
る。
【図6】本考案に係る蠕動ポンプの変更例を示す概略図
である。
【符号の説明】
10 蠕動ポンプ装置 12 静脈注射用支柱 14 流体供給源 16 可撓性チューブ 20 患者の腕 22 ポンプのケーシング 24 ケーシングのベース 26 プラテン 28 回転シャフト 38 モータ 42,44,46,48 カムローブ部分 50 隔膜 52,54,56,58 フィンガ 60 オリフィス 62 オリフィスの側壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F04B 43/12 A61M 1/10 520

Claims (9)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性チューブ(16)を通じて流体を
    ポンプ送りするための装置であって、 ベース(24)と、 このベース(24)に装着されている、前記可撓性チュ
    ーブ(16)を保持するためのプラテン(26)と、 第1の位置(68)および第2の位置(70)で前記可
    撓性チューブ(16)を前記プラテン(26)に対して
    交互に圧搾するために前記ベース(24)に装着された
    圧搾手段(54,58)とを有し、この圧搾手段(5
    )は、前記可撓性チューブ(16)の前記第1の位置
    (68)を部分的に閉塞して、この圧搾手段(58)
    記第2の位置(70)を部分的に閉塞した時にこの圧
    搾手段(58)によって送り出される流体容積のほぼ2
    倍の流体容積を送り出すようになっており、また、前記
    圧搾手段は最初比較的速いペースで前記チューブを閉塞
    し、次に該チューブが変形すると、徐々にゆっくりと閉
    塞して、均一な流体を送り出すようになっており、 さらに、前記ベース(24)に装着されていて、前記圧
    搾手段(54,58)に同期して前記可撓性チューブ
    (16)の前記第1の位置(68)より上流側の部分
    と、前記第1の位置(68)および前記第2の位置(7
    0)の間の部分とを交互に閉塞するための閉塞手段(5
    2,56)を有し、前記可撓性チューブ(16)の前記
    第1の位置(68)より上流側の部分が閉塞される際に
    前記第1の位置(68)が圧搾されるようになってお
    り、また 、前記圧搾手段(54,58)および前記閉塞手段
    (52,56)を駆動するための単一の駆動シャフト
    (28)が備えられていて、前記圧搾手段(54,5
    8)の作動と前記閉塞手段(52,56)の作動とが機
    械的に同期されていることを特徴とする、可撓性チュー
    ブを通じて流体をポンプ送りするための装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された可撓性チューブ
    (16)を通じて流体をポンプ送りするための装置にお
    いて、前記圧搾手段(54,58)は、前記ベース(2
    4)に往復運動可能に装着されていて、引込み位置と押
    出し位置の間を 運動して前記可撓性チューブ(16)の
    第1の位置(68)を押圧する第1のポンプフィンガ
    (54)と、前記ベース(24)に往復運動可能に装着
    されていて、引込み位置と押出し位置の間を運動して前
    記可撓性チューブ(16)の第2の位置(70)を押圧
    する第2のポンプフィンガ(58)とを有している、可
    撓性チューブを通じて流体をポンプ送りするための装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載された可撓性チューブ
    (16)を通じて流体をポンプ送りするための装置にお
    いて、前記第1のポンプフィンガ(54)は、前記第2
    のポンプフィンガ(58)の接触する可撓性チューブ
    (16)の面積のほぼ2倍の面積にわたり可撓性チュー
    ブ(16)に接触する、可撓性チューブを通じて流体を
    ポンプ送りするための装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載された可撓性チューブ
    (16)を通じて流体をポンプ送りするための装置にお
    いて、前記それぞれの引込み位置と押出し位置の間で、
    前記第1のポンプフィンガ(54)は第2のポンプフィ
    ンガ(58)の移動する距離のほぼ2倍の距離にわたり
    移動する、可撓性チューブを通じて流体をポンプ送りす
    るための装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載された可撓性チューブ
    (16)を通じて流体をポンプ送りするための装置にお
    いて、前記可撓性チューブ(16)は、前記第1の位置
    (68)と前記第2の位置(70)で開いた状態を保っ
    ている、可撓性チューブを通じて流体をポンプ送りする
    ための装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載された可撓性チューブ
    (16)を通じて流体をポンプ送りするための装置にお
    いて、前記可撓性チューブ(16)は選択された内径の
    管腔を備え、前記引込み位置と押出し位置の間を移動す
    る前記第1のポンプフィンガ(54)と第2のポンプフ
    ィンガ(58)の前記移動距離が、前記選択された内径
    より小さい、可撓性チューブを通じて流体をポンプ送り
    するための装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載された可撓性チューブ
    (16)を通じて流体をポンプ送りするための装置にお
    いて、前記第2の位置(70)は、前記可撓性チューブ
    (16)が第1の位置と第2の位置(68,70)の間
    を閉塞される際に圧搾される、可撓性チューブを通じて
    流体をポンプ送りするための装置。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載された可撓性チューブ
    (16)を通じて流体をポンプ送りするための装置にお
    いて、前記閉塞手段(52,56)は、前記第1の位置
    (68)から上流側の前記チューブ(16)を閉塞する
    ための第1のピンチフィンガ(52)と、前記第1と第
    2の位置(68,70)の間で可撓性チューブ(16)
    を閉塞するための第2のピンチフィンガ(56)とを有
    している、可撓性チューブを通じて流体をポンプ送りす
    るための装置。
  9. 【請求項9】 可撓性チューブ(16)を通じて流体を
    ポンプ送りするための装置であって、 ベース(24)と、 引込み位置と前記可撓性チューブ(16)を部分的に閉
    塞する押出し位置との間を移動することによって前記可
    撓性チューブ(16)を押圧するために、前記ベース
    (24)上に往復動可能に装架された第1のポンプフィ
    ンガ(54)であって、比較的速いペースで前記チュー
    ブを部分的に閉塞し、該チューブが変形すると徐々にゆ
    っくりと閉塞して均一に流体を送り出すようになってい
    る、第1のポンプフィンガ(54)と、 引込み位置と前記可撓性チューブ(16)を部分的に閉
    塞する押出し位置との間を移動することによって前記可
    撓性チューブ(16)を押圧するために、前記ベース
    (24)上に往復動可能に装架された第2のポンプフィ
    ンガ(58)であって、比較的速いペースで前記チュー
    ブを部分的に閉塞し、該チューブが変形すると徐々にゆ
    っくりと閉塞して均一に流体を送り出すようになってい
    る、第2のポンプフィンガ(54)と、 前記第1のポンプフィンガ(54)がその押出し位置に
    向かって移動する際に、前記第1のポンプフィンガ(5
    4)より上流の前記可撓性チューブ(16)を閉塞する
    ために前記ベース(24)上に装架された第1の弁(5
    2)と、 前記第2のポンプフィンガ(58)がその押出し位置に
    向かって移動する際に、前記第1のポンプフィンガ(5
    4)と前記第2のポンプフィンガ(58)との間の前記
    可撓性チューブ(16)を閉塞するために前記ベース
    (24)上に装架された第2の弁(56)と、 を備えた可撓性チューブを通じて流体をポンプ送りする
    ための装置。
JP1995013598U 1989-10-10 1995-12-22 可撓性チューブを通じて流体をポンプ送りするための装置 Expired - Lifetime JP2594604Y2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US41919389A 1989-10-10 1989-10-10
US419193 1989-10-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08965U JPH08965U (ja) 1996-06-11
JP2594604Y2 true JP2594604Y2 (ja) 1999-05-10

Family

ID=23661197

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27209690A Pending JPH03185284A (ja) 1989-10-10 1990-10-09 可撓性チューブを通じて流体をポンプ送りするための装置および方法
JP1995013598U Expired - Lifetime JP2594604Y2 (ja) 1989-10-10 1995-12-22 可撓性チューブを通じて流体をポンプ送りするための装置

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27209690A Pending JPH03185284A (ja) 1989-10-10 1990-10-09 可撓性チューブを通じて流体をポンプ送りするための装置および方法

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP0422855B1 (ja)
JP (2) JPH03185284A (ja)
AU (1) AU634811B2 (ja)
CA (1) CA2026518C (ja)
DE (1) DE69007003T2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5217355A (en) * 1991-08-05 1993-06-08 Imed Corporation Two-cycle peristaltic pump with occlusion detector
JP2789398B2 (ja) * 1991-10-23 1998-08-20 株式会社アルメックス 輸液方法および輸液ポンプ
GR1001179B (el) * 1992-03-10 1993-06-07 Micrel Kentron Efarmogon Mikro Φορητη γραμμικη μερισταλτικη αντλια.
GB2328982B (en) * 1997-09-04 2002-05-08 Baxter Int Improved accuracy peristaltic pump
DE10114330B4 (de) * 2001-03-23 2005-03-10 Ferton Holding Sa Ventilanordnung bei einem midizinischen Gerät
DE10246469A1 (de) 2002-10-04 2004-04-15 Applica Gmbh Pumpvorrichtung
CN115300718B (zh) * 2022-08-31 2023-08-01 宜昌人福药业有限责任公司 输送机构及输注泵

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2005269A1 (de) * 1970-02-05 1971-08-12 Lang, Volker, Drmed , 8000 München Dosierpumpe fur die diskontinuierliche, exakt dosierte Flussigkeitsapphkation vor allem in der Medizin
DE2820281A1 (de) * 1978-05-10 1979-11-15 Fresenius Chem Pharm Ind Schlauchpumpe mit hoher dosiergenauigkeit
US4236880A (en) * 1979-03-09 1980-12-02 Archibald Development Labs, Inc. Nonpulsating IV pump and disposable pump chamber
JPS5974377A (ja) * 1982-10-20 1984-04-26 Asahi Chem Ind Co Ltd ポンプ装置
US4586882A (en) * 1984-12-06 1986-05-06 Baxter Travenol Laboratories, Inc. Tubing occluder pump
JPS61197283U (ja) * 1985-05-29 1986-12-09
US5074756A (en) * 1988-05-17 1991-12-24 Patient Solutions, Inc. Infusion device with disposable elements
US5017059A (en) * 1988-05-17 1991-05-21 Patient Solutions, Inc. Infusion device with disposable elements

Also Published As

Publication number Publication date
EP0422855B1 (en) 1994-03-02
DE69007003T2 (de) 1994-06-23
JPH03185284A (ja) 1991-08-13
AU6224690A (en) 1991-04-18
AU634811B2 (en) 1993-03-04
JPH08965U (ja) 1996-06-11
CA2026518C (en) 1997-06-10
CA2026518A1 (en) 1991-04-11
DE69007003D1 (de) 1994-04-07
EP0422855A1 (en) 1991-04-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5165873A (en) Two-cycle peristaltic pump
US4909710A (en) Linear peristaltic pump
JP5116121B2 (ja) 蠕動ポンプの流量制御方法及び蠕動ポンプ
US5513957A (en) IV fluid delivery system
DE60320128T2 (de) Medizinische kassettenpumpe mit einzelnem kraftsensor zur bestimmung des beriebsstatus
CA1127491A (en) Medical infusion system
JP4112641B2 (ja) 容積ポンプ
US5741121A (en) IV fluid delivery system
US9993392B2 (en) Enteral feeding pump system
JPH05280470A (ja) 容積型ポンプ装置とそれを用いた流量変動防止方法
JPH08504916A (ja) ポンピング圧を最低にしながら出力を最大にするための溶液ポンピング・システム
WO1993003780A1 (en) Injection syringe
JP3076055B2 (ja) 流体注入装置
JP2594604Y2 (ja) 可撓性チューブを通じて流体をポンプ送りするための装置
MX2011009516A (es) Bomba de infusion peristaltica que tiene un mecanismo para reformar el tubo flexible.
WO1996005435A9 (en) Iv fluid delivery system
US20110158823A1 (en) Shuttle pump with controlled geometry
US9217428B2 (en) Tubing pump for delivering fluid in a tube
US5499906A (en) IV fluid delivery system
US3855995A (en) Ventricle assembly for pulsatile-type pump
JP2008308994A (ja) チューブポンプ
US6139531A (en) Tubing restoring bumpers for improved accuracy peristaltic pump
US8449501B2 (en) Enteral feeding pump system
CN218833294U (zh) 蠕动泵
JP2012107547A (ja) チューブポンプ

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term
S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323533

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371