JP2008308994A - チューブポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】脈動による吐出量の変化を軽減するチューブポンプを提供する。
【解決手段】ローラが等速移動送り状態で流体を送り出す際に、吐出圧力に脈動が発生して吐出圧力が局部的低圧となる低圧区間で、ローラの送り速度を高速送りとし、ローラを全体的に不等速で移動させる。また、内部に円弧状の壁面を有する内壁面を形成したケーシングに、弾性部材から成るチューブを上記内壁面に沿わせ、上記チューブを圧迫しながら移動するローラを備えたチューブポンプにおいて、上記ローラの送り速度を不等速度にする。
【選択図】図1

Description

本発明は、チューブポンプに関する。
従来、チューブポンプは、チューブを圧迫用ローラで一方向へ順次圧迫しながら圧搾するかのようにチューブ内の液体を送り出すものであり、チューブ内の液体は、吸込から吐出までチューブ内面以外のものには触れることがないため、飲料や血液の液送装置や、理化学現場での成分分析装置等に広く使用されている。また、チューブポンプは液体等を一定量供給することが望まれる装置においても使用されている(例えば、特許文献1参照)。
また、従来の単数個の圧迫用ローラを使用するチューブポンプは、圧迫部が吐出口近傍で開放される際に、逆流による脈動によって吐出量に変化があった。そこで、チューブが沿わされるケーシングの内壁に小突部を設けたものも知られている(例えば特許文献2参照)。
しかし、特許文献1記載のような圧迫用のローラが単数個で偏心円運動によってチューブを圧迫する方式では、吐出側から吸入側へチューブの圧迫部が移動する際にチューブが開放される区域が存在し、吐出量が変化していた。また、圧迫用の小突部を有するチューブポンプであってもその小突部前後を圧迫部が通過する際に圧迫部が広く(チューブ長手方向断面視では長く)なり流体の排出がない又は少ない区域が存在し、吐出量が変化していた。
特許第3828881公報 特開平10−18973号公報
解決しようとする課題は、従来のチューブポンプでは、チューブの圧迫部が1周すれば、各周毎の吐出量は一定であったが、一周内では流体の排出量がない又は減少する区域があり、吐出量が変化していた点である。
そこで、本発明は、脈動による吐出量の変化を軽減するチューブポンプの提供を目的とする。
そこで、上記目的を達成させるために、本発明に係るチューブポンプは、ローラが等速移動送り状態で流体を送り出す際に、吐出圧力に脈動が発生して吐出圧力が局部的低圧となる低圧区間で、上記ローラの送り速度を高速送りとし、該ローラを全体的に不等速で移動させるものである。
また、内部に円弧状の壁面を有する内壁面を形成したケーシングに、弾性部材から成るチューブを上記内壁面に沿わせ、上記チューブを圧迫しながら移動するローラを備えたチューブポンプにおいて、上記ローラの送り速度を不等速度としたものである。
また、上記ローラが単数個であって、偏心円運動を行うように駆動され、かつ、上記内壁面の内で、上記ローラが上記チューブを圧迫しない所定中心角度の開放域の送り速度を、上記ローラの基準送り速度よりも速くしたものである。
また、内部に円弧状の壁面を有する内壁面を形成したケーシングに、弾性部材から成るチューブを上記内壁面に沿わせ、該チューブを圧迫しながら移動するローラを備えたチューブポンプにおいて、上記チューブの吐出口側の上記内壁面に形成された吐出小突部に上記チューブを押し付けるように通過する際の上記ローラの排出送り速度を、上記ローラの基準送り速度よりも速くしたものである。
また、上記チューブの吸入口側の上記内壁面に形成された吸入小突部に上記チューブを押し付けるように通過する際の上記ローラの吸入送り速度と、上記排出送り速度と、を上記ローラの基準送り速度よりも速くしたものである。
また、上記ローラの送り駆動用モータをステッピングモータとしたものである。
本発明のチューブポンプによれば、脈動が発生する低圧区間で、ローラの送り速度を高速送りとしたので、脈動の発生を減少乃至無くならせる(抑制できる)ことができる。また、ローラの送り速度を不等速度としたので、ローラによる圧迫部の移動速度を変化させ、吐出量の変化を軽減できる。また、ローラがチューブを圧迫しない所定中心角度の開放域の送り速度を、ローラの基準速度よりも速くしたので、ローラがチューブを圧迫しない時間が短くなる。つまり、脈動する虞れを軽減できる。また、吐出小突部にチューブを押し付けるように通過する際のローラの排出送り速度を、ローラの基準送り速度よりも速くしたので、基準送り速度でローラが送られている際よりも吐出量が少なくなる箇所の通過時間を短くできて、脈動が減少乃至無くなる。
以下、実施の形態を示す図面に基づき本発明を詳説する。
図1は本発明のチューブポンプの第1の実施の形態を示す正面断面図である。図2は、その側面図である。
1は、弾性部材(シリコンゴムや合成樹脂等)で成形した管状のチューブ10を平面視丸型フラスコビーカの外輪郭状(Ω字状)に沿わせる内壁面2を有する樹脂製のケーシングである。(つまり、内壁面2は丸型フラスコビーカの外輪郭状に形成されている。)また、5は、角度及び速度がパルス制御によって制御可能なステッピングモータ20の出力軸である。出力軸5は、軸心から偏心するように円形状の偏心カム4を取着している。偏心カム4はケーシング1に内装され、偏心カム4の軸心と同心状に円形状のローラ3が自転可能に外嵌されている。ローラ3の外周部3aはチューブ10を適度に圧迫する材質(ゴム系や樹脂系)で形成されている。そして、チューブ10は、ケーシング1の内壁面2に沿うと共に、ローラ3の外周部3aを取り巻くようにケーシング1に内装されている。また、内壁面2は、チューブ10をケーシング1の外部に導き出すように形成した直線壁面2cと、円弧状の円弧壁面2dを有している。ケーシング1には直線壁面2cの対面状にガイド壁面13を設けている。チューブ10を、直線壁面2cとガイド壁面13の間を通して、流体が入り込む吸入口11と流体を排出する吐出口12を同方向にケーシング1から突出させている。
また、ステッピングモータ20の出力軸5が図1に示す矢印R方向に回転するのを正回転としている。出力軸5が正回転して偏心カム4を偏心回転させることで、ローラ3がチューブ10を圧迫し(押し付け)、その圧迫部を内壁面2の円弧壁面2dに沿って移動させることができ、圧迫部の移動によってチューブ10内の液体を送り出すことが可能なポンプ作用をもつものである。つまり、平面視で、出力軸5の中心から偏心カム4の外周上で最も遠い点Sを結ぶ直線の延長線と、ローラ3の外周が交わる点Pが、ローラ3が偏心カム4によってチューブ10を圧迫する作用点となり、この作用点Pが偏心円の軌跡を描きながら、チューブ10を圧迫し流体を送り出す。また、出力軸5の回転速度や回転方向を制御することで、ローラ3の送り速度(即ち、作用点Pの移動速度)や送り方向を自由に制御可能なものである。
また、出力軸5の所定中心角度θ間では、ローラ3がチューブ10を圧迫せず、チューブ10内が開放状態となる。この所定中心角度θの区間のローラ3の送り速度を開放域の送り速度Vcとし、ローラ3がチューブ10を圧迫して流体を送り出そうとするローラ3の基準送り速度V0 よりも速くなるように、ステッピングモータ20の出力軸5の回転速度を設定している。なお、吐出口12側の直線壁面2cと接する円弧壁面2d近傍(チューブ10が開放状態となる直前近傍)と、吸入口11側の直線壁面2cと接する円弧壁面2dの近傍(チューブ10が圧迫された直後近傍)と、のローラ3の送り速度を開放域の送り速度Vcと同等の設定にしているのが望ましい。また、ローラ3が等速移動送り状態で流体を送り出す際に、吐出圧力が局部的低圧となることで脈動が発生する低圧区間で、ローラ3の送り速度を高速送りとして、全体的に不等速送りとしている。
また、出力軸5を逆回転させる際も、開放域の送り速度Vcを基準送り速度V0 より速くなるように設定すると共に、吸入口11側の直線壁面2cと接する円弧壁面2d近傍(逆回転のためチューブ10が開放状態となる直前近傍)と、吐出口12側の直線壁面2cと接する円弧壁面2dの近傍(逆回転のためチューブ10が圧迫された直後近傍)と、のローラ3の送り速度を開放域の送り速度Vcと同等の設定にしているのが望ましい。
また、モータ20は、出力軸5と同等の回転をする制御用軸21を背面状に設けている両軸モータである。制御用軸21には、板状の位置決め板23が取着されている。また、位置決め板23を読み取るエンコーダ22を備えている(図2参照)。
上述した第1の実施の形態のチューブポンプの使用方法及び作用について説明する。
吸入口11を供給したい流体に浸し、モータ20を起動させることで出力軸5が回転し、偏心カム4が偏心円運動する。偏心カム4はローラ3を内壁面2の円弧壁面2d方向へ押し付ける。ローラ3と円弧壁面2dの間でチューブ10は圧迫される。ローラ3によって圧迫されるチューブ10の圧迫部は、偏心カム4の偏心円運動に伴って偏心円運動するローラ3により円弧壁面2dに沿うように移動する。圧迫部の移動によって、チューブ10は潰された後に復元する。復元により吸入口11側のチューブ10内は負圧となり、流体が吸い上げられる。そして、圧迫部が一周すると、吐出口12側からは、起動直後の圧迫部の最初の一周によって吸い上げられチューブ10内にある液体を、圧迫部の移動により圧搾し排出している。つまり、ポンプ作用により、吸入口11から流体を吸入して吐出口12から供給先へ排出し供給する。
ここで、平面視ローラ3の作用点Pが吐出口12に近づくと、ローラ3とチューブ10の圧迫部が開放される。そして、作用点Pが吸入口11側へ近づき再びローラ3によってチューブ10を圧迫するまでの区間では、チューブ10が開放状態となって脈動する区間や、出力軸5は回転しているものの、吐出口12からの流体の吐出量がなく又は少なく、仕事効率の低い区間が存在する。ローラ3は、この吐出量のない又は少ない区間を基準送り速度V0 よりも速い開放域の送り速度Vcで偏心円運動する。即ち、吐出口12側の直線壁面2cと接する円弧壁面2d近傍から吸入口11側の直線壁面2cと接する円弧壁面2dの近傍までの(チューブ10が圧迫されない所定中心角度θを含む)区間は、出力軸5を早送りしている。言い換えると、仕事効率の低いローラ3の偏心円運動区間及び脈動の影響を受ける区間を早送りしている。また、出力軸5が逆回転の際は、正回転と同様に仕事効率の低いローラ3の偏心円運動区間及び脈動の影響を受ける区間を早送りする。言い換えると、ローラ3が等速移動送り状態で流体を送り出す際に、吐出圧力が局部的低圧となることで脈動が発生する低圧区間で、ローラ3の送り速度が高速送りとなって、ローラ3が全体的に不等速で移動している。
ここで、グラフ図を用いて、流量と時間と送り速度との関係を説明する。図3に従来のチューブポンプの吐出量を縦軸Q、時間を横軸tにしたグラフと、ローラの送り速度を縦軸V、時間を横軸tにしたグラフを示す。また図4に第1の実施の形態のチューブポンプの吐出量を縦軸Q、時間を横軸tにしたグラフと、ローラの送り速度を縦軸V、時間を横軸tにしたグラフを示す。
従来のチューブポンプでは、ローラ3は基準送り速度V0 で一定に偏心円運動している。この際、吐出される液体の吐出量は基準吐出量Q1 であり、上述した中心角度θの開放区域及び近傍では、吐出量が減少またはなくなり、実質的な仕事量が少ない時間帯T1 が存在する。即ち、送りローラ3が偏心円運動して圧迫部が1周する際の吐出量は一定であるといえるが、時間軸で考えると常に一定量の液体を排出しているわけではない。
ここで、第1の実施の形態のチューブポンプでは、吐出量が減少する(又はなくなる)区間の近傍で、基準送り速度V0 よりも速い開放域の送り速度Vcでローラ3を送っているため、仕事量が少ない時間T2 は、上述のT1 にくらべて短い。また、第1の実施の形態でも仕事量の少ない時間T2 が存在するが、実際には、吐出迄のチューブの弾性により脈動が減少乃至無くなる。
なお、第1の実施の形態は設計変更自由であって、ケーシング1の丸形フラスコビーカ状の吸入口11側のくびれ部(吸入側直線壁面2c近傍の円弧壁面2d)に吸入小突部2aと、吐出口12側のくびれ部(吐出側直線壁面2c近傍の円弧壁面2d)に吐出小突部2bと、をチューブ10の開放状態を抑制させるように形成しても良い。そして、ローラ3が吐出小突部2bにチューブ10を押し付けるように接近して通過する際の、ローラ3の排出送り速度Vbと、吸入小突部2aにチューブ10を押し付けるように接近して通過する際のローラ3の吸入送り速度Vaと、を、基準送り速度V0 よりも速くなるようにする。さらに、吐出小突部2bと吸入小突部2aの区間を作用点Pが通過する際のローラ3の突部間送り速度Vdを基準送り速度V0 よりも速くなるようにステッピングモータ20を設定しても良い。つまり、作用点Pが吐出小突部2b近傍から吸入小突部2a近傍へ移動する速度を早送りするように設定しても良い。
次に第2の実施の形態について説明する。図5及び図6に第2の実施の形態の正面断面図を示す。
第2の実施の形態では、第1の実施の形態と同様の出力軸5を有するステッピングモータ20と、弾性部材から成るチューブ10と、を備えている。また、1は、U字状(円弧状)の内壁面2を有するケーシングであり、内壁面2に沿うようにチューブ10を配設し、吸入口11と吐出口12とをケーシング1から同方向に突出させている。また、ケーシング1内に突設させた出力軸5に、チューブ10を圧迫するためのローラ3を2つ保持可能なブロック状の回転保持部材40を取着している。ローラ3の外周部3aは、チューブ10を適度に圧迫する材質(ゴム系や樹脂系)で形成されている。回転保持部材40は、出力軸5の回転によって、回転運動するものである。保持部材40の両端に2つのローラ3を第1ローラ3Aと第2ローラ3Bとして自転自在にローラピン6で各々枢着している。第1・2ローラ3A,3Bは、保持部材40の回転によってチューブ10を順次圧迫し、出力軸5を中心に公転運動するものである。
また、図5及び図6に示した矢印Rの方向に出力軸5が回転するのを正回転としている。正回転の際にローラ3が、チューブ10に接近するように圧迫する吸入口11側の内壁面2の近傍に、吸入小突部2aを形成している。また、ローラ3がチューブ10から離間する近傍の吐出口12側内壁面2に吐出小突部2bを形成している。吸入小突部2aは、ローラ3(第1ローラ3A又は第2ローラ3Bのいずれか一方)が近づくと、吸入小突部2aとローラ3とでチューブ10をより圧迫させ、チューブ10内に圧迫部を広く(大きく)するように形成している。また、吐出小突部2bは、ローラ3(第1ローラ3A又は第2ローラ3Bのいずれか一方)が近づくと、吐出小突部2bとローラ3とでチューブ10をより圧迫させ、チューブ10内に圧迫部を広く(大きく)するように形成している。また、チューブ10の復元力による負圧効果を高め、吸込能率を向上させるように、チューブ10内の圧迫部を広くするように形成している。また、逆回転でも同様の効果を得るために、吐出側に設けた吐出小突部2bを吸入小突部2aと同形状かつ対面状に配置して設けている。
つまり、保持部材40が正回転することで、第1・2ローラ3A,3Bがチューブ10を順次圧迫していき、チューブ10の弾性による圧迫からの復元によって、吸込口11から流体を吸込むと共に、ローラ3による圧迫部の移動によって、チューブ10内の流体を吐出口12から排出するポンプ作用をもつものである。また、保持部材40が逆回転すると、吸入口11側から流体を排出し、吐出口12側から流体を吸い込むポンプ作用をもつものである。
そして、出力軸5が正・逆の回転で、ローラ3が吐出小突部2bにチューブ10を押し付けるように接近して通過する際の、ローラ3の排出送り速度Vbと、吸入小突部2aにチューブ10を押し付けるように接近して通過する際のローラ3の吸入送り速度Vaと、を、吸入・吐出小突部2a,2b近傍以外で、チューブ10を圧迫しながら出力軸5を中心として公転しているローラ3の基準送り速度V0 よりも速くなるように、ステッピングモータ20を設定している。また、ローラ3が等速移動送り状態で流体を送り出す際に、吐出圧力が局部的低圧となることで脈動が発生する低圧区間で、ローラ3の送り速度を高速送りとし、ローラ3を全体的に不等速で移動させるようにしているものである。
次に、上述した第2の実施の形態のチューブポンプの使用方法及び作用について説明する。
モータ20を正回転するように起動させると、ローラ3が出力軸5を中心に公転(図5及び図6では矢印Rの方向に公転)して、チューブ10をケーシング1の内壁面2沿いに圧迫する。圧迫部はローラ3の公転に伴い移動し、チューブ10は圧迫後の復元によって流体を吸入口11から吸い込むと共に、圧迫部の移動によってチューブ10内の流体を吐出口12から送り出すポンプ動作をする。
ここで、一方のローラ3(例えば第1ローラ3A)が、吐出小突部2bにチューブ10を圧迫しながら近づくと、第1ローラ3Aと吐出小突部2bで挟むようチューブ10が圧迫されると共に、他方のローラ3(例えば第2ローラ3B)が吸入小突部2aに接近し、第2ローラ3Bと吸入小突部2aでチューブ10を挟むように圧迫する(図5参照)。そして、第1ローラ3Aが吐出小突部2bを通過すると共に、第2ローラ3Bが小突部2aを通過する(図6参照)。その後、第1ローラ3Aは、チューブ10から離間するが、第2ローラ3Bによってチューブ10には圧迫部があるので、逆流による脈動を防止している。即ち、吸入・吐出小突部2a,2bにより、通常の圧迫部よりも広い圧迫部が形成されることで、第1ローラ3Aと第2ローラ3Bとで、圧迫部を2箇所形成し、チューブ10の両端が一旦閉じた状態となってから吐出口12側のチューブ10を開放することで、脈動を抑制している。
さらに、ローラ3が吐出小突部2bにチューブ10を押し付けるように接近して通過する際の、ローラ3の排出送り速度Vbと、吸入小突部2aにチューブ10を押し付けるように接近して通過する際のローラ3の吸入送り速度Vaとは、吸入・吐出小突部2a,2b近傍以外で、チューブ10を圧迫しながら公転しているローラ3の基準送り速度V0 よりも速く移動する。即ち、チューブ10の両端に広い圧迫部が形成され、ローラ3が移動してもチューブ10が閉じた状態のままで流体が排出されない時間を減少している。また、出力軸5を逆回転をさせても同様の作用となる。
また、第3及び第4の実施の形態を説明する。図7に、第3の実施の形態の正面断面図を示す。また、図8に第4の実施の形態の正面断面図を示す。
第3の実施の形態は、第2の実施の形態の保持部材40を3方放射状に形成して設け、チューブ10を適度に圧迫する材質(ゴム系や樹脂系)で外周部3aを形成しているローラ3を3つ枢着している。また、第4の実施の形態は、第2の実施の形態の保持部材40を十字状に形成して設け、チューブ10を適度に圧迫する材質(ゴム系や樹脂系)で外周部3aを形成しているローラ3を4つ枢着している。
また、第3・第4の実施の形態では、少なくとも一つのローラ3が常にチューブ10を圧迫するようにローラ3を配設している。さらに、吸入口11側の内壁面2に圧迫部を広くしてチューブ10の復元力による負圧効果をより高め、吸込の能率を向上させる吸入小突部2aを設けている。また、逆回転(図7及び図8の矢印Rとは逆方向に出力軸5が回転する方向)でも同様の効果を得るために吐出口12側に吸入小突部2aと同形状の吐出小突部2bを設けている。つまり、逆回転では、吐出口12側に設けた吐出小突部2bが吸入小突部2aと同様の作用をする。
そして、第2の実施の形態と同様に、正回転(図7及び図8の矢印Rの方向に出力軸5が回転する方向)の際に、ローラ3が吐出小突部2bにチューブ10を押し付けるように接近して通過する際の、ローラ3の排出送り速度Vbを、吐出小突部2b近傍以外でチューブ10を圧迫しながら公転しているローラ3の基準送り速度V0 よりも速くなるようにステッピングモータ20を設定している。また、モータ20を逆回転で使用する際は、ローラ3が吸入小突部2aにチューブ10を押し付けるように通過する際のローラ3の吸入送り速度Vaを、吸入小突部2a近傍以外で、チューブ10を圧迫しながら公転しているローラ3の基準送り速度V0 よりも速くなるようにステッピングモータ20を設定している。
第3・第4の実施の形態の作用について説明する。
第3・第4の実施の形態の少なくとも一つのローラ3は、常にチューブ10を圧迫している状態となり、脈動の影響を受けにくい。さらに、第2の実施の形態と同様に正回転では、吐出小突部2bをローラ3が接近して通過する際にローラ3の送り速度が早送りとなり、吐出口12側の圧迫部が広いことによっておこる、吐出量の一時減少(又は一時停止)時間を短くしている。逆回転の際でも、同様に吐出量の一時減少(又は一時停止)時間を短くしている。
次に第5の実施の形態を説明する。図9に、第5の実施の形態の正面断面図を示す。
第1の実施の形態と同様の、ローラ3と、偏心カム4と、ステッピングモータ20と、チューブ10とを備え、モータ20に取着され、出力軸5が円弧状の内壁面2を有するケーシング1に突出して設けている。第5の実施の形態のケーシング1は、第1の実施の形態のチューブ10の吸入口11と吐出口12を立体交差させた形状となるように、内壁面2を形成し、ほぼ円形の円弧壁面2dを有している。そして、チューブ10の立体交差部の吸入口11側チューブ10が接する円弧壁面2dの近傍にチューブ10の開放状態を抑制する吸入小突部2aを形成すると共に、吐出口12側チューブ10が接する円弧壁面2dの近傍にチューブ10の開放状態を抑制する吐出小突部2bを形成している。また、図9で示す矢印Rの方向に出力軸5が回転するのを正回転としている。
さらに、ローラ3が吐出小突部2bと挟むようにチューブ10を圧迫し始める箇所からチューブ10を吸入小突部2aと挟むように圧迫し終わる箇所迄の間(突部間中心角度θ’の区域)の送り速度を、突部間送り速度Vdとし、ローラ3が他の区域でチューブ10を圧迫する基準送り速度V0 よりも速くなるようにステッピングモータ20の出力軸5の回転速度を設定している。ここで、突部間送り速度Vdの区間は、吸入小突部2aにチューブ10を押し付けるように接近して通過する区間(ローラ3の吸入送り速度Vaの区間)と、ローラ3が吐出小突部2bにチューブ10を押し付けるように通過する区間(ローラ3の排出送り速度Vbの区間)と、チューブ10を圧迫していない開放域の区間(送り速度Vcの区間)と、を含む区間である。また、出力軸5が逆回転の際も突部間送り速度Vdを基準送り速度V0 よりも速くなるようにステッピングモータ20を設定している。
また、平面視出力軸5の中心から偏心カム4 の外周上で最も遠い点Sを結ぶ直線の延長線と、ローラ3の外周が交わる点Pが、ローラ3が偏心カム4によってチューブ10を圧迫する点となり、この点を作用点Pとし、突部間中心角度θ’の区域を言い換えると、作用点Pがチューブ10を圧迫しながら1周する区間内で、吐出量が他の区域とくらべて少ない(又は吐出量がない)区間である。つまり、この吐出量が減少している間の時間を短縮するかのように、ローラ3を早送りするようにステッピングモータ20を設定している。また、逆回転の際も吐出量が減少している(又は吐出していない)間の時間を短縮するかのように、ローラ3を早送りするようにステッピングモータ20を設定している。
次に第5の実施の形態の作用について説明する。
上述した第1の実施の形態と同様に、出力軸5が正回転して、ローラ3が偏心円運動してチューブ10を圧迫し、圧迫部の移動によって、吸入口11から流体を吸い込むと共に、吐出口12から流体を排出する。つまり、ポンプ動作をする。ここで、チューブ10の吸入口11と吐出口12を立体交差状に配設しているので、第1の実施の形態に比べ吐出口12側チューブ10から作用点Pが離間してから、吸入口11側チューブ10に接触する迄の区間が短く(中心角度が狭く)なり、脈動をより抑制している。さらに、立体交差状の配設と吸入・吐出小突部2a,2bによってチューブ10がより圧迫される。吐出量が減少する区間では、吐出小突部2b近傍から吸入小突部2a近傍迄の区間を基準送り速度よりも速い突部間送り速度Vdで、ローラ3が早送りされる。また、逆回転の際も吐出量が減少する区間でローラ3が早送りされる。
なお、第1〜5の実施の形態は設計変更自由であって、駆動源はステッピングモータ20に限らず、多段変速可能なモータと変速を制御する速度制御部と、回転方向を制御する方向制御部と、を設けて、ローラ3の送り速度及び送り方向を制御可能に構成しても良い。
以上のように、本発明に係るチューブポンプは、ローラ3が仮に等速移動送り状態で流体を送り出す際に、吐出圧力に脈動が発生して吐出圧力が局部的低圧となる低圧区間で、ローラ3の送り速度を高速送りとし、ローラ3を全体的に不等速で移動させるので、脈動の発生が減少乃至無くなり(抑制でき)、吐出量の変化を軽減できる。
また、内部に円弧状の壁面を有する内壁面2を形成したケーシング1に、弾性部材から成るチューブ10を内壁面2に沿わせ、チューブ10を圧迫しながら移動するローラ3を備えたチューブポンプにおいて、ローラ3の送り速度を不等速度としたので、ローラ3による圧迫部の移動速度(作用点Pの移動速度)を変化させ、吐出量の変化を軽減できる。
また、ローラ3が単数個であって、偏心円運動を行うように駆動され、かつ、内壁面2の内で、ローラ3がチューブ10を圧迫しない所定中心角度θの開放域の送り速度Vcを、ローラ3の基準送り速度V0 よりも速くしたので、ローラ3がチューブ10を圧迫しない時間が短くなる。つまり、吐出していない時間を短くできる。また、チューブ10が開放される時間を短くでき、脈動の発生が減少乃至無くなる(抑制できる)。また、吐出量の変化を少なくできる。
また、内部に円弧状の壁面を有する内壁面2を形成したケーシング1に、弾性部材から成るチューブ10を内壁面2に沿わせ、チューブ10を圧迫しながら移動するローラ3を備えたチューブポンプにおいて、チューブ10の吐出口12側の内壁面2に形成された吐出小突部2bにチューブ10を押し付けるように通過する際のローラ3の排出送り速度Vbを、ローラ3の基準送り速度V0 よりも速くしたので、吐出口12側の内壁面2に形成された吐出小突部2bによって、チューブ10の圧迫部が広くなることで、ローラ3が出力軸5によって送られて(公転されて)いるにもかかわらず流体の排出量が減少される時間(又は、排出されない時間)を短くでき、脈動の発生が減少乃至無くなる(抑制できる)。また、吐出量の変化を少なくできる。
また、チューブ10の吸入口11側の内壁面2に形成された吸入小突部2aにチューブ10を押し付けるように通過する際のローラ3の吸入送り速度Vaと、排出送り速度Vbと、をローラ3の基準送り速度V0 よりも速くしたので、吸入口11側の内壁面2に形成された吸入小突部2aと、吐出口12側の内壁面2に形成された吐出小突部2bと、によってローラ3が出力軸5によって送られて(公転されて)いるにもかかわらず流体の排出量が減少される時間(又は、排出されない時間)を短くでき、脈動の発生が減少乃至無くなる(抑制できる)。また、吐出量の変化を少なくできる。
また、ローラ3の送り駆動用モータをステッピングモータ20とすれば、容易にローラの送り速度を設定変更できる。
第1の実施の形態を示す正面断面図である。 第1の実施の形態を示す側面図である。 従来のチューブポンプの作用を説明するグラフ説明図である。 第1の実施の形態の作用を説明するグラフ説明図である。 第2の実施の形態を示す正面断面図である。 第2の実施の形態を示す正面断面図である。 第3の実施の形態を示す正面断面図である。 第4の実施の形態を示す正面断面図である。 第5の実施の形態を示す正面断面図である。
符号の説明
1 ケーシング
2 内壁面
2a 吸入小突部
2b 吐出小突部
3 ローラ
10 チューブ
11 吸入口
12 吐出口
20 ステッピングモータ
0 基準送り速度
Va 吸入送り速度
Vb 排出送り速度
Vc 開放域の送り速度 θ 所定中心角度

Claims (6)

  1. ローラ(3)が等速移動送り状態で流体を送り出す際に、吐出圧力に脈動が発生して吐出圧力が局部的低圧となる低圧区間で、上記ローラ(3)の送り速度を高速送りとし、該ローラ(3)を全体的に不等速で移動させることを特徴とするチューブポンプ。
  2. 内部に円弧状の壁面を有する内壁面(2)を形成したケーシング(1)に、弾性部材から成るチューブ(10)を上記内壁面(2)に沿わせ、上記チューブ(10)を圧迫しながら移動するローラ(3)を備えたチューブポンプにおいて、
    上記ローラ(3)の送り速度を不等速度としたことを特徴とするチューブポンプ。
  3. 上記ローラ(3)が単数個であって、偏心円運動を行うように駆動され、かつ、上記内壁面(2)の内で、上記ローラ(3)が上記チューブ(10)を圧迫しない所定中心角度(θ)の開放域の送り速度(Vc)を、上記ローラ(3)の基準送り速度(V0 )よりも速くした請求項2記載のチューブポンプ。
  4. 内部に円弧状の壁面を有する内壁面(2)を形成したケーシング(1)に、弾性部材から成るチューブ(10)を上記内壁面(2)に沿わせ、該チューブ(10)を圧迫しながら移動するローラ(3)を備えたチューブポンプにおいて、
    上記チューブ(10)の吐出口(12)側の上記内壁面(2)に形成された吐出小突部(2b)に上記チューブ(10)を押し付けるように通過する際の上記ローラ(3)の排出送り速度(Vb)を、上記ローラ(3)の基準送り速度(V0 )よりも速くしたことを特徴とするチューブポンプ。
  5. 上記チューブ(10)の吸入口(11)側の上記内壁面(2)に形成された吸入小突部(2a)に上記チューブ(10)を押し付けるように通過する際の上記ローラ(3)の吸入送り速度(Va)と、上記排出送り速度(Vb)と、を上記ローラ(3)の基準送り速度(V0 )よりも速くした請求項4記載のチューブポンプ。
  6. 上記ローラ(3)の送り駆動用モータをステッピングモータ(20)とした請求項1〜5記載のチューブポンプ。
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