JPH0896462A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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Publication number
JPH0896462A
JPH0896462A JP6228223A JP22822394A JPH0896462A JP H0896462 A JPH0896462 A JP H0896462A JP 6228223 A JP6228223 A JP 6228223A JP 22822394 A JP22822394 A JP 22822394A JP H0896462 A JPH0896462 A JP H0896462A
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JP
Japan
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disc
disk
slider
disks
arms
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Application number
JP6228223A
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English (en)
Inventor
Masahito Hamada
雅仁 浜田
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Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 径の異なるディスクが装置の挿入口より直接
装置内に挿入されローディングされるディスク装置に関
し、ディスクをローディング位置まで確実に搬送し、位
置決めできるディスク装置を提供することを目的とす
る。 【構成】 ディスク挿入口35付近でディスク2a,2
bの端部と当接し、夫々中心方向に付勢するアーム2
2,23と、ディスク2a,2bと係合し位置決めを行
なう位置決めピン24a,24bを有し、アーム22,
23と係合し、アーム22,23の回動角に応じロック
が解除され、ディスク2a,2bの径の大きさに応じて
スライドし、位置決め位置が可変されるスライダ24と
を有し、ディスク2a,2bをアーム22,23により
調芯しつつローディング位置まで搬送され、アーム2
2,23で位置決めピン24a,24bにより4点でロ
ーディング位置への位置決めを行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディスク装置に係り、特
に、径の異なるディスクが装置の挿入口より直接装置内
に挿入され、ローディングされるディスク装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】CD(コンパクトディスク)、CD−R
OM等の再生装置にはディスクの挿入の方法としてディ
スクを挿入口より直接装置に挿入し、ローディングする
いわゆるディスクインタイプのものと、ディスクをトレ
イにのせて装置に装着するものとがある。
【0003】このうち、ディスクインタイプのものはデ
ィスクトレイを引き出すスペースが不要となるため、車
載用CD、CD−ROM等として用いられている。
【0004】従来のこのタイプのディスク装置はローデ
ィング位置にディスクの位置決め機構が設けられてい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来のディ
スクインタイプのディスク装置では縦形化した場合に挿
入口付近にディスク保持部材が設けられていないため、
8cmと12cmのCDを挿入可能に構成した場合、縦とし
て設置したときに径の小さい8cmCDを挿入すると重力
によりディスクが挿入口下方に位置し、ローディング位
置からずれてしまう等の問題点があった。
【0006】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
ディスクをローディング位置まで確実に搬送し位置決め
できるディスク装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、径の異なるデ
ィスクが装着され、該ディスクを挿入口に挿入すると、
ディスク駆動手段が駆動され、該ディスクを所定のクラ
ンプ位置に装着するディスク装置において、前記ディス
クの端部と当接し、前記ディスクをガイドするガイドピ
ンが夫々に形成され、前記ディスクの通過時に前記ディ
スク端部により該ガイドピンが前記ディスクの互いに反
対の外周方向に回避しつつ、回動する一対のアーム部
と、前記一対のアーム部を夫々前記ディスクの内径方向
に付勢するアーム付勢手段と、前記ディスクの端部と当
接し、前記ディスクの挿入方向への位置決めをする位置
決めピンが形成され、前記一対のアーム部と係合し、前
記一対のアーム部の回動角度に応じて前記位置決めピン
をロック又は前記ディスクの挿入方向にスライド可能と
するスライダ部と、前記スライダ部を前記ディスクの排
出方向に付勢するスライダ付勢手段とを具備してなる。
【0008】
【作用】本発明によれば、ディスク挿入時にディスクは
一対のアーム部に設けられたガイドピンによりガイドさ
れつつ装置内部に挿入される。ローディング位置に達し
たとき、ガイドピンは一対のアーム部によりディスク内
周方向に付勢されているため、ディスクを中央にガイド
しつつ装着することができる。
【0009】また、ディスクがローディング位置に達す
ると、スライダ部に設けられた位置決めピンに当接し、
位置決めされると共に、一対のアームに設けられたガイ
ドピンにより位置決めピン方向にガイドされるため、デ
ィスクをクランプ位置に、正確に位置決めできる。この
とき、位置決めピンは一対のアーム部の回動角度に応じ
てロック又は挿入方向の所定の位置までスライド可能と
するスライダに設けられており、径の小さいディスクが
挿入された場合には一対のアーム部の回動角度が小さい
ため、スライダ部はロック状態とし、小さいディスクを
小径ディスクのローディング位置で位置決めし、径の大
きいディスクが挿入された場合には一対のアーム部の回
動角度が大きいため、スライダ部は位置決めピンがディ
スクにより押圧されつつ大径ディスクのローディング位
置までスライドし、大径ディスクの位置決めを行なうこ
とができる。
【0010】
【実施例】図1に本発明の一実施例の斜視図を示す。本
実施例のディスク装置1は直径12cmの光ディスク2a
及び直径8cmの光ディスク2bの再生が可能なコンパク
トディスク再生装置であり、ディスク2a,2bを装置
内部のローディング位置にガイドするディスクガイド部
3とディスクガイド部3によりローディング位置にガイ
ドされたディスク2a,2bをローディングすると共に
再生するディスク再生部4より構成される。
【0011】ディスク再生部4は金属板を打抜、折曲し
て形成されたシャシ5,シャシ5に保持されディスク2
a,2bをローディング位置に移動させる駆動機構6,
シャシ5に保持されディスク2a,2bを再生する再生
機構7より構成される。
【0012】駆動機構6は矢印A方向に回転してディス
ク2a,2bの装着脱を行なうローラ8,ローラ8の駆
動源となる駆動用モータ9,駆動用モータ9と結合さ
れ、駆動用モータ9の回転を減速してローラ8に伝達す
ると共にディスクガイド部3と係合してローラ8を矢印
B方向に回動させることによりローラ8を上下させ、ロ
ーラ8のディスク2a,2bとの接触を制御する歯車機
構10より構成される。再生機構7はディスク2a,2
bの中心孔と係合し、ディスク2a,2bを回転させる
ターンテーブル11,ターンテーブル11に対向して設
けられ、ターンテーブル11に内蔵されたマグネットに
より吸引され、ディスク2a,2bをターンテーブル1
1と共に挟持し、クランプするクランパ12,ディスク
2a,2bの記録面にレーザ光を照射し、ディスク2
a,2bからの反射光を検知することによりディスク2
a,2bの情報を読み取るピックアップ13,ターンテ
ーブル11を回転させるスピンドルモータ14よりな
る。
【0013】ターンテーブル11,スピンドルモータ1
4,ピックアップ13は樹脂製の収納台15に収納さ
れ、クランパ12は収納台15に矢印C方向に回動自在
に保持されたレバー16に保持されている。レバー16
にはローラ8と係合してローラ8の矢印B方向の回動に
伴ってレバー16を矢印C方向に駆動する駆動レバー1
7が一体に形成されている。
【0014】ローラ8はディスク2a,2bが装着脱さ
れるときには矢印B1 方向に回動され、ディスク2a,
2bの下面に接触し、ローラ8自身を矢印A方向に回転
させることによりディスク2a,2bを矢印D方向に移
動させる。
【0015】クランパ12はレバー16によりローラ8
の矢印B方向の回動に伴って矢印C方向に回動し、ディ
スク2a,2bのクランプ、非クランプが制御される。
【0016】このとき、ローラ8の矢印B方向への回動
はディスクガイド部3のディスク2a,2bのガイドの
状態に応じて歯車機構10のレバー10aが回動される
ことにより制御される。
【0017】図2によりディスクガイド部3を図1の矢
印E方向から見たときの分解斜視図を示す。
【0018】ディスクガイド部3は金属板を打抜き、折
曲することによりディスク再生部4のシャシ5と係合す
る形状に形成されたシャシ21,ディスク2a,2bの
挿入時にディスク2a,2bをガイドするガイドピン2
2a,23aが形成されたアーム部22,23,ディス
ク2a,2bの端部に当接し、ディスク2a,2bをロ
ーディング位置に位置決めする位置決めピン24a,2
4bが形成されたスライダ24,ディスク再生部4の歯
車機構10のレバー10aと係合し、ローラ8及びクラ
ンパ12の動作を制御するスライダ25,ディスクの挿
入を検知する検知ピン26aが設けられ、検知ピン26
aの回動をスライダ25に伝送する伝送レバー26,ス
ライダ25を回転自在に軸支し、アーム部22の開度に
応じてスライダ25を矢印F方向にスライドさせるスラ
イダ27,アーム22,23,スライダ24,25に付
勢力を与えるコイルバネ28,29,30,31,32
に上記機構をカバーし、ディスク22a,22bの装脱
を容易に行なわせるカバー33より構成される。
【0019】図3にシャシ21の斜視図を示す。シャシ
21は金属板を打抜、折曲してなり、クランパ12の逃
げ部となる開口部21a,アーム部22,23の回転軸
となる軸21b,21c,スライダ24の下面に形成さ
れた凸部と係合し、スライダ24,25,26,27を
スライド方向にガイドするガイド穴21d,21e,2
1f,21g,アーム22,23を付勢するバネ28,
29の一端が係合する爪部21h,21i,スライダ2
4を付勢するバネ30,31の一端が係合する爪部21
j,21k,スライダ25を付勢するバネ32の一端が
係合する爪部21q,歯車機構10を逃がす切欠部21
m,アーム23の最大回動時にアーム23の先端部を逃
がす切欠部21n,ネジ穴21pより構成される。
【0020】図4(A)にアーム22の斜視図を示す。
【0021】アーム22は先端部に設けられ、ディスク
2a,2bの端部に当接する爪部22a,シャシ21の
軸21bに軸支され、アーム22を回動自在にシャシ2
1上に保持する軸受部22b,スライダ27と係合する
ピン22cが植設された凸部22d,スライダ24の凸
部と係合し、スライダ24のロック及びスライドの動作
制御を行なうガイド穴22e,アーム22を付勢するバ
ネ28の他端が係合される爪部22fより構成される。
【0022】図4(B)にアーム23の斜視図を示す。
【0023】アーム23は先端部に設けられ、ディスク
2a,2bの端部に当接する爪部23a,シャシ21の
軸21cに軸支され、アーム23を回転自在にシャシ2
1上に保持する軸受部23b,スライダ24の凸部と係
合し、スライダ24のロック及びスライドの動作制御を
行なうガイド穴23c,アーム23を付勢するバネ29
の他端が係合される爪部23dより構成される。
【0024】図5(A)にスライダ25の斜視図を示
す。スライダ25はディスク再生部4の歯車機構9のレ
バー10aと係合する係合部25a,シャシ21のガイ
ド穴21eに係合し、スライダ25のスライド量方向を
規制する凸部25b,レバー26の凸部と係合する係合
部25c,スライダ25を付勢するバネ32の他端が係
合する爪部25dより構成される。図5(B)にレバー
26の斜視図を示す。レバー26はディスク2a,2b
の端部に当接し、ディスク2a,2bの挿入を検知し、
レバー26を回動させる検知ピン26a,レバー26の
回動軸26b,スライダ25の係合部25cに係合する
凸部26cより構成される。
【0025】図5(C)にスライダ27の構成図を示
す。スライダ27はレバー26の回動軸26bを軸受
し、レバー26をスライダ27上で回動自在に保持する
軸受部27a,シャシ21のガイド穴21gと係合し、
スライダ27のスライド量及び方向を規制する凸部27
b,アーム22のピン22cが係合する係合部27cよ
り構成される。
【0026】図6にスライダ24の斜視図を示す。スラ
イダ24はディスク2a,2bの端部に当接し、ディス
ク2a,2bをローディング位置に位置決めする位置決
めピン24a,24b,アーム22,23のガイド穴2
2e,23cに係合する制御ピン24c,24d,シャ
シ21のガイド穴21dに係合し、スライダ24のスラ
イド量方向を制御する凸部24e,スライダ24を付勢
するバネ30,31の他端が係合する爪部24f,24
gより構成される。また、カバー33には図2に示すよ
うにアーム22,23のガイドピン22a,23aを回
動させる切欠部33a,33b,クランパ12を逃がす
と共にスライダ24の位置決めピン24a,24b,及
びレバー26の検知ピン26aをスライド検知動作の妨
害をせずに突出させる開口部33c,カバー33をシャ
シ21に固定するためのネジ34を貫通させ、シャシ2
1のネジ穴21pに螺合させる穴部33dが形成され
る。カバー33は樹脂より構成され、ディスク2a,2
bが挿入されたとき、ディスク2a,2bに損傷を与え
ないよう構成されている。このため、ネジ34もカバー
33の表面より表出しないように穴部33dに埋設され
る。
【0027】また、シャシ21のディスク挿入口35の
付近にはディスク2a,2bの挿入を検出するセンサ3
6が搭載されたセンサ用回路基板37がネジ38により
固定されている。
【0028】図7乃至図11に本発明の一実施例の動作
説明図を示す。まず図7と共にディスク2a,2b挿入
時のローラ8及びクランパ12の動作について説明す
る。
【0029】ディスク2a,2bの挿入時には図7
(A)に示すようにローラ8はカバー33方向に移動さ
れており、このとき、ローラ8とカバー33との間隔は
ディスク2a,2bの厚さd程度又はそれよりわずかに
せまく設定され、クランパ12はアーム16によりカバ
ー33及びシャシ21の開口部33c,21aを介して
ターンテーブル12の上方にターンテーブル12より離
間して設置されている。
【0030】ディスク2a,2bがディスク挿入口より
挿入されるとディスク挿入口35付近に設けられたセン
サ35によりこれを検出し、ローラ8が矢印F方向に回
転する。
【0031】ディスク2a,2bはローラ8により矢印
G方向に後述するようにディスクガイド部3により中央
にガイドされつつ引き込まれ、ローディング位置に位置
決めされる。
【0032】ディスク2a,2bがローディング位置に
位置決めされると、ディスクガイド部3の検知ピン26
aがディスク端部で押圧され、レバー26が回動される
ことにより、スライダ25がスライドし、ディスク再生
部4の歯車機構10のレバー10aを回動させ、ローラ
8を矢印H方向に移動させる。
【0033】このとき、ローラ8に同期してアーム16
が矢印I方向に回動し、クランパ12をターンテーブル
12上に押圧する。
【0034】以上によりディスクローディングが完了す
る。
【0035】次に図8,図9と共にディスクガイド部3
によるφ12cmディスク2aのガイド及び位置決めにつ
いて説明する。
【0036】ディスクが挿入されない状態では図8
(A)に示すようにアーム22,23はバネ28,29
により矢印J1 ,J2 方向に付勢された状態とされてお
り、また、スライダ24の凸部24c,24dがガイド
穴22e,23cに係合しており、ガイド穴22e,2
3cの端部で、所定の間隔aとなるように規制されてい
る。
【0037】また、スライダ25はバネ32の付勢力に
より矢印I方向に付勢され、歯車機構10のレバー10
aを矢印I方向に付勢している。
【0038】図8(B)に示すようにディスク2aが挿
入されると、アーム22,23はピン22a,23aが
ディスク2aの外周に当接し、バネ28,29の付勢力
に抗しつつ矢印K1 ,K2 方向に回動し、ディスク2a
をささえる。このとき、バネ28,29のバランスをデ
ィスク2aがローディング位置の中央に位置するように
設定しておくことにより、ディスク2aのガイドを行な
うことができる。さらにディスク2aがローラ8により
搬送されると図9(A)に示すようにスライダ24の位
置決めピン24a,24bに当接する。ディスク2aが
位置決めピン24a,24bに当接する位置にくると、
アーム22,23はディスク2aの直径12cmに対応し
た最大の開度に達し、このとき、スライダ24の凸部2
4c,24dはガイド穴22e,23cの直線部分S0
に係合する。このため、スライダ24はガイド穴22
e,23cによりガイド穴21dにそって移動可能とさ
れる。更にディスク2aが搬送されると、図9(B)に
示すようにスライダ24の凸部24c,24dがガイド
穴22e,23cの直線部分S0の端部に達し、ディス
ク2aはローディング位置に到達する。
【0039】ガイド穴22e,23cの直線部分の終端
部にはディスク内周方向に折曲された折曲部分S1が形
成されていて、図9(C)に示すように凸部24c,2
4dはガイド穴22e,23cの直線部分より離脱して
アーム22,23はバネ28,29の付勢力により折曲
部分S1の分だけディスク内周方向にわずかに回動して
ピン22a,23aによりディスク2aの外周をガイド
する。このとき、ピン22a,23aはディスク2aの
外周から若干離れた場所に位置しており、ディスク2a
を装置外方よりガイドすることになり、ディスク2aが
位置決めされた位置よりズレないようにしている。この
とき、検知ピン26aが矢印I方向にわずかに押圧さ
れ、レバー26が矢印L方向に回動することにより、ス
ライダ25が矢印M方向に移動する。
【0040】スライダ25が矢印M方向に移動するとデ
ィスク再生部4に設けられた歯車機構10のレバー10
aが矢印M方向に押圧され、歯車機構10がローラ8を
図1において矢印B2 方向に移動させる。ローラ8が矢
印B2 方向に移動するとローラ8はディスク2aから離
間し、ディスク2aがターンテーブル12上に載置され
ると共に、クランパ12がディスク2aをターンテーブ
ル12に押圧する。次に図10と共に8cmディスク2b
の挿入時の動作について説明する。
【0041】図10(A)はディスク2bが挿入される
前の状態で図8(A)と同じ状態となっている。
【0042】図10(A)に示す状態で8cm光ディスク
2bを挿入すると挿入口35は12cmディスク2aを挿
入できるように設定されているため、8cmディスク2b
を挿入した場合、図10(A)に点線で示すように例え
ば矢印N1 方向にずれて挿入される場合がある。
【0043】このとき、図10(B)に示すようにディ
スク2bはスライダ24の位置決めピン24aに当接す
ることによりローディング位置に矯正される。また、ア
ーム22,23は夫々独立にバネ28,29によりディ
スク2bの内周方向に付勢されており、点線で示すよう
に中心から矢印N1 方向にずれた位置で挿入されてもデ
ィスク2bはアーム23に当接している。
【0044】ディスク2bは図10(C)に示すように
ローディング位置に達すると、スライダ24の位置決め
ピン24a,24bに当接すると共に、アーム22,2
3のピン22a,23aがディスク2bの挿入口35の
方向に回り込みアーム22,23のバネ28,29によ
りディスク2bを位置決めピン24a,24b方向にガ
イドするため、確実に位置決めが行なわれる。
【0045】このとき、スライダ24は8cmディスク2
bの場合、アーム22,23の開きが小さいため、スラ
イダ24の凸部24c,24dはアーム22,23のガ
イド穴22e,23cの直線部分S0まで達することは
なく、従って、スライダ24は凸部24c,24dによ
りアーム22,23のガイド穴22e,23cのいずれ
か一方に規制され、矢印I方向へは移動ができず、ロッ
クされた状態となり、位置決めピン24a,24bは8
cmディスク2bのローディング位置でディスク2bの位
置決めを行なえる。
【0046】このとき、ディスク2bが図10(B)に
点線で示すようにズレ、アーム22,23が大きく開い
た場合でも一方のアーム22,23だけが大きく開くこ
とになり、スライダ24の凸部24c,24dのどちら
か一方はアーム22,23の一方のガイド穴22e,2
3cのわん曲部分S2に位置し、矢印I方向への移動は
規制されるため、位置決めピン24a,24bはローデ
ィング位置に固定され、ディスク2bの位置決めを確実
に行なうことができる。
【0047】以上のように本実施例によれば、アーム2
2,23によるガイド作用により、12cmディスク2a
に対応した挿入口35を有するディスクインタイプのデ
ィスク装置1を8cmディスク2bに対応可能とし、8cm
のディスク2bが挿入口35に挿入された場合において
もアーム22,23により中心方向にガイドされ、所定
のローディング位置に挿入可能となる。このため、ディ
スクがずれやすいディスク装置を縦置に用いた場合にお
いても確実なローディングが保証できる。
【0048】また、ディスクがローディング位置に装着
されたときには、位置決めピン24a,24b及びアー
ム22,23により4点での支持が行なわれるため、デ
ィスクをローディング位置に正確に位置決めでき、確実
なローディングが可能となる。
【0049】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、アーム付
勢手段により付勢されたアーム部に植設されたガイドピ
ンによりディスク挿入時にディスクを中央部にガイドす
ることが可能となり、ディスクをローディング位置に確
実に挿入可能となり、また、スライダ付勢手段により付
勢されたスライダ部に植設された位置決めピン及びガイ
ドピンによりディスクをローディング位置に確実に位置
決め可能となり、さらに、ディスクの径によりスライダ
部をロック又はスライドさせることによりディスクの径
に応じた位置に位置決めピンを停止させることができ、
異なる径のディスクを夫々のローディング位置に確実に
位置決めできる。また、上述したこれらの効果によりデ
ィスク装置を縦置きで使用することが可能となる等の特
長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の斜視図である。
【図2】本発明の一実施例の要部の斜視図である。
【図3】本発明の一実施例の要部のシャシの斜視図であ
る。
【図4】本発明の一実施例の要部のアームの斜視図であ
る。
【図5】本発明の一実施例の要部のスライダ、レバーの
斜視図である。
【図6】本発明の一実施例の要部の他のスライダの斜視
図である。
【図7】本発明の一実施例のローディング時のローラ及
びクランパの動作説明図である。
【図8】本発明の一実施例の12cmディスク挿入時の動
作説明図である。
【図9】本発明の一実施例の12cmディスク挿入時の動
作説明図である。
【図10】本発明の一実施例の8cmディスク挿入時の動
作説明図である。
【符号の説明】 1 ディスク装置 2a 12cm光ディスク 2b 8cm光ディスク 3 ディスクガイド部 4 ディスク再生部 21 シャシ 22,23 アーム 22a,23a ピン 24 スライダ 24a,24b 位置決めピン 28,29,30,31,32 コイルバネ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 径の異なるディスクが装着され、該ディ
    スクを挿入口に挿入すると、ディスク駆動手段が駆動さ
    れ、該ディスクを所定のクランプ位置に装着するディス
    ク装置において、 前記ディスクの端部と当接し、前記ディスクをガイドす
    るガイドピンが夫々に形成され、前記ディスクの通過時
    に前記ディスク端部により該ガイドピンが前記ディスク
    の互いに反対の外周方向に回避しつつ、回動する一対の
    アーム部と、 前記一対のアーム部を夫々前記ディスクの内周方向に付
    勢するアーム付勢手段と、 前記ディスクの端部と当接し、前記ディスクの挿入方向
    へ位置決めをする位置決めピンが形成され、前記一対の
    アーム部と係合し、前記一対のアーム部の回動角度に応
    じて前記位置決めピンをロック又は前記ディスクの挿入
    方向の所定の位置まで、スライド可能とするスライダ部
    と、 前記スライダ部を前記ディスクの排出方向に付勢するス
    ライダ付勢手段とを具備することを特徴とするディスク
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100433415B1 (ko) * 2002-06-10 2004-05-31 삼성전자주식회사 디스크 플레이어의 디스크 로딩장치
KR100469396B1 (ko) * 2002-10-16 2005-02-02 엘지전자 주식회사 광디스크 로딩장치

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