JPH0896266A - 光電式分離型煙感知器および受信装置 - Google Patents

光電式分離型煙感知器および受信装置

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JPH0896266A
JPH0896266A JP6230863A JP23086394A JPH0896266A JP H0896266 A JPH0896266 A JP H0896266A JP 6230863 A JP6230863 A JP 6230863A JP 23086394 A JP23086394 A JP 23086394A JP H0896266 A JPH0896266 A JP H0896266A
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light
receiver
signal
pulse
pulse width
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JP6230863A
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English (en)
Inventor
Junichi Narumiya
淳一 成宮
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Hochiki Corp
Original Assignee
Hochiki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光電式分離型煙感知器および受信装置に関
し、一本の信号線で済むようにすることで、構成が簡単
となり、コストを低減することを目的とする。 【構成】 受光器31に、各種情報毎にパルス幅の異な
るパルスを生成するパルス生成手段82と、パルス生成
手段82で生成したパルス幅の異なるパルスを受信装置
120に送出する移報出力手段83,84を設け、受信
装置120に、光電式分離型煙感知器から送られてくる
パルスのパルス幅から各種情報を判定するパルス幅判定
手段108と、パルス幅判定手段108で判定した各種
情報を表示する表示手段110,111を設けるように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、煙検知用の送光器と受
光器が分離した光電式分離型煙感知器および該光電式分
離型煙感知器からの各種情報を受け取る受信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、光電式分離型煙感知器の受光器
は、火災や障害を検出したときに受信機に火災信号や障
害信号を送出すると共に、受信装置、例えば光電式煙感
知器の動作試験を行う試験器にも火災信号、障害信号を
送出して、火災、障害であることを表示していた。
【0003】すなわち、図6に示すように、受光器3が
火災を検出すると受信機6に火災信号線29A、コモン
線29Bを介して火災信号を送出すると共に、火災スイ
ッチ5をオンとして火災信号を試験器1に送出する。こ
の場合、受信機6の電源端子7,8から電源が試験器1
の電源端子9,10に供給されており、電源端子9は火
災スイッチ5の端子11,12のうち一方の端子11に
接続されている。したがって、試験器1は受光器3から
火災信号を受信すると、火災用のLED13を点灯させ
て火災であることを表示する。
【0004】また、受光器3が障害を検出すると受信機
6に障害信号線29Cを介して障害信号を送出すると共
に、障害スイッチ14をオンにして、障害信号を試験器
1に送出する。この場合にも、障害スイッチ14の端子
15,16のうちの一方の端子15には電源端子9を介
して電源が供給されている。したがって、試験器1は受
光器3から障害信号を受信すると、障害用のLED17
を点灯させて障害であることを表示する。
【0005】また、光電式分離型煙感知器の動作試験を
行うには、試験器1内に設けられたテストスイッチ2を
オンにすると、試験信号が光電式分離型煙感知器の受光
器3のテスト端子4に送られる。受光器3はテスト端子
4を介して試験信号を試験器1から受信すると、疑似的
に火災状態とし、火災スイッチ5をオンとして火災信号
を試験器1に送出する。試験器1は受光器3から火災信
号を受信すると、火災用のLED13を点灯させて、受
光器3が正常に作動したことを表示する。
【0006】また、試験器1内に設けられたモニタジャ
ック18を接続すると、モニタジャック18は端子1
9,20を介して受光器3に接続され、現在受光器3が
受けた受光量に感知器カバーの窓表面の汚れなどによる
受光量の変化を補償した値の補償受光量が試験器1に送
られ、モニタされるようになっている。試験器1と受光
器3は電源線21、火災信号線22、障害信号線23、
グランド線24、テスト信号線25およびモニタ信号線
26を介して接続されている。
【0007】また、試験器1と受信機6は電源線27,
28を介して接続されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の光電式分離型煙感知器および受信装置にあっ
ては、火災信号線、障害信号線といった複数の専用の信
号線が必要であるため、構成が複雑となり、コストもか
かるという問題があった。本発明は、このような従来の
問題に鑑みてなされたものであって、受光器から受信装
置に各種情報を送出する場合、各種情報毎に予め異なる
長さのパルス幅を決めておき、送る各種情報にあった長
さのパルスを受信装置に送出し、受信装置では受信した
パルスのパルス幅から各種情報を判定し、表示して、一
本の信号線で済むようにすることで、構成が簡単とな
り、コストを低減することができる光電式分離型煙感知
器および受信装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。本発明は、発光素子53を有する送光器42
と受光素子54を有する受光器31を分離して配置しそ
の間の煙による光の減衰を検出するとともに、受光器3
1から各種情報を受信装置120に送出する光電式分離
型煙感知器において、受光器31に各種情報毎にパルス
幅の異なるパルスを生成するパルス生成手段82と、パ
ルス生成手段82で生成したパルス幅の異なるパルスを
受信装置120に送出する移報出力手段83,84を設
けたことを特徴とする。
【0010】また、発光素子53を有する送光器42と
受光素子54を有する受光器31を分離して配置しその
間の煙による光の減衰を検出する光電式分離型煙感知器
の受光器31からの各種情報を受け取る受信装置120
において、光電式分離型煙感知器から送られてくるパル
スのパルス幅から前記各種情報を判定するパルス幅判定
手段108と、パルス幅判定手段108で判定した前記
各種情報を表示する表示手段110,111を設けたこ
とを特徴とする。
【0011】更に、受信装置120は光電式分離型煙感
知器に試験信号を送出して試験動作を行う試験器である
ことを特徴とする。更に、受光器31に、前記試験器か
らの試験信号を入力し検出するテスト入力検出手段を設
けたことを特徴とする。更に、各種情報は火災信号と障
害信号であることを特徴とする。
【0012】更に、受信装置120には、パルス幅判定
手段108に所定時間押し続けるとパルス幅判定手段1
08を復旧させる復旧手段112を設けたことを特徴と
する。
【0013】
【作用】このような構成を備えた本発明の光電式分離型
煙感知器および受信装置120によれば、受光器31で
各種情報毎にパルス幅の異なるパルスを生成して、移報
出力手段により受信装置120にパルスを送出し、受信
装置120では送られてきたパルスのパルス幅から各種
情報、すなわち火災信号であるか障害信号であるかを判
定し、判定した各種情報を表示するようにしたため、従
来のように、火災信号線、障害信号線といった専用の信
号線を必要とせず、一本の信号線で済むので、構成が簡
単となり、コストを低減することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、本実施例では受信装置を試験器として説明
する。図2〜図6は本発明の一実施例を示す図である。
図2は本発明の一実施例に係る全体構成図である。
【0015】図2において、31は光電式分離型煙感知
器の受光器であり、受光器31は送光器制御線40,4
1を介して光電式分離型煙感知器の送光器42に接続さ
れている。また、受光器31は、火災信号線43、共通
線44および障害信号線45を介して受信機46と接続
されている。
【0016】47は受光器31内に設けられた定電圧電
流制限回路であり、定電圧電流制限回路47は、受信機
46より電源の供給を受けて、一定電圧を生成するとと
もに電流制限を行い、一定電圧を各部に供給する。48
は送光器42の発光動作を制御する発光制御回路であ
り、発光制御回路48は定電圧電流制限回路47よりダ
イオード49を介して一定電圧の供給を受けるととも
に、制御部50の指示により発光制御信号を送光器制御
線41を介して送光器42に送出する。
【0017】51は送光器42内に設けられた発光制御
検出回路であり、発光制御検出回路51は受光器31か
らの発光制御信号を検出して発光駆動回路52を作動す
る。すなわち、発光制御検出回路51は発光制御回路4
8による発光制御信号となる一定間隔の電源断を検出
し、発光駆動回路52を作動する。したがって、LED
よりなる発光素子53は、発光駆動回路52により駆動
され、レンズを介して近赤外光を受光器31の受光素子
54に対してパルス的に発光する。
【0018】55は送光器42内に設けられた光軸確認
灯駆動回路であり、光軸確認灯駆動回路55は発光制御
検出回路51からの発光制御信号と送光器42のカバー
の開閉を検出するカバー開閉検出スイッチ70からの開
検出信号(オフ信号)により作動して、LEDよりなる
光軸確認灯56を駆動し、点滅させる。37は受光器3
1内に設けられたディップスイッチよりなる距離選択ス
イッチであり、距離選択スイッチ37は監視距離に応じ
て設定され規定感度を示す信号を感度入力回路57を介
して制御部50に出力する。制御部50は各種の調整が
終了し、カバーを閉じた後の受光出力である初期値と感
度設定に基づいてしきい値(火災レベル)を演算し、基
準信号としてRAM32に格納する。
【0019】制御部50はこの基準信号と、受光信号を
比較し、受光信号が基準信号より小さいときは、火災と
判断して火災信号を火災信号出力回路71に出力する。
36は受光器1内に設けられたカバー開閉検出スイッチ
であり、カバー開閉検出スイッチ36はカバーの開を検
出すると開検出信号(オフ信号)を、またカバーの閉を
検出すると、閉検出信号(オン信号)をカバー開閉入力
回路58を介して制御部50に出力するとともに、発振
回路59にも出力する。
【0020】発振回路59は、カバー開閉検出スイッチ
36からの開検出信号と前記定電圧電流制限回路47か
らの一定電圧の供給を受けて5Vの電圧を生成する5V
定電圧回路60からの5Vの電圧に基づいて発振動作を
行い、発振出力を光軸確認灯制御回路61に与える。光
軸確認灯制御回路61は発振回路59からの発振出力と
カバー開閉入力回路58からの開検出信号に基づいて前
記光軸確認灯33を点滅させる。
【0021】監視時には、制御部50が、火災を検出
(例えば、減光率70%以上が所定時間継続)すると、
火災信号出力回路71に出力を行うことで火災信号が受
信機46に送られる。この状態で、遮断による障害を検
出(例えば減光率90%以上が所定時間以上継続)して
も、制御部50は、火災を検出していることで、障害信
号は出力しないようにしている。
【0022】障害信号出力遮断回路62は、火災信号出
力回路71からの出力により、制御部50からの障害信
号をカットする。基本的には、制御部50は、火災時、
障害信号を出力しないようになっているため必要ない
が、万が一誤って出力されたときにも、障害信号が受信
機46へ出力されないようにするために設けてある。制
御部50が、遮断による障害を検出(例えば減光率90
%以上が所定時間以上継続)すると、障害信号出力回路
63に出力を行うことで、受信機46に障害信号が送ら
れる。
【0023】遮断による障害を検出したとき、または正
常監視ができない状態であることを検出したときは、障
害信号が制御部50から出力され、この障害信号により
障害表示灯35は障害の発生を点滅して表示し、障害信
号出力回路63は障害信号線45を介して受信機46に
障害信号を送る。一方、火災信号出力回路71は、制御
部50からの火災信号を検出すると、ダイオード64を
介して前記火災表示灯34を点灯させるとともに火災信
号線43を介して受信機46に火災信号を送出する。
【0024】54は受光器1内に設けられたフォトダイ
オードよりなる受光素子であり、受光素子54は送光器
42の発光素子53よりパルス的に発光された近赤外光
を受光する。受光素子54と可変抵抗72が光電変換回
路65を構成している。受光信号は光電変換回路65に
より電気信号に変換され、増幅回路66で増幅される。
受光量調整つまみを回すことにより、可変抵抗72の抵
抗値を変えることで光電変換電圧を可変し光電変換電圧
を増減する。増幅回路66で増幅されたアナログ電気信
号は、ピークホールド回路73で保持された後に受光量
入力回路74を経て制御部50に入る。制御部50はI
Cにより構成され、A/D変換器68を内蔵している。
前記アナログ電気信号は、A/D変換器68によりデジ
タル値に変換される。
【0025】制御部50には、モニタ表示手段としての
LED38を駆動する駆動テーブル69が設けられ、制
御部50は駆動テーブル69の内容を参照して、LED
38をそれぞれ駆動する。75は試験器であり、試験器
75は、試験信号を受光器31に送出し、疑似的に火災
状態として光電式分離型煙感知器の動作試験を行うとと
もに、受光器31から各種情報および各種状態情報を受
けとる。各種情報は、火災信号と障害信号であり、各種
状態情報は、現在受光量、補償割合、感度(減光率)、
初期値である。
【0026】試験器75は、近くの交流電源から電源供
給を受けるが、受信機46から受けるようにしても良
い。また、試験器75は、各種情報を受信する信号線7
6、各種状態情報を受信する信号線77、試験信号を送
信するテスト信号線78およびグランド線79を介して
受光器31に接続されている。各種情報、すなわち、火
災信号と障害信号の受光器31から試験器75への伝送
には、一本の信号線76で済み、専用の信号線を必要と
しない。
【0027】また、各種状態情報の受光器31から試験
器75への伝送にも状態毎の信号線を必要とせず、一本
の信号線77で済むようにしている。試験器75からの
試験信号は、テスト入力検出手段としてのテスト入力検
出回路80,81を介して制御部50に入り、制御部5
0で判別される。制御部50は試験信号を判別すると、
疑似的に火災状態を作り出し、火災信号を受信機46に
送出する。
【0028】また、制御部50には、パルス生成手段と
してのパルス生成部82が設けられ、パルス生成部82
は、各種情報毎にパルス幅が異なるパルスを生成する。
例えば、パルス生成部82は火災信号を示すときは10
msのパルスを生成し、障害信号を示すときは5msの
パルスを生成する。パルス生成部82で生成されたパル
ス幅が異なるパルスは、移報出力手段としての移報出力
回路83,84を介して試験器75に送出される。
【0029】また、制御部50は各種状態情報を順次シ
リアル伝送により状態信号出力回路85,86を介して
試験器75に送出する。移報出力回路83、テスト入力
検出回路81および状態信号出力回路85は、グランド
線44Aおよびコモン線44を介して受信機46に接続
され、受信機46より電源の供給を受ける。移報出力回
路84、テスト入力検出回路80、状態信号出力回路8
6は、試験器75より電源の供給を受ける。
【0030】次に、図3は受光器31の制御部50と試
験器75との接続部の例を示す。図3において、試験器
75からの試験信号は、受光器31の端子TEAに入力
し、ツェナダイオード87、抵抗88を経てホトカプラ
89を通り、制御部50に入力する。ホトカプラ89の
発光ダイオード90はテスト入力検出回路80を構成
し、フォトトランジスタ91はテスト入力検出回路81
を構成している。
【0031】制御部50から送出される各種情報を示す
パルスは、抵抗92、ホトカプラ93を経て、インバー
タ94で反転された後に端子S1Aを介して試験器75
に送出される。ホトカプラ93の発光ダイオード95は
移報出力回路83を構成し、フォトトランジスタ96は
移報出力回路84を構成している。制御部50から送出
される各種状態情報を示すデータは、抵抗97、ホトカ
プラ98を経てインバータ99で反転された後に端子S
2Aを介して試験器75に送出される。ホトカプラ98
の発光ダイオード100は状態信号出力回路85を構成
し、フォトトランジスタ101は状態信号出力回路86
を構成している。
【0032】次に、図4は試験器75の内部構成図であ
る。図4において、I+,Icは交流電源が入力する端
子であり、入力端子I+,Icを介して入力した交流電
源は、ツェナダイオード102、ダイオード103でノ
イズを除去し、整流回路104で整流された後に、12
V定電圧回路105で12Vの定電圧が生成され、各部
に供給されるとともに、5V定電圧回路106で5Vの
定電圧が生成されて、各部に供給される。
【0033】107はノンロック型のテストスイッチで
あり、火災テスト時に接点aに接続すると、12Vの試
験信号が端子TEBより受光器31に送出される。11
9は例えば15Vで導通するツェナダイオードであり、
15V以上の試験信号を受光器31側に送出しないよう
にしている。テストスイッチ107が接点bに接続され
ると、5Vの電源が受光器31側に供給される。
【0034】S1Bは各種情報を示すパルス幅が異なる
パルスが入力する端子であり、端子S1Bを介して入力
するパルスはパルス幅判定手段としてのパルス幅判定回
路108によりそのパルス幅が判定される。入力するパ
ルスの電圧は例えば15Vで導通するツェナダイオード
109により、15Vを越えないようにしている。パル
ス幅判定回路108は、入力するパルスのパルス幅を判
定し、例えばパルス幅が10msのときは各種情報が火
災信号であると判定し、また、パルス幅が5msのとき
は各種情報が障害信号であると判定する。
【0035】パルス幅判定回路108は、パルスが火災
信号であると判定したときは、表示手段としての赤の火
災灯110を点灯させ、パルスが障害信号であると判定
したときは表示手段としての黄の障害灯111を点灯さ
せる。112はパルス幅判定回路108に設けられた復
旧手段としてのリセットスイッチであり、リセットスイ
ッチ112はノンロック型のスイッチにより構成されて
いる。リセットスイッチ112を所定時間、例えば3秒
押し続けると、パルス幅判定回路108は復旧し、火災
灯110および障害灯111は消灯する。
【0036】S2Bは各種状態情報を示すデータが入力
する端子であり、端子S2Bを介して入力するデータは
データ解析部113により順次解析される。114は例
えば15Vで導通するツェナダイオードであり、ツェナ
ダイオード114により入力する電圧が15Vを越えな
いようにしている。データ解析部113で解析されたデ
ータは、一時メモリ部115に記憶されるとともに、表
示部116に表示される。また、メモリ部115に記憶
されたデータは、出力端子117から外部に取り出せる
ようにしている。
【0037】118は電話ジャックであり、電話ジャッ
ク118を接続することにより、試験器75側と受信機
46側が通話することができるようにしている。次に、
図5は試験器75の正面図である。図5において、11
6は前記表示部であり、表示部116には受光量、補償
割合、補償受光量、火災レベル、初期値がそれぞれ表示
され、また、前記火災灯110および前記障害灯111
がそれぞれ点灯するようになっている。なお、107は
前記テストスイッチである。
【0038】次に、動作を説明する。通常の監視時に
は、受光器31は絶えず火災や障害を監視している。受
光器が火災を検出すると、制御部50は火災信号出力回
路71を介して受信機46に火災信号を送出すると共
に、パルス生成部82で火災信号用のパルス幅のパルス
を生成する。
【0039】同様に受光器が障害を検出すると、制御部
50は障害信号出力回路63を介して受信機46に障害
信号を出力すると共に、パルス生成部82で障害信号用
のパルス幅のパルスを生成する。すなわち、パルス生成
部82は各情報毎に予め異なった長さのパルス幅を決め
ておき、例えば火災信号を示すものとしてはパルス幅が
10msの正のパルスを生成し、障害信号を示すものと
してはパルス幅が5msの正のパルスを生成する。つま
り常時L(LOW)の信号を火災信号ならば10ms間
H(HIGH)にする。
【0040】パルス生成部82から生成されたパルス幅
の異なった各種情報は、ホトカプラ93を介してインバ
ータ94で反転され正のパルスにして試験器75に送出
される。試験器75の端子S1Bから入力したパルス
は、パルス幅判定回路108に入力しパルス幅が判定さ
れる。
【0041】すなわち、パルス幅判定回路108はパル
ス幅が10msのときは、火災信号であると判定し、火
災灯110を点灯させる。パルス幅が5msのときは障
害信号であると判定し、障害灯111を点灯させ障害で
あることを表示する。次に受光器の動作試験を行うとき
は、試験器75のテストスイッチ107を接点a側に切
り換える。
【0042】テストスイッチ107が接点aに切り換わ
ると、12Vの試験信号が端子TEBを介して受光器3
1側に出力される。テストスイッチ107は動作試験が
終わるまでa側にしておく。試験信号はテスト入力回路
80,81を介して制御部50に送出される。すなわ
ち、試験信号は受光器31の端子TEAに入力し、ツェ
ナダイオード87、抵抗88を経てホトカプラ89の発
光ダイオード90を発光させ、フォトトランジスタ91
の受光により、制御部50に入力する。
【0043】制御部50は試験信号を受信すると、疑似
的に火災状態を作り出し、火災信号を受信機46に出力
する。またパルス生成部82は火災信号にあったパルス
幅10msのパルスを生成する。パルス生成部82で生
成された火災信号用のパルス幅のパルスは移報出力回路
83,84を介して試験器75に送出される。
【0044】試験器75の端子S1Bに入力したパルス
はパルス幅判定回路108でパルス幅が判定される。す
なわち、パルス幅判定回路108はパルス幅が10ms
であることを判定し火災灯110を点灯させる。よって
動作試験が正常に行われたことが火災灯110から判定
できる。なお、リセットスイッチ112を約3秒間押し
続けると、パルス幅判定回路108は復旧し、火災灯1
10および障害灯111は消灯する。
【0045】このように、受光器31から試験器75に
各種情報を送出する場合、各種情報ごとに予め異なった
長さのパルス幅を決めておき、各種情報にあった長さの
パルスを試験器75に送出し、試験器75では受信した
パルスのパルス幅から各種情報、すなわち、火災信号で
あるか障害信号であるかを判定し、表示するようにした
ため、従来のように、火災信号線、障害信号線といった
専用の信号線を必要とせず、一本の信号線76で済むの
で、構成が簡単となり、コストを低減することができ
る。
【0046】なお、本実施例では受光器31から各種情
報を試験器75に送出するとしたが、火災、障害などを
表示する受信機などの表示装置、警報装置であればどの
機器も本発明を適用できる。
【0047】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、受光器では火災や障害を検出すると、各種情報ごと
にパルス幅が異なるパルスを生成して、受信装置に移報
出力し、受信装置ではパルス幅から各種情報を判定し、
表示するようにしたため、従来のように火災信号線、障
害信号線といった専用の信号線を必要とせず、一本の信
号線で済むので、構成が簡単となり、コストを低減する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図
【図2】本発明の一実施例に係る全体構成図
【図3】受光器の制御部と試験器の接続部の例を示す図
【図4】試験器の内部構成図
【図5】試験器の正面図
【図6】従来例を示す図
【符号の説明】
31:受光器 32:RAM 33,56:光軸確認灯 34:火災表示灯 35:障害表示灯 36,70:カバー開閉検出スイッチ 37:距離選択スイッチ 38:LED 40,41:送光器制御線 42:送光器 43:火災信号線 44:共通線 44A:グランド線 45:障害信号線 46:受信機 47:定電圧電流制限回路 48:発光制御回路 49,64:ダイオード 50:制御部 51:発光制御検出回路 52:発光駆動回路 53:発光素子 54:受光素子 55:光軸確認灯駆動回路 57:感度入力回路 58:カバー開閉入力回路 59:発振回路 60:5V定電圧回路 61:光軸確認灯制御回路 62:障害信号出力遮断回路 63:障害信号出力回路 65:光電変換回路 66:増幅回路 68:A/D変換器 69:駆動テーブル 71:火災信号出力回路 72:可変抵抗 73:ピークホールド回路 74:受光量入力回路 75:試験器 76,77:信号線 78:テスト信号線 79:グランド線 80,81:テスト入力検出回路(テスト入力検出手
段) 82:パルス生成部(パルス生成手段) 83,84:移報出力回路(移報出力手段) 85,86:状態信号出力回路 87:ツェナダイオード 88,92,97:抵抗 89,93,98:ホトカプラ 90,95,100:発光ダイオード 91,96,101:フォトトランジスタ 94,99:インバータ 102,109,114,119:ツェナダイオード 103:ダイオード 104:整流回路 105:12V定電圧回路 106:5V定電圧回路 107:テストスイッチ 108:パルス幅判定回路(パルス幅判定手段) 110:火災灯(表示手段) 111:障害灯(表示手段) 112:リセットスイッチ(復旧手段) 113:データ解析部 115:メモリ部 116:表示部 117:出力端子 118:電話ジャック 120:受信装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発光素子を有する送光器と受光素子を有す
    る受光器を分離して配置しその間の煙による光の減衰を
    検出するとともに、前記受光器から各種情報を受信装置
    に送出する光電式分離型煙感知器において、 前記受光器に、 前記各種情報毎にパルス幅の異なるパルスを生成するパ
    ルス生成手段と、 該パルス生成手段で生成したパルス幅の異なるパルスを
    前記受信装置に送出する移報出力手段を設けたことを特
    徴とする光電式分離型煙感知器。
  2. 【請求項2】発光素子を有する送光器と受光素子を有す
    る受光器を分離して配置しその間の煙による光の減衰を
    検出する光電式分離型煙感知器の前記受光器から各種情
    報を受け取る受信装置において、 前記光電式分離型煙感知器から送られてくるパルスのパ
    ルス幅から前記各種情報を判定するパルス幅判定手段
    と、 該パルス幅判定手段で判定した前記各種情報を表示する
    表示手段を設けたことを特徴とする受信装置。
  3. 【請求項3】請求項1,2記載の光電式分離型煙感知器
    および受信装置において、 前記受信装置は前記光電式分離型煙感知器に試験信号を
    送出して試験動作を行う試験器であることを特徴とする
    光電式分離型煙感知器および受信装置。
  4. 【請求項4】前記受光器に、前記試験器からの試験信号
    を入力し検出するテスト入力検出手段を設けたことを特
    徴とする請求項3記載の光電式分離型煙感知器。
  5. 【請求項5】前記各種情報は火災信号と障害信号である
    ことを特徴とする請求項1,2記載の光電式分離型煙感
    知器。
  6. 【請求項6】前記パルス幅判定手段に、所定時間押し続
    けると前記パルス幅判定手段を復旧させる復旧手段を設
    けたことを特徴とする請求項2記載の受信装置。
JP6230863A 1994-09-27 1994-09-27 光電式分離型煙感知器および受信装置 Pending JPH0896266A (ja)

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AU30548/95A AU702941B2 (en) 1994-09-27 1995-09-11 Projected beam-type smoke detector and receiving unit
US08/529,269 US5751216A (en) 1994-09-27 1995-09-15 Projected beam-type smoke detector and receiving unit
GB9519445A GB2293877B (en) 1994-09-27 1995-09-22 Projected beam-type smoke detector and receiving unit
GB9819638A GB2326474A (en) 1994-09-27 1995-09-22 Projected beam type smoke detector and receiving unit
DE19535679A DE19535679A1 (de) 1994-09-27 1995-09-26 Rauchmelder des Typus mit einem projizierten Strahl und Empfangseinheit

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