JPH0895907A - 調停装置 - Google Patents

調停装置

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JPH0895907A
JPH0895907A JP23124794A JP23124794A JPH0895907A JP H0895907 A JPH0895907 A JP H0895907A JP 23124794 A JP23124794 A JP 23124794A JP 23124794 A JP23124794 A JP 23124794A JP H0895907 A JPH0895907 A JP H0895907A
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JP23124794A
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Tatatomi Suzuki
忠臣 鈴木
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ジョブの並列処理を行った場合にリアルタイ
ム処理の必要性が高いものを優先できる調停装置を提供
すること。 【構成】 本発明はデータに対する処理を行う回転処理
手段23や圧縮処理手段24等の複数の機能手段と、こ
れらから出される複数の処理要求およびデータの転送を
行うバスとを備えたデータ処理システムにおいて、複数
の機能手段から出される複数の処理要求に対してバスを
介したデータの転送における優先順位を付与する調停装
置1であり、機能手段に関するデータの転送状態を示す
信号、例えば入力I/F手段21からの入力側副走査同
期信号や出力I/F手段28からの出力側副走査同期信
号に基づいて優先順位を設定するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の機能手段から出
される複数の処理要求に対してバスを介したデータの転
送における優先順位を付与する調停装置に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル複写機にプリンタ機能やファク
シミリ機能を付加した複合機は、例えば複数の画像デー
タに対する処理を1台で行うことができるものであり、
省スペース化や設備コストの低減、およびデータ管理の
一元化を図る上で重要なOA機器の1台となっている。
このような複合機では、内部に画像データを1ページか
ら数ページ分蓄積できるページメモリを備えている場合
が多く、スキャナ等のデータ入力装置によって取り込ん
だ原稿の画像データをこのページメモリに蓄積し、所定
の処理を施してプリンタであるデータ出力装置やファク
シミリ回線等へ出力している。また、ホストコンピュー
タから複合機に画像データが入力される場合にもこの画
像データをページメモリに蓄積しておき、所定の処理を
施してデータ出力装置やファクシミリ回線等へ出力して
いる。
【0003】図5は、複合機等のOA機器内に設けられ
ているデータ処理システムのブロック図である。データ
処理システムは主として画像データに対する処理を施す
ためのものであり、機能の中心となるデータ処理装置2
にスキャナ等のデータ入力装置3、プリンタ等のデータ
出力装置4およびホストコンピュータ5が接続される構
成となっている。なお、複合機等のOA機器がファクシ
ミリ機能を備えている場合にはデータ処理装置にファク
シミリ装置(図示せず)が接続される。
【0004】データ処理装置2は、データ処理に対する
要求やデータの転送を行うための共通のバス6と、複数
の機能手段とを備えている。機能手段としては、入力I
/F手段21(I/Fはインタフェースの略であり、以
下同様とする。)、選択手段21a、21b、バスI/
F手段22、回転処理手段23、圧縮処理手段24、蓄
積手段25、ホストコンピュータI/F手段26、伸長
処理手段27、出力I/F手段28、および制御手段2
0があり、これらの機能手段から出される処理要求をバ
ス制御手段60によって所定の優先順位に従って調停し
ている。
【0005】複合機の場合、データ処理装置2によって
処理するジョブは主としてコピージョブ、スキャンジョ
ブ、プリントジョブおよび画像処理ジョブの4種類であ
る。コピージョブとは、データ入力装置3から取り込ん
だ画像データをデータ処理装置2内で処理した後、デー
タ出力装置4で出力するものである。スキャンジョブと
は、データ入力装置3から取り込んだ画像データをデー
タ処理装置2内で処理した後、ホストコンピュータ5へ
出力するものである。プリントジョブとは、ホストコン
ピュータ5から送られる画像データをデータ処理装置2
内で処理した後、データ出力装置4で出力するものであ
る。また、画像処理ジョブとは、ホストコンピュータ5
から送られる画像データをデータ処理装置2内で処理し
た後、ホストコンピュータ5へ送り返すものである。
【0006】コピージョブの場合には、主に画像の回転
をともなわない場合と画像の回転をともなう場合との2
種類がある。画像の回転をともなわない場合には、デー
タ入力装置3から入力I/F手段21を介してデータ処
理装置2内に取り込んだ画像データを、選択手段21b
を介して圧縮処理手段24にてデータ圧縮し、一旦蓄積
手段25内に書き込む。
【0007】その後、蓄積手段25から圧縮された画像
データを読み出して伸長処理手段27へ送り、元の画像
データに復元した後、出力I/F手段28を介してデー
タ出力装置4へ出力する。同じ画像データを複数部コピ
ーする場合には、2部目以降の画像データを蓄積手段2
5から残りの部数分だけ読み出して、伸長処理手段27
で元の画像データに復元し、出力I/F手段28を介し
てデータ出力装置4へ出力する。
【0008】画像の回転をともなう場合には、データ処
理装置2内に取り込まれた画像データを選択手段21a
を介して回転処理手段23で回転処理(制御手段20に
て0°、90°、180°、270°その他任意の回転
角度を指定する)を行い、一旦蓄積手段25内に書き込
む。その後、蓄積手段25から画像データを読み出して
圧縮処理手段24にてデータ圧縮し、圧縮後の画像デー
タを再び蓄積手段25に書き込む。この状態で、蓄積手
段25から圧縮された画像データを読み出して伸長処理
手段27へ送り、元の画像データに復元した後、出力I
/F手段28を介してデータ出力装置4へ出力する。
【0009】スキャンジョブの場合にも、画像の回転を
ともなわない場合と画像の回転をともなう場合との2種
類がある。スキャンジョブでは、先に説明したコピージ
ョブの場合において蓄積手段25から読み出した画像デ
ータを伸長処理手段27へ送る代わりに、ホストコンピ
ュータI/F手段26を介してホストコンピュータ5へ
出力している。
【0010】すなわち、画像の回転をともなわない場合
には、データ入力装置3から入力I/F手段21を介し
て取り込んだ画像データを選択手段21bによって圧縮
処理手段24へ送り、また画像の回転をともなう場合に
は取り込んだ画像データを選択手段21aによって回転
処理手段23へ送る。なお、スキャンジョブの場合には
圧縮処理手段24を非圧縮モードで動作させる。そし
て、回転処理手段23または圧縮処理手段24を介して
所定の処理を施した画像データを一旦蓄積手段25に書
き込んだ後、蓄積手段25から画像データを読み出して
その画像データをホストコンピュータI/F手段26を
介してホストコンピュータ5へ出力する。
【0011】また、プリントジョブの場合も同様に画像
の回転をともなわない場合と画像の回転をともなう場合
との2種類がある。プリントジョブでは、ホストコンピ
ュータ5から送り込んだ画像データをホストコンピュー
タI/F手段26を介して一旦蓄積手段25へ書き込
む。画像の回転をともなわない場合には蓄積手段25か
ら読み出した画像データを選択手段21bを介して圧縮
処理手段24でデータ圧縮し、再び蓄積手段25に書き
込む。その後、蓄積手段25から圧縮された画像データ
を読み出して伸長処理手段27で元の画像データに復元
した後、出力I/F手段28を介してデータ出力装置4
へ出力する。
【0012】また、画像の回転をともなう場合には蓄積
手段25から読み出した画像データを選択手段21aを
介して回転処理手段23で回転処理し、一旦蓄積手段2
5に書き込む。その後、圧縮処理手段24によってデー
タ圧縮した後再び蓄積手段25に書き込んだ後、圧縮さ
れた画像データを読み出して伸長処理手段27にて元の
画像データに復元する。そして、その画像データを出力
I/F手段28を介してデータ出力装置4へ出力する。
【0013】画像処理ジョブの場合も同様に画像の回転
をともなわない場合と画像の回転をともなう場合との2
種類がある。画像処理ジョブでは、先に説明したプリン
トジョブと同様に、ホストコンピュータ5からホストコ
ンピュータI/F手段26を介して送り込んだ画像デー
タを回転のあり無しに応じて回転処理手段23または圧
縮処理手段24へ送り、処理後の画像データを蓄積手段
25に書き込む。その後、蓄積手段25から画像データ
を読み出してホストコンピュータI/F手段26を介し
てその画像データをホストコンピュータ5へ送り返して
いる。
【0014】これらのジョブを実行する場合には、各種
機能手段からバス6を介した画像データの転送における
処理要求が出される。画像転送の種類としては、蓄積手
段25〜回転処理手段23、回転処理手段23〜蓄積手
段25、蓄積手段25〜圧縮処理手段24、圧縮処理手
段24〜蓄積手段25、蓄積手段25〜伸長処理手段2
7、蓄積手段25〜ホストコンピュータI/F手段2
6、蓄積手段25〜制御手段20の7種類がある。バス
制御手段60は、これらの画像転送における処理要求に
対して優先順位を付与し、これに従った調停を行ってい
る。
【0015】図6は従来のバス制御手段内における調停
装置を説明するブロック図である。すなわち、バス制御
手段60(図5参照)内には先に説明した複数の処理要
求に対する調停装置1が設けられており、調停装置1は
所定の優先順位に従って蓄積手段制御信号生成手段1a
に調停結果を渡すようになっている。調停装置1には、
回転処理手段23からの回転データ入力要求、回転デー
タ出力要求、圧縮処理手段24からの圧縮データ入力要
求、圧縮データ出力要求、制御手段20からの転送方向
指示信号、制御手段アクセス要求、ホスト転送方向指示
信号、ホストコンピュータI/F手段26からのホスト
データ入出力要求、伸長処理手段27からの伸長データ
入力要求がそれぞれDMA要求として渡される。また、
蓄積手段25がダイナミックメモリから成る場合には、
バス制御手段60(図5参照)内に保持動作要求発生手
段1bが組み込まれており、調停装置1に対して記憶内
容のリフレッシュ要求信号である保持動作要求を渡すよ
うになっている。
【0016】調停装置1はこれらの複数の処理要求に対
して所定の優先順位を付与する。優先順位はデータ処理
システムの種類によって異なるものであるが、例えば、
処理要求の重要度や即時処理(以下、リアルタイム処理
と言う。)の必要性などによって設定されている。調停
装置1は、この優先順位に従って複数の処理要求を調停
し、その調停結果を蓄積手段制御信号生成手段1aへ渡
している。蓄積手段制御信号生成手段1aでは、この調
停結果に基づき蓄積手段25へ制御信号を、回転処理手
段23へ回転データ入力応答、回転データ出力応答を、
圧縮処理手段24へ圧縮データ入力応答、圧縮データ出
力応答を、制御手段20へ制御手段アクセス応答を、ホ
ストコンピュータI/F手段26へホストデータ入出力
応答を、伸長処理手段27へ伸長データ入力応答を送っ
ている。
【0017】図5に示すバス制御手段60によって制御
される全ての画像転送は、1ページの画像転送中にわた
ってバス6を占有するのではなく、予め定められた転送
量(例えば、8ワード単位)を転送し終わると一旦バス
6を開放する。例えば、蓄積手段25から回転処理手段
23への画像転送は、回転データ入力要求(図6参照)
が調停装置1(図6参照)によって受け付けされると起
動し、例えば8ワードの転送を終了すると一旦バス6を
開放する。この際、回転データ入力要求(図6参照)も
一旦ネゲートされる。つまり、一回の画像転送は数百ナ
ノ秒オーダーの時間で終了し、このような微少時間の画
像転送により各画像転送が時分割でバス6を使用する。
【0018】複数の処理要求に対する調停処理として特
開平5−73482号公報に開示されている技術は、例
えば要求A、B、C、D、Eが調停装置に入力される場
合において、最初の優先順位がA、B、C、D、Eであ
った場合に、ある時点で要求Cを受け付けた後、優先順
位をD、E、A、B、Cとしてバスの使用許可獲得率を
平均化しようとするものである。また、特開平5−94
408号公報に開示されている技術は、バス使用要求出
力からバス使用許可獲得までの制限時間を各バス使用要
求毎に登録する手段を備えたものである。これにより、
バスの使用における制限時間を検出すると現在使用中の
デバイスによるバスの使用を中断し、制限時間になった
バス使用要求にバス使用許可を与え、このバス使用が終
了すると元のデバイスによるバス使用を再開している。
【0019】また、特開平5−250313号公報に開
示されている技術は、各バス使用要求が受け付けられず
に待たされている待ち時間を計算する待ち時間タイマを
備えており、待ち時間が多いデバイスに対して優先的に
バス使用許可を与えるというものである。さらに、特開
平5−274254号公報に開示されている技術は、例
えば要求A、B、C、D、Eが調停装置に入力されてい
る場合において、最初の優先順位がA、B、C、D、E
であった場合、ある時点で要求Cを受け付けた後に優先
順位をA、B、D、E、Cとしてバス使用許可獲得率を
平均化しようとするものである。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、いずれ
の調停装置においてもリアルタイム処理が必要な処理要
求までもその優先順位を下げられてしまう場合がある。
特に、図5に示すようなデータ処理システムの場合にお
いては、リアルタイム処理の必要な処理要求の優先順位
が下げられてしまうと蓄積手段25に書き込む画像デー
タや伸長処理手段27からの出力データに欠落が発生す
るという不都合が生じるため、予め設定した優先順位に
固定して調停を行っている。
【0021】例えば、図6に示す保持動作要求は、ダイ
ナミックメモリである蓄積手段25(図5参照)の仕様
に規定された条件で行わないと記憶内容が保証されない
ため最優先に設定される。また、回転データ出力要求や
伸長データ入力要求、圧縮データ出力要求は即時にデー
タ処理を実行しないとデータの欠落を起こす恐れのある
処理要求、すなわちリアルタイム処理の必要性の高い処
理要求である。このため比較的高い優先順位に設定され
る。一方、圧縮データ入力要求や制御手段アクセス要
求、ホストデータ入出力要求、回転データ入力要求は即
時に処理を行わなくてもデータの欠落を起こす恐れのな
い処理要求、すなわちリアルタイム処理の必要性の高く
ない処理要求である。このため比較的低い優先順位に設
定される。
【0022】図7は、このような設定趣旨に沿って優先
順位を固定した場合におけるコピージョブ(画像の回転
なし)の場合のタイミングチャートである。ここでは、
データ入力装置3、データ出力装置4、および回転処理
手段23、圧縮処理手段24、制御手段20、ホストコ
ンピュータI/F手段26、伸長処理手段27における
処理を示している。図中CP1スキャンでは1ページ目
の原稿における画像取り込み処理を示しており、CP1
圧縮では1ページ目の画像データにおける圧縮処理を示
している。また、図中圧縮後CP1伸長は圧縮した1ペ
ージ目の画像データを伸長する処理を示しており、図中
CP1プリントは1ページ目の画像データを出力する処
理を示している。すなわち、図7においてはCP1〜C
P4までの4ページ分の画像データを取り込む場合の処
理タイミングを示している。
【0023】ここで、データ入力装置3のみが動作して
いる時間帯を、データ入力装置3とデータ出力装置4
との両方が動作している時間帯を、データ出力装置4
のみが動作している時間帯を、データ入力装置3、デ
ータ出力装置4の両方が停止している時間帯をとする
と、時間帯ではバス6(図5参照)が圧縮処理手段2
4から蓄積手段25(図5参照)への画像転送にのみ使
用されていることが分かる。また、時間帯ではバス6
(図5参照)が圧縮処理手段24から蓄積手段25(図
5参照)への画像転送および蓄積手段25(図5参照)
から伸長処理手段27への画像転送に使用されているこ
とが分かる。さらに、時間帯ではバス6(図5参照)
が蓄積手段25(図5参照)から伸長処理手段27への
画像転送にのみ使用され、時間帯ではバス6(図5参
照)が使用されていないことが分かる。
【0024】図8はコピージョブとホストコンピュータ
5(図5参照)からの画像回転をともなう画像処理ジョ
ブとの並列処理の場合のタイミングチャートである。こ
の場合には、図7に示すコピージョブの際、いずれの時
間帯においても使用されていなかった回転処理手段23
およびホストコンピュータI/F手段26を使用してホ
ストコンピュータ5(図5参照)からの処理を行ってい
る。図9は、コピージョブとホストコンピュータ5(図
5参照)からの画像処理ジョブとの並列処理の場合にお
ける時間帯毎の処理要求の状態を示す図である。図9に
おいて「A」はジョブの種類に関係なく要求がアクティ
ブとなる場合を示し、「C」はコピージョブにおいて該
当する要求がアクティブとなる場合を示し、「H」はホ
ストコンピュータ5(図5参照)からの画像処理ジョブ
において該当する要求がアクティブとなる場合を示して
いる。
【0025】図9において、処理要求に対する優先順位
が保持動作要求〜回転データ出力要求〜伸長データ入力
要求〜圧縮データ出力要求〜圧縮データ入力要求〜制御
手段アクセス要求〜ホストデータ入出力要求〜回転デー
タ入力要求の順に設定されている場合、時間帯〜で
はホストコンピュータ5(図5参照)による回転データ
出力要求の方がコピージョブによる伸長データ入力要求
および圧縮データ出力要求よりも優先順位が高いことが
分かる。
【0026】これは、蓄積手段25(図5参照)に対し
てリアルタイム処理の必要性が高いコピージョブによる
伸長データ入力要求および圧縮データ出力要求よりも、
リアルタイム処理の必要性があまり高くないホストコン
ピュータ5(図5参照)による回転データ出力要求の優
先順位の方が高くなってることを意味し、このままの優
先順位で処理を行った場合にはコピージョブにおける画
像データの欠落を発生させる原因となる。
【0027】また、図10は画像の回転をともなうコピ
ージョブの場合のタイミングチャートであり、データ入
力装置3、データ出力装置4および回転処理手段23、
圧縮処理手段24、制御手段20、ホストコンピュータ
I/F手段26、伸長処理手段27における処理を示し
ている。ここで、データ入力装置3のみが動作している
時間帯を、データ入力装置3とデータ出力装置4との
両方が停止している時間帯を、データ出力装置4のみ
が動作している時間帯を、データ入力装置3、データ
出力装置4の両方が動作している時間帯をとすると、
時間帯およびにおいて回転処理手段23がCP1〜
CP4の回転処理を行い、時間帯およびにおいて圧
縮処理手段24が回転後のCP1〜CP4の圧縮処理を
行っている。また、時間帯〜において伸長処理手段
27が圧縮後のCP1〜CP4の伸長処理を行ってい
る。
【0028】この画像回転をともなうコピージョブにお
いては、全ての時間帯〜において制御手段20、ホ
ストコンピュータI/F手段26が利用されておらず、
時間帯とにおいて回転処理手段23が、さらに時間
帯とにおいて圧縮処理手段24が利用されていない
ことが分かる。つまり、これらの時間帯において他のジ
ョブを並列処理できることになる。図11は画像回転を
ともなうコピージョブとホストコンピュータ5(図5参
照)による画像処理ジョブとの並列処理の場合における
タイミングチャートを示している。
【0029】これによれば、画像回転をともなうコピー
ジョブと並列して全ての時間帯においてホストコンピュ
ータI/F手段26からの処理を受け付けてホストコン
ピュータ5(図5参照)からの画像の入力(HP1入力
〜HP3入力)と画像の出力(HP1出力〜HP3出
力)とを行い、時間帯からにおいてホストコンピュ
ータ5(図5参照)から受けた画像データの回転(HP
1回転〜HP3回転)を行っている。
【0030】図12は、画像回転をともなうコピージョ
ブとホストコンピュータ5(図5参照)からの画像処理
ジョブとの並列処理の場合における時間帯毎の処理要求
の状態を示す図である。なお、図中「A」、「C」、
「H」の記号の意味については図9において示した場合
と同じとする。処理要求に対する優先順位が保持動作要
求〜回転データ出力要求〜伸長データ入力要求〜圧縮デ
ータ出力要求〜圧縮データ入力要求〜制御手段アクセス
要求〜ホストデータ入出力要求〜回転データ入力要求の
順に設定されている場合、時間帯ではコピージョブに
よる伸長データ入力要求よりもホストコンピュータ5
(図5参照)による回転データ出力要求の方が優先順位
が高いことが分かる。これは、蓄積手段25(図5参
照)に対してリアルタイム処理の必要性が高いコピージ
ョブによる伸長データ入力要求よりも、リアルタイム処
理の必要性があまり高くないホストコンピュータ5(図
5参照)による回転データ出力要求の優先順位の方が高
くなっていることを意味し、このままの優先順位で処理
を行った場合にコピージョブにおける画像データの欠落
を発生させる原因となる。
【0031】また、時間帯ではコピージョブによる圧
縮データ出力要求および圧縮データ入力要求よりもホス
トコンピュータ5(図5参照)による回転データ出力要
求の方が優先順位が高くなっていることが分かる。この
場合、データ回転処理、データ圧縮処理のどちらも蓄積
手段25(図5参照)に対してリアルタイム処理の必要
性が高くないが、実際にはデータ圧縮処理が滞ってしま
うとデータ伸長処理においてデータの欠落を起こす可能
性があるためデータ圧縮処理を優先する必要がある。と
ころが、図12に示す優先順位のまま処理を行うと、圧
縮データ出力要求および圧縮データ入力要求よりも回転
データ出力要求を優先して処理することになり、データ
の欠落発生の原因となってしまう。
【0032】ここでは、コピージョブと画像処理ジョブ
との並列処理の場合を例として説明したが、他のジョブ
の組合せにおける並列処理の場合にも同様な問題が発生
する。これは、先に説明したいずれの従来技術を用いる
場合であってもリアルタイム処理の必要性が高い処理要
求の優先順位が下げられてしまうと同様に発生する問題
である。よって、本発明はジョブの並列処理を行った場
合にリアルタイム処理の必要性が高いものを優先できる
調停装置を提供することを目的とする。
【0033】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために成された調停装置である。すなわち、本
発明は、データに対する処理を行う複数の機能手段と、
この複数の機能手段から出される複数の処理要求および
データの転送を行うバスとを備えたデータ処理システム
において、複数の機能手段から出される複数の処理要求
に対してバスを介したデータの転送における優先順位を
付与する調停装置であり、機能手段に関するデータの転
送状態を示す信号に基づいて複数の処理要求に対する優
先順位を設定するものである。
【0034】
【作用】本発明の調停装置では、機能手段に関するデー
タの転送状態を示す信号を監視し、この信号の有効、無
効に基づいて複数の処理要求の中からリアルタイム処理
の必要性が高いものを選択するようにしている。この選
択によって、複数の処理要求の中からリアルタイム処理
の必要性の高いものの優先順位を高く設定できるように
なる。
【0035】
【実施例】以下に、本発明の調停装置の実施例を図に基
づいて説明する。図1は本発明の調停装置における一実
施例を説明するブロック図である。本実施例における調
停装置1には、保持動作要求発生手段1bからの保持動
作要求、回転処理手段23からの回転データ入力要求、
回転データ出力要求、圧縮処理手段24からの圧縮デー
タ入力要求、圧縮データ出力要求、制御手段20からの
転送方向指示信号、制御手段アクセス要求、回転ジョブ
指示信号、ホスト転送方向指示信号、ホストコンピュー
タI/F手段26からのホストデータ入出力要求、伸長
処理手段27からの伸長データ入力要求がそれぞれDM
A要求として渡される。
【0036】さらに、本実施例における調停装置1に
は、機能手段に関するデータの転送状態を示す信号とし
て、例えば入力I/F手段21からの入力側副走査同期
信号と、出力I/F手段28からの出力側副走査同期信
号とが渡されている。調停装置1は、これら複数の処理
要求に対する所定の優先順位をこの入力側副走査同期信
号および出力側副走査同期信号の状態に基づいて付与
し、その調停結果を蓄積手段制御信号生成手段1aへ渡
す。蓄積手段制御信号生成手段1aはこの調停結果に基
づいて各種機能手段へ応答(図6参照)を送っている。
【0037】図2は画像入出力における副走査同期信号
の一例を示す図である。画像入出力における副走査同期
信号は、1ページ目、2ページ目…においてデータを転
送する間だけ有効レベルとなるものである。例えば、連
続入力時の周期が2秒、有効期間が1.3秒、非有効期
間が0.7秒というように設定されており、この有効期
間1.3秒の間で画像データの入力および出力を行って
いる。
【0038】以下において、コピージョブとホストコン
ピュータ5(図5参照)による画像処理ジョブとの並列
処理の場合を例とした具体的な実施例の説明を行う。こ
の並列処理の場合には、コピージョブが画像の回転をと
もなわない場合と画像の回転をともなう場合との2種類
ある。図1に示す調停装置1では制御手段20から回転
ジョブ指示信号を受けることによりこれらを区別してい
る。例えば、回転ジョブ指示信号がローレベルの場合に
は画像の回転をともなわないことが分かり、ハイレベル
の場合には画像の回転をともなうことが分かる。
【0039】先ず、コピージョブが画像の回転をともな
わない場合について説明する。画像の回転をともなわな
いコピージョブとホストコンピュータ5(図5参照)に
よる画像処理ジョブとの並列処理は、図8に示すタイミ
ングチャートに沿って実行される。本実施例において
は、図8に示すタイミングチャートの各時間帯〜に
おいて各々の処理要求に対する優先順位を各時間帯毎に
個別に設定している点で特徴がある。図3はこの場合に
おける各時間帯毎の優先順位を示す図である。
【0040】画像の回転をともなわないコピージョブと
ホストコンピュータ5(図5参照)による画像処理ジョ
ブとの並列処理を実行する場合、先ず、図1に示す制御
手段20は調停装置1に対して回転ジョブ指示信号をロ
ーレベルで出力する。調停装置1はこれによって画像の
回転をともなわないジョブであることを判定し、図8に
示す時間帯の処理へ移行する。時間帯においてはデ
ータ入力装置3のみが動作しており図1に示す入力I/
F手段21から調停装置1に対して入力側副走査同期信
号が送られている。調停装置1は、この入力側副走査同
期信号を受けることにより処理要求に対する優先順位を
図3における時間帯に示す順序に設定する。
【0041】図8に示す時間帯においてはデータ入力
装置3とデータ出力装置4との両方が動作しているた
め、図1に示す入力I/F手段21から入力側副走査同
期信号と出力I/F手段28から出力側副走査同期信号
との両方が調停装置1に対して送られることになる。調
停装置1は、この入力側副走査同期信号および出力側副
走査同期信号を受けることにより処理要求に対する優先
順位を図3における時間帯に示す順序に設定する。
【0042】図8に示す時間帯においてはデータ出力
装置4のみが動作しており図1に示す出力I/F手段2
8から調停装置1に対して出力側副走査同期信号が送ら
れている。調停装置1は、この出力側副走査同期信号を
受けることにより処理要求に対する優先順位を図3にお
ける時間帯に示す順序に設定する。さらに、図8に示
す時間帯においてはデータ入力装置3、データ出力装
置4の両方が停止している状態であり、図1に示す入力
I/F手段21および出力I/F手段28のいずれから
も信号が渡されないことになる。調停装置1は、入力側
副走査同期信号および出力側副走査同期信号のいずれも
受けない場合には、処理要求に対する優先順位を図3に
おける時間帯に示す順序に設定する。
【0043】つまり、時間帯〜においてはコピージ
ョブにおいて出される処理要求すなわち伸長データ入力
要求および圧縮データ出力要求の方が、ホストコンピュ
ータ5(図5参照)による回転データ出力要求より優先
順位が高く設定されている。これによって、蓄積手段2
5(図5参照)に対してリアルタイム処理の必要性が高
い伸長データ入力要求および圧縮データ出力要求が、リ
アルタイム処理の必要性のあまり高くないホストコンピ
ュータ5(図5参照)からの回転データ出力要求より優
先的に処理されることになる。
【0044】また、時間帯では、ホストコンピュータ
5(図5参照)による回転データ出力要求の優先順位を
コピージョブによる伸長データ入力要求および圧縮デー
タ出力要求よりも高く設定している。この時間帯で
は、図8に示すデータ入力装置3およびデータ出力装置
4の両方が停止しており、リアルタイム処理の必要性の
高い処理要求が出されていない状態である。この場合に
はホストコンピュータ5(図5参照)による画像処理ジ
ョブを優先的に処理しても問題はない。
【0045】すなわち、画像の回転をともなわないコピ
ージョブとホストコンピュータ5(図5参照)による画
像処理ジョブとの並列処理の場合には、図1に示す調停
装置1は入力I/F手段21からの入力側副走査同期信
号または出力I/F手段28からの出力側副走査同期信
号のいずれかを受けた場合にリアルタイム処理の必要性
の高い処理要求があるこを判断し、時間帯〜に示す
ようにその処理要求(伸長データ入力要求および圧縮デ
ータ出力要求)の優先順位を高めるように設定してい
る。
【0046】一方、調停装置1は入力側副走査同期信号
および出力側副走査同期信号のいずれも受けなかった場
合にリアルタイム処理の必要性の高い処理要求がないこ
とを判断し、時間帯に示すようにホストコンピュータ
5(図5参照)からの回転データ出力要求の優先順位を
高めるように設定している。これによって、いずれの場
合であっても画像データの欠落を起こすことなく処理要
求を実行できることになる。
【0047】次に、コピージョブが画像の回転をともな
う場合について説明する。画像の回転をともなうコピー
ジョブとホストコンピュータ5(図5参照)による画像
処理ジョブとの並列処理は、図11に示すタイミングチ
ャートに沿って実行される。本実施例においては、図1
1に示すタイミングチャートの各時間帯〜において
各々の処理要求に対する優先順位を個別に設定してい
る。図4はこの場合における各時間帯毎の優先順位を示
す図である。
【0048】画像の回転をともなうコピージョブとホス
トコンピュータ5(図5参照)による画像処理ジョブと
の並列処理を実行する場合、先ず、図1に示す制御手段
20は調停装置1に対して回転ジョブ指示信号をハイレ
ベルで出力する。調停装置1はこれによって画像の回転
をともなうジョブであることを判定し、図11に示す時
間帯の処理へ移行する。時間帯においてはデータ入
力装置3のみが動作しており図1に示す入力I/F手段
21から調停装置1に対して入力側副走査同期信号が送
られている。調停装置1は、この入力側副走査同期信号
を受けることにより処理要求に対する優先順位を図4に
おける時間帯に示す順序に設定する。
【0049】図11に示す時間帯においてはデータ入
力装置3とデータ出力装置4との両方が停止している状
態であり、図1に示す入力I/F手段21および出力I
/F手段28のいずれからも信号が渡されないことにな
る。調停装置1は、この入力側副走査同期信号および出
力側副走査同期信号のいずれも受けない場合には処理要
求に対する優先順位を図4における時間帯に示す順序
に設定する。
【0050】図11に示す時間帯においてはデータ出
力装置4のみが動作しており図1に示す出力I/F手段
28から調停装置1に対して出力側副走査同期信号が送
られている。調停装置1は、この出力側副走査同期信号
を受けることにより処理要求に対する優先順位を図4に
おける時間帯に示す順序に設定する。さらに、図11
に示す時間帯においてはデータ入力装置3、データ出
力装置4の両方が動作しているため、図1に示す入力I
/F手段21から入力側副走査同期信号と出力I/F手
段28から出力側副走査同期信号との両方が調停装置1
に対して送られることになる。調停装置1は、入力側副
走査同期信号および出力側副走査同期信号を受けること
により、処理要求に対する優先順位を図4における時間
帯に示す順序に設定する。
【0051】つまり、時間帯では画像回転をともなう
コピージョブにおける回転データ出力要求の優先順位を
高めに設定しており、蓄積手段25(図5参照)に対し
てリアルタイム処理の必要性が高いコピージョブにおけ
る処理要求を優先的に処理できるよう設定している。ま
た、時間帯〜ではコピージョブにおいて発生する伸
長データ入力要求、圧縮データ出力要求、圧縮データ入
力要求の優先順位が、ホストコンピュータ5(図5参
照)による画像処理ジョブで発生する回転データ出力要
求、ホストデータ入出力要求、回転データ入力要求より
も高くなるように設定している。さらに、時間帯では
画像回転をともなうコピージョブにおける回転データ出
力要求、伸長データ出力要求の優先順位が高くなるよう
設定している。
【0052】すなわち、画像の回転をともなうコピージ
ョブとホストコンピュータ5(図5参照)による画像処
理ジョブとの並列処理の場合には、図1に示す調停装置
1は入力I/F手段21からの入力側副走査同期信号を
受けた場合に回転データ出力要求をリアルタイム処理の
必要性の高い処理要求であると判断し、時間帯、に
示すようにその処理要求の優先順位を高く設定してい
る。
【0053】一方、調停装置1は入力I/F手段21か
らの入力側副走査同期信号を受けない場合、画像回転を
ともなうコピージョブによる処理要求(伸長データ入力
要求、圧縮データ出力要求、圧縮データ入力要求)をリ
アルタイム処理の必要性の高い処理要求であると判断
し、時間帯〜に示すようにそれらの処理要求の優先
順位を高く設定している。これによって、いずれの場合
であっても画像データの欠落を起こすことなく処理要求
を実行できるようになる。
【0054】本実施例では、調停装置1が優先順位を設
定するための信号として入力I/F手段21からの入力
側副走査同期信号および出力I/F手段28からの出力
側副走査同期信号を用いる場合を示したが、本発明はこ
れ以外の信号に基づいて優先順位を設定することも可能
である。例えば、さらに短い時間単位でバス6(図5参
照)の動作を制御する必要があるデータ処理システムに
おいては、入力側副走査同期信号や出力側副走査同期信
号の代わりに入力側主走査同期信号や出力側主走査同期
信号を用いたり、これらを併用して優先順位の設定を行
ってもよい。
【0055】また、本実施例ではコピージョブなどデー
タ入力装置3(図5参照)やデータ出力装置4(図5参
照)の動作に基づく優先順位設定の例を示したが、これ
以外の場合であっても同様な趣旨で優先順位設定を行う
ことができる。例えば、ホストコンピュータ5(図5参
照)からホストコンピュータI/F手段26を介してリ
アルタイム処理の必要性の高いデータ(例えば、動画デ
ータ)が送られるような場合には、この処理要求に対す
る優先順位を高める設定を行う必要がある。このような
場合には、ホストコンピュータI/F手段26からバス
6(図5参照)へのデータの転送状態を示す信号を調停
装置1へ渡すようにしておき、調停装置1がこの信号に
基づいてホストコンピュータI/F手段26からの処理
要求に対する優先順位を高く設定するように処理すれば
よい。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の調停装置
によれば次のような効果がある。すなわち、本発明にお
ける調停装置では機能手段に関するデータの転送状態を
示す信号に基づき、複数の機能手段から出される複数の
処理要求に対してリアルタイム処理の必要性を考慮した
優先順位設定を行うことができるため、リアルタイム処
理の必要性の高い処理要求を優先的に実行することが可
能となる。これによって、データの欠落を発生させるこ
となく的確に処理を行うことが可能となる。また、優先
順位設定の際の基準となる信号として、各種機能手段に
関するデータの転送状態を示す信号を用いることで特別
な機能を追加することなく既存のデータ処理システムで
上記の効果を得る調停装置を簡易にしかも安価に構成す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を説明するブロック図であ
る。
【図2】 画像入出力における副走査同期信号の一例を
示す図である。
【図3】 コピージョブ(回転なし)と画像処理ジョブ
との並列処理の場合の優先順位を示す図である。
【図4】 コピージョブ(回転あり)と画像処理ジョブ
との並列処理の場合の優先順位を示す図である。
【図5】 データ処理装置のブロック図である。
【図6】 従来例を説明するブロック図である。
【図7】 画像回転をともなわないコピージョブの場合
のタイミングチャートである。
【図8】 画像回転をともなわないコピージョブと画像
処理ジョブとの並列処理の場合のタイミングチャートで
ある。
【図9】 従来のコピージョブ(回転なし)と画像処理
ジョブとの並列処理の場合の処理要求の状態を示す図で
ある。
【図10】 画像回転をともなうコピージョブの場合の
タイミングチャートである。
【図11】 画像回転をともなうコピージョブと画像処
理ジョブとの並列処理の場合のタイミングチャートであ
る。
【図12】 従来のコピージョブ(回転あり)と画像処
理ジョブとの並列処理の場合の処理要求の状態を示す図
である。
【符号の説明】
1 調停装置 2 データ処理装置 3 データ入力装置 4 データ出力装置 5 ホストコンピュータ 6 バス 1a 蓄積手段制御信号生成手段 1b 保持動作要求発生手段 20 制御手段 21 入力I/F手段 23 回転処理手段 24 圧縮処理手段 25 蓄積手段 26 ホストコンピュータI/F手段 27 伸長処理手段 28 出力I/F手段 60 バス制御手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データに対する処理を行う複数の機能手
    段と、該複数の機能手段から出される複数の処理要求お
    よびデータの転送を行うバスとを備えたデータ処理シス
    テムにおいて、該複数の機能手段から出される複数の処
    理要求に対して該バスを介したデータの転送における優
    先順位を付与する調停装置であって、 前記機能手段に関するデータの転送状態を示す信号に基
    づき前記優先順位を設定することを特徴とする調停装
    置。
JP23124794A 1994-09-27 1994-09-27 調停装置 Pending JPH0895907A (ja)

Priority Applications (1)

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JP23124794A JPH0895907A (ja) 1994-09-27 1994-09-27 調停装置

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JPH0895907A true JPH0895907A (ja) 1996-04-12

Family

ID=16920635

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001337912A (ja) * 2000-03-21 2001-12-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 描画プロセッサおよび描画処理システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001337912A (ja) * 2000-03-21 2001-12-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 描画プロセッサおよび描画処理システム
JP4671519B2 (ja) * 2000-03-21 2011-04-20 パナソニック株式会社 描画プロセッサおよび描画処理システム

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