JPH0895258A - 電子写真装置用感光体及びその製造方法 - Google Patents

電子写真装置用感光体及びその製造方法

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JPH0895258A
JPH0895258A JP22823394A JP22823394A JPH0895258A JP H0895258 A JPH0895258 A JP H0895258A JP 22823394 A JP22823394 A JP 22823394A JP 22823394 A JP22823394 A JP 22823394A JP H0895258 A JPH0895258 A JP H0895258A
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JP
Japan
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photoconductor
photosensitive layer
photoreceptor
support
drum
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Application number
JP22823394A
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English (en)
Inventor
Yoshitoshi Nakajima
佐敏 中島
Hisao Watanabe
久雄 渡辺
Koji Hagiwara
浩司 萩原
Hirohito Nagasawa
博仁 長沢
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Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
Yamanashi Electronics Co Ltd
Original Assignee
Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
Yamanashi Electronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クリーニングブレードとの接触による騒音発
生を防止し、当該部分からのトナー漏れを防止し、さら
に回転駆動トルクを軽減する感光体を提供する。 【構成】 導電性支持体上に感光層を形成してなる電子
写真装置用の感光体(9)において、感光体の軸方向の
端部付近(14)が粗面化処理(好ましくは、表面粗さ
Rzが2μm以上で25μm以下)されていることを特
徴とする。また、導電性支持体上に感光層を形成してな
る電子写真装置用感光体の製造方法において、感光体の
軸方向の端部付近を粗面化処理、好ましくは、レーザー
照射エネルギーにより端部の粗面化と、感光層の除去を
同時に行うことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真装置用感光体
に関し、より詳細には、感光体の軸方向端部が粗面化処
理された電子写真装置用感光体に関する。また、本発明
は、電子写真装置用感光体の軸方向端部を粗面化処理す
る方法に関する。
【0002】
【従来技術】電子写真装置用感光体は、例えば図1のよ
うに、アルミニウム製ドラムからなる導電性支持体1の
表面上に、電荷発生層2及び電荷輸送層3を設け、感光
層4を形成することにより、構成されている。これらの
各層の形成方法として、例えば図2の(a)のように導
電性支持体1の全体を塗布液5中に浸漬した後、図2の
(b)のように一定速度で引き上げることにより形成す
る浸漬法がある。
【0003】ところで電子写真装置においては、粉体ト
ナーを貯留槽から感光体の表面に運んで付着させて、静
電潜像を顕像化するとき、マグネットローラと感光体表
面の間隔が変わると、マグネットローラに付着するトナ
ーの厚さに変動を生じて画像濃度のばらつきを生じ、画
像不良を起こす原因となることがある。そこで、感光体
を電子写真装置内に組み込む場合には、マグネットロー
ラと感光体ドラムの左右端部間に現像ギャップローラを
介在させ、マグネットローラと感光体表面の間隔が変化
するのを防止することが行われている。しかし、現像ロ
ーラを感光ドラムの左右両端面の感光層4の上に、直接
接触させた場合には、使用するうちに現像ローラとの接
触部分の感光層4が次第に剥がれる。このため、マグネ
ットローラと感光体表面の間隔の変化を生じて画質の低
下を招くばかりでなく、剥がれた感光層が原因で画像上
に黒点を生じて画質の低下を招く。
【0004】また特に、前記のように導電性支持体を塗
布液中に浸漬した後引き上げる方法では、塗布液5中か
ら引き上げたとき図2の(c)に示すように塗布液が下
に向かって流れて、感光体の下端部に液溜り6(図では
誇張して書いてある)を生じ端部の膜厚がばらつく。そ
こで従来から、前記のような不具合を引き起こさないよ
うにするため、現像ローラが接触する感光ドラムの左右
両端部の感光層4を図2の(d)のように予め所要幅d
だけ除去しておくことが行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする問題点】このような感光体を
電子写真装置に組み込んで使用するときには、次のよう
な不具合が発生する。 (1)ドラム表面(感光層の表面と感光層の除去された
支持体の端部の表面)に接しているクリーニングブレー
ドとの接触により、電子写真装置の通常の動作音とは違
う非常に大きな騒音が発生する。 (2)クリーニングブレードによってドラム表面から回
収されるトナーの横方向への飛散を防ぐ目的で、ドラム
両端面に接している、図6に示すトナーシールド材16
のシールド効果が充分でなく、使用中にシールド部分か
らのトナーの漏れが発生する。なお、図6は、トナーシ
ールド材の設けられている付近の状態を示したものであ
り、18は帯電器、19はクリーニングブレード、20
はドラムのシャフト及び21は廃トナーローラーであ
る。 (3)ドラム表面にはクリーニングブレードが接してお
り、またドラム両端面にはトナーシールド材が接してい
る。これらの接触部分の摩擦のため、大きなドラム回転
駆動トルクが必要であり、その軽減が求められている。
【0006】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、従って、本発明の目的は、感光体とクリー
ニングブレードの接触による騒音の発生を防止し、かつ
感光体とトナーシールド材との接触部分からのトナーの
漏れを防止し、さらに感光体の回転駆動トルクを軽減す
ることのできる感光体を提供することである。
【0007】
【問題点を解決するための手段】本発明者らは、前記目
的を達成するめに鋭意検討した結果、前記三つの不具合
と感光体の支持体の端部の粗さRz(JIS十点平均粗
さ)とが密接な関係があることを見いだし、本発明を達
成した。すなわち、本発明によれば、導電性支持体上に
感光層を形成してなる電子写真装置用の感光体におい
て、前記感光体の軸方向の端部付近が粗面化処理されて
いることを特徴とする。
【0008】本発明の感光体は、粗面化処理された感光
体端部の表面粗さRzが2μm以上で25μm以下であ
ることが望ましい。
【0009】また、本発明は、導電性支持体上に感光層
を形成してなる電子写真装置用感光体の製造方法におい
て、前記感光体の軸方向の端部付近を粗面化処理するこ
とを特徴とする感光体の製造方法を提供する。
【0010】さらに、本発明によれば、レーザー照射エ
ネルギーにより感光体の支持体の端部の粗面化と、感光
体の端部の感光層の除去を同時に行うことが好適であ
る。
【0011】以下、本発明について更に詳細に説明す
る。本発明では、発明が解決しようとする問題点の項の
(1)で述べた問題点を次のようにして解決した。騒音
の原因は、感光体の端部において、感光層を除去された
支持体の表面と当該部分に対応するクリーニングブレー
ドの端部との接触による摩擦係数が大きいため、クリー
ニングブレードの振動による共振音が発生するためであ
る。このように摩擦係数が大きいのは、支持体として表
面粗さRzが0.1μm以上で0.8μm以下の鏡面を
使っているためである。粗さが0.1μmより小さいと
きには、感光ドラムにレーザービーム露光を行ない画像
を形成したとき、干渉縞模様が現れ良好な画像が得られ
ない。また、粗さが0.8μmより大きくなると、黒点
などの画像ノイズが発生する。そこで本発明では、画像
をとる際には使用しない支持体の端部の表面を所定の粗
さ以上の粗面にすることにより、支持体の端部の表面と
それに対応するクリーニングブレードの端部との接触面
積を少なくなし、その結果摩擦係数が小さくなり騒音が
発生しないようにした。しかし、支持体端部の表面の粗
さが大きくなり過ぎると、使用中にクリーニングブレー
ド面に傷が付き、このことから端部の粗面化には上限が
あることも分かった。
【0012】次に、本発明では従来技術の項(2)で述
べた不具合を次のようにして解決した。従来の感光体の
トナーシールド効果が不充分なのは支持体として表面粗
さRz0.1〜0.8μmの鏡面を使っているためであ
る。感光層の除去された支持体の端部が鏡面の場合のト
ナーシールド材の断面は、図4のようになっていると考
えられる。トナーシールド材16との接触で、支持体端
部14には、トナー17が円周方向に線状に成長する。
このため、トナーシールド材の表面には、この線状のト
ナーに対応するへこみが円周方向に発生し、これが徐々
に外側に向かって成長し、トナー漏れが起こると考えら
れる。本発明のように支持体の両端部が粗面化されてい
ると、図5に示すように、トナー17は粗面化された支
持体18の凹の部分15に入り込むことにより均一化さ
れて、線状のトナーの成長はなく、トナーの漏れが発生
しないと考えられる。
【0013】次に、本発明では従来技術の項(3)で述
べた不具合を次のようにして解決した。支持体の端部の
表面を粗面化することにより、支持体の端部の表面とク
リーニングブレードの端部、及びトナーシールド材との
摩擦係数を小さくすることができ、これによって、ドラ
ム回転駆動トルクを軽減することができる。
【0014】以上述べたように、感光体の支持体の端部
の表面を粗面化処理することにより、クリーニングブレ
ードによる騒音の発生がなく、トナーシールド効果が大
きく、ドラム回転駆動トルクを軽減できる感光体が得ら
れる。この感光体の製造方法としては、例えば次のよう
な方法がある。 (1)予め支持体の端部のみを所定の粗さ以上に粗面化
し、この上に感光層を形成し、その後粗面化してある端
部の感光層を除去する方法があるが、この方法では例え
ば前記図2のような浸漬法により感光層を形成したと
き、支持体表面の粗さの違う上下両端面付近では塗布液
が均一に下に向かって流れないため、液溜りが生じ均一
な感光層は得られない。 (2)支持体上に感光層を形成し、その後感光層の塗布
液に使用した溶剤をテープにしみこませ、これで感光層
の端部を擦り除去する。次に支持体の端面をホーニング
により粗面化する。しかし、この方法は二つの工程が必
要であり、コストの上昇につながる。 (3)支持体上に浸漬法により感光層を形成する。次に
感光層の上からホーニングを行い感光層を除去し、さら
に連続してホーニングを行い支持体の端部の表面を粗面
化する。しかし、ホーニングでは端部以外の部分の感光
層4が剥がされやすく、しかも除去した部分としない部
分の境界線がきれいに仕上がらない。以上三つの例で述
べたように、従来の技術では、端面を粗面化した感光体
を問題なく製造することは不可能であった。
【0015】そこで、本発明者らは、鋭意検討した結
果、感光体の端部の感光層の上からレーザー照射を行
い、支持体の端部の粗面化と感光層の除去が同時にでき
ることを見いだした。本発明の支持体の粗面化と感光層
の除去は次のようなプロセスにより同時に起こり得る。
【0016】本発明では、レーザー照射エネルギーの強
度を適量に設定することが必要である。レーザー照射エ
ネルギーが小さいときには感光層の剥離は起こらず、徐
々にエネルギーを大きくすると、ある強度で感光層は微
細な粒子に粉砕された形状で剥離して除去される。この
ような形状で剥離して除去される理由は次のように考え
られる。レーザー照射によって支持体表面に与えられた
エネルギーにより、支持体表面には微細な凹凸が発生
し、支持体の表面粗さが大きくなって粗面化され、その
結果、支持体とその上に付着している感光層との間に隙
間が発生して支持体から剥がれ、微細な粒子に粉砕され
た形状で除去される。
【0017】本発明で用いた感光体の粗面化処理のため
の装置の一実施例を図3に示す。図において、9は感光
ドラムであって、軸受け11、カップリング12、駆動
モータ10等によって回転される。13はドラムセット
台であって、軸受け11及び駆動モータ10を支持して
おり、左右に所定の速度で所定量移動することができる
ものである。7はレーザー発振部本体であり、30Wの
YAGレーザーを用いた。8はレーザー光線である。除
去寸法は、レーザー光線の位置を固定しておき、ドラム
セット台13を所定の速度で所定の距離移動する方法、
または、ドラムセット台13を固定しておき、レーザー
光線8をポリゴンミラー等で所定の距離移動させる方法
により、任意に決定できる。
【0018】本発明では、感光層は微細な粒子に粉砕さ
れた形状で除去されるため、悪臭及び燃焼ガスの発生が
なく、除去された粒子処理は極めて容易であり、簡単な
集塵機によって容易に処理することができる。また、前
記のホーニングなどによる機械的除去手段による従来方
法に比べて、寸法精度が著しく向上する。
【0019】本発明の感光体の構成は、図1のほかに、
電荷輸送層の上に電荷発生層を設けた構成、電荷発生材
料と電荷輸送材料を混合分散させた単層の構成等があ
る。また、本発明の感光層には、下引き層、中間層、表
面保護層等を設けてもよい。
【0020】本発明の粗面化の程度は、レーザーの出
力、スキャンする速度、波長及び焦点の位置等の要因に
依存するが、粗面化された端部の粗さが2μm以上で2
5μm以下の範囲で適宜設定することができる。
【0021】
【実施例1】次の仕様の感光ドラムを用いて、アルミニ
ウム製ドラムの端部の粗面化を行った。チタニウムフタ
ロシアニン顔料10重量部、ポリビニルブチラール樹脂
3重量部、ジオキサン1000重量部をガラスビーズを
用いたサンドミル装置により12時間分散した。次に得
られた塗布液をアルミニウム製ドラム(30mmφ×3
11mmLで表面粗さRz0.3μm)に浸漬法で塗工
し、110℃で加熱乾燥して、膜厚0.5μmの電荷発
生層を形成した。この上に、ポリカーボネート樹脂13
0重量部、ヒドラゾン120重量部をクロロホルム75
0重量部に溶解した塗布液を浸漬法により塗工し、80
℃で加熱乾燥して膜厚20μmの電荷輸送層を形成し、
感光ドラムを製作した。アルミニウム製ドラムの粗面化
処理のための装置として、図3に示したものを用い、レ
ーザー加工条件として電流18.5A、周波数10KH
zで、感光層の上からレーザーを照射し、アルミニウム
製ドラムの両端部の粗面化と感光層の除去を行った。粗
面化した幅は18mmであり、このとき感光ドラムの回
転数は、700RPM、ドラムセット台13は固定、レ
ーザースキャン速度は2mm/秒であった。粗面化した
端部の表面の粗さRzを表面粗さ測定器(株式会社小坂
研究所製SE−30D)で測定した。さらに、粗面化し
たドラムを公知のクリーニングブレードを有する電子写
真装置に組み込み10,000枚の連続印字試験を行な
い、クリーニングブレードと感光体との接触部から発生
する、電子写真装置の通常の動作音とは違う騒音の発生
の有無、トナーシールド材の部分からトナーの漏れの有
無、クリーニングブレードの傷の発生の有無を調べた。
【0022】
【実施例2】実施例1において、加工条件として周波数
を9KHzとしたほかは、実施例1と同様にしてアルミ
ニウム製ドラムの端部の粗面化処理を行い、実施例1と
同じ調査を行った。
【0023】
【実施例3】実施例1において、加工条件として周波数
を8KHzとしたほかは、実施例1と同様にしてアルミ
ニウム製ドラムの端部の粗面化処理を行い、実施例1と
同じ調査を行った。
【0024】
【実施例4】実施例1において、加工条件として周波数
を7KHzとしたほかは、実施例1と同様にしてアルミ
ニウム製ドラムの端部の粗面化処理を行い、実施例1と
同じ調査を行った。
【0025】
【実施例5】実施例1において、加工条件として周波数
を6KHzとしたほかは、実施例1と同様にしてアルミ
ニウム製ドラムの端部の粗面化処理を行い、実施例1と
同じ調査を行った。
【0026】
【実施例6】実施例1において、加工条件として周波数
を5KHzとしたほかは、実施例1と同様にしてアルミ
ニウム製ドラムの端部の粗面化処理を行い、実施例1と
同じ調査を行った。
【0027】
【実施例7】実施例1において、加工条件として周波数
を4KHzとしたほかは、実施例1と同様にしてアルミ
ニウム製ドラムの端部の粗面化処理を行い、実施例1と
同じ調査を行った。
【0028】
【比較例1】実施例1と同一仕様の感光ドラムを製作す
る。その感光層の端部を、感光層の塗布液に使用した溶
剤をしみこませたテープで擦り、両端部を18mmの幅
で除去した。このドラムを実施例1と同一の電子写真装
置に組み込み、同一の調査を行った。
【0029】以上の結果を表1に示す。
【表1】 表1より、粗面化処理後のアルミニウム表面の粗さRz
が、2μm以上で25μm以下になるように、レーザー
照射エネルギーを設定することにより、クリーニングブ
レードによる、電子写真装置の通常の動作音とは違う騒
音の発生がなく、トナーシールド材の部分からの漏れが
なく、クリーニングブレードの傷の発生もない感光体が
得られることが分かる。
【0030】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、クリーニングブレードによる騒音の発生がな
く、トナーシールド材の部分からの漏れのない感光体が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子写真装置用感光体の層断面を説明する図。
【図2】電子写真装置用感光体の層の形成工程を説明す
る図。
【図3】本発明の粗面化処理された感光体を製造する装
置の概略図。
【図4】従来の感光体とトナーシールド材との接触部を
示す、一部誇張した断面図。
【図5】本発明の粗面化処理された感光体とトナーシー
ルド材との接触部を示す、一部誇張した断面図。
【図6】感光体とトナーシールド材との接触の状態を説
明する図。
【符号の説明】
1 導電性支持体 2 電荷発生層 3 電荷輸送層 4 感光層 5 塗布液 6 液溜り 7 レーザー発振部本体 8 レーザー光線 9 感光ドラム 10 駆動モータ 11 軸受け 12 カップリング 13 ドラムセット台 14 支持体端部 15 凹の部分 16 トナーシールド材 17 トナー 18 帯電器 19 クリーニングブレード 20 ドラムのシャフト 21 廃トナーローラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長沢 博仁 山梨県南巨摩郡増穂町天神中条60−1

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性支持体上に感光層を形成してなる
    電子写真装置用の感光体において、前記感光体の軸方向
    の端部付近が粗面化処理されていることを特徴とする感
    光体。
  2. 【請求項2】 前記粗面化処理された感光体端部の表面
    粗さRzが2μm以上で25μm以下であることを特徴
    とする請求項1記載の感光体。
  3. 【請求項3】 導電性支持体上に感光層を形成してなる
    電子写真装置用感光体の製造方法において、前記感光体
    の軸方向の端部付近を粗面化処理することを特徴とする
    感光体の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記粗面化処理が、前記支持体上の感光
    層の除去と同時に行われることを特徴とする請求項3記
    載の感光体の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記粗面化処理が、レーザー照射により
    行われることを特徴とする請求項3または4記載の感光
    体の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記粗面化処理された感光体端部の表面
    粗さRzが2μm以上で25μm以下となるように、前
    記レーザー照射の条件を選択することを特徴とする請求
    項5記載の感光体の製造方法。
JP22823394A 1994-09-22 1994-09-22 電子写真装置用感光体及びその製造方法 Pending JPH0895258A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL1009928C1 (nl) * 1997-08-21 1999-02-23 Bridgestone Corp Magneetrol en een ontwikkelrol die deze magneetrol gebruikt.
US6253044B1 (en) 1999-01-28 2001-06-26 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus having blade cleaning device applied thereto, and process cartridge
JP2010210863A (ja) * 2009-03-10 2010-09-24 Konica Minolta Business Technologies Inc 電子写真感光体

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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NL1009928C1 (nl) * 1997-08-21 1999-02-23 Bridgestone Corp Magneetrol en een ontwikkelrol die deze magneetrol gebruikt.
US6253044B1 (en) 1999-01-28 2001-06-26 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus having blade cleaning device applied thereto, and process cartridge
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