JPH0895002A - Lcdコントラスト調整方式 - Google Patents

Lcdコントラスト調整方式

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Publication number
JPH0895002A
JPH0895002A JP25605894A JP25605894A JPH0895002A JP H0895002 A JPH0895002 A JP H0895002A JP 25605894 A JP25605894 A JP 25605894A JP 25605894 A JP25605894 A JP 25605894A JP H0895002 A JPH0895002 A JP H0895002A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
contrast
operating voltage
time
lcd
Prior art date
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Pending
Application number
JP25605894A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunji Takahashi
瞬二 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Japan Radio Co Ltd filed Critical Japan Radio Co Ltd
Priority to JP25605894A priority Critical patent/JPH0895002A/ja
Publication of JPH0895002A publication Critical patent/JPH0895002A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 LCDは周囲温度にそのコントラストが依存
する。従って冬季には使用開始時と暖房が効いてきた時
点とでは、そのコントラストに大きな差異が生じる。こ
れを安価な方法で改善する。 【構成】 予め定めた値に沿って自動的に、使用開始時
にその動作電圧が高く、時間の経過と共に動作電圧が徐
々に降下し、所定時間経過後は固定電圧となる構成とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LCD(特にドットマ
トリクス型LCD)コントラスト調整方式に関する。
【0002】
【従来の技術】LCD、特にドットマトリクス型LCD
は、そのコントラストが周囲温度に敏感に反応し、温度
が低い時にはコントラストが弱く、また温度が高いとき
にはコントラストが強くなり過ぎるため、周囲温度が変
化する度にコントラストを調整する必要がある。例えば
LCD表示型のナビゲーション装置を温度変化の激しい
船舶や車等の移動体内で冬期に使用する場合、船内や車
内が外気温に近い低温時から使用が開始され、その後で
暖房が効いてきた時には25度C程度にもなるため、使
用開始時に合わせてコントラストを設定しておくと暖房
が効いてきた時にはコントラストが強すぎ、逆に暖房が
効いてきたときに合わせてコントラストを設定しておく
とスタート時にはコントラストが弱すぎてLCDの表示
内容が良く見えなくなる。
【0003】このため従来では、例えばコントラスト調
整用可変抵抗器を備え、その都度所望のコントラストと
なるよう手動操作で抵抗値を調整して動作電圧を制御す
る方式があるが、その都度いちいち操作するのが面倒で
あり、且つ船舶等で装置を屋外に設置する場合には、抵
抗器も防水構造とする必要がある。また、温度センサを
備え、周囲温度を常時測定して逐次温度変化に対応させ
て自動的に動作電圧を調整し、コントラストを一定に保
つ方式もあるが、構造が複雑で高価になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来のL
CDコントラスト調整方式は、可変抵抗器を備えて抵抗
値を手動で調整する方式や温度センサを備えて自動調整
する方式があるが、前者では面倒な操作を強いられる等
の問題があり、後者では高価,複雑になる等の問題点が
あった。
【0005】本発明はかかる問題点を解決するためにな
されたものであり、周囲温度差に変化が大きい使用状況
下においても適切なコントラストで表示できるLCDコ
ントラスト調整方式を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係わるLCDコ
ントラスト調整方式は、所定データを視覚表示するLC
Dと、このLCDの動作電圧を制御する制御部とを有
し、上記制御部は、動作開始時から所定時間のあいだ予
め定めた値に従って上記動作電圧を時間の経過に沿って
自動的に変化させ、上記所定時間経過後に所定電圧に固
定する手段を備えたことを特徴とする。
【0007】また、使用者が動作開始時の動作電圧をレ
ベル設定する手段を備え、上記制御部が上記動作開始時
から所定時間のあいだ動作電圧を変化させる場合、使用
者が設定した電圧値から変化させることを特徴とする。
【0008】
【作用】例えば冬季に車内で使用する場合、使用開始時
点では周囲温度は低く、暖房が効いてくると25度C程
度にもなるが、その温度変化は大まかなパターンにでき
る。従って予めこのパターン対応して時間と共に動作電
圧を降下させるように設定しておけば、このような温度
変化に対しても適切なコントラストを保持できるように
なる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は本発明の実施例を説明するための装置構成の
一例を示すブロック図であり、図において、1は電源ス
イッチ、2は制御部、3はD/A変換部、4はLCD表
示器、5はコントラスト調整用スイッチである。制御部
2には、装置全体を制御するCPUと、LCD表示器4
の動作電圧値がディジタル値で記憶されたRAM等の記
憶装置を内蔵しており、電源スイッチ1がONされるこ
とにより、RAMからディジタル値が出力され、この数
値がD/A変換部3でアナロク電圧値(V)となり、L
CD表示器4へ入力され、LCDの表示動作が行われ
る。図2は、後述する各モードにおける図1のアナログ
電圧(V)の大きさ及びその時間的変化を示す図であ
る。
【0010】次に動作について説明する。コントラスト
の調整が必要ない場合、例えば装置使用開始時と使用が
開始されてから数時間経過後とで周囲温度に差異がない
夏期などの場合には、使用者は電源スイッチ1のみを押
す。電源スイッチ1のみが押された場合には、制御部2
では出力電圧固定モードが選択され、D/A変換部3か
らの出力電圧値(V)は、図2のMO に示す固定電圧と
なり、動作開始時点からこの電圧(VO )でLCD表示
器4を動作させる。
【0011】また、温度変化の激しい例えば冬季の車内
での使用においては、使用者が電源スイッチ1を押し、
さらにコントラスト調整用スイッチ5を押すことによ
り、制御部2では出力電圧調整モードが選択され、出力
電圧値(V)は、図2のM1 に示すような、使用開始時
は比較的高い電圧V1 が出力され、それから時間の経過
と共に徐々に電圧値が下がり、一定時間経過後からは固
定電圧V0 となるような可変電圧が出力される。従って
コントラストが弱い低温時に高い動作電圧で動作させ、
暖房が徐々に効いてきてコントラストが徐々に回復して
くると、それに合わせて動作電圧も低下することにな
り、これによって表示コントラストを一定に保つことが
できる。
【0012】なお、この可変電圧M1 は上述のように例
えば予めRAM等に書き込まれたディジタル値をCPU
で所定クロック毎に読み出すことによって行われる。従
ってRAMの内容を書き替えない限り同じ電圧変化で出
力されることになるが、使用開始時の温度に対応するコ
ントラストが設定できれば、例えば車内の暖房による温
度上昇はどの場合でも然程相違せず、実用上の問題はな
い。従ってレベル調整手段を備え、使用開始時のみに使
用者にコントラストを調整させるように構成しても良
い。すなわち、冬季の低温時でもその温度に差異があり
使用開始時に上述のレベル調整手段で使用者がコントラ
ストを調整した場合、使用開始時の動作電圧がV2とな
った場合、このV2 から、時間の経過と共に電圧値が下
がる図2のM2 に示すような出力電圧調整モードが選択
される構成とすれば、よりきめ細かな制御を行うことが
できる。
【0013】なお図2に示すM1 ,M2 は、説明を容易
にするため時間に比例して電圧値が低下する比例直線と
しているが、実際は使用を開始してから一定時間は周囲
温度がなかなか上昇せず、温度上昇が始まると急旬に暖
房温度まで達するため、このM1 ,M2 もこれに合わせ
た曲線となることは言うまでもない。また上記実施例で
は、動作電圧を調整する手段として、RAM等に予め記
憶させた数値を所定のタイミングで読み出して行うこと
としているが、他のメモリを用いても良く、あるいは減
算回路等の回路を用いて行っても良い。また上記実施例
では、時間の経過と共に温度が上昇する場合について説
明しているが、動作電圧の変化を図2とは逆にすること
で、時間の経過と共に温度が低下する場合にも適用する
ことができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明のLCDコン
トラスト調整方式は、LCDの動作電圧を予め定めた値
に沿って自動的に変化させることにより、使用開始時と
所定時間経過後とに激しい温度差がある場合でも、良好
な表示コントラストを保持できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を説明するための装置構成例を
示すブロック図である。
【図2】本実施例におけるLCD動作電圧を説明するた
めの図である。
【符号の説明】
1 電源スイッチ 2 制御部 3 D/A変換部 4 LCD表示器 5 コントラスト調整用スイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定データを視覚表示するLCD(Liqui
    d Crystal Display)と、このLCDの動作電圧を制御す
    る制御部とを有し、 上記制御部は、動作開始時から所定時間のあいだ予め定
    めた値に従って上記動作電圧を時間の経過に沿って自動
    的に変化させ、上記所定時間経過後に所定電圧に固定す
    る手段を備えたことを特徴とするLCDコントラスト調
    整方式。
  2. 【請求項2】 使用者が動作開始時の動作電圧をレベル
    設定する手段を備え、上記制御部が上記動作開始時から
    所定時間のあいだ動作電圧を変化させる場合、使用者が
    設定した電圧値から変化させることを特徴とする請求項
    第1項記載のLCDコントラスト調整方式。
JP25605894A 1994-09-27 1994-09-27 Lcdコントラスト調整方式 Pending JPH0895002A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25605894A JPH0895002A (ja) 1994-09-27 1994-09-27 Lcdコントラスト調整方式

Applications Claiming Priority (1)

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JP25605894A JPH0895002A (ja) 1994-09-27 1994-09-27 Lcdコントラスト調整方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0895002A true JPH0895002A (ja) 1996-04-12

Family

ID=17287324

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25605894A Pending JPH0895002A (ja) 1994-09-27 1994-09-27 Lcdコントラスト調整方式

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JP (1) JPH0895002A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0841740A1 (fr) * 1996-11-06 1998-05-13 Koninklijke Philips Electronics N.V. Signal de commande d'un générateur de tension d'un circuit de réglage d'un écran LCD

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0841740A1 (fr) * 1996-11-06 1998-05-13 Koninklijke Philips Electronics N.V. Signal de commande d'un générateur de tension d'un circuit de réglage d'un écran LCD

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