JPH0894389A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JPH0894389A
JPH0894389A JP6227035A JP22703594A JPH0894389A JP H0894389 A JPH0894389 A JP H0894389A JP 6227035 A JP6227035 A JP 6227035A JP 22703594 A JP22703594 A JP 22703594A JP H0894389 A JPH0894389 A JP H0894389A
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JP
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data
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bicycle
traveling
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JP6227035A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Fushimi
均 伏見
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、自転車等に取付けられて、当該車
両の走行状態を表示する表示装置において、例えば車両
の振動に伴ない表示画面の振れが生じた場合でも、その
表示画面における表示内容を、見易く表示することを目
的とする。 【構成】送信機6 から受信機7 の受信回路27に受信され
る前輪回転検出信号a及びRAM30に予め記憶された前
輪サイズ及び計時回路28により得られる計時データに基
づき、CPU25により自転車の走行状態が算出され、R
AM30内のレジスタに記憶されてLCD表示部11に表示
されると共に、X方向加速度センサ31及びY方向加速度
センサ32により検出される該受信機7 の揺れに伴なう
X,Y加速度信号が、予め設定された閾値レベルを上回
った場合には、その上回った期間でのみ波形検出部33か
ら“H”レベルの加速度検出信号がCPU25に供給さ
れ、前記LCD表示部11における各走行状態データの表
示が消灯される構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば自転車において、車輪の回
転状態を検出し、その走行速度や走行距離等を算出して
リアルタイムに表示させるサイクルコンピュータと称す
る装置が知られている。
【0003】すなわち、このサイクルコンピュータは、
例えば前輪のスポークに取付けられた磁石の回転軌道に
隣接して磁気検出部及び送信部を設け、該前輪が一回転
する毎に送信部から送信される回転検出パルス信号を、
ハンドルに取付けられた受信部で受信する。
【0004】そして、この受信部にて受信された回転検
出パルス信号と予め記憶されている車輪サイズ、及びタ
イマ等により得られる経過時間に基づき、現在の走行速
度や走行距離等を算出して表示部に表示する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のサイクルコンピュータでその表示部が備えられる受
信部は、通常、ハンドルに取付けられるが、自転車が不
整地や路面の荒れた箇所を通過する場合には、自転車の
振動に伴なって受信部も揺れるため、表示画面が小刻み
に振れそこに表示されている走行状態が非常に見ずらく
なる問題がある。
【0006】本発明は前記の問題に鑑みなされたもの
で、例えば車両の振動に伴ない表示画面の振れが生じた
場合でも、その表示画面における表示内容を、見易く表
示することが可能になる表示装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係わ
る第1の表示装置は、データ表示手段と、このデータ表
示手段の揺れを検出する揺動検出手段と、この揺動検出
手段により検出される前記データ表示手段の揺れに応じ
て、該データ表示手段におけるデータの表示状態を制御
する表示制御手段とを備えて構成したものである。
【0008】また、本発明に係わる第2の表示装置は、
車両の走行状態を検出する走行状態検出手段と、前記車
両に取付けられて前記走行状態検出手段により検出され
る前記車両の走行状態を表示する表示手段と、この表示
手段の揺れを検出する揺動検出手段と、この揺動検出手
段により検出される前記表示手段の揺れに応じて、該表
示手段における前記走行状態の表示状態を制御する表示
制御手段とを備えて構成したものである。さらに、本発
明に係わる第3の表示装置は、前記第2の表示装置にあ
って、その揺動検出手段を、加速度センサを用いて構成
したものである。
【0009】
【作用】つまり、前記第1の表示装置では、揺動検出手
段により検出されるデータ表示手段の揺れに応じて、該
データ表示手段におけるデータの表示状態が、例えば揺
れが出たときには消灯、揺れが出ないときには点灯制御
されるので、表示データは表示画面に振れの出てない定
位置でのみ表示されることになる。
【0010】また、前記第2の表示装置では、揺動検出
手段により検出される表示手段の揺れに応じて、該表示
手段における走行状態の表示状態が、例えば揺れが出た
ときには消灯、揺れがてないときには点灯制御されるの
で、車両の走行状態は表示画面に振れの出てない定位置
でのみ表示されることになる。
【0011】さらに、前記第3の表示装置では、前記第
2の表示装置にあって、その揺動検出手段が加速度セン
サを用いて構成されるので、例えば該加速度センサによ
る検出加速度が高いときには消灯、低いときには点灯制
御され、車両の走行状態は振れのない定位置でのみ表示
されることになる。
【0012】
【実施例】以下図面により本発明の実施例について説明
する。図1は本発明の表示装置を実施したサイクルコン
ピュータが搭載された自転車1の外観構成を示す側面図
である。
【0013】図2は前記サイクルコンピュータの送信機
及び受信機の外観構成を示す図である。自転車1に設け
られた前輪2には、そのスポーク3に前輪回転検出用の
磁石4が取付けられる。
【0014】また、前記自転車1の前輪フレーム5に
は、前記磁石4の回転軌道の外側に送信機6が固定さ
れ、この送信機6の上方のハンドル5aには、受信機7
が装着される。
【0015】すなわち、前記送信機6は、前輪2の回転
Rに伴ない前記磁石4がその側方を通過すると、電磁誘
導作用により該前輪2の回転検出パルス信号を発生する
もので、この前輪2の1回転毎に送信機6から無線送信
される回転検出パルス信号は、受信機7に受信される。
【0016】前記受信機7の上面には、LCD表示部1
1が設けられ、またその周部には、自転車1のタイヤサ
イズや時刻データ等を入力するためのデータ入力キー1
2、自転車1の走行を開始させる際に操作される走行開
始キー13、表示モードを選択する際に操作される表示
選択キー14、動作停止を行なう際に操作されるEND
キー15等が設けられる。
【0017】また、前記受信機7には、図4を用いて後
述するX方向加速度センサ31,Y方向加速度センサ3
2が内蔵され、該受信機7そのものの揺れに対応した前
後方向(X)の加速度及び左右方向(Y)の加速度が検
出される。
【0018】図3は前記サイクルコンピュータにおける
送信機6の内部構成を示す回路図である。この送信機6
には、リードスイッチ16が備えられる。
【0019】前記リードスイッチ16は、通常はオフで
あり、前輪2の回転に伴なって送信機6の内側を磁石4
が通過した際にオンとなって、リードスイッチ信号aを
検出回路17に出力する。
【0020】この検出回路17は、その内部に発振回路
18を備え、リードスイッチ16からのリードスイッチ
信号aを受取ると連続したクロック信号bに変換し、抵
抗19を介してNPN型のトランジスタ20のベース端
子に送出する。
【0021】このトランジスタ20のコレクタ端子とエ
ミッタ端子間には、コンデンサ21が接続され、コレク
タ端子が電磁誘導コイル22の一端に接続されると共
に、エミッタ端子が検出回路17と接続される。
【0022】前記電磁誘導コイル22の他端とコンデン
サ23の一端に、抵抗24を介して電圧Vccが印加さ
れ、コンデンサ23の他端は前記トランジスタ20のエ
ミッタ端子に接続される。
【0023】従って、クロック信号bがトランジスタ2
0に与えられると電磁誘導コイル22からは電磁誘導信
号(回転検出パルス信号)が出力される。前記受信機7
は、前記送信機6から送信される回転検出パルス信号に
基づき、自転車1の走行状態(走行速度,走行距離,走
行時間等)を算出表示するもので、この場合、前記LC
D表示部11における前記走行状態の表示動作は、受信
機7に内蔵されたX方向加速度センサ31及びY方向加
速度センサ32(図4参照)により検出される該受信機
7そのものの前後方向加速度及び左右方向加速度に応じ
て消灯又は点灯制御される。
【0024】図4は前記サイクルコンピュータにおける
受信機7の内部構成を示すブロック図である。このサイ
クルコンピュータの受信機7には、制御部(CPU)2
5が備えられ、この制御部(CPU)25には、キー入
力部26(図2.12,13,14,15)、受信回路
27、計時回路28、ROM29、RAM30が接続さ
れると共に、X方向加速度センサ31及びY方向加速度
センサ32が波形検出部33を介して接続される。
【0025】また、前記制御部(CPU)25には、表
示駆動回路11aを介してLCD表示部11が接続され
る。前記キー入力部26は、回路電源のオン/オフキー
の他、前記図2におけるデータ入力キー12、走行開始
キー13、表示選択キー14、ENDキー15等を有す
るもので、このキー入力部26からの各種キー操作信号
は制御部(CPU)25に供給される。
【0026】前記受信回路27は、送信機6から送信さ
れる前輪2の回転検出パルス信号(a)を受信するもの
で、この受信回路27に受信された回転検出パルス信号
(a)は制御部(CPU)11に供給される。
【0027】前記計時回路28は、所定周期の水晶発振
信号に従って計時動作するもので、この計時回路28か
らの計時信号は制御部(CPU)25に供給される。前
記ROM29には、このサイクルコンピュータのシステ
ムプログラムが予め記憶されるもので、制御部(CP
U)25はこのROM29から読出されるシステムプロ
グラムに従って回路各部の動作を制御し、走行状態の算
出処理及びその表示処理等を実行する。
【0028】図5は前記サイクルコンピュータの受信機
7に備えられるRAM30のレジスタ構成を示す図であ
る。前記RAM30には、LCD表示部11に表示させ
る被表示データが書込まれてフレームメモリとして機能
する表示レジスタ30a、計時回路28からの計時信号
に基づく計時データが逐次更新されて記憶される計時レ
ジスタ30b、前記キー入力部26におけるデータ入力
キー12の操作により入力される前輪2のタイヤサイズ
データが記憶されるタイヤサイズレジスタ30c、制御
部(CPU)25により算出される自転車1の走行距
離,走行時間,走行速度がそれぞれ逐次更新されて記憶
される走行距離レジスタ30d,走行時間レジスタ30
e,走行速度レジスタ30fが備えられる。
【0029】前記LCD表示部11は、前記キー入力部
26における表示選択キー14の操作により選択される
各表示モードに対応して、前記サイズ入力キー12の操
作に伴なうタイヤサイズやクランク長データの表示、前
記RAM30に記憶された計時データ,走行距離デー
タ,走行時間データ,走行速度データ,運動量データ,
運動負荷データ等の表示と共に、ペダル圧力の経時変化
をグラフ化した表示を行なうもので、このLCD表示部
11は、前記表示レジスタ30aに書込まれる被表示デ
ータに従って制御部(CPU)25からの表示制御信号
により表示駆動回路11aを介して表示駆動される。
【0030】前記X方向加速度センサ31及びY方向加
速度センサ32は、それぞれこの受信機7本体のX方向
(前後方向)及びY方向(左右方向)の加速度を検出す
るもので、このX方向加速度センサ31及びY方向加速
度センサ32により検出されるX及びY方向それぞれの
加速度検出信号は、合成されて波形検出部33に供給さ
れ、2値化パルス信号に変換された後、前記制御部(C
PU)25に供給される。
【0031】図6は前記サイクルコンピュータの受信機
7の内部に備えられる波形検出部33の構成を示す回路
図である。図7は前記サイクルコンピュータの受信機7
の内部に備えられる波形検出部33各部の動作波形及び
これに伴なう表示制御動作を示すタイミングチャートで
ある。
【0032】この波形検出部33では、前記X方向加速
度センサ31から供給されるX方向の加速度検出信号を
X方向増幅器33xにより増幅すると共に、前記Y方向
加速度センサ32から供給されるY方向の加速度検出信
号をY方向増幅器33yにより増幅し、そのそれぞれの
増幅器33x,33yにより増幅されたX方向及びY方
向の加速度検出信号を合成し、波形整形部33aにて予
め設定された閾値レベルvo に従って“H”“L”2値
のパルス信号として波形整形するもので、この波形整形
部33aにてパルス化されたX,Y加速度信号が前記制
御部(CPU)25に供給され、受信機7の揺れ具合が
判断される。
【0033】そして、前記波形検出部33を介して制御
部(CPU)25に供給されたX,Y加速度信号のパル
ス信号レベルが、“H”レベルである場合には、受信機
7の揺れ具合が、例えば目視により分かる程度に大きい
と判断され、該“H”レベルである期間でのみ、表示駆
動回路11aを介したLCD表示部11に対する走行状
態の表示が消灯制御される。
【0034】一方、前記制御部(CPU)25により算
出される自転車1の走行距離は、タイヤサイズレジスタ
30cに予め記憶された前輪2のタイヤサイズと、受信
回路27を介して供給される回転検出パルス信号(a)
を計数した前輪回転数とに基づき算出され、走行距離レ
ジスタ30dに記憶される。
【0035】また、制御部(CPU)25により算出さ
れる自転車1の走行時間は、計時レジスタ30bに逐次
更新記憶される計時データと、キー入力部26の走行開
始キー13の操作に伴ない供給される走行開始信号とに
基づき算出され、走行時間レジスタ30eに記憶され
る。
【0036】また、制御部(CPU)25により算出さ
れる自転車1の走行速度は、受信回路27を介して供給
される回転検出パルス信号(a)による前輪1回転当り
の走行時間に基づき算出され、走行速度レジスタ30f
に記憶される。
【0037】次に、前記構成によるサイクルコンピュー
タの動作について説明する。すなわち、運転者が自転車
1の走行を開始させるのに伴ない、受信機7における走
行開始キー13を操作すると、RAM30の計時レジス
タ30bに逐次更新される計時データに基づき走行時間
(タイム)の計測が開始される。
【0038】そして、前輪2の回転に伴ない送信機6か
ら受信機7の受信回路27に対し、回転検出パルス信号
(a)が受信されると、その受信信号は制御部(CP
U)25に受信され、自転車1の走行距離及び走行速度
が算出されると共に、そのそれぞれの自転車走行状態
(走行時間,走行距離,走行速度)は、前記回転検出パ
ルス信号(a)が受信される毎に逐次更新されてRAM
30内の各対応する走行時間レジスタ30e,走行距離
レジスタ30d,走行速度レジスタ30fに記憶され
る。
【0039】すると、前記RAM30内の走行時間レジ
スタ30e,走行距離レジスタ30d,走行速度レジス
タ30fにそれぞれ記憶された自転車1の各走行状態デ
ータは、逐次制御部(CPU)25に読出され、受信機
7のLCD表示部11に対し、例えば現在時刻(10:
10)と共に、走行距離(31.4km)として表示さ
れる。
【0040】ここで、前記LCD表示部11における自
転車1の走行状態データの表示状態での、受信機7の揺
れに応じた表示制御動作について説明する。図8は前記
サイクルコンピュータにおける走行状態データの表示制
御処理を示すフローチャートである。
【0041】すなわち、自転車1の走行に伴ない、制御
部(CPU)25から表示駆動回路11aを介してLC
D表示部11にその走行状態データが逐次更新されて表
示されている状態にあって、例えば該自転車1が通常の
舗装路等の整地を走行している場合には、該自転車1の
振動も少なく受信機7に大きな揺れは生じないので、X
方向及びY方向加速度センサ31,32による検出加速
度は小さく、波形検出部33を介して制御部(CPU)
25に供給されるパルス信号は“L”レベルのままとな
る。
【0042】この場合には、前記LCD表示部11に対
する走行状態データの表示は連続的に実行される(ステ
ップS1→S2)。一方、前記舗装路等の整地にあって
も、路面の凹凸を通過することで自転車1が一時的に振
動して受信機7が揺れたり、また、不整地を走行するこ
とで、自転車1が断続的に振動して受信機7が揺れたり
した場合には、該受信機7の揺れに応じて波形検出部3
3の波形整形部33aに供給されるX,Y加速度検出信
号の信号レベルが予め設定された閾値レベルvo を上回
るようになり、制御部(CPU)25には“H”レベル
の加速度検出パルス信号が断続的に供給されるようにな
る。
【0043】この場合には、前記波形検出部33から制
御部(CPU)25に供給される加速度検出パルス信号
が“H”レベルとなった期間に対応して、前記LCD表
示部11に対する走行状態データの表示が消灯されるよ
うになる(ステップS1→S3)。
【0044】すなわち、自転車1が振動して受信機7が
揺れ、該受信機7におけるLCD表示部11の表示画面
が振れた場合には、X,Y加速度検出パルス信号が該表
示画面の振れに従って“H”レベルとなり、走行状態デ
ータの表示が消灯され、また、受信機7が揺れのない定
位置にあり、LCD表示部11の表示画面も定位置にあ
る場合には、X,Y加速度検出パルス信号が該表示画面
の定位置復帰に従って“L”レベルとなり、走行状態デ
ータが点灯表示されるので、結局、前記自転車1の走行
状態データは、LCD表示部11の表示画面が定位置あ
るときのみ点灯表示されるようになる。
【0045】したがって、前記構成のサイクルコンピュ
ータによれば、送信機6から受信機7の受信回路27に
受信される回転検出パルス信号(a)及びRAM30の
タイヤサイズレジスタ30cに予め記憶された前輪サイ
ズ及び計時回路28により得られる計時データに基づ
き、制御部(CPU)25により自転車1の走行距離,
走行時間,走行速度が算出され、RAM30内の走行距
離レジスタ30d,走行時間レジスタ30e,走行速度
レジスタ30fに記憶されてLCD表示部11に表示さ
れると共に、X方向加速度センサ31及びY方向加速度
センサ32により検出される該受信機7の揺れに伴なう
X,Y加速度信号が、予め設定された閾値レベルvo を
上回った場合には、その上回った期間でのみ波形検出部
33から“H”レベルの加速度検出信号が制御部(CP
U)25に供給され、前記LCD表示部11における各
走行状態データの表示が消灯されるので、前記走行状態
データは、自転車1が不整地等を走行することによりL
CD表示部11が断続的に揺れていても、その揺れが復
帰あるいは止まってる定位置でのみ点灯表示されるよう
になる。
【0046】よって、自転車1の走行に伴ないLCD表
示部11の表示画面が小刻みに振れても、そこに表示さ
れている走行状態データは定位置でのみ点灯され、非常
に見易い走行状態表示を行なうことができるようにな
る。
【0047】なお、前記実施例において、X方向加速度
センサ31及びY方向加速度センサ32により検出され
る各加速度検出信号に基づき、自転車1におけるカーブ
走行状態を判断し、該カーブ走行状態にあっては、前記
LCD表示部11における走行状態データの表示動作を
停止させる構成とすることにより、前記LCD表示部1
1における表示データをユーザにより見ることのできな
いカーブ走行中の表示を消灯させ、電力消費を低減する
ことができる。
【0048】
【発明の効果】以上のように、本発明の第1の表示装置
によれば、揺動検出手段により検出されるデータ表示手
段の揺れに応じて、該データ表示手段におけるデータの
表示状態が、例えば揺れが出たときには消灯、揺れが出
ないときには点灯制御されるので、表示データは表示画
面に振れの出てない定位置でのみ表示されるようにな
る。
【0049】また、本発明の第2の表示装置によれば、
揺動検出手段により検出される表示手段の揺れに応じ
て、該表示手段における走行状態の表示状態が、例えば
揺れが出たときには消灯、揺れがてないときには点灯制
御されるので、車両の走行状態は表示画面に振れの出て
ない定位置でのみ表示されることになる。
【0050】さらに、本発明の第3の表示装置によれ
ば、前記第2の表示装置にあって、その揺動検出手段が
加速度センサを用いて構成されるので、例えば該加速度
センサによる検出加速度が高いときには消灯、低いとき
には点灯制御され、車両の走行状態は振れのない定位置
でのみ表示されるようになる。
【0051】よって、本発明によれば、例えば車両の振
動に伴ない表示画面の振れが生じた場合でも、その表示
画面における表示内容を、見易く表示することが可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表示装置の実施例に係わるサイクルコ
ンピュータが搭載された自転車の外観構成を示す側面
図。
【図2】前記サイクルコンピュータの送信機及び受信機
の外観構成を示す図。
【図3】前記サイクルコンピュータにおける送信機の内
部構成を示す回路図。
【図4】前記サイクルコンピュータにおける受信機の内
部構成を示すブロック図。
【図5】前記サイクルコンピュータの受信機に備えられ
るRAMのレジスタ構成を示す図。
【図6】前記サイクルコンピュータの受信機の内部に備
えられる波形検出部の構成を示す回路図。
【図7】前記サイクルコンピュータの受信機の内部に備
えられる波形検出部各部の動作波形及びこれに伴なう表
示制御動作を示すタイミングチャート。
【図8】前記サイクルコンピュータにおける走行状態デ
ータの表示制御処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…自転車、2…前輪、3…スポーク、4…前輪回転検
出用磁石、5…前輪フレーム、5a…ハンドル、6…送
信機、7…受信機、11…LCD表示部、11a…表示
駆動回路、12…データ入力キー、13…走行開始キ
ー、14…表示選択キー、15…ENDキー、16…前
輪回転検出用リードスイッチ、17…前輪回転検出回
路、18…発信回路、19,24…抵抗、20…NPN
トランジスタ、21,23…コンデンサ、22…電磁誘
導コイル、25…制御部(CPU)、26…キー入力
部、27…受信回路、28…計時回路、29…ROM、
30…RAM、30a…表示レジスタ、30b…計時レ
ジスタ、30c…タイヤサイズレジスタ、30d…走行
距離レジスタ、30e…走行時間レジスタ、30f…走
行速度レジスタ、31…X方向加速度センサ、32…Y
方向加速度センサ、33…波形検出部、33x…X方向
増幅器、33y…Y方向増幅器、33a…波形整形部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G08C 19/16

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ表示手段と、 このデータ表示手段の揺れを検出する揺動検出手段と、 この揺動検出手段により検出される前記データ表示手段
    の揺れに応じて、該データ表示手段におけるデータの表
    示状態を制御する表示制御手段と、を具備したことを特
    徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 車両の走行状態を検出する走行状態検出
    手段と、 前記車両に取付けられて前記走行状態検出手段により検
    出される前記車両の走行状態を表示する表示手段と、 この表示手段の揺れを検出する揺動検出手段と、 この揺動検出手段により検出される前記表示手段の揺れ
    に応じて、該表示手段における前記走行状態の表示状態
    を制御する表示制御手段と、を具備したことを特徴とす
    る表示装置。
  3. 【請求項3】 前記揺動検出手段は、加速度センサを用
    いてなることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の
    表示装置。
JP6227035A 1994-09-21 1994-09-21 表示装置 Pending JPH0894389A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009504485A (ja) * 2005-08-19 2009-02-05 シグマ エレクトロ ゲーエムベーハー 自転車用コンピュータに対する自転車車輪サイズの設定装置

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