JPH08110344A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JPH08110344A
JPH08110344A JP6246411A JP24641194A JPH08110344A JP H08110344 A JPH08110344 A JP H08110344A JP 6246411 A JP6246411 A JP 6246411A JP 24641194 A JP24641194 A JP 24641194A JP H08110344 A JPH08110344 A JP H08110344A
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JP
Japan
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speed
rotation
time
wheel
front wheel
Prior art date
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Pending
Application number
JP6246411A
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English (en)
Inventor
Tomoo Kasuo
智夫 粕尾
Makoto Nakagawa
誠 中川
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、車輪の回転に伴ない移動する移動体
の移動速度を算出する速度測定装置等の電子機器におい
て、移動体移動速度の高低に影響されることなく、あら
ゆる速度域で高精度に移動速度を求めることを目的とす
る。 【構成】送信機6 から受信機7 の受信回路17に供給され
る前輪回転検出信号aと計時回路28からの計時信号に基
づき検出される前輪1回転の走行時間tが、制御部25に
おいて十分精度良く検出可能な一定時間以上であると判
断された場合は、該前輪1回転の走行時間tとRAM30
に記憶されているタイヤサイズに応じた前輪1回転の走
行距離Lとに基づき走行速度が算出されて液晶表示部11
に表示され、また、前記前輪1回転の検出走行時間tが
一定時間未満であると判断された場合は、所定時間T当
たりに検出される前輪回転数nと前記前輪1回転の走行
距離Lとに基づき走行速度が算出されて液晶表示部11に
表示される構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車輪の回転に伴ない移
動する移動体の移動速度を算出する速度測定装置等の電
子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば自転車において、車輪の回
転状態を検出し、その走行速度や走行距離等を算出して
リアルタイムに表示させるサイクルコンピュータと称す
る装置が知られている。
【0003】すなわち、このサイクルコンピュータは、
例えば前輪のスポークに取付けられた磁石の回転軌道に
隣接して磁気検出部及び送信部を設け、該前輪が一回転
する毎に送信部から送信される回転検出パルス信号を、
ハンドルに取付けられた受信部で受信する。
【0004】そして、この受信部にて受信された回転検
出パルス信号と予め記憶されている車輪サイズ、及びタ
イマ等により得られる経過時間に基づき、現在の走行速
度や走行距離等を算出して表示部に表示する。
【0005】このサイクルコンピュータにあって、前記
走行速度を求める方法としては、2通りの方法がある。
第1の方法は、車輪が1回転するのに要した時間t1 を
検出し、その回転所要時間t1 (秒)と前記車輪サイズ
に対応する1回転の移動距離L(cm)とに基づき下式
(1)に従って求める方法である。
【0006】 走行速度V=L/t1 (cm/秒) …式(1) 第2の方法は、所定の時間間隔t2 (秒)で車輪の回転
数nを検出し、その所定時間t2 当たりの移動距離(n
・L)に基づき下式(2)に従って求める方法である。 走行速度V=(n・L)/t2 (cm/秒) …式(2)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記第
1の方法により走行速度を算出したのでは、速度が速く
車輪が高回転にある場合に、車輪の1回転に要する時間
t1 が非常に短くなるため、その回転時間t1 を正確に
検出するのに高性能のCPUが必要になる問題がある。
【0008】また、前記第2の方法により走行速度を算
出したのでは、所定時間t2 の経過時点において車輪1
回転の検出位置が直前にある場合に、略車輪1回転分の
移動距離が前記計算式(2)に反映されなくなるため、
特に、速度が遅く車輪が低回転にあり、所定時間t2 間
隔での車輪の検出回転数nが非常に少ない場合等、求め
られた走行速度に非常に大きな誤差が生じる問題があ
る。
【0009】本発明は前記の問題に鑑みなされたもの
で、移動体移動速度の高低に影響されることなく、あら
ゆる速度域で高精度に移動速度を求めることが可能にな
る電子機器を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係わ
る第1の電子機器は、車輪の回転を検出する車輪回転検
出手段と、この車輪回転検出手段により得られる前記車
輪の回転検出信号に基づき、前記車輪の所定の回転数当
たりの所要時間を検出する回転時間検出手段と、この回
転時間検出手段により得られる前記車輪の所定の回転数
当たりの所要時間が予め設定された時間以上である場合
には、該車輪の所定の回転数当たりの所要時間と移動体
の移動距離とに基づき前記移動体の移動速度を算出する
第1の速度算出手段と、前記回転時間検出手段により得
られる前記車輪の所定の回転数当たりの所要時間が予め
設定された時間未満である場合には、前記移動体の移動
距離と所定時間間隔での車輪回転数とに基づき前記移動
体の移動速度を算出する第2の速度算出手段とを備えて
構成したものである。
【0011】また、本発明に係わる第2の電子機器は、
車輪が予め設定された基本時間当たりに所定回数回転し
た場合の基本速度を記憶する基本速度記憶手段と、前記
車輪の回転を検出する車輪回転検出手段と、前記基本時
間を複数分割した各分割時間当たりの前記車輪の回転数
を、前記車輪回転検出手段により得られる前記車輪の回
転検出信号に基づき検出する分割回転数検出手段と、前
記分割回転数検出手段により検出された各分割時間当た
りの車輪回転数と前記基本速度記憶手段に記憶された基
本速度に基づき、移動体の移動速度を算出する速度算出
手段とを備えて構成したものである。
【0012】
【作用】つまり、前記第1の電子機器では、回転時間検
出手段により得られる車輪1回転当たりの所要時間が予
め設定された時間以上(低速・低回転)である場合に
は、該車輪1回転当たりの所要時間と車輪1回転当たり
の移動距離とに基づき移動体の移動速度が算出され、ま
た、前記回転時間検出手段により得られる車輪1回転当
たりの所要時間が予め設定された時間未満(高速・高回
転)である場合には、前記車輪1回転当たりの移動距離
と所定時間間隔での車輪回転数とに基づき移動体の移動
速度が算出されるので、求めるべき速度の高低に応じた
適切な速度算出手段が選択されることになる。
【0013】また、前記第2の電子機器では、予め設定
された基本時間を複数分割した各分割時間当たりの車輪
回転数が、車輪回転検出手段により得られる車輪回転検
出信号に基づき検出され、該検出された各分割時間当た
りの車輪回転数と基本速度記憶手段に記憶された前記基
本時間当たりに車輪が1回転した場合の基本速度に基づ
き、例えば各分割時間当たりの車輪回転数の総和に基本
速度を乗算して移動体の移動速度が算出されることにな
る。
【0014】
【実施例】以下図面により本発明の実施例について説明
する。図1は本発明の電子機器を実施したサイクルコン
ピュータが搭載された自転車1の外観構成を示す側面図
である。
【0015】図2は前記サイクルコンピュータの送信機
及び受信機の外観構成を示す図である。自転車1に設け
られた前輪2には、そのスポーク3に前輪回転検出用の
磁石4が取付けられる。
【0016】また、前記自転車1の前輪フレーム5に
は、前記磁石4の回転軌道の外側に送信機6が固定さ
れ、この送信機6の上方のハンドル5aには、受信機7
が装着される。
【0017】すなわち、前記送信機6は、前輪2の回転
Rに伴ない前記磁石4がその側方を通過すると、電磁誘
導作用により該前輪2の回転検出パルス信号(EM)を
発生するもので、この前輪2の1回転毎に送信機6から
無線送信される回転検出パルス信号(EM)は、受信機
7に受信される。
【0018】前記受信機7の上面には、LCD表示部1
1が設けられ、またその周部には、自転車1のタイヤサ
イズや時刻データ等を入力するためのデータ入力キー
(DATA)12、自転車1の走行を開始させる際に操
作されるスタートキー(START)13、走行速度等
の走行状態を表示する走行状態表示モードや前記磁石4
の取付け位置を良否判定する磁石位置判定モード、各種
データの入力モード等を選択する際に操作されるモード
選択キー(MODE)14、動作停止を行なう際に操作
されるエンドキー(END)15等が設けられる。
【0019】図3は前記サイクルコンピュータにおける
送信機6の内部構成を示す回路図である。この送信機6
には、リードスイッチ16が備えられる。
【0020】前記リードスイッチ16は、通常はオフで
あり、前輪2の回転に伴なって送信機6の内側を磁石4
が通過した際にオンとなって、リードスイッチ信号aを
検出回路17に出力する。
【0021】この検出回路17は、その内部に発振回路
18を備え、リードスイッチ16からのリードスイッチ
信号aを受取ると連続したクロック信号bに変換し、抵
抗19を介してNPN型のトランジスタ20のベース端
子に送出する。
【0022】このトランジスタ20のコレクタ端子とエ
ミッタ端子間には、コンデンサ21が接続され、コレク
タ端子が電磁誘導コイル22の一端に接続されると共
に、エミッタ端子が検出回路17と接続される。
【0023】前記電磁誘導コイル22の他端とコンデン
サ23の一端に、抵抗24を介して電圧Vccが印加さ
れ、コンデンサ23の他端は前記トランジスタ20のエ
ミッタ端子に接続される。
【0024】従って、クロック信号bがトランジスタ2
0に与えられると電磁誘導コイル22からは電磁誘導信
号が出力される。前記受信機7は、前記送信機6から送
信される回転検出パルス信号(EM)を受信しこれに基
づき、自転車1の走行状態(走行速度,走行距離,走行
時間等)を算出表示する。
【0025】ここで、前記走行速度の算出に際しては、
前記前輪2の回転検出パルス信号(EM)に基づき得ら
れる前輪2の1回転に要する時間が、予め設定された時
間以上か未満かで、その算出手段が選択的に切換えられ
る。
【0026】図4は前記サイクルコンピュータにおける
受信機7の内部構成を示すブロック図である。このサイ
クルコンピュータの受信機7には、制御部(CPU)2
5が備えられ、この制御部(CPU)25には、キー入
力部26(図2.12,13,14,15)、受信回路
27、計時回路28、ROM29、RAM30が接続さ
れると共に、増幅回路31を介してスピーカ32が接続
される。
【0027】また、前記制御部(CPU)25には、表
示駆動回路11aを介してLCD表示部11が接続され
る。前記キー入力部26は、回路電源のオン/オフキー
の他、前記図2におけるデータ入力キー(DATA)1
2、スタートキー(START)13、モード選択キー
(MODE)14、エンドキー(END)15等を有す
るもので、このキー入力部26からの各種キー操作信号
は制御部(CPU)25に供給される。
【0028】前記受信回路27は、送信機6から送信さ
れる前輪2の回転検出パルス信号(EM)を受信するも
ので、この受信回路27に受信された回転検出パルス信
号(EM)は制御部(CPU)25に供給される。
【0029】前記計時回路28は、所定周期の水晶発振
信号に従って計時動作するもので、この計時回路28か
らの計時信号は制御部(CPU)25に供給される。前
記ROM29には、このサイクルコンピュータのシステ
ムプログラムが予め記憶されるもので、制御部(CP
U)25はこのROM29から読出されるシステムプロ
グラムに従って回路各部の動作を制御し、走行状態の算
出処理及びその表示処理等を実行する。
【0030】図5は前記サイクルコンピュータの受信機
7に備えられるRAM30のレジスタ構成を示す図であ
る。前記RAM30には、前記モード選択キー(MOD
E)14により選択された制御部(CPU)25の動作
モードが走行状態表示モードである場合に“1”にセッ
トされ磁石位置判定モードである場合に“0”にセット
されるモードフラグレジスタM、及び前記走行状態表示
モードにおける前記スタートキー(START)13の
操作に応じて“1”にセットされ前記エンドキー(EN
D)15の操作に応じて“0”にセットされる状態表示
開始/終了フラグレジスタSが備えられると共に、LC
D表示部11に表示させる被表示データが書込まれてフ
レームメモリとして機能する表示レジスタ30a、計時
回路28からの計時信号に基づき計時されるタイマデー
タが記憶されるタイマレジスタ30b、前記キー入力部
26におけるデータ入力キー(DATA)12の操作に
より入力される前輪2のタイヤサイズデータが記憶され
るタイヤサイズレジスタ30c、制御部(CPU)25
により算出される自転車1の走行距離,走行速度がそれ
ぞれ逐次更新されて記憶される走行距離レジスタ30
d,走行速度レジスタ30e等が備えられる。
【0031】前記LCD表示部11は、前記キー入力部
26におけるモード選択キー(MODE)14の操作に
より選択される走行状態表示モードや磁石位置判定モー
ド、あるいはデータ入力モード等に対応して、走行状態
データ(走行距離,走行速度)や磁石位置判定の良否デ
ータ、あるいは前記データ入力キー(DATA)12の
操作に伴なうタイヤサイズの表示等を行なうもので、こ
のLCD表示部11は、前記表示レジスタ30aに書込
まれる被表示データに従って制御部(CPU)25から
の表示制御信号により表示駆動回路11aを介して表示
駆動される。
【0032】一方、前記制御部(CPU)25により算
出される自転車1の走行距離は、タイヤサイズレジスタ
30cに予め記憶された前輪2のタイヤサイズに対応す
る前輪1回転当たりの走行距離Lと、受信回路27を介
して供給される回転検出パルス信号(EM)を計数した
前輪回転数nとに基づき算出され、走行距離レジスタ3
0dに記憶される。
【0033】また、制御部(CPU)25により算出さ
れる自転車1の走行速度は、受信回路27を介して供給
される前輪2の回転検出パルス信号(EM)及びタイマ
レジスタ30bにて計時されるタイマデータに応じて得
られる前輪1回転当りの走行時間tや所定時間T当たり
の前輪回転数nと、タイヤサイズレジスタ30cに予め
記憶された前輪2のタイヤサイズに対応する前輪1回転
当たりの走行距離Lとの組合せに基づき算出され、走行
速度レジスタ30eに記憶される。
【0034】ここで、前記走行速度の算出に際しては、
前記前輪2の回転検出パルス信号(EM)に基づき得ら
れる前輪2の1回転に要する走行時間tが、予め設定さ
れた時間以上か未満かで、前記前輪1回転当りの走行時
間tや所定時間T当たりの前輪回転数nと、前輪1回転
当たりの走行距離Lとの組合せが選択され、その算出手
段が切換えられる。
【0035】次に、前記構成によるサイクルコンピュー
タの動作について説明する。図6は前記サイクルコンピ
ュータにおける全体動作の処理を示すフローチャートで
ある。
【0036】図7は前記サイクルコンピュータの全体動
作処理に伴なう走行状態算出処理を示すフローチャート
である。まず、キー入力部26におけるモード選択キー
(MODE)14を操作すると、そのキー操作毎にRA
M30内のモードフラグレジスタMが“1”又は“0”
に変更セットされ、制御部(CPU)25の動作モード
が走行状態表示モード“1”と磁石位置判定モード
“0”との間で選択的に切換えられる(ステップS1〜
S4)。
【0037】この場合、液晶表示部11には、前記走行
状態表示モードにセットされた状態で、自転車1の走行
距離や走行速度が表示され、また、磁石位置判定モード
にセットされた状態で、磁石位置の良否判定情報が表示
される(ステップS5)。
【0038】前記モードフラグレジスタMが“0”にセ
ットされ、制御部(CPU)25が磁石位置判定モード
にセットされている状態で、自転車1の走行に伴ない前
輪2が回転し磁石4が送信機6の内側を通過することで
リードスイッチ16がオンとなり、該送信機6から出力
された前輪2の回転検出パルス信号(EM)が受信機7
の受信回路27にて受信された場合には、磁石4は前記
送信機6の設置位置に対応する正しい軌道に取付けられ
ているものと判定され、増幅回路31からスピーカ32
を介し、磁石位置が良好であることを意味する報音メッ
セージが出力される(ステップS6→S7→S8)。
【0039】この場合、液晶表示部11には、磁石位置
が良好であることを示すメッセージデータ「OK」が表
示される(ステップS5)。一方、キー入力部26にお
けるスタートキー(START)13又はエンドキー
(END)15を操作すると、モードフラグレジスタM
が“1”にセットされている走行状態表示モードにおい
て、そのそれぞれのキー操作毎に状態表示開始/終了フ
ラグレジスタSが“1”又は“0”に変更セットされ、
制御部(CPU)25による走行状態算出表示処理の実
行の有無が決定される(ステップS9〜S13)。
【0040】この場合、液晶表示部11には、前記状態
表示開始/終了フラグレジスタSが“1”にセットされ
た状態で、制御部(CPU)25により算出される自転
車1の走行状態データが表示され、前記状態表示開始/
終了フラグレジスタSが“1”にセットされた状態で、
現在時刻データ等が表示される(ステップS5)。
【0041】そして、前記モードフラグレジスタMに
“1”がセットされている走行状態表示モードにあっ
て、自転車1の走行に伴ない送信機6から出力された前
輪2の回転検出パルス信号(EM)が受信機7の受信回
路27にて受信された場合には、図7における走行状態
算出処理に移行する(ステップS6→S7→SA)。
【0042】すなわち、前輪2の回転検出パルス信号
(EM)が受信回路27にて受信されると、まず、前記
状態表示開始/終了フラグレジスタSに“1”がセット
されていることが確認された後、前記前輪回転検出パル
ス信号(EM)の受信タイミングとタイマレジスタ30
bにおけるタイマデータとに基づき、前輪1回転当たり
の走行時間tが検出される(ステップA1→A2)。
【0043】すると、前記ステップA2にて検出された
前輪1回転当たりの走行時間tが、予め設定された一定
時間以上であるか、つまり、該走行時間tが制御部(C
PU)25において十分精度良く検出できる時間間隔で
あるかが判断される(ステップA3)。
【0044】ここで、前記ステップA2において検出さ
れた前輪1回転当たりの走行時間tが前記一定時間以上
であり、該走行時間tを制御部(CPU)25において
十分精度良く検出できる速度状態であると判断される
と、タイヤサイズレジスタ30cに記憶されている前輪
2のタイヤサイズに応じて得られる前輪1回転当たりの
走行距離Lと前記前輪1回転当たりの走行時間tとに基
づき、自転車1の走行速度Vが算出され、走行速度レジ
スタ30eに記憶される(ステップA3→A4)。
【0045】また、これと共に、前記前輪1回転当たり
の走行距離Lが走行距離レジスタ30dにて記憶されて
いる過去の走行距離に加算され、現在の走行距離として
該走行距離レジスタ30に更新記憶される(ステップA
5)。
【0046】すると、前記RAM30内の走行速度レジ
スタ30eに記憶された自転車1の走行速度並びに走行
距離レジスタ30dに記憶された走行距離が読出され、
液晶表示部11に対して表示される(ステップSA→S
5)。
【0047】一方、前記ステップA2において検出され
た前輪1回転当たりの走行時間tが前記一定時間未満で
あり、該走行時間tを制御部(CPU)25において十
分精度良く検出できない速度状態であると判断される
と、タイマレジスタ30bにおけるタイマデータに従っ
た所定時間T当たりの前輪回転検出パルス信号(EM)
のカウント値に応じた前輪回転数nと、タイヤサイズレ
ジスタ30cに記憶されている前輪2のタイヤサイズに
応じて得られる前輪1回転当たりの走行距離Lとに基づ
き、自転車1の走行速度Vが算出され、走行速度レジス
タ30eに記憶される(ステップA3→A6)。
【0048】また、これと共に、前記前輪1回転当たり
の走行距離Lが走行距離レジスタ30dにて記憶されて
いる過去の走行距離に加算され、現在の走行距離として
該走行距離レジスタ30に更新記憶される(ステップA
5)。
【0049】すると、前記RAM30内の走行速度レジ
スタ30eに記憶された自転車1の走行速度並びに走行
距離レジスタ30dに記憶された走行距離が読出され、
液晶表示部11に対して表示される(ステップSA→S
5)。
【0050】したがって、前記構成のサイクルコンピュ
ータによれば、前輪2の回転に応じて送信機6から送信
されて受信機7の受信回路17に受信される前輪回転検
出パルス信号(EM)とRAM30内のタイマレジスタ
30bにて更新記憶されるタイマデータとに基づき検出
される前輪1回転当たりの走行時間tが、制御部(CP
U)25において十分精度良く検出処理可能な一定時間
以上であると判断された場合には、該検出された前輪1
回転当たりの走行時間tとRAM30内のタイヤサイズ
レジスタ30cに記憶されているタイヤサイズに応じた
前輪1回転当たりの走行距離Lとに基づき自転車1の走
行速度Vが算出され、また、前記前輪1回転当たりの検
出走行時間tが一定時間未満であると判断された場合に
は、所定時間T当たりに検出される前輪回転数nと前記
前輪1回転当たりの走行距離Lとに基づき自転車1の走
行速度Vが算出され、何れもRAM30内の走行速度レ
ジスタ30eに記憶されて液晶表示部11に表示される
ので、算出すべき速度の高低に応じた適切な速度算出手
段を選択することができ、常に高精度な走行速度を算出
して表示できるようになる。
【0051】なお、前記実施例では、走行速度の算出に
際し、前輪2の1回転に要する走行時間tが、予め設定
された時間以上か未満かで、前輪1回転当りの走行時間
tや所定時間T当たりの前輪回転数nと、前輪1回転当
たりの走行距離Lとの組合せを選択し、その算出手段を
適切に切換える構成としたが、前記前輪1回転当たりの
走行時間tの検出を要さず、他の実施例として以下に説
明する走行状態算出処理によっても、常に高精度な走行
速度を算出することができる。
【0052】図8は本発明の他の実施例に係わるサイク
ルコンピュータの受信機7に備えられるRAM30のレ
ジスタ構成を示す図である。このRAM30には、LC
D表示部11に表示させる被表示データが書込まれてフ
レームメモリとして機能する表示レジスタ30a、予め
設定された基本時間(例えば8秒)の間に車輪が1回転
した場合の基本速度(例えば5km/h)を予め記憶する
基本速度レジスタ30x、前記スタートキー(STAR
T)13の操作に応じ前記基本時間(8秒)を4分割し
た1分割時間に相当する2秒間のタイマデータを計時回
路28からの計時信号に従って繰返し記憶する2秒タイ
マレジスタ30f、この2秒タイマレジスタ30fにお
けるタイマ動作中に“1”停止中に“0”にセットされ
る2秒タイマフラグレジスタL、前記基本時間(8秒)
の4分の3分割時間に相当する6秒間のタイマデータを
計時回路28からの計時信号に従って記憶する6秒タイ
マレジスタ30g、この6秒タイマレジスタ30gにお
けるタイマ動作中に“1”停止中に“0”にセットされ
る6秒タイマフラグレジスタF、前記2秒タイマレジス
タ30fのタイマデータに応じた2秒間の経過判断毎に
該2秒間の車輪回転数と前記基本速度(5km/h)とを
乗算して求められる4分の1分割時間毎の速度データ
が、前記基本時間(8秒)に相当する最新の4データと
して順次更新されて記憶される今回速度データ(Vn)
レジスタ30h、前回速度データ(Vn-1)レジスタ3
0i、前々回速度データ(Vn-2)レジスタ30j、前
前々回速度データ(Vn-3)レジスタ30k、及び前記
最新4つ分の速度データVn,Vn-1,Vn-2,Vn-3
の総和か、又は最新2つ分の速度データVn,Vn-1の
和の2倍を、走行速度Vとして記憶する走行速度レジス
タ30eが備えられる。
【0053】図9は本発明の他の実施例に係わるサイク
ルコンピュータの走行状態算出処理を示すフローチャー
トである。すなわち、例えば自転車1の走行に伴ない、
送信機6から送信される前輪回転検出パルス信号(E
M)が受信機7の受信回路27にて繰返し受信される状
態で、走行状態の算出表示を実行させるべく、キー入力
部26のスタートキー(START)13を操作する
と、2秒タイマフラグレジスタLに“0”がセットされ
ているか、つまり、2秒タイマレジスタ30fにおける
2秒タイマのタイマ動作が停止中であるかが判断され、
2秒タイマ停止中であると判断された場合には、前記2
秒タイマフラグレジスタLに“1”がセットされ2秒タ
イマのタイマ動作が開始される(ステップB1→B2→
B3)。
【0054】ここで、前記2秒タイマレジスタ30fに
て更新記憶されるタイマデータにより2秒経過が判断さ
れない状態では、表示処理及びエンドキー(END)1
5のキー判断処理を経て、繰返し2秒経過の有無が判断
される(ステップB4→B5,B6→B4)。
【0055】そして、前記ステップB4において2秒経
過が判断されると、当該2秒経過中の前輪回転検出パル
ス信号(EM)の受信カウントにより検出された前輪回
転数に基本速度レジスタ30xに予め記憶されている基
本速度(5km/h)が乗算され、4分1基本時間当たり
の速度データV0 として算出されると共に、該4分1基
本時間当たりの最新速度データV0 が今回速度データV
nとして今回速度データレジスタ30hに記憶される
(ステップB4→B7,B8,B9)。
【0056】この場合、既に記憶されていた今回速度デ
ータVn、前回速度データVn-1、前々回速度データV
n-2は、それぞれ新たに前回速度データVn-1、前々回
速度データVn-2、前前々回速度データVn-3として各
対応する前回速度データレジスタ30i、前々回速度デ
ータレジスタ30j、前前々回速度データレジスタ30
kに更新記憶される(ステップB9)。
【0057】なお、この走行状態算出処理の初期におい
て、前記2秒経過判断毎の4分の1基本時間当たりの速
度データV0 の算出記憶処理は、前記各速度データレジ
スタ30h,30i,30j,30kに各対応する4つ
の速度データVn,Vn-1,Vn-2,Vn-3が記憶され
るまで連続的に繰返される(ステップB10→B5,B
6→B4→B7,B8,B9)。
【0058】そして、前記4分の1基本時間当たりの最
新の4速度データVn,Vn-1,Vn-2,Vn-3が、各
対応する速度データレジスタ30h,30i,30j,
30kに記憶されたと判断された後、6秒タイマフラグ
レジスタFに“0”がセットされていること、つまり、
6秒タイマのタイマ動作が停止中であると判断される
と、今回速度データレジスタ30hに記憶されている今
回の4分の1基本時間当たりの速度データVnと前回速
度データレジスタ30iに記憶されている前回の4分の
1基本時間当たりの速度データVn-1との差が単位時間
当たりの変化速度(Vn−Vn-1)として算出され、該
変化速度が前記基本速度(5km/h)より大きいか否か
判断される(ステップB10→B11→B12,B1
3)。
【0059】ここで、例えば今回速度データVnが20
(km/h)「=4(前輪回転数)×5(基本速度)」、
前回速度データVn-1が10(km/h)「=2(前輪回
転数)×5(基本速度)」、前々回速度データVn-2が
15(km/h)「=3(前輪回転数)×5(基本速
度)」、前前々回速度データVn-3が10(km/h)
「=2(前輪回転数)×5(基本速度)」である場合、
前記単位時間当たりの変化速度はVn(=20)からV
n-1(=10)を減算して10(km/h)となる。
【0060】そして、前記単位時間当たりの変化速度1
0(km/h)「=Vn−Vn-1」が前記基本速度(5km
/h)より大きいと判断されると、今回の4分の1基本
時間当たりの速度データVn(=20)と前回の4分の
1基本時間当たりの速度データVn-1(=10)とを加
算した最新の2分の1基本時間当たりの速度データ(=
30)を基本時間相当に2倍することで大きな速度変化
に対応した自転車1の走行速度V(=60km/h)が算
出され、走行速度レジスタ30eに記憶される(ステッ
プB13→B14)。
【0061】すると、6秒タイマフラグレジスタFに
“1”がセットされているか、つまり、6秒タイマの動
作中であるかが判断される(ステップB15)。この場
合、前記6秒タイマフラグレジスタFは“0”にセット
されているので、該フラグレジスタFには“1”がセッ
トされ、6秒タイマレジスタ30gにおける6秒間のタ
イマ動作が開始される(ステップB15→B16)。
【0062】この6秒タイマは、大きな速度変化があっ
た後6秒間は、速度データVnと速度データVn-1だけ
で速度を算出するようにするためのタイマである。そし
て、前記ステップB14において、走行速度レジスタ3
0eに算出記憶された自転車1の走行速度V(=60km
/h)が読出され液晶表示部11に表示される(ステッ
プB5)。
【0063】ここで、エンドキー(END)15の操作
がない状態では、前記2秒経過の判断に基づく4分の1
基本時間当たりの速度データ算出記憶処理が繰返し実行
され、各速度データレジスタ30h,30i,30j,
30kの内容が最新の速度データに更新される(ステッ
プB6→B4→B7,B8,B9)。
【0064】そして、前記4分の1基本時間当たりの最
新の4速度データVn,Vn-1,Vn-2,Vn-3が、各
対応する速度データレジスタ30h,30i,30j,
30kに記憶されたと判断された後、6秒タイマフラグ
レジスタFに“0”がセットされてなく、6秒タイマの
タイマ動作中であると判断されると、前記ステップB1
2及びB13における変化速度の算出及びその大小判断
処理は省略され、前記ステップB9において更新された
最新の今回速度データVnと前回速度データVn1 とに
従って、再び、今回の4分の1基本時間当たりの速度デ
ータVnと前回の4分の1基本時間当たりの速度データ
Vn-1とを加算した最新の2分の1基本時間当たりの速
度データを基本時間相当に2倍することによる自転車1
の走行速度Vの算出処理が実行され、走行速度レジスタ
30eに記憶される(ステップB10→B11→B1
4)。
【0065】すると、6秒タイマフラグレジスタFには
“1”がセットされているので、6タイマ動作中と判断
され、6秒タイマレジスタ30gにおけるタイマデータ
に基づき6秒経過の有無が判断される(ステップB15
→B17)。
【0066】ここで、6秒経過が判断されない場合に
は、前記ステップB14において、走行速度レジスタ3
0eに算出記憶された自転車1の最新の走行速度Vが読
出され液晶表示部11に表示されると共に、エンドキー
(END)15の操作がない状態では、前記2秒経過の
判断に基づく4分の1基本時間当たりの速度データ算出
記憶処理が繰返し実行される(ステップB17→B5,
B6→B4→B7,B8,B9)。
【0067】すなわち、前記ステップB12,B13の
処理を経て、今回速度データVnと前回速度データVn
-1との変化速度が基本速度(5km/h)より大きいと判
断されることで、ステップB14における「(Vn+V
n-1)×2」に従った走行速度Vの算出処理が実行され
ると、その後、6秒の経過判断がなされるまでは、前記
2秒経過毎の4分の1基本時間当たりの速度データ算出
記憶処理と、この最新速度データに基づく前記「(Vn
+Vn-1)×2」に従った走行速度Vの算出処理とが3
回繰返し実行され、大きな速度変化に影響されない安定
した走行速度Vの算出表示が継続的になされることにな
る。
【0068】そして、前記ステップB17において、6
秒経過が判断されると、6秒タイマフラグレジスタFに
“0”がセットされて6秒タイマが停止され、走行速度
Vの表示処理が行なわれると共に、エンドキー(EN
D)15の操作がない状態では、再び、前記2秒経過の
判断に基づく4分の1基本時間当たりの速度データ算出
記憶処理が実行される(ステップB17→B18,B
5,B6→B4→B7,B8,B9)。
【0069】そして、前記4分の1基本時間当たりの最
新の4速度データVn,Vn-1,Vn-2,Vn-3が、各
対応する速度データレジスタ30h,30i,30j,
30kに記憶されたと判断された後、6秒タイマフラグ
レジスタFに“0”がセットされていること、つまり、
6秒タイマのタイマ動作が停止したと判断されると、前
記最新の今回速度データVnと前回速度データVn-1と
の変化速度(Vn−Vn-1)が基本速度(5km/h)よ
り大きいか否を判断するステップに復帰する(ステップ
B10→B11→B12,B13)。
【0070】ここで、例えば今回速度データVnが10
(km/h)「=2(前輪回転数)×5(基本速度)」、
前回速度データVn-1が10(km/h)「=2(前輪回
転数)×5(基本速度)」、前々回速度データVn-2が
15(km/h)「=3(前輪回転数)×5(基本速
度)」、前前々回速度データVn-3が10(km/h)
「=2(前輪回転数)×5(基本速度)」である場合、
前記単位時間当たりの変化速度はVn(=10)からV
n-1(=10)を減算して0(km/h)となる。
【0071】そして、前記単位時間当たりの変化速度0
(km/h)「=Vn−Vn-1」が前記基本速度(5km/
h)以下であると判断されると、前記ステップB9の処
理により4つの速度データレジスタ30h,30i,3
0j,30kのそれぞれに更新記憶された各4分の1基
本時間当たりの最新の今回速度データVn,前回速度デ
ータVn-1,前々回速度データVn-2,前前々回速度デ
ータVn-3を、基本時間相当に全て加算することで自転
車1の走行速度V(=45km/h)が算出され、走行速
度レジスタ30eに記憶される(ステップB13→B1
9)。
【0072】そして、前記ステップB19において、走
行速度レジスタ30eに算出記憶された自転車1の走行
速度V(=45km/h)が読出され液晶表示部11に表
示される(ステップB5)。
【0073】ここで、エンドキー(END)15の操作
がない状態では、前記2秒経過の判断に基づく4分の1
基本時間当たりの速度データ算出記憶処理が繰返し実行
される(ステップB6→B4→B7,B8,B9)。
【0074】すなわち、前記ステップB12,B13の
処理を経て、今回速度データVnと前回速度データVn
-1との変化速度が基本速度(5km/h)以下であると判
断された場合には、最新の基本時間に相当する各4分の
1基本時間当たりの速度データVn,Vn-1,Vn-2,
Vn-3の全てが加算されて走行速度Vの算出表示が行な
われるので、前記2秒経過毎の4分の1基本時間当たり
の速度データの算出更新処理に応じて、常に高精度で安
定した走行速度Vが得られるようになる。そして、キー
入力部26のエンドキー(END)15が操作される
と、前記一連の走行状態算出処理は終了される(ステッ
プB6→エンド)。
【0075】
【発明の効果】以上のように、本発明の第1の電子機器
によれば、回転時間検出手段により得られる車輪1回転
当たりの所要時間が予め設定された時間以上(低速・低
回転)である場合には、該車輪1回転当たりの所要時間
と車輪1回転当たりの移動距離とに基づき移動体の移動
速度が算出され、また、前記回転時間検出手段により得
られる車輪1回転当たりの所要時間が予め設定された時
間未満(高速・高回転)である場合には、前記車輪1回
転当たりの移動距離と所定時間間隔での車輪回転数とに
基づき移動体の移動速度が算出されるので、求めるべき
速度の高低に応じた適切な速度算出手段が選択されるよ
うになる。
【0076】また、本発明の第2の電子機器によれば、
予め設定された基本時間を複数分割した各分割時間当た
りの車輪回転数が、車輪回転検出手段により得られる車
輪回転検出信号に基づき検出され、該検出された各分割
時間当たりの車輪回転数と基本速度記憶手段に記憶され
た前記基本時間当たりに車輪が1回転した場合の基本速
度に基づき、例えば各分割時間当たりの車輪回転数の総
和に基本速度を乗算して移動体の移動速度が算出される
ようになる。よって、本発明によれば、移動体移動速度
の高低に影響されることなく、あらゆる速度域で高精度
に移動速度を求めることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子機器の実施例に係わるサイクルコ
ンピュータが搭載された自転車の外観構成を示す側面
図。
【図2】前記サイクルコンピュータの送信機及び受信機
の外観構成を示す図。
【図3】前記サイクルコンピュータにおける送信機の内
部構成を示す回路図。
【図4】前記サイクルコンピュータにおける受信機の内
部構成を示すブロック図。
【図5】前記サイクルコンピュータの受信機に備えられ
るRAMのレジスタ構成を示す図。
【図6】前記サイクルコンピュータにおける全体動作の
処理を示すフローチャート。
【図7】前記サイクルコンピュータの全体動作処理に伴
なう走行状態算出処理を示すフローチャート。
【図8】本発明の他の実施例に係わるサイクルコンピュ
ータの受信機に備えられるRAMのレジスタ構成を示す
図。
【図9】本発明の他の実施例に係わるサイクルコンピュ
ータの走行状態算出処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…自転車、2…前輪、3…スポーク、4…前輪回転検
出用磁石、5…前輪フレーム、5a…ハンドル、6…送
信機、7…受信機、11…LCD表示部、11a…表示
駆動回路、12…データ入力キー(DATA)、13…
スタートキー(START)、14…モード選択キー
(MODE)、15…エンドキー(END)、16…前
輪回転検出用リードスイッチ、17…前輪回転検出回
路、18…発信回路、19,24…抵抗、20…NPN
トランジスタ、21,23…コンデンサ、22…電磁誘
導コイル、25…制御部(CPU)、26…キー入力
部、27…受信回路、28…計時回路、29…ROM、
30…RAM、M…モードフラグレジスタ、S…状態表
示開始/終了フラグレジスタ、30a…表示レジスタ、
30b…タイマレジスタ、30c…タイヤサイズレジス
タ、30d…走行距離レジスタ、30e…走行速度レジ
スタ、30f…2秒タイマレジスタ、L…2秒タイマフ
ラグレジスタ、30g…6秒タイマレジスタ、F…6秒
タイマフラグレジスタ、30h…今回速度データレジス
タ、30i…前回速度データレジスタ、30j…前々回
速度データレジスタ、30k…前前々回速度データレジ
スタ、30x…基本速度レジスタ、31…増幅回路、3
2…スピーカ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪の回転に伴ない移動する移動体の移
    動速度を算出する電子機器において、 前記車輪の回転を検出する車輪回転検出手段と、 この車輪回転検出手段により得られる前記車輪の回転検
    出信号に基づき、前記車輪の所定の回転数当たりの所要
    時間を検出する回転時間検出手段と、 この回転時間検出手段により得られる前記車輪の所定の
    回転数当たりの所要時間が予め設定された時間以上であ
    る場合には、該車輪の所定の回転数当たりの所要時間と
    前記移動体の移動距離とに基づき前記移動体の移動速度
    を算出する第1の速度算出手段と、 前記回転時間検出手段により得られる前記車輪の所定の
    回転数当たりの所要時間が予め設定された時間未満であ
    る場合には、前記移動体の移動距離と所定時間間隔での
    車輪回転数とに基づき前記移動体の移動速度を算出する
    第2の速度算出手段と、を具備したことを特徴とする電
    子機器。
  2. 【請求項2】 車輪の回転に伴ない移動する移動体の移
    動速度を算出する電子機器において、 前記車輪が予め設定された基本時間当たりに所定回数回
    転した場合の基本速度を記憶する基本速度記憶手段と、 前記車輪の回転を検出する車輪回転検出手段と、 前記基本時間を複数分割した各分割時間当たりの前記車
    輪の回転数を、前記車輪回転検出手段により得られる前
    記車輪の回転検出信号に基づき検出する分割回転数検出
    手段と、 前記分割回転数検出手段により検出された各分割時間当
    たりの車輪回転数と前記基本速度記憶手段に記憶された
    基本速度に基づき、前記移動体の移動速度を算出する速
    度算出手段と、を具備したことを特徴とする電子機器。
JP6246411A 1994-10-12 1994-10-12 電子機器 Pending JPH08110344A (ja)

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JP (1) JPH08110344A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009067327A (ja) * 2007-09-14 2009-04-02 Bridgestone Cycle Co サイクルコンピュータ
JP2015174539A (ja) * 2014-03-14 2015-10-05 ヤマハ発動機株式会社 電動アシスト自転車

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009067327A (ja) * 2007-09-14 2009-04-02 Bridgestone Cycle Co サイクルコンピュータ
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