JPH0719894A - 目標距離入力装置及び該目標距離入力装置を備えた走行データ表示装置 - Google Patents
目標距離入力装置及び該目標距離入力装置を備えた走行データ表示装置Info
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- JPH0719894A JPH0719894A JP18915493A JP18915493A JPH0719894A JP H0719894 A JPH0719894 A JP H0719894A JP 18915493 A JP18915493 A JP 18915493A JP 18915493 A JP18915493 A JP 18915493A JP H0719894 A JPH0719894 A JP H0719894A
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- Japan
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- distance
- map
- checkpoint
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- calculating
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数のチエックポイントまでの目標距離を容
易に入力することができるようにする。 【構成】 使用する地図の縮尺を入力し(SA1)、回
転センサー72からのパルスが有るまで待つ(SA
2)。そして、地図上にて走行しようとする経路上に回
転センサーを接触させ、経路に沿って移動させると、回
転センサーが転動し、回転センサーの回転に同期してパ
ルスが発生する。これにより、SA3において、前記縮
尺データと回転センサーの地図上での移動距離から、地
図上の距離(地図上における縮小前の距離である実寸距
離)を算出する。さらに、この距離を表示した後(SA
4)、チェックポイントが入力されるまで、SA3〜S
A5のループを繰り返す。チェックポイントが入力され
たならば、スタート地点又は前のチェックポイントから
の距離を番号付けして記憶する(SA6)。
易に入力することができるようにする。 【構成】 使用する地図の縮尺を入力し(SA1)、回
転センサー72からのパルスが有るまで待つ(SA
2)。そして、地図上にて走行しようとする経路上に回
転センサーを接触させ、経路に沿って移動させると、回
転センサーが転動し、回転センサーの回転に同期してパ
ルスが発生する。これにより、SA3において、前記縮
尺データと回転センサーの地図上での移動距離から、地
図上の距離(地図上における縮小前の距離である実寸距
離)を算出する。さらに、この距離を表示した後(SA
4)、チェックポイントが入力されるまで、SA3〜S
A5のループを繰り返す。チェックポイントが入力され
たならば、スタート地点又は前のチェックポイントから
の距離を番号付けして記憶する(SA6)。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自転車等の走行開始に
際して目標距離を入力するためなどに用いられる目標距
離入力装置、及び該目標距離入力装置を備えた走行デー
タ表示装置に関する。
際して目標距離を入力するためなどに用いられる目標距
離入力装置、及び該目標距離入力装置を備えた走行デー
タ表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自転車に搭載される装置としてサ
イクルコンピュータと称されるものが知られている。こ
のサイクルコンピュータは、自転車の車輪の周長や目標
距離を入力する為のキー、及び車輪の回転を検出する回
転検出装置等で構成されており、キー操作により任意の
数値を入力するとその値が目標距離として設定表示され
る。また、前記回転検出装置は、前輪のスポークに装着
された磁石と、車体側に固定され前記磁石の回転軌道の
外側に位置する磁気検出部、該磁気検出部からの磁気検
出信号を無線送信する送信機、及びこの送信機からの信
号を受信する受信機等で構成されている。
イクルコンピュータと称されるものが知られている。こ
のサイクルコンピュータは、自転車の車輪の周長や目標
距離を入力する為のキー、及び車輪の回転を検出する回
転検出装置等で構成されており、キー操作により任意の
数値を入力するとその値が目標距離として設定表示され
る。また、前記回転検出装置は、前輪のスポークに装着
された磁石と、車体側に固定され前記磁石の回転軌道の
外側に位置する磁気検出部、該磁気検出部からの磁気検
出信号を無線送信する送信機、及びこの送信機からの信
号を受信する受信機等で構成されている。
【0003】そして、自転車の走行に伴って前輪が回転
し、これによりスポークに取り付けられている磁石が磁
気検出部の内側を通過すると、該磁気検出部が磁気を検
出し、送信機は磁気検出に同期してパルス信号を無線送
信する。すると、受信機は、パルス信号を受信して自転
車のスタートを検出し、以降磁石の通過をカウントし
て、「積算カウント数×周長」により積算距離を算出す
る。また、「3600/カウント周期×周長」により速度
(時速)を算出し、この算出した積算距離や速度は受信
機側に設けられた表示部に表示される。したがって、サ
イクリングやトレーニングで走行する際には、地図等で
予め目標となる距離を計測しこれを、サイクルコンピュ
ータに入力し、目標距離と算出された積算距離とを比較
することにより、目標距離まで走行したか否かを知るこ
とができる。
し、これによりスポークに取り付けられている磁石が磁
気検出部の内側を通過すると、該磁気検出部が磁気を検
出し、送信機は磁気検出に同期してパルス信号を無線送
信する。すると、受信機は、パルス信号を受信して自転
車のスタートを検出し、以降磁石の通過をカウントし
て、「積算カウント数×周長」により積算距離を算出す
る。また、「3600/カウント周期×周長」により速度
(時速)を算出し、この算出した積算距離や速度は受信
機側に設けられた表示部に表示される。したがって、サ
イクリングやトレーニングで走行する際には、地図等で
予め目標となる距離を計測しこれを、サイクルコンピュ
ータに入力し、目標距離と算出された積算距離とを比較
することにより、目標距離まで走行したか否かを知るこ
とができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
サイクルコンピュータにあっては、目標距離の設定はキ
ー操作により任意の数値を入力することにより行われ
る。したがって、例えばある地点までの距離を目標距離
として入力する場合には、地図上で当該地点までの長さ
を測って、縮尺から距離を計算し、この計算した距離を
キー操作により入力する必要がある。よって、目標距離
を入力するための操作が煩雑となり、特に複数のチエッ
クポイントまでの距離を各々目標距離として入力する場
合には、その煩雑性は著しいものであった。
サイクルコンピュータにあっては、目標距離の設定はキ
ー操作により任意の数値を入力することにより行われ
る。したがって、例えばある地点までの距離を目標距離
として入力する場合には、地図上で当該地点までの長さ
を測って、縮尺から距離を計算し、この計算した距離を
キー操作により入力する必要がある。よって、目標距離
を入力するための操作が煩雑となり、特に複数のチエッ
クポイントまでの距離を各々目標距離として入力する場
合には、その煩雑性は著しいものであった。
【0005】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、複数のチエックポイントまでの目
標距離を容易に入力することができる目標距離入力装置
及び該目標距離入力装置を備えた走行データ表示装置を
提供することを目的とするものである。
なされたものであり、複数のチエックポイントまでの目
標距離を容易に入力することができる目標距離入力装置
及び該目標距離入力装置を備えた走行データ表示装置を
提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明にかかる目標距離入力装置にあっては、地図の
縮尺データを入力する縮尺データ入力手段と、地図上の
距離を計測する距離計測手段と、地図上におけるチェッ
クポイントを入力するチェックポイント入力手段と、前
記各手段により入力された前記縮尺データ、前記地図上
の距離及びチェックポイントに基づいて、スタート地点
からチェックポイント、及び各チェックポイント間の距
離を算出する距離算出手段と、該距離算出手段により算
出された前記スタート地点からチェックポイント、及び
各チェックポイント間の距離を記憶する記憶手段とを有
している。
に本発明にかかる目標距離入力装置にあっては、地図の
縮尺データを入力する縮尺データ入力手段と、地図上の
距離を計測する距離計測手段と、地図上におけるチェッ
クポイントを入力するチェックポイント入力手段と、前
記各手段により入力された前記縮尺データ、前記地図上
の距離及びチェックポイントに基づいて、スタート地点
からチェックポイント、及び各チェックポイント間の距
離を算出する距離算出手段と、該距離算出手段により算
出された前記スタート地点からチェックポイント、及び
各チェックポイント間の距離を記憶する記憶手段とを有
している。
【0007】また、本発明にかかる走行データ表示装置
あっては、さらに、走行体の走行状態を検出する走行状
態検出手段と、該走行状態検出手段により検出された走
行状態と、前記記憶手段に記憶された前記各距離とに基
づき、前記走行体がチェックポイントに到達するまでに
要する時間あるいはチェックポイントに到達するまでに
要する距離を算出する算出手段と、この算出手段により
算出された時間あるいは距離を表示する表示手段とを有
している。また、好ましくは、前記走行体のチェックポ
イントへの到達に応答して、放音を発生する放音発生手
段が設けられている。
あっては、さらに、走行体の走行状態を検出する走行状
態検出手段と、該走行状態検出手段により検出された走
行状態と、前記記憶手段に記憶された前記各距離とに基
づき、前記走行体がチェックポイントに到達するまでに
要する時間あるいはチェックポイントに到達するまでに
要する距離を算出する算出手段と、この算出手段により
算出された時間あるいは距離を表示する表示手段とを有
している。また、好ましくは、前記走行体のチェックポ
イントへの到達に応答して、放音を発生する放音発生手
段が設けられている。
【0008】
【作用】前記構成において、縮尺データ入力手段により
地図の縮尺データを入力した状態で、計測手段により地
図上の距離が計測されると、距離算出手段はこの縮尺デ
ータを地図上の距離とに基づき、距離を算出することが
可能となる。このとき、チェックポイント入力手段によ
りチェックポイントが入力されると、距離算出手段によ
りスタート地点からチェックポイント、及び各チェック
ポイント間の距離が算出され、これらの距離は記憶手段
に記憶される。
地図の縮尺データを入力した状態で、計測手段により地
図上の距離が計測されると、距離算出手段はこの縮尺デ
ータを地図上の距離とに基づき、距離を算出することが
可能となる。このとき、チェックポイント入力手段によ
りチェックポイントが入力されると、距離算出手段によ
りスタート地点からチェックポイント、及び各チェック
ポイント間の距離が算出され、これらの距離は記憶手段
に記憶される。
【0009】一方、このように記憶手段にスタート地点
からチェックポイント、及び各チェックポイント間の距
離が記憶されている状態で、走行体が走行を開始する
と、その走行状態が走行状態検出手段により検出され、
算出手段は、走行体がチェックポイントに到達するまで
に要する時間あるいは距離を算出し、この算出された時
間あるいは距離は表示手段に表示される。また、走行体
のチェックポイントへの到達した際には、放音発生手段
から放音が発生する。
からチェックポイント、及び各チェックポイント間の距
離が記憶されている状態で、走行体が走行を開始する
と、その走行状態が走行状態検出手段により検出され、
算出手段は、走行体がチェックポイントに到達するまで
に要する時間あるいは距離を算出し、この算出された時
間あるいは距離は表示手段に表示される。また、走行体
のチェックポイントへの到達した際には、放音発生手段
から放音が発生する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図にしたがって説
明する。図1は、本発明の一実施例を適用した自転車1
の側面図であり、自転車1の前輪2には、そのスポーク
3に磁石4が取り付けられている。一方、自転車1の車
体5には、前記磁石4の回転軌道の外側に送信機6が固
定されており、該送信機6の上方のハンドル5aには受
信機7が装着されている。該受信機7は、自転車1の車
体5に対し、着脱自在であって、その上面には、図2に
示すように、LCDで構成された表示部8が設けられて
おり、該表示部8の下部には縮尺入力キー9、チェック
ポイント入力キー10、ENDキー11、及びスタート
キー12が設けられている。
明する。図1は、本発明の一実施例を適用した自転車1
の側面図であり、自転車1の前輪2には、そのスポーク
3に磁石4が取り付けられている。一方、自転車1の車
体5には、前記磁石4の回転軌道の外側に送信機6が固
定されており、該送信機6の上方のハンドル5aには受
信機7が装着されている。該受信機7は、自転車1の車
体5に対し、着脱自在であって、その上面には、図2に
示すように、LCDで構成された表示部8が設けられて
おり、該表示部8の下部には縮尺入力キー9、チェック
ポイント入力キー10、ENDキー11、及びスタート
キー12が設けられている。
【0011】また、受信機7の周部には、アーム71
が、矢印R方向に回動することによって収納可能な状態
で突設されており、該アーム71の先端部には回転セン
サー72が回転自在に支持されている。そして、回転セ
ンサー72を地図上にて転動させると、該回転センサー
72の回転に伴って発生するパルスにより地図上での距
離が検出され、この検出された地図上の距離と、前記縮
尺入力キー9の操作により入力された当該地図の縮尺と
により、地図上における縮小前の距離である実寸距離が
算出されるように構成されている。
が、矢印R方向に回動することによって収納可能な状態
で突設されており、該アーム71の先端部には回転セン
サー72が回転自在に支持されている。そして、回転セ
ンサー72を地図上にて転動させると、該回転センサー
72の回転に伴って発生するパルスにより地図上での距
離が検出され、この検出された地図上の距離と、前記縮
尺入力キー9の操作により入力された当該地図の縮尺と
により、地図上における縮小前の距離である実寸距離が
算出されるように構成されている。
【0012】図3は、前記送信機6の回路図である。リ
ードスイッチ13は、常時はオフであって前輪2の回転
に伴って送信機6の内側を磁石4が通過した際にオンと
なって、リードスイッチ信号aを検出回路14に出力す
る。該検出回路14は、内部に発振回路15を備え、リ
ードスイッチ13からのリードスイッチ信号aを受け取
ると連続したクロック信号bに変換し、抵抗18を介し
てNPN型のトランジスタ19のベース端子に送出す
る。このトランジスタ19のコレクタ端子とエミッタ端
子間にはコンデンサ20が接続され、コレクタ端子が電
磁誘導コイル21の一端に接続されているとともに、エ
ミッタ端子が検出回路14と接続されている。電磁誘導
コイル21の他端とコンデンサ22の一端に、抵抗23
を介して電圧Vccが印加され、コンデンサ22の他端
は前記トランジスタ19のエミッタ端子に接続されてい
る。従って、クロック信号bがトランジスタ19に与え
られると電磁誘導コイル21からは電磁誘導信号が出力
される。
ードスイッチ13は、常時はオフであって前輪2の回転
に伴って送信機6の内側を磁石4が通過した際にオンと
なって、リードスイッチ信号aを検出回路14に出力す
る。該検出回路14は、内部に発振回路15を備え、リ
ードスイッチ13からのリードスイッチ信号aを受け取
ると連続したクロック信号bに変換し、抵抗18を介し
てNPN型のトランジスタ19のベース端子に送出す
る。このトランジスタ19のコレクタ端子とエミッタ端
子間にはコンデンサ20が接続され、コレクタ端子が電
磁誘導コイル21の一端に接続されているとともに、エ
ミッタ端子が検出回路14と接続されている。電磁誘導
コイル21の他端とコンデンサ22の一端に、抵抗23
を介して電圧Vccが印加され、コンデンサ22の他端
は前記トランジスタ19のエミッタ端子に接続されてい
る。従って、クロック信号bがトランジスタ19に与え
られると電磁誘導コイル21からは電磁誘導信号が出力
される。
【0013】図4は、前記受信機7の構成を示すブロッ
ク回路図である。同図において前記送信機6の電磁誘導
コイル21による電磁誘導信号は、図示しない電磁誘導
コイルを備えた受信部24により受信され、CPU25
に送られる。CPU25は、図示しないプログラムRO
Mを有し、該プログラムROMに格納されたプログラム
及びRAM26に記憶されるデータ等にしたがって動作
する。そして、CPU25の動作により、この受信機7
全体が制御され、表示部8が表示駆動回路27を介して
制御されるとともに、スピーカ32に放音信号を出力す
るアンプ31が制御される。またCPU25には、前記
複数のキー9〜12を備えたキー入力部29、及び一定
周波数のクロック信号を発生する発振回路30から、各
々出力信号が与えられる。なお、前記回転センサー72
において発生するパルスは、距離検出回路27に入力さ
れ、該距離検出回路27は入力パルスをカウントするこ
とにより、地図上において回転センサー72が回転移動
した距離を検出する。そして、この距離検出回路27に
より検出された地図上の距離と、前記縮尺入力キー9の
操作により入力された当該地図の縮尺とにより、CPU
25は地図上における縮小前の距離である実寸距離を算
出する。
ク回路図である。同図において前記送信機6の電磁誘導
コイル21による電磁誘導信号は、図示しない電磁誘導
コイルを備えた受信部24により受信され、CPU25
に送られる。CPU25は、図示しないプログラムRO
Mを有し、該プログラムROMに格納されたプログラム
及びRAM26に記憶されるデータ等にしたがって動作
する。そして、CPU25の動作により、この受信機7
全体が制御され、表示部8が表示駆動回路27を介して
制御されるとともに、スピーカ32に放音信号を出力す
るアンプ31が制御される。またCPU25には、前記
複数のキー9〜12を備えたキー入力部29、及び一定
周波数のクロック信号を発生する発振回路30から、各
々出力信号が与えられる。なお、前記回転センサー72
において発生するパルスは、距離検出回路27に入力さ
れ、該距離検出回路27は入力パルスをカウントするこ
とにより、地図上において回転センサー72が回転移動
した距離を検出する。そして、この距離検出回路27に
より検出された地図上の距離と、前記縮尺入力キー9の
操作により入力された当該地図の縮尺とにより、CPU
25は地図上における縮小前の距離である実寸距離を算
出する。
【0014】前記RAM26には、図5に示したレジス
タ26a〜26fnが設けられている。すなわち、レジ
スタ26aには、出発地点からの時間が格納される。レ
ジスタ26bには磁石4が送信部の近傍を通過した際の
オン(カウント)状態から次のオン状態迄のカウント周
期(秒)と前輪2の周長とに基づき「(3600/カウ
ント周期)×周長」により演算された現在の走行速度
(時速)が格納され、レジスタ26cには「積算カウン
ト数×周長」により演算された走行距離が格納される。
また、レジスタ26dには回転センサー72の出力パル
スから計測された地図上の距離が格納され、レジスタ2
6eには地図の縮尺入力が格納される。さらに、レジス
タ26f1には、回転センサー72の出力から算出され
た第1チェックポイントまでの距離が、レジスタ26f
2には第1〜第2チェックポイントまでの距離が格納さ
れ、以下同様にしてレジスタ26fnまでに、各々前の
チェックポイントから次のチェックポイントまでの距離
が格納され、レジスタ26gには、算出された次のチェ
ックポイントまでの時間が格納される。
タ26a〜26fnが設けられている。すなわち、レジ
スタ26aには、出発地点からの時間が格納される。レ
ジスタ26bには磁石4が送信部の近傍を通過した際の
オン(カウント)状態から次のオン状態迄のカウント周
期(秒)と前輪2の周長とに基づき「(3600/カウ
ント周期)×周長」により演算された現在の走行速度
(時速)が格納され、レジスタ26cには「積算カウン
ト数×周長」により演算された走行距離が格納される。
また、レジスタ26dには回転センサー72の出力パル
スから計測された地図上の距離が格納され、レジスタ2
6eには地図の縮尺入力が格納される。さらに、レジス
タ26f1には、回転センサー72の出力から算出され
た第1チェックポイントまでの距離が、レジスタ26f
2には第1〜第2チェックポイントまでの距離が格納さ
れ、以下同様にしてレジスタ26fnまでに、各々前の
チェックポイントから次のチェックポイントまでの距離
が格納され、レジスタ26gには、算出された次のチェ
ックポイントまでの時間が格納される。
【0015】以上の構成にかかる本実施例において、受
信機7を自転車1の車体5から取り外した状態では、C
PU25は図6に示したフローチャートにしたがって動
作する。すなわち、使用する地図の縮尺値に応じて前記
縮尺入力キー9の操作を操作すると、当該地図の縮尺が
入力される(SA1)。次に、回転センサー72が突出
し、回転パルスが有るまで待つ(SA2)。そして、回
転センサー72を突出させて、図7に示したように、地
図M上にて走行しようとする経路上に回転センサー72
を接触させ、この接触させた状態で受信機7を経路に沿
って移動させると、回転センサー72が転動し、回転セ
ンサー72の回転に同期してパルスが発生する。これに
より、SA3において、前記縮尺データと回転センサー
72の地図M上での移動距離から、地図上の距離(地図
上における縮小前の距離である実寸距離)が算出され
る。さらに、この距離が表示され(SA4)、このSA
4の処理により、受信機7の表示部8には、図7に例示
したように「25.6km」等の表示がなされる。
信機7を自転車1の車体5から取り外した状態では、C
PU25は図6に示したフローチャートにしたがって動
作する。すなわち、使用する地図の縮尺値に応じて前記
縮尺入力キー9の操作を操作すると、当該地図の縮尺が
入力される(SA1)。次に、回転センサー72が突出
し、回転パルスが有るまで待つ(SA2)。そして、回
転センサー72を突出させて、図7に示したように、地
図M上にて走行しようとする経路上に回転センサー72
を接触させ、この接触させた状態で受信機7を経路に沿
って移動させると、回転センサー72が転動し、回転セ
ンサー72の回転に同期してパルスが発生する。これに
より、SA3において、前記縮尺データと回転センサー
72の地図M上での移動距離から、地図上の距離(地図
上における縮小前の距離である実寸距離)が算出され
る。さらに、この距離が表示され(SA4)、このSA
4の処理により、受信機7の表示部8には、図7に例示
したように「25.6km」等の表示がなされる。
【0016】引き続き、チェックポイントが入力された
か否かを判別し(SA5)、チェックポイントが入力さ
れるまで、SA3〜SA5の処理を繰り返す。そして、
例えば図7の地図M上に付したA,B,C,Dをチェッ
クポイントとして設定する場合には、先ず回転センサー
72がスタート地点からA点に到達したとき、チェック
ポイント入力キー10を操作する。すると、SA5から
SA6に進み、スタート地点又は前のチェックポイント
からの距離を番号付け記憶する(SA6)。したがっ
て、地図上のA,B,C,Dにてチェックポイント入力
キー10を操作すると、前記ループSA3〜SA7にお
けるSA6の処理により、スタート地点−A間の距離、
A−B間の距離、B−C間の距離、C−D間の距離、・
・・がシリアルな番号とともに記憶される。そして、終
点である最後のチェックポイントを入力した時点で、E
NDキー11を操作することにより、チェックポイント
間の距離入力を完了する。
か否かを判別し(SA5)、チェックポイントが入力さ
れるまで、SA3〜SA5の処理を繰り返す。そして、
例えば図7の地図M上に付したA,B,C,Dをチェッ
クポイントとして設定する場合には、先ず回転センサー
72がスタート地点からA点に到達したとき、チェック
ポイント入力キー10を操作する。すると、SA5から
SA6に進み、スタート地点又は前のチェックポイント
からの距離を番号付け記憶する(SA6)。したがっ
て、地図上のA,B,C,Dにてチェックポイント入力
キー10を操作すると、前記ループSA3〜SA7にお
けるSA6の処理により、スタート地点−A間の距離、
A−B間の距離、B−C間の距離、C−D間の距離、・
・・がシリアルな番号とともに記憶される。そして、終
点である最後のチェックポイントを入力した時点で、E
NDキー11を操作することにより、チェックポイント
間の距離入力を完了する。
【0017】このようにして、チェックポイント間の距
離入力を完了した後、受信機7を図1に示したように、
自転車1の車体5に装着する。そしてスタートキー12
が操作されると、CPU25は、図8に示したフローチ
ャートに従って動作を開始し、次に走行パルスが受信さ
れると(SB1)、走行距離・速度・平均速度を算出す
る(SB2)。すなわち、自転車1が走行を開始して前
輪2が回転すると、磁石4が送信機6の内側を通過す
る。これにより、該送信機6に設けられているリードス
イッチ13がオンとなり、図3に示したように、リード
スイッチ信号aが生成される。すると、検出回路14は
所定周期のクロック信号bを出力し、トランジスタ19
は微小時間オン・オフを繰り返す。これにより、送信機
6の電磁誘導コイル21からは、磁石4が通過した直後
微小時間をもって、共振パルス(電磁誘導信号)が出力
される。
離入力を完了した後、受信機7を図1に示したように、
自転車1の車体5に装着する。そしてスタートキー12
が操作されると、CPU25は、図8に示したフローチ
ャートに従って動作を開始し、次に走行パルスが受信さ
れると(SB1)、走行距離・速度・平均速度を算出す
る(SB2)。すなわち、自転車1が走行を開始して前
輪2が回転すると、磁石4が送信機6の内側を通過す
る。これにより、該送信機6に設けられているリードス
イッチ13がオンとなり、図3に示したように、リード
スイッチ信号aが生成される。すると、検出回路14は
所定周期のクロック信号bを出力し、トランジスタ19
は微小時間オン・オフを繰り返す。これにより、送信機
6の電磁誘導コイル21からは、磁石4が通過した直後
微小時間をもって、共振パルス(電磁誘導信号)が出力
される。
【0018】そして、送信機6側の電磁誘導コイル21
から共振パルスcが出力されると、受信部24に設けら
れている図示しない電磁誘導コイルが電磁誘導作用によ
り受信信号を生成する。したがって、この受信信号は、
前輪2が1回転して、磁石4が送信機6の内側を通過す
るタイミング、つまり前輪2の1回転毎にCPU25に
入力される。すると、CPU25はこの受信信号をカウ
ントし、「(3600/カウント周期)×周長」により
現在の走行速度(時速)を算出し、「積算カウント数×
周長」により走行距離を算出するとともに、「走行距離
÷時間」により平均速度を算出する。
から共振パルスcが出力されると、受信部24に設けら
れている図示しない電磁誘導コイルが電磁誘導作用によ
り受信信号を生成する。したがって、この受信信号は、
前輪2が1回転して、磁石4が送信機6の内側を通過す
るタイミング、つまり前輪2の1回転毎にCPU25に
入力される。すると、CPU25はこの受信信号をカウ
ントし、「(3600/カウント周期)×周長」により
現在の走行速度(時速)を算出し、「積算カウント数×
周長」により走行距離を算出するとともに、「走行距離
÷時間」により平均速度を算出する。
【0019】次に、この算出した走行距離と、予め記憶
してある各チェックポイント間の距離に基づき、現在位
置から各チェックポイント及び終点までの間の距離を算
出する(SB3)。さらに、SB2で算出した現在の速
度を基に、次のチェックポイントまでの時間を算出し
(SB4)、しかる後に算出された距離、速度、及び時
間を表示部8に表示する。この距離、速度、及び時間の
表示は、図9に示したように、(A)と(B)とを一定
時間毎に切り換えて、時分割表示することにより行う。
つまり、表示状態(A)では現在速度と次のチェックポ
イントまでの距離を表示し、表示状態(B)では平均速
度と次のチェックポイントまでの時間を表示する。
してある各チェックポイント間の距離に基づき、現在位
置から各チェックポイント及び終点までの間の距離を算
出する(SB3)。さらに、SB2で算出した現在の速
度を基に、次のチェックポイントまでの時間を算出し
(SB4)、しかる後に算出された距離、速度、及び時
間を表示部8に表示する。この距離、速度、及び時間の
表示は、図9に示したように、(A)と(B)とを一定
時間毎に切り換えて、時分割表示することにより行う。
つまり、表示状態(A)では現在速度と次のチェックポ
イントまでの距離を表示し、表示状態(B)では平均速
度と次のチェックポイントまでの時間を表示する。
【0020】引き続き、次のチェックポイントまでの距
離に基づき、チェックポイントに到着したか否かを判別
し(SB6)、到着するまでSB2〜SB6のループを
繰り返す。そして、次のチェックポイントまでの距離が
“0”となることにより、当該チェックポイントに到着
すると、SB6からSB7に進んでスピーカ32から放
音を発生させる。しかる後に、最後のチェックポイント
である終点に至着したか否かを判別し、終点に到着する
までSB2〜SB8のループを繰り返す。したがって、
終点に到着するまでこのSB2〜SB8のループが繰り
返されることにより、次のチェックポイントまでの距離
や時間、現在速度や平均速度が表示部8に表示されなが
ら、チェックポイントを通過するごとに放音が発生して
行く。そして、終点に到着すると、SB8からENDに
進みこのフローに従った制御を終了する。
離に基づき、チェックポイントに到着したか否かを判別
し(SB6)、到着するまでSB2〜SB6のループを
繰り返す。そして、次のチェックポイントまでの距離が
“0”となることにより、当該チェックポイントに到着
すると、SB6からSB7に進んでスピーカ32から放
音を発生させる。しかる後に、最後のチェックポイント
である終点に至着したか否かを判別し、終点に到着する
までSB2〜SB8のループを繰り返す。したがって、
終点に到着するまでこのSB2〜SB8のループが繰り
返されることにより、次のチェックポイントまでの距離
や時間、現在速度や平均速度が表示部8に表示されなが
ら、チェックポイントを通過するごとに放音が発生して
行く。そして、終点に到着すると、SB8からENDに
進みこのフローに従った制御を終了する。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、地図の縮
尺データと地図上の測定した距離、及び地図上のチェッ
クポイントに基づき、スタート地点からチェックポイン
トまでの間の距離、及び各チェックポイント間の距離を
算出して記憶させるようにした。よって、目標距離を入
力するための操作が容易となり、特に複数のチエックポ
イントまでの距離を入力する際の操作を、飛躍的に容易
化することができる。また、走行体がチェックポイント
に到達するに要する時間、あるいは距離を表示するよう
にしたことから、チェックポイントとの関係における走
行状態を明瞭に認識することができる。また、チェック
ポイントへの到達に応答して、放音を発生させることに
より、自転車の運転姿勢を保持した状態で、チェックポ
イントへの到達を明瞭に認識することができる。
尺データと地図上の測定した距離、及び地図上のチェッ
クポイントに基づき、スタート地点からチェックポイン
トまでの間の距離、及び各チェックポイント間の距離を
算出して記憶させるようにした。よって、目標距離を入
力するための操作が容易となり、特に複数のチエックポ
イントまでの距離を入力する際の操作を、飛躍的に容易
化することができる。また、走行体がチェックポイント
に到達するに要する時間、あるいは距離を表示するよう
にしたことから、チェックポイントとの関係における走
行状態を明瞭に認識することができる。また、チェック
ポイントへの到達に応答して、放音を発生させることに
より、自転車の運転姿勢を保持した状態で、チェックポ
イントへの到達を明瞭に認識することができる。
【図1】本発明の一実施例を適用した自転車の側面図で
ある。
ある。
【図2】同実施例の送信機と受信機の外観正面図であ
る。
る。
【図3】送信機の構成を示す回路図である。
【図4】受信機の構成を示すブロック図である。
【図5】RAMのメモリ構成を示す図である。
【図6】本実施例の受信機を自転車の車体から取り外し
て使用した際の動作を示すフローチャートである。
て使用した際の動作を示すフローチャートである。
【図7】同受信機の地図上での使用状態を示す説明図で
ある。
ある。
【図8】同受信機を自転車の車体に装着して使用した際
の動作を示すフローチャートである。
の動作を示すフローチャートである。
【図9】表示部の表示状態を示す図である。
1 自転車 4 磁石 6 発信機 7 受信機 8 表示部 9 縮尺入力キー 10 チェックポイントキー 11 ENDキー 12 スタートキー 25 CPU 26 RAM 32 スピーカ
Claims (4)
- 【請求項1】 地図の縮尺データを入力する縮尺データ
入力手段と、 地図上の距離を計測する距離計測手段と、 地図上におけるチェックポイントを入力するチェックポ
イント入力手段と、前記各手段より入力された前記縮尺
データ、前記地図上の距離及びチェックポイントに基づ
いて、スタート地点からチェックポイントまでの間、各
チェックポイント間の少なくとも一つの区間の距離を算
出する距離算出手段と、 該距離算出手段により算出された前記距離を記憶する記
憶手段と、 を有することを特徴とする目標距離入力装置。 - 【請求項2】 地図の縮尺データを入力する縮尺データ
入力手段と、 地図上の距離を計測する距離計測手段と、 地図上におけるチェックポイントを入力するチェックポ
イント入力手段と、前記各手段より入力された前記縮尺
データ、前記地図上の距離及びチェックポイントに基づ
いて、スタート地点からチェックポイントまでの間、各
チェックポイント間の少なくとも一つの区間の距離を算
出する距離算出手段と、 該距離算出手段により算出された前記距離を記憶する記
憶手段と、 走行体の走行状態を検出する走行状態検出手段と、 該走行状態検出手段により検出された走行状態と、前記
記憶手段に記憶された前記各距離とに基づき、前記走行
体が前記チェックポイントに到達するまでに要する時間
を算出する時間算出手段と、 該時間算出手段により算出された前記時間を表示する表
示手段と、 を有することを特徴とする走行データ表示装置。 - 【請求項3】 地図の縮尺データを入力する縮尺データ
入力手段と、 地図上の距離を計測する距離計測手段と、 地図上におけるチェックポイントを入力するチェックポ
イント入力手段と、前記各手段より入力された前記縮尺
データ、前記地図上の距離及びチェックポイントに基づ
いて、スタート地点からチェックポイントまでの間、各
チェックポイント間の少なくとも一つの区間の距離を算
出する第1の距離算出手段と、 該第1の距離算出手段により算出された前記距離を記憶
する記憶手段と、 走行体の走行状態を検出する走行状態検出手段と、 該走行状態検出手段により検出された走行状態と、前記
記憶手段に記憶された前記各距離とに基づき、前記走行
体が前記各チェックポイントに到達するまでに要する距
離を算出する第2の距離算出手段と、 該第2の算出手段により算出された前記距離を表示する
表示手段と、 を有することを特徴とする走行データ表示装置。 - 【請求項4】 前記走行体のチェックポイントへの到達
に応答して、放音を発生する放音発生手段が設けられた
ことを特徴とする請求項2又は3記載の走行データ表示
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18915493A JPH0719894A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 目標距離入力装置及び該目標距離入力装置を備えた走行データ表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18915493A JPH0719894A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 目標距離入力装置及び該目標距離入力装置を備えた走行データ表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0719894A true JPH0719894A (ja) | 1995-01-20 |
Family
ID=16236348
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18915493A Pending JPH0719894A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 目標距離入力装置及び該目標距離入力装置を備えた走行データ表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0719894A (ja) |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP18915493A patent/JPH0719894A/ja active Pending
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