JPH0893986A - エルボカバー - Google Patents
エルボカバーInfo
- Publication number
- JPH0893986A JPH0893986A JP25767094A JP25767094A JPH0893986A JP H0893986 A JPH0893986 A JP H0893986A JP 25767094 A JP25767094 A JP 25767094A JP 25767094 A JP25767094 A JP 25767094A JP H0893986 A JPH0893986 A JP H0893986A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elbow
- connecting member
- cover
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- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
- Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
- Thermal Insulation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エルボ胴部に設けた接続部材を容易に結束す
ることができると共に、結束部を美麗に仕上げることが
できるエルボカバーを提供すること。 【構成】 冷・温水などを供給する管の屈曲部に被覆す
る保温材を保護するためのカバーであって、断面形状が
半円形を呈するエルボ胴部２に２つの接続部材３を接続
し、これら接続部材３の何れか一方の接続部材の自由端
近傍の側縁に外側に向って突出させた二対の止め片１
０，１１を設けたことを特徴とし、又、二対の止め片の
うち、エルボ胴部に寄った止め片１１は、接続部材に向
って折り畳んで形成されている。
ることができると共に、結束部を美麗に仕上げることが
できるエルボカバーを提供すること。 【構成】 冷・温水などを供給する管の屈曲部に被覆す
る保温材を保護するためのカバーであって、断面形状が
半円形を呈するエルボ胴部２に２つの接続部材３を接続
し、これら接続部材３の何れか一方の接続部材の自由端
近傍の側縁に外側に向って突出させた二対の止め片１
０，１１を設けたことを特徴とし、又、二対の止め片の
うち、エルボ胴部に寄った止め片１１は、接続部材に向
って折り畳んで形成されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はエルボカバーに関するも
のである。
のである。
【０００２】
【従来の技術】冷・温水などを供給する管は、管の表面
に保温材を被覆し、さらに保温材を鋼板によって保護し
ている。一般に、管が直角に曲がっているところはエル
ボカバーと称する金具を保温材に被せている。
に保温材を被覆し、さらに保温材を鋼板によって保護し
ている。一般に、管が直角に曲がっているところはエル
ボカバーと称する金具を保温材に被せている。
【０００３】図１は本発明のエルボカバーを示している
が、同時に従来技術の基本構造も示している。エルボカ
バー１はエルボ胴部２と接続部材３とによって構成され
たものである。ここで、エルボ胴部２は、両端の幅が中
央部の幅よりも短く形成された短冊形状の胴部板材を予
め半円形に折り曲げておき、この胴部板材を４〜５枚接
続固定したものであり、又、接続部材３は、銀杏葉状に
形成されており、エルボ胴部２の各胴部板材の端部に接
続固定したものである。
が、同時に従来技術の基本構造も示している。エルボカ
バー１はエルボ胴部２と接続部材３とによって構成され
たものである。ここで、エルボ胴部２は、両端の幅が中
央部の幅よりも短く形成された短冊形状の胴部板材を予
め半円形に折り曲げておき、この胴部板材を４〜５枚接
続固定したものであり、又、接続部材３は、銀杏葉状に
形成されており、エルボ胴部２の各胴部板材の端部に接
続固定したものである。
【０００４】図３はエルボカバーの施工状態を示してい
る。管４は直角に曲がっており、管全体に保温材５を被
覆し、直管部分には直管用カバー６を被せ、又、角部部
分にはエルボカバー１を被せている。
る。管４は直角に曲がっており、管全体に保温材５を被
覆し、直管部分には直管用カバー６を被せ、又、角部部
分にはエルボカバー１を被せている。
【０００５】従来技術によるエルボカバーの施工は、接
続部材３を管４の直角に曲がった部分に嵌め、管の内側
部分で接続部材３の自由端を折り畳んで結束している。
しかしながら、接続部材３の結束部を美麗に仕上げるこ
とは容易でなく、直管部分に装着する直管用カバー６の
継ぎ目と比べて見劣りがするといった問題がある。
続部材３を管４の直角に曲がった部分に嵌め、管の内側
部分で接続部材３の自由端を折り畳んで結束している。
しかしながら、接続部材３の結束部を美麗に仕上げるこ
とは容易でなく、直管部分に装着する直管用カバー６の
継ぎ目と比べて見劣りがするといった問題がある。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、エルボ胴部に設けた接続部材を容易に結束
することができると共に、結束部を美麗に仕上げること
ができるエルボカバーを提供することを目的としてい
る。
する課題は、エルボ胴部に設けた接続部材を容易に結束
することができると共に、結束部を美麗に仕上げること
ができるエルボカバーを提供することを目的としてい
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明において課題を解
決するための手段は、断面形状が半円形を呈するエルボ
胴部に２つの接続部材を接続し、これら接続部材の何れ
か一方の接続部材の自由端近傍の側縁に外側に向って突
出させた二対の止め片を設けたことを特徴とし、又、二
対の止め片のうち、エルボ胴部に寄った止め片は、接続
部材に向って折り畳んで形成されいていることを特徴と
するものである。
決するための手段は、断面形状が半円形を呈するエルボ
胴部に２つの接続部材を接続し、これら接続部材の何れ
か一方の接続部材の自由端近傍の側縁に外側に向って突
出させた二対の止め片を設けたことを特徴とし、又、二
対の止め片のうち、エルボ胴部に寄った止め片は、接続
部材に向って折り畳んで形成されいていることを特徴と
するものである。
【０００８】
【実施例】図１は本発明に係るエルボカバーの斜視図、
図２は接続部材の結束作業の手順を示す説明図、図３は
エルボカバーの施工状態を示す斜視図である。
図２は接続部材の結束作業の手順を示す説明図、図３は
エルボカバーの施工状態を示す斜視図である。
【０００９】図１において、１はエルボカバー、２はエ
ルボ胴部、３は接続部材であって、本発明はエルボカバ
ーの接続部材に特徴がある。接続部材３は、エルボ胴部
２が半円形に折れ曲がっている開口端の上方及び下方に
各１枚ずつ接続されたものであって、何れか一方の接続
部、実施例では第１の接続部材３０の自由端近傍に当該
接続部材の側縁に外側に向って突出する二対の止め片１
０，１１が設けられている。
ルボ胴部、３は接続部材であって、本発明はエルボカバ
ーの接続部材に特徴がある。接続部材３は、エルボ胴部
２が半円形に折れ曲がっている開口端の上方及び下方に
各１枚ずつ接続されたものであって、何れか一方の接続
部、実施例では第１の接続部材３０の自由端近傍に当該
接続部材の側縁に外側に向って突出する二対の止め片１
０，１１が設けられている。
【００１０】上記の止め片１０，１１は、第１の接続部
材３０の自由端から順に第１止め片１０、第２止め片１
１としてあり、これら２つの止め片の間隔は適宜でよ
く、例えば当該止め片の幅と同程度でよい。なお、第２
止め片１１は第１の接続部材３０に重合する方向へ折り
曲げておく。
材３０の自由端から順に第１止め片１０、第２止め片１
１としてあり、これら２つの止め片の間隔は適宜でよ
く、例えば当該止め片の幅と同程度でよい。なお、第２
止め片１１は第１の接続部材３０に重合する方向へ折り
曲げておく。
【００１１】次に、図２を参照してエルボカバーを施工
する作業順を説明する。エルボカバー１を管の直角部分
で既に保温材を被覆した上に装着する。エルボカバー１
はエルボ胴部２が管の曲り部に当接されるので、接続部
材３を管が曲がっている内側に向けて差し込む。
する作業順を説明する。エルボカバー１を管の直角部分
で既に保温材を被覆した上に装着する。エルボカバー１
はエルボ胴部２が管の曲り部に当接されるので、接続部
材３を管が曲がっている内側に向けて差し込む。
【００１２】次いで、２枚の接続部材３を引っ張って保
温材とカバーとの間に隙間が生じないようにした後、第
１の接続部材３０が下側に、第２の接続部材３１が上側
になるように自由端を重合し、続いて第２の接続部材３
１の先端部を第１の接続部材３０に設けた第２止め片１
１の内側に挿入する（図２Ａ）。
温材とカバーとの間に隙間が生じないようにした後、第
１の接続部材３０が下側に、第２の接続部材３１が上側
になるように自由端を重合し、続いて第２の接続部材３
１の先端部を第１の接続部材３０に設けた第２止め片１
１の内側に挿入する（図２Ａ）。
【００１３】次に、第２止め片１１から突出している第
２の接続部材３１の先端部分を当該第２止め片１１の部
分で第１の接続部材３０の先端部に向って折り曲げる
（図２Ｂ）。第２の接続部材３１は第２止め片１１の位
置で折り曲げたとき、先端部が第１止め片１０を越える
長さに形成されているので、この位置で第１止め片１０
を第２の接続部材３１の上面に向って折り曲げ、これに
より接続部材３の結束作業が終了する（図２Ｃ）。
２の接続部材３１の先端部分を当該第２止め片１１の部
分で第１の接続部材３０の先端部に向って折り曲げる
（図２Ｂ）。第２の接続部材３１は第２止め片１１の位
置で折り曲げたとき、先端部が第１止め片１０を越える
長さに形成されているので、この位置で第１止め片１０
を第２の接続部材３１の上面に向って折り曲げ、これに
より接続部材３の結束作業が終了する（図２Ｃ）。
【００１４】
【発明の効果】本発明は、エルボ胴部に連結した２枚の
接続部材のうち、何れか一方の接続部材に当該接続部材
の側縁に外側に向って二対の止め片を設けたことによ
り、接続部材の結束作業が容易となると共に仕上りが美
麗となることの効果がある。
接続部材のうち、何れか一方の接続部材に当該接続部材
の側縁に外側に向って二対の止め片を設けたことによ
り、接続部材の結束作業が容易となると共に仕上りが美
麗となることの効果がある。
【図１】本発明に係るエルボカバーの斜視図。
【図２】結束作業の手順を示す説明図。
【図３】エルボカバーの施工状態を示す斜視図。
１ エルボカバー ２ エルボ胴部 ３ 接続部材 １０ 第１止め片 １１ 第２止め片 ３０ 第１の接続部材 ３１ 第２の接続部材
Claims (2)
- 【請求項１】 冷・温水などを供給する管の屈曲部に被
覆する保温材を保護するためのカバーであって、断面形
状が半円形を呈するエルボ胴部に２つの接続部材を接続
し、これら接続部材の何れか一方の接続部材の自由端近
傍の側縁に外側に向って突出させた二対の止め片を設け
たことを特徴とするエルボカバー。 - 【請求項２】 二対の止め片のうち、エルボ胴部に寄っ
た止め片は、接続部材に向って折り畳んで形成されいて
いることを特徴とする請求項１に記載のエルボカバー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25767094A JP2928731B2 (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | エルボカバー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25767094A JP2928731B2 (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | エルボカバー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0893986A true JPH0893986A (ja) | 1996-04-12 |
| JP2928731B2 JP2928731B2 (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=17309478
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25767094A Expired - Fee Related JP2928731B2 (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | エルボカバー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2928731B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102537596A (zh) * | 2012-01-19 | 2012-07-04 | 王新华 | 拼接式管道弯头保温外壳 |
| JP2020133892A (ja) * | 2019-02-21 | 2020-08-31 | サエン アルン オーバーシー カンパニー リミテッドＳａｅｎｇ Ａｒｕｎ Ｏｖｅｒｓｅａ Ｃｏｍｐａｎｙ Ｌｉｍｉｔｅｄ． | 断熱管用高性能保護キャップ |
-
1994
- 1994-09-27 JP JP25767094A patent/JP2928731B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102537596A (zh) * | 2012-01-19 | 2012-07-04 | 王新华 | 拼接式管道弯头保温外壳 |
| JP2020133892A (ja) * | 2019-02-21 | 2020-08-31 | サエン アルン オーバーシー カンパニー リミテッドＳａｅｎｇ Ａｒｕｎ Ｏｖｅｒｓｅａ Ｃｏｍｐａｎｙ Ｌｉｍｉｔｅｄ． | 断熱管用高性能保護キャップ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2928731B2 (ja) | 1999-08-03 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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