JPS6027527Y2 - 板金のハゼ組み構造体 - Google Patents
板金のハゼ組み構造体Info
- Publication number
- JPS6027527Y2 JPS6027527Y2 JP3329582U JP3329582U JPS6027527Y2 JP S6027527 Y2 JPS6027527 Y2 JP S6027527Y2 JP 3329582 U JP3329582 U JP 3329582U JP 3329582 U JP3329582 U JP 3329582U JP S6027527 Y2 JPS6027527 Y2 JP S6027527Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet metal
- folded
- right angles
- edge
- mesh structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は板金のハゼ組み構造体に関する。
従来、板金のハゼ組みは第1〜4図に示すごとき構造を
有するものであるが、第1図のハゼ組みは互い違いに二
重に折りたたんだ板金Aの縁端部の折りたたみスリット
1に、板金Bの直角に折り曲げた縁端部2を挿入した後
、板金Aの縁端部3を、板金Bの折り曲げ方向ね反対側
にある背面に接するごとく直角に折り曲げねばならない
。
有するものであるが、第1図のハゼ組みは互い違いに二
重に折りたたんだ板金Aの縁端部の折りたたみスリット
1に、板金Bの直角に折り曲げた縁端部2を挿入した後
、板金Aの縁端部3を、板金Bの折り曲げ方向ね反対側
にある背面に接するごとく直角に折り曲げねばならない
。
第2図のハゼ組みはゆるやかに折り返した板金Aの縁端
部4と板金Bの直角に折り曲げた縁端部分をさらにゆる
やかに折り曲げの方向に巻き込むように折り返した縁端
部5とを抱き合わせに組み合せた後、板金Aの折り返し
てない面の折り返し部に近い背面部分6にあてものを設
けて板金Bの折り返し巻き込んだ背面部分7を矢印の方
向に圧しまた衝撃してしめ付けを行なわねばならない。
部4と板金Bの直角に折り曲げた縁端部分をさらにゆる
やかに折り曲げの方向に巻き込むように折り返した縁端
部5とを抱き合わせに組み合せた後、板金Aの折り返し
てない面の折り返し部に近い背面部分6にあてものを設
けて板金Bの折り返し巻き込んだ背面部分7を矢印の方
向に圧しまた衝撃してしめ付けを行なわねばならない。
第3図のハゼ組みは板金Aの直角に折り曲げた縁端部8
を板金Bの一重に折りたたんだ縁端部のスリット9に単
に挿入したもので、容易に抜は外れる欠点がある。
を板金Bの一重に折りたたんだ縁端部のスリット9に単
に挿入したもので、容易に抜は外れる欠点がある。
第4図のハゼ組みは第3図のハゼ組みにおいて板金Aの
直角に折り曲げた部分10に沿って板金Bを巻き絞めし
たものである。
直角に折り曲げた部分10に沿って板金Bを巻き絞めし
たものである。
第1図、第2図及び第4図のハゼ組みは容易に抜は外れ
ることはないが、ハゼ組みの後折り曲げ、圧迫または衝
撃、あるいは巻き絞めの操作を必要とし、特に第2図の
ハゼ組みは絞めつけにあたりあてものを設けることを要
するので閉じたものには適用が不可能である。
ることはないが、ハゼ組みの後折り曲げ、圧迫または衝
撃、あるいは巻き絞めの操作を必要とし、特に第2図の
ハゼ組みは絞めつけにあたりあてものを設けることを要
するので閉じたものには適用が不可能である。
本考案の目的はこのような欠点のない組立操作が容易で
かつ抜は外れることのない板金のハゼ組み構造体を提供
することである。
かつ抜は外れることのない板金のハゼ組み構造体を提供
することである。
本願考案者は、この目的に向って鋭意実験研究の結果、
本考案の一方の板金Aの縁端部分をこの板金の長手方向
においてこの方向に直角に互い違いに二重に折り返えす
ようにたたみその第2の折り返えし部分より先端縁にわ
たる縁端部11が平面より続いて曲面をなして第1の折
り返えし部分に向って延びて入口12を形成しこの入口
と上記の第2の折り返し部分とにわたる部分はスリット
13を形成する一方の板金と、他方の板金Bの先端縁部
をこの板金の長手方向において第1にこの方向に対して
直角に折り曲げさらに第2に同方向に対して直角に折り
曲げ次に第3に同方向に対して先の第1の直角折り曲げ
部分に沿うように折り曲げこの3回の折り曲げによりこ
の板金に直角方向に突出端部14を形成する他方の板金
とより戊り、上記スリットに上記突出端部を嵌合して成
る板金のハゼ組み構造体を達成するに至った。
本考案の一方の板金Aの縁端部分をこの板金の長手方向
においてこの方向に直角に互い違いに二重に折り返えす
ようにたたみその第2の折り返えし部分より先端縁にわ
たる縁端部11が平面より続いて曲面をなして第1の折
り返えし部分に向って延びて入口12を形成しこの入口
と上記の第2の折り返し部分とにわたる部分はスリット
13を形成する一方の板金と、他方の板金Bの先端縁部
をこの板金の長手方向において第1にこの方向に対して
直角に折り曲げさらに第2に同方向に対して直角に折り
曲げ次に第3に同方向に対して先の第1の直角折り曲げ
部分に沿うように折り曲げこの3回の折り曲げによりこ
の板金に直角方向に突出端部14を形成する他方の板金
とより戊り、上記スリットに上記突出端部を嵌合して成
る板金のハゼ組み構造体を達成するに至った。
すなわち、本願考案の板金のハゼ組み構造体においては
、一方の板金Aのスリット13を構成する縁端部11が
板スプリングの機能を有し、入口12より他方の板金B
の突出端部14の挿入操作を容易に行うことができ、ス
リットと突出端部の嵌合は極めて容易である。
、一方の板金Aのスリット13を構成する縁端部11が
板スプリングの機能を有し、入口12より他方の板金B
の突出端部14の挿入操作を容易に行うことができ、ス
リットと突出端部の嵌合は極めて容易である。
しかもこのように形成した嵌合は抜は外れることはない
。
。
本願考案の板金のハゼ組み構造体は、このような利点を
有するため樋など多くの板金製品に極めて便利かつ有利
に適用することができる。
有するため樋など多くの板金製品に極めて便利かつ有利
に適用することができる。
第1〜4図は従来の板金のハゼ組みの概要説明図である
。 第5図aは本願考案の板金の/Sゼ組み構造体の断面説
明図で、bは板金A及びBのそれぞれの説明図である。
。 第5図aは本願考案の板金の/Sゼ組み構造体の断面説
明図で、bは板金A及びBのそれぞれの説明図である。
Claims (1)
- 一方の板金Aの縁端部分をこの板金の長手方向において
この方向の直角に互い違いに二重に折り返えすようにた
たみその第2の折り返えし部分より先端縁にわたる縁端
部11が平面より続いて曲面をなして第1の折り返えし
部分に向って延びて入口12を形成しこの入口と上記の
第2の折り返えし部分とにわたる部分はスリット13を
形成する一方の板金と、他方の板金Bの先端縁部をこの
板金の長手方向において第1にこの方向に対して直角に
折り曲げさらに第2に同方向に対して直角に折り曲げ次
に第3に同方向に対して先の第1の直角折じ曲げ部分に
沿うように折り曲げこの3回に折り曲げによりこの板金
に直角方向に突出端部14を形成する他方の板金とより
戊り、上記スリットに上記突出端部を嵌合して威る板金
のハゼ組み構造体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3329582U JPS6027527Y2 (ja) | 1982-03-11 | 1982-03-11 | 板金のハゼ組み構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3329582U JPS6027527Y2 (ja) | 1982-03-11 | 1982-03-11 | 板金のハゼ組み構造体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58137525U JPS58137525U (ja) | 1983-09-16 |
JPS6027527Y2 true JPS6027527Y2 (ja) | 1985-08-20 |
Family
ID=30044846
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3329582U Expired JPS6027527Y2 (ja) | 1982-03-11 | 1982-03-11 | 板金のハゼ組み構造体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6027527Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111672988B (zh) * | 2020-06-17 | 2022-04-15 | 湖北科利节能科技有限公司 | 一种装配式岩棉板连接结构制作加工方法 |
-
1982
- 1982-03-11 JP JP3329582U patent/JPS6027527Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58137525U (ja) | 1983-09-16 |
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