JPH089371Y2 - ラジエタフアンの回転制御装置 - Google Patents

ラジエタフアンの回転制御装置

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JPH089371Y2
JPH089371Y2 JP10943886U JP10943886U JPH089371Y2 JP H089371 Y2 JPH089371 Y2 JP H089371Y2 JP 10943886 U JP10943886 U JP 10943886U JP 10943886 U JP10943886 U JP 10943886U JP H089371 Y2 JPH089371 Y2 JP H089371Y2
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JP
Japan
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cooler
relay
switch
exciting coil
low
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JP10943886U
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English (en)
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JPS6317823U (ja
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諒一 斉田
覚 河野
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Mitsubishi Motors Corp
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Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、エンジンの冷却水がさほど高温でないとき
はラジエタのファンモータを低速回転するようにしたラ
ジエタファンの回転制御装置に関する。
〈従来の技術〉 第2図は従来のラジエタファン及びクーラファンの回
路例を示す。同図において、クーラを作動させないでエ
ンジンを始動させると、エンジン冷却水温が低い場合に
はラジエタファンも作動しないが、冷却水温が例えば90
℃以上になると第1スイッチ1が閉じてラジエタ用のハ
イリレー2の励磁コイル2aが励磁され、ハイリレー2の
接点が閉じてラジエタ用のファンモータ3が電源4に直
結されファンモータ3が高速回転する。冷却水温が更に
上昇し例えば100℃以上になると、第2スイッチ5が閉
じてクーラハイリレー6の励磁コイル6aが励磁されクー
ラフェンモータ7が電源4に直結されてクーラフェンモ
ータ7が高速回転する。この場合、90℃以上であるので
ハイリレー2が励磁されファンモータ3が高速回転して
ラジエタを急速に空冷しているのであるが、100℃以上
になるとエンジンルーム内の熱気も相当なものとなるの
で、その熱気を追い出すためクーラを作動しなくてもク
ーラファンを高速に回転させるようにしている。こうし
て、冷却水が90℃以上になるととにかくラジエタファン
を高速回転させるようにしている。
一方、エンジンを始動してクーラを作動させた場合、
クーラの圧縮器下流に設けたロープレッシャスイッチ
(L/Pスイッチと称す)8が投入され、クーラファン用
クーラローリレー9の励磁コイル9aが励磁されて接点が
閉じ、クラファンモータ7は抵抗器10を介して駆動され
低速回転される。一方、L/Pスイッチ8の投入にてラジ
エタ用のローリレー11の励磁コイル11aが励磁されて接
点が閉じラジエタ用のファンモータ3が抵抗器12を介し
て駆動され低速回転される。ここで、クーラを作動させ
た場合ラジエタファンも低速回転させるのはクーラ作動
させる程外気温も高くクーラ作動によりエンジン回転も
上昇するためである。クーラ作動中、ラジエタの冷却水
温が上昇して例えば90℃になるとハイリレー2が励磁さ
れファンモータ3が高速回転に切換る。このときL/Pス
イッチ8が投入されているのでクーラローリレー9は投
入されたままでクーラファンモータ7は低速回転のまま
である。またクーラ作動中、ラジエタの冷却水温が更に
上昇して例えば100℃以上になった場合、90℃以上であ
るのでハイリレー2が投入されたままでクーラハイリレ
ー6が投入され、ラジエタ用のファンモータ3のみなら
ずクーラファンモータ7も高速回転するものである。ま
た、クーラ作動に際し冷却水温が90℃以下であっても圧
縮器下流に設けたプレッシャスイッチ(Pスイッチと称
する)13の投入にてラジエタ用のハイリレー2が作動す
ることになる。このPスイッチ13はL/Pスイッチ8投入
後すなわちクーラ作動後冷媒の若干の圧力増加によりオ
ンするスイッチでクーラ作動によるエンジン冷却水の温
度上昇をやわらげると共にエンジンルーム内の熱気を出
すようにしている。なお、第2図にて、CPU14は別機能
を有するが、クーラの状態検出を行ない異常により電源
をカットする機能があるので図中に記載した。また、15
はイグニッションスイッチである。
〈考案が解決しようとする問題点〉 上述の構成において、冷却水が90℃をこえると第1ス
イッチ1がオンし、クーラ作動中が否かにかかわらずラ
ジエタ用のハイリレー2が投入されることになる。この
状態では冷却水温がまださほど高温として問題視しなく
てもよい状態にあるにもかかわらず、ファンモータ3高
温回転され、ラジエタファンが高速回転することにな
り、不必要な騒音及び振動が生じている。
そこで、本考案は上述の欠点に鑑み、騒音や振動を低
減したラジエタファンの回転制御装置の提供を目的とす
る。
〈問題点を解決するための手段〉 上述の目的を達成する本考案は、ファンモータを抵抗
器を介して電源に接続する接点を有するローリレーと、
上記ファンモータを直に電源に接続する接点を有するハ
イリレーと、上記ローリレーの励磁コイルを介して電源
に接続されると共に閉成されたときに同励磁コイルを励
磁する第1スイッチと、クーラファンモータを抵抗器を
介して電源に接続する接点を有するクーラローリレー
と、上記クーラファンモータを直に電源に接続する接点
を有するクーラハイリレーと、上記ハイリレーの励磁コ
イルとダイオードとの直列体と上記クーラハイリレーの
励磁コイルとのそれぞれを介して電源に接続されると共
に閉成されたときに上記ハイリレー及び上記クーラハイ
リレーのそれぞれの励磁コイルを励磁する第2スイッチ
と、上記ローリレーと上記第1スイッチとの間に接点の
一方が接続されクーラのオン作動にて上記クーラローリ
レーの励磁コイルを励磁する始動リレーと、上記ハイリ
レーの励磁コイルに接続され上記クーラのオン作動後の
冷媒圧力上昇に伴い閉成して同ハイリレーの励磁コイル
を励磁するプレッシャスイッチとを有することを特徴と
する。
〈作用〉 例えば90℃以上に冷却水が温度上昇しても、ローリレ
ーの投入にてファンモータが低速回転することになり、
騒音や振動も抑えられる。
〈実施例〉 ここで、第1図を参照して本考案の実施例を説明す
る。なお、第2図と同一部分には同符号を付しその説明
は省略する。第1図において、電源4につながるイグニ
ッションスイッチ15はハイリレー2の励磁コイル2a及び
クーラハイリレー6の励磁コイル6aに接続されると共
に、ローリレー11の励磁コイル11aを介して第1スイッ
チ1に接続されている。したがって、第1スイッチ1が
投入された状態ではローリレー11の接点11bが閉じて、
ファンモータ3は抵抗器12を介して駆動され低速回転さ
れる。
電源4につながるイグニッションスイッチ15に接続さ
れるハイリレー2の励磁コイル2aはPスイッチ13に接続
されると共に、逆流防止用のダイオード16を介して、第
2スイッチ5に接続されている。したがって、第2スイ
ッチ5からみれば、ダイオード16、励磁コイル2aを介し
て電源につながると共に、クーラハイリレー6の励磁コ
イル6aを介して電源につながる。
また、イグニッションスイッチ15はCPU14を介して始
動リレー17の励磁コイル17aに接続されると共にクーラ
ローリレー9の励磁コイル9aの一端に接続され、更にこ
の励磁コイル17aはクーラローリレー9の励磁コイル9a
の他端につながると共にL/Pスイッチ8を介して接地さ
れる。そして、始動リレー17の接点17bは励磁コイル17a
の一端と第1スイッチ1とローリレー11の励磁コイル11
a間に接続される。したがって、クーラが作動してL/Pス
イッチ8が閉じると始動リレー17の接点17bが閉じロー
リレー11の接点11bを閉じると共にクーラローリレー9
の接点9bを閉じる。このため、ラジエタファンのファン
モータ3及びクーラファンモータ7がそれぞれ抵抗器1
2,10を介して駆動され低速回転する。
このような特徴部分を有する第1図の構成にあって
は、まずクーラを作動させない状態では次の動作をす
る。エンジン始動により冷却水が90℃以下の状態ではラ
ジエタファンは回転しない。冷却水が90℃をこえると第
1スイッチ1が閉じローリレー11の励磁コイル11aを励
磁して接点11bを閉じ、抵抗器12を介してファンモータ
3が駆動され低速回転が行われる。冷却水温が更に上昇
して第2スイッチ5が投入されるとラジエタ用のハイリ
レー2の接点2bが閉じて作動すると共にクーラハイリレ
ー6の接点6bが閉じて作動しファンモータ3を高速回転
させると共にクーラファンモータ7を高速回転させる。
この結果ラジエタが急冷されると共にエンジンルーム内
の熱気もクーラファンにて急速に排出される。
また、エンジン始動後、クーラを作動させるとL/Pス
イッチ8が投入されて始動リレー17の接点17bが閉じ、
ラジエタ用のローリレー11の接点11bが閉じると共にク
ーラローリレー9の接点9bが閉じる。したがって、ラジ
エタファン及びクーラファンは低速回転される。その
後、圧縮器下流のPスイッチ13が閉じるとラジエタ用の
ハイリレー2の接点2bの閉成に切替わる。クーラ作動
中、冷却水温が90℃をこえた場合、第1スイッチ1が閉
じてラジエタ用のローリレー11の接点11bが閉じて作動
されファンモータ3は低速回転される。このとき、クー
ラローリレー9は作動中であるので、クーラファンモー
タ7は低速回転する。この場合では前述のL/Pスイッチ
8が投入されただけの状態と変化がない。
つぎに、クーラ作動中、第2スイッチ5が投入される
と、今度はハイリレー2の接点2b及びクーラハイリレー
6の接点6bが励磁コイル2a,6aを介して投入される。こ
のときクーラファン、ラジエタファン共高速回転にな
る。
以上の説明を表にしたのが次の表である。
この結果90℃の第1スイッチ1が閉じた状態ではラジ
エタファンは低速回転するので、騒音,振動を抑えるこ
とができる。
〈考案の効果〉 以上説明したように本考案によれば、不必要な高速回
転が除去できることになり、騒音,振動を低減すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の回路図、第2図は従来例の
回路図である。 図中、 1は第1スイッチ、2はハイリレー、3はファンモー
タ、5は第2スイッチ、6はクーラハイリレー、7はク
ーラファンモータ、8はL/Pスイッチ、9はクーラロー
リレー、11はローリレー。16はダイオード、17は始動リ
レーである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ファンモータを抵抗器を介して電源に接続
    する接点を有するローリレーと、上記ファンモータを直
    に電源に接続する接点を有するハイリレーと、上記ロー
    リレーの励磁コイルを介して電源に接続されると共に閉
    成されたときに同励磁コイルを励磁する第1スイッチ
    と、クーラファンモータを抵抗器を介して電源に接続す
    る接点を有するクーラローリレーと、上記クーラファン
    モータを直に電源に接続する接点を有するクーラハイリ
    レーと、上記ハイリレーの励磁コイルとダイオードとの
    直列体と上記クーラハイリレーの励磁コイルとのそれぞ
    れを介して電源に接続されると共に閉成されたときに上
    記ハイリレー及び上記クーラハイリレーのそれぞれの励
    磁コイルを励磁する第2スイッチと、上記ローリレーと
    上記第1スイッチとの間に接点の一方が接続されクーラ
    のオン作動にて上記クーラローリレーの励磁コイルを励
    磁する始動リレーと、上記ハイリレーの励磁コイルに接
    続され上記クーラのオン作動後の冷媒圧力上昇に伴い閉
    成して同ハイリレーの励磁コイルを励磁するプレッシャ
    スイッチとを有するラジエタファンの回転制御装置。
JP10943886U 1986-07-18 1986-07-18 ラジエタフアンの回転制御装置 Expired - Lifetime JPH089371Y2 (ja)

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JPS6317823U JPS6317823U (ja) 1988-02-05
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