JPS6021697Y2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPS6021697Y2
JPS6021697Y2 JP318175U JP318175U JPS6021697Y2 JP S6021697 Y2 JPS6021697 Y2 JP S6021697Y2 JP 318175 U JP318175 U JP 318175U JP 318175 U JP318175 U JP 318175U JP S6021697 Y2 JPS6021697 Y2 JP S6021697Y2
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JP
Japan
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switch
compressor
speed
fan
compression capacity
Prior art date
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Expired
Application number
JP318175U
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JPS5184252U (ja
Inventor
通真 堀
二郎 柚田
毅 相沢
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は圧縮能力が可変される圧縮機を備え、この圧縮
機の圧縮能力制御と室内側熱交換器のファンによる風量
変化を連動させる空気調和機に関するものである。
従来、圧縮能力が可変される圧縮機を備えた空気調和機
においては、圧縮機の極数を二極及び四極と切換え、且
つ前記ファンを高、中、低速運転して風量を1大ヨ、′
中ヨ、′小ヨの三段階に切換えていた。
その組合せによって、圧縮機を四極で、ファンを1高速
ヨまたは1中速ヨといった状態で運転する場合がある。
この場合、室内側熱交換器を凝縮器にした暖房運転をし
ているとすると、圧縮機の圧縮能力が低能力のために冷
媒の凝縮温度が低いにもかかわらず、ファンによる風量
が多いため、暖房吹出温度が低くなり、使用者にいわゆ
るコールドドラフトの不快な感じを与えるという問題が
あった。
これを説明したのが第1図のグラフで、横軸に前記ファ
ンによる風量を1大ヨ、1中Us′小ヨの三段階にとり
、縦軸に室内側の暖房吹出温度tをとっである。
この第1図において圧縮機を二極の強運転している場合
において四極の弱運転をしている場合においても前記フ
ァンによる風量が大になる程当然のこととして暖房吹出
温度は低く(二極は112−+tio1四極はも→t7
)なる。
特に四極の弱運転しているにもかかわらず大風量にして
いる時が問題で、この時には暖房吹出温度はt7にも低
下し、このように暖房吹出温度が低く、しかも大風量で
あると、上述したコールドドラフトによる不快感を与え
てしまうのである。
そこで本考案は上述のコールドドラフトによる不快感の
発生を防止することを目的とするものであり、そしてこ
の目的を遠戚するために本考案は上述のファンのファン
速度切換スイッチを、高、中、低速スイッチおよびそれ
らの高、中、低速スイッチよりは優先的にオンする連動
低速スイッチとにより構成し、この連動低速スイッチは
、圧縮機の圧縮能力を切換える切換スイッチを、圧縮能
力を弱くする方にオンするとこれに連動してオンする構
成としたものである。
以下に本考案の一実施例を図面と共に説明する。
第2図において、1は一方を電源に接続した電源スィッ
チであり、後述する圧縮機11の通電路に介在する圧縮
機モータ用スイッチ2と後述するモータ5の通電路に介
在させたファンモータ用スイッチ3とを備えている。
4は室内側熱交換器と熱交換した空気を室内に送り出す
ためのファンを回転駆動するモータ5のファン速度切換
スイッチで、6は高速スイッチ、7は中速スイッチ、8
は低速スイッチである。
9は圧縮機11の圧縮能力を可変する切換スイッチの一
例として用いた極数切換スイッチ10により操作可能な
連動低速スイッチで、スイッチ6.7,8.9は選択性
で、且つ、連動低速スイッチ9がオンの場合は高、中、
低速スイッチ6.7.8は操作不可能になっている。
すなわち連動低速スイッチ9は高、中、低速スイッチ6
、 7. 8に対して優先的にオンするものであって、
しかもその連動低速スイッチ9は極数切換スイッチ10
を、圧縮機11の圧縮能力を強から弱にオン(具体的に
は二極側接点10aからの四極側接点10bに切換える
)設定するとこれに連動してオンし、他の高、中、低速
スイッチ6、 7. 8はこの連動低速スイッチのオン
より前にオフされてしまうのである。
圧縮機11は二極側コイル12と四極側コイル13とを
備え、圧縮能力が可変されるものである。
この圧縮機11は室内側熱交換器、減圧装置、室外側熱
交換器、冷暖切換弁等と共にヒートポンプサイクルを構
成している。
14は冷−暖切換スイッチである。
15は感温部16により室内温度を検出し、圧縮機11
をオン・オフ制御するスイッチで、この圧縮機11の通
電路に介在している。
17は冷媒回路を逆転させ冷、暖房運転を切換えるため
に四方弁コイルである。
以上の様な構成で次に本考案−実施例の作用を説明する
まず、電源スィッチ1がオンの状態で、冷−暖切換スイ
ッチ14を暖房側接点14aとオンさせると、四方弁コ
イル17に通電し、ヒートポンプサイクルが逆転し、暖
房運転となる。
このとき、室内温度はまだ低いため、スイッチ15は暖
房側接点15aにオンしている。
次に極数切換スイッチ10であるが、暖房開始時は暖房
負荷が大きいため、使用者は二極側接点10aにオンさ
せて、圧縮機11の二極側コイル12に通電させ、圧縮
機11の圧縮能力を強能力で運転させる。
又、手動で高速スイッチ6をオンしてファンを高速回転
し、風量を1大ヨとする。
次に暖房負荷の減少に従って、中速スイッチ7、低速ス
イッチ8を順次手動でオンしてファンを中速、低速回転
し、風量を1中ヨ、′小ヨと減少させていくことも可能
であるが、ここでは1中ヨに設定したとする。
更に暖房負荷が小さくなると、極数切換スイッチ10を
切換えて四極側接点10bにオンさせて、圧縮機11の
四極側コイル13に通電させ、圧縮機11の圧縮能力を
弱能力で運転させる。
この時は先ず今まで選択されていた中速スイッチ7がオ
フされ、次に連動低速スイッチ9がオンとなり、ファン
は低速回転し、風量は1弱ヨとなる。
従って、圧縮機11の圧縮能力か弱能力になっても暖房
吹出温度は第1図に示す如<toと比較的高くなり、使
用者に不快感を与えることがない。
次に暖房負荷が増大して大能力にしたい場合、使用者が
ファン速度切換スイッチ4の高または中速スイッチ6.
7をオンしようとしても連動低速スイッチ9がオンして
いる限りはオンせず、その場合は極数切換スイッチ10
を操作二極側接点10aをオンして圧縮機11を二極運
転に切換え、その後上述の高、中速スイッチ6.7をオ
ンする必要がある。
尚、本実施例においては、極数切換スイッチ10は手動
であったが、室内温度、又は室内外温度差等を感知する
感温部によって制御してもよい。
又、圧縮能力可変式の圧縮機11の極数切換によって圧
縮能力を可変を行なったが、周波数変換、シリンダーア
ンロード等により圧縮能力を可変するものを用いてもよ
い。
以上の実施例からもわかるように本考案は、室内側熱交
換器に送風するファンのファン速度切換スイッチを、高
、中、低速スイッチおよびこれらの高、中、低スイッチ
よりは優先的にオンする連動低速スイッチとにより構威
し、この連動低速スイッチは、圧縮機の圧縮能力を切換
える切換スイッチを、圧縮能力を弱い方にオンすると、
これに連動してオンする構成としてものである。
このため、暖房運転時において上記切換スイッチで圧縮
能力を弱くすると自動的にファン速度切換スイッチは今
まで高、中、低速スイッチのどれを選択していたかとは
無関係に連動低速スイッチがオンしてファンは確実に低
速回転するので、室内側熱交換器から比較的低温で大風
量の風が吹き出されたりして使用者にコールドドラフト
による不快感を与えることがない。
また圧縮機の圧縮能力が弱い時にファンを高、または中
速回転させて室内側熱交換器に送風すると、その分この
室内側熱交換器を通過する冷媒温度は低下する。
従って、その後に室外側熱交換器に流入する冷媒温度は
その影響により当然低くなって、この室外側熱交換器で
の着霜現象が発生しやすく、それ以後の熱交換効率を低
下させてしまうことが多いのであるが、本考案によれば
上述のごとく圧縮機の圧縮能力が弱くされると必ずファ
ンも低速とされるので上述した霜発生によるそれ以後の
熱交換効率の悪化がおきにくくなるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は送風機による風量に対する吹出し温度を示すグ
ラフ、第2図は本考案の一実施例における空気調和機の
電気回路である。 1・・・・・・電源スィッチ、4・・・・・・ファン速
度切換スイッチ、5・・・・・・モータ、6,7,8.
9・・・・・・高、中、低、連動低速スイッチ、10・
・・・・・極数切換スイッチ(切換スイッチ)、11・
・・・・・圧縮機、15・・・・・・スイッチ、16・
・・・・・感温部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧縮能力が可変される圧縮機と室内側熱交換器と減圧装
    置と室外側熱交換器とを有するヒートポンプサイクルと
    、前記室内側熱交換器に送風するファン、およびそのモ
    ータと、前記モータの回転速度を可変するファン速度切
    換スイッチと、前記圧縮機の圧縮能力を可変する切換ス
    イッチとを備え、前記ファン速度切換スイッチは、それ
    ぞれ選択的にオン・オフする高、中、低速スイッチおよ
    びこれらの高、中、低速スイッチよりは優先的にオンす
    る連動低速スイッチとにより構威し、この連動低速スイ
    ッチは、前記切換スイッチを、圧縮機の圧縮能力を弱く
    する方にオンするとこれに連動してオンする構成とし、
    前記圧縮機、およびモータの通電路に電源スィッチを介
    在させるとともに、これらのうちの圧縮機の通電路には
    感温部からの出力でオン・オフするスイッチをさらに介
    在させてなる空気調和機。
JP318175U 1974-12-27 1974-12-27 空気調和機 Expired JPS6021697Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP318175U JPS6021697Y2 (ja) 1974-12-27 1974-12-27 空気調和機

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JP318175U JPS6021697Y2 (ja) 1974-12-27 1974-12-27 空気調和機

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Publication Number Publication Date
JPS5184252U JPS5184252U (ja) 1976-07-06
JPS6021697Y2 true JPS6021697Y2 (ja) 1985-06-28

Family

ID=33110741

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP318175U Expired JPS6021697Y2 (ja) 1974-12-27 1974-12-27 空気調和機

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JPS515886Y2 (ja) * 1971-03-03 1976-02-18
JPS5415717Y2 (ja) * 1971-06-25 1979-06-23

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