JPH0893661A - スクロール流体機械 - Google Patents
スクロール流体機械Info
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- JPH0893661A JPH0893661A JP6224766A JP22476694A JPH0893661A JP H0893661 A JPH0893661 A JP H0893661A JP 6224766 A JP6224766 A JP 6224766A JP 22476694 A JP22476694 A JP 22476694A JP H0893661 A JPH0893661 A JP H0893661A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C18/00—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C18/02—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
- F04C18/0207—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form
- F04C18/0215—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form where only one member is moving
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C18/00—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C18/02—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C27/00—Sealing arrangements in rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C27/005—Axial sealings for working fluid
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C23/00—Combinations of two or more pumps, each being of rotary-piston or oscillating-piston type, specially adapted for elastic fluids; Pumping installations specially adapted for elastic fluids; Multi-stage pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C23/008—Hermetic pumps
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】圧縮室の漏洩を防いで気密性を高めるととも
に、旋回スクロール部材の円滑な運動を確保して、効率
が高く信頼性に優れたスクロール圧縮機を得る。 【構成】旋回スクロール部材の背面に、第１のフレーム
部材に支持され、軸方向に微動可能な第２のフレームを
配置し、第２のフレーム部材の背面に力を付与し、旋回
スクロール部材の軸方向の微動を、固定スクロール部材
と該第２のフレーム部材とにより規制する。 【効果】両スクロール部材が密着あるいは微小隙間を有
して密接して円滑な運動が確保され、高効率、高信頼性
のスクロール圧縮機を得ることができる。
に、旋回スクロール部材の円滑な運動を確保して、効率
が高く信頼性に優れたスクロール圧縮機を得る。 【構成】旋回スクロール部材の背面に、第１のフレーム
部材に支持され、軸方向に微動可能な第２のフレームを
配置し、第２のフレーム部材の背面に力を付与し、旋回
スクロール部材の軸方向の微動を、固定スクロール部材
と該第２のフレーム部材とにより規制する。 【効果】両スクロール部材が密着あるいは微小隙間を有
して密接して円滑な運動が確保され、高効率、高信頼性
のスクロール圧縮機を得ることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はスクロール流体機械に関
し、特に圧縮機として空調機や冷凍機などの冷媒圧縮機
や、空気圧縮機などに利用されるスクロール圧縮機に関
する。
し、特に圧縮機として空調機や冷凍機などの冷媒圧縮機
や、空気圧縮機などに利用されるスクロール圧縮機に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来の技術のスクロール圧縮機は、端板
とこれに直立した渦巻状のラップからなる固定スクロー
ル部材と旋回スクロール部材を、互にラップを内側にし
て噛み合せ、電動機などに直結した主軸により旋回スク
ロールが駆動され、旋回運動をなすことにより、両スク
ロール部材により形成される圧縮室に冷媒ガスを吸い込
み、圧縮室を中心部に移送することに従い圧縮室の容積
を減少させて昇圧し、中心部の吐出口より冷媒ガスを排
出するよう構成されている。
とこれに直立した渦巻状のラップからなる固定スクロー
ル部材と旋回スクロール部材を、互にラップを内側にし
て噛み合せ、電動機などに直結した主軸により旋回スク
ロールが駆動され、旋回運動をなすことにより、両スク
ロール部材により形成される圧縮室に冷媒ガスを吸い込
み、圧縮室を中心部に移送することに従い圧縮室の容積
を減少させて昇圧し、中心部の吐出口より冷媒ガスを排
出するよう構成されている。
【０００３】このスクロール圧縮機では、両スクロール
ラップが互に噛合って圧縮作用をなすのであるが、これ
らラップの高さ方向の位置の設定が非常に重要である。
それぞれのラップの先端部は、互に対向する端板との間
に必要以上の隙間があると、圧縮途中に前記隙間から冷
媒ガスが低圧側に漏れ、性能が低下する。またこれらラ
ップの先端部が対抗する端板に過度に強く接触すると、
噛りや摩耗を生じ円滑な圧縮作用を行うことができなく
なる。
ラップが互に噛合って圧縮作用をなすのであるが、これ
らラップの高さ方向の位置の設定が非常に重要である。
それぞれのラップの先端部は、互に対向する端板との間
に必要以上の隙間があると、圧縮途中に前記隙間から冷
媒ガスが低圧側に漏れ、性能が低下する。またこれらラ
ップの先端部が対抗する端板に過度に強く接触すると、
噛りや摩耗を生じ円滑な圧縮作用を行うことができなく
なる。
【０００４】また、圧縮室内のガスは両スクロール部材
に対し互に軸方向に離反させようとする力を作用する。
このため、この離反力に打ち勝ち両スクロール部材を密
着あるいは微少隙間に保つ機構を有している。
に対し互に軸方向に離反させようとする力を作用する。
このため、この離反力に打ち勝ち両スクロール部材を密
着あるいは微少隙間に保つ機構を有している。
【０００５】たとえば、特開昭６３−８００８８号公報
においては、密閉容器内に導入した冷媒ガスを導入した
後、圧縮して高圧になった冷媒ガスを直接密閉容器外へ
排出する密閉形スクロール圧縮機が開示されている。こ
の圧縮機では、旋回スクロールの端板背面にスラスト軸
受を配し、固定スクロールを一対の板ばねを介して密閉
容器に取付け固定し、固定スクロールの背面には気密室
が設けられ、該気密室にガス圧を加えることにより、固
定スクロールを軸方向に微動させ、互いのラップの隙間
を最小にし、圧縮室からの漏れを抑える構成となってい
る。
においては、密閉容器内に導入した冷媒ガスを導入した
後、圧縮して高圧になった冷媒ガスを直接密閉容器外へ
排出する密閉形スクロール圧縮機が開示されている。こ
の圧縮機では、旋回スクロールの端板背面にスラスト軸
受を配し、固定スクロールを一対の板ばねを介して密閉
容器に取付け固定し、固定スクロールの背面には気密室
が設けられ、該気密室にガス圧を加えることにより、固
定スクロールを軸方向に微動させ、互いのラップの隙間
を最小にし、圧縮室からの漏れを抑える構成となってい
る。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な構成では、冷媒ガスを圧縮することにより旋回スクロ
ールに加わる軸方向のスラスト力がすべて、スラスト軸
受に作用する。また、固定スクロールの背面にガス圧を
作用させ板バネのバネ力に打勝って旋回スクロール側に
微動させることにより、背面に加わるガス力から、板バ
ネの反力を差引いた力が旋回スクロールをさらに軸方向
に押圧し、スラスト軸受にはさらに大きな力が作用す
る。
な構成では、冷媒ガスを圧縮することにより旋回スクロ
ールに加わる軸方向のスラスト力がすべて、スラスト軸
受に作用する。また、固定スクロールの背面にガス圧を
作用させ板バネのバネ力に打勝って旋回スクロール側に
微動させることにより、背面に加わるガス力から、板バ
ネの反力を差引いた力が旋回スクロールをさらに軸方向
に押圧し、スラスト軸受にはさらに大きな力が作用す
る。
【０００７】このため、大きなスラスト荷重に耐える高
価なスラスト軸受が必要になるとともに、スラスト軸受
と旋回スクロールの端板背面との摺動による摩擦力を生
ずることになり、摺動損失が大きく、圧縮機の効率低下
や、該摺動部の摩耗、焼付等を生じるという問題があっ
た。
価なスラスト軸受が必要になるとともに、スラスト軸受
と旋回スクロールの端板背面との摺動による摩擦力を生
ずることになり、摺動損失が大きく、圧縮機の効率低下
や、該摺動部の摩耗、焼付等を生じるという問題があっ
た。
【０００８】またこのような構成では、固定スクロール
部材を軸方向へ移動させるとともに、固定スクロール部
材と旋回スクロール部材のスクロールラップが互に過度
の接触や当りを生じないよう、両スクロールラップ間の
中心軸や位相が異ならないよう、複雑な構成が必要であ
り、生産性の低下や、過度の接触の場合には効率の低
下、信頼性の低下などの問題があった。
部材を軸方向へ移動させるとともに、固定スクロール部
材と旋回スクロール部材のスクロールラップが互に過度
の接触や当りを生じないよう、両スクロールラップ間の
中心軸や位相が異ならないよう、複雑な構成が必要であ
り、生産性の低下や、過度の接触の場合には効率の低
下、信頼性の低下などの問題があった。
【０００９】本発明の目的は、旋回スクロールと固定ス
クロールで形成される圧縮室のシール性を向上し、圧縮
室からの漏洩を低減したスクロール圧縮機を得ることに
ある。
クロールで形成される圧縮室のシール性を向上し、圧縮
室からの漏洩を低減したスクロール圧縮機を得ることに
ある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、端板およ
びこの端板に直立して形成された渦巻状のラップを有す
る固定スクロール部材および旋回スクロール部材を備
え、前記旋回スクロール部材と駆動機を主軸により連結
し、吐出口よりガスを排出し、かつこれらの機器を密閉
容器に格納してなるスクロール流体機械において、前記
旋回スクロールの反ラップ側に位置し前記主軸を回転自
在に支持しかつ前記密閉容器に固定された第１のフレー
ム部材と、前記第１のフレーム部材と前記旋回スクロー
ル部材との間に設けられ、前記旋回スクロール部材を固
定スクロール部材の方向へ押圧するためのガスの圧力が
付与される第２のフレーム部材とを有することによって
達成される。
びこの端板に直立して形成された渦巻状のラップを有す
る固定スクロール部材および旋回スクロール部材を備
え、前記旋回スクロール部材と駆動機を主軸により連結
し、吐出口よりガスを排出し、かつこれらの機器を密閉
容器に格納してなるスクロール流体機械において、前記
旋回スクロールの反ラップ側に位置し前記主軸を回転自
在に支持しかつ前記密閉容器に固定された第１のフレー
ム部材と、前記第１のフレーム部材と前記旋回スクロー
ル部材との間に設けられ、前記旋回スクロール部材を固
定スクロール部材の方向へ押圧するためのガスの圧力が
付与される第２のフレーム部材とを有することによって
達成される。
【００１１】
【作用】本発明は上述したように構成したので、以下の
作用がある。
作用がある。
【００１２】旋回スクロールの反ラップ側の面に、第１
のフレーム部材に支持され、軸方向に微動可能な第２の
フレーム部材を配置し、第２のフレーム部材と固定スク
ロール部材とにより旋回スクロールの軸方向の微動を拘
束するよう構成されている。第２のフレーム部材の背面
に設けた気密空間に圧力を付与すると、第２のフレーム
部材が旋回スクロール部材方向に微動し、旋回スクロー
ル部材の背面と摺動して旋回スクロール部材の軸方向の
動きを拘束し、旋回スクロール部材は固定スクロール部
材に密着あるいは微小空間を有して密接し、旋回スクロ
ール部材と固定スクロール部材で構成される圧縮室の漏
洩を防ぎ、効率が高く、信頼性に優れたスクロール圧縮
機を得ることができる。
のフレーム部材に支持され、軸方向に微動可能な第２の
フレーム部材を配置し、第２のフレーム部材と固定スク
ロール部材とにより旋回スクロールの軸方向の微動を拘
束するよう構成されている。第２のフレーム部材の背面
に設けた気密空間に圧力を付与すると、第２のフレーム
部材が旋回スクロール部材方向に微動し、旋回スクロー
ル部材の背面と摺動して旋回スクロール部材の軸方向の
動きを拘束し、旋回スクロール部材は固定スクロール部
材に密着あるいは微小空間を有して密接し、旋回スクロ
ール部材と固定スクロール部材で構成される圧縮室の漏
洩を防ぎ、効率が高く、信頼性に優れたスクロール圧縮
機を得ることができる。
【００１３】
【実施例】以下本発明の実施例を図１から図５により説
明する。なお図１は本発明の一実施例による密閉形スク
ロール圧縮機の縦断面図、図２は図１に示される第１の
フレーム部材の平面図及び縦断面図、図３は図１に示さ
れる第２のフレーム部材の平面図及び縦断面図、図４は
本発明の別の実施例による密閉形スクロール圧縮機の縦
断面図、図５は図４に示される第２のフレーム部材の平
面図及び縦断面図である。
明する。なお図１は本発明の一実施例による密閉形スク
ロール圧縮機の縦断面図、図２は図１に示される第１の
フレーム部材の平面図及び縦断面図、図３は図１に示さ
れる第２のフレーム部材の平面図及び縦断面図、図４は
本発明の別の実施例による密閉形スクロール圧縮機の縦
断面図、図５は図４に示される第２のフレーム部材の平
面図及び縦断面図である。
【００１４】図１に示すように密閉容器１０の内部に圧
縮機構部と電動機部が収納されている。なお、本実施例
では電動機を駆動機としているが、電動機でなくともよ
い。圧縮機構部は、旋回スクロール部材１と固定スクロ
ール部材２、自転防止部材３、旋回スクロール部材１を
駆動する主軸４、これらを支持する第１のフレーム部材
５などから構成される。固定スクロール部材２は、端板
２ａ、この端板２ａに直立しているラップ２ｂからな
る。また固定スクロール部材２は、吸入口２ｃ、吐出口
２ｄを備えている。旋回スクロール部材１は、円板状の
端板１ａ、この端板１ａに直立しているラップ１ｂ、反
ラップ側の面（背面）に形成されて凹状のボス１ｃから
なる。両スクロール部材１，２の各ラップ１ｂ，２ｂは
インボリュート曲線あるいはこれに類似した曲線により
形成されている。これら固定スクロール部材２と旋回ス
クロール部材１とは互にラップ１ｂ，２ｂが向き合った
状態でかみ合っている。
縮機構部と電動機部が収納されている。なお、本実施例
では電動機を駆動機としているが、電動機でなくともよ
い。圧縮機構部は、旋回スクロール部材１と固定スクロ
ール部材２、自転防止部材３、旋回スクロール部材１を
駆動する主軸４、これらを支持する第１のフレーム部材
５などから構成される。固定スクロール部材２は、端板
２ａ、この端板２ａに直立しているラップ２ｂからな
る。また固定スクロール部材２は、吸入口２ｃ、吐出口
２ｄを備えている。旋回スクロール部材１は、円板状の
端板１ａ、この端板１ａに直立しているラップ１ｂ、反
ラップ側の面（背面）に形成されて凹状のボス１ｃから
なる。両スクロール部材１，２の各ラップ１ｂ，２ｂは
インボリュート曲線あるいはこれに類似した曲線により
形成されている。これら固定スクロール部材２と旋回ス
クロール部材１とは互にラップ１ｂ，２ｂが向き合った
状態でかみ合っている。
【００１５】第１のフレーム部材５は、中央部に設けら
れた軸受部を介して、一端が電動機７に連結している主
軸４を回転自在に支持している。また、第１のフレーム
部材５の外周面は前記密閉容器１０の内壁に結合されて
いる。前記第１のフレーム部材５の軸受部により回転自
在に支持された主軸４は一端が電動機７と連結し、偏心
部が旋回スクロール部材１のボス部１ｃと係合し、該偏
心部の端面から全長にわたり主軸内部に密閉容器内部に
溜る油を前記係合部へ送る為の給油孔４１が設けられて
いる。
れた軸受部を介して、一端が電動機７に連結している主
軸４を回転自在に支持している。また、第１のフレーム
部材５の外周面は前記密閉容器１０の内壁に結合されて
いる。前記第１のフレーム部材５の軸受部により回転自
在に支持された主軸４は一端が電動機７と連結し、偏心
部が旋回スクロール部材１のボス部１ｃと係合し、該偏
心部の端面から全長にわたり主軸内部に密閉容器内部に
溜る油を前記係合部へ送る為の給油孔４１が設けられて
いる。
【００１６】旋回スクロール部材１の反ラップ側の面
（背面）には、旋回スクロール１の端板１ａと第１のフ
レーム部材５とで気密室（旋回スクロール背面室１１）
が形成され、該旋回スクロール背面室１１と、両スクロ
ール部材で形成される圧縮途中の圧縮室とは、旋回スク
ロールの端板１ａに設けられた連通孔１ｄにより連通し
ている。
（背面）には、旋回スクロール１の端板１ａと第１のフ
レーム部材５とで気密室（旋回スクロール背面室１１）
が形成され、該旋回スクロール背面室１１と、両スクロ
ール部材で形成される圧縮途中の圧縮室とは、旋回スク
ロールの端板１ａに設けられた連通孔１ｄにより連通し
ている。
【００１７】なお旋回スクロール部材１の背面には、旋
回スクロール部材１の自転を防止するための自転防止部
材（オルダムリング）３が設けられている。
回スクロール部材１の自転を防止するための自転防止部
材（オルダムリング）３が設けられている。
【００１８】さらに旋回スクロール部材１の背面には、
第１のフレーム部材５に支持され、軸方向に微動可能な
第２のフレーム部材６が配置され、旋回スクロール部材
１の軸方向への移動は、ラップ方向（鉛直上方）への移
動は固定スクロール部材２により、背面方向（鉛直下
方）への移動は第２のフレーム部材６により規制されて
いる。
第１のフレーム部材５に支持され、軸方向に微動可能な
第２のフレーム部材６が配置され、旋回スクロール部材
１の軸方向への移動は、ラップ方向（鉛直上方）への移
動は固定スクロール部材２により、背面方向（鉛直下
方）への移動は第２のフレーム部材６により規制されて
いる。
【００１９】このように構成されたスクロール圧縮機に
おいて、電動機７の回転によって主軸４と自転防止部材
３の働きで、旋回スクロール部材１が固定スクロール部
材２に対して相対的に旋回運動を行い、両スクロール部
材１，２で形成される圧縮室が中心に移動するに従って
その容積を減少させ、吸込口２ｃから圧縮室に吸い込ま
れた冷媒ガスを圧縮して、吐出口２ｄから密閉容器１０
の上部へ排出する。密閉容器１０の上部に排出された冷
媒ガスは、図２ａに示す第１のフレーム部材５の外周に
設けられた通路５ａを通り、密閉容器の下部へ送られ、
吐出管１５を介して外部へ吐出される。
おいて、電動機７の回転によって主軸４と自転防止部材
３の働きで、旋回スクロール部材１が固定スクロール部
材２に対して相対的に旋回運動を行い、両スクロール部
材１，２で形成される圧縮室が中心に移動するに従って
その容積を減少させ、吸込口２ｃから圧縮室に吸い込ま
れた冷媒ガスを圧縮して、吐出口２ｄから密閉容器１０
の上部へ排出する。密閉容器１０の上部に排出された冷
媒ガスは、図２ａに示す第１のフレーム部材５の外周に
設けられた通路５ａを通り、密閉容器の下部へ送られ、
吐出管１５を介して外部へ吐出される。
【００２０】密閉容器１０の底部には潤滑油が溜めら
れ、主軸内部に設けられた給油孔４１を介して、主軸と
第１のフレームに設けられた軸受との係合部及び、旋回
スクロール部材のボス部１ｃとの係合部に送られ、係合
部の潤滑に供される。係合部へ導びかれた潤滑油は、旋
回スクロール背面室１１や密閉容器１０の内部へ排出さ
れる。旋回スクロール背面室１１へ排出された潤滑油
は、第２のフレーム部材６と旋回スクロール部材１ある
いは自転防止部材３との摺動部の潤滑に供されたり、旋
回スクロール部材１に設けた連通孔１ｄあるいは、旋回
スクロール部材１の外周部から、両スクロール部材で形
成される圧縮室に導入され、両スクロール部材の摺動部
あるいは圧縮室の気密に供され、圧縮終了後、吐出孔２
ａから冷媒ガスとともに密閉容器内に排出され、密閉容
器の底部に溜る。
れ、主軸内部に設けられた給油孔４１を介して、主軸と
第１のフレームに設けられた軸受との係合部及び、旋回
スクロール部材のボス部１ｃとの係合部に送られ、係合
部の潤滑に供される。係合部へ導びかれた潤滑油は、旋
回スクロール背面室１１や密閉容器１０の内部へ排出さ
れる。旋回スクロール背面室１１へ排出された潤滑油
は、第２のフレーム部材６と旋回スクロール部材１ある
いは自転防止部材３との摺動部の潤滑に供されたり、旋
回スクロール部材１に設けた連通孔１ｄあるいは、旋回
スクロール部材１の外周部から、両スクロール部材で形
成される圧縮室に導入され、両スクロール部材の摺動部
あるいは圧縮室の気密に供され、圧縮終了後、吐出孔２
ａから冷媒ガスとともに密閉容器内に排出され、密閉容
器の底部に溜る。
【００２１】旋回スクロール部材１の背面に設けられた
気密室（旋回スクロール背面室）１１は、両スクロール
部材により形成される圧縮途中の圧縮室と連通孔１ｄを
介して導通しているので、旋回スクロール背面室１１内
の圧力は、吸入圧力と吐出圧力の中間の圧力に維持され
る。
気密室（旋回スクロール背面室）１１は、両スクロール
部材により形成される圧縮途中の圧縮室と連通孔１ｄを
介して導通しているので、旋回スクロール背面室１１内
の圧力は、吸入圧力と吐出圧力の中間の圧力に維持され
る。
【００２２】一方、第１のフレーム部材５に支持され、
軸方向に移動可能な第２のフレーム部材６の背面に設け
られた気密室（第２フレーム背面室）１２には、吐出圧
力にほぼ等しい圧力あるいは吸込圧力と吐出圧力の中間
の圧力が導びかれ（本実施例では吐出圧力を導入孔５ｂ
を介して付与）少なくとも旋回スクロール背面室１１の
圧力よりも高く維持される。
軸方向に移動可能な第２のフレーム部材６の背面に設け
られた気密室（第２フレーム背面室）１２には、吐出圧
力にほぼ等しい圧力あるいは吸込圧力と吐出圧力の中間
の圧力が導びかれ（本実施例では吐出圧力を導入孔５ｂ
を介して付与）少なくとも旋回スクロール背面室１１の
圧力よりも高く維持される。
【００２３】この結果、第２のフレーム部材６は軸方向
に移動し旋回スクロール端板１ａの背面に接触して摺動
し、旋回スクロール部材１を固定スクロール部材２の方
向に押圧して旋回スクロール部材１の軸方向の動きを拘
束する。
に移動し旋回スクロール端板１ａの背面に接触して摺動
し、旋回スクロール部材１を固定スクロール部材２の方
向に押圧して旋回スクロール部材１の軸方向の動きを拘
束する。
【００２４】ここで旋回スクロール部材１の背面に作用
する軸方向力は、前記第２のフレーム部材６による力に
加え、旋回スクロール部材のボス部分１ｃの内側に作用
するほぼ吐出圧力に等しい潤滑油の圧力と、旋回スクロ
ール背面室１１の圧力による力との和である。
する軸方向力は、前記第２のフレーム部材６による力に
加え、旋回スクロール部材のボス部分１ｃの内側に作用
するほぼ吐出圧力に等しい潤滑油の圧力と、旋回スクロ
ール背面室１１の圧力による力との和である。
【００２５】一方、両スクロール部材により形成される
圧縮室の圧力により旋回スクロール部材１には、固定ス
クロール部材２に対し互に離反する方向に軸方向力が作
用する。
圧縮室の圧力により旋回スクロール部材１には、固定ス
クロール部材２に対し互に離反する方向に軸方向力が作
用する。
【００２６】従って、旋回スクロール部材１の背面に
は、圧縮室の圧力により鉛直下方に作用する力に打勝つ
だけの力が付与され、旋回スクロール部材１が軸方向に
微動し、固定スクロールと互に密着する。旋回スクロー
ル背面室１１の圧力は、旋回スクロール背面室１１に占
める旋回スクロール端板の受圧面積と圧縮途中の圧縮室
と通じる連通孔１ｄの位置により必要な大きさとなるよ
う定める。また、第２のフレーム部材６の背面に作用す
る力も、第２フレーム背面室１２に占める第２のフレー
ム部材６の受圧面積を交えたり、吐出圧力あるいは圧縮
途中の圧縮室の圧力を導くことにより、必要な力が得ら
れるようにする。
は、圧縮室の圧力により鉛直下方に作用する力に打勝つ
だけの力が付与され、旋回スクロール部材１が軸方向に
微動し、固定スクロールと互に密着する。旋回スクロー
ル背面室１１の圧力は、旋回スクロール背面室１１に占
める旋回スクロール端板の受圧面積と圧縮途中の圧縮室
と通じる連通孔１ｄの位置により必要な大きさとなるよ
う定める。また、第２のフレーム部材６の背面に作用す
る力も、第２フレーム背面室１２に占める第２のフレー
ム部材６の受圧面積を交えたり、吐出圧力あるいは圧縮
途中の圧縮室の圧力を導くことにより、必要な力が得ら
れるようにする。
【００２７】この結果、旋回スクロール部材１の円滑な
運動が確保され、旋回スクロール部材１と固定スクロー
ル部材２で構成される圧縮室の気密を保ち、高い効率を
維持することが可能となる。
運動が確保され、旋回スクロール部材１と固定スクロー
ル部材２で構成される圧縮室の気密を保ち、高い効率を
維持することが可能となる。
【００２８】図４，図５は別の実施例を示したものであ
る。図４は、第１のフレーム部材５に支持された第２の
フレーム部材６の軸方向の微動を、第２のフレーム部材
６の受座部６ａ（図５ａ，５ｂ参照）と、これと接触す
る固定スクロール２の受面より規制した実施例である。
すなわち、第２フレーム背面室１２に加えられた圧力に
より、該第２のフレーム部材６はスクロール部材の方向
（鉛直上方）に移動し、受座部が固定スクロール２の受
面に当り停止する。この結果旋回スクロール部材１は、
固定スクロール部材２と、第２のフレーム部材６により
軸方向の移動を拘束され、微小な隙間を持って挟持され
る。
る。図４は、第１のフレーム部材５に支持された第２の
フレーム部材６の軸方向の微動を、第２のフレーム部材
６の受座部６ａ（図５ａ，５ｂ参照）と、これと接触す
る固定スクロール２の受面より規制した実施例である。
すなわち、第２フレーム背面室１２に加えられた圧力に
より、該第２のフレーム部材６はスクロール部材の方向
（鉛直上方）に移動し、受座部が固定スクロール２の受
面に当り停止する。この結果旋回スクロール部材１は、
固定スクロール部材２と、第２のフレーム部材６により
軸方向の移動を拘束され、微小な隙間を持って挟持され
る。
【００２９】旋回スクロール部材１の背面に設けれた旋
回スクロール背面室１１に作用する圧力による力と、旋
回スクロール部材１のボス１ｃの内側に作用するほぼ吐
出圧力に等しい圧力である潤滑油の圧力との力の和が、
旋回スクロール部材１のラップ側に作用する圧力室の圧
力による軸方向の離反力に比べ大きな場合、旋回スクロ
ール部材１は固定スクロール部材２に押圧され、密着し
て旋回運動をなす。一方、前記軸方向の力の和が離反力
よりも小さな場合には、旋回スクロール部材１は固定ス
クロール部材２に対し微小隙間を保ちつつ、旋回スクロ
ール部材１の背面が、前記第２のフレーム部材６上を摺
動し、旋回スクロール部材１と固定スクロール部材２と
の過度の接触を回避することができ、より効率が高く信
頼性に優れたスクロール圧縮機を得ることができる。
回スクロール背面室１１に作用する圧力による力と、旋
回スクロール部材１のボス１ｃの内側に作用するほぼ吐
出圧力に等しい圧力である潤滑油の圧力との力の和が、
旋回スクロール部材１のラップ側に作用する圧力室の圧
力による軸方向の離反力に比べ大きな場合、旋回スクロ
ール部材１は固定スクロール部材２に押圧され、密着し
て旋回運動をなす。一方、前記軸方向の力の和が離反力
よりも小さな場合には、旋回スクロール部材１は固定ス
クロール部材２に対し微小隙間を保ちつつ、旋回スクロ
ール部材１の背面が、前記第２のフレーム部材６上を摺
動し、旋回スクロール部材１と固定スクロール部材２と
の過度の接触を回避することができ、より効率が高く信
頼性に優れたスクロール圧縮機を得ることができる。
【００３０】以上の実施例では、密閉容器内が吐出圧力
に等しく、旋回スクロール背面室１１の圧力が、吸入圧
力と吐出圧力の中間の圧力に維持される構造について示
したが、本発明は、実施例に示した構造だけに限定され
るものではない。密閉容器内が吐出圧力に等しく、旋回
スクロール背面室の圧力が吸入圧力に等しい場合をも含
み、同様の作用効果を得ることができる。
に等しく、旋回スクロール背面室１１の圧力が、吸入圧
力と吐出圧力の中間の圧力に維持される構造について示
したが、本発明は、実施例に示した構造だけに限定され
るものではない。密閉容器内が吐出圧力に等しく、旋回
スクロール背面室の圧力が吸入圧力に等しい場合をも含
み、同様の作用効果を得ることができる。
【００３１】本発明では、第２のフレーム部材の軸方向
の微動を、固定スクロール部材との受座面により規制し
た場合には、旋回スクロール部材は固定スクロール部材
に対し微小隙間を持って密接して運動を行うことができ
るので、旋回スクロール部材と固定スクロール部材との
過度の接触を回避し、より効率が高く信頼性に優れたス
クロール圧縮機を得ることが可能となる。
の微動を、固定スクロール部材との受座面により規制し
た場合には、旋回スクロール部材は固定スクロール部材
に対し微小隙間を持って密接して運動を行うことができ
るので、旋回スクロール部材と固定スクロール部材との
過度の接触を回避し、より効率が高く信頼性に優れたス
クロール圧縮機を得ることが可能となる。
【００３２】また、圧縮室内に液状の冷媒や油などが大
量に混入し、圧縮室内の圧力が極めて大きくなり、第２
のフレーム部材に付与される力を越えると、旋回スクロ
ール部材が第２のフレーム部材を旋回スクロール部材の
背面側（鉛直下方）に押し下げ、旋回スクロール部材が
背面方向（鉛直下方）に微動して、固定スクロール部材
と旋回スクロール部材のスクロールラップ間の隙間を増
大し、高圧部から低圧部へガスや液状の冷媒や油などを
漏らし、過度の圧力上昇を抑えることができる。
量に混入し、圧縮室内の圧力が極めて大きくなり、第２
のフレーム部材に付与される力を越えると、旋回スクロ
ール部材が第２のフレーム部材を旋回スクロール部材の
背面側（鉛直下方）に押し下げ、旋回スクロール部材が
背面方向（鉛直下方）に微動して、固定スクロール部材
と旋回スクロール部材のスクロールラップ間の隙間を増
大し、高圧部から低圧部へガスや液状の冷媒や油などを
漏らし、過度の圧力上昇を抑えることができる。
【００３３】
【発明の効果】本発明によれば以下の効果が得られる。
【００３４】旋回スクロール部材と固定スクロール部材
で構成される圧縮室の漏洩を防ぎ、効率が高く、信頼性
に優れたスクロール圧縮機を得ることができる。
で構成される圧縮室の漏洩を防ぎ、効率が高く、信頼性
に優れたスクロール圧縮機を得ることができる。
【図１】本発明の一実施例による密閉形スクロール圧縮
機の縦断面図。
機の縦断面図。
【図２】第１のフレーム部材の平面図及び縦断面図。
【図３】第２のフレーム部材の平面図及び縦断面図。
【図４】本発明の別の実施例による密閉形スクロール圧
縮機の縦断面図。
縮機の縦断面図。
【図５】本発明の別の実施例による第２のフレーム部材
の平面図及び縦断面図。
の平面図及び縦断面図。
１…旋回スクロール部材、１ａ…端版、
１ｂ…ラップ、１ｃ…ボス、
１ｄ…連通孔、２…固定スクロール部材、２ａ…
端版、 ２ｂ…ラップ、２ｃ…吸
入口、 ２ｄ…吐出口、３…自転防
止部材、 ４…主軸、５…第１のフレー
ム部材、５ａ…通路、 ５ｂ…導
入孔、６…第２のフレーム部材、 ６ａ…受座
部、７…電動機、 １０…密閉容
器、１１…旋回スクロール背面室、 １２…第２フ
レーム背面室、１５…吐出管、 ４
１…給油孔。
１ｂ…ラップ、１ｃ…ボス、
１ｄ…連通孔、２…固定スクロール部材、２ａ…
端版、 ２ｂ…ラップ、２ｃ…吸
入口、 ２ｄ…吐出口、３…自転防
止部材、 ４…主軸、５…第１のフレー
ム部材、５ａ…通路、 ５ｂ…導
入孔、６…第２のフレーム部材、 ６ａ…受座
部、７…電動機、 １０…密閉容
器、１１…旋回スクロール背面室、 １２…第２フ
レーム背面室、１５…吐出管、 ４
１…給油孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 肥田 毅士 静岡県清水市村松390番地 株式会社日立 製作所空調システム事業部内
Claims (6)
- 【請求項１】端板およびこの端板に直立して形成された
渦巻状のラップを有する固定スクロール部材および旋回
スクロール部材を備え、前記旋回スクロール部材と駆動
機を主軸により連結し、吐出口よりガスを吐出し、かつ
これらの機器を密閉容器に格納してなるスクロール流体
機械において、前記旋回スクロールの反ラップ側に位置
し前記主軸を回転自在に支持しかつ前記密閉容器に固定
された第１のフレーム部材と、前記第１のフレーム部材
と前記旋回スクロール部材との間に設けられ、前記旋回
スクロール部材を固定スクロール部材の方向へ押圧する
ためのガスの圧力が付与される第２のフレーム部材とを
有することを特徴とするスクロール流体機械。 - 【請求項２】請求項１において、前記第２のフレーム部
材の内周側に設けられ、前記固定スクロール部材と前記
旋回スクロール部材で形成される圧縮途中の圧縮室の圧
力が導かれる気密空間であって、前記旋回スクロール部
材を前記固定スクロール部材の方向へ押圧するための旋
回スクロール背面室を有することを特徴とするスクロー
ル流体機械。 - 【請求項３】請求項２において、前記旋回スクロール背
面室と、前記固定スクロール部材と前記旋回スクロール
部材で形成される圧縮途中の圧縮室とを連通する孔を、
前記旋回スクロール部材に設けたことを特徴とするスク
ロール流体機械。 - 【請求項４】請求項１乃至３のいずれか１つにおいて、
前記第２のフレーム部材と前記第１のフレーム部材との
間に設けられ、吐出圧が導かれる気密空間であって、前
記第２のフレーム部材を前記旋回スクロール部材の方向
へ押圧するための第２フレーム背面室を有することを特
徴とするスクロール流体機械。 - 【請求項５】請求項４において、前記第２フレーム背面
室と、吐出圧が導かれている前記密閉容器の下部空間と
を連通する孔を、前記第１のフレーム部材に設けたこと
を特徴とするスクロール流体機械。 - 【請求項６】請求項１乃至５のいずれか１つにおいて、
前記固定スクロール部材と前記第２のフレーム部材との
接触面を設け、前記第２のフレーム部材が前記旋回スク
ロール部材の方向へ移動する移動量を規制することを特
徴とするスクロール流体機械。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22476694A JP3156520B2 (ja) | 1994-09-20 | 1994-09-20 | スクロール流体機械 |
| KR1019950017698A KR0180616B1 (ko) | 1994-09-20 | 1995-06-28 | 스크롤유체기계 |
| US08/515,333 US5622488A (en) | 1994-09-20 | 1995-08-15 | Scroll type fluid machine having first and second frame members to increase air tightness |
| CN95115572A CN1070266C (zh) | 1994-09-20 | 1995-08-18 | 涡旋流体机械 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22476694A JP3156520B2 (ja) | 1994-09-20 | 1994-09-20 | スクロール流体機械 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0893661A true JPH0893661A (ja) | 1996-04-09 |
| JP3156520B2 JP3156520B2 (ja) | 2001-04-16 |
Family
ID=16818896
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22476694A Expired - Fee Related JP3156520B2 (ja) | 1994-09-20 | 1994-09-20 | スクロール流体機械 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5622488A (ja) |
| JP (1) | JP3156520B2 (ja) |
| KR (1) | KR0180616B1 (ja) |
| CN (1) | CN1070266C (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001214872A (ja) * | 1999-11-22 | 2001-08-10 | Daikin Ind Ltd | スクロール型圧縮機 |
| KR100858781B1 (ko) * | 2006-09-01 | 2008-09-17 | 조동신 | 타이머가 구비된 전원플러그 |
| JP2009257340A (ja) * | 2009-08-06 | 2009-11-05 | Hitachi Ltd | スクロール圧縮機 |
| JP2011106322A (ja) * | 2009-11-16 | 2011-06-02 | Mitsubishi Electric Corp | スクロール圧縮機 |
| JP2011111969A (ja) * | 2009-11-26 | 2011-06-09 | Mitsubishi Electric Corp | スクロール圧縮機 |
| US11187231B2 (en) | 2018-09-28 | 2021-11-30 | Samsung Electronic Co., Ltd. | Scroll compressor |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6168404B1 (en) | 1998-12-16 | 2001-01-02 | Tecumseh Products Company | Scroll compressor having axial compliance valve |
| US6290478B1 (en) | 1999-07-16 | 2001-09-18 | Scroll Technologies | Eccentric back chamber seals for scroll compressor |
| JP4591350B2 (ja) * | 2003-07-28 | 2010-12-01 | ダイキン工業株式会社 | 冷凍装置 |
| KR100575704B1 (ko) * | 2004-11-11 | 2006-05-03 | 엘지전자 주식회사 | 스크롤 압축기의 용량 가변장치 |
| JP5076242B2 (ja) * | 2007-03-30 | 2012-11-21 | アネスト岩田株式会社 | スクロール式流体機械 |
| JP6548880B2 (ja) * | 2014-09-17 | 2019-07-24 | 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 | スクロール圧縮機 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4767293A (en) * | 1986-08-22 | 1988-08-30 | Copeland Corporation | Scroll-type machine with axially compliant mounting |
| JP2543206B2 (ja) * | 1989-11-02 | 1996-10-16 | 松下電器産業株式会社 | スクロ―ル圧縮機 |
| US5340287A (en) * | 1989-11-02 | 1994-08-23 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Scroll-type compressor having a plate preventing excess lift of the crankshaft |
| US5277563A (en) * | 1992-08-10 | 1994-01-11 | Industrial Technology Research Institute | Scroll compressor with axial sealing apparatus |
| JP3141969B2 (ja) * | 1993-04-26 | 2001-03-07 | 日本電信電話株式会社 | 混合ガス成分判別および定量方法ならびに装置 |
| US5342186A (en) * | 1993-06-02 | 1994-08-30 | General Motors Corporation | Axial actuator for unloading an orbital scroll type fluid material handling machine |
-
1994
- 1994-09-20 JP JP22476694A patent/JP3156520B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-06-28 KR KR1019950017698A patent/KR0180616B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1995-08-15 US US08/515,333 patent/US5622488A/en not_active Expired - Lifetime
- 1995-08-18 CN CN95115572A patent/CN1070266C/zh not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001214872A (ja) * | 1999-11-22 | 2001-08-10 | Daikin Ind Ltd | スクロール型圧縮機 |
| KR100858781B1 (ko) * | 2006-09-01 | 2008-09-17 | 조동신 | 타이머가 구비된 전원플러그 |
| JP2009257340A (ja) * | 2009-08-06 | 2009-11-05 | Hitachi Ltd | スクロール圧縮機 |
| JP2011106322A (ja) * | 2009-11-16 | 2011-06-02 | Mitsubishi Electric Corp | スクロール圧縮機 |
| JP2011111969A (ja) * | 2009-11-26 | 2011-06-09 | Mitsubishi Electric Corp | スクロール圧縮機 |
| US11187231B2 (en) | 2018-09-28 | 2021-11-30 | Samsung Electronic Co., Ltd. | Scroll compressor |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR0180616B1 (ko) | 1999-05-01 |
| CN1070266C (zh) | 2001-08-29 |
| CN1123888A (zh) | 1996-06-05 |
| KR960011140A (ko) | 1996-04-20 |
| US5622488A (en) | 1997-04-22 |
| JP3156520B2 (ja) | 2001-04-16 |
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