JPH089362Y2 - 内燃機関の動弁装置 - Google Patents

内燃機関の動弁装置

Info

Publication number
JPH089362Y2
JPH089362Y2 JP4002590U JP4002590U JPH089362Y2 JP H089362 Y2 JPH089362 Y2 JP H089362Y2 JP 4002590 U JP4002590 U JP 4002590U JP 4002590 U JP4002590 U JP 4002590U JP H089362 Y2 JPH089362 Y2 JP H089362Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rocker arm
intake
side rocker
rocker arms
trigger plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4002590U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH041605U (ja
Inventor
千早 杉本
孝之 巽
孝俊 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP4002590U priority Critical patent/JPH089362Y2/ja
Publication of JPH041605U publication Critical patent/JPH041605U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH089362Y2 publication Critical patent/JPH089362Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 A.考案の目的 (1)産業上の利用分野 本考案は、相互に隣接してロッカアームシャフトに揺
動可能に支承されながらカムシャフトおよび機関弁間に
介設される複数のロッカアームと、相互に隣接したロッ
カアームを連結する位置およびその連結を解除する位置
間で移動可能な連結ピストンを有して前記ロッカアーム
に設けられる連結切換機構と、前記連結ピストンへの係
合および係合解除を切換えるべく前記ロッカアームシャ
フトの軸線まわりの前記ロッカアームとの相対揺動を可
能として配設されるトリガ板とを備える内燃機関の動弁
装置に関する。
(2)従来の技術 従来、かかる内燃機関は、たとえば特開昭61−31611
号公報等により既に知られている。
(3)考案が解決しようとする課題 上記従来のものでは、機関本体と一体的な一対のホル
ダ間に固定的に支持されているロッカアームシャフトに
一対のロッカアームが揺動可能に支承され、両ロッカア
ームに設けられている連結切換機構の連結ピストンに係
合可能なトリガ板は、前記両ロッカアームの一方とホル
ダとの間に挟まれながらロッカアームシャフトに支承さ
れる薄板円板状の基部に、前記連結ピストンに係合する
ための係合板部が一体に設けられて成るものである。
ところが、上記従来のものでは、両ホルダ間でロッカ
アームシャフトには、一対のロッカアームとトリガ板の
基部とが嵌合されるのみであり、各ロッカアーム、トリ
ガ板および両ホルダ相互間の間隙を比較的大きく設定す
ると、それらの間隙に対応する分だけ両ロッカアームの
ロッカアームシャフトの軸線に沿う移動が許容されるこ
とになるので、トリガ板の基部がロッカアームシャフト
の軸線に直交する平面から軸方向一方に倒れるおそれが
ある。また各ロッカアーム、トリガ板および両ホルダ相
互間の間隙を比較的小さく設定すると、前記トリガ板の
倒れは回避されるが、トリガ板の基部とそれに隣接する
ロッカアームとの間の摩擦力が比較的大きくなるので、
該ロッカアームの揺動作動に追従してトリガ板が揺動
し、トリガ板の誤作動が生じるおそれがあり、両ホルダ
間でのロッカアームおよびトリガ板相互の間隙設定が難
しい。
本考案は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、
トリガ板の倒れおよび誤作動を容易に防止し得るように
した内燃機関の動弁装置を提供することを目的とする。
B.考案の構成 (1)課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本考案の第1の特徴によ
れば、相互に隣接してロッカアームシャフトに揺動可能
に支承されながらカムシャフトおよび機関弁間に介設さ
れる複数のロッカアームと、相互に隣接したロッカアー
ムを連結する位置およびその連結を解除する位置間で移
動可能な連結ピストンを有して前記ロッカアームに設け
られる連結切換機構と、前記連結ピストンへの係合およ
び係合解除を切換えるべく前記ロッカアームシャフトの
軸線まわりの前記ロッカアームとの相対揺動を可能とし
て配設されるトリガ板とを備える内燃機関の動弁装置に
おいて、ロッカアームシャフトには、複数のロッカアー
ムの軸方向移動を規制する円筒状のカラーが嵌合され、
トリガ板は、連結ピストンに係合可能な係合板部が、前
記カラーの外周に嵌挿される円筒状の基部に一体に設け
られて成る。
また本考案の第2の特徴によれば、上記第1の特徴の
構成に加えて、連結ピストンは、相互に隣接したロッカ
アーム間にまたがって嵌合する位置と、それらの隣接ロ
ッカアームの一方のみに嵌合する位置との間で移動可能
であり、前記一方のロッカアームには連結ピストンへの
係合を可能とすべく前記トリガ板の係合板部を嵌合し得
るスリットが設けられるとともに、前記係合板部の両面
に摺接するガイド部が前記スリットの両側面に連なって
一体に突設される。
さらに本考案の第3の特徴によれば、相互に隣接して
吸気側ロッカアームシャフトに揺動可能に支承されなが
らカムシャフトおよび一対の吸気弁間に介設される複数
の吸気側ロッカアームと、排気側ロッカアームシャフト
に揺動可能に支承されながら前記カムシャフトおよび一
対の排気弁間に介設される一対の排気側ロッカアーム
と、相互に隣接した吸気側ロッカアームを連結する位置
およびその連結を解除する位置間で移動可能な連結ピス
トンを有して前記吸気側ロッカアームに設けられる連結
切換機構と、前記連結ピストンへの係合および係合解除
を切換えるべく前記吸気側ロッカアームシャフトの軸線
まわりの前記吸気側ロッカアームとの相対揺動を可能と
して配設されるトリガ板とを備える内燃機関の動弁装置
において、吸気側ロッカアームシャフトおよび排気側ロ
ッカアームシャフトは、機関本体にそのシリンダの両側
でそれぞれ立設されたホルダで固定的に支持され、両排
気側ロッカアームは、カムシャフトに対応する位置で
は、複数の吸気側ロッカアームの両側に位置すべく排気
側ロッカアームシャフトに支承され、吸気側ロッカアー
ムシャフトの軸線に沿う各吸気側ロッカアームの移動を
規制すべく吸気側ロッカアームの1つと前記ホルダの一
方との間で吸気側ロッカアームシャフトに嵌合された円
筒状のカラーに、トリガ板が一体に設けられる。
(2)作用 上記第1の特徴の構成によれば、トリガ板は、連結切
換機構の連結ピストンに係合可能な係合板部が円筒状の
基部に一体に設けられて成り、ロッカアームシャフトの
軸線に沿う複数のロッカアームの移動を規制するため
に、該ロッカアームシャフトに嵌合されている円筒状の
カラーの外周に前記基部が嵌挿されるので、基部に隣接
するロッカアームと該基部との間の間隙を比較的大きく
することが可能であり、またロッカアームシャフトの軸
線に沿う比較的長い距離にわたってトリガ板を支承する
ことができる。
また上記第2の特徴の構成によれば、上記第1の特徴
の作用に加えて、トリガ板の係合板部をガイド部で案内
することにより、ロッカアームに設けたスリットから前
記係合板部が外れることを回避することができる。
さらに上記第3の特徴の構成によれば、隣接配置され
ている複数の吸気側ロッカアームの両側に排気側ロッカ
アームをそれぞれ配置することにより動弁装置のコンパ
クトな構成が可能となる。而してその配置により各吸気
側ロッカアームの吸気側ロッカアームシャフトの軸線に
沿う移動を規制する必要が生じるが、その規制を果たす
ために吸気側ロッカアームシャフトに嵌合されるカラー
にトリガ板を一体的に設けることにより、部品点数の増
大を回避しながらトリガ板の配設が可能となり、しかも
吸気側ロッカアームシャフトの軸線に沿う比較的長い距
離にわたってトリガ板を支承することができる。
(3)実施例 以下、図面により本考案の一実施例について説明す
る。
第1図は吸、排気弁閉弁時の要部縦断面図であって第
2図のI−I線断面図、第2図は第1図のII−II線断面
図、第3図は第2図のIII−III線断面図,第4図は吸気
弁開弁時の要部縦断面図である。
先ず第1図において、SOHC型多気筒内燃機関における
機関本体Eの主要部はシリンダブロック1と該シリンダ
ブロック1の上面に結合されるシリンダヘッド2とから
構成され、シリンダブロック1に設けられたシリンダ3
には、上面に窪み4aを有するピストン4が摺動可能に嵌
合され、該ピストン4の上面およびシリンダヘッド2間
に燃焼室5が形成される。
第2図を併せて参照して、燃焼室5の天井面に開口す
るようにして、一対の吸気弁口6および一対の排気弁口
7がシリンダヘッド2に設けられており、両吸気弁口6
はシリンダヘッド2の一側面に開口する単一の吸気ポー
ト8に連なり、両排気弁口7はシリンダヘッド2の他側
面に開口する単一の排気ポート9に連なる。両吸気弁口
6を個別に開閉可能な一対の機関弁としての吸気弁
VI1,VI2は、シリンダヘッド2に配設された一対のガイ
ド筒10にそれぞれ摺動可能に嵌合されており、各ガイド
筒10から突出した各吸気弁VI1,VI2の上端部にそれぞれ
固定されたリテーナ11,11とシリンダヘッド2との間に
は各吸気弁VI1,VI2を囲繞するコイル状の弁ばね12,12
が介設され、それらの弁ばね12,12により各吸気弁VI1
VI2は上方すなわち閉弁方向に付勢される。また両排気
弁口7を個別に開閉可能な一対の排気弁VE1,VE2は、シ
リンダヘッド2に配設された一対のガイド筒13にそれぞ
れ摺動可能に嵌合されており、各ガイド筒13から突出し
た各排気弁VE1,VE2の上端部にそれぞれ固定されたリテ
ーナ14,14とシリンダヘッド2との間には各排気弁VE1
VE2を囲繞するコイル状の弁ばね15,15が介設され、それ
らの弁ばね15,15により各排気弁VE1,VE2は上方すなわ
ち閉弁方向に付勢される。
上記両吸気弁VI1,VI2と、図示しないクランクシャフ
トに1/2の減速比で連動、連結される単一のカムシャフ
ト16との間には、カムシャフト16の回転運動を吸気弁V
I1,VI2の開閉運動に変換すべく第1、第2および第3
吸気側ロッカアーム24,25,26が介設され、上記両排気弁
VE1,VE2と前記カムシャフト16との間には、カムシャフ
ト16の回転運動を排気弁VE1,VE2の開閉運動に変換すべ
く一対の排気側ロッカアーム29,30が介設される。
第3図を併せて参照して、カムシャフト16は、シリン
ダヘッド2と、前記クランクシャフトの軸線に沿うシリ
ンダ3の両側で該シリンダヘッド2上にそれぞれ結合さ
れるホルダ19,19とで、シリンダ3の軸線と直交する水
平な軸線を有しながら回転自在に支承される。このカム
シャフト16には、高速用カム21と、該高速用カム21の一
側に隣接する低速用カム22と、低速用カム22とは反対側
で高速用カム21に隣接する隆起部20とが一体に設けられ
るとともに、低速用カム22および隆起部20の両側に排気
弁用カム23,23が一体に設けられる。高速用カム21は、
機関の高速運転域で両吸気弁VI1,VI2を開閉作動せしめ
るための形状を有するものであり、ベース円部21aと、
該ベース円部21aから半径方向外方に張出す高位部21bと
を有する。低速用カム22は、機関の低速運転域で吸気弁
VI1を開閉作動せしめるための形状を有するものであ
り、ベース円部22aと、カムシャフト16の半径方向外方
への張出量を高速用カム21の高位部21bよりも小としか
つその高位部21bよりも狭い中心角範囲にわたってベー
ス円部22aから張出した高位部22bを有する。また前記隆
起部20は、機関の低速運転域で吸気弁VI2を実質的に休
止状態とすべく基本的にはカムシャフト16の軸線を中心
とする円形の外面を有するように形成されるものである
が、前記高速用カム21および低速用カム22の高位部21b,
22bに対応する位置にはわずかに突出した突部が設けら
れている。しかもカムシャフト16の軸線に沿う方向での
該隆起部20の幅は比較的狭く設定される。さらに、排気
弁用カム23,23は機関の運転状態にかかわらず両排気弁V
E1,VE2を開閉作動せしめるための形状を有する。
一方の吸気弁VI1には第1吸気側ロッカアーム24が連
動、連結され、他方の吸気弁VI2には第2吸気側ロッカ
アーム25が連動、連結され、両吸気弁VI1,VI2とは自由
となることを可能としながら第3吸気側ロッカアーム26
が第1および第2吸気側ロッカアーム24,25間に隣接配
置される。而して各吸気側ロッカアーム24,25,26は、カ
ムシャフト16の上方位置で該カムシャフト16と平行な軸
線を有しながらホルダ19,19に固定的に支持された吸気
側ロッカアームシャフト27で揺動自在に支承される。ま
た一対の排気側ロッカアーム29,30は、各排気弁VE1,V
E2に個別に連動、連結されており、前記カムシャフト16
の上方位置で前記吸気側ロッカアームシャフト27と平行
にしてホルダ19,19に固定的に支持された排気側ロッカ
アームシャフト28に揺動自在に支承される。
第1吸気側ロッカアーム24の一端には、カムシャフト
16に設けられた低速用カム22に摺接するローラ31が軸支
され、第2吸気側ロッカアーム25の一端には、カムシャ
フト16に設けられた隆起部20に摺接するスリッパ32が隆
起部20に対応して幅を狭くしながら設けられ、第3吸気
側ロッカアーム26にはカムシャフト16に設けられた高速
用カム21に摺接するカムスリッパ33が設けられる。また
両排気側ロッカアーム29,30の一端には、カムシャフト1
6に設けられた排気弁用カム23,23に摺接するローラ34が
それぞれ軸支される。
第1および第2吸気側ロッカアーム24,25の他端に
は、各吸気弁VI1,VI2の上端に当接するタペットねじ35
がそれぞれ進退自在に螺合されており、両吸気側ロッカ
アーム24,25の揺動作動に応じて各吸気弁VI1,VI2が開
閉作動することになる。また両ロッカアーム29,30の他
端には、各排気弁VE1,VE2の上端に当接するタペットね
じ36がそれぞれ進退自在に螺合されており、両排気側ロ
ッカアーム29,30の揺動作動に応じて各排気弁VE1,VE2
が開閉作動することになる。
シリンダ3の両側でシリンダヘッド2にそれぞれ立設
されているホルダ19,19上には、両ロッカアームシャフ
ト27,28を覆うようにして支持板37が固定されており、
この支持板37には、第3吸気側ロッカアーム26を高速用
カム21に向けて弾発付勢するロストモーション機構38が
設けられる。
各吸気側ロッカアーム24〜26には、それらの連結およ
び連結解除を機関の運転状態に応じて切換可能な連結切
換機構40が設けられる。
この連結切換機構40は、第1吸気側ロッカアーム24お
よび第3吸気側ロッカアーム26を連結可能な連結ピスト
ン41と、第3吸気側ロッカアーム26および第2吸気側ロ
ッカアーム25を連結可能な連結ピン42と、連結ピストン
41および連結ピン42の移動を規制する規制部材53と、連
結ピストン41、連結ピン42および規制部材43を連結解除
側に付勢する戻しばね44とを備える。
第1吸気側ロッカアーム24には、第3吸気側ロッカア
ーム26側に開放した有底の第1ガイド穴45が吸気側ロッ
カアームシャフト27と平行に穿設されており、この第1
ガイド穴45に連結ピストン41が摺動可能に嵌合され、連
結ピストン41の一端と第1ガイド穴45の閉塞端との間に
油圧室46が画成される。また第1吸気側ロッカアーム24
には油圧室46に連通する連通路47が穿設され、吸気側ロ
ッカアームシャフト27内には図示しない油圧供給源に通
じる油圧供給路48が設けられ、この油圧供給路48は第1
吸気側ロッカアーム24の揺動状態にかかわらず前記連通
路47すなわち油圧室46に常時連通する。
ところで、連結ピストン41は伸長方向のばね力を発揮
して伸縮可能に構成されるものであり、閉塞端を油圧室
46に臨ませながら第1ガイド穴45に摺動可能に嵌合され
る有底円筒体51と、該有底円筒体51に摺動可能に嵌合さ
れる円筒状の突部52aを有しながら第1ガイド穴45に摺
動可能に嵌合される短円柱体52と、有底円筒体51および
短円柱体52間に縮設されるばね53とを有する。前記突部
52aは、短円柱体52の一端面に同軸に突設されるもので
あり、有底円筒体51が短円柱体52の前記一端面に当接し
た状態で短円柱体52の一端面および有底円筒体51間に環
状の第1係合溝54が形成される。また有底円筒体51の外
周には環状の第2係合溝55が設けられる。しかも前記ば
ね53のセット荷重は戻しばね44よりも小さく設定され
る。
第3吸気側ロッカアーム26には、第1ガイド穴45に対
応するガイド孔56が吸気側ロッカアームシャフト27と平
行にして両側面間にわたって穿設されており、前記連結
ピストン41における短円柱体52の他端面に一端が当接さ
れる連結ピン42がガイド孔56に摺動可能に嵌合される。
第2吸気側ロッカアーム25には、前記ガイド孔56に対
応する有底の第2ガイド穴57が第3吸気側ロッカアーム
26側に開放して吸気側ロッカアームシャフト27と平行に
穿設されており、連結ピン42の他端に当接する有底円筒
状の規制部材43が第2ガイド穴57に摺動可能に嵌合され
る。この規制部材43は、その開口端を第2ガイド穴57の
閉塞端側に向けて配置されるものであり、その開口端部
で半径方向外方に張出した鍔部43aが第2ガイド穴57の
内面に摺接する。戻しばね44は、第2ガイド穴57の閉塞
端および規制部材43閉塞端間に縮設されており、この戻
しばね44のばね力により相互に当接した前記連結ピスト
ン41、連結ピン42および規制部材43が油圧室46側に向け
て付勢される。しかも第2ガイド穴57の閉塞端には、空
気および油抜き用の連通孔58が穿設される。
かかる連結切換機構40において、連結ピストン41にお
ける第1係合溝54あるいは第2係合溝55に係合して該連
結ピストン41の移動を規制する位置、ならびに第1係合
溝54あるいは第2係合溝55への係合状態を解除して連結
ピストン41の移動を許容する位置間で移動すべく、第1
吸気側ロッカアーム24に対する相対揺動を可能にしてト
リガ板60が配設されている。而して該トリガ板60の各係
合溝54,55への係合を可能とすべく第1吸気側ロッカア
ーム24の上部には、トリガ板60を嵌合させるスリット61
が設けられるとともに、該スリット61の両側面に連なっ
て上方に延びるガイド部62,62が突設される。
而して前記スリット61は、連結ピストン41における有
底円筒体51および短円柱体52が第3図で示すように油圧
室46側に最大限変位している状態で第1係合溝54に対応
するようにして第1吸気側ロッカアーム24の上部に穿設
され、第2係合溝55は、相互に当接状態にある有底円筒
体51および短円柱体52が油圧室46から離反する方向に最
大限移動した状態で前記スリット61に対応する位置とな
るようにして有底円筒体51の外周に設けられる。
ところで、一対の排気側ロッカアーム29,30は、連結
切換機構40を設けたことにより相互に隣接して配置せざ
るを得ない各吸気側ロッカアーム24〜26の両側で、カム
シャフト16の排気弁用カム23,23に摺接するように配設
されている。これにより両排気側ロッカアーム29,30相
互間に比較的広いスペースを確保することが可能であ
り、また両排気弁VE1,VE2もそれらの間の間隔を比較的
広くして配設可能である。このため、燃焼室5の天井面
中央部に配設されるべき点火プラグ63を挿入するための
プラグパイプ64は、両排気弁VE1,VE2相互間、ならびに
両排気側ロッカアーム29,30相互間に位置するようにし
てシリンダヘッド2に配設される。
上述のように各吸気側ロッカアーム24〜26の両側に排
気側ロッカアーム29,30を配設することにより、吸気側
ロッカアームシャフト27を支持する両ホルダ19,19と、
前記各吸気側ロッカアーム24〜26との間には比較的大き
な間隙が生じるので、各吸気側ロッカアーム24〜26が吸
気側ロッカアームシャフト27の軸線に沿って移動するこ
とを規制するために、一方のホルダ19と第1吸気側ロッ
カアーム24との間で吸気側ロッカアームシャフト27には
円筒状のカラー65が嵌合され、他方のホルダ19と第2吸
気側ロッカアーム25との間で吸気側ロッカアームシャフ
ト27には円筒状のカラー66が嵌合される。
上記一方のカラー65にはトリガ板60が支承される。す
なわちトリガ板60は、カラー65の外周に嵌挿される円筒
状の基部60aに、前記両ガイド部62,62に両面を摺接させ
ながらスリット61から第1係合溝54あるいは第2係合溝
55に係脱可能に係合する係合板部60bが一体的に設けら
れて成り、第1吸気側ロッカアーム24との相対揺動を可
能としてカラー65に支承されることになる。
両ホルダ19,19のうち第1吸気側ロッカアーム24に対
向する側のホルダ19には、第1吸気側ロッカアーム24側
に向けてストッパピン67が植設されており、該ストッパ
ピン67に下方から当接可能なストッパ60cが、係合板部6
0bとは反対側でトリガ板60の基部60aから突設される。
また前記基部60aを囲繞するねじりばね68の一端が前記
ストッパピン67に係止され、該ねじりばね68の他端は係
合板部60bに係止される。而してトリガ板60は、該ねじ
りばね68によりストッパ60cをストッパピン67に当接さ
せる方向に付勢されており、ストッパ60cがストッパピ
ン67に当接した状態で、第1吸気側ロッカアーム24が静
止状態にあるときには係合板部60bがスリット61から係
合溝54,55に係合可能であり、また第1吸気側ロッカア
ーム24が第4図で示すように開弁方向に揺動すると係合
板部60bがスリット61から離脱するように、ストッパピ
ン67の位置が設定される。
次にこの実施例の作用について説明すると、機関の低
速運転時には連結切換機構40における油圧室46の油圧は
解放されており、戻しばね44のばね力により連結ピスト
ン41は油圧室46側に最大限移動した連結解除状態にあ
る。この状態では第1係合溝54が形成されており、第1
吸気側ロッカアーム24の静止状態でトリガ板60は第1係
合溝54に係合する。また連結ピストン41および連結ピン
42の当接面は第1吸気側ロッカアーム24および第3吸気
側ロッカアーム26間に対応する位置にあり,連結ピン42
および規制部材43の当接面は第3吸気側ロッカアーム26
および第2吸気側ロッカアーム25間に対応する位置にあ
る。したがって各ロッカアーム24,25,26は相互に相対角
変位可能な状態にある。
かかる連結解除状態にあたっては、カムシャフト16の
回転作動により第1吸気側ロッカアーム24は低速用カム
22との摺接に応じて揺動し、一方の吸気弁VI1は低速用
カム22の形状に応じたタイミングおよびリフト量で開閉
作動する。また隆起部20に摺接した第2吸気側ロッカア
ーム25は実質的に休止状態となり、他方の吸気弁VI2
実質的に休止させることができる。しかも吸気弁VI2
完全に休止するのではなく、一方の吸気弁VI1が開弁す
るときには開弁方向にわずかに作動するので、完全な閉
弁状態を保ったときに生じる吸気弁VI2の弁座への固着
を防止することができる。さらに第3吸気側ロッカアー
ム26は高速用カム21との摺接に応じて揺動するが、その
揺動動作は第1および第2吸気側ロッカアーム24,25に
何らの影響も及ぼさない。また排気弁VE1,VE2は排気弁
用カム23,23の形状に応じたタイミングおよびリフト量
で開閉作動する。
ところで、機関全体の摩擦損失のうち動弁系の摩擦損
失が占める割合が大きくなる低速域で作動状態にある第
1吸気側ロッカアーム24はローラ31を介して低速用カム
22に摺接しているので、低速域での動弁系摩擦損失低減
すなわち機関全体の摩擦損失低減に寄与することができ
る。しかも両排気側ロッカアーム29,30もローラ34,34を
介して排気弁用カム23,23に摺接しているので、低速域
での摩擦損失をより低減することができる。
機関の高速運転時には油圧室46に高油圧が供給され
る。これにより連結切換機構40において連結ピストン41
は戻しばね44のばね力に抗して油圧室46の容積を増大す
る方向に移動しようとする。しかるに、第1吸気側ロッ
カアーム24が静止状態にあるときにはトリガ板60が第1
係合溝54に係合しており、連結ピストン41の移動は阻止
されている。而して、第1吸気側ロッカアーム24が開弁
方向に作動を開始すると、トリガ板60の係合板部60bが
第1係合溝54から離脱して連結ピストン41の移動が可能
となり、該連結ピストン41は第3吸気側ロッカアーム26
側にわずかに移動し、第1係合溝54がスリット61に対応
する位置からずれる。このため第1吸気側ロッカアーム
24が閉弁方向に作動してもトリガ板60の係合板部60bが
第1係合溝54に係合することはない。
このようにして第1ガイド穴45およびガイド孔56の軸
線が一致したとき、すなわち各吸気側ロッカアーム24〜
26が静止状態に入ったときに連結ピストン41がガイド孔
56に嵌合し、それに応じて連結ピン42が第2ガイド穴57
に嵌合することにより、各ロッカアーム24〜26が連結状
態となる。この状態で第2係合溝55はスリット61に対応
する位置にあり、第1吸気側ロッカアーム24が静止状態
となったときにトリガ板60の係合板部60bは第2係合溝5
5に係合する。
このように各吸気側ロッカアーム24〜26が連結される
と、高速用カム21に摺接接している第3吸気側ロッカア
ーム26の揺動量が最も大きいので、第1および第2吸気
側ロッカアーム24,25は第3吸気側ロッカアーム26とと
もに揺動し、両吸気弁VI1,VI2は高速用カム21の形状に
応じたタイミングおよびリフト量で開閉作動せしめられ
る。また両排気側ロッカアーム29,30は、低速運転時と
同様に排気弁用カム23,23の形状に応じたタイミングお
よびリフト量で両排気弁VE1,VE2を開閉作動せしめる。
次に機関の運転状態を高速運転状態から低速運転状態
に変化させるのに応じて油圧室46の油圧を解放すると、
連結ピストン41は戻しばね44のばね力により油圧室46側
に押圧されるが、第1吸気側ロッカアーム24が静止状態
にあるときには第2係合溝55にトリガ板60が係合してお
り、移動を阻止される。而して第1吸気側ロッカアーム
24が開弁方向に揺動し始めると、トリガ板60が第2係合
溝55から離脱し、ばね53のばね力により先ず有底円筒体
51が油圧室46側に移動する。この際、短円柱体52は第1
吸気側ロッカアーム24の揺動に伴う第1ガイド穴45およ
びガイド孔56との摩擦力により第1ガイド穴45には戻ら
ず、次に第1吸気側ロッカアーム24が静止状態となるの
に応じて第1ガイド穴45に戻り、各吸気側ロッカアーム
24〜26の連結状態が解除される。
かかる動弁装置において、連結切換機構40の作動を規
制するトリガ板60は、連結切換機構40の連結ピストン41
に係合可能な係合板部60bが円筒状の基部60aに一体に設
けられて成り、吸気側ロッカアームシャフト27に嵌合さ
れている円筒状のカラー65の外周に前記基部60aが嵌挿
されるので基部60aと第1吸気側ロッカアーム24との間
の間隙を比較的大きく設定することが可能であり、第1
吸気側ロッカアーム24との間に大きな摩擦力が生じるこ
とを回避し、トリガ板60が第1吸気側ロッカアーム24に
追従して回動することによる誤作動を防止することがで
きる。しかも基部60aが円筒状であることにより、吸気
側ロッカアームシャフト27の軸線に沿う比較的長い距離
にわたってトリガ板60を支承することができ、トリガ板
60の倒れが生じることを防止することができる。
またトリガ板60の係合板部60bは、スリット61に連な
って第1吸気側ロッカアーム24に設けられた一対のガイ
ド部62,62に両面を摺接して案内されるので、係合板部6
0bがスリット61から外れることを防止することができ、
トリガ板60の確実な作動を維持することができる。
さらに連結切換機構40を設けることにより隣接配置せ
ざるを得ない複数の吸気側ロッカアーム24〜26の両面に
排気側ロッカアーム29,30をそれぞれ配置して動弁装置
をコンパクトに構成したことに伴って、各吸気側ロッカ
アーム24〜26の移動を規制すべく吸気側ロッカアームシ
ャフト27に嵌合したカラー65にトリガ板60を支承するこ
とにより、部品点数の増大を回避しながらトリガ板60を
配設することができる。
以上の実施例ではカラー65でトリガ板60を支承するよ
うにしたが、カラー65とトリガ板60とを一体に構成して
もよく、その場合、トリガ板60すなわちカラー65と第1
吸気側ロッカアーム24との間に摩擦力が生じることは避
けられないが、吸気側ロッカアームシャフト27とカラー
65すなわちトリガ板60との間にも比較的大きな摩擦力が
生じるので、第1吸気側ロッカアーム24にトリガ板60が
追従して回動することを極力防止することができる。
C.考案の効果 以上のように本考案の第1の特徴によれば、トリガ板
は、連結切換機構の連結ピストンに係合可能な係合板部
が円筒状の基部に一体に設けられて成り、ロッカアーム
の移動を規制するためにロッカアームシャフトに嵌合さ
れるカラーの外周に前記基部が嵌挿されるので、ロッカ
アームの揺動にトリガ板が追従して回動することを防止
するとともに、トリガ板の倒れが生じるのを防止するこ
とができる。
また本考案の第2の特徴によれば、上記第1の特徴の
効果に加えて、トリガ板の係合板部をガイド部で案内
し、ロッカアームに設けたスリットから前記係合板部が
外れることを防止することができる。
さらに本考案の第3の特徴によれば、カムシャフトに
対応する位置では、連結切換機構を設けることにより隣
接配置せざるを得ない複数の吸気側ロッカアームの両側
に排気側ロッカアームをそれぞれ配置して動弁装置をコ
ンパクトに構成するとともに、そのような配置による吸
気側ロッカアームの軸方向移動を規制すべく吸気側ロッ
カアームシャフトに嵌合したカラーにトリガ板を一体的
に設けることにより、部品点数の増大を回避しながらト
リガ板の配設が可能となるとともに吸気側ロッカアーム
シャフトの軸線に沿う比較的長い距離にわたってトリガ
板を支承することができ、トリガ板の吸気側ロッカアー
ムへの追従作動による誤作動を極力防止することができ
るとともに、トリガ板の倒れが生じることを防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであり、第1図は
吸、排気弁閉弁時の内燃機関の要部縦断面図であって第
2図のI−I線断面図、第2図は第1図のII−II線断面
図、第3図は第2図のIII−III線断面図、第4図は吸気
弁開弁時の要部縦断面図である。 3……シリンダ、16……カムシャフト、19……ホルダ、
24,25,26……吸気側ロッカアーム、27……吸気側ロッカ
アームシャフト、28……排気側ロッカアームシャフト、
29,30……排気側ロッカアーム、40……連結切換機構、4
1……連結ピストン、60……トリガ板、60a……基部、60
b……係合板部、61……スリット、62……ガイド部、65
……カラー、E……機関本体、VI1,VI2……機関弁とし
ての吸気弁、VE1,VE2……排気弁

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】相互に隣接してロッカアームシャフト(2
    7)に揺動可能に支承されながらカムシャフト(16)お
    よび機関弁(VI1,VI2)間に介設される複数のロッカア
    ーム(24,25,26)と、相互に隣接したロッカアーム(2
    4,26)を連結する位置およびその連結を解除する位置間
    で移動可能な連結ピストン(41)を有して前記ロッカア
    ーム(24〜26)に設けられる連結切換機構(40)と、前
    記連結ピストン(41)への係合および係合解除を切換え
    るべく前記ロッカアームシャフト(27)の軸線まわりの
    前記ロッカアーム(24〜26)との相対揺動を可能として
    配設されるトリガ板(60)とを備える内燃機関の動弁装
    置において、ロッカアームシャフト(27)には、複数の
    ロッカアーム(24〜26)の軸方向移動を規制する円筒状
    のカラー(65)が嵌合され、トリガ板(60)は、連結ピ
    ストン(41)に係合可能な係合板部(60b)が、前記カ
    ラー(65)の外周に嵌挿される円筒状の基部(60a)に
    一体に設けられて成ることを特徴とする内燃機関の動弁
    装置。
  2. 【請求項2】前記連結ピストン(41)は、相互に隣接し
    たロッカアーム(24,26)間にまたがって嵌合する位置
    と、それらの隣接ロッカアーム(24,26)の一方(24)
    のみに嵌合する位置との間で移動可能であり、前記一方
    のロッカアーム(24)には連結ピストン(41)への係合
    を可能とすべく前記トリガ板(60)の係合板部(60b)
    を嵌合し得るスリット(61)が設けられるとともに、前
    記係合板部(60b)の両面に摺接するガイド部(62,62)
    が前記スリット(61)の両側面に連なって一体に突設さ
    れることを特徴とする請求項第項記載の内燃機関の動
    弁装置。
  3. 【請求項3】相互に隣接して吸気側ロッカアームシャフ
    ト(27)に揺動可能に支承されながらカムシャフト(1
    6)および一対の吸気弁(VI1,VI2)間に介設される複
    数の吸気側ロッカアーム(24,25,26)と、排気側ロッカ
    アームシャフト(28)に揺動可能に支承されながら前記
    カムシャフト(16)および一対の排気弁(VE1,VE2)間
    に介設される一対の排気側ロッカアーム(29,30)と、
    相互に隣接した吸気側ロッカアーム(24,26)を連結す
    る位置およびその連結を解除する位置間で移動可能な連
    結ピストン(41)を有して前記吸気側ロッカアーム(24
    〜26)に設けられる連結切換機構(40)と、前記連結ピ
    ストン(41)への係合および係合解除を切換えるべく前
    記吸気側ロッカアームシャフト(27)の軸線まわりの前
    記吸気側ロッカアーム(24〜26)との相対揺動を可能と
    して配設されるトリガ板(60)とを備える内燃機関の動
    弁装置において、吸気側ロッカアームシャフト(27)お
    よび排気側ロッカアームシャフト(28)は、機関本体
    (E)にそのシリンダ(3)の両側でそれぞれ立設され
    たホルダ(19,19)で固定的に支持され、両排気側ロッ
    カアーム(29,30)は、カムシャフト(16)に対応する
    位置では、複数の吸気側ロッカアーム(24〜26)の両側
    に位置すべく排気側ロッカアームシャフト(28)に支承
    され、吸気側ロッカアームシャフト(27)の軸線に沿う
    各吸気側ロッカアーム(24〜26)の移動を規制すべく吸
    気側ロッカアーム(24〜26)の1つ(24)と前記ホルダ
    (19,19)の一方との間で吸気側ロッカアームシャフト
    (27)に嵌合された円筒状のカラー(65)に、トリガ板
    (60)が一体に設けられることを特徴とする内燃機関の
    動弁装置。
JP4002590U 1990-04-13 1990-04-13 内燃機関の動弁装置 Expired - Fee Related JPH089362Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4002590U JPH089362Y2 (ja) 1990-04-13 1990-04-13 内燃機関の動弁装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4002590U JPH089362Y2 (ja) 1990-04-13 1990-04-13 内燃機関の動弁装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH041605U JPH041605U (ja) 1992-01-08
JPH089362Y2 true JPH089362Y2 (ja) 1996-03-21

Family

ID=31549455

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4002590U Expired - Fee Related JPH089362Y2 (ja) 1990-04-13 1990-04-13 内燃機関の動弁装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH089362Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5738056B2 (ja) * 2011-04-20 2015-06-17 本田技研工業株式会社 内燃機関の可変動弁機構

Also Published As

Publication number Publication date
JPH041605U (ja) 1992-01-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1172528B1 (en) Valve drive device of four-stroke cycle engine
JPH0811930B2 (ja) Sohc型多気筒内燃機関
US5207193A (en) Valve operating system in internal combustion engine
US5537963A (en) Valve operating system for multi-cylinder internal combustion engine
JPH0861031A (ja) 多気筒内燃機関の動弁装置
US7377241B2 (en) Valve operating system for internal combustion engine
JP2517078Y2 (ja) 内燃機関の動弁装置
JP2000145422A (ja) 多気筒内燃機関の動弁装置
JPH089362Y2 (ja) 内燃機関の動弁装置
JP2668311B2 (ja) 内燃機関の動弁装置
KR20000071212A (ko) 밸브 작동기구
JP2832697B2 (ja) 内燃機関の動弁装置
JP2668312B2 (ja) 内燃機関の動弁装置
JP2668347B2 (ja) Sohc型内燃機関
JP3319883B2 (ja) 内燃機関の動弁装置
JP2517119Y2 (ja) 内燃機関の動弁装置
JP3908952B2 (ja) Sohc型内燃機関の動弁装置
JP2584890Y2 (ja) 内燃機関の動弁装置
JP3935184B2 (ja) Sohc型内燃機関の動弁装置
JPH0278712A (ja) 内燃機関の動弁装置
JP2560197B2 (ja) 内燃機関の動弁装置
JPH0658107U (ja) 内燃機関の動弁装置
GB2322410A (en) Variable timing valve operating mechanism
JPH07103812B2 (ja) 内燃機関の弁作動特性変更機能付き動弁装置
JP2000154755A (ja) 内燃機関の動弁装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees