JPH089355A - Tv電話装置 - Google Patents

Tv電話装置

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JPH089355A
JPH089355A JP6142857A JP14285794A JPH089355A JP H089355 A JPH089355 A JP H089355A JP 6142857 A JP6142857 A JP 6142857A JP 14285794 A JP14285794 A JP 14285794A JP H089355 A JPH089355 A JP H089355A
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JP
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image
video signal
telephone
input
switching
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Application number
JP6142857A
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English (en)
Inventor
Shinya Imanishi
真也 今西
Sadaji Okamoto
貞二 岡本
Toyota Honda
豊太 本多
Toru Tanaka
亨 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ファクシミリ機能を有することにより、TVや
VTR等から取り込んだ映像信号を通常のファクシミリ
に送信することができ、さらに取り込んだ映像信号を送
信する際に要する時間を短縮することができるTV電話
装置を提供すること。 【構成】本発明によるTV電話装置は、図1に示すよう
に画像入力部、読取部、画像メモリ処理部を設けること
により、映像信号と2値化処理した画像を適切な大きさ
で、迅速にファクシミリ通信もしくはコピー出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動画像を通信するTV
電話装置にファクシミリ機能を設けたTV電話装置に係
り、特に、TV電話装置が送受信する映像信号を2値化
処理して通信したりコピー出力する場合に印字出力サイ
ズを調整する事ができるTV電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のTV電話装置における通信動作の
一例について説明する。最初に、TV電話装置が映像信
号と音声信号を送信する場合について説明する。TV電
話装置にカメラ等から取り込んだ映像信号はA/D変換
され、画像コーデックにより画像データに符号化され
る。一方、受話器から入力された音声信号は、A/D変
換された後、音声コーデックにより音声データに符号化
される。そして、画像データと音声データは、多重処理
された後モデムで変調信号に変調され電話回線に送出さ
れる。次に、TV電話装置が、映像信号と音声信号を受
信する場合について説明する。電話回線から送られてき
た変調信号はモデムで復調された後、画像データと音声
データとに分離処理される。画像データは画像コーデッ
クにより復号化された後、D/Aコンバータで映像信号
にD/A変換されて液晶ディスプレ等に表示される。音
声データは音声コーデックにより復号化された後、D/
Aコンバータで音声信号にD/A変換されて受話器に送
出される。
【0003】一方、電話回線で2値画像を通信すること
ができるファクシミリ装置に、TVやVTR等から入力
された映像信号を2値化処理して、電話回線を通じてそ
の2値画像データを送信することのできる機能を設け
る。これを実現する技術が、特開平5−122430号
公報に記載されており、入力された映像信号をA/Dコ
ンバータでA/D変換し、メモリに一画面分の映像信号
を記憶した後、2値化処理を行い、その2値画像データ
を送信するよう動作する事でファクシミリ装置を実現す
る構成となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】通常のファクシミリ装
置において、映像信号を2値化処理した2値画像データ
を通信する場合、通信する2値画像データのデータ量が
多いため、伝送に多大な時間を要することが考えられる
ので、送信側から送る2値画像データを最小限におさ
え、受信側で記録紙に出力するサイズに応じて2値画像
データを拡大して出力することで、伝送に要する時間を
短縮できることが考えられる。しかし、上記記載のファ
クシミリ装置には、この方法を実現する方法については
考慮されていなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のTV電話装置は、図6に示すように、映像
信号を取り込む画像入力手段601と、映像信号を出力
する画像出力手段602と、2値画像データを出力印字
する印字手段603と、原稿を読み取る読取手段604
と、映像信号を記憶する画像記憶手段605と、本発明
のTV電話装置が通常のアナログ電話装置として動作す
る場合に電話回線600から入出力される音声信号の2
線4線変換等を行う電話処理手段606と、TV電話信
号の信号処理を行うTV電話処理手段607と、本発明
のTV電話装置が各動作モードから印字出力するまでの
開始を伝える開始手段608と、FAXの画像信号の2
値化処理を行うFAX処理手段609と、電話回線60
0に入出力される信号の接続切り替えを行う回線制御手
段610と、前記画像記憶手段605に記憶する映像信
号の信号経路を前記画像入力手段601、及び前記画像
出力手段602側と前記TV電話処理手段607側とに
接続切り替えを行う第1の切替手段611と、前記FA
X処理手段609に入力する信号経路を前記読取手段6
04側と前記画像記憶手段605側とに切り替える第2
の切替手段612と、前記開始手段608の動作開始命
令によって前記TV電話処理手段607と前記回線制御
手段610と前記画像記憶手段605と前記FAX処理
手段609と前記第1の切替手段611と前記第2の切
替手段612とを制御するTV電話制御手段613とを
設けた構成とする。
【0006】
【作用】上記構成において、本発明のTV電話装置がT
V電話として動作している時に、画像入力手段601か
ら入力された映像信号を2値化処理してファクシミリ送
信する場合、TV電話処理手段607は、第1の切替手
段611を画像入力手段601側に、第2の切替手段6
12を画像記憶手段605側にそれぞれ切り替えた後、
画像入力手段601から入力された映像信号は、開始手
段608の開始命令により、第1の切替手段611を介
して画像記憶手段605に記憶され、さらに記憶された
映像信号は第2の切替手段612を介してFAX処理手
段609に入力され、FAX処理手段609は映像信号
を2値化処理した後、電話回線で通信するために映像信
号を変調して回線制御手段610を介して電話回線に送
出し、さらに受信側が受信すると受信信号は回線制御手
段610を介してFAX処理手段609に入力され、F
AX処理手段609は受信信号を復調した後、2値化さ
れた映像信号を印字出力したい画像サイズに調整し、印
字手段603に印字出力するように動作する。
【0007】
【実施例】本発明のTV電話装置の実施例を図面を用い
て詳細に説明する。
【0008】本発明のTV電話装置は、カメラ等から入
力された映像信号を2値化処理し、コピー出力、及びフ
ァクシミリ通信するよう動作する機能を有したTV電話
装置であり、出力する画像サイズを調整するよう動作す
るものである。
【0009】図1は、本発明のTV電話装置の全体を示
したブロック図であり、100は電話回線、101は映
像信号を取り込む画像入力部、102は映像信号をモニ
タ等に出力する画像出力部、103は音声信号を入力す
る音声入力部、104は音声信号を出力する音声出力
部、105は2値画像データを印字出力する印字部、1
06は原稿を読み取る読取部、107は映像信号を記憶
し、ファクシミリ通信及びコピー出力するための処理を
行う画像メモリ処理部、108は本発明のTV電話装置
が通常の電話として動作する場合に2線4線変換等を行
う電話部、109は本発明のTV電話装置がTV電話と
して動作する場合に画像データ・音声データの多重分離
処理、符号化・復号化処理等を行うTV電話処理部、1
10は本発明のTV電話装置全体を制御するTV電話制
御部、111は本発明のTV電話装置がファクシミリと
して動作する場合、2値化処理や符号化・復号化等を行
うFAX処理部、112は電話回線100からの入出力
信号の切り替え処理を行う回線制御部、113は画像メ
モリ処理部107に取り込む信号経路をTV電話処理部
109側と画像入力部101側に切り替える切替スイッ
チ、114は音声入力部103と音声出力部104に入
出力される音声信号の信号経路を電話部108側とTV
電話処理部109側とに切り替える切替スイッチ、11
5は画像出力部102に出力される映像信号の信号経路
を画像メモリ処理部107側とTV電話処理部109側
とに切り替える切替スイッチ、116は画像メモリ処理
部107から出力される映像信号と読取部106から出
力される映像信号のいずれかをFAX処理部111に出
力する切り替えを行う切替スイッチ、117はファクシ
ミリ動作、もしくはコピー出力動作を始める際に押すス
タートボタンである。ところで、上記構成では画像メモ
リ処理部107とTV電話処理部109を別々に設ける
構成としたが、画像メモリ処理部107をTV電話処理
部109に組み込む構成としても良い。
【0010】図2は、画像メモリ処理部109の詳細を
示すブロック図であり、201は画像入力部101から
入力された映像信号を画像メモリデータにA/D変換す
る画像処理用A/Dコンバータ、202は画像メモリデ
ータを記憶する画像メモリ、203は画像メモリ処理部
109の制御を行う画像メモリ制御部、204は画像メ
モリ202に記憶する画像メモリデータの形態を設定す
るための画像モード設定部、205は画像メモリデータ
を映像信号に変換する画像処理用D/Aコンバータであ
る。ここで、本構成ではFAX処理部111に入力する
信号をアナログの画像信号としたが、画像メモリ202
から出力される画像メモリデータをディジタル信号のま
ま直接FAX処理部111に入力する構成としてもかま
わない。
【0011】図3は、NTSC−TV信号とファクシミ
リのB4、A4各サイズにおける1ライン分の画素数、
及びファクシミリ1画素のアスペクト比を示した図であ
る。
【0012】図4は、画像メモリ202に画像データを
取り込む時、NTSC−TV信号フィールドモードの場
合と、NTSC−TV信号フレームモードの場合を選択
し、画像メモリデータを印字する時の出力サイズを選択
する画像モード設定部204の一例を示した図である。
【0013】図5は、画像メモリ202の画像メモリデ
ータ構成と、拡大出力した場合の画像メモリデータの構
成の一例を示した図である。
【0014】本発明におけるTV電話装置の第1の実施
例を、図1、図2、図3、図4及び図5を用いて説明す
る。
【0015】本発明のTV電話装置が、通常の電話とし
て動作する場合、回線制御部112は電話回線100に
入出力する信号を電話部108に接続するように動作
し、TV電話として動作する場合、回線制御部112は
電話回線100に入出力する信号をTV電話処理部10
9に接続するように動作し、またファクシミリとして動
作する場合、回線制御部112は電話回線100に入出
力する信号をFAX処理部111と接続するように動作
する。
【0016】本発明のTV電話装置において、画像入力
部101から入力される映像信号がNTSC−TV信号
の場合に、入力した映像信号の2値画像を印字部105
にコピー出力するときの動作について説明する。FAX
処理部111に入力される信号経路を、画像メモリ処理
部107側に切り替えるように切替スイッチ116を設
定し、さらに画像メモリ処理部107に取り込む映像信
号を画像入力部101から入力されるように切替スイッ
チ112を設定する。切替スイッチ112を介して画像
入力部101から入力された映像信号は、画像メモリ処
理部107とTV電話処理部109にそれぞれ送られ
る。TV電話制御部110の自画像モード制御信号によ
り、切替スイッチ115はTV電話処理部109と画像
出力部102を接続するように切り替わり、TV電話処
理部109から画像出力部102に、画像入力部101
から入力された映像信号が出力される。コピー出力する
画像ソースが画像出力部102に表示されたら、スター
トボタン117を押す。TV電話処理部110はこれを
受けて、切替スイッチ116が画像メモリ処理部107
側に接続されている事を確認して画像メモリ制御部20
3にメモリ制御信号を出力する。これを受けて画像メモ
リ制御部203は、画像モード設定部204の設定値に
従って、画像入力部101から入力された映像信号を画
像メモリ202に取り込むようメモリ開始制御信号を画
像メモリ202、及び画像処理用A/Dコンバータ20
1に出力する。これにより、画像入力部101から入力
された映像信号は、画像処理用A/Dコンバータ201
において画像メモリデータにA/D変換され画像メモリ
202に記憶される。メモリ動作が終了すると、画像メ
モリデータは画像メモリ202から画像処理用D/Aコ
ンバータ205に入力される。次に、画像メモリデータ
は、画像処理用D/Aコンバータ205において映像信
号にD/A変換され切替スイッチ116を介してFAX
処理部111に出力される。FAX処理部111は入力
された映像信号を2値画像データに符号化して、印字部
105からコピー画像が出力される。ここで、切替スイ
ッチ115を画像メモリ処理部107側に切り替える事
で、画像メモリ202に記憶した画像をモニタすること
ができる。
【0017】次に、画像メモリ202に画像メモリデー
タを記憶し、FAX処理部111において2値化処理し
て2値画像データとして印字部105から印字出力する
方式の一例について、図1、図2、図3、図4及び図5
を用いて説明する。
【0018】図3の(a)はNTSC−TV信号の1フ
レーム分の構成図、図3の(b)はNTSC−TV信号
の1フィールド分の構成図、図3の(c)はFAXB4
サイズ時の画素構成図、図3の(d)はFAXA4サイ
ズ時の画素構成図、図3の(e)はFAX1画素のアス
ペクト比を示した図である。画像入力部101から入力
された映像信号がNTSC−TV信号の場合、例えば図
3の(b)における1フィールド分のNTSC−TV信
号を、画像処理用A/Dコンバータ201において、あ
る周波数でサンプリングしてA/D変換を行い、画像メ
モリ202に記憶する。NTSC−TV信号1フィール
ドの水平方向の走査線本数は262.5本であるから、
サンプリング周波数によって、NTSC−TV信号1フ
ィールドにおける画素数、及び1画素のアスペクト比が
決まる。そこで、画像メモリ202に記憶した画像メモ
リデータをFAX処理部111が取り込む動作タイミン
グに合わせて、画像メモリ202に記憶する画像メモリ
データ1画素のアスペクト比を決めなければ、印字出力
した画像と縦横幅の調整が崩れ、元の取り込んだ映像信
号と縦横幅の違った画像が出力されてしまう。そこで、
サンプリング周波数を、FAX1画素のアスペクト比に
合うように決めると、NTSC−TV信号1フィールド
分の垂直方向の走査線本数が262.5本であるから、
水平方向の画素数nは、 8:7.7=n:262.5(式1) n=272.7(式2) と求められる。また、FAX1画素の大きさは、ファイ
ンモードで主走査方向が1/8mm、副走査方向が1/
7.7mmであるから、図3の(e)よりアスペクト比
を考慮に入れて、縦1/8mm、横1/7.7mmであ
る。これらのことから、画像メモリ202に記憶した画
像メモリデータをそのまま印字出力すると、出力される
画像のサイズは、 縦方向:262.5×1/8=32.8mm(式3) 横方向:272.7×1/7.7=35.4mm(式
4) 面積:32.8×35.4=1161mm2(式5) と求められる。
【0019】一方、現在のFAX原稿1枚が印字出力し
た時の画像のサイズは、B4の場合、 面積:(2048×1/7.7)×364=96800
mm2(式6) A4の場合、 面積:(1728×1/7.7)×297=66700
mm2(式7) となる。(式5)、(式6)、及び(式7)の結果か
ら、画像メモリ202に記憶された画像メモリデータを
印字出力すると、出力される画像のサイズは、かなり小
さくなることが判る。そこで、画像メモリ202に記憶
された画像メモリデータをFAX処理部111に出力す
る際に、画像メモリ制御部203は同じ画像メモリデー
タを縦横方向にそれぞれ数回読み出す事により出力画像
を拡大して出力するように制御する。これにより、画像
入力部101から入力された映像信号を印字部105か
ら適当な大きさで出力することができる。図5の(b)
は、その一例を示した図である。画像メモリ202に記
憶した画像メモリデータの構成が図5の(a)の場合、
印字出力する際の画像メモリデータを1データにつき横
方向に2回、縦方向に2回ずつ図5の(b)のように読
み出すことで出力サイズを拡大することができる。出力
する大きさの設定は画像モード設定部204により行
う。図4の画像モード設定テーブルに従うと、画像メモ
リ202に取り込むNTSC−TV信号の形態をフィー
ルドかフレームを選択する事で、NTSC−TV信号を
A/D変換する際のサンプリング周波数が決まる。さら
に、出力する画像の出力サイズをB4かA4か選択する
事で、画像メモリ202から同じ画像メモリデータの読
み出す回数が決まる。この実施例では、NTSC−TV
信号フィールドモードで画像メモリ202に画像メモリ
データを記憶し、FAX処理部111の動作タイミング
で印字出力する場合について説明したが、NTSC−T
V信号フレームモード時もこれと同様に考えることがで
きる。また、画像の出力サイズについては、B4,A4
に限定せず数種類の大きさで出力できるように画像モー
ド設定テーブルを設ける構成としても構わない。
【0020】本発明のTV電話装置において、画像入力
部101から入力される映像信号がNTSC−TV信号
の場合に、入力した映像信号の2値画像を電話回線10
0を介して送信するときの動作について説明する。発着
信動作完了後、FAX処理部111に入力される画像信
号の信号経路を、画像メモリ処理部107側に切り替え
るように切替スイッチ116を設定する。さらに、画像
メモリ処理部107に取り込む映像信号を画像入力部1
01から入力されるように切替スイッチ113を設定す
る。画像入力部101から入力された映像信号は、画像
メモリ処理部107とTV電話処理部109にそれぞれ
送られる。TV電話の通信手順完了後、TV電話制御部
110のTV電話モード制御信号により、TV画像入力
部101から入力された映像信号と、音声入力部103
から入力された音声信号はTV電話処理部109に送ら
れる。TV電話処理部109において映像信号と音声信
号はTV電話信号に多重化されて、回線制御部112を
介し電話回線を通じて通信先に送られる。また、電話回
線100を通じて受信したTV電話信号は、回線制御部
112を介してTV電話処理部109に送られ、映像信
号と音声信号に分離される。切替スイッチ115がTV
電話処理部109側に接続されている場合、通信相手か
ら送信される映像信号が画像出力部102から出力さ
れ、切替スイッチ113が画像メモリ処理部107側に
接続されている場合、画像メモリ処理部107に記憶さ
れた映像信号が出力される。映像信号は、切替スイッチ
113を介して画像メモリ処理部107と切替スイッチ
115を介して画像出力部102とに出力される。音声
信号は、切替スイッチ114を介して音声出力部103
に出力される。
【0021】画像入力部101から取り込んだ映像信号
の2値画像を、電話回線100を通じて送信する場合に
ついて説明する。出力する画像ソースが画像出力部10
2に表示されたら、スタートボタン117を押す。回線
制御部112はFAX処理部111と接続される。TV
電話制御部110はこれを受けて、切替スイッチ116
が画像メモリ処理部107側に接続されているのを確認
して画像メモリ制御部203にメモリ制御信号を出力す
る。これを受けて画像メモリ制御部203は、画像モー
ド設定部204の設定値に従って、画像入力部101か
ら入力された映像信号を画像メモリ202に取り込むよ
うメモリ開始制御信号を画像メモリ202、及び画像処
理用A/Dコンバータ201に出力する。これにより、
画像入力部101から入力された映像信号は、画像処理
用A/Dコンバータ201において画像メモリデータに
A/D変換され画像メモリ202に記憶される。画像メ
モリ202に画像メモリデータを記憶する方法について
は、コピー出力する場合と同様である。メモリ動作が終
了すると、画像メモリデータは画像メモリ202から画
像処理用D/Aコンバータ205に入力される。次に、
画像処理用D/Aコンバータ205において映像信号に
D/A変換され切替スイッチ116を介してFAX処理
部111に出力される。FAX処理部111は入力され
た映像信号を2値画像データに符号化して、画像データ
信号に変調した後、回線制御部112を介して電話回線
に100に出力する。画像データ信号を受信する場合
は、回線制御部112を介して受信した画像データ信号
をFAX処理部111において復調・復号化し、印字部
105から出力する。画像メモリデータを画像メモリ2
02から読み込む方法と、画像メモリデータを印字部1
05に出力する方法についてはコピー出力の場合と同様
である。
【0022】ここで、切替スイッチ115を画像メモリ
処理部107側に切り替える事で、画像メモリ202に
記憶した映像信号をモニタすることができる。
【0023】次に、本発明のTV電話装置において、画
像メモリ202に画像メモリデータを記憶し、さらにF
AXの2値画像データとして出力する別の方法につい
て、図1、図2、図3、図4及び図5を用いて説明す
る。
【0024】画像メモリ202に画像メモリデータを記
憶する方法については、先に説明したTV電話装置と同
様に動作するものとする。
【0025】画像入力部101から入力された映像信号
をコピー出力する場合について説明する。画像入力部1
01から入力された映像信号がNTSC−TV信号の場
合、例えば図3の(b)における1フィールド分のNT
SC−TV信号を、先に説明したTV電話装置と同様の
方法で画像メモリ202に記憶する。画像メモリ202
に記憶された画像メモリデータをそのまま印字出力する
と、出力される画像のサイズが小さくなることを先のT
V電話装置で説明した。先のTV電話装置では、画像メ
モリ202に記憶された画像メモリデータをFAX処理
部111に出力する際に、TV電話制御部110は同じ
画像メモリデータを縦横方向に数回読み出す事により出
力画像を拡大して出力するように制御する構成とした。
これにより、画像入力部101から入力された映像信号
を印字部105から適当な大きさで出力することができ
る。コピー出力の場合は問題にならないが、受信した映
像信号を印字出力する場合、送信側で画像メモリ202
で記憶した画像メモリデータを数回ずつ繰り返し読み出
してから送信すると、送信する画像データ信号のデータ
量が多くなり、通信に用する時間が長くなるという問題
がある。そこで、画像メモリ202に記憶した画像メモ
リデータを送信側で数回読み出して送信する方法の替わ
りに、画像メモリデータをFAX処理部111で画像デ
ータ信号に変調した後送信し、受信した画像データ信号
をFAX処理部111で復調し、その画像メモリデータ
を数回読み出すことで、通信時間の短縮を可能にする。
実際に、本発明のTV電話装置において、画像入力部1
01から入力される映像信号がNTSC−TV信号の場
合に、入力した映像信号を電話回線100を介して送信
するときの動作について説明する。画像メモリ202に
画像メモリデータを記憶する動作を、先のTV電話装置
で説明した手順に従って行った後、この旨をTV電話制
御部110が確認すると、画像メモリ202に取り込ん
だ画像を画像出力部102に出力するように画像メモリ
制御部203、切替スイッチ113、切替スイッチ11
5を制御する。これにより、画像出力部102からは、
送信する画像をモニタする構成とする。さらに、TV電
話制御部110は回線制御部112をFAX処理部11
1に接続するように切り替える。切り替え完了後、TV
電話制御部110がこれを検出するとFAX手順を開始
し画像メモリデータの通信を開始する。このFAX手順
中に、送信側は画像メモリ202に取り込んだ画像メモ
リデータの形態を受信側に送信し、受信側は受信する画
像メモリデータの形態と印字出力する画像のサイズを図
4の画像モード設定テーブルに従って、受信した画像メ
モリデータの出力形態を設定する。例えば、送信側の画
像メモリ202に記憶した画像メモリデータの形態を図
5の(a)とする。また、受信側で印字出力したい画像
の大きさを図5の(b)とする。FAX手順の時に、送
信側からは図5(a)の縦方向、横方向の画素数と1画
素の大きさの情報を送信する。受信側は、この情報に従
って印字出力したいサイズにするため、受信した画像メ
モリデータを図5の(b)の様に出力する事で出力サイ
ズを調整する。つまり、先のTV電話装置では、送信側
で受信側の出力する画像サイズに画像メモリデータの形
態を調整してから送信を開始し、受信側は受信した画像
メモリデータを印字出力する構成であったのに対し、本
TV電話装置では、送信側は画像メモリ202に記憶し
た画像メモリデータだけを送信し、受信側で受信した画
像メモリデータを調整して印字出力する構成とした。
【0026】上記TV電話装置では、画像メモリ202
に記憶する画像メモリデータの1画素のアスペクト比を
FAXの2値画像データのアスペクト比と合わせるため
に、映像信号のサンプリング周波数を調整するようにし
た。これはFAX処理部111の動作タイミングに合わ
せて画像メモリデータを読み出す構成にしたためであ
る。しかし、この方法とは別に任意のサンプリング周波
数に対してアスペクト比を調整するために、FAX処理
部111が画像メモリデータを読み込む動作タイミング
を各サンプリング周波数に従って合わせる構成も考えら
れる。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、TVやV
TR等から入力した映像信号を一般のアナログ回線用フ
ァクシミリ装置に電話回線を用いて送信することがで
き、送信に要する時間を大幅に短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のTV電話装置の実施例における全体構
成を示すブロック図である。
【図2】図1の画像メモリ処理部の詳細を示すブロック
図である。
【図3】(a)及び(b)はNTSC−TV信号1フレ
ームの構成を示す説明図、(c)及び(d)はFAXB
4原稿1枚における画素構成を示す説明図、(e)はF
AX1画素におけるアスペクト比の構成を示す説明図で
ある。
【図4】図2の画像モード設定部における設定テーブル
の一例を示した説明図である。
【図5】(a)は画像メモリに記憶した画像データの構
成の一例を示す説明図、(b)は(a)の画像データを
印字出力したときの出力画像データの構成例を示した図
である。
【図6】本発明のTV電話装置の機能ブロック図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 亨 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所AV機器事業部内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号を取り込む画像入力手段と、映像
    信号を出力する画像出力手段と、2値画像を出力印字す
    る印字手段と、原稿を読み取る読取手段と、映像信号を
    記憶する画像記憶手段と、電話回線に入出力される信号
    の接続切り替えを行う回線制御手段と、該回線制御手段
    から入出力される音声信号の2線4線変換等を行う電話
    処理手段と、TV電話信号の信号処理を行うTV電話処
    理手段と、画像信号の2値化処理を行うFAX処理手段
    と、前記画像記憶手段に入出力する映像信号の信号経路
    を前記TV電話処理手段側と前記画像入力手段、及び前
    記画像出力手段側とに切り替える第1の切替手段と、前
    記FAX処理手段に入力する信号経路を前記読取手段側
    と前記画像記憶手段側とに切り替える第2の切替手段
    と、前記画像入力手段から入力される映像信号を前記印
    字手段に印字出力を行うための動作開始、もしくは電話
    回線を通じてFAX送信を行うための動作開始を伝える
    開始手段と、前記TV電話処理手段と前記回線制御手段
    と前記画像記憶手段と前記FAX処理手段と前記第1の
    切替手段と前記第2の切替手段とを制御するTV電話制
    御手段とを有するファクシミリ機能を搭載したTV電話
    装置であって、 前記画像記憶手段において、前記画像入力手段から入力
    される映像信号を記憶する記憶手段と、該記憶手段に記
    憶するために映像信号の信号処理を行う画像処理手段を
    設け、 前記TV電話制御手段が前記第1の切替手段を前記画像
    入力手段側に、前記第2の切替手段を前記画像記憶手段
    側にそれぞれ切り替えた後、前記画像入力手段から入力
    された映像信号は、前記開始手段の動作開始命令によ
    り、前記第1の切替手段を介して前記画像記憶手段に入
    力され、前記画像記憶手段に設けられた前記画像処理手
    段は前記記憶手段に映像信号を記憶し、さらに、前記T
    V電話制御手段により前記記憶手段に記憶した映像信号
    を読みだした後、映像信号は前記第2の切替手段を介し
    て前記FAX処理手段に入力され、前記FAX処理手段
    が映像信号を2値化処理した後、前記回線制御手段を介
    して電話回線に出力し、受信側は前記回線制御手段を介
    して前記FAX処理手段において2値化された映像信号
    を受信した後、受信した映像信号に対して、前記印字手
    段において印字出力したい画像サイズに調整して前記印
    字処理手段より印字出力するよう動作することを特徴と
    するTV電話装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のTV電話装置において、 前記記憶手段に記憶した映像信号を前記FAX処理手段
    から電話回線を介して送信中に、前記記憶手段に記憶し
    た映像信号を、前記第1の切替手段を介して前記出力手
    段に出力するするよう動作する事を特徴とするTV電話
    装置。
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