JPH0799554A - 画像通信装置 - Google Patents

画像通信装置

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JPH0799554A
JPH0799554A JP5241048A JP24104893A JPH0799554A JP H0799554 A JPH0799554 A JP H0799554A JP 5241048 A JP5241048 A JP 5241048A JP 24104893 A JP24104893 A JP 24104893A JP H0799554 A JPH0799554 A JP H0799554A
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JP5241048A
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Yoshinobu Aiba
芳信 相葉
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 PDLデータを展開せずに送信して、解像度を
低下させず、通信時間,通信コストを低減できる画像通
信装置を提供する。 【構成】 ファクシミリ部4は、画像情報の伝送に先立
って、通信相手先のPDLデータの展開能力を受信し、ト
レーニングを行って回線状態を得る。そして、受信した
PDLデータの展開能力と回線状態に応じて、コンピュー
タインタフェイス部7とコア部10を介して外部機器1
1から入力されたPDLデータ、または、該PDLデータをフ
ォーマッタ部8で展開した画像情報の何れかを送信す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像通信装置に関し、例
えば、ページ記述言語で表された画像情報を公衆回線に
よって伝送する画像通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリ装置は原稿を読取っ
て電気信号に変換した画像データを符号化した後、公衆
回線などへ出力していた。また、コンピュータやワード
プロセッサなどで作成した文書は、一旦プリンタで画像
形成して読込むか、メモリ上に展開した後に符号化して
いた。
【0003】
【発明が解決しようとしている問題点】しかし、上記従
来例においては、次のような問題点があった。すなわ
ち、ページ記述言語(以下「PDL」という)データを展
開して得た画像をファクシミリ装置で伝送した場合、そ
の画質はかなり劣化したものになる。というのも、プリ
ンタなどでPDLデータを展開して得られる画像の解像度
が300[dpi]あるいは400[dpi]であるのに対して、ファク
シミリの解像度はその規格から8pel/3.85本に制限さ
れ、従って、かなりの解像度低下が発生する。
【0004】さらに、PDLのデータ量に対して、それを
展開して符号化したデータ量はかなり増大する。従っ
て、PDLデータを展開することによって、解像度を低下
させ、しかも通信時間,通信コストのかかるデータに変
換して送信しているという問題があった。ただし、実際
の電話回線、とくに海外の回線は伝送エラーが多く、CC
ITT勧告のエラー訂正方式においても、完全に画像を再
現できない場合がある。画像を符号化して送信する場
合、例えばMH方式の符号化であれば1ラインを復号でき
なくても、画像としてはほぼ再生されて文字が認識でき
なくなるほどのものではない。しかし、PDLデータを伝
送した場合は、例え1バイトのデータエラーであって
も、画像の展開が不可能になる場合があり得る。そのた
め誤り訂正モード(以下「ECM」という)を用いてPDLデ
ータをそのまま送信しても、エラーによる再送が発生し
たりすると、かえって通信時間がかかってしまう場合が
あり得た。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の課題を
解決することを目的としたもので、前記の課題を解決す
る一手段として、以下の構成を備える。すなわち、CCIT
T勧告によって定められた通信機能を備えた画像通信装
置であって、ページ記述言語で表された画像情報を入力
する入力手段と、前記入力手段によって入力された画像
情報を展開する展開手段と、画像情報を所定の手順で送
信する伝送手段とを備え、前記伝送手段は、画像情報の
伝送に先立って相手先から受信したページ記述言語情報
の展開能力と、伝送に使用する回線の状態とに応じて、
前記入力手段によって入力された画像情報または前記展
開手段で展開された画像情報の何れかを送信することを
特徴にする。
【0006】
【作用】以上の構成によれば、相手先から受信したペー
ジ記述言語情報の展開能力と、伝送に使用する回線の状
態とに応じて、ページ記述言語で表された画像情報また
は該画像情報を展開して送信する画像通信装置を提供で
き、例えば、PDLデータを展開せずに送信するので、解
像度を低下させず、通信時間,通信コストも低減でき
る。さらに、回線の状態が悪い場合は、PDLデータを展
開して送信するので、エラーによる再送でかえって通信
時間がかかってしまうことはない。
【0007】
【実施例】以下、本発明にかかる一実施例の画像通信装
置を図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明にか
かる一実施例の画像処理システムの構成例を示すブロッ
ク図である。
【0008】同図において、1はリーダ部で、原稿画像
を画像情報に変換する画像入力装置である。2はプリン
タ部で、複数の記録紙カセットを備えた画像出力装置で
あり、プリント命令によって、画像情報を記録紙上に可
視像として出力する。3は機能拡張部で、リーダ部1と
電気的に接続された補助装置であり、以下の機能を備え
ている。すなわち、4はファクシミリ部で、ハードディ
スク4aを備え、ファクシミリ送受信を行う。なお、4
aはハードディスクに限らず、充分な記憶容量を備えた
記憶メディアであればよく、例えば光磁気ディスクなど
であってもよい。
【0009】5はファイル部で、記憶部5aを備え、各
種の画像情報などをファイルとして記憶する。6はマン
マシンインタフェイス部で、ファイル部5に接続され、
キーボード6aを介したユーザの指示を入力し、ファイ
ル部5を介して送られてきた画像情報などをディスプレ
イ6bへ送る。
【0010】7はコンピュータインタフェイス部で、コ
ンピュータやワークステーションなどの外部機器11と
接続される。8はフォーマッタ部で、外部機器11から
のコード情報などを展開して可視像にする。9はイメー
ジメモリ部で、リーダ部1からの画像情報や外部機器1
1から送られてきた画像情報を一時的に蓄積する10は
コア部で、上記の各機能を制御し、上記の各機能とリー
ダ部1とを接続する。
【0011】以下、各部の機能などを詳細に説明する。 [リーダ部1]図2はリーダ部1およびプリンタ部2の
構成例を示す概観図である。同図において、原稿給送装
置101上に積載された原稿は、一枚ずつ順次原稿台ガ
ラス102上に搬送される。原稿が搬送されると、スキ
ャナユニット104のランプ103が点灯し、スキャナ
ユニット104が移動して原稿を照射する。原稿からの
反射光は、ミラー105,106,107を経てレンズ1
08を通過して、CCDイメージセンサ(以下「CCD」とい
う)109へ入力される。
【0012】図3はリーダ部1の信号処理構成例を示す
ブロック図である。同図において、CCD109に入力さ
れた画像情報は、光電変換されて電気信号になる。11
0R,110G,110Bで増幅器で、CCD109から入力さ
れたアナログ信号を、A/D変換器111の入力信号レベ
ルに合わせて増幅する。
【0013】111はA/D変換器で、増幅器110R,1
10G,110Bから入力されたアナログ信号をディジタ
ル信号に変換する。112はシェーディング回路で、A/
D変換器111から信号を入力して、ランプ103の配
光むらや、CCD109の感度むらを補正する。シェーデ
ィング回路112から出力された信号は、Y信号生成・
色検出回路113へ入力される。
【0014】113はY信号生成・色検出回路で、シェ
ーディング回路112から入力された信号から次式によ
って輝度信号Yを生成し、さらに、シェーディング回路
112から入力された信号を七色に分離して各色の検出
信号を出力する。 Y=0.3R+0.6G+0.1B なお、以降の各回路は、Y信号生成・色検出回路113
から出力されたY信号によって表される画像を処理す
る。
【0015】114は変倍・リピート回路で、Y信号生
成・色検出回路113から信号を入力して、画像を主走
査方向へ変倍する機能と、複数の同一画像を出力するリ
ピート機能とを実現する。なお、本実施例は、副走査方
向の変倍をスキャナユニット104の走査スピードによ
って実現する。115は輪郭検出・エッジ強調回路11
5は、変倍・リピート回路114から信号を入力して、
画像の輪郭を検出し、また、入力信号の高周波成分を強
調することによって画像のエッジを強調する。
【0016】116はマーカエリア判定・輪郭生成回路
で、輪郭検出・エッジ強調回路115から信号を入力し
て、原稿上に指定色のマーカペンなどで描かれた画像を
検出し、該マーカ画像の輪郭情報を生成する。117は
パターン化・太らせ・マスキング・トリミング回路で、
輪郭検出・エッジ強調回路115から信号を入力して、
マーカエリア判定・輪郭生成回路116から入力された
輪郭情報によって、画像に太らせ,マスキング,トリミ
ングなどの処理を施し、また、Y信号生成・色検出回路
113からの色検出信号によって、画像にパターン化処
理を施す。
【0017】118はレーザドライバで、パターン化・
太らせ・マスキング・トリミング回路117から入力さ
れた信号をレーザを駆動するための信号に変換する。レ
ーザドライバ118の出力信号は、プリンタ2へ入力さ
れて画像が形成される。一方、119は外部I/F・切替
回路で、リーダ部1から機能拡張部3へ画像情報を出力
する場合は、パターン化・太らせ・マスキング・トリミ
ング回路117から出力された信号をコネクタ120へ
送る。また、機能拡張部3からリーダ部1へ画像情報を
入力する場合は、コネクタ120から入力された画像情
報をY信号生成・色検出回路113へ送る。
【0018】122はCPUで、上記の各画像処理を制
御し、内蔵された通信機能によって機能拡張部3と通信
を行う。121はエリア信号生成回路で、CPU122
から設定された値によって、上記の画像処理に必要な各
種のタイミング信号を生成する。123はサブCPU
で、操作部124を制御するとともに、内蔵された通信
機能を用いて機能拡張部3と通信を行う。
【0019】[プリンタ部2]図2において、プリンタ
部2に入力された画像信号は、露光制御部201で光信
号に変換されて感光体202を照射する。照射光によっ
て感光体202上に形成された潜像は、現像器203に
よって現像される。該現像とタイミングを合わせて、記
録紙積載部204または205から記録紙が搬送され、
転写部206において、感光体202上に形成された画
像が該記録紙へ転写される。
【0020】記録紙へ転写された画像は、定着部207
で定着された後、排紙部208から装置外部に排出され
る。排出された記録紙は、ソータ220のソート機能が
休止している場合は、ソータ220の最上位のビンに積
載される。次に、順次読込んだ画像を、一枚の記録紙の
両面に形成する場合について説明する。
【0021】定着部207を通った記録紙を、一度、排
紙部208まで搬送後、該記録紙の搬送方向を反転し
て、搬送方向切替部材209を介して、再給紙用の再積
載部210へ搬送する。次原稿が準備されると、上記プ
ロセスと同様にして原稿画像が読取られるが、記録紙は
再積載部210から給紙されるので、同一記録紙の二面
それぞれへ画像が形成される。
【0022】[機能拡張部3] ●コア部10 図4はコア部10の詳細な構成例を示すブロック図であ
る。同図において、コア部10のコネクタ1001は、
リーダ部1のコネクタ120とケーブルで接続され、次
の三種類の信号を中継する。
【0023】VDO:多値のビデオ信号およびビデオ制御
信号 COMa:リーダ1内のCPU122との通信用 COMb:リーダ1内のサブCPU123との通信用 信号COMaとCOMbは、通信回路1002で通信プロトコル
処理されて、CPUバス1053を介してCPU1003に伝
達される。信号VDOは双方向に伝送され、リーダ部1か
らの情報をコア部10が受信することや、コア部10の
情報をリーダ部1へ送信することが可能である。信号VD
Oは、二値化回路1004と、ファイル部5と接続され
たコネクタ1010と、イメージメモリ部9と接続され
たコネクタ1013とへ送られる。
【0024】二値化回路1004は、例えば8ビット多
値の信号VDOを二値信号に変換するもので、固定スライ
スレベルで二値化する単純二値化、注目画素の周囲画素
の値からスライスレベルが変動する変動スライスレベル
二値化、誤差拡散法による二値化などの機能を有する。
二値化回路1004の出力は回転回路1005とセレク
タ1008に入力される。
【0025】回転回路1005は、CPU1003の制御
によって、入力された信号の表す画像に+90度または+18
0度の回転処理を施す。すなわち、回転回路1015
は、二値化回路1012から出力された画像情報をメモ
リ1006に記憶させ、次にCPU1003の制御によっ
て、メモリ1006に記憶させた画像情報を回転して読
出す。回転回路1005の出力は拡大回路1007とセ
レクタ1008に入力される。
【0026】拡大回路1007は、まず入力された二値
信号を多値信号に変換し、CPU1003の制御によっ
て、入力された信号が表す画像をX方向,Y方向それぞ
れ独立に拡大する。なお、拡大回路1007は、例え
ば、一次の線形補間によって拡大処理を行う。なお、例
えば、二値信号が‘0’の場合は8ビットの‘00’に、
‘1’の場合‘FF’に変換し、また、その拡大倍率はCP
U1003から方向毎に指示される。拡大回路1007
の出力は、信号VDOとして、コネクタ1001,コネク
タ1010およびコネクタ1013に接続される。
【0027】セレクタ1008は、CPU1003の指示
によって、入力された二値化回路1004の出力と回転
回路1005の出力との何れかを選択して出力する。セ
レクタ1008の出力はコネクタ1009,コネクタ1
010およびコネクタ1012に接続される。CPUバス
1053はCPU1003,通信回路1002,コネクタ
1009〜1013と接続されていて、CPU1003は
通信回路1002を介してリーダ部1との通信を行う。
また、CPU1003は、コネクタ1009を介してファ
クシミリ部4との通信を行い、同様に、コネクタ101
0を介してファイル部5と、コネクタ1011を介して
コンピュータインタフェイス部7と、コネクタ1012
を介してフォーマッタ部8と、コネクタ1013を介し
てイメージ・メモリ部9との通信を行う。
【0028】以下、コア部10とそれに接続された各部
と情報のやり取りを中心に、コア部10の動作を説明す
る。 ●ファクシミリ部4 ファクシミリ部4へ情報を出力する場合、CPU1003
は、通信回路1002を介して、リーダ部1のCPU12
2と通信を行い原稿スキャン命令を出す。この命令に従
って、リーダ部1は、スキャナユニット104に原稿を
スキャンさせて、読取った画像情報をコネクタ120に
出力する。リーダ部1から出力された画像情報は、コア
部10のコネクタ1001を介して、多値信号VDOとし
て二値化回路1004へ入力され、二値化されて回転回
路1005へ入力される。
【0029】CPU1003は、CPUバス1053を介して
ファクシミリ部4と通信することにより、二値化回路1
004または回転回路1005の何れの出力をセレクタ
1008で選択してファクシミリ部4へ送るかを決定す
る。セレクタ1008で選択された信号は、コネクタ1
009を介してファクシミリ部4へ送られる。次に、フ
ァクシミリ部4から情報を受取る場合は、ファクシミリ
部4は画像情報を二値信号として出力し、コネクタ10
09を介してセレクタ1008へ入力される。セレクタ
1008は、CPU1003の指示によって、回転回路1
005または拡大回路1007の何れかへ該信号を出力
する。
【0030】該信号が回転回路1005へ入力された場
合は、回転処理が施された後、拡大回路1007へ入力
される。拡大回路1007は、二値信号を多値信号に変
換した後、例えば一次の線形補間によって拡大処理を行
い、拡大回路1007の出力は、信号VDOとしてコネク
タ1001を介してリーダ部1へ送られる。リーダ部1
へ入力された信号VDOは、外部I/F・切替回路119に
よって、Y信号生成・色検出回路113へ入力される。
Y信号生成・色検出回路113の出力は、前述したよう
な処理を施された後、プリンタ部2へ送られて記録紙上
に画像が形成される。
【0031】●ファイル部5 ファイル部5へ情報を出力する場合、CPU1003は、
通信回路1002を介して、リーダ部1のCPU122と
通信を行い原稿スキャン命令を出す。この命令に従っ
て、リーダ部1は、スキャナユニット104に原稿をス
キャンさせて、読取った画像情報をコネクタ120に出
力する。リーダ部1から出力された画像情報は、コア部
10のコネクタ1001を介して、多値信号VDOとして
コネクタ1010または二値化回路1004へ入力され
る。
【0032】ここで、ファイル部5が多値画像情報をそ
のまま、または圧縮しファイリングする場合は、コネク
タ1010を介して信号VDOを入力し、また、二値画像
情報をそのまま、または圧縮してファイリングする場合
は、二値化回路1004の出力をセレクタ1008を介
して入力する。さらに、回転処理された二値画像情報を
そのまま、または圧縮してファイリングする場合は、回
転回路1005の出力をセレクタ1008を介して入力
する。なお、セレクタ1008の制御は、CPUバス10
53を介したCPU1003とファイル部5との通信によ
って決定される。
【0033】次に、ファイル部5から情報を受取る場合
は、ファイル部5は、多値画像信号の場合は、コネクタ
1010を介して信号VDOとして出力し、また、二値画
像信号の場合は、コネクタ1010を介してセレクタ1
008へ出力する。セレクタ1008は、CPU1003
の指示によって、回転回路1005または拡大回路10
07の何れかへ該信号を出力する。該信号が回転回路1
005へ入力された場合は、回転処理が施された後、拡
大回路1007へ入力される。拡大回路1007は、二
値信号を多値信号に変換した後、例えば一次の線形補間
によって拡大処理を行い、拡大回路1007の出力は、
信号VDOとしてコネクタ1001を介してリーダ部1へ
送られる。
【0034】リーダ部1へ入力された信号VDOは、外部I
/F・切替回路119によって、Y信号生成・色検出回
路113へ入力される。Y信号生成・色検出回路113
の出力は、前述したような処理を施された後、プリンタ
部2へ送られて記録紙上に画像が形成される。 ●コンピュータインタフェイス部7 コンピュータインタフェイス部7は、汎用のインタフェ
イス(例えば、SCSI,RS232C,セントロニクス)によっ
て、機能拡張部3に接続された外部機器11との通信を
行う。これらのインタフェイスを介して入力された情報
は、コネクタ1011とCPUバス1053を介してCPU1
003に送られる。CPU1003は、送られてきた情報
に応じて各種の制御を行う。
【0035】●フォーマッタ部8 CPU1003は、コンピュータインタフェイス部7から
送られてきた情報が、フォーマッタ部8に関係するデー
タであると判断すると、該データをコネクタ1012を
介してフォーマッタ部8へ転送する。フォーマッタ部8
は、コンピュータインタフェイス部7から送られてきた
文書ファイルなどの例えばPDLデータを画像情報に展開
する機能を備え、転送されてきたデータから可視像を内
蔵するメモリに展開する。
【0036】フォーマッタ部8からの情報を受取り記録
紙に画像形成する場合、フォーマッタ部8から出力され
た二値画像信号は、コネクタ1012を介してセレクタ
1008へ入力される。セレクタ1008は、CPU10
03の指示によって、回転回路1005または拡大回路
1007の何れかへ該信号を出力する。該信号が回転回
路1005へ入力された場合は、回転処理が施された
後、拡大回路1007へ入力される。拡大回路1007
は、二値信号を多値信号に変換した後、例えば一次の線
形補間によって拡大処理を行い、拡大回路1007の出
力は、信号VDOとしてコネクタ1001を介してリーダ
部1へ送られる。
【0037】リーダ部1へ入力された信号VDOは、外部I
/F・切替回路119によって、Y信号生成・色検出回
路113へ入力される。Y信号生成・色検出回路113
の出力は、前述したような処理を施された後、プリンタ
部2へ送られて記録紙上に画像が形成される。 ●イメージメモリ部9 イメージメモリ部9へ情報を出力する場合、CPU100
3は通信回路1002を介して、リーダ部1のCPU12
2と通信を行い原稿スキャン命令を出す。この命令に従
って、リーダ部1は、スキャナユニット104に原稿を
スキャンさせて、読取った画像情報をコネクタ120に
出力する。リーダ部1から出力された画像情報は、コア
部10のコネクタ1001を介して、多値信号VDOとし
てコネクタ1013へ送られて、イメージメモリ部9に
記憶される。
【0038】イメージメモリ部9に記憶された画像情報
は、コネクタ1013とCPUバス1053を介してCPU1
003へ送られ、CPU1003は該画像情報をコンピュ
ータインタフェイス部7へ送る。コンピュータインタフ
ェイス部7は、備えるインタフェイスの何れかを介し
て、該画像情報を外部機器11へ送る。次に、イメージ
メモリ部9から情報を受取る場合は、まず、外部機器1
1から出力された画像情報が、コンピュータインタフェ
イス部7を介して、コア部10へ入力される。CPU10
03は、コンピュータインタフェイス部7からCPUバス
1053を介して送られてきた画像情報が、イメージメ
モリ部9に関するものであると判断すると、該画像情報
をコネクタ1013へ送り、該画像情報はイメージメモ
リ部9に記憶される。
【0039】イメージメモリ部9は、記憶した画像情報
をコネクタ1013を介して信号VDOとして出力し、信
号VDOはコネクタ1001を介してリーダ部1へ送られ
る。リーダ部1へ入力された信号VDOは、外部I/F・切
替回路119によって、Y信号生成・色検出回路113
へ入力される。Y信号生成・色検出回路113の出力
は、前述したような処理を施された後、プリンタ部2へ
送られて記録紙上に画像が形成される。
【0040】[ファクシミリ部4]図5はファクシミリ
部4の詳細な構成例を示すブロック図である。同図にお
いて、412はCPUで、CPUバス462を介して、ファク
シミリ部4全体の制御を司る。400はコネクタで、コ
ア部10と接続されていて、各種信号のやり取りを行う
ためのものである。401は双方向バッファで、その一
端はコネクタ400へ接続し、コネクタ400を通過す
る二値画像信号が双方向であるため、コア部10への出
力信号Soと、コア部10からの入力信号Siとに分離する
ためのものである。
【0041】402はセレクタで、双方向バッファ40
1で分離された信号Siと、後述のメモリコントローラ4
04が出力した信号Soとを入力して、CPU412の指示
に従って、一つを選択して出力する。すなわち、セレク
タ402は、コア部10から入力された二値画像情報な
どをメモリ405〜408の何れかに記憶する場合は信
号Siを選択出力し、また、メモリ405〜408の一つ
から他の一つへ二値画像情報など転送する場合は信号So
を選択出力する。
【0042】403は変倍回路で、セレクタ402で選
択された信号を入力して変倍処理を行う。例えば、変倍
回路403は、受信側のファクシミリ装置の解像度に合
わせて、スキャナユニットで読取った画像情報の解像度
を変換する。405〜408はそれぞれ2Mバイトの容量
をもつメモリで、それぞれ解像度400dpi,A4相当の画像
を記憶することができる。
【0043】404はメモリコントローラで、メモリ4
05〜408の何れか、または二組のメモリをカスケー
ド接続したものへ、変倍回路403からの信号を記憶さ
せる。また、メモリコントローラ404は、CPU412
の指示に応じて、次の四つのモードを実行する。第1の
モードは、CPU412の指示によって、メモリ405〜
408とCPUバス462との間で、データのやり取りを
行うモードである。
【0044】第2のモードは、後述の符号化復号器(以
下「CODEC」という)411との間で、データのやり取
りを行うモードである。第3のモードは、後述のタイミ
ング生成回路409の制御下で、変倍回路403からの
二値画像情報を、メモリ405〜408の何れかに記憶
するモードである。
【0045】第4のモードは、メモリ405〜408の
何れか一つからその記憶内容を読出して、信号Soとして
出力するモードである。409はタイミング生成回路
で、コネクタ400を介して入力された信号VDOのビデ
オ制御信号(HSYNC,HEN,VSYNC,VEN)により起動され、次
の二つの機能を達成するためのタイミング信号をメモリ
コントローラ404へ出力する。
【0046】第1の機能は、コア部10からの画像信号
をメモリ405〜408の何れか一つまたは二つへ記憶
するものである。第2の機能は、メモリ405〜408
の何れか一つからその記憶内容を読出して、信号Soとし
て出力するものである。410はデュアルポートメモリ
で、コネクタ400を介してコア部10のCPU1003
へ、CPUバス462を介してCPU412へ接続されてい
て、二つのCPUは、デュアルポートメモリ410を介し
てコマンドのやり取りを行う。
【0047】413はSCSIコントローラで、ファクシミ
リ送信するデータや、ファクシミリ受信したデータなど
を蓄積するための、ファクシミリ部4に接続されたハー
ドディスク4aとのインタフェイスを行う。411はCO
DECで、メモリ405〜408の何れか一つからメモリ
コントローラ404によって読出されたイメージ情報
を、MH,MR,MMR方式の何れか所望の方式で符号化する。C
ODEC411が出力した符号情報は、メモリ405〜40
8の何れか一つへメモリコントローラ404によって記
憶させられる。また、CODEC411は、メモリ405〜
408の何れか一つからメモリコントローラ404によ
って読出された符号情報を復号する。CODEC411が復
号したイメージ情報は、メモリ405〜408の何れか
一つへメモリコントローラ404によって記憶させられ
る。
【0048】414は変復調器(以下「MODEM」とい
う)で、CODEC411からの符号情報に、またはSCSIコ
ントローラ413を介してハードディスク4aから送ら
れてきた符号情報に変調を施して、電話回線で伝送でき
る信号に変換する。また、MODEM414は、網制御ユニ
ット(以下「NCU」という)415からの信号を復調し
て得た符号情報を、CODEC411またはSCSIコントロー
ラ413へ転送する。なお、NCU415は、電話回線を
介して、電話局などに設置された交換機と、所定の手順
により情報のやり取りを行うものである。
【0049】417はバックアップメモリで、CPU41
2が制御に必要とする情報や電話番号などを保持する。
次に、リーダ部1で読取った画像情報をファクシミリ部
4で送信する際の動作を説明する。リーダ部1から出力
された二値画像信号は、コア部10を介してバッファ4
01に入力される。バッファ401に入力された画像信
号は、セレクタ402によって変倍回路403へ入力さ
れて、ファクシミリ送信用の解像度に変換された後、メ
モリコントローラ404によって例えばメモリ405に
記憶される。なお、該画像信号の記憶は、信号VDOのビ
デオ制御信号に基づいてタイミング生成回路409が生
成したタイミング信号によって行われる。
【0050】続いて、CPU412は、メモリコントロー
ラ404によって、メモリ405および例えばメモリ4
06をCODEC411に接続させる。CODEC411は、メモ
リ405から画像情報を読出して例えばMR法により符号
化し、符号化結果はメモリ406に記憶される。CODEC
411による符号化が終了すると、CPU412は、メモ
リコントローラ404によって、メモリ406をCPUバ
ス462に接続させ、メモリ406から符号情報を順次
読出してMODEM414に転送する。MODEM414は、入力
された符号情報を変調し、NCU416を介して電話回線
へ送出する。
【0051】次に、ファクシミリ部4が受信した画像情
報をリーダ部1へ送る際の動作を説明する。電話回線か
ら受信しより送られてきた情報は、NCU415は、着呼
すると所定の手順で電話回線との接続を実行し、受信し
た情報をMODEM414へ送る。MODEM414は該情報を復
調してCPUバス462へ出力する。CPU412は、メモリ
コントローラ404によって、CPUバス462へ出力さ
れた情報を例えばメモリ407に記憶させる。
【0052】一画面分の情報が記憶されると、CPU41
2は、メモリコントローラ404によって、メモリ40
7と例えばメモリ408をCODEC411に接続する。COD
EC411は、メモリ407の符号情報を順次読出し復号
し、復号結果の画像情報はメモリ408に記憶される。
CPU412は、デュアルポートメモリ410を介して、
コア部10のCPU1003と通信を行い、メモリ408
からコア部10を介してリーダ部1へ画像情報を転送す
るための設定を行う。設定が終了すると、CPU412
は、タイミング生成回路409を制御して、所定のタイ
ミング信号をメモリコントローラ404へ送らせる。メ
モリコントローラ404は、該タイミング信号に同期し
てメモリ408から画像情報を読出し、該画像情報をバ
ッファ401へ送る。バッファ401の出力は、信号VD
Oとしてリーダ部1へ送られる。
【0053】リーダ部1へ入力された信号VDOは、外部I
/F・切替回路119によって、Y信号生成・色検出回
路113へ入力される。Y信号生成・色検出回路113
の出力は、前述したような処理を施された後、プリンタ
部2へ送られて記録紙上に画像が形成される。 [コンピュータインタフェイス部7]図6はコンピュー
タインタフェイス部7の構成例を示すブロック図であ
る。なお、以下の説明では、インタフェイスの代表例と
して、SCSI,セントロニクス,RS232Cを取り上げるが、
本実施例はこれに限定されるものではなく、任意のイン
タフェイスを利用することができる。
【0054】同図において、704はSCSIインタフェイ
ス(以下「SCSI-I/F」という)で、コネクタ700と7
01へ接続し、両コネクタを用いて、複数のSCSIインタ
フェイス機器をカスケード接続することができる。ま
た、機能拡張部3と外部機器11とを一対一で接続する
場合は、一方のコネクタへ外部機器11を接続し、他方
のコネクタへはターミネイタを接続する。
【0055】コネクタ700または701から入力され
た情報は、SCSI-I/F704に入力され、該情報が入力さ
れたSCSI-I/F704は、所定のプロトコルによって手続
きを行った後、該情報をコネクタ707へ送る。コネク
タ707はコア部10のコネクタ1011に接続されて
いて、コア部10のCPU1003は、CPUバス1053を
介して、SCSI-I/F704に入力された情報を受取るこ
とができる。なお、SCSI-I/F704は、CPUバス105
3から転送されてきた情報を外部機器11へ転送する場
合は、上記と逆の手順を実行する。
【0056】また、705はセントロニクスI/Fで、コ
ネクタ702に接続する。コネクタ702から入力され
た情報はセントロニクスI/F705へ入力され、該情報
が入力されたセントロニクスI/F705は、所定のプロ
トコルによる手続きを行った後、該情報をコネクタ70
7を介してCPUバス1053へ出力する。なお、セント
ロニクスI/F705は、CPUバス1053から転送されて
きた情報を外部機器11へ転送する場合は、上記と逆の
手順を実行する。
【0057】また、706はRS232C-I/Fで、コネクタ7
03に接続する。コネクタ703から入力された情報は
RS232C-I/F706へ入力され、該情報が入力されたRS23
2C-I/F706は、所定のプロトコルによる手続きを行っ
た後、該情報をコネクタ707を介してCPUバス105
3へ出力する。なお、RS232C-I/F706は、CPUバス1
053から転送されてきた情報を外部機器11へ転送す
る場合は、上記と逆の手順を実行する。
【0058】[フォーマッタ部8]図7はフォーマッタ
部8の構成例を示すブロック図である。同図において、
803はデュアルポートメモリで、コネクタ800を介
して、CPUバス1053から送られてきた情報を受取
る。該情報には、前述したように、コンピュータインタ
フェイス部7からコア部10へ入力されたPDLデータな
どのコードデータも含まれる。
【0059】809はCPUで、デュアルポートメモリ8
03を介して送られてきたコードデータを受取ると、メ
モリ805をワークメモリとして、該コードデータを順
次画像情報に展開し、展開した画像情報を、メモリコン
トローラ808を介して、メモリ806または807へ
記憶させる。メモリ806および807は、それぞれ2M
バイトの容量を有し、一つのメモリで400dpi,A4サイズ
の画像情報を記憶できる。さらに、400dpi,A3サイズの
画像情報を記憶する場合、CPU809の指示によって、
メモリコントローラ808はメモリ806と807をカス
ケード接続する。
【0060】804は回転回路で、CPU809による画
像情報展開の際に、CPU809の指示によって文字や図
形などの回転処理を行う。CPU809は、画像情報の展
開が終了すると、メモリコントローラ808を制御し
て、メモリ806または807のデータラインを変倍回
路801へ接続する。続いて、CPU809は、デュアル
ポートメモリ803を介して、コア部10のCPU100
3と通信を行って、メモリ806または807から画像
情報を出力するモードを設定する。一方、CPU1003
は、通信回路1002を介して、リーダ部1のCPU12
2と通信を行って、リーダ部1を印刷出力モードに設定
する。
【0061】印刷出力モードが設定されると、CPU10
03は、フォーマッタ部8のタイミング生成回路802
へ制御信号を送り、タイミング生成回路802は該制御
信号に応じて、メモリ806または807から画像情報
を読出すためのタイミング信号と、変倍回路801で変
倍を実行するためのタイミング信号とを出力する。メモ
リ806または807から読出された画像情報は、CPU
809の指示によって変倍回路801で変倍された後、
コア部10へ転送される。
【0062】フォーマッタ部8から出力された画像情報
は、コア部10において信号VDOとなってリーダ部1へ
送られ、リーダ部1へ入力された信号VDOは、外部I/F
・切替回路119によって、Y信号生成・色検出回路1
13へ入力される。Y信号生成・色検出回路113の出
力は、前述したような処理を施された後、プリンタ部2
へ送られて記録紙上に画像が形成される。
【0063】[イメージメモリ部9]図8はイメージメ
モリ部9の構成例を示すブロック図である。同図におい
て、905はメモリコントローラで、CPU906の制御
によって、メモリ904とCPU906の間でデータをや
り取りするモード、および、タイミング生成回路902
の制御下で、コネクタ900から入力された画像情報を
メモリ904に記憶するモードと、メモリ904の記憶
内容を読出してコネクタ900へ送るモードとの合計3
モードを備える。
【0064】メモリ904は、例えば、32Mバイトの容
量を有し、400dpi,256階調でA3サイズの画像を記憶でき
る。タイミング生成回路902は、コネクタ900を介
して、コア部10から送られてくる制御信号によって、
コア部10からの情報をメモリ904に記憶するための
タイミング信号、および、メモリ904から画像情報を
読出してコア部10へ転送するためのタイミング信号を
生成する。
【0065】903はデュアルポートメモリで、CPU9
06とコア部10のCPU1003の間の通信を仲介す
る。次に、イメージメモリ部9に蓄積された画像情報を
外部機器11へ転送する例を説明する。タイミング生成
回路902は、コア部10からコネクタ900を介して
入力された制御信号によって、タイミング信号を生成す
る。メモリコントローラ905は、タイミング生成回路
902で生成されたタイミング信号に応じて、リーダ部
1からコア部10を介して入力された画像情報をメモリ
904へ記憶させる。
【0066】CPU906は、メモリコントローラ905
を制御して、メモリ904のデータラインをCPUバス9
06aへ接続して、メモリ904に記憶された画像情報
を順次読出して、デュアルポートメモリ903へ転送す
る。コア部10のCPU1003は、デュアルポートメモ
リ903の画像情報を、CPUバス1053を介して、コ
ンピュータインタフェイス部7へ転送する。コンピュー
タインタフェイス部7へ転送された画像情報は、上述し
た手順で外部機器11へ送られる。
【0067】次に、外部機器11から出力された画像情
報を、リーダ部1を介して、プリンタ部2へ転送する例
を説明する。外部機器11から出力された画像情報は、
コンピュータインタフェイス部7を介して、コア部10
へ入力される。コア部10のCPU1003は、CPUバス1
053を介して、該画像情報をデュアルポートメモリ9
03へ転送する。
【0068】CPU906は、メモリコントローラ905
を制御して、メモリ904のデータラインをCPUバス9
06aへ接続して、メモリコントローラ905を介し
て、デュアルポートメモリ903の画像情報をメモリ9
04に記憶させる。画像情報転送が終了すると、CPU9
06は、メモリコントローラ905を制御して、メモリ
904のデータラインをコネクタ900に接続する。
【0069】CPU906は、デュアルポートメモリ90
3を介して、コア部10のCPU1003と通信を行い、
コア部10とリーダ部1を経て、メモリ904からプリ
ンタ部2へ画像情報を転送するための設定を行う。CPU
906は、設定が終了すると、タイミング生成回路90
2を起動して、所定のタイミング信号をメモリコントロ
ーラ905へ送る。
【0070】メモリコントローラ905は、タイミング
生成回路902からのタイミング信号に同期して、メモ
リ904から画像情報を読出し、コネクタk900を介
して、コア部10へ該画像情報を送る。コア部10へ入
力された画像情報は、前述した手順によって、リーダ部
1を経てプリンタ部2へ送られて、記録紙へ画像が形成
される。
【0071】[PDLデータの送受信]次に、外部機器1
1から入力されたPDLデータをファクシミリ部4で送受
信する場合について説明する。図9はCCITTの勧告T.30
に従ったファクシミリ呼の手順を示す図、図10は発呼
側の動作例を示すフローチャート、図11は被呼側の動
作例を示すフローチャートで、これらの図に従ってデー
タ送受信手順を説明する。
【0072】発呼側は、図10のステップS101で、
外部機器11から送信先電話番号,送信モード指示,PD
Lデータなどが出力されると、これらのデータはコンピ
ュータインタフェイス部7を介してコア部10へ入力さ
れる。コア部10は、これらのデータをフォーマッタ部
8のデュアルポートメモリ803へ転送するとともに、
ファクシミリ部4のデュアルポートメモリ410へも転
送する。
【0073】続いて、発呼側は、ステップS102でフ
ォーマッタ部8はPDLデータなどを展開し、略同時に、
ステップS103でファクシミリ部4がダイヤルを行っ
て、ファクシミリ呼が開始される。被呼側は、図11の
ステップS201で回線をつなぎ、図9に示す手順が開
始される。フェーズAにおいて、被呼側がステップS2
02でCED(被呼局識別 Called Station Identificatio
n)を送信し、発呼側がステップS104でCEDを受信す
るとフェーズBに移る。
【0074】続いて、被呼側がステップS203でNSF
(非標準機能 Non-Standard Facilities),CSI(被呼
端末識別 Called Subscriber Identification),DIS
(ディジタル識別信号 Digital Identification Signa
l)を送信し、発呼側は、ステップS105でDISを受信
すると、ステップS106で、NSFのFIF(ファクシミリ
情報フィールド Facsimile Information Field)第4オ
クテットに書込まれた本実施例の動作に必要な情報を、
バックアップメモリ417に記憶する。また、第5オク
テット以後に書込まれた前回までの通信回線の状態も記
憶する。
【0075】図12はNSFおよびNSSのFIFの一例を示す
図で、第1および第2オクテットはCCITTのメンバコー
ド、第3オクテットはメーカコードであり、第4オクテ
ットの各ビットにPDLの展開能力の有無が割当てられて
いる。例えば、図12においては、第4オクテットのビ
ット0,1,2にそれぞれ例えばLIPS II,LIPS III,PSの
展開能力の有無を割当てた例を示していて、該ビットが
‘1’であれば対応する展開能力が有ることを示す。前
述したように、第4オクテットに書込まれた通信相手の
展開能力は、発呼側のCPU412によって記憶される。
【0076】続いて、発呼側は、ステップS107でNS
S(非標準機能設定 Non-Standard Set-up),TSI(送信
端末識別 Transmitting Subscriber Identificatio
n),DCS(ディジタル命令信号 Digital Command Signa
l)を送信する。発呼側は、ここで動作モードやPDLなど
の指定を行う。既に、フォーマッタ部8はPDLデータの
展開を開始していて、そのPDLの種類はわかっているか
ら、例えばLIPS IIであればNSSの第4オクテットのビッ
ト0を‘1’にする(図12参照)。さらに、PDLデータ
の送信を行うためには、データにエラーがあってはなら
ないので、DCSで通信モードをECMに指定する。一方、被
呼側は、ステップS204でDCSを受信するのを待つ。
【0077】続いて、発呼側はステップS108で回線
状態をチェックするためのトレーニングを開始し、被呼
側は、ステップS205でトレーニングを受信して、ト
レーニング結果および前回までの通信回線の状態に応じ
て、ステップS206でCFR(受信準備確認 Confirmati
on to Receive)を、またはステップS207でFTT(ト
レーニング失敗 Failure to Train)を送信する。発呼
側はステップS109で被呼側からのレスポンスを判定
して、レスポンスがFTTであればステップS107へ戻
る。つまり、まず14.4[kbps]でトレーニングを開始し、
レスポンスとしてCFRを受信(つまり回線状態が良好)
すればフェーズCへ移行し、FTTを受信すればボーレー
トを下げる。
【0078】ここで、回線状態があまり良くない場合、
発呼側は、再びNSS・TSI・DCSを送って通常の符号化画
像情報を送信することを被呼側へ伝える。なお、通信相
手にPDL展開能力のない場合も同様である。そして、NSS
・TSI・DCSを送信している間に、フォーマッタ部8で展
開された画像情報は、コア部10を介してファクシミリ
部4へ転送される。通常、この展開に要する時間は数秒
であり、ダイヤル開始からトレーニング終了まで20秒以
上かかるため充分な時間がある。ファクシミリ部4の変
倍回路403は転送されてきた画像情報の解像度(例え
ばLIPS IIは240[dpi])を8pel/3.85本に変換し、解像度
が変換された画像情報はメモリ405〜408の何れか
に書込まれる。これ以降の画像情報伝送は通常の手順と
同様であり説明は省略する。ただし、ECM手順を行わな
いために、画像情報はMHまたはMRで符号化する。
【0079】他方、回線状態が良好で通信相手にPDL展
開能力がある場合、発呼側は、ステップS110で、通
信相手の電話番号とその番号に対応したトレーニング結
果をバックアップメモリ417に記憶する。続いて、発
呼側は、ステップS111で、デュアルポートメモリ4
10に格納されたPDLデータを、メモリ405〜408
の空いている領域へ格納した後、MODEM414とNCU41
5を経て回線へ送出する。なお、この場合はECM送信を
行う。ECMは周知の如く1フレーム256バイト、1ブロッ
ク256フレームで送信して、エラーフレームを再送す
る。そのために、PDLデータをメモリ405〜408に
格納しておく必要がある。被呼側は、ステップ208で
PDLデータを受信して、受信したPDLデータを一旦メモリ
に格納する。
【0080】画像信号またはPDLデータすべての送信が
終了すると手順はフェーズDへ移る。発呼側はステップ
S112でEOP(手順終了 End of Procedure)を送出
し、被呼側は、ステップS209でEOPを受信すると、
ステップS210でMCF(メッセージ確認 Message Conf
irmation)またはRTN(リトレーン否定 Retrain Negati
ve)を送出する。発呼側は、ステップS113でレスポ
ンスの受信を待ち、レスポンスを受信すると、ステップ
S114で該レスポンスがRTN(つまり回線状態が悪
い)であれば、それをバックアップメモリ417へ記憶
する。
【0081】続いて、フェーズEに移り、発呼側は、ス
テップS115でDCN(切断命令 Disconnect)を送出
し、ステップ116で回線を切断する。一方、被呼側
は、ステップS211でDCNを受信すると、ステップS
212で回線を切断して、ファクシミリ呼は終了する。
この後、被呼側は、ステップS213で受信したPDLデ
ータの展開を行う。ただし、実際には、ファクシミリ呼
が終了した後に展開を行うのではなくて、PDLデータの
受信とともに展開を行っている。すなわち、被呼側のフ
ァクシミリ部4は、PDLデータを1フレームを受信する
毎に、デュアルポートメモリ410およびコア部10を
介して、該PDLデータをフォーマッタ部8へ転送する。
さらに、フォーマッタ部8はPDLデータが転送される毎
に画像に展開する。
【0082】展開が終了すると、ステップS214にお
いて前述した手順で、展開された画像情報はプリンタ部
2へ送られて、記録紙へ画像が形成される。このよう
に、通信相手にPDLデータの展開能力があればPDLデータ
を伝送するので、短時間で高画質な画像転送を実現する
ことができる。また、通信回線の状態が悪くてPDLデー
タを送信すると通信時間がかかり過ぎるような場合は、
PDLデータを展開した画像情報を通常の方法で伝送する
ことができる。
【0083】次に、記憶部5aから入力されたPDLデー
タなどをファクシミリ送信する一例を説明する。 [ファイル部5]図13はファイル部5の詳細な構成例
を示す図である。同図において、516はCPUで、CPUバ
ス560を介して、ファイル部5全体の制御を司る。5
00はコネクタで、コア部10と接続されていて、各種
信号のやり取りを行うためのものである。513もコネ
クタで、図1に示したマンマシンインタフェイス部6と
接続されていて、各種信号のやり取りを行うためのもの
である。
【0084】501は双方向バッファで、その一端はコ
ネクタ500へ接続し、コネクタ500を通過する多値
画像信号が双方向であるため、ファイル部5の出力信号
Smoと、ファイル部5への入力信号Smiとに分離するため
のものである。圧縮回路503に入力された信号Smi
は、ここで多値情報から二値情報に圧縮変換されてセレ
クタ505へ送られる。
【0085】502も双方向バッファで、その一端はコ
ネクタ500へ接続し、コネクタ500を通過する二値
画像信号が双方向であるため、ファイル部5の出力信号
Sboと、ファイル部5への入力信号Sbiとに分離するため
のものである。信号Sbiはセレクタ505へ送られる。
セレクタ505は、CPU516の指示に応じて、圧縮回
路503の出力、バッファ502の出力または後述する
バッファ512の出力の何れかを選択して、メモリコン
トローラ510とセレクタ511へ送る。すなわち、CP
U516は、メモリ506〜509の何れかに、コア部
10から入力された多値画像情報を圧縮した情報を記憶
させる場合は圧縮回路503の出力を選択させ、二値画
像情報を記憶させる場合はバッファ502の出力を選択
させる。また、マンマシンインタフェイス部6からの情
報を記憶させる場合はバッファ512の出力を選択させ
る。セレクタ505の出力は、メモリコントローラ51
0の制御下で、メモリ506〜509の何れかまたは二
つのメモリをカスケード接続したものに記憶される。な
お、メモリ506〜509は、それぞれ2Mバイトの記憶
容量を有し、400[dpi],A4相当の画像を記憶する。
【0086】メモリコントローラ510は、CPU516
の指示に応じて、メモリ506〜509とCPUバス56
0との間でデータのやり取りを行うモード、メモリ50
6〜509とCODEC517との間でデータのやり取りを
行うモード、タイミング生成回路514の制御下でセレ
クタ505の出力をメモリ506〜509の何れかに記
憶するモード、およびメモリ506〜509の何れかか
らその記憶内容を読出してバッファ502,伸長回路5
04およびセレクタ511に出力するモードの四つのモ
ードを有する。
【0087】タイミング生成回路514は、コネクタ5
00を介してコア部10から入力される制御信号(HSYN
C,HEN,VSYNC,VEN)によって、次の二つの機能を達成す
るためのタイミング信号を生成する。第1は、コア部1
0から入力された情報をメモリ506〜509の何れか
一つまたは二つのに記憶する機能、第2は、メモリ50
6〜509の何れか一つから読出した情報を、信号Sbo
としてバッファ502などを介して伝送する機能であ
る。
【0088】コネクタ513を介して、マンマシンイン
タフェイス部6から入力された情報のうち、画像情報は
バッファ512へ入力され、コマンドは通信回路518
へ入力される。512も双方向バッファで、その一端は
コネクタ513へ接続し、コネクタ513を通過する画
像信号が双方向であるため、マンマシンインタフェイス
部6への出力信号Sxoと、マンマシンインタフェイス部
6からの入力信号Sxiとに分離するためのものである。
前述したように、信号Sxiはセレクタ505へ送られ
る。また、ファイル部5からマンマシンインタフェイス
部6へは、バッファ512とコネクタ513を介して、
セレクタ511で選択された情報を出力する。なお、セ
レクタ511へ入力される情報は、セレクタ505の出
力、およびメモリコントローラ510の出力(つまりメ
モリ506〜509の何れかの出力)である。
【0089】515はデュアルポートメモリで、CPU5
16とコア部10のCPU1003の間の通信を仲介す
る。519はSCSIコントローラで、ファイル部5に接続
された記憶部5aとのインタフェイスを行う。記憶部5
aは、例えば光磁気ディスクで構成され、画像情報など
を蓄積している。
【0090】517はCODECで、メモリ506〜509
の何れかから読出された画像情報をMH,MR,MMR方式など
で符号化し、符号化結果はメモリ506〜509の何れ
かに符号情報として記憶される。また、メモリ506〜
509の何れかから読出された符号情報を復号し、復号
結果はメモリ506〜509の何れかに画像情報として
記憶される。
【0091】次に、記憶部5aにファイル情報の蓄積す
る場合の動作を説明する。リーダ部1から出力された多
値画像信号は、コネクタ500とバッファ501を介し
て、圧縮回路503へ入力されて二値の圧縮情報に変換
される。圧縮回路503の出力は、セレクタ505へ入
力された後、CPU516の制御によって、メモリコント
ローラ510とセレクタ511へ送られる。
【0092】セレクタ511へ入力された該信号は、CP
U516の制御によって、バッファ512とコネクタ5
13を介して、マンマシンインタフェイス部6へ送られ
る。また、メモリコントローラ510へ入力された該信
号は、コア部10からの制御信号によってタイミング生
成回路514が生成したタイミング信号に従って、例え
ばメモリ506に記憶される。
【0093】CPU516は、メモリコントローラ510
を制御して、メモリ506および例えばメモリ507を
CODEC517に接続させる。CODEC517は、メモリ50
6から読出された圧縮情報を例えばMR符号化し、符号化
結果はメモリ507へ書込まれる。CODEC517の符号
化が終了すると、CPU516は、メモリコントローラ5
10を制御して、メモリ507をCPUバス560に接続
させ、メモリ507から符号情報を順次読出してSCSIコ
ントローラ519へ転送する。SCSIコントローラ519
は、入力された符号情報を記憶部5aに記憶させる。
【0094】次に、記憶部5aから情報を取出してプリ
ンタ2に出力する場合の動作を説明する。マンマシンイ
ンタフェイス部6から記憶部5aに記憶された情報の例
えば印刷指示を受取ると、CPU516は、SCSIコントロ
ーラ519を介して指示された情報を記憶部5aから受
取り、メモリコントローラ510を制御して、該情報を
例えばメモリ508に記憶させる。なお、記憶部5aか
ら読出された情報は符号化されている。
【0095】メモリ508への該情報の記憶が終了する
と、CPU516は、メモリコントローラ510を制御し
て、メモリ508および例えばメモリ509をCODEC5
17に接続する。CODEC517は、メモリ508から読
出された符号情報を復号し、復号結果はメモリ509に
記憶される。CPU516は、デュアルポートメモリ51
5を介して、コア部10のCPU1003と通信を行い、
コア部10とリーダ部1を介して、メモリ509に記憶
された画像情報を転送してプリンタ部2に印刷させるた
めの設定を行う。設定が終了すると、CPU516は、タ
イミング生成回路514を制御して、所定のタイミング
信号をメモリコントローラ510へ送らせる。メモリコ
ントローラ510は、該タイミング信号に同期してメモ
リ509から情報を読出し、該画像情報を伸長回路50
4へ送る。伸長回路504は入力された情報を伸長して
多値画像情報に変換し、該画像情報はバッファ501と
コネクタ500を介してコア部10へ送られ、信号VDO
としてリーダ部1へ送られる。
【0096】リーダ部1へ入力された信号VDOは、外部I
/F・切替回路119によって、Y信号生成・色検出回
路113へ入力される。Y信号生成・色検出回路113
の出力は、前述したような処理を施された後、プリンタ
部2へ送られて記録紙上に画像が形成される。また、記
憶部5aには画像情報の他に、PDSデータなども書込む
ことができる。その場合、PDLデータなどはSCSIコント
ローラ519を介してデュアルポートメモリ515へ転
送され、さらにコア部10へ転送された後、フォーマッ
タ部8およびファクシミリ部4に送られる。
【0097】次に、記憶部5a内のデータをファクシミ
リ送信する場合の動作を説明する。まず、記憶部5aか
ら所望するデータの先頭部分を読出す。そこには、その
データの形態が書込まれていて、そのデータがLIPS II,
LIPS III,PSなどのPDLデータであるか、または画像情報
であるかを判断することができる。そして、第1実施例
で説明したように、バッファアップメモリ417には通
信相手の展開能力などが記録されているので、入力され
た電話番号に基づいて通信相手の展開能力を判断する。
もし、通信相手に読出したPDLデータを展開する能力が
ない場合は、ファイル部5からフォーマッタ部8へPDL
データを転送して画像情報に展開した後、展開した画像
情報をファクシミリ部4で送信する。
【0098】また、通信相手に読出したPDLデータの展
開能力がある場合は、バックアップメモリ417に電話
場号に対応させて記録された通信回線の状態を調べ、そ
の状態によって、PDLデータの送信が不可能と判断した
場合は、PDLデータを画像情報に展開してから送信を実
行する。送信手順の詳細は第1実施例と同様であり、そ
の説明は省略する。
【0099】送信が完了すると、バックアップメモリ4
17にはそのときの通信回線の状態などが記憶される
が、その情報をファイル部5へ転送して、記憶部5aに
書込むこともできる。こうすれば、他のシステムでファ
クシミリ送信する場合に、相手先の展開能力や通信回線
の状態などの情報がなくても、記憶部5aからこれらの
情報を読出すことにより、同様の制御を実現できる。
【0100】以上説明したように、本実施例によれば、
通信相手にPDLデータの展開能力があればPDLデータを伝
送するので、短時間で高画質な画像転送を実現すること
ができる。また、通信回線の状態が悪くてPDLデータを
送信すると通信時間がかかり過ぎるような場合は、PDL
データを展開した画像情報を通常の方法で伝送すること
ができる。さらに、ファイル部5に接続された記憶部5
aに蓄積された画像情報も伝送することができる。
【0101】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、一つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適用できることはいうまでもない。
【0102】
【発明の効果】以上、本発明によれば、相手先から受信
したページ記述言語情報の展開能力と、伝送に使用する
回線の状態とに応じて、ページ記述言語で表された画像
情報または該画像情報を展開して送信する画像通信装置
を提供でき、例えば、PDLデータを展開せずに送信する
ので、解像度を低下させず、通信時間,通信コストも低
減できる効果がある。さらに、回線の状態が悪い場合
は、PDLデータを展開して送信するので、エラーによる
再送でかえって通信時間がかかってしまうことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる一実施例の画像処理システムの
構成例を示すブロック図である。
【図2】図1のリーダ部およびプリンタ部の構成例を示
す概観図である。
【図3】図1のリーダ部の信号処理構成例を示すブロッ
ク図である。
【図4】図1のコア部の詳細な構成例を示すブロック図
である。
【図5】図1のファクシミリ部の詳細な構成例を示すブ
ロック図である。
【図6】図1のコンピュータインタフェイス部の構成例
を示すブロック図である。
【図7】図1のフォーマッタ部の構成例を示すブロック
図である。
【図8】図1のイメージメモリ部の構成例を示すブロッ
ク図である。
【図9】CCITTの勧告T.30に従ったファクシミリ呼の手
順を示す図である。
【図10】本実施例の発呼側の動作例を示すフローチャ
ートである。
【図11】本実施例の被呼側の動作例を示すフローチャ
ートである。
【図12】本実施例のNSFおよびNSSのFIFの一例を示す
図である。
【図13】図1のファイル部5の詳細な構成例を示す図
である。
【符号の説明】
1 リーダ部 2 プリンタ部 3 機能拡張部 4 ファクシミリ部 5 ファイル部 6 マンマシンインタフェイス部 7 コンピュータインタフェイス部 8 フォーマッタ部 9 イメージメモリ部 10 コア部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CCITT勧告によって定められた通信機能
    を備えた画像通信装置であって、 ページ記述言語で表された画像情報を入力する入力手段
    と、 前記入力手段によって入力された画像情報を展開する展
    開手段と、 画像情報を所定の手順で送信する伝送手段とを備え、 前記伝送手段は、画像情報の伝送に先立って相手先から
    受信したページ記述言語情報の展開能力と、伝送に使用
    する回線の状態とに応じて、前記入力手段によって入力
    された画像情報または前記展開手段で展開された画像情
    報の何れかを送信することを特徴とする画像通信装置。
  2. 【請求項2】 前記伝送手段は、 画像情報の送信終了後、相手先情報に対応して該相手先
    が備えるページ記述言語情報の展開能力および送信に使
    用した回線の状態を記憶する記憶部を備え、 前記相手先へ再び画像情報を送信しようとする場合は、
    前記記憶部に記憶された該相手先に対応する情報と、伝
    送に使用する回線の状態とに応じて、前記入力手段によ
    って入力された画像情報または前記展開手段で展開され
    た画像情報の何れかを送信することを特徴とする請求項
    1記載の画像通信装置。
  3. 【請求項3】 CCITT勧告によって定められた通信機能
    を備えた画像通信装置であって、 画像情報を所定の手順で受信する伝送手段と、 前記伝送手段によって受信されたページ記述言語で表さ
    れた画像情報を展開する展開手段とを備え、 前記伝送手段は画像情報の受信に先立って前記展開手段
    のページ記述言語情報の展開能力を相手先に送信するこ
    とを特徴とする画像通信装置。
JP5241048A 1993-09-28 1993-09-28 画像通信装置 Withdrawn JPH0799554A (ja)

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JP5241048A JPH0799554A (ja) 1993-09-28 1993-09-28 画像通信装置

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JPH0799554A true JPH0799554A (ja) 1995-04-11

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ID=17068538

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JP5241048A Withdrawn JPH0799554A (ja) 1993-09-28 1993-09-28 画像通信装置

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