JPH089248A - 画像入力装置 - Google Patents

画像入力装置

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JPH089248A
JPH089248A JP6155323A JP15532394A JPH089248A JP H089248 A JPH089248 A JP H089248A JP 6155323 A JP6155323 A JP 6155323A JP 15532394 A JP15532394 A JP 15532394A JP H089248 A JPH089248 A JP H089248A
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JP6155323A
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Shunichi Haga
俊一 芳賀
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Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 書画原稿或いはフィルム原稿を撮像する画像
入力装置において、書画原稿とフィルム原稿の画像入力
を簡易に切り替え可能とする。 【構成】 書画原稿或いはフィルム原稿の像を撮像する
画像入力装置において、前記書画原稿を載置するための
原稿台(1)と、前記原稿台に連結された第1の支持腕
(25)と、前記原稿台の前記書画原稿の撮像範囲外の
場所に或いは前記第1の支持腕に装着され前記フィルム
原稿を支持するためのフィルムホルダ(17)と、前記
第1の支持腕に回動可能に連結された第2の支持腕(1
9)と、前記第2の支持腕に接続された撮像手段(3)
と、を設け、前記書画原稿を撮像する場合は、前記撮像
手段を回動により第1の所定の距離で前記原稿台に正対
固定し、前記フィルム原稿を撮像する場合は、前記撮像
手段を回動により第2の所定の距離で前記フィルムホル
ダに正対固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿台に設置された書
画原稿或いはフィルム原稿の像を撮像してその画像信号
を生成する画像入力装置に関し、特に書画原稿とフィル
ム原稿の画像入力を簡易に切り替え可能にする技術に関
する。
【0002】
【従来の技術】会議用資料をスクリーン等に投影する装
置として、オーバーヘッドプロジェクター(OHP)が
多く使用されてきた。最近では、透明な原稿だけでなく
不透明な書画原稿も撮像操作によってモニタテレビジョ
ンやスクリーンに表示できる画像入力装置も開発されて
きている。また、書画原稿の他、スライドやフィルム等
も同じ装置に設置し、書画原稿の入力と切り替えてモニ
タテレビジョンやスクリーンに表示する装置は、さらに
用途が広くなり多くの需要が期待される。
【0003】従来、書画原稿とフィルム原稿の撮像を共
用する画像入力装置は、原稿台に載置した書画原稿を撮
像する主光路に対し、別の位置に設置したフィルム原稿
を撮像する光学系を光路変換ミラー等で切り換え、主光
路に導入する構成であった。このとき、コンバージョン
レンズ等を用いてフィルム原稿を撮像するのに適した距
離に設定することが必要であった。実開昭63−822
34号の「投影機」では、上述したコンバージョンレン
ズを付加して光学系を切り換える典型的な構成が示され
ている。
【0004】また、原稿台の裏面から照明する透過原稿
台を書画原稿およびフィルム原稿の載置台として併用す
る装置もある。このような装置では、一般的にフィルム
原稿を撮像する場合は、高倍率のズームレンズによって
直接撮像する構造になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のごと
き従来の技術に於いては、光路変換ミラーやコンバージ
ョンレンズ等が必要となり、装置が複雑で高価になると
いう問題点があった。一方、透過原稿用の照明を有する
原稿台を併用する方式では、マクロからワイドまでの高
倍率のズームレンズを必要とし、レンズの性能要求(焦
点移動等)が厳しくなり高価で大きくなるという問題点
があった。さらに、撮像範囲以外からの照明光の影響に
よって画像が劣化、フィルムの保持や位置決めが容易で
ない(特にストリップフィルムのコマ切り換え時)、ま
た書画原稿入力とフィルム原稿入力の切り換えが面倒と
いう問題点があった。
【0006】そこで、本発明はこのような従来の問題点
に鑑みてなされたもので、書画原稿或いはフィルム原稿
を撮像してその画像信号を生成する画像入力装置におい
て、書画原稿とフィルム原稿の画像入力を簡易に切り替
えられるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明によれば、書画原稿およびフィルム原稿が同
時に設置可能でありそれらのどちらか一方の像を撮像し
てその画像信号を生成するための画像入力装置におい
て、前記書画原稿を載置するための原稿台(1)と、前
記原稿台に連結された第1の支持腕(25)と、前記原
稿台の前記書画原稿の撮像範囲外の場所に或いは前記第
1の支持腕に装着され前記フィルム原稿を支持するため
のフィルムホルダ(17)と、前記第1の支持腕に移動
可能に連結された第2の支持腕(19)と、前記第2の
支持腕に接続された撮像手段(3)と、を設け、前記書
画原稿を撮像する場合は、前記撮像手段は前記第2の支
持腕の移動により前記原稿台に対面すると共に該原稿台
からの距離が第1の所定の距離になるように設定し、前
記フィルム原稿を撮像する場合は、前記撮像手段は前記
第2の支持腕の移動により前記フィルムホルダに対面す
ると共に該フィルムホルダからの距離が第2の所定の距
離になるように設定する(図1、図2、図5)。
【0008】前記画像入力装置は、前記フィルム原稿を
裏面より照明するためのフィルム原稿照明手段をさらに
備えると画質の向上に効果的である。この場合、前記書
画原稿を照明するための書画原稿照明手段をさらに備
え、前記第2の支持腕の移動によって前記書画原稿照明
手段および前記フィルム原稿照明手段のそれぞれの点灯
/消灯を制御すれば、撮像時の操作性が向上する。ま
た、前記第2の支持腕の移動によって前記撮像手段が前
記書画原稿或いは前記フィルム原稿に対面した後にそれ
ぞれの原稿を撮像するための適正なパラメータを手動或
いは自動で設定するための原稿入力モード設定手段をさ
らに備えることによって、撮像時の操作性がより一層向
上する(図3)。
【0009】前記画像入力装置において、前記第2の支
持腕の先端付近に角度調整可能に装着され、かつ未使用
時に収納可能である前記撮像手段による撮像映像を表示
するモニタ手段をさらに設けることは、撮像が正しく行
われていることの確認に有効である(図4)。
【0010】
【作用】上記構成においては、書画原稿を撮像する場
合、撮像手段を第2の支持腕の回動によって原稿台上に
載置された書画原稿に対面するように設置する。このと
き、書画原稿から撮像手段までの距離は第1の所定の距
離に保たれる。この距離は、書画原稿のサイズを撮像す
るのに最も適した距離が予め選択されている。一方、フ
ィルム原稿は撮像範囲外にあるフィルムホルダに設置さ
れており、このフィルム原稿を撮像する場合は、前記撮
像手段を第2の支持腕の回動によりフィルム原稿に正対
するように移動する。このときフィルム原稿から撮像手
段までの距離は第2の所定の距離に保たれるが、この距
離はフィルムを近接撮像するのに最適な距離が予め選択
されている。上記のように、書画原稿とフィルム原稿の
画像入力の切り換えは、第2の支持腕を回動させるだけ
で容易に行える。従って従来の如きコンバージョンレン
ズや高倍率のズームレンズによって装置が複雑化する等
の不都合はない。また、第1および第2の所定の距離
は、原稿サイズ以外の範囲を写し込むことを避けるよう
に設定することが可能であり、その範囲からの不要な照
明光の影響によって画質が劣化することを防ぐことがで
きる。さらに、フィルム原稿は、フィルムホルダに取り
付けた状態で撮像できるので、フィルムの保持や位置決
めが容易で、特にストリップフィルムのコマ切り換えも
容易に行える。
【0011】本願発明の装置では、画質を向上させるた
め書画原稿およびフィルム原稿をそれぞれ照明する照明
手段を具備することができる。さらに、これらの照明
は、書画原稿を撮像するため第2の支持腕を書画原稿側
に移動したとき、それを照明する照明手段が点灯すると
共にフィルム原稿を照明する照明手段は消灯する。ま
た、フィルム原稿を撮像するため第2の支持腕をフィル
ム原稿側に移動したときは、それらと逆に動作する。こ
のように照明の切り換えを原稿の切り換え操作と同時に
行えることにより、操作性が向上できる。
【0012】さらに、原稿入力モード設定手段を備えた
場合、第2の支持腕の移動によって撮像手段が書画原稿
或いはフィルム原稿に対面した後にそれぞれの原稿を撮
像するための適正なパラメータが自動的に設定される。
従って、原稿を切り換えた後にその都度原稿の種類に応
じたパラメータを設定する手間を省くことができ、操作
性を一層向上することが可能となる。なお、特殊原稿に
対応するため、手動でもパラメータを設定できるフレキ
シビリティも持たせている。
【0013】上述の操作により撮像した書画原稿或いは
フィルム原稿の画像は、外部のモニタテレビジョン等に
画像表示できるが、さらに第2の支持腕の先端付近に装
着されたモニタ手段にも画像表示することができる。外
部のモニタテレビジョン等がない場合や試験的な確認に
有効である。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につき
説明する。図1は、本発明の1実施例に係わる画像入力
装置の正面図、図2は図1の画像入力装置の横断面図を
示す。本実施例は、書画原稿とフィルムを別々に設置
し、それらの原稿入力を簡単な機構にて容易に切り換え
られる画像入力装置を示している。書画原稿のサイズと
しては、B5,B4,A5,A4,A3等が使用できる
が、この他のサイズにも当然の如く適用可能である。一
方、フィルムのサイズとして35mmサイズのフィルム
等を想定しているが、この以外のサイズのフィルムにも
適用可能である。
【0015】この画像入力装置は、書画原稿を載置する
ための原稿台1、撮像部3(例えば、固体CCDビデオ
カメラ)、ズームレンズ5、書画原稿照明7,7´、お
よび前面からフィルムを容易に設置可能なフィルム入力
部より構成される。
【0016】フィルム入力部は、書画原稿の撮像範囲外
の原稿台1上に該原稿台1から所定角度θ斜め上方向き
に設けてあり、フィルム照明9(ハロゲンランプ、蛍光
灯等)、反射ミラー11、拡散板13、ホルダークラン
パー15、フィルムホルダ17から構成される。特に、
操作性の向上を考慮して、フィルムホルダ17は前面か
ら着脱が可能であると共に、装着した後でも装填したフ
ィルムが前面から容易に確認できる構成となっている。
従って、支柱25の端部に設置するようにしている。
【0017】撮像部3は支柱19に固定されているが、
支柱19はO点を支点として回転移動可能であり、その
支柱19はAの位置およびBの位置において、それぞれ
原稿台1およびフィルムホルダ17と正対して固定ダイ
アル21で固定される。Aの位置における撮像部3と原
稿台1との距離は、原稿台1に載置された書画原稿のサ
イズに合わせて原稿範囲以外からの不要な反射を除去で
きる距離(例えば、原稿のサイズと撮像範囲が一致する
距離)に設定されている。なお、原稿サイズの変更に対
してはズームレンズで調整が可能である。また、Bの位
置における撮像部3とフィルムホルダ17との距離は、
フィルムホルダ17に設置されたフィルムを撮像するの
に最適な距離に設定されており、支柱19の回転角度θ
もその距離になるように設定されている。フィルムは書
画原稿に比べて一般にサイズが小さいため、近接撮影す
る必要がある。そのため書画原稿を撮像する場合の距離
に比べて短くなるが、この近接撮影可能な距離は撮像部
3の特性により決定される。撮像部とフィルムとの距離
についてはこの近接撮影可能な距離を考慮して決定され
る。
【0018】また、フィルムホルダ17は上下に開閉
し、フィルムの各コマの位置にはフィルム有効サイズの
窓が開けてあり、フィルムを装填保持し、ホルダークラ
ンパー15に挿入後、手動で矢印方向にスライド移動で
きる。ホルダークランパー15は上下にフィルム透過光
を通す窓が開けてあり、かつフィルムホルダ17が高精
度にスライド移動し、フリーストップする押圧力で保持
するための保持機能(図示せず)を内部に有している。
ホルダークランパー15はスライドマウント等各種フィ
ルムサイズ毎に交換使用するものが別途用意されてお
り、取付け可能になっている。
【0019】上述の如く構成された画像入力装置の動作
について以下説明する。本画像入力装置では、書画原稿
とフィルムを別々に設置した状態で、入力方法を切り換
えてそれぞれ撮像する。書画原稿とフィルムの設置は、
書画原稿は原稿台1上の載置し、フィルムはフィルムホ
ルダ17内に装填しそれをホルダークランパー15内に
取付けることで行う。フィルム入力の場合、さらにフィ
ルムホルダ17をスライド移動させ、入力したいフィル
ムのコマを中央の窓に設定する。これらのフィルムの装
填および確認は全て正面から行うことができる。また、
書画原稿を入力する場合(書画入力モード)は、支柱1
9はAの位置に固定し、フィルムを入力する場合(フィ
ルム入力モード)は、支柱19はBの位置に固定して、
それぞれ撮像部3にて撮像操作を行う。
【0020】次に入力の切り換え方法について説明す
る。なお、図3に書画原稿/フィルム入力モード切り換
え時のフローチャートを示す。
【0021】書画入力モードからフィルム入力モードに
切り換える場合、クランプダイアル21を緩め支柱19
を撮像部3と共にAの位置からBの位置へ回転移動さ
せ、移動後クランプダイアル21で再び固定する。この
とき、回転支柱19には、A位置とB位置に回転を制限
する機構と、A,B各位置の位置検出スイッチ(図示せ
ず)が設けてある。
【0022】支柱19をBの位置へ回転移動させると、
位置検出スイッチの信号により書画原稿照明7,7´が
OFFしフィルム照明9がONとなる。この回転移動後
フィルム入力モードの設定動作を開始する。フィルム入
力モードの設定は、ネガ/ポジの設定、ホワイトバラン
スの設定、γ設定、絞り設定、ズーム倍率設定により行
う。なお、これらの設定は自動モードを選択しておけ
ば、自動的に行うことも可能である。以上の入力モード
の設定を行った後、フィルムの入力を行う。この画像信
号は、外部のモニタテレビジョン等に画像表示すること
ができる。
【0023】一方、フィルム入力モードから書画入力モ
ードに切り換える場合は、前述した操作を逆の手段で撮
像部3をAの位置に回転移動させる。位置検出スイッチ
の信号によりフィルム照明9がOFFし書画原稿照明
7,7´がONとなる。この回転移動後書画入力モード
の設定動作を開始する。一度設定した入力モードは、メ
モリに記憶させることが可能であり、以前の設定データ
と同じでよい場合はメモリからそのデータを呼び出し再
設定することができる。また、手動又は自動でホワイト
バランスの設定、γ設定、絞り設定、ズーム倍率設定を
行うことも可能である。入力モード設定後は、フィルム
入力の場合と同様に入力および画像信号を出力表示を行
う。
【0024】以上示したように、本画像入力装置は、撮
像部を回転移動するだけで、書画入力とフィルム入力の
手段を極めて容易に切り換えることができる。特に、書
画原稿入力時には、撮像部と書画原稿との距離は不要な
反射等の影響を受けにくい距離に設定され、フィルム入
力時には、撮像部とフィルムとの距離は近接撮影に適し
た距離に即時的に設定される。さらに、照明の切り換え
や撮像部の各種パラメータの設定も同時に切り換え可能
なので操作性が向上できる。なお、本実施例では、撮像
部の回転移動とフィルムホルダのスライド移動を手動で
行う場合について説明したが、駆動機構を追加しこれら
の操作を自動で行うようにすれば、さらに操作性が向上
した書画/フィルム併用画像入力装置が実現できる。
【0025】また、撮像部を回転移動して被撮像体を切
り換える装置では、被撮像体を設置する場所が離れ装置
が大型化すると共に操作性が悪くなることがあるが、本
発明の装置ではフィルムを設置すべき位置は、書画原稿
の撮像範囲外ではあるが原稿台1上にある。このように
構成することによって、フィルム入力部を併設した場合
でも装置が大型化することを防ぐことができる。さら
に、前面からフィルムの着脱操作をしたりフィルムを肉
眼で直接確認できるため、操作性が向上できる。
【0026】図4は、本発明の2実施例である。本画像
入力装置は、モニタテレビ23(液晶テレビ等)が支柱
19の先端に取付けられている。このモニタテレビ23
は、オペレータが最適視角にフリーストップできるよう
に回転調整可能であり、未使用時は、支柱19上に設け
た収納凹部に回転収納できる。なお、モニタテレビ23
への電源供給は、収納凹部から引き出した時にONとな
り、回転収納時はOFFとなる。
【0027】このモニタテレビ23には、書画入力或い
はフィルム入力の際にそれらの画像信号が表示される。
従って、この入力操作において、各原稿と共にほぼ同じ
角度で視認しながら、入力条件を設定(ズーミング、ト
リミング等)できるので操作性がさらに向上する。ま
た、容易に収納できるので、表示面の防塵・保護に効果
的であると共に、未使用時や運搬時に邪魔にならずに好
都合である。なお、図2および図4に示した実施例で
は、フィルムホルダを原稿台上に設置し撮像部の回転移
動の角度を所定角度θとした場合について示したが、フ
ィルムホルダは支柱25の前面に垂直或いは垂直に近い
状態で設置することも可能である。この場合、撮像部の
回転移動の角度は90度或いは90度に近い角度とな
る。
【0028】図5は、第3の実施例である。本画像入力
装置は、支柱28が原稿台1から垂直に伸びて一端が固
定されており、その支柱28には支柱29が上下に移動
可能に取り付けられている。支柱29を支柱28の所定
の位置に移動する時には、クランプダイヤル30を緩め
て支柱29を移動させその後クランプダイヤル30で再
び固定する。原稿台1の中央近傍には、フィルムホルダ
15が内装されている。フィルム原稿17を撮像しない
時はフィルムホルダ15はカバー27によって覆われて
いるが、フィルム原稿17を撮像する時はカバー27は
取り外して使用する。フィルムホルダ15の下方には拡
散板13、ハロゲンランプ9及び反射ミラー11が設け
られている。尚、図5において第1、2実施例と同じも
のについては同一符号を付している。
【0029】支柱29を支柱28に沿って移動させる際
に、書画原稿を撮影する位置Aとフィルムを撮影する位
置Bにそれぞれスイッチを設けておけば、図3で示した
ように蛍光灯の点灯などの処理を行なうことができる。
また、任意の位置に支柱29を移動したときにその位置
が認識できるように支柱28に目盛を設けてもよい。
【0030】この第3実施例の画像入力装置において
は、原稿台1の厚みが第1実施例と比べて厚くなるが支
柱29と支柱30との移動及び固定を簡易な機構で行な
うことができる。
【0031】
【発明の効果】以上のように,本発明によれば、書画入
力/フィルム入力の切り換えおよび撮像部からの距離設
定を、撮像部を回転移動させるだけで容易に行える構成
としたため、コンバージョンレンズや光路変換ミラー機
構が不要となり装置が簡易で安価になりかつ操作性が向
上するという効果がある。
【0032】また、フィルム入力部を原稿台の書画原稿
の撮像範囲外に設けたため、フィルム入力専用の最適設
計が可能となり、従来の透過原稿照明と併用する原稿台
を使用する事も可能になる。さらに、フィルム入力部を
原稿台上に設けたことによって、装置の大型化を防ぐこ
とができ、かつフィルムの着脱や確認を前面から行うこ
とができる。
【0033】モニタテレビを装備した場合は、入力条件
設定が容易になるばかりでなく、モニタをプレビューの
用途や、外部入力(ビデオ、パソコン入力等)表示や各
種上方の表示器として使用できる利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像入力装置の第1実施例の正面
図である。
【図2】図1に示す画像入力装置の横断面図である。
【図3】書画原稿/フィルム入力モード切り換え時のフ
ローチャートである。
【図4】本発明による画像入力装置の第2実施例の横断
面図である。
【図5】本発明による画像入力装置の第3実施例の横断
面図である。
【符号の説明】
1 原稿台 3 撮像部(CCDカメラ等) 5 ズームレンズ 7,7′ 書画原稿照明(蛍光灯等) 9 フィルム照明(ハロゲンランプ等) 11 反射ミラー 13 拡散板 15 ホルダークランパー 17 フィルムホルダ 19,29 支柱 21,30 固定ダイアル 23 モニタテレビ(液晶テレビ等) 25,28 支柱

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書画原稿およびフィルム原稿が同時に設
    置可能でありそれらのどちらか一方の像を撮像してその
    画像信号を生成するための画像入力装置であって、 前記書画原稿を載置するための原稿台と、 前記原稿台に連結された第1の支持腕と、 前記原稿台の前記書画原稿の撮像範囲外の場所に或いは
    前記第1の支持腕に装着され前記フィルム原稿を支持す
    るためのフィルムホルダと、 前記第1の支持腕に移動可能に連結された第2の支持腕
    と、 前記第2の支持腕に取り付けられた撮像手段と、 を具備し、 前記書画原稿を撮像する場合は、前記撮像手段は前記第
    2の支持腕の移動により前記原稿台に対面すると共に該
    原稿台からの距離が第1の所定の距離になるように設定
    され、 前記フィルム原稿を撮像する場合は、前記撮像手段は前
    記第2の支持腕の移動により前記フィルムホルダに対面
    すると共に該フィルムホルダからの距離が第2の所定の
    距離になるように設定されることを特徴とする画像入力
    装置。
  2. 【請求項2】 前記フィルム原稿を裏面より照明するた
    めのフィルム原稿照明手段をさらに具備することを特徴
    とする請求項1記載の画像入力装置。
  3. 【請求項3】 前記書画原稿を照明するための書画原稿
    照明手段を具備し、前記第2の支持腕の移動によって前
    記書画原稿照明手段および前記フィルム原稿照明手段の
    それぞれの点灯/消灯が制御されることを特徴とする請
    求項2記載の画像入力装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の支持腕の移動によって前記撮
    像手段が前記書画原稿或いは前記フィルム原稿に対面し
    た後にそれぞれの原稿を撮像するための適正なパラメー
    タを手動或いは自動で設定するための原稿入力モード設
    定手段をさらに具備することを特徴とする請求項3記載
    の画像入力装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の支持腕の先端付近に角度調整
    可能に装着され、かつ未使用時に収納可能である前記撮
    像手段による撮像映像を表示するモニタ手段をさらに具
    備することを特徴とする請求項1記載の画像入力装置。
  6. 【請求項6】 書画原稿およびフィルム原稿が同時に設
    置可能であり、それらのどちらか一方の像を撮像してそ
    の画像信号を生成するための画像入力装置であって、 前記書画原稿を載置するための原稿台と、 前記原稿台の一部に一端が固定された第1の支持腕と、 前記第1の支持腕の一端近傍に前記原稿台から所定の角
    度だけ傾いて配置され、前記フィルム原稿を支持するフ
    ィルムホルダと、 前記第1の支持腕の他端に連結され、前記原稿台と平行
    な位置から所定の角度の回動が可能な第2の支持腕と、 前記第2の支持腕に取り付けられた撮像手段と、 を具備し、 前記フィルム原稿を撮像する場合は、前記撮像手段は前
    記第2の支持腕を前記所定の角度だけ回転することによ
    り前記フィルムホルダと対面することを特徴とする画像
    入力装置。
JP6155323A 1994-06-14 1994-06-14 画像入力装置 Pending JPH089248A (ja)

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