JPH0891602A - 紙処理装置 - Google Patents
紙処理装置Info
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- JPH0891602A JPH0891602A JP23556694A JP23556694A JPH0891602A JP H0891602 A JPH0891602 A JP H0891602A JP 23556694 A JP23556694 A JP 23556694A JP 23556694 A JP23556694 A JP 23556694A JP H0891602 A JPH0891602 A JP H0891602A
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Abstract
る場合の像担持体(以下、便宜上、複写用紙という)を
対象とした場合に金属が付いたままの像担持体の排除を
可能にして金属が付いたままの複写用紙が機内に残存す
ることがないようにすることが可能な紙処理装置を提供
すること。 【構成】印字済みの複写用紙Sを連続的に繰り出してそ
の紙上に有する印字画像の消去処理を実施するために用
いられる紙処理装置(1)であって、繰り出される複写
用紙(S)に金属が付いているかどうかを検知する検知
手段(5)と、検知手段(5)に電機的接続されてい
て、検知手段(5)により複写用紙(S)に金属が付い
ていることが検知された時にその複写用紙(S)を除去
するための警告を実行する警告部材(17)とを備えて
いる。これにより、金属が付いたままの複写用紙(S)
の排除が容易に行なえるので、装置本体内にその複写用
紙(S)を残存させることがない。
Description
らに詳しくは、画像転写済みの紙のうち、金属が付いて
いる紙と金属が付いていない紙合とを類別するための構
成に関する。
機やプリンタあるいはファクシミリ装置等の画像形成装
置においては、原稿に応じた潜像を感光体上に形成し、
その潜像をトナーにより可視像処理することが行なわれ
ている。可視像は、複写用紙に転写されて複写物として
得られるようになっている。ところで、複写画像が転写
された複写用紙は、複写ミスしたものが廃棄されるのが
普通であった。近年、このような紙の消費を抑えて複写
コストを低減することが要求されてきており、このた
め、複写ミスした複写用紙に有する画像中のトナーを剥
離して再度、複写用紙として利用することが提案されて
いる。また、複写ミスを生じていない複写用紙において
は、画像形成がなされていない面を新たな画像面として
再利用することも提案されている。
面と反対の面を像担持面として用いる構成としては、特
開平5ー107832号公報に記載されたものがある。
この公報記載の構成では、複写ミスを起こした複写用紙
を自動的に再給紙部に回収し、再度、画像形成部に向け
繰り出すようになっている。
に有する画像中のトナーを剥離して再度複写用紙として
利用する場合には、次のような問題があった。画像形成
された複写用紙には、例えば、クリップやステープル等
の金属を付けたままのものがある。このため、例えば、
分離部での複写用紙同士と分離機構との摩擦関係を利用
して複写用紙を一枚毎に分離する場合には、分離のため
に用いられる摩擦力が複写用紙同士を対象とした場合と
異なり、分離機構の剛性を損ねたりあるいは分離部にお
いて詰りを生じたりして適正な分離が行なえなくなる虞
れがある。従来では、このような問題を解決するため
に、例えば、実開平1ー118933号公報あるいは特
開平61ー136843号公報に示されているように、
金属を付けたままの複写用紙を検知した場合には、原稿
の給送を停止して画像形成を中止したり、あるいは給紙
部に設けた磁石によって金属が付いている複写用紙を吸
着して分離部に給送しないようにすることが提案されて
いる。
単に、金属が付いた複写用紙を検知した時点で画像形成
あるいは給紙を中断するだけであるので、金属が付いた
複写用紙がそのまま機内に残っていることになる。この
状態を知らないで画像形成あるいは給紙を再開してしま
うと、再度、金属が付いたままの複写用紙が給送された
場合に、その複写用紙の分離が行なえなくなる危険があ
る。
おける問題に鑑み、一枚毎に分離されて繰り出される複
写用紙を対象とした場合に金属が付いたままの複写用紙
の排除を可能にして金属が付いたままの複写用紙が機内
に残存することがないようにすることが可能な紙処理装
置を提供することにある。
め、請求項1記載の発明は、画像転写済みの紙を連続的
に繰り出してその紙上に有する画像の消去処理を実施す
るために用いられる紙処理装置であって、繰り出される
複写用紙に金属が付いているかどうかを検知する検知手
段と、上記検知手段に電気的接続されていて、検知手段
により複写用紙に金属が付いていることが検知された時
にその複写用紙を除去するための警告を実行する警告部
材と、を備えていることを特徴としている。
を連続的に繰り出してその紙上に有する画像の消去処理
を実施するために用いられる紙処理装置であって、上記
紙を載置可能な給紙台と、上記給紙台から繰り出される
上記複写用紙の繰り出し方における上記給紙台の前方側
に位置し、複写用紙の繰り出しを禁止する位置と繰り出
しを許容する位置とに変位可能なゲート部材と、上記複
写用紙の繰り出し方向における上記給紙台よりも前方に
配置され、繰り出された複写用紙に付いている金属を検
出する検知手段と、上記装置本体に対し挿脱可能に設け
られていて、上記紙を収容可能な紙載置台と、上記装置
本体の操作部に設けられていて、金属が付いている複写
用紙の取り出しを指示する警告部と、入力側に上記検知
手段が、出力側に上記警告部がそれぞれ接続されている
制御部とを備え、上記制御部は上記複写用紙に金属が着
いていることが上記検知手段により検知されたとき、上
記警告手段に対し、その複写用紙の取り出しを促す信号
を出力することを特徴としている。
を連続的に繰り出してその紙上に有する画像の消去処理
を実施するために用いられる紙処理装置であって、上記
紙を載置可能な給紙台と、上記給紙台から繰り出される
複写用紙の繰り出し方向における上記給紙台の前方に配
置され、繰り出された複写用紙に付いている金属を検出
する検知手段と、上記複写用紙の繰り出し方向における
上記検知手段の前方にて分岐し、上記金属が付いていな
い複写用紙を通過させる第1の搬送路および上記金属が
付いている複写用紙を通過させる第2の搬送路と、上記
第1および第2の搬送路の分岐位置に設けられ、上記複
写用紙を各搬送路のうちの何れかに導入可能な位置に変
位可能なゲート部材と、上記検知手段が入力側に、そし
て上記ゲート部材が出力側にそれぞれ接続されている制
御部とを備え、上記制御部は、検知手段からの検知結果
に応じて上記複写用紙の搬送路を選択すべく上記ゲート
部材を位置決めすることを特徴としている。
を連続的に繰り出してその紙上に有する画像の消去処理
を実施するために用いられる紙処理装置であって、上記
紙を載置可能な給紙台と、上記給紙台から繰り出される
複写用紙の繰り出し方向における上記給紙台の前方に配
置され、上記給紙台から繰り出された上記複写用紙を載
置可能な載置台と、上記載置台における上記複写用紙の
繰り出し方向後方部に対向して設けられ、上記載置台上
に繰り出された複写用紙の後端を検知する後端検知手段
と、上記載置台の上部に位置し、上記複写用紙の繰り出
し方向に沿って往復動可能な磁性体と、上記複写用紙の
繰り出し方向における上記載置台の前方に位置し、金属
の付いていない複写用紙を通過させる第1の搬送路およ
び金属の付いている複写用紙を通過させる第2の搬送路
と、上記第1、第2の搬送路の分岐位置に配置され、上
記複写用紙を各搬送路のうちの何れかに導入可能な位置
に変位可能なゲート部材と、上記後端検知手段が入力側
に、そして上記ゲート部材が出力側にそれぞれ接続され
ている制御部とを備え、上記制御部は、載置台上に位置
する複写用紙が上記磁性体による磁気的吸着によって後
端位置を変化させたことを後端検知手段により検知した
時には、上記第2の搬送路に向け上記複写用紙を搬送す
べく上記ゲート部材を位置決めすることを特徴としてい
る。
像転写済みの紙が検知された場合には、この紙の排除が
促される。請求項2記載の発明では、金属が付いている
紙が検知された場合には、ゲート部材により後続の紙の
繰り出しが中断され、繰り出された状態で金属が付いた
ままの紙が排除される。請求項3および4記載の発明で
は、金属が付いたままの紙が検知された場合には、その
紙が、金属の付いていない紙と搬送経路を異ならせて排
除される。
する。
施例を説明するための模式図である。図1において、紙
処理装置1は、複写機に用いられる複写用紙Sを対象と
し、この複写用紙Sを載置可能な給紙台2を備えてい
る。本実施例では、給紙台2が、同一サイズの複写用紙
Sを対象として、一枚ずつ挿入される箇所として設置さ
れており、挿入された複写用紙Sを後述するゲート部材
3に向け案内するためのガイド板2Aによって構成され
ている。給紙台2を構成するガイド板2Aは、図におい
て左下に位置する紙載置台5に向け傾斜した状態に形成
され、挿入された複写用紙Sが自重により滑落できるよ
うになっている。
タリーソレノイド等の駆動部材によって駆動される揺動
部材で構成されており、その揺動端が、給紙台2からの
複写用紙Sの繰り出しを許容する位置(図中、実線で示
す位置)と禁止する位置(図中、二点鎖線で示す位置)
とに変位することができるようになっている。ゲート部
材3は、通常状態に相当する初期態位が、複写用紙Sを
繰り出し可能な位置(図中、実線で示す位置)に揺動端
を位置させた状態とされている。
向)におけるゲート部材3の前方には、給紙台2の傾斜
方向の延長線上に位置するガイド部材4が設置されてお
り、このガイド部材4によって構成される複写用紙Sの
搬送路中には、金属検知手段5が配置されている。金属
検知手段5は、複写用紙Sの搬送路の周囲を囲繞する絶
縁性電線からなるインダクタンスループによって構成さ
れており、このループ内に高周波電流が流されるように
なっている。これにより、金属がループ内を通過する
と、ループでのインダクタンスが変化するので、金属の
有無を検知することができる。
の繰り出し方向における給紙台2の前方で、かつ、下方
に相当する位置には紙載置台6が設けられている。紙載
置台6は、装置本体1Aに対して挿脱可能に設けられた
トレイ部材であり、給紙台2から繰り出されてくる複写
用紙Sの繰り出し方向と直角な方向に相当する複写用紙
Sの幅方向両端および繰り出し方向後方端に、複写用紙
Sの端縁を揃えるためのジョガー7、8を隣接させて備
えている。ジョガー7、8は、図2に示すように、複写
用紙Sの幅方向両端および複写用紙Sの繰り出し方向に
沿って摺動可能に設けられており、その摺動量は、複写
用紙Sの幅方向端縁の位置を検出する幅センサ9および
繰り出し方向後方端の位置を検出する後方センサ10に
よって各端縁が検出されるまでの期間に移動できる量に
設定されている。このような複写用紙Sの端縁を揃える
際に複写用紙Sの有無を検知するため紙検知センサ6A
が紙載置台6における複写用紙Sの幅方向中央に配置さ
れている。
方向前方に相当する位置には、紙ストッパ11が、そし
て、この紙ストッパ11の近傍に位置する紙載置台6の
下部には給送部材12がそれぞれ設けられている。紙ス
トッパ11は、装置本体の不動部によって基部を支持さ
れた揺動部材であり、紙載置台6上に位置する複写用紙
Sの先端を衝止する位置と衝止を解除する位置とに揺動
端が変位できるようになっている。この紙ストッパ11
は、紙載置台6上に位置する複写用紙Sの先端の衝止を
解除できる状態が初期状態とされている。
のコロによって構成され、円弧部を複写用紙Sの下面に
当接させながら図示矢印方向に回転することにより複写
用紙Sを図示されないトナー剥離処理部に向け繰り出す
ことができるようになっている。
ある時の紙載置台6の下方には、装置本体1A内に挿入
されて紙ストッパ11と対向する位置に紙載置台6の先
端があることを検知するためのセットセンサ13が配置
されている。
台5の前方には、図示されないトナー剥離処理部に向け
複写用紙Sを給送する一対の給送コロ14が配置されて
いる。
によって揺動端の位置が決められるようになっている。
制御部15は、図3に示すように、マイクロコンピュー
タによって主要部が構成されており、図示されれないイ
ンターフェースを介した入力側には、金属検知手段5、
紙検知センサ6A、幅センサ9、後方センサ10、セッ
トセンサ13および紙挿入検知センサ16が接続され、
出力側には、ゲート部材3、紙ストッパ11、給送部材
12、給送コロ14および後述する表示部17が接続さ
れている。なお、紙挿入検知センサ16は、ガイド部材
4の上方で金属検知手段5よりも給紙台2側に設けられ
ていて、複写用紙Sの挿入を検知する。
警告ランプ17Aおよび17Bを備えており、一方の警
告ランプ17Aでは、図4(B)に示すように、複写用
紙Sの挿入を禁止することを意味する「挿入禁止」とい
う表示が可能であり、また他方の警告ランプ17Bで
は、紙載置台6を引出して金属が付いた複写用紙Sの排
除を促すことを意味する「トレイを引出して下さい」と
いう表示ができるようになっている。
れる複写用紙Sに対し、金属検知手段5によって金属が
付いたままの複写用紙Sが挿入されたことを検知された
場合、複写用紙Sの繰り出しが行なえなくなる位置にゲ
ート部材3の揺動端を位置決めするように、駆動部材で
あるソレノイドへの駆動信号を出力するとともに、表示
部17における警告ランプ17A、17Bを点灯させる
信号を出力する。制御部15では、ゲート部材3による
複写用紙Sの繰り出し禁止の状態が維持されている時、
警告ランプ17A、17Bの点灯により、紙載置台6が
引出されて複写用紙Sが排除された後に紙載置台6が装
置本体1A内に挿入されると、複写用紙Sの載置が可能
な状態が設定されたことをセットセンサ13からの検知
信号によって判断した場合にゲート部材3を初期態位に
復帰させる。また、この場合には、警告ランプ17A、
17Bへの点灯信号も出力停止され、各ランプが消灯す
る。制御部15でのさらなる機能の一つとして、紙載置
台6上に連続的に繰り出されてくる複写用紙Sの幅方向
両端および繰り出し方向後方端の各端縁を揃える処理が
ある。この処理は、紙載置台6上に繰り出された複写用
紙Sが所定数に達した時点で実行されるようになってい
る。このため、複写用紙Sの総数が紙挿入検知センサ1
6によって計数され、その総数から金属検知手段5によ
って金属が付いた複写用紙Sを検知した回数を減算し、
その減算後の枚数が所定値に達した時点で各ジョガー
7、8を駆動するようになっている。
制御部15の動作を説明するためのフローチャートであ
る。同図において、制御部15では、紙処理装置1の電
源スイッチ(図示されず)が投入されると、プログラム
の初期化処理が実行される。初期化処理は、図6に示す
ように、ゲート部材3、紙載置台6および紙ストッパ1
1がいずれも初期状態にあるかどうかを判別することに
よって実行される。初期状態にない部材があれば、その
原因を自己診断した上で、診断により機構的な故障等が
あれば警告表示を行ない、このような警告表示に該当し
ない場合には、各部材を初期状態に復帰させる。装置の
初期化処理が終了すると、複写用紙Sが一枚毎、給紙台
2上に挿入される。紙挿入検知センサ16によって複写
用紙Sが挿入されたかどうかが判別され、挿入された場
合には、給紙台2上を滑落する複写用紙Sが金属検知手
段5により金属の有無を検知され、挿入された複写用紙
Sに金属が付いているかどうかが判別される。金属検知
により金属が付いていないと判断された場合には、ゲー
ト部材3が初期状態のままであるので、複写用紙Sが紙
載置台6上に向け滑落し、その繰り出し方向先端が初期
状態にある紙ストッパ11によって衝止される。
あることが判断された場合には、表示部17の警告ラン
プ17A、17Bが点灯し、かつ、ゲート部材3が初期
状態から複写用紙Sの繰り出しを禁止する状態に設定さ
れる。これにより、金属検知が行なわれた複写用紙Sは
紙載置台6上に繰り出されるものの、後続の複写用紙S
の繰り出しが阻止される。表示部17の警告ランプ17
A、17Bの点灯によりオペレータは、紙載置台6を装
置本体1Aから外部に引出し、繰り出された複写用紙S
のうち、金属が付いたままの複写用紙Sを排除すること
ができる。金属が付いたままの複写用紙Sを排除した
後、紙載置台6が再度装置本体1A内に挿入されると、
この状態がセットセンサ13により検知されるので、制
御部15では、セットセンサ13からの検知信号により
紙載置台6が金属の付いていない複写用紙Sをトナー剥
離処理部に向け繰り出せる位置にセットされているかど
うかを判別する。
にセットされていると判断されると、制御部15では、
紙載置台6上での複写用紙Sの有無を紙検知サンセ6A
からの信号によって判別する。紙検知センサ6Aからの
信号によりセット位置にある紙載置台6上に複写用紙S
がある場合には、紙載置台6上に繰り出された複写用紙
Sの数量を判別し、所定枚数に達している時には、ジョ
ガー7、8による複写用紙Sの端縁揃え(図中では、紙
揃え処理と称する)が実行される。
部17における警告ランプ17A、17Bが消灯される
とともに、ゲート部材3が初期状態に復帰して複写用紙
Sの再挿入を可能にする。
写用紙Sが挿入された場合には、後続の複写用紙Sの挿
入を禁止した状態でその複写用紙Sの排除が行なえるの
で、金属が付いたままの複写用紙Sを排除しない状態で
過って後続の複写用紙Sを挿入するような事態を確実に
防止することができる。
の複写用紙Sを一枚毎挿入することを前提としたが、異
種サイズを混入した状態で挿入することも可能である。
図7は、この場合の装置の構成を示しており、図1に示
した構成と異なる点は、紙載置台6を複数設置し、か
つ、各紙載置台への複写用紙Sの繰り出し経路を分岐さ
せ、選択されたサイズの複写用紙Sを繰り出す方向を決
める分岐爪を設けた点である。図7において、複写用紙
Sの繰り出し方向における金属検知手段5の前方には、
第1、第2の繰り出し経路が分岐して設けられている。
第1の繰り出し経路は、図1に示した紙載置台6に向か
う経路であり、第2の繰り出し経路は、紙載置台6の上
方に配置された異種サイズ用紙載置台6Bに向かう経路
である。これら第1、第2の繰り出し経路の分岐位置に
は、分岐爪18が配置されている。分岐爪18は、揺動
部材で構成され、第1、第2の各繰り出し経路への複写
用紙Sの導入方向を選択するようになっている。異種サ
イズ用紙載置台6Bは、紙載置台6と同じように、装置
本体1Aに対して挿脱可能に設けられ、かつ、図示しな
いが、紙検知センサおよび紙載置台6Bの挿入状態を検
知するためのセットセンサがそれぞれ設けられている。
センサ16によって行なわれる。紙挿入検知センサ16
は、一例として、挿入される複写用紙Sの向き、つま
り、長手方向が同じである場合を前提とすると、挿入さ
れる長手方向先端と後端との検知時間によってサイズ検
知を行なうようになっている。この検知信号は、制御部
15に出力される。
に、図1に示した各部材に加え、表示部17が設けられ
ている操作部に有する紙サイズ選択スイッチ19(図4
参照)が接続され、出力側には図1に示した各部材に加
え、分岐爪18が図示しない駆動部を介して接続されて
いる。
9からの信号に応じて分岐爪18の態位を設定するよう
になっている。このような紙サイズの選択は、印字済み
の複写用紙Sの種々サイズのなかから再利用しようとす
る紙を選択する際の利便性を確保するためであり、例え
ば、A4版、B5版等のうちから選択されるようになっ
ている。
の選択モードに応じた複写用紙Sの繰り出し経路を設定
し、その繰り出し経路末端に位置する紙載置台に向け複
写用紙Sの移動を可能にする。給紙台2から挿入された
複写用紙Sは、その移動途中において金属検知手段5に
より金属が付いているかどうかを検知された上で分岐爪
18による繰り出し経路に移動するので、図1に示した
実施例と同様に、紙載置台に載置された複写用紙Sのう
ち、金属が付いたままのものは紙載置台6Bから排除さ
れることになる。
置の第2実施例について説明する。なお、図9におい
て、図1に示したものと同じ構成部品については同符号
とし、その詳細な説明は省く。図9において、複写用紙
Sの繰り出し方向(図示矢印方向)における給紙台2の
前方の上部には、積載された複写用紙Sの最上位のもの
を繰り出し呼出コロ20が設けられ、さらに、この呼出
コロ20の前方には、一対のローラで構成されている分
離ローラ21が配置されている。分離ローラ21は、複
写用紙Sの繰り出し路をはさんで下方に位置するローラ
が複写用紙Sを給紙台2側に戻す方向に回転できるよう
になっている。これにより、下方に位置するローラと複
写用紙同士との間の摩擦係数を異ならせて、下方に位置
するローラに接触している複写用紙が給紙台2側に戻さ
れるようになっている。この結果、重なっている複写用
紙Sの一枚のみの繰り出しが行なえる。一枚のみ繰り出
された複写用紙Sは、分離ローラ21の前方に位置する
繰り出し検知センサ22によって検知されるようになっ
ている。このような分離後の複写用紙Sの検知は、紙詰
り等の異常搬送を検知するために実施される。金属検知
手段5を複写用紙Sが通過した位置には、給送路23が
設けられている。この給送路23は、その延長方向の長
さが複写用紙Sの繰り出し方向での長さ以上に設定され
た一対のガイド部材23A、23Bによって構成されて
いる。これにより、複写用紙Sの繰り出し方向後端側で
金属が検知された場合においても、その複写用紙Sを給
送路23内に位置させることができる。給送路23にお
ける複写用紙Sの繰り出し方向前方には、この給送路2
3がそのまま延長されて構成されている第1の搬送路2
4と給送路23の一部から分岐する第2の搬送路25と
が設けられている。第1の搬送路24は、金属が付いて
いない複写用紙Sを移動させるために設けられ、また第
2の搬送路25は金属が付いた複写用紙Sを移動させる
ために設けられている。第1、第2の搬送路24、25
の分岐位置は、上記給送路23上で移動する複写用紙S
の後端において金属が検知されたときにその先端が未だ
到達しない位置に決められており、その位置には、揺動
爪からなる分岐爪26が設けられている。この分岐爪2
6は、後述する制御部からの指令に基づき、金属の有無
に応じて複写用紙Sの移動方向を切り換えるようになっ
ている。分岐爪26は、第1の搬送路24へ複写用紙S
を繰り出すことができる状態を初期状態として設定され
ている。
搬送路24における分岐爪26の前方には、繰り出し方
向に沿ってトナー溶解部27、トナー剥離部28、紙乾
燥部29および排紙トレイ30がそれぞれ配置されてい
る。トナー溶解部27は、タンク27A内に収容されて
いるトナー溶解用溶剤中に一部を浸漬させているローラ
と、このローラに当接することにより複写用紙Sを繰り
出し方向に挟持搬送するローラとからなる塗付ローラ対
27Bとで構成されている。ローラ対のうち、タンク2
8A側と反対側に位置するローラの内部には加熱手段が
設けられ、複写用紙Sを加熱できるようになっている。
トナー剥離部28は、複写用紙Sの移動路をはさんで上
方に位置するローラ28Aおよび転写ベルト28Bと、
転写ベルト28Bの一部に当接しているブラシ部材28
Cとを備えている。転写ベルト28Bは、複写用紙Sの
移動路をはさんでトナー溶解部27における溶剤中に一
部を浸漬しているローラと同じ側(図では下方)に対応
して配置され、ローラ28Aと協働して複写用紙Sを繰
り出し方向に移動させることができるようになってい
る。これにより、トナー溶解部27において融解状態に
された複写用紙S上のトナーが転写ベルト28Bにより
掻き取られる。転写ベルト28Bは、複数のプーリに掛
け回されており、そのプーリの一つがローラ28Aに対
向して複写用紙Sを挟持搬送することができるようにな
っている。ブラシ部材28Cは、転写ベルト28Bに当
接することができるものであって、転写ベルト28Bの
移動方向における複写用紙Sとの接触位置の後方に位置
するプーリに対向させて配置され、転写ベルト28B上
に転移したトナーを除去することができるようになって
いる。紙乾燥部29は、複写用紙Sを挟持搬送可能なヒ
ータローラ対29Aにより構成されている。排紙トレイ
30は、紙乾燥部29の後方に位置し、排紙コロ30A
によって挟持搬送されたトナー剥離後の複写用紙Sを収
容できるようになっている。
体1Aにおける給紙台2が設置されている側と同じ側で
給紙台2の下方に配置された回収トレイ31が搬送路末
端に設けられている。これにより、回収された金属が付
いている複写用紙Sを取り出して金属を除去した後に行
なわれる、給紙台2への挿入手順を簡略化することがで
きるようになっている。第2の搬送路25中には、複写
用紙Sの後端が通過するのを検知する後端検知センサ3
2が配置されている。この後端検知センサ32によって
複写用紙Sの後端が検知されると、第2の搬送路25へ
の複写用紙Sの移動を許容する状態に態位を設定されて
いた分岐爪26が初期状態に復帰するようになってい
る。
けるトナー溶解部28の前後および第2の搬送路25中
にそれぞれ配置されて複写用紙Sを挟持搬送する給送コ
ロを、そして符号34は排紙センサをそれぞれ示してい
る。
よって動作態位を設定されるようになっている。制御部
35は、図1に示した実施例と同じくマイクロコンピュ
ータによって主要部が構成されており、図10に示すよ
うに、その入力側には、金属検知手段5、紙挿入検知セ
ンサ16、紙センサ22、排紙センサ33、34が接続
され、そして出力側には、分岐爪26、トナー溶解部2
7のローラ対27B、トナー剥離部28におけるローラ
28A、転写ベルト28Bの駆動部、給送コロ33、3
4等のトナー剥離および複写用紙Sの移動に関係する部
材(便宜上、図においてはトナー剥離手段と称して纏め
て示してある)が接続されている。
金属が付いた複写用紙Sが給紙台2から挿入された場合
に分岐爪26を初期状態から複写用紙Sを第2の搬送路
25に向け移動させる状態に切り換えるようになってい
る。
載された複写用紙Sは、呼出コロ20によって繰り出さ
れ、分離ローラ21によって一枚毎金属検知手段5に対
応する。金属検知手段5により金属が付いていないこと
が検知された複写用紙Sは、給送路23上を移動してト
ナー溶解部27に達し、トナー溶解部27において高温
高圧雰囲気を設定されて溶剤によりトナーが融解され
る。次いで、トナーの融解処理後、複写用紙Sはトナー
剥離部28に移動し、転写ベルト28Bによってトナー
が掻き取られ、乾燥部29において乾燥された後、排紙
トレイ30上に排出される。一方、金属検知手段5によ
って金属の存在が検知されると、制御部35は分岐爪2
6を初期状態から複写用紙Sを第2の搬送路25に向け
移動させる向きに切り換える。第2の搬送路25に導入
された複写用紙Sは、給送コロ34によって回収トレイ
31上に排出される。排出された複写用紙Sは、金属を
取り除かれると、給紙台2に載置することができ、これ
によって、再度、金属検知手段5により検知されて第1
の搬送路24に向け移動することができ、トナーの剥離
処理を実行されることになる。
記制御部35の動作を説明するためのフローチャートで
あり、同図において、給紙台2上の複写用紙Sの有無が
紙挿入検知センサ16からの信号によって判別される。
給紙台2上に複写用紙Sがあることが判断されると、繰
り出された複写用紙Sが分離されて繰り出されたかどう
かが検知センサ22からの信号により判別され、繰り出
された場合には、金属検知手段5によって繰り出された
複写用紙Sに対する金属の有無が判別される。金属が検
知された場合には、分岐爪26が初期状態から第2の搬
送路25に向け複写用紙Sを移動させる状態に切り換え
られる。複写用紙Sは、分岐爪26によって第2の搬送
路25に剥け導入され、その移動方向後端が後端検知セ
ンサ34によって検知される。これにより、分岐爪26
は初期状態に復帰することができる。本実施例によれ
ば、給紙台2と同じ側に金属が付いた枚は紙Sを回収す
ることができるので、その複写用紙Sから金属を取り除
いて、再度給紙台2に載置する場合には、単に、回収部
の上方に位置する給紙台2に紙を移動させるだけですむ
ので、オペレータの操作手順を簡略化することができ
る。また、図1に示した実施例のように、警告手段を要
することなく自動的に金属の付いた複写用紙Sを排除す
ることができるので、この点からいってもオペレータの
手間を省くことができる。
置の第3実施例について説明する。なお、図12におい
て、図9に示したものと同じ構成部品については同符号
とし、その詳細な説明は省く。本実施例は、金属が付い
ている場合、その金属を磁性体によって吸引することに
よって複写用紙を浮き上がらせ、そのときの複写用紙の
後端位置が変化するのを検知して金属の有無を判別する
ようにしたことを特徴としている。図12において、複
写用紙Sの繰り出し方向(図示矢印方向)における分離
ローラ21の前方には、給送台40が配置されている。
給送台40は、複写用紙Sの幅方向両端に位置する断面
形状がZ字状のガイド部材40A、40Bによって構成
されている。ガイド部材40A、40Bは、図13に示
すように、上面に凸部41が形成され、この凸部41に
は、スキャナ42に有するローラ42Aが嵌合させられ
ている。スキャナ42における複写用紙Sと対向する面
には、磁石等の磁性体43が取付けられている。スキャ
ナ42は、複写用紙Sの繰り出し方向に往復動可能であ
り、初期位置が複写用紙Sの繰り出し方向における給紙
台2側に設定され、この位置から複写用紙Sの繰り出し
方向に移動するようになっている。このため、スキャナ
42には、複写用紙Sの繰り出し方向両端に相当する面
に図示されない駆動源に連結されたワイヤ44が固定さ
れている。これにより、スキャナ42は、初期位置から
複写用紙Sの繰り出し方向に移動することにより、金属
の有無を探索することができるようになっている。仮
に、複写用紙Sに金属が付いている場合には、図14に
示すように、その金属が磁性体44に吸引されると複写
用紙Sが持上げられて繰り出し方向に連れ動くので、複
写用紙Sの繰り出し方向の後端の位置が載置されたとき
の位置から変化する。複写用紙Sの後端位置の変化を検
知するため、給送台40における繰り出し方向後方位置
には、載置された状態での複写用紙Sの後端を検知する
ための後端ずれ検知センサ45が給送台40の下方に配
置されている。
らの信号を介して制御部46によって複写用紙Sの移動
方向を、第1の搬送路24と第2の搬送路25とのいず
れかに切り換えるようになっている。
り主要部を構成されているものであり、図15に示すよ
うに、その入力側には、図10に示した実施例の場合に
接続されている各センサに加え、後端ずれ検知センサ4
5が接続されている。制御部46の出力側には、図10
に示した実施例の場合と同様に、分岐爪26が接続され
ている。制御部46では、スキャナ42により複写用紙
Sに金属が付いている場合にスキャナ42の磁性体によ
ってその金属が吸引され、複写用紙Sの後端位置が変化
したことを検知した場合に、分岐爪26を切り換えて第
2の搬送路25への複写用紙Sの移動を許容する。な
お、図中、符号47は、給送台40の上部に位置して昇
降可能かつ回転可能な給送ローラを示しており、このロ
ーラ47は、給紙台2から繰り出された複写用紙Sが給
送台40上に導入されるタイミングを図示しない計時機
構によって判別した時点に下降して複写用紙Sを所定位
置まで給送することを助成するものである。給送ローラ
47の回転期間は、検知センサ22によって複写用紙S
の後端が検知されるまでの間に設定されている。給送ロ
ーラ47は、複写用紙Sの給送を終えると、上昇して給
送台40から離間する。
図17は、制御部46の動作を説明するためのフローチ
ャートであり、同図において、給紙台2上の複写用紙S
の有無が紙挿入検知センサ16からの信号によって判別
される。給紙台2上に複写用紙Sがあることが判断され
ると、繰り出された複写用紙Sが分離されて繰り出され
たかどうかが検知センサ22からの信号により判別さ
れ、分離されていると判断した場合には、給送ローラ4
7が下降され、繰り出された複写用紙Sが給送台40上
にて給送される。給送台40上に繰り出される複写用紙
Sの後端が検知センサ22によって検知されたかどうか
が判別され、検知された場合には、給送ローラ47が回
転を停止して給送台40から上昇離間する。給送台40
上に繰り出された複写用紙Sは、スキャナ42によって
金属の有無を検知される。つまり、スキャナ42が初期
位置から複写用紙Sの繰り出し方向に移動し、後端ずれ
検知センサ45によって複写用紙Sの後端位置が変化し
ているかどうかが判別される。
と判断された場合には、スキャナ42を初期位置に復帰
させた後、複写用紙Sをトナー剥離処理部に移行させ
る。
判断した場合には、スキャナ42を停止させ、分岐爪2
6を初期状態から複写用紙Sを第2の搬送路25に移動
させる向きに切り換え、給送ローラ47を給送台40か
ら離間させる。分岐爪26の向きを切り換えた後、給送
ローラ47を給送台40から離間させるとともに、複写
用紙Sの後端が後端検知センサ34によって検知された
時点で分岐爪26を初期位置に復帰させる。複写用紙S
は、給送コロ32によって回収トレイ31上に排出され
る。
ではなく、要旨の範囲内で種々変形することが可能であ
る。例えば、複写用紙に代えて、プリンタに用いられる
印字処理後の紙を対象とすることも可能である。
いている画像転写済みの紙が検知された場合には、この
複写用紙の排除が促されるので、機内での金属が付いた
ままの紙の残存を確実になくすことが可能になる。請求
項2記載の発明によれば、金属が付いている紙が検知さ
れた場合には、ゲート部材により後続の紙の繰り出しが
中断され、繰り出された状態で金属が付いてままの紙が
排除されるので、金属が付いたままの紙の残留をなくす
ことが可能になる。請求項3および4記載の発明によれ
ば、金属が付いたままの紙が検知された場合には、その
紙が、金属の付いていない紙と搬送経路を異ならせて排
除されるので、金属が付いたままの紙を自動的に排除す
ることが可能になる。
概略的に説明するための模式図である。
を説明するための平面図であり、(A)は端縁揃えをす
る前の状態を、(B)は端縁揃えを行なった状態をそれ
ぞれ示している。
部の構成を説明するためのブロック図である。
説明するための模式図であり、(A)は、全体構成を、
(B)は、警告ランプの内容をそれぞれ示している。
ローチャートである。
理を説明するためのフローチャートである。
である。
構成を説明するためのブロック図である。
るための模式図である。
御部の構成を説明するためのブロック図である。
のフローチャートである。
するための模式図である。
ャナの構成を説明するための斜視図である。
るための模式図である。
られる制御部の構成を説明するためのブロック図であ
る。
のフローチャートである。
のフロ−チャ−トである。
Claims (4)
- 【請求項1】画像転写済みの紙を連続的に繰り出してそ
の紙上に有する画像の消去処理を実施するために用いら
れる紙処理装置であって、 繰り出される上記紙に金属が付いているかどうかを検知
する検知手段と、 上記検知手段に電気的接続されていて、検知手段により
上記紙に金属が付いていることが検知された時にその上
記紙を除去するための警告を実行する警告部材と、を備
えていることを特徴とする紙処理装置。 - 【請求項2】画像転写済みの紙を連続的に繰り出してそ
の紙上に有する画像の消去処理を実施するために用いら
れる紙処理装置であって、 上記画像転写済みの紙を載置可能な給紙台と、 上記給紙台から繰り出される上記紙の繰り出し方におけ
る上記給紙台の前方側に位置し、上記紙の繰り出しを禁
止する位置と繰り出しを許容する位置とに変位可能なゲ
ート部材と、 上記紙の繰り出し方向における上記給紙台よりも前方に
配置され、繰り出された上記紙に付いている金属を検出
する検知手段と、 上記装置本体に対し挿脱可能に設けられていて、上記画
像転写済みの紙を収容可能な紙載置台と、 上記装置本体の操作部に設けられていて、金属が付いて
いる上記紙の取り出しを指示する警告部と、 入力側に上記検知手段が、出力側に上記警告部がそれぞ
れ接続されている制御部とを備え、 上記制御部は上記紙に金属が着いていることが上記検知
手段により検知されたとき、上記警告手段に対し、その
上記紙の取り出しを促す信号を出力することを特徴とす
る紙処理装置。 - 【請求項3】画像転写済みの紙を連続的に繰り出してそ
の紙上に有する画像の消去処理を実施するために用いら
れる紙処理装置であって、 上記画像転写済みの紙を載置可能な給紙台と、 上記給紙台から繰り出される上記紙の繰り出し方向にお
ける上記給紙台の前方に配置され、繰り出された上記紙
に付いている金属を検出する検知手段と、 上記紙の繰り出し方向における上記検知手段の前方にて
分岐し、上記金属が付いていない上記紙を通過させる第
1の搬送路および上記金属が付いている上記紙を通過さ
せる第2の搬送路と、 上記第1および第2の搬送路の分岐位置に設けられ、上
記紙を各搬送路のうちの何れかに導入可能な位置に変位
可能なゲート部材と、 上記検知手段が入力側に、そして上記ゲート部材が出力
側にそれぞれ接続されている制御部とを備え、 上記制御部は、検知手段からの検知結果に応じて上記紙
の搬送路を選択すべく上記ゲート部材を位置決めするこ
とを特徴とする紙処理装置。 - 【請求項4】画像転写済みの紙を連続的に繰り出してそ
の紙上に有する画像の消去処理を実施するために用いら
れる紙処理装置であって、 上記画像転写済みの紙を載置可能な給紙台と、 上記給紙台から繰り出される上記紙の繰り出し方向にお
ける上記給紙台の前方に配置され、上記給紙台から繰り
出された上記紙を載置可能な載置台と、 上記載置台における上記紙の繰り出し方向後方部に対向
して設けられ、上記載置台上に繰り出された上記紙の後
端を検知する後端検知手段と、 上記載置台の上部に位置し、上記紙の繰り出し方向に沿
って往復動可能な磁性体と、 上記紙の繰り出し方向における上記載置台の前方に位置
し、金属の付いていない上記紙を通過させる第1の搬送
路および金属の付いている上記紙を通過させる第2の搬
送路と、 上記第1、第2の搬送路の分岐位置に配置され、上記紙
を各搬送路のうちの何れかに導入可能な位置に変位可能
なゲート部材と、 上記後端検知手段が入力側に、そして上記ゲート部材が
出力側にそれぞれ接続されている制御部とを備え、 上記制御部は、載置台上に位置する上記紙が上記磁性体
による磁気的吸着によって後端位置を変化させたことを
後端検知手段により検知した時には、上記第2の搬送路
に向け上記紙を搬送すべく上記ゲート部材を位置決めす
ることを特徴とする紙処理装置。
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JP2011209721A (ja) * | 2010-03-29 | 2011-10-20 | Toshiba Corp | 画像消去装置、画像消去装置に供給される記録媒体に付着する異物の判定方法 |
US8289353B2 (en) | 2010-03-29 | 2012-10-16 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image erasing apparatus and control method for image erasing apparatus |
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US8489010B2 (en) | 2009-08-04 | 2013-07-16 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image delete apparatus and recording medium carrying method of image delete apparatus |
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-
1994
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