JPH0891542A - 木材ストランドの定量繰出方法およびその装置 - Google Patents

木材ストランドの定量繰出方法およびその装置

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JPH0891542A
JPH0891542A JP25430894A JP25430894A JPH0891542A JP H0891542 A JPH0891542 A JP H0891542A JP 25430894 A JP25430894 A JP 25430894A JP 25430894 A JP25430894 A JP 25430894A JP H0891542 A JPH0891542 A JP H0891542A
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JP
Japan
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wood
conveyor
wood strands
strands
strand
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JP25430894A
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English (en)
Inventor
Sunao Aizawa
直 相澤
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Hashimoto Denki Co Ltd
Original Assignee
Hashimoto Denki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この種の板状体の建材製品を生産する工程の
経済性、生産性の格段の向上を図ること。 【構成】 木材ストランド2aの堆積から繊維方向の直
交方向に繰出された木材ストランド2bの移送先端を検
知器6により検知すると共に、該検知信号により前記堆
積からの木材ストランド2dの繰出動作をその繰出口付
近5でクリッパー4により一時的に制止しながら、所定
量毎の木材ストランド2cに切断区分してその移送を継
続するようにしたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は繊維方向に並行に細断若
しくは割裂した木材ストランドの堆積から建材製板工程
へ一定量づつの木材ストランドを繰出す方法およびその
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】木材を繊維方向に並行に細断若しくは割
裂した木材ストランドに接着剤を塗布しながらその一定
量を所定の寸法に熱圧して板状体の建材製品を生産する
際の、木材ストランドの堆積から建材製板工程へ一定量
づつの木材ストランドを繰出す従来技術は、例えば木材
を繊維方向に並行に細断した木材ストランドを対象にし
た、特開平4−101803号、特開平4−15120
3号公報の、木材細断束を斜行および並行させて多層に
接着積層した長尺板状体とその製造方法ならびにその製
造装置の第7図に開示されているような、プッシャー方
式の木材細断束の押し出し機等が周知であり、また木材
を繊維方向に並行に割裂した木材ストランドを対象にし
た、特表昭61−500485号公報の、再固結木材製
品形成のための連続または半連続方法の第2図に開示さ
れているような、圧縮・グリップ方式のウエブの移動装
置等が周知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来周知の木
材ストランドの堆積から建材製板工程へ一定量づつの木
材ストランドを繰出すプッシャー方式の木材細断束の押
し出し機や、圧縮・グリップ方式のウエブの移動装置
は、総て連続的な木材ストランドの繰出手段によって連
続状の木材ストランド成形物に成形されるため、斯る連
続状の木材ストランド成形物を原料にして板状体の建材
製品を生産する際の熱圧工程に装備されるホットプレス
は、通常一段連続コンベヤ方式の高価巨大な熱圧装備が
必要になるのでその装備上の難点を払拭すべく、従来か
ら当業界の熱圧工程において汎用されている経済的、能
率的な多段熱盤方式のホットプレスをこれに流用しよう
とする時には、更に後段工程においてその搬送機構を間
欠的に都度停止しながら横方向から移動鋸等を用いて連
続状の木材ストランドを所定量毎に切断区分する煩雑多
岐にわたる工程操作が必要になったものであり、総じて
不経済且つ非能率的なものであった。
【0004】よって本発明は、上記従来技術の連続状の
木材ストランド成形物となる連続的な木材ストランドの
繰出手段の難点を根本的に払拭すべく、その堆積から木
材ストランドを繰出す最初の段階から、所定量毎の木材
ストランドにその繰出動作を繰出口付近で一時的に制止
しながらこれを切断区分する間欠切断繰出手段によっ
て、この種の板状体の建材製品を生産する工程の経済
性、生産性の格段の向上を図ることを目的としたもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の方法発明は、木材ストランドの堆積から繊維方
向の直交方向に繰出された木材ストランドの移送先端を
検知器により検知すると共に、該検知信号により前記堆
積からの木材ストランドの繰出動作をその繰出口付近で
クリッパーにより一時的に制止しながら所定量毎の木材
ストランドに切断区分してその移送を継続するようにし
た木材ストランドの定量繰出方法であり、また本発明の
装置発明は、木材ストランドを繊維方向の直交方向に移
送する正転コンベヤと、該正転コンベヤの直上に移送方
向を狭めて斜めに架設した、前記木材ストランドの堆積
を薄く広げて繊維方向の直交方向に繰出す逆転コンベヤ
と、該逆転コンベヤの直後の前記正転コンベヤの直上の
木材ストランドの繰出口付近に架設した、前記木材スト
ランドの繰出動作をナイフとアンビルにより制止しなが
らこれを切断区分するクリッパーと、該クリッパーから
前記正転コンベヤの移送方向に所定距離をおいて前記正
転コンベヤの直上に架設した、前記繰出された木材スト
ランドの移送先端を検知して前記クリッパーを発動する
検知器とからなる木材ストランドの定量繰出装置であ
る。
【0006】
【作用】木材を繊維方向に並行に細断若しくは割裂して
生産される木材ストランドは、例えば原木をベニヤレー
スに掛けて旋削したベニヤ単板を繊維方向に送ってベニ
ヤスリッター等の切断機により細かく縦切にするか、ま
たは該ベニヤ単板を繊維方向の直交方向に送ってベニヤ
クリッパー等の切断機により細かく横切にして、繊維方
向に略並行な細断束からなる割箸状の木材ストランドが
生産され、また他の例では小径原木や大径原木を小割り
にした製材品を繊維方向から押圧ローラー等の割裂機に
掛けて繊維を網状に裂開させるように押し潰して、繊維
方向に略並行な割裂束からなる網状の木材ストランドが
生産されて、板状体の建材製品の原料として繊維方向を
略並行に揃えて堆積した木材ストランドとして建材製板
工程へ提供されるものである。
【0007】さて、本発明による木材ストランドの定量
繰出手段は、上述の繊維方向を略並行に揃えて堆積した
木材ストランドからの定量繰出操作となるものであり、
先ず正転コンベヤ上に堆積された木材ストランドはその
堆積を正転コンベヤと逆転コンベヤにより次第に取り崩
しながら略所定厚に薄く広げた連続状の木材ストランド
に成形するものであって、薄く広げられた前記連続状の
木材ストランドは更に正転コンベヤにより繊維方向の直
交方向に移送されて行くものである。
【0008】然して前記薄く広げられた連続状の木材ス
トランドを所定量毎に切断区分する操作は、該木材スト
ランドが前記正転コンベヤ上で所定量に達したことをそ
の移送先端で光電スイッチ等の検知器により検知すると
共に、その検知信号を木材ストランドの繰出口となる前
記逆転コンベヤの直後の前記正転コンベヤの直上付近に
架設したエアー操作等のクリッパーを発動して、前記堆
積木材ストランドの繰出動作を前記クリッパーのナイフ
とアンビルにより一時的に制止しながら該木材ストラン
ドを切断することによって、繰出途上の木材ストランド
はこれを逆転コンベヤによって再び最初の堆積に還流さ
せるようにし、暫時にして前記クリッパーの切断動作を
解除して前記ナイフをアンビル上から引き上げることに
よって、先に繰出された木材ストランドと次で繰出され
た木材ストランドとの間に若干の空間が前記正転コンベ
ヤ上に形成されるようにして、所定量毎に切断区分され
た木材ストランドを前記正転コンベヤにより後段工程に
前記正転コンベヤにより継続して移送するように構成し
たものである。
【0009】
【実施例】図1は本発明装置の構成を例示するものであ
って、1は堆積された木材ストランド2aおよび薄く広
げて繰出された木材ストランド2bを矢印の繊維方向の
直交方向に移送するための、チェン、ベルト等からなる
正転コンベヤであり、3は前記堆積された木材ストラン
ド2aから略所定厚に薄く広げられた木材ストランド2
bに次第に取り崩して前記正転コンベヤ1によりこれを
後段に移送するための、爪付チェン等からなる矢印の方
向に木材ストランド2aを掻き上げる逆転コンベヤであ
る。また4は前記逆転コンベヤ3の直後の前記正転コン
ベヤ1の直上の木材ストランドの繰出口付近5に架設し
たエアーシリンダー等の作動機構4aとナイフ4bとア
ンビル4c等からなるクリッパーであり、6は前記クリ
ッパー4から前記正転コンベヤ1の移送方向に所定距離
をおいて、即ち所定量の木材ストランドの形成が可能な
所定距離をおいて前記正転コンベヤ1上に架設した光電
スイッチ等の検知器である。
【0010】即ち上記構成になる本発明装置の作動態様
を更に詳述すれば図2および図3に例示した如くであっ
て、検知器6により検知した先に連続的に繰出された木
材ストランド2cの移送先端の検知信号は直ちにクリッ
パー4のエアーシリンダー等の作動機構4aの操作回路
に伝えられてこれを図2の矢印の方向に発動して正転コ
ンベヤ1と逆転コンベヤ3が形成する堆積された木材ス
トランド2aの繰出口付近5をナイフ4bとアンビル4
cで閉鎖するので繰出途上の木材ストランドは逆転コン
ベヤ3によって再び最初の堆積に還流され、引続き正転
コンベヤ1により移送を継続している先に繰出された木
材ストランド2cはその後尾が切断されるから、暫時の
後に前記クリッパー4の作動機構4aを発動していた検
知信号を断って図3の矢印のように復帰させれば、先に
繰出された木材ストランド2cと次で繰出される木材ス
トランド2dとの間に若干の空間が形成されて、所定量
毎に切断区分された木材ストランドを前記正転コンベヤ
1により継続的に後段工程へ移送して受渡すことが出来
るようになったものである。
【0011】
【発明の効果】本発明は以上に説明したように、その堆
積から木材ストランドを繰出す最初の段階から、所定量
毎の木材ストランドにその繰出動作を繰出口付近で一時
的に制止しながらこれを切断区分する間欠切断繰出手段
によったものであるから、従来技術の連続的な木材スト
ランドの繰出手段の難点を根本的に払拭したものであ
り、本発明による時は従来から当業界の熱圧工程におい
て汎用されている経済的、能率的な多段熱盤方式のホッ
トプレスをそのまま流用することが出来、後段工程にお
いてその搬送機構を間欠的に都度停止しながら横方向か
ら移動鋸等を用いて連続状の木材ストランドを所定量毎
に切断区分する煩雑多岐にわたった工程操作が著しく簡
素化されたものであり、この種板状体の建材製品を生産
する工程の経済性、生産性を格段に向上させることが出
来たものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の構成を示す側面図。
【図2】本発明装置の作動態様を示す側面図。
【図3】本発明装置の作動態様を示す側面図。
【符号の説明】
1 正転コンベヤ 2a,2b,2c,2d 木材ストランド 3 逆転コンベヤ 4 クリッパー 4a 作動機構 4b ナイフ 4c アンビル 5 繰出口付近 6 検知器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65G 47/29 E

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 木材ストランドの堆積から繊維方向の直
    交方向に繰出された木材ストランドの移送先端を検知器
    により検知すると共に、該検知信号により前記堆積から
    の木材ストランドの繰出動作をその繰出口付近でクリッ
    パーにより一時的に制止しながら、所定量毎の木材スト
    ランドに切断区分してその移送を継続するようにしたこ
    とを特徴とする木材ストランドの定量繰出方法。
  2. 【請求項2】 木材ストランドを繊維方向の直交方向に
    移送する正転コンベヤと、該正転コンベヤの直上に移送
    方向を狭めて斜めに架設した、前記木材ストランドの堆
    積を薄く広げて繊維方向の直交方向に繰出す逆転コンベ
    ヤと、該逆転コンベヤの直後の前記正転コンベヤの直上
    の木材ストランドの繰出口付近に架設した、前記木材ス
    トランドの繰出動作をナイフとアンビルにより制止しな
    がらこれを切断区分するクリッパーと、該クリッパーか
    ら前記正転コンベヤの移送方向に所定距離をおいて前記
    正転コンベヤの直上に架設した、前記繰出された木材ス
    トランドの移送先端を検知して前記クリッパーを発動す
    る検知器とからなることを特徴とする木材ストランドの
    定量繰出装置。
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