JPH0891082A - 産業車輛におけるインストルメントパネル - Google Patents
産業車輛におけるインストルメントパネルInfo
- Publication number
- JPH0891082A JPH0891082A JP22992394A JP22992394A JPH0891082A JP H0891082 A JPH0891082 A JP H0891082A JP 22992394 A JP22992394 A JP 22992394A JP 22992394 A JP22992394 A JP 22992394A JP H0891082 A JPH0891082 A JP H0891082A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- operation lever
- cover
- lever
- instrument panel
- opening window
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 組み付けが容易で美感も良く、コントロール
ボックス内への雨水侵入を防止する。 【構成】 パネル1の標準装備されるレバー突出区画に
は、リフト用及びティルト用の夫々独立した操作レバー
突出用長孔6,7、ならびにリーチ操作レバー突出用長
孔の半分に相当する切り欠き9aが形成された隆起部1
8を設け、オプション設定により追加されるレバー突出
区画には開口窓8を、夫々隣合わせに形成し、開口窓8
には水切り壁14とその外側に凹溝15を周設する。前
記開口窓8は、追加レバー突出用長孔を有したカバー1
0(10’,10”)で閉塞され、そのカバー10(1
0’,10”)と前記隆起部18とが一連に繋って一体
的となる。
ボックス内への雨水侵入を防止する。 【構成】 パネル1の標準装備されるレバー突出区画に
は、リフト用及びティルト用の夫々独立した操作レバー
突出用長孔6,7、ならびにリーチ操作レバー突出用長
孔の半分に相当する切り欠き9aが形成された隆起部1
8を設け、オプション設定により追加されるレバー突出
区画には開口窓8を、夫々隣合わせに形成し、開口窓8
には水切り壁14とその外側に凹溝15を周設する。前
記開口窓8は、追加レバー突出用長孔を有したカバー1
0(10’,10”)で閉塞され、そのカバー10(1
0’,10”)と前記隆起部18とが一連に繋って一体
的となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、産業車輛、例えばフォ
ークリフトや建設機械において、パネル面から上方へ略
並行して突設される標準操作レバーの隣に、突出方向が
それら標準操作レバーと異なった追加操作レバーの併設
を考慮した産業車輛のインストルメントパネル(以下単
にパネルという)に関する。
ークリフトや建設機械において、パネル面から上方へ略
並行して突設される標準操作レバーの隣に、突出方向が
それら標準操作レバーと異なった追加操作レバーの併設
を考慮した産業車輛のインストルメントパネル(以下単
にパネルという)に関する。
【0002】
【従来の技術】産業車輛のパネルには、各種操作レバー
が備えられており、それらの操作レバーには、標準装備
されるものと、オプション設定により追加装備されるも
のとがある。それら操作レバーは、コントロールボック
ス内に収容された機器を、コントロールボックスの外部
から操作可能とすべく、従来、例えばリーチ式フォーク
リフトの場合、図6に例示する如く、コントロールボッ
クス2の上面に取り付けられるパネル1の下部手前に開
口窓8を設け、その開口窓8を潜り抜けてパネル1の上
方へ突出されるように、標準操作レバー19(追加操作
レバー21も含む)を屈曲させたタイプと、図7に例示
する如く、パネル1に、骨状の切り抜き孔23を形成
し、その骨状の切り抜き孔23から上方へ標準操作レバ
ー19、追加操作レバー21をダイレクトに突出させる
タイプとがある。前者の場合、パネルの手前下部は、例
えば櫛歯状のカバーで覆われる。後者の場合、標準操作
レバー19のみを装備する機種では、図8に示す如く、
前記骨状の切り抜き孔23における不用部は、盲蓋2
4,24によって閉塞されるようになっていた。
が備えられており、それらの操作レバーには、標準装備
されるものと、オプション設定により追加装備されるも
のとがある。それら操作レバーは、コントロールボック
ス内に収容された機器を、コントロールボックスの外部
から操作可能とすべく、従来、例えばリーチ式フォーク
リフトの場合、図6に例示する如く、コントロールボッ
クス2の上面に取り付けられるパネル1の下部手前に開
口窓8を設け、その開口窓8を潜り抜けてパネル1の上
方へ突出されるように、標準操作レバー19(追加操作
レバー21も含む)を屈曲させたタイプと、図7に例示
する如く、パネル1に、骨状の切り抜き孔23を形成
し、その骨状の切り抜き孔23から上方へ標準操作レバ
ー19、追加操作レバー21をダイレクトに突出させる
タイプとがある。前者の場合、パネルの手前下部は、例
えば櫛歯状のカバーで覆われる。後者の場合、標準操作
レバー19のみを装備する機種では、図8に示す如く、
前記骨状の切り抜き孔23における不用部は、盲蓋2
4,24によって閉塞されるようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前者の構造であると、
操作レバーを引いた場合、屈曲部が手前に大きく競り出
すので、作業衣の巻き込みはないものの、圧迫感を覚え
る。後者の場合、追加操作レバーは標準操作レバーに比
べて側方への傾斜が大きいため、総てのレバーをパネル
から突出させるためには側方に対して傾斜量に見合った
余裕を確保すべく、骨状の切り抜き孔にしなくてはなら
ないが、追加操作レバーが装備されない場合は、不用部
を塞ぐため、形状の異なる複数の盲蓋を組み合わせて閉
塞しているので、閉塞の作業が煩雑であるばかりか、美
感が著るしく劣ってしまう。又操作レバーの基端部には
リミットスイッチが設けられているが、それらに水は禁
物であるものの、従来の構造は、いずれも雨滴の侵入に
対する対策が不充分であった。
操作レバーを引いた場合、屈曲部が手前に大きく競り出
すので、作業衣の巻き込みはないものの、圧迫感を覚え
る。後者の場合、追加操作レバーは標準操作レバーに比
べて側方への傾斜が大きいため、総てのレバーをパネル
から突出させるためには側方に対して傾斜量に見合った
余裕を確保すべく、骨状の切り抜き孔にしなくてはなら
ないが、追加操作レバーが装備されない場合は、不用部
を塞ぐため、形状の異なる複数の盲蓋を組み合わせて閉
塞しているので、閉塞の作業が煩雑であるばかりか、美
感が著るしく劣ってしまう。又操作レバーの基端部には
リミットスイッチが設けられているが、それらに水は禁
物であるものの、従来の構造は、いずれも雨滴の侵入に
対する対策が不充分であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、パネル面に、
前記各標準操作レバー突出用の長孔を夫々設け、それら
長孔群の隣にあたる追加操作レバー併設区画に、水切り
壁が周設された開口窓を形成し、その開口窓を、前記水
切り壁に被さる嵌合凹部が形成されたカバーで閉塞すべ
く構成し、そのカバーを、追加操作レバーの数と形態に
応じた追加レバー突出用の長孔が形成、或は形成されて
いない複数パターンの中から選択可能としたパネルにあ
る。
前記各標準操作レバー突出用の長孔を夫々設け、それら
長孔群の隣にあたる追加操作レバー併設区画に、水切り
壁が周設された開口窓を形成し、その開口窓を、前記水
切り壁に被さる嵌合凹部が形成されたカバーで閉塞すべ
く構成し、そのカバーを、追加操作レバーの数と形態に
応じた追加レバー突出用の長孔が形成、或は形成されて
いない複数パターンの中から選択可能としたパネルにあ
る。
【0005】そして前記開口窓には、水切り壁の外側に
沿って凹溝を周設することもでき、又前記カバーは、表
面がインストルメントパネル面から僅かに隆起した形態
に取り付け、インストルメントパネルにおける標準操作
レバー突出用の長孔形成区画を、前記カバーの取り付け
による隆起面と連続形状に形成するのが望ましい。尚前
記水切り壁は、連続的に周設するばかりでなく、断続
的、或は一部を省略することもできる。
沿って凹溝を周設することもでき、又前記カバーは、表
面がインストルメントパネル面から僅かに隆起した形態
に取り付け、インストルメントパネルにおける標準操作
レバー突出用の長孔形成区画を、前記カバーの取り付け
による隆起面と連続形状に形成するのが望ましい。尚前
記水切り壁は、連続的に周設するばかりでなく、断続
的、或は一部を省略することもできる。
【0006】
【作用】開口窓は広くできるから、標準操作レバーを、
独立した各標準操作レバー突出用の長孔に突出させなが
らでも、追加レバーを開口窓から容易に突出させられる
し、標準操作レバーが突出されたパネルをコントロール
ボックスに取り付けた後、追加操作レバーの数と形態に
合致したカバーを選択して開口窓を閉塞すれば、カバー
には不要な長孔や余分な逃げ溝は表出しない。又水切り
壁により雨滴の侵入が防止され、その水切り壁の外側に
沿って凹溝を形成すれば、防水対策は完璧となり、カバ
ーと標準操作レバー突出用の長孔形成区画を連続形状の
隆起面に形成することで、追加操作レバーと標準操作レ
バーとのまとまりも良い。
独立した各標準操作レバー突出用の長孔に突出させなが
らでも、追加レバーを開口窓から容易に突出させられる
し、標準操作レバーが突出されたパネルをコントロール
ボックスに取り付けた後、追加操作レバーの数と形態に
合致したカバーを選択して開口窓を閉塞すれば、カバー
には不要な長孔や余分な逃げ溝は表出しない。又水切り
壁により雨滴の侵入が防止され、その水切り壁の外側に
沿って凹溝を形成すれば、防水対策は完璧となり、カバ
ーと標準操作レバー突出用の長孔形成区画を連続形状の
隆起面に形成することで、追加操作レバーと標準操作レ
バーとのまとまりも良い。
【0007】
【実施例】本発明に係る産業車輛におけるインストルメ
ントパネルを、リーチ式フォークリフトで実施した一例
を図面に基づいて説明する。図1において1は後述する
コントロールボックス2の上面を覆うパネルであり、こ
のパネル1には、アームレスト3と、デスプレイ枠4と
板が一体的に成形され、パネル面には、スロットルレバ
ー突出用長孔5と、リフト用及びティルト用の夫々独立
した操作レバー突出用長孔6、7並びに、オプション設
定用のレバーを突出させる開口窓8が、リーチ操作レバ
ー突出用長孔の半分に相当する切り欠き9aと一体とな
って切り抜き形成されている。
ントパネルを、リーチ式フォークリフトで実施した一例
を図面に基づいて説明する。図1において1は後述する
コントロールボックス2の上面を覆うパネルであり、こ
のパネル1には、アームレスト3と、デスプレイ枠4と
板が一体的に成形され、パネル面には、スロットルレバ
ー突出用長孔5と、リフト用及びティルト用の夫々独立
した操作レバー突出用長孔6、7並びに、オプション設
定用のレバーを突出させる開口窓8が、リーチ操作レバ
ー突出用長孔の半分に相当する切り欠き9aと一体とな
って切り抜き形成されている。
【0008】前記開口窓8は、前記リーチレバー突出用
長孔の残る半分に相当する切り欠き部9bが形成された
カバー10により、リーチ用操作レバー突出用長孔9が
形成されるように閉塞される。又、標準操作レバーの他
に、オプションとして、サイドシフトフォークのシフト
操作レバー、又は、ロールクランプの回転操作レバー及
び、クランプ操作レバーが追加設定される場合がある。
そこで、カバーとしては、第1の追加操作レバー突出用
長孔11が形成されたカバー10’と、第1の追加操作
レバー突出用長孔11と第2の追加操作レバー突出用長
孔12が形成されたカバー10”とが別途用意されてい
る。これらのカバー10’,10”には、各操作レバー
突出用長孔11,12の中央から、それぞれ操作レバー
突出用長孔11,12と直交方向に逃げ溝13が形成さ
れている。
長孔の残る半分に相当する切り欠き部9bが形成された
カバー10により、リーチ用操作レバー突出用長孔9が
形成されるように閉塞される。又、標準操作レバーの他
に、オプションとして、サイドシフトフォークのシフト
操作レバー、又は、ロールクランプの回転操作レバー及
び、クランプ操作レバーが追加設定される場合がある。
そこで、カバーとしては、第1の追加操作レバー突出用
長孔11が形成されたカバー10’と、第1の追加操作
レバー突出用長孔11と第2の追加操作レバー突出用長
孔12が形成されたカバー10”とが別途用意されてい
る。これらのカバー10’,10”には、各操作レバー
突出用長孔11,12の中央から、それぞれ操作レバー
突出用長孔11,12と直交方向に逃げ溝13が形成さ
れている。
【0009】又前記パネル面には、開口窓8の外縁に沿
って水切り壁14と、その水切り壁14の外側に凹溝1
5が周設されており、それに対してカバー10(1
0’,10”)の裏面には、前記水切り壁11にの外周
に合致する嵌合凹部16が形成され、四箇所には、開口
窓8の周縁と係合する係合爪17,17・・が設けられ
ていて、嵌合凹部16を水切り壁14に合致させて押し
付けることにより、水切り壁14に嵌合凹部16が嵌合
すると共に、係合爪17が開口窓8の周縁裏面に係合
し、表面がパネル面から僅かに隆起した状態にて取り付
けられる(図2)。更に、パネル1における標準の操作
レバー突出用長孔(6,7,9)形成区画には、前記カ
バー10の取り付けによる隆起面と連続形状の隆起部1
8が形成されている。
って水切り壁14と、その水切り壁14の外側に凹溝1
5が周設されており、それに対してカバー10(1
0’,10”)の裏面には、前記水切り壁11にの外周
に合致する嵌合凹部16が形成され、四箇所には、開口
窓8の周縁と係合する係合爪17,17・・が設けられ
ていて、嵌合凹部16を水切り壁14に合致させて押し
付けることにより、水切り壁14に嵌合凹部16が嵌合
すると共に、係合爪17が開口窓8の周縁裏面に係合
し、表面がパネル面から僅かに隆起した状態にて取り付
けられる(図2)。更に、パネル1における標準の操作
レバー突出用長孔(6,7,9)形成区画には、前記カ
バー10の取り付けによる隆起面と連続形状の隆起部1
8が形成されている。
【0010】このように形成されたパネル1は、標準操
作レバーであるリフトとティルト用の各操作レバー19
a,19bを、夫々対応する操作レバー突出用長孔6,
7から突出させてコントロールボックス2に取り付け
る。このときスロットルレバー突出用長孔5からはスロ
ットルレバー20が頭出しされ、リーチ操作レバー19
cは、切り欠き部9aから突出される(図3)。オプシ
ョンが設定されておらず、標準操作レバーのみを装備す
る機種では、前記開口窓8はリーチレバー突出用長孔の
半分に相当する切り欠き部9bを有したカバー10で閉
塞されれるが、オプションで追加操作レバーが設定され
た機種では、追加操作レバーの数と形態に合致したカバ
ー10’又は10”によって閉塞される。図面では、操
作レバーがフル装備されるロールクランプ設定機種を例
示しており、第1の追加操作レバー突出用長孔11と第
2の追加操作レバー突出用長孔12からは、夫々回転操
作レバー21aとクランプ操作レバー21bとが突出さ
れる。
作レバーであるリフトとティルト用の各操作レバー19
a,19bを、夫々対応する操作レバー突出用長孔6,
7から突出させてコントロールボックス2に取り付け
る。このときスロットルレバー突出用長孔5からはスロ
ットルレバー20が頭出しされ、リーチ操作レバー19
cは、切り欠き部9aから突出される(図3)。オプシ
ョンが設定されておらず、標準操作レバーのみを装備す
る機種では、前記開口窓8はリーチレバー突出用長孔の
半分に相当する切り欠き部9bを有したカバー10で閉
塞されれるが、オプションで追加操作レバーが設定され
た機種では、追加操作レバーの数と形態に合致したカバ
ー10’又は10”によって閉塞される。図面では、操
作レバーがフル装備されるロールクランプ設定機種を例
示しており、第1の追加操作レバー突出用長孔11と第
2の追加操作レバー突出用長孔12からは、夫々回転操
作レバー21aとクランプ操作レバー21bとが突出さ
れる。
【0011】開口窓8に取り付けられたカバー10(1
0’,10”)は、パネル1に形成された隆起部18と
連続し、恰もカバー10(10’,10”)と隆起部1
8とが一体的の如き外観となる。最後に、各長孔へゴム
製のブーツ22,22・・を取り付けて完了となる。こ
のように標準操作レバーをパネルに形成された操作レバ
ー突出用長孔から突出させた後、追加操作レバーのみを
カバーに形成された操作レバー突出用長孔から突出させ
るので、突出させる際、カバーとの干渉が少なく逃げ溝
は操作レバー突出用長孔間のみに形成するに留まり、又
選択されるカバーは、必要な操作レバー突出用長孔しか
形成されていないので、不要な長孔等は表出しない(図
4)。カバーで閉塞された開口窓8は、水切り壁14と
嵌合凹部16が嵌合されることによって雨水の侵入は確
実に阻止され、各長孔と操作レバーはブーツ22で覆わ
れる。尚、カバーの取り付けは、係合爪を開口窓の周縁
裏面に係合させるばかりでなく、嵌合凹部の内側面に形
成した係合爪を、水切り壁の外側面に形成された凹溝に
係合させるようにしたり、ねじ止めとすることもでき
る。
0’,10”)は、パネル1に形成された隆起部18と
連続し、恰もカバー10(10’,10”)と隆起部1
8とが一体的の如き外観となる。最後に、各長孔へゴム
製のブーツ22,22・・を取り付けて完了となる。こ
のように標準操作レバーをパネルに形成された操作レバ
ー突出用長孔から突出させた後、追加操作レバーのみを
カバーに形成された操作レバー突出用長孔から突出させ
るので、突出させる際、カバーとの干渉が少なく逃げ溝
は操作レバー突出用長孔間のみに形成するに留まり、又
選択されるカバーは、必要な操作レバー突出用長孔しか
形成されていないので、不要な長孔等は表出しない(図
4)。カバーで閉塞された開口窓8は、水切り壁14と
嵌合凹部16が嵌合されることによって雨水の侵入は確
実に阻止され、各長孔と操作レバーはブーツ22で覆わ
れる。尚、カバーの取り付けは、係合爪を開口窓の周縁
裏面に係合させるばかりでなく、嵌合凹部の内側面に形
成した係合爪を、水切り壁の外側面に形成された凹溝に
係合させるようにしたり、ねじ止めとすることもでき
る。
【0012】尚本実施例では、リーチ操作レバーの突出
用長孔の中心をカバーと隆起部との境界とし、その部分
の水切り壁を省略しているが、カバーと隆起部との境界
を長孔に掛からない位置に変更して水切り壁を全周に形
成することは可能である。又、開口窓には、図5に示す
如く、水切り壁14のみを形成しただけであっても、防
水効果が期待できる。更に、開口窓の周囲に段部を設
け、カバー表面がパネル面と同一面となるように落し込
み装着させて、隆起部をなくすこともできる。そして本
発明は、リーチ式フォークリフトに限らず、他の産業機
械にも適用され、標準操作レバーや追加操作レバーの
数、パネル側に形成する長孔の数等は、機種により適宜
変更される。
用長孔の中心をカバーと隆起部との境界とし、その部分
の水切り壁を省略しているが、カバーと隆起部との境界
を長孔に掛からない位置に変更して水切り壁を全周に形
成することは可能である。又、開口窓には、図5に示す
如く、水切り壁14のみを形成しただけであっても、防
水効果が期待できる。更に、開口窓の周囲に段部を設
け、カバー表面がパネル面と同一面となるように落し込
み装着させて、隆起部をなくすこともできる。そして本
発明は、リーチ式フォークリフトに限らず、他の産業機
械にも適用され、標準操作レバーや追加操作レバーの
数、パネル側に形成する長孔の数等は、機種により適宜
変更される。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、組み付け容易で、美感
に優れ、防水効果も抜群なパネルにより、信頼性の高い
産業車輛を提供できる。
に優れ、防水効果も抜群なパネルにより、信頼性の高い
産業車輛を提供できる。
【図1】 本発明に係るパネルのレバー取り付け部位付
近を示す説明図である。
近を示す説明図である。
【図2】 カバーで閉塞された開口窓の断面説明図であ
る。
る。
【図3】 パネルの取り付け行程を示す説明図である。
【図4】 パネルの取り付けが完了した説明図である。
【図5】 変更例におけるカバーで閉塞された開口窓の
断面説明図である。
断面説明図である。
【図6】 従来例の説明図である。
【図7】 従来例の説明図である。
【図8】 従来例の説明図である。
1・・パネル、2・・コントロールボックス、3・・ア
ームレスト、4・・ディスプレイ枠、5・・スロットル
レバー突出用長孔、6・・リフト操作レバー突出用長
孔、7・・ティルト操作レバー突出用長孔、8・・開口
窓、9・・リーチ操作レバー突出用長孔、9a,9b・
・切り欠き、10,10’,10”・・カバー、11・
・第1の追加操作レバー突出用長孔、12・・第2の追
加操作レバー突出用長孔、13・・逃げ溝、14・・水
切り壁、15・・凹溝、16・・嵌合凹部、17・・係
合爪、18・・隆起部、19・・標準操作レバー、19
a・・リフト操作レバー、19b・・ティルト操作レバ
ー、19c・・リーチ操作レバー、20・・スロットル
レバー、21・・追加操作レバー、21a・・回転操作
レバー、21b・・クランプ操作レバー、22・・ブー
ツ、23・・切り抜き孔、24・・盲蓋。
ームレスト、4・・ディスプレイ枠、5・・スロットル
レバー突出用長孔、6・・リフト操作レバー突出用長
孔、7・・ティルト操作レバー突出用長孔、8・・開口
窓、9・・リーチ操作レバー突出用長孔、9a,9b・
・切り欠き、10,10’,10”・・カバー、11・
・第1の追加操作レバー突出用長孔、12・・第2の追
加操作レバー突出用長孔、13・・逃げ溝、14・・水
切り壁、15・・凹溝、16・・嵌合凹部、17・・係
合爪、18・・隆起部、19・・標準操作レバー、19
a・・リフト操作レバー、19b・・ティルト操作レバ
ー、19c・・リーチ操作レバー、20・・スロットル
レバー、21・・追加操作レバー、21a・・回転操作
レバー、21b・・クランプ操作レバー、22・・ブー
ツ、23・・切り抜き孔、24・・盲蓋。
Claims (3)
- 【請求項1】 パネル面から上方へ略並行して突設され
る標準操作レバーの隣に、突出方向がそれら標準操作レ
バーと異なった追加操作レバーの併設を考慮した産業車
輛のインストルメントパネルにおいて、パネル面に、前
記各標準操作レバー突出用の長孔を夫々設け、それら長
孔群の隣にあたる追加操作レバー併設区画に、水切り壁
が周設された開口窓を形成し、その開口窓を、前記水切
り壁に被さる嵌合溝凹部が形成されたカバーで閉塞すべ
く構成し、そのカバーを、追加操作レバーの数と形態に
応じた追加レバー突出用の長孔が形成、或は形成されて
いない複数パターンの中から選択可能とした産業車輛に
おけるインストルメントパネル。 - 【請求項2】 前記水切り壁の外側に沿って凹溝が周設
された請求項1に記載のインストルメントパネル。 - 【請求項3】 前記カバーは、表面がインストルメント
パネル面から僅かに隆起して取り付けられ、インストル
メントパネルにおける標準操作レバー突出用の長孔形成
区画を、前記カバーの取り付けによる隆起面と連続形状
に形成した請求項1又は2に記載のインストルメントパ
ネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06229923A JP3097465B2 (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | 産業車輛におけるインストルメントパネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06229923A JP3097465B2 (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | 産業車輛におけるインストルメントパネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0891082A true JPH0891082A (ja) | 1996-04-09 |
JP3097465B2 JP3097465B2 (ja) | 2000-10-10 |
Family
ID=16899863
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06229923A Expired - Fee Related JP3097465B2 (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | 産業車輛におけるインストルメントパネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3097465B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20170004620A (ko) * | 2015-07-03 | 2017-01-11 | 주식회사 두산 | 중장비 차량의 동력실 실링 구조 |
CN106672864A (zh) * | 2017-02-14 | 2017-05-17 | 苏州先锋物流装备科技有限公司 | 一种坐驾式前移式叉车 |
-
1994
- 1994-09-26 JP JP06229923A patent/JP3097465B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20170004620A (ko) * | 2015-07-03 | 2017-01-11 | 주식회사 두산 | 중장비 차량의 동력실 실링 구조 |
CN106672864A (zh) * | 2017-02-14 | 2017-05-17 | 苏州先锋物流装备科技有限公司 | 一种坐驾式前移式叉车 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3097465B2 (ja) | 2000-10-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2295259C (en) | Ventilation system for car window | |
KR20010022257A (ko) | 건설기계용 캐브 | |
JPH0625513B2 (ja) | 車輌用防水防音密閉型ロック装置 | |
US5819564A (en) | Key plate structure for automobile | |
JPH0891082A (ja) | 産業車輛におけるインストルメントパネル | |
EP0715042B1 (en) | Key plate structure for automobile | |
EP0230468B1 (en) | Motor vehicle having a fuel tank | |
CN101659193B (zh) | 内开把手安装结构 | |
JP2018193000A (ja) | 車体前部構造 | |
JP2008155678A (ja) | 自動車の後部構造 | |
JP3980522B2 (ja) | ポットの化粧パネル取付け構造 | |
JPH0534247Y2 (ja) | ||
JPS59985Y2 (ja) | 自動車のグロ−ブボツクス | |
JP3014587B2 (ja) | スイッチパネルのインストルメントパネルへの取付構造 | |
JP3223053B2 (ja) | 洗濯機 | |
JPS6015050Y2 (ja) | 換気装置 | |
JPH0867221A (ja) | ランプ組込型バンパー | |
JP2601722Y2 (ja) | ヘルメット | |
JP2606510B2 (ja) | ウインドシールドモールデイングの取付構造 | |
JPH0638737Y2 (ja) | 自動車用ドアトリムにおけるユニットパネル構造 | |
JP2555465Y2 (ja) | チャイルドレバー作動孔遮蔽装置 | |
JP2511769Y2 (ja) | ドアロック取付構造 | |
JPH0343325Y2 (ja) | ||
JPH0751938Y2 (ja) | 車両のリヤドア構造 | |
JPH0679916U (ja) | トグル式連結金具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 12 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120811 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |