JPH0889967A - 電解水生成器 - Google Patents
電解水生成器Info
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- JPH0889967A JPH0889967A JP6250012A JP25001294A JPH0889967A JP H0889967 A JPH0889967 A JP H0889967A JP 6250012 A JP6250012 A JP 6250012A JP 25001294 A JP25001294 A JP 25001294A JP H0889967 A JPH0889967 A JP H0889967A
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- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F1/00—Treatment of water, waste water, or sewage
- C02F1/34—Treatment of water, waste water, or sewage with mechanical oscillations
- C02F1/36—Treatment of water, waste water, or sewage with mechanical oscillations ultrasonic vibrations
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- C02F1/46104—Devices therefor; Their operating or servicing
- C02F1/4618—Devices therefor; Their operating or servicing for producing "ionised" acidic or basic water
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- Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電極に付着する気泡を脱離して消費電力の低
減を図ることができる電解水生成器を提供する。 【構成】 電解槽５内の電極間に直流電圧を印加するこ
とにより電解槽５内に流入した水を電気分解してアルカ
リイオン水Ｂ、酸性水Ａを得る電解水生成器において、
水供給管４に超音波発信器１８を設けた。超音波発信器
１８の超音波放射により水供給管４内の水及び電解槽５
内の水が高周波数で振動してこの振動エネルギーにより
陽極７、陰極８を覆う気泡が、陽極７、陰極８から脱離
される。このため、電極間に電流が流れやすくなり、電
解効率が向上し、ひいては所望量の電解水を少ない電力
により得られることになる。
減を図ることができる電解水生成器を提供する。 【構成】 電解槽５内の電極間に直流電圧を印加するこ
とにより電解槽５内に流入した水を電気分解してアルカ
リイオン水Ｂ、酸性水Ａを得る電解水生成器において、
水供給管４に超音波発信器１８を設けた。超音波発信器
１８の超音波放射により水供給管４内の水及び電解槽５
内の水が高周波数で振動してこの振動エネルギーにより
陽極７、陰極８を覆う気泡が、陽極７、陰極８から脱離
される。このため、電極間に電流が流れやすくなり、電
解効率が向上し、ひいては所望量の電解水を少ない電力
により得られることになる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、アルカリイオン水、酸
性水（電解水）を生成する電解水生成器に関する。
性水（電解水）を生成する電解水生成器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の電解水生成器の一例として、交流
電源に接続される整流器を有し、この整流器で得られる
一定値の直流電圧を電解槽内の電極（陽極、陰極）に印
加し、電解槽内に流入した水を電気分解して、飲用等に
供するアルカリイオン水及び主に美容水として用いられ
る酸性水（アストリンゼント水）を得るようにした電解
水生成器がある。
電源に接続される整流器を有し、この整流器で得られる
一定値の直流電圧を電解槽内の電極（陽極、陰極）に印
加し、電解槽内に流入した水を電気分解して、飲用等に
供するアルカリイオン水及び主に美容水として用いられ
る酸性水（アストリンゼント水）を得るようにした電解
水生成器がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した電
解水生成器では、水の電気分解に伴い酸素ガスや水素ガ
ス等の気体の泡（気泡）が生成し、この気泡が電解槽内
の電極を覆い、気体の電気抵抗が非常に大きいことによ
り電流が流れにくくなる。このため、電解効率が大幅に
低下し、多量の電力を消費するという問題があった。
解水生成器では、水の電気分解に伴い酸素ガスや水素ガ
ス等の気体の泡（気泡）が生成し、この気泡が電解槽内
の電極を覆い、気体の電気抵抗が非常に大きいことによ
り電流が流れにくくなる。このため、電解効率が大幅に
低下し、多量の電力を消費するという問題があった。
【０００４】また、長期間にわたって水の電気分解を行
うと、水中にイオンとして含まれるカルシウム等の物質
が電解槽内の陰極に析出し、この析出物により電流が流
れにくくなって電解効率が低下すると共に、析出物が成
長して陽極領域と陰極領域とを分離する隔膜を破りアル
カリイオン水と酸性水とを混合させてしまい、これによ
り電解槽が使用できなくなる虞があった。
うと、水中にイオンとして含まれるカルシウム等の物質
が電解槽内の陰極に析出し、この析出物により電流が流
れにくくなって電解効率が低下すると共に、析出物が成
長して陽極領域と陰極領域とを分離する隔膜を破りアル
カリイオン水と酸性水とを混合させてしまい、これによ
り電解槽が使用できなくなる虞があった。
【０００５】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、電極に付着する気泡を脱離して消費電力の低減を
図ることができる電解水生成器を提供することを目的と
する。
ので、電極に付着する気泡を脱離して消費電力の低減を
図ることができる電解水生成器を提供することを目的と
する。
【０００６】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明は、
電解槽内の電極間に直流電圧を印加することにより電解
槽内に流入した水を電気分解してアルカリイオン水、酸
性水を得る電解水生成器において、前記電解槽内の電極
配置領域に超音波を照射可能に超音波発信器を設けたこ
とを特徴とする。
電解槽内の電極間に直流電圧を印加することにより電解
槽内に流入した水を電気分解してアルカリイオン水、酸
性水を得る電解水生成器において、前記電解槽内の電極
配置領域に超音波を照射可能に超音波発信器を設けたこ
とを特徴とする。
【０００７】請求項２記載の発明は、請求項１記載の構
成において、前記超音波発信器を前記電解槽へ水を供給
する水供給管に設け、該水供給管における前記超音波発
信器の下流側、または上流側部分に、前記超音波発信器
からの超音波を前記水を通して受信する超音波受信器を
設けたことを特徴とする。
成において、前記超音波発信器を前記電解槽へ水を供給
する水供給管に設け、該水供給管における前記超音波発
信器の下流側、または上流側部分に、前記超音波発信器
からの超音波を前記水を通して受信する超音波受信器を
設けたことを特徴とする。
【作用】請求項１記載の構成とすれば、超音波発信器の
超音波放射により電極配置領域内の水が高周波数で振動
してこの振動エネルギーにより陽極、陰極を覆う気泡
が、陽極、陰極から脱離される。
超音波放射により電極配置領域内の水が高周波数で振動
してこの振動エネルギーにより陽極、陰極を覆う気泡
が、陽極、陰極から脱離される。
【０００８】請求項２記載の構成とすれば、超音波が水
の流れによって伝搬速度、ひいては超音波発、受信器間
の伝搬時間が変化することに基づいて、水流を検出して
電極への電圧印加タイミングを調整でき、超音波発・受
信器がフローセンサの機能を果たすことが可能となる。
の流れによって伝搬速度、ひいては超音波発、受信器間
の伝搬時間が変化することに基づいて、水流を検出して
電極への電圧印加タイミングを調整でき、超音波発・受
信器がフローセンサの機能を果たすことが可能となる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の第１実施例の電解水生成器を
図１に基づいて説明する。
図１に基づいて説明する。
【００１０】図において、水道蛇口１には水道水入水路
２を介して浄水器３が接続されている。浄水器３は、内
部にフィルタ等の浄化作用部材（図示省略）を収納し、
水道水を浄化して吐出する。浄水器３の吐出側には水供
給管４を介して電解槽５が接続されている。
２を介して浄水器３が接続されている。浄水器３は、内
部にフィルタ等の浄化作用部材（図示省略）を収納し、
水道水を浄化して吐出する。浄水器３の吐出側には水供
給管４を介して電解槽５が接続されている。
【００１１】電解槽５は、水を貯留する槽本体６と、槽
本体６内に配置された陽極７、陰極８と、陽極７を配置
した領域９と陰極８を配置した領域１０を分離するよう
に位置させた隔膜１１とから大略構成されている。隔膜
１１はイオンを透過可能な材料で構成されている。
本体６内に配置された陽極７、陰極８と、陽極７を配置
した領域９と陰極８を配置した領域１０を分離するよう
に位置させた隔膜１１とから大略構成されている。隔膜
１１はイオンを透過可能な材料で構成されている。
【００１２】槽本体６における陽極７を配置した領域
９、陰極８を配置した領域１０に臨む部分のそれぞれに
は、酸性水吐出管１２、アルカリイオン水吐出管１３の
一端部が接続されている。陽極７、陰極８には、直流電
源部１４、制御部１５を介して交流電源１６が接続され
ている。直流電源部１４及び制御部１５は、協働して交
流電源１６からの交流を直流に変換してこれを陽極７、
陰極８に印加すると共に、その印加極性を変えることが
できるようになっている。制御部１５は、後述するフロ
ーセンサ１７からの検出データに基づいて、陽極７、陰
極８への直流電圧の印加、及びその停止を行わせると共
に、後述する超音波発信器１８に超音波を放射させるよ
うになっている。
９、陰極８を配置した領域１０に臨む部分のそれぞれに
は、酸性水吐出管１２、アルカリイオン水吐出管１３の
一端部が接続されている。陽極７、陰極８には、直流電
源部１４、制御部１５を介して交流電源１６が接続され
ている。直流電源部１４及び制御部１５は、協働して交
流電源１６からの交流を直流に変換してこれを陽極７、
陰極８に印加すると共に、その印加極性を変えることが
できるようになっている。制御部１５は、後述するフロ
ーセンサ１７からの検出データに基づいて、陽極７、陰
極８への直流電圧の印加、及びその停止を行わせると共
に、後述する超音波発信器１８に超音波を放射させるよ
うになっている。
【００１３】水供給管４内にはフローセンサ１７が設け
られており、水流（水が流れていること）を検出するよ
うになっており、この検出データを制御部１５に出力す
る。水供給管４におけるフローセンサ１７の下流側に
は、超音波発信器１８が設けられており、水を通して陽
極７、陰極８に超音波を照射し得るようになっている。
この超音波発信器１８の、超音波の放射タイミングは制
御部１５により調整されるようになっており、本実施例
では、フローセンサ１７から水流を検出した信号を入力
すると、制御部１５は超音波発信器１８に超音波を放射
させるようにしている。前記水供給管４における超音波
発信器１８の上流側部分には、透水性の厚手のフィルタ
（図示省略）が設けられており、浄水器３内の浄化作用
部材のくずれを防ぐようにしている。
られており、水流（水が流れていること）を検出するよ
うになっており、この検出データを制御部１５に出力す
る。水供給管４におけるフローセンサ１７の下流側に
は、超音波発信器１８が設けられており、水を通して陽
極７、陰極８に超音波を照射し得るようになっている。
この超音波発信器１８の、超音波の放射タイミングは制
御部１５により調整されるようになっており、本実施例
では、フローセンサ１７から水流を検出した信号を入力
すると、制御部１５は超音波発信器１８に超音波を放射
させるようにしている。前記水供給管４における超音波
発信器１８の上流側部分には、透水性の厚手のフィルタ
（図示省略）が設けられており、浄水器３内の浄化作用
部材のくずれを防ぐようにしている。
【００１４】上述したように構成した電解水生成器で
は、水道蛇口１からの水道水が水供給管４を通過する
と、フローセンサ１７が水流を検出してこのことを示す
水流検出信号を制御部１５に出力する。制御部１５は水
流検出信号を入力したことにより超音波発信器１８を起
動して超音波を放射させると共に、陽極７、陰極８に直
流電圧を印加させて水の電気分解を開始させる。
は、水道蛇口１からの水道水が水供給管４を通過する
と、フローセンサ１７が水流を検出してこのことを示す
水流検出信号を制御部１５に出力する。制御部１５は水
流検出信号を入力したことにより超音波発信器１８を起
動して超音波を放射させると共に、陽極７、陰極８に直
流電圧を印加させて水の電気分解を開始させる。
【００１５】電解槽５では、陽極７を配置した領域９に
酸性水Ａが生成し、陰極８を配置した領域１０にアルカ
リイオン水Ｂが生成される。酸性水Ａ、アルカリイオン
水Ｂは、それぞれ酸性水吐出管１２、アルカリイオン水
吐出管１３を通して吐出される。
酸性水Ａが生成し、陰極８を配置した領域１０にアルカ
リイオン水Ｂが生成される。酸性水Ａ、アルカリイオン
水Ｂは、それぞれ酸性水吐出管１２、アルカリイオン水
吐出管１３を通して吐出される。
【００１６】上述した水道水の電気分解に伴い、陽極
７、陰極８の表面には、多量の気泡が生じて該陽極７、
陰極８を覆う。この気泡は、水の電気分解で生じる酸
素、水素、及び水道水に混入されている、殺菌用の塩素
等からなっている。
７、陰極８の表面には、多量の気泡が生じて該陽極７、
陰極８を覆う。この気泡は、水の電気分解で生じる酸
素、水素、及び水道水に混入されている、殺菌用の塩素
等からなっている。
【００１７】一方、超音波発信器１８が超音波を放射す
ることにより、水供給管４及び槽本体６内の水が高周波
数で振動する。この振動エネルギーにより陽極７、陰極
８を覆う気泡は、陽極７、陰極８から脱離し、電解水と
共に酸性水吐出管１２、アルカリイオン水吐出管１３か
ら吐出される。このように陽極７、陰極８に気泡が付着
してない状態になったことにより、電流が流れやすくな
り、電解効率が向上し、ひいては所望量の電解水を少な
い電力により得られることになる。
ることにより、水供給管４及び槽本体６内の水が高周波
数で振動する。この振動エネルギーにより陽極７、陰極
８を覆う気泡は、陽極７、陰極８から脱離し、電解水と
共に酸性水吐出管１２、アルカリイオン水吐出管１３か
ら吐出される。このように陽極７、陰極８に気泡が付着
してない状態になったことにより、電流が流れやすくな
り、電解効率が向上し、ひいては所望量の電解水を少な
い電力により得られることになる。
【００１８】上述したように陽極７、陰極８から気泡を
離脱させるのと同時に、前記振動エネルギーにより、陰
極８表面に生じた析出物が剥離する。このため、析出物
が陰極８に付着していない分だけ、電流が流れやすくな
って電解効率が向上する。また、析出物の成長による隔
膜１１の破損を招くことがなく、その分だけ、電解槽５
の寿命を延ばすことができる。
離脱させるのと同時に、前記振動エネルギーにより、陰
極８表面に生じた析出物が剥離する。このため、析出物
が陰極８に付着していない分だけ、電流が流れやすくな
って電解効率が向上する。また、析出物の成長による隔
膜１１の破損を招くことがなく、その分だけ、電解槽５
の寿命を延ばすことができる。
【００１９】次に、図２に基づいて本発明の第２実施例
を説明する。この第２実施例は、第１実施例に比して、
フローセンサ１７を省略したこと、水供給管４内におけ
る、超音波発信器１８の下流側部分に、水を通して超音
波を受信する超音波受信器２０を設けたこと、第１実施
例と異なる処理、制御を行う制御部１５Ａを設けたこと
が異なっており、他の部材は、第１実施例と同等に構成
されている。第１実施例と同一の部材は、同一の符号で
示し、その説明は、適宜省略する。
を説明する。この第２実施例は、第１実施例に比して、
フローセンサ１７を省略したこと、水供給管４内におけ
る、超音波発信器１８の下流側部分に、水を通して超音
波を受信する超音波受信器２０を設けたこと、第１実施
例と異なる処理、制御を行う制御部１５Ａを設けたこと
が異なっており、他の部材は、第１実施例と同等に構成
されている。第１実施例と同一の部材は、同一の符号で
示し、その説明は、適宜省略する。
【００２０】超音波受信器２０は超音波を受信すると、
受信信号を制御部１５Ａに出力する。超音波は、流体中
を伝搬するとき、上流から下流に向かう場合は伝搬速度
が速くなる特性があることが知られているが、制御部１
５Ａは、超音波受信器２０からの受信信号を受けて発信
から受信までの伝搬時間を求め、この伝搬時間が、静止
した水中における伝搬基準時間に比して短い場合、水道
水が流れていると判定して、陽極７、陰極８への直流電
圧の印加を開始させる。陽極７、陰極８への直流電圧の
印加により前記第１実施例と同様に水の電気分解を行っ
て電解水を得ることになる。
受信信号を制御部１５Ａに出力する。超音波は、流体中
を伝搬するとき、上流から下流に向かう場合は伝搬速度
が速くなる特性があることが知られているが、制御部１
５Ａは、超音波受信器２０からの受信信号を受けて発信
から受信までの伝搬時間を求め、この伝搬時間が、静止
した水中における伝搬基準時間に比して短い場合、水道
水が流れていると判定して、陽極７、陰極８への直流電
圧の印加を開始させる。陽極７、陰極８への直流電圧の
印加により前記第１実施例と同様に水の電気分解を行っ
て電解水を得ることになる。
【００２１】超音波発信器１８が超音波を放射すること
により、前記第１実施例と同様にして、陽極７、陰極８
から気泡が脱離して電解効率が向上すると共に、陰極８
から析出物が剥離して電解効率の向上及び電解槽５の寿
命の延長化を果たすことができる。フローセンサ１７を
省略して電気分解を開始させることができ、フローセン
サ１７を省略した分だけ、装置構成を簡略化して装置の
コンパクト化を図ることができる。
により、前記第１実施例と同様にして、陽極７、陰極８
から気泡が脱離して電解効率が向上すると共に、陰極８
から析出物が剥離して電解効率の向上及び電解槽５の寿
命の延長化を果たすことができる。フローセンサ１７を
省略して電気分解を開始させることができ、フローセン
サ１７を省略した分だけ、装置構成を簡略化して装置の
コンパクト化を図ることができる。
【００２２】次に、図３に基づいて本発明の第３実施例
を説明する。この第３実施例は、第２実施例に比して、
アルカリイオン水吐出管１３の途中に三方電磁弁２１を
設けたこと、及び第２実施例の制御部１５Ｂと異なる処
理、制御を行う制御部１５Ｂを設けたことが異なってお
り、他の部材は、第２実施例と同等に構成されている。
第２実施例と同一の部材は、同一の符号で示し、その説
明は、適宜省略する。
を説明する。この第３実施例は、第２実施例に比して、
アルカリイオン水吐出管１３の途中に三方電磁弁２１を
設けたこと、及び第２実施例の制御部１５Ｂと異なる処
理、制御を行う制御部１５Ｂを設けたことが異なってお
り、他の部材は、第２実施例と同等に構成されている。
第２実施例と同一の部材は、同一の符号で示し、その説
明は、適宜省略する。
【００２３】三方電磁弁２１は、第１、第２、第３のポ
ート２２，２３，２４を有し、第１、第２のポート２
２，２３をアルカリイオン水吐出管１３に連通し、第３
のポート２４を排出管２５に接続させている。初期状態
では、図３に示すように第３のポート２４が閉じ、第
１、第２のポート２２，２３が開いた状態になってい
る。
ート２２，２３，２４を有し、第１、第２のポート２
２，２３をアルカリイオン水吐出管１３に連通し、第３
のポート２４を排出管２５に接続させている。初期状態
では、図３に示すように第３のポート２４が閉じ、第
１、第２のポート２２，２３が開いた状態になってい
る。
【００２４】制御部１５Ｂは、超音波受信器２０からの
受信信号を受けて発信から受信までの伝搬時間を求め、
この伝搬時間が、静止した水中における伝搬基準時間に
比して短い場合、水道水が流れていると判定して、陽極
７、陰極８に通常の電気分解時と極性を反対にして直流
電圧をあらかじめ設定した逆電圧印加時間（例えば３秒
間）にわたって印加させると共に、第２のポート２３、
第３のポート２４を逆電圧印加時間に比して長い排水用
弁制御時間（例えば１０秒間）にわたって、それぞれ閉
状態、開状態にさせる。さらに、排水用弁制御時間が経
過すると、三方電磁弁２１を初期状態（第３のポート２
４が閉じ、第１、第２のポート２２，２３が開いた状
態）に設定すると共に、陽極７、陰極８に通常の極性の
直流電圧を印加させる。
受信信号を受けて発信から受信までの伝搬時間を求め、
この伝搬時間が、静止した水中における伝搬基準時間に
比して短い場合、水道水が流れていると判定して、陽極
７、陰極８に通常の電気分解時と極性を反対にして直流
電圧をあらかじめ設定した逆電圧印加時間（例えば３秒
間）にわたって印加させると共に、第２のポート２３、
第３のポート２４を逆電圧印加時間に比して長い排水用
弁制御時間（例えば１０秒間）にわたって、それぞれ閉
状態、開状態にさせる。さらに、排水用弁制御時間が経
過すると、三方電磁弁２１を初期状態（第３のポート２
４が閉じ、第１、第２のポート２２，２３が開いた状
態）に設定すると共に、陽極７、陰極８に通常の極性の
直流電圧を印加させる。
【００２５】この第３実施例では、水道水が流れている
ことが検出されると、陽極７、陰極８に、まず通常と反
対の極性の直流電圧を印加する。このため、陰極８に付
着した析出物が剥離し、電解水と共に排出管２５及び酸
性水吐出管１２から排出される。この際生成される電解
水は、飲用には不適であるので、アルカリイオン水吐出
管から吐出させないようにして誤って飲んでしまうのを
防止している。
ことが検出されると、陽極７、陰極８に、まず通常と反
対の極性の直流電圧を印加する。このため、陰極８に付
着した析出物が剥離し、電解水と共に排出管２５及び酸
性水吐出管１２から排出される。この際生成される電解
水は、飲用には不適であるので、アルカリイオン水吐出
管から吐出させないようにして誤って飲んでしまうのを
防止している。
【００２６】排水用弁制御時間が経過すると、三方電磁
弁２１が初期状態（第３のポート２４が閉じ、第１、第
２のポート２２、２３が開いた状態）に設定されると共
に、陽極７、陰極８に通常の極性の直流電圧を印加され
る。陽極７、陰極８への通常の直流電圧の印加により前
記第１実施例と同様に水の電気分解を行って電解水を得
ることになる。超音波発信器１８が超音波を放射するこ
とにより、前記第２実施例と同様にして、陽極７、陰極
８から気泡が脱離して電解効率が向上する。また、陰極
８からはすでに析出物が剥離されており良好な電解効率
を得られることになる。また、通常極性の直流電圧印加
による電気分解時に、超音波が放射されることにより陰
極８から析出物が剥離されてその成長が抑えられるの
で、析出物による隔膜１１の破損を防止して電解槽５の
寿命の延長化を果たすことができる。
弁２１が初期状態（第３のポート２４が閉じ、第１、第
２のポート２２、２３が開いた状態）に設定されると共
に、陽極７、陰極８に通常の極性の直流電圧を印加され
る。陽極７、陰極８への通常の直流電圧の印加により前
記第１実施例と同様に水の電気分解を行って電解水を得
ることになる。超音波発信器１８が超音波を放射するこ
とにより、前記第２実施例と同様にして、陽極７、陰極
８から気泡が脱離して電解効率が向上する。また、陰極
８からはすでに析出物が剥離されており良好な電解効率
を得られることになる。また、通常極性の直流電圧印加
による電気分解時に、超音波が放射されることにより陰
極８から析出物が剥離されてその成長が抑えられるの
で、析出物による隔膜１１の破損を防止して電解槽５の
寿命の延長化を果たすことができる。
【００２７】第２、３実施例では、水供給管４内におけ
る、超音波発信器１８の下流側部分に、水を通して超音
波を受信する超音波受信器２０を設けた場合を例にした
が、これに代えて、水供給管４内における、超音波発信
器１８の上流側部分に超音波受信器２０を設け、伝搬時
間が伝搬基準時間に比して長い場合に、水供給管４を水
道水が流れていると判定するように制御部１５Ａ，１５
Ｂを構成してもよい。また、第１、２、３実施例では、
超音波発信器１８を水供給管４に設けた場合を例にした
が、電解槽５に設けてもよい。
る、超音波発信器１８の下流側部分に、水を通して超音
波を受信する超音波受信器２０を設けた場合を例にした
が、これに代えて、水供給管４内における、超音波発信
器１８の上流側部分に超音波受信器２０を設け、伝搬時
間が伝搬基準時間に比して長い場合に、水供給管４を水
道水が流れていると判定するように制御部１５Ａ，１５
Ｂを構成してもよい。また、第１、２、３実施例では、
超音波発信器１８を水供給管４に設けた場合を例にした
が、電解槽５に設けてもよい。
【００２８】
【発明の効果】請求項１記載の発明は、以上説明したよ
うに構成された電解水生成器であるから、超音波発信器
の超音波放射により気泡が、陽極、陰極から脱離される
ので、電極間に電流が流れやすくなり、電解効率が向上
し、ひいては所望量の電解水を少ない電力により得られ
ることになる。
うに構成された電解水生成器であるから、超音波発信器
の超音波放射により気泡が、陽極、陰極から脱離される
ので、電極間に電流が流れやすくなり、電解効率が向上
し、ひいては所望量の電解水を少ない電力により得られ
ることになる。
【００２９】請求項２記載の発明は、以上説明したよう
に構成された電解水生成器であるから、超音波が水の流
れによって伝搬速度、ひいては超音波発・受信器間の伝
搬時間が変化することに基づいて、水流を検出して電極
への電圧印加タイミングを調整することにより、超音波
発・受信器がフローセンサの機能を果たすこととなるの
で、フローセンサを省略して装置構成を簡略化して装置
のコンパクト化を図ることができる。
に構成された電解水生成器であるから、超音波が水の流
れによって伝搬速度、ひいては超音波発・受信器間の伝
搬時間が変化することに基づいて、水流を検出して電極
への電圧印加タイミングを調整することにより、超音波
発・受信器がフローセンサの機能を果たすこととなるの
で、フローセンサを省略して装置構成を簡略化して装置
のコンパクト化を図ることができる。
【図１】本発明の第１実施例の電解水生成器を模式的に
示す系統図である。
示す系統図である。
【図２】本発明の第２実施例の電解水生成器を模式的に
示す系統図である。
示す系統図である。
【図３】本発明の第３実施例の電解水生成器を模式的に
示す系統図である。
示す系統図である。
５ 電解槽 ７ 陽極 ８ 陰極 ９ 陽極配置領域 １０ 陰極配置領域 １８ 超音波発信器
Claims (2)
- 【請求項１】 電解槽内の電極間に直流電圧を印加する
ことにより電解槽内に流入した水を電気分解してアルカ
リイオン水、酸性水を得る電解水生成器において、前記
電解槽内の電極配置領域に超音波を照射可能に超音波発
信器を設けたことを特徴とする電解水生成器。 - 【請求項２】 前記超音波発信器を前記電解槽へ水を供
給する水供給管に設け、該水供給管における前記超音波
発信器の下流側、または上流側部分に、前記超音波発信
器からの超音波を前記水を通して受信する超音波受信器
を設けたことを特徴とする請求項１記載の電解水生成
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6250012A JPH0889967A (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | 電解水生成器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6250012A JPH0889967A (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | 電解水生成器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0889967A true JPH0889967A (ja) | 1996-04-09 |
Family
ID=17201537
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6250012A Pending JPH0889967A (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | 電解水生成器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0889967A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2832703A1 (fr) * | 2001-11-29 | 2003-05-30 | Electricite De France | Dispositif sono-electrochimique et procede sono-electrochimique de degradation de molecules organiques |
| JP2006272098A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-12 | Susumu Nakajima | 水洗浄用水の製造方法および製造装置 |
| WO2008072391A1 (ja) * | 2006-12-14 | 2008-06-19 | Ait Corporation | エマルジョン燃料とその製造方法及び製造装置 |
| KR101484492B1 (ko) * | 2007-10-10 | 2015-01-20 | 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 | 반도체 기판의 제작 방법 및 반도체 장치의 제작 방법 |
| WO2022047207A1 (en) * | 2020-08-28 | 2022-03-03 | ElectroSea, LLC | Electrolytic biocide-generating unit with flow transition detection |
| CN114920330A (zh) * | 2021-07-09 | 2022-08-19 | 上海衡仕科技有限公司 | 一种低表面张力的电位水的制备方法和应用 |
-
1994
- 1994-09-19 JP JP6250012A patent/JPH0889967A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2832703A1 (fr) * | 2001-11-29 | 2003-05-30 | Electricite De France | Dispositif sono-electrochimique et procede sono-electrochimique de degradation de molecules organiques |
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| WO2008072391A1 (ja) * | 2006-12-14 | 2008-06-19 | Ait Corporation | エマルジョン燃料とその製造方法及び製造装置 |
| JP2008150421A (ja) * | 2006-12-14 | 2008-07-03 | Kenji Suzuki | エマルジョン燃料とその製造方法及び製造装置 |
| KR101484492B1 (ko) * | 2007-10-10 | 2015-01-20 | 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 | 반도체 기판의 제작 방법 및 반도체 장치의 제작 방법 |
| WO2022047207A1 (en) * | 2020-08-28 | 2022-03-03 | ElectroSea, LLC | Electrolytic biocide-generating unit with flow transition detection |
| CN114920330A (zh) * | 2021-07-09 | 2022-08-19 | 上海衡仕科技有限公司 | 一种低表面张力的电位水的制备方法和应用 |
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