JPH0889878A - 塗装方法 - Google Patents

塗装方法

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JPH0889878A
JPH0889878A JP22844294A JP22844294A JPH0889878A JP H0889878 A JPH0889878 A JP H0889878A JP 22844294 A JP22844294 A JP 22844294A JP 22844294 A JP22844294 A JP 22844294A JP H0889878 A JPH0889878 A JP H0889878A
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JP
Japan
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color
coating
paint
valve
previous
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP22844294A
Other languages
English (en)
Inventor
Eihiko Tada
映彦 多田
Hirobumi Wada
博文 和田
Tadashi Arai
正 新井
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0889878A publication Critical patent/JPH0889878A/ja
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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 塗料供給路を洗浄することなく色替して中塗
り塗装する際、混色を防止して塗装品質を高める。 【構成】 カラーチェンジバルブ(CCV)1のA色塗
料で塗装中に、A色塗装サイクルが完了する前にペイン
トホース3に対するA色塗料の供給を停止してB色塗料
の供給を開始し、B色塗料にてA色塗料を押出してA色
塗装サイクルを完了する。その後、ペイントホース3内
のA色とB色の境界部の混色塗料を塗装ガン4のトリガ
バルブ5近傍のダンプバルブ6から外部に排出し、ペイ
ントホース3内にB色塗料を満たした状態でB色塗装サ
イクルを開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車の中塗り
塗装において前色塗装を行った後、塗料供給路に残った
前色塗料を色彩の異なる次色塗料にて押出して色替する
ような塗装方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、中塗り塗装において色彩の異なる
塗料に色替して塗装する時、例えば特開平6−7922
4号公報に示されるように、前色と次色の色相が共通す
るか否かを判断し、色相が共通する場合は塗装ガンの洗
浄を行うことなくそのまま次色塗料を塗装ガンに供給し
て色替するような技術が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記技術におい
ては、塗装ガンの洗浄を省略することで塗料とか洗浄液
の節約を図ることができ、また作業効率を高めることが
できるという利点があるものの、色相が共通していると
はいえ前色と次色の境目に混色が生じて部分的に塗色が
変化し、その上から隠蔽性の良くない上塗り塗料を塗装
すると塗色の変化が表面に表れて品質低下につながると
いう欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明は、中塗り塗装中に塗料供給路の洗浄を行うこ
となく前色と色彩の異なる次色塗料を塗料供給路に送り
込んで色替し、前色塗装に引続き継続して次色塗装を行
うようにした塗装方法において、前色塗装が完了する前
に塗料供給路に対する前色塗料の供給を停止して次色塗
料の供給を開始し、塗料供給路内に残留する前色塗料を
次色塗料にて押出して前色塗装を完了するとともに、そ
の後、塗料供給路内の前色塗料と次色塗料の境界部の混
色塗料を塗装ガンの吐出部近傍の排出部から外部に排出
し、次いで次色塗装を開始するようにした。
【0005】
【作用】前色と次色の境界部の混色塗料を外部に排出
し、塗料供給路内に完全に次色塗料を満たした状態で次
色塗装を開始するため被塗装物の塗色が変化しない。こ
の際、塗料の排出部を塗装ガンの吐出部近傍に設けるこ
とで前色塗料を殆ど使いきることができ、しかも次色塗
装を開始する時に塗料供給路内に前色塗料が残る余地を
少なくすることができる。
【0006】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基いて説
明する。ここで、図1は本発明の塗装方法を行う塗装装
置の概要図、図2は本発明の塗装方法を実現するための
バルブ等の作動プログラム図である。本発明は例えば自
動車の中塗り塗装工程において、順次搬送される車体の
先頭車体には塗色Aを、次の車体には塗色Bを、又次の
車体には塗色Aというふうに、1つの塗装ガンにて次々
と色替しながら塗装するような際の塗装方法に適用され
る。
【0007】そして、この塗装装置は図1に示すよう
に、カラーチェンジバルブ(以下、CCVという。)1
にペイントレギュレータ2を介して接続する塗料供給路
としてのペイントホース3と、このペイントホース3に
接続する塗装ガン4を備え、この塗装ガン4には、後述
するタイミングで開閉制御される排出部としてのダンプ
バルブ6が吐出部としてのトリガバルブ5の上流側に近
接して設けられるとともに、ダンプバルブ6にはダンプ
ホース7が接続されている。
【0008】CCV1には複数の塗色塗料(実施例では
塗色A、B、C、Dの4色)の流通を制御する各塗色バ
ルブと、洗浄液sの流通を制御する洗浄液バルブと、エ
アaの流通を制御するエアバルブが設けられ、例えば塗
色Aは黒、塗色Bは濃グレー、塗色Cは淡グレー、塗色
Dは赤であるとした場合に、本発明の塗装方法は例えば
A色からB色、又はB色からA色のように色相の共通す
る塗料の色替時に適用される。
【0009】そこで今、先頭車両に塗色Aで中塗り塗装
を行った後、次の車両に塗色Bの塗装を行う場合を例に
とって、色替に伴う各バルブ等の作動プログラムを図2
に基づき説明する。塗色Aで塗装中にA色塗装が完了す
る前にCCV1のA色バルブを閉じてB色バルブを開く
よう押出し指令が出される。この押出し指令のタイミン
グは、ペイントホース3内に残ったA色塗料によって先
頭車両に完全にA色塗装を完了させることができ、しか
もA色塗装が完了した際に、ペイントホース3内のA色
塗料の末端がダンプバルブ6の上流近傍に位置するよう
なタイミングであり、例えば予め設定した入力値に基づ
いてパソコン等から指令が発せられる。
【0010】そして、B色バルブから吐出されたB色塗
料はペイントホース3内のA色塗料を押込んで進み、塗
装ガン4のトリガバルブ5からはA色塗料が押出されて
A色塗装の残りのサイクルが行われる。そして前記のよ
うにA色塗料とB色塗料の境界部はダンプバルブ6の上
流近傍に位置し、且つこのダンプバルブ6はトリガバル
ブ5に近接しているため、A色塗料を最後まで使いきる
ことができる。
【0011】次に、A色塗装サイクルが終了して塗装ガ
ン4のトリガバルブ5が閉じられるとB色バルブも閉じ
られ、吐出圧力は待機圧力まで低下する。この時、ペイ
ントホース3内の塗色Aと塗色Bの境界部は塗料が多少
混じり合って混色状態にあるため、そのままこの混色状
態の塗料で塗装すると被塗装物の塗色が変化する。
【0012】そこで、この混色状態の塗料を外部に排出
する。すなわち、図2のダンプ押出し区間のようにダン
プバルブ6を開くとともにB色バルブを開いてペイント
ホース3内の塗料をB色塗料にて押込み、混色状態にあ
る塗料をダンプバルブ6からダンプホース7を介し、レ
ギュレータを全開にして吐出圧を上昇させ短時間で押出
す。また同時に、この押出しによってペイントホース3
内をB色塗料で満たす。そしてペイントホース3内がB
色塗料で満たされるとB色バルブを閉じ、ダンプバルブ
6を閉じる。この際、ダンプバルブ6がトリガバルブ5
の近傍にあることから、ペイントホース3内にA色塗料
が残る余地が少なくなり、しかも少量の塗料を排出する
だけでペイントホース3内がB色塗料で満たされる。因
みに、このダンプ押出しのための各バルブの制御も予め
設定した時間によって制御する。
【0013】次いで、次の車体に対する塗装準備が完了
すると、B色バルブを開くと同時に塗装ガン4のトリガ
バルブ5を開けば、最初からB色塗料が吐出されて混色
なく高品質の塗装を行うことができる。尚、このような
塗装品質はA色塗装サイクルが終了した後、洗浄液によ
ってペイントホース3内を洗浄することによっても同様
の効果が得られるが、この場合はペイントホース3内の
前色塗料を全て捨てることになり、塗料及び洗浄液に無
駄が生じるとともに洗浄時間とか次色供給時間が必要に
なって、サイクルタイムに無駄が生じる。
【0014】尚、本発明を実施するための各パラメータ
等の設定はCCV別に設定することができ、例えば全て
シーケンサに接続されたパソコン等により任意に設定変
更可能とされるとともに、各塗装装置の塗装条件に応じ
た設定(設定時間、タイミング等)が可能である。ま
た、パラメータを変更して本塗装方法の使用/不使用を
切換えることも可能である。
【0015】
【発明の効果】以上に説明したように本発明の塗装方法
は、前色塗装が完了する前に次色塗料の供給を開始し、
塗料供給路内の前色塗料を押出して前色塗装を完了させ
た後、前色と次色の混色した塗料を排出して次色塗装を
開始するようにしたため、塗料の色が変化して品質を低
下させるような不具合を防止できる。また、混色した塗
料を排出する排出部を塗装ガンの吐出部近傍に設けるこ
とで、前色を殆ど使いきることができ、しかも次色塗装
を開始する時に塗料供給路内に前色塗料が残る余地を少
なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の塗装方法を行う塗装装置の概要図
【図2】本発明の塗装方法を実現するためのバルブ等の
作動プログラム図
【符号の説明】
1…カラーチェンジバルブ、3…ペイントホース、4…
塗装ガン、5…トリガバルブ、6…ダンプバルブ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中塗り塗装中に塗料供給路の洗浄を行う
    ことなく前色と色彩の異なる次色塗料を塗料供給路に送
    り込んで色替し、前色塗装に引続き継続して次色塗装を
    行うようにした塗装方法において、前記前色塗装が完了
    する前に塗料供給路に対する前色塗料の供給を停止して
    次色塗料の供給を開始し、前記塗料供給路内に残留する
    前色塗料を次色塗料にて押出して前色塗装を完了すると
    ともに、その後、塗料供給路内の前色塗料と次色塗料の
    境界部の混色塗料を塗装ガンの吐出部近傍の排出部から
    外部に排出し、次いで次色塗装を開始することを特徴と
    する塗装方法。
JP22844294A 1994-09-22 1994-09-22 塗装方法 Withdrawn JPH0889878A (ja)

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JP22844294A JPH0889878A (ja) 1994-09-22 1994-09-22 塗装方法

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JP22844294A JPH0889878A (ja) 1994-09-22 1994-09-22 塗装方法

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JPH0889878A true JPH0889878A (ja) 1996-04-09

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JP22844294A Withdrawn JPH0889878A (ja) 1994-09-22 1994-09-22 塗装方法

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