JPH0889778A - 粉末材料の排出方法及び排出装置 - Google Patents
粉末材料の排出方法及び排出装置Info
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- JPH0889778A JPH0889778A JP25946094A JP25946094A JPH0889778A JP H0889778 A JPH0889778 A JP H0889778A JP 25946094 A JP25946094 A JP 25946094A JP 25946094 A JP25946094 A JP 25946094A JP H0889778 A JPH0889778 A JP H0889778A
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- powder material
- rotary drum
- drum
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- discharging
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 回転ドラム内に収納されている粉末材料を迅
速、かつ、安全・衛生的に排出するようにしたものであ
る。 【構成】 所定の角度反転し、かつ、シーソーの如く揺
動する台枠10と、回転ドラム3を回転自在に乗載する
摩擦車18,19と、回転ドラム3を摩擦車18,19
との間で抱持する抱持アーム25とを具備した混合機2
により、混合が終了した粉末材料を収納した回転ドラム
3を、投入・排出筒3aを下向きにして、移動手段39
を介して床面に降ろし、この回転ドラム3を移動手段3
9により排出場所まで移動し、前記排出場所において
は、エア噴射装置5の噴射ノズル79を、前記回転ドラ
ム3の投入・排出筒3aの反対側に開口した開口部37
より回転ドラム3内に挿入し、かつ、前記回転ドラム3
の投入・排出筒3aに排出シュート57を接続する。
速、かつ、安全・衛生的に排出するようにしたものであ
る。 【構成】 所定の角度反転し、かつ、シーソーの如く揺
動する台枠10と、回転ドラム3を回転自在に乗載する
摩擦車18,19と、回転ドラム3を摩擦車18,19
との間で抱持する抱持アーム25とを具備した混合機2
により、混合が終了した粉末材料を収納した回転ドラム
3を、投入・排出筒3aを下向きにして、移動手段39
を介して床面に降ろし、この回転ドラム3を移動手段3
9により排出場所まで移動し、前記排出場所において
は、エア噴射装置5の噴射ノズル79を、前記回転ドラ
ム3の投入・排出筒3aの反対側に開口した開口部37
より回転ドラム3内に挿入し、かつ、前記回転ドラム3
の投入・排出筒3aに排出シュート57を接続する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転ドラム内に収納し
た複数種類の粉末材料を混合機により攪拌・混合した
後、前記混合を終えた粉末材料を回転ドラム内から迅速
・確実に自動排出を行えるようにした粉末材料の排出方
法及び排出装置に関する。
た複数種類の粉末材料を混合機により攪拌・混合した
後、前記混合を終えた粉末材料を回転ドラム内から迅速
・確実に自動排出を行えるようにした粉末材料の排出方
法及び排出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、2種類以上の粉末材料を攪拌・混
合する場合には、例えば、実公昭57−51068号公
報で示すように、所定量の粉末材料を収納した中空円筒
状の回転ドラムを、クランク機構と連結されてシーソー
の如く揺動する台枠上に、電動駆動する摩擦車を介して
回転自在に乗載し、前記回転ドラムを摩擦車による回転
運動と、クランク機構による揺動運動とにより回転・揺
動させるように構成した混合機によって、粉末材料の攪
拌・混合作業を行うようにしていた。
合する場合には、例えば、実公昭57−51068号公
報で示すように、所定量の粉末材料を収納した中空円筒
状の回転ドラムを、クランク機構と連結されてシーソー
の如く揺動する台枠上に、電動駆動する摩擦車を介して
回転自在に乗載し、前記回転ドラムを摩擦車による回転
運動と、クランク機構による揺動運動とにより回転・揺
動させるように構成した混合機によって、粉末材料の攪
拌・混合作業を行うようにしていた。
【0003】そして、前記攪拌・混合を終えた粉末材料
を回転ドラムから排出する場合は、実公昭57−510
68号公報の第1図に2点鎖線で示されているように、
クランク機構を駆動して回転ドラムを、その排出口を下
側に向けて傾斜可能な限度の角度で傾斜させ、つづい
て、排出口の開閉蓋を取外した後、前記回転ドラムを傾
斜させた状態で、摩擦車の駆動により回転させて、前記
回転ドラム内の混合を終えた粉末材料を排出していた。
を回転ドラムから排出する場合は、実公昭57−510
68号公報の第1図に2点鎖線で示されているように、
クランク機構を駆動して回転ドラムを、その排出口を下
側に向けて傾斜可能な限度の角度で傾斜させ、つづい
て、排出口の開閉蓋を取外した後、前記回転ドラムを傾
斜させた状態で、摩擦車の駆動により回転させて、前記
回転ドラム内の混合を終えた粉末材料を排出していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ようにして粉末材料の排出作業を行う場合、回転ドラム
を傾斜させて排出口を下に向けた状態で、開閉蓋を取外
して粉末材料を排出するようにしていたので、粉末材料
は、開閉蓋を取外した瞬間に排出口から一気に一定量落
下排出されることとなり、この排出時のショックにより
粉末材料が周囲に飛散するという問題があった。特に、
粉末材料が重金属や薬品類等である場合、飛散した粉末
材料が人体に付着したり吸い込んだりすると、人体に重
大な悪影響をおよぼすおそれがあるため、前記排出手段
は作業者の安全・衛生上問題があった。
ようにして粉末材料の排出作業を行う場合、回転ドラム
を傾斜させて排出口を下に向けた状態で、開閉蓋を取外
して粉末材料を排出するようにしていたので、粉末材料
は、開閉蓋を取外した瞬間に排出口から一気に一定量落
下排出されることとなり、この排出時のショックにより
粉末材料が周囲に飛散するという問題があった。特に、
粉末材料が重金属や薬品類等である場合、飛散した粉末
材料が人体に付着したり吸い込んだりすると、人体に重
大な悪影響をおよぼすおそれがあるため、前記排出手段
は作業者の安全・衛生上問題があった。
【0005】また、前記粉末材料の排出において、回転
ドラム内の粉末材料の半分以上は、開閉蓋を取外した直
後に排出口から一気に排出されるものの、排出口付近に
自然落下せずに回転ドラム内に残留している粉末材料
は、傾斜した状態で回転する回転ドラムの蓋体内周面に
設けた排出案内板によって掻き上げながら、順次排出口
から排出を行っていたので、回転ドラム内に収容したす
べての粉末材料を排出するには、相当の時間を必要とす
るとともに、回転ドラム内の粉末材料を、即ち、前記蓋
体と回転ドラムとの接続部隅部や、蓋体と排出案内板と
の接続部隅部等回転ドラム内の角部に付着した粉末材料
を円滑・良好に排出することができなかった。
ドラム内の粉末材料の半分以上は、開閉蓋を取外した直
後に排出口から一気に排出されるものの、排出口付近に
自然落下せずに回転ドラム内に残留している粉末材料
は、傾斜した状態で回転する回転ドラムの蓋体内周面に
設けた排出案内板によって掻き上げながら、順次排出口
から排出を行っていたので、回転ドラム内に収容したす
べての粉末材料を排出するには、相当の時間を必要とす
るとともに、回転ドラム内の粉末材料を、即ち、前記蓋
体と回転ドラムとの接続部隅部や、蓋体と排出案内板と
の接続部隅部等回転ドラム内の角部に付着した粉末材料
を円滑・良好に排出することができなかった。
【0006】更に、一台の混合機で複数の回転ドラムを
使用して種々の粉末材料の混合を行う場合、前記のよう
に回転ドラムを所定角度傾斜させて粉末材料を排出する
ようにした混合機においては、混合作業が終了する毎に
クレーン等の吊持手段を利用して回転ドラムを移し替え
ることにより、複数の回転ドラムの使用が可能となる反
面、すべての回転ドラムによる混合が終了した後、順次
回転ドラムを混合機上に改めて移し替えて混合の終了し
た粉末材料を排出するようにしたり、あるいは、混合が
終了した粉末材料を別工程で排出した後、クレーン等に
より回転ドラムを一個づつ混合機上に移し粉末材料の混
合を行うようにしなければならないので、前記粉末材料
の混合作業には手間と時間がかかり、作業効率が非常に
悪いという問題があった。
使用して種々の粉末材料の混合を行う場合、前記のよう
に回転ドラムを所定角度傾斜させて粉末材料を排出する
ようにした混合機においては、混合作業が終了する毎に
クレーン等の吊持手段を利用して回転ドラムを移し替え
ることにより、複数の回転ドラムの使用が可能となる反
面、すべての回転ドラムによる混合が終了した後、順次
回転ドラムを混合機上に改めて移し替えて混合の終了し
た粉末材料を排出するようにしたり、あるいは、混合が
終了した粉末材料を別工程で排出した後、クレーン等に
より回転ドラムを一個づつ混合機上に移し粉末材料の混
合を行うようにしなければならないので、前記粉末材料
の混合作業には手間と時間がかかり、作業効率が非常に
悪いという問題があった。
【0007】本発明は、前記種々の問題に鑑み、混合を
終了した粉末材料の排出を、迅速・確実に、かつ、安全
・衛生的に行うことができるようにした粉末材料の排出
方法及び排出装置を提供することを目的とする。
終了した粉末材料の排出を、迅速・確実に、かつ、安全
・衛生的に行うことができるようにした粉末材料の排出
方法及び排出装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の課題を
解決するために、モータと駆動可能に連結されてシーソ
ーの如く揺動する台枠と、この台枠に取付けられてモー
タにより回転する摩擦車と、同じく台枠に取付けられて
シリンダにより一定の角度駆動する抱持アームとを備え
て構成した混合機と、粉末材料の投入・排出を行う投入
・排出筒と、この投入・排出筒の投入・排出口を開放・
閉鎖するバルブと、前記投入・排出筒側に取付けたキャ
スター等の車輪からなる移動手段とを備えて前記混合機
の摩擦車上に回動自在に乗載される回転ドラムと、先端
部に噴射ノズルを取付けてシリンダにより上下方向に駆
動するアームと、前記アームを上方端に枢支した支柱
と、前記噴射ノズルにエアを供給するコンプレッサとを
備えたエア噴射装置と、回転ドラムの投入・排出筒のバ
ルブを開閉するバルブ開閉装置と、シリンダにより上下
動して回転ドラムの投入・排出筒と接離可能に当接する
排出シュートとを備えた排出操作装置とにより粉末材料
の排出装置を構成する。
解決するために、モータと駆動可能に連結されてシーソ
ーの如く揺動する台枠と、この台枠に取付けられてモー
タにより回転する摩擦車と、同じく台枠に取付けられて
シリンダにより一定の角度駆動する抱持アームとを備え
て構成した混合機と、粉末材料の投入・排出を行う投入
・排出筒と、この投入・排出筒の投入・排出口を開放・
閉鎖するバルブと、前記投入・排出筒側に取付けたキャ
スター等の車輪からなる移動手段とを備えて前記混合機
の摩擦車上に回動自在に乗載される回転ドラムと、先端
部に噴射ノズルを取付けてシリンダにより上下方向に駆
動するアームと、前記アームを上方端に枢支した支柱
と、前記噴射ノズルにエアを供給するコンプレッサとを
備えたエア噴射装置と、回転ドラムの投入・排出筒のバ
ルブを開閉するバルブ開閉装置と、シリンダにより上下
動して回転ドラムの投入・排出筒と接離可能に当接する
排出シュートとを備えた排出操作装置とにより粉末材料
の排出装置を構成する。
【0009】そして、混合を終えた粉末材料を回転ドラ
ムから排出する場合は、回転ドラムを混合機の摩擦車と
抱持アームとの間で挟持した状態でその投入・排出筒側
が下向きになるように反転させて混合機から降ろし、つ
づいて、混合機から降ろした回転ドラムをその投入・排
出筒側に取付けたキャスター等の移動手段により所定の
排出場所まで移動させる。次に、排出場所において、前
記回転ドラムの投入・排出筒の下側に排出操作装置の排
出シュートを接続するとともに、前記投入・排出筒と反
対側の回転ドラム上部の開口部からエア噴射装置の噴射
ノズルを前記回転ドラム内に搬入する。この状態で、回
転ドラムの投入・排出筒のバルブを排出操作装置のバル
ブ開閉装置により自動開放して粉末材料を回転ドラムか
ら排出ホッパー等に排出を行い、粉末材料の排出開始か
ら所定時間経過後には前記噴射ノズルから圧縮されたエ
アを強制噴射させて、回転ドラム内の隅角部等に付着し
たり残存したりしている粉末材料を投入・排出口側に払
い落とし、粉末材料を回転ドラム内から完全に排出する
ことができるように構成したので、その作用は次に示す
とおりである。
ムから排出する場合は、回転ドラムを混合機の摩擦車と
抱持アームとの間で挟持した状態でその投入・排出筒側
が下向きになるように反転させて混合機から降ろし、つ
づいて、混合機から降ろした回転ドラムをその投入・排
出筒側に取付けたキャスター等の移動手段により所定の
排出場所まで移動させる。次に、排出場所において、前
記回転ドラムの投入・排出筒の下側に排出操作装置の排
出シュートを接続するとともに、前記投入・排出筒と反
対側の回転ドラム上部の開口部からエア噴射装置の噴射
ノズルを前記回転ドラム内に搬入する。この状態で、回
転ドラムの投入・排出筒のバルブを排出操作装置のバル
ブ開閉装置により自動開放して粉末材料を回転ドラムか
ら排出ホッパー等に排出を行い、粉末材料の排出開始か
ら所定時間経過後には前記噴射ノズルから圧縮されたエ
アを強制噴射させて、回転ドラム内の隅角部等に付着し
たり残存したりしている粉末材料を投入・排出口側に払
い落とし、粉末材料を回転ドラム内から完全に排出する
ことができるように構成したので、その作用は次に示す
とおりである。
【0010】
【作用】本発明は、前記のように、混合を終えた粉末材
料を回転ドラム内から排出する場合は、回転ドラムを混
合機に具備した挟持手段により投入・排出筒が下向きと
なるように垂直に反転させ、回転ドラムの投入・排出筒
に排出シュートを気密に接続するとともに、投入・排出
筒のバルブをバルブ開閉装置により自動開放し、投入・
排出口を開口して粉末材料の排出を行うようにしたの
で、バルブの開放による回転ドラム内の粉末材料の落下
排出中及び粉末材料の排出開始から所定時間経過後にお
けるエアの噴射により回転ドラム内に付着している粉末
材料を払い落とすような場合、粉末材料は全く外部に漏
出したり飛散したりすることがないので、粉末材料の排
出作業を迅速・確実に、かつ、安全・衛生的に行うこと
ができる。
料を回転ドラム内から排出する場合は、回転ドラムを混
合機に具備した挟持手段により投入・排出筒が下向きと
なるように垂直に反転させ、回転ドラムの投入・排出筒
に排出シュートを気密に接続するとともに、投入・排出
筒のバルブをバルブ開閉装置により自動開放し、投入・
排出口を開口して粉末材料の排出を行うようにしたの
で、バルブの開放による回転ドラム内の粉末材料の落下
排出中及び粉末材料の排出開始から所定時間経過後にお
けるエアの噴射により回転ドラム内に付着している粉末
材料を払い落とすような場合、粉末材料は全く外部に漏
出したり飛散したりすることがないので、粉末材料の排
出作業を迅速・確実に、かつ、安全・衛生的に行うこと
ができる。
【0011】また、本発明は、回転ドラムをその投入・
排出筒を下向きにして混合機から降ろし、粉末材料の排
出を行うようにしたので、回転ドラムを傾斜させて粉末
材料を排出する場合に比べてその排出が迅速・良好に行
い得、しかも、回転ドラムの上部からは噴射ノズルによ
りエアを強制噴射させて、回転ドラム内(特に隅角部)
に付着・残存している粉末材料も良好に払い落として排
出することができるので、回転ドラムの内部に残ってい
る粉末材料を良好に排出することができないという問題
を確実に解消し、粉末材料の排出作業を迅速・確実に行
うことができる。
排出筒を下向きにして混合機から降ろし、粉末材料の排
出を行うようにしたので、回転ドラムを傾斜させて粉末
材料を排出する場合に比べてその排出が迅速・良好に行
い得、しかも、回転ドラムの上部からは噴射ノズルによ
りエアを強制噴射させて、回転ドラム内(特に隅角部)
に付着・残存している粉末材料も良好に払い落として排
出することができるので、回転ドラムの内部に残ってい
る粉末材料を良好に排出することができないという問題
を確実に解消し、粉末材料の排出作業を迅速・確実に行
うことができる。
【0012】更に、粉末材料の混合が終了する毎に回転
ドラムを水平状態から垂直方向に反転して混合機から降
ろし、投入・排出筒側に取付けた移動手段により回転ド
ラムを所定の排出場所まで移動させて、粉末材料の排出
を行うようにしたので、回転ドラムを複数個使用して粉
末材料の混合を行う場合、粉末材料の混合作業と排出作
業とをそれぞれ別の場所で同時に行うことが可能であ
り、しかも、混合機による回転ドラムの反転機能と、回
転ドラム自体に設けた移動手段とを併用することによ
り、クレーン等の吊上搬送手段を用いることなく容易に
回転ドラムの移し替えと搬送ができるので、回転ドラム
を複数個使用しての混合作業を効率的に行うことができ
る。
ドラムを水平状態から垂直方向に反転して混合機から降
ろし、投入・排出筒側に取付けた移動手段により回転ド
ラムを所定の排出場所まで移動させて、粉末材料の排出
を行うようにしたので、回転ドラムを複数個使用して粉
末材料の混合を行う場合、粉末材料の混合作業と排出作
業とをそれぞれ別の場所で同時に行うことが可能であ
り、しかも、混合機による回転ドラムの反転機能と、回
転ドラム自体に設けた移動手段とを併用することによ
り、クレーン等の吊上搬送手段を用いることなく容易に
回転ドラムの移し替えと搬送ができるので、回転ドラム
を複数個使用しての混合作業を効率的に行うことができ
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を、例えば、合成樹脂
と顔料との粉末材料を混合する場合を図1ないし図15
により説明する。図1は本発明の粉末材料の排出装置を
備えた混合設備の一実施例を示す平面図で、図1におい
て、1は本発明の粉末材料の排出装置で、その構成を大
別すると、混合を行う前記合成樹脂と顔料からなる粉末
材料を収納した回転ドラム3を回転・揺動させたり、あ
るいは、所定角度反転させたりする機能を具備した混合
機2と、混合機2から所定の距離離れた位置に設置され
た、混合を終えた粉末材料を回転ドラム3内から排出さ
せるための排出操作装置4と、前記排出操作装置4に隣
接して設置された、粉末材料の排出を終えた回転ドラム
3内にエア(圧縮空気)を噴射して残存する粉末材料の
排出を行うためのエア噴射装置5とによって構成されて
いる。なお、図1中・6は排出を終えた回転ドラム3を
ローラコンベア等の搬送装置7に乗載するための反転装
置で、前記混合機2とは回転・揺動機能を除いてはほぼ
同一構造となっている。8は前記反転装置6と混合機2
との間に設置された混合を行う粉末材料を回転ドラム3
内に投入するための投入装置である。
と顔料との粉末材料を混合する場合を図1ないし図15
により説明する。図1は本発明の粉末材料の排出装置を
備えた混合設備の一実施例を示す平面図で、図1におい
て、1は本発明の粉末材料の排出装置で、その構成を大
別すると、混合を行う前記合成樹脂と顔料からなる粉末
材料を収納した回転ドラム3を回転・揺動させたり、あ
るいは、所定角度反転させたりする機能を具備した混合
機2と、混合機2から所定の距離離れた位置に設置され
た、混合を終えた粉末材料を回転ドラム3内から排出さ
せるための排出操作装置4と、前記排出操作装置4に隣
接して設置された、粉末材料の排出を終えた回転ドラム
3内にエア(圧縮空気)を噴射して残存する粉末材料の
排出を行うためのエア噴射装置5とによって構成されて
いる。なお、図1中・6は排出を終えた回転ドラム3を
ローラコンベア等の搬送装置7に乗載するための反転装
置で、前記混合機2とは回転・揺動機能を除いてはほぼ
同一構造となっている。8は前記反転装置6と混合機2
との間に設置された混合を行う粉末材料を回転ドラム3
内に投入するための投入装置である。
【0014】次に、図2ないし図7により、混合機2の
構造について説明する。図2ないし図5において、10
はアングル鋼等を用いて矩形状に枠組した台枠で、その
左右両端の中央から外方に向けて突設した支軸11を、
基台12に立設した支柱13上の軸受13aに挿通させ
て、前記台枠10を支柱13に揺動可能に取付ける。そ
して、前記支軸11の一方端(図2の右端)に止着した
スプロケット14と、前記基台12上に設置した揺動・
反転用モータ15とをチェーン16を介して駆動可能に
連結し、前記揺動・反転用モータ15により前記台枠1
0を支軸11を中心としてシーソーの如く揺動させる。
構造について説明する。図2ないし図5において、10
はアングル鋼等を用いて矩形状に枠組した台枠で、その
左右両端の中央から外方に向けて突設した支軸11を、
基台12に立設した支柱13上の軸受13aに挿通させ
て、前記台枠10を支柱13に揺動可能に取付ける。そ
して、前記支軸11の一方端(図2の右端)に止着した
スプロケット14と、前記基台12上に設置した揺動・
反転用モータ15とをチェーン16を介して駆動可能に
連結し、前記揺動・反転用モータ15により前記台枠1
0を支軸11を中心としてシーソーの如く揺動させる。
【0015】17は前記台枠10の前後方向(図4の左
右方向)に取付けた軸受10aに、台枠10の支軸11
と直交させて回転自在に挿通した一対の回転軸で、これ
ら回転軸17,17の両端部には、回転ドラム3を横倒
しの状態で、回転自在に乗載する摩擦車18,19がそ
れぞれ一対ずつ取付けられており、また、内側方向には
スプロケット20,20がそれぞれ取付けられている。
そして、前記スプロケット20と、前記台枠10の下側
面に取付けた回転用モータ21とをチェーン22により
駆動可能に連結し、前記回転用モータ21により摩擦車
18,19を駆動して回転ドラム3を回転させる。
右方向)に取付けた軸受10aに、台枠10の支軸11
と直交させて回転自在に挿通した一対の回転軸で、これ
ら回転軸17,17の両端部には、回転ドラム3を横倒
しの状態で、回転自在に乗載する摩擦車18,19がそ
れぞれ一対ずつ取付けられており、また、内側方向には
スプロケット20,20がそれぞれ取付けられている。
そして、前記スプロケット20と、前記台枠10の下側
面に取付けた回転用モータ21とをチェーン22により
駆動可能に連結し、前記回転用モータ21により摩擦車
18,19を駆動して回転ドラム3を回転させる。
【0016】次に、23は前記支軸11の他方端(図2
の左端)に設けた台枠10(回転ドラム3)の揺動・反
転角度を検出する検出装置(以下、角度検出装置とい
う)で、図6で示すように、台枠10の支軸11の先端
部に軸着した第1の歯車23aと、支柱13に取付けら
れた取付板23dに軸等を介して回転可能に止着され、
第1及び後述する第3の歯車23a,23cと噛合する
第2の歯車23bと、第3の歯車23cを軸着して取付
板23dの下部に取付けられたロータリーエンコーダ2
4とによって構成されている。そして、前記ロータリー
エンコーダ24は、図16で示すように、前記第1,第
2の歯車23a,23bを介して伝達される台枠10
(回転ドラム3)の揺動・反転角度に対応して検出した
パルス信号を、後述するプログラマブルコントローラP
C1 に送出している。
の左端)に設けた台枠10(回転ドラム3)の揺動・反
転角度を検出する検出装置(以下、角度検出装置とい
う)で、図6で示すように、台枠10の支軸11の先端
部に軸着した第1の歯車23aと、支柱13に取付けら
れた取付板23dに軸等を介して回転可能に止着され、
第1及び後述する第3の歯車23a,23cと噛合する
第2の歯車23bと、第3の歯車23cを軸着して取付
板23dの下部に取付けられたロータリーエンコーダ2
4とによって構成されている。そして、前記ロータリー
エンコーダ24は、図16で示すように、前記第1,第
2の歯車23a,23bを介して伝達される台枠10
(回転ドラム3)の揺動・反転角度に対応して検出した
パルス信号を、後述するプログラマブルコントローラP
C1 に送出している。
【0017】次に、25は台枠10に取付けたアーム固
定台26上に立設したアーム支柱27の上端に、枢軸2
7aを介して基端部を回動可能に取付けた回転ドラム3
抱持用の抱持アームで、図7で示すように、その上方端
部には回転輪28が回転自在に取付けられている。ま
た、前記アーム支柱27の下方端にはシリンダ29の基
部を枢支し、抱持アーム25のほぼ中央部にはシリンダ
29のピストンロッド29aが連結されており、図7で
示すように、シリンダ29のピストンロッド29aを伸
退させると、枢軸27aを中心として、抱持アーム25
を図7の実線の位置から2点鎖線の位置まで回動させて
回転ドラム3の抱持状態を解除したり、あるいは、抱持
アーム25を図7の実線で示す位置まで回動させて回転
ドラム3を摩擦車18,19との間で回転自在に抱持す
るように構成されている。
定台26上に立設したアーム支柱27の上端に、枢軸2
7aを介して基端部を回動可能に取付けた回転ドラム3
抱持用の抱持アームで、図7で示すように、その上方端
部には回転輪28が回転自在に取付けられている。ま
た、前記アーム支柱27の下方端にはシリンダ29の基
部を枢支し、抱持アーム25のほぼ中央部にはシリンダ
29のピストンロッド29aが連結されており、図7で
示すように、シリンダ29のピストンロッド29aを伸
退させると、枢軸27aを中心として、抱持アーム25
を図7の実線の位置から2点鎖線の位置まで回動させて
回転ドラム3の抱持状態を解除したり、あるいは、抱持
アーム25を図7の実線で示す位置まで回動させて回転
ドラム3を摩擦車18,19との間で回転自在に抱持す
るように構成されている。
【0018】図2ないし図5中、30は回転ドラム3外
周の軸方向中央に所定の間隔をあけ周設した1対の係止
突起で、これら係止突起30,30間には、前記台枠1
0のアーム固定台26上に直立させたアーム31に回転
自在に取付けた係止ローラ31aが当接しており、前記
抱持アーム25の存在と相まって、混合機2の運転中に
回転ドラム3が摩擦車18,19上から滑落するのを防
いでいる。
周の軸方向中央に所定の間隔をあけ周設した1対の係止
突起で、これら係止突起30,30間には、前記台枠1
0のアーム固定台26上に直立させたアーム31に回転
自在に取付けた係止ローラ31aが当接しており、前記
抱持アーム25の存在と相まって、混合機2の運転中に
回転ドラム3が摩擦車18,19上から滑落するのを防
いでいる。
【0019】次に、32は混合機2の運転制御を行うた
めの制御装置で、その一実施例を図16に示す。図16
において、PC1 は入力信号に対応して混合機2の揺動
・反転用及び回転用モータ15,21及び抱持アーム2
5のシリンダ29の駆動範囲を予め設定したシーケンス
プログラムにより制御するためのプログラマブルコント
ローラ(以下シーケンサPC1 という)で、その入力端
I1 には、台枠10(回転ドラム3)の揺動・反転角度
に相当するパルス信号を出力するロータリーエンコーダ
24が、入力端I2 ,I3 には、回転ドラム3の揺動運
動の開始・停止操作用のスイッチ回路S1 が、入力端I
4 ,I5 には、回転ドラム3の回転運動の開始・停止操
作用のスイッチ回路S2 が、入力端I6 ,I7 には、回
転ドラム3の抱持及び抱持解除操作用のスイッチ回路S
3 が、入力端I8 〜I10には、回転ドラム3の反転操作
用のスイッチ回路S4 がそれぞれ接続されている。ま
た、出力端O1 には、インバータINV1 を介して揺動
・反転用モータ15が、出力端O2 には、インバータI
NV2 を介して回転用モータ21が、出力端O3 には、
抱持アーム25駆動用のシリンダ29がそれぞれ接続さ
れている。
めの制御装置で、その一実施例を図16に示す。図16
において、PC1 は入力信号に対応して混合機2の揺動
・反転用及び回転用モータ15,21及び抱持アーム2
5のシリンダ29の駆動範囲を予め設定したシーケンス
プログラムにより制御するためのプログラマブルコント
ローラ(以下シーケンサPC1 という)で、その入力端
I1 には、台枠10(回転ドラム3)の揺動・反転角度
に相当するパルス信号を出力するロータリーエンコーダ
24が、入力端I2 ,I3 には、回転ドラム3の揺動運
動の開始・停止操作用のスイッチ回路S1 が、入力端I
4 ,I5 には、回転ドラム3の回転運動の開始・停止操
作用のスイッチ回路S2 が、入力端I6 ,I7 には、回
転ドラム3の抱持及び抱持解除操作用のスイッチ回路S
3 が、入力端I8 〜I10には、回転ドラム3の反転操作
用のスイッチ回路S4 がそれぞれ接続されている。ま
た、出力端O1 には、インバータINV1 を介して揺動
・反転用モータ15が、出力端O2 には、インバータI
NV2 を介して回転用モータ21が、出力端O3 には、
抱持アーム25駆動用のシリンダ29がそれぞれ接続さ
れている。
【0020】次に、図8ないし図11により、回転ドラ
ム3の構造を説明する。図8で示すように、回転ドラム
3は、その一方端(図8の下側)を先細状(漏斗状)と
して有底筒状に形成されている。前記先細状の先端部に
は、混合を行う粉末材料の投入・排出を行うための投入
・排出筒3aが一体的に形成されておりこの投入・排出
筒3aの軸方向の中間位置には、図9に示すように、投
入・排出筒3aの投入・排出口35を開閉するバルブ3
6が嵌挿されている。また、前記投入・排出筒3aとは
反対側の回転ドラムの底面側(図8の上側)には、開口
部37が後述するエア噴射装置の噴射ノズルを挿脱する
ために開口されており、通常は図10で示すように、盲
蓋37aにより閉鎖されている。
ム3の構造を説明する。図8で示すように、回転ドラム
3は、その一方端(図8の下側)を先細状(漏斗状)と
して有底筒状に形成されている。前記先細状の先端部に
は、混合を行う粉末材料の投入・排出を行うための投入
・排出筒3aが一体的に形成されておりこの投入・排出
筒3aの軸方向の中間位置には、図9に示すように、投
入・排出筒3aの投入・排出口35を開閉するバルブ3
6が嵌挿されている。また、前記投入・排出筒3aとは
反対側の回転ドラムの底面側(図8の上側)には、開口
部37が後述するエア噴射装置の噴射ノズルを挿脱する
ために開口されており、通常は図10で示すように、盲
蓋37aにより閉鎖されている。
【0021】38は前記盲蓋37aと開口部37の鍔部
37bとを密着させるためにリング状に形成した固定金
具で、図10,11で示すように、内周面にV字状の溝
部38aを形成した半円状をなす1対の固定片38
c1 ,38c2 の基端側は接続金具38bにて回動自在
に取付け、他方の自由端側には固定片38c1 ,38c
2を固定するための締付金具38dとを備えて構成され
ている。そして、前記固定金具38を開口部37端縁に
取付ける場合は、図11に2点鎖線で示すように、1対
の固定片38c1 ,38c2 の自由端側を開放し、図1
0のように、盲蓋37a及び開口部37の鍔部37bの
外周面に1対の固定片38c1 ,38c2 の内周面を当
接させて、図11に実線で示すように、固定片38
c1 ,38c2 の自由端を閉じ、締付金具38dを締付
けることにより、固定片38c1 ,38c2 の内周面に
形成したV字状の溝部38aを利用して、盲蓋37aと
開口部37の鍔部37bとを強固に密着保持させる。
37bとを密着させるためにリング状に形成した固定金
具で、図10,11で示すように、内周面にV字状の溝
部38aを形成した半円状をなす1対の固定片38
c1 ,38c2 の基端側は接続金具38bにて回動自在
に取付け、他方の自由端側には固定片38c1 ,38c
2を固定するための締付金具38dとを備えて構成され
ている。そして、前記固定金具38を開口部37端縁に
取付ける場合は、図11に2点鎖線で示すように、1対
の固定片38c1 ,38c2 の自由端側を開放し、図1
0のように、盲蓋37a及び開口部37の鍔部37bの
外周面に1対の固定片38c1 ,38c2 の内周面を当
接させて、図11に実線で示すように、固定片38
c1 ,38c2 の自由端を閉じ、締付金具38dを締付
けることにより、固定片38c1 ,38c2 の内周面に
形成したV字状の溝部38aを利用して、盲蓋37aと
開口部37の鍔部37bとを強固に密着保持させる。
【0022】次に、39は回転ドラム3の投入・排出筒
3a側に設けた前記回転ドラム3の移動手段で、アング
ル鋼等を円形状に形成して回転ドラムの漏斗状部に周設
したドラム受体40と、ドラム受体40の下面に一定の
間隔を保って溶接等により固定して下方に垂下して取付
けたパイプ等からなる支持脚41と、支持脚41の先端
部に回転自在に取付けられたキャスター等の車輪42と
により構成されている。そして、前記支持脚41は図8
で示すように、回転ドラム3を反転して直立させたと
き、投入・排出筒3aの下端面が床面Gに接地すること
なく、一定の高さ位置に保持できる長さに形成されてい
る。なお、図8中、43は回転ドラム3の底面側に形成
した開口部37と対向する部位に該開口部37よりやや
径大に開口し、かつ、開口部37の高さ寸法よりもやや
高くして形成した保護カバーで、回転ドラム3を図3の
ように、搬送装置7に乗載した際、回転ドラム3を搬送
装置7において円滑に移動させるためのものである。
3a側に設けた前記回転ドラム3の移動手段で、アング
ル鋼等を円形状に形成して回転ドラムの漏斗状部に周設
したドラム受体40と、ドラム受体40の下面に一定の
間隔を保って溶接等により固定して下方に垂下して取付
けたパイプ等からなる支持脚41と、支持脚41の先端
部に回転自在に取付けられたキャスター等の車輪42と
により構成されている。そして、前記支持脚41は図8
で示すように、回転ドラム3を反転して直立させたと
き、投入・排出筒3aの下端面が床面Gに接地すること
なく、一定の高さ位置に保持できる長さに形成されてい
る。なお、図8中、43は回転ドラム3の底面側に形成
した開口部37と対向する部位に該開口部37よりやや
径大に開口し、かつ、開口部37の高さ寸法よりもやや
高くして形成した保護カバーで、回転ドラム3を図3の
ように、搬送装置7に乗載した際、回転ドラム3を搬送
装置7において円滑に移動させるためのものである。
【0023】次に、前記回転ドラム3の投入・排出筒3
aに設けたバルブ36の構造を図9により説明する。前
記バルブ36は、図9で示すように、回転ドラム3の投
入・排出筒3aの外周部に所定の間隔を空けて周設した
鍔部3b,35aとの間に挟着した例えば、合成樹脂か
らなるリング状のバルブ基体45と、前記バルブ基体4
5の内側にパッキン46を介して投入・排出口35に該
投入・排出口35を開閉自在となして嵌挿した円板状の
弁体47と、この弁体47の周縁に取付けられて互いに
相反する方向にバルブ基体45を貫通させて、投入・排
出筒3aの周方向に突出させた1対の枢軸48,48a
と、前記枢軸48,48aのうち、一方の枢軸48に取
付けられて、後述する排出操作装置4のバルブ開閉装置
の係合ピンと対応する位置で該係合ピンを挿通するため
の係合孔49aを穿孔した係合部材49とによって構成
されている。
aに設けたバルブ36の構造を図9により説明する。前
記バルブ36は、図9で示すように、回転ドラム3の投
入・排出筒3aの外周部に所定の間隔を空けて周設した
鍔部3b,35aとの間に挟着した例えば、合成樹脂か
らなるリング状のバルブ基体45と、前記バルブ基体4
5の内側にパッキン46を介して投入・排出口35に該
投入・排出口35を開閉自在となして嵌挿した円板状の
弁体47と、この弁体47の周縁に取付けられて互いに
相反する方向にバルブ基体45を貫通させて、投入・排
出筒3aの周方向に突出させた1対の枢軸48,48a
と、前記枢軸48,48aのうち、一方の枢軸48に取
付けられて、後述する排出操作装置4のバルブ開閉装置
の係合ピンと対応する位置で該係合ピンを挿通するため
の係合孔49aを穿孔した係合部材49とによって構成
されている。
【0024】次に、図12ないし図14により、粉末材
料の排出操作装置4の構造を説明する。図12ないし図
14で示すように、排出操作装置4は、床面Gに設置さ
れて、回転ドラム3の投入・排出筒3aに設けたバルブ
36を自動開閉し、粉末材料が流通する投入・排出口3
5を開閉させるバルブ開閉装置55と、床面Gに凹設し
た図示しない凹孔部に収容されて、シリンダ56の駆動
により上下動し、回転ドラム3の投入・排出筒3aの先
端部(下端部)と図示しないパッキン等を介して気密
に、かつ、接離可能に当接して、回転ドラム3から排出
される粉末材料を流下させる筒状の排出シュート57と
により構成されている。そして、排出シュート57を通
って排出された粉末材料は、例えば、排出シュート57
の下部に設置した排出ホッパー58や、エア搬送用のエ
アダクト(図示せず)等を介して次工程に搬送される。
料の排出操作装置4の構造を説明する。図12ないし図
14で示すように、排出操作装置4は、床面Gに設置さ
れて、回転ドラム3の投入・排出筒3aに設けたバルブ
36を自動開閉し、粉末材料が流通する投入・排出口3
5を開閉させるバルブ開閉装置55と、床面Gに凹設し
た図示しない凹孔部に収容されて、シリンダ56の駆動
により上下動し、回転ドラム3の投入・排出筒3aの先
端部(下端部)と図示しないパッキン等を介して気密
に、かつ、接離可能に当接して、回転ドラム3から排出
される粉末材料を流下させる筒状の排出シュート57と
により構成されている。そして、排出シュート57を通
って排出された粉末材料は、例えば、排出シュート57
の下部に設置した排出ホッパー58や、エア搬送用のエ
アダクト(図示せず)等を介して次工程に搬送される。
【0025】次に、前記バルブ開閉装置55の構造を図
14により説明する。図14において、60はバルブ開
閉装置55を前後方向に移動(図14の左右方向)させ
る移動機構で、床面G上に取付座61aを介して取付け
た取付板61と、この取付板61上に軸固定部材62,
62を介して取付けた固定軸63と、前記固定軸63に
移動可能に嵌合した移動体64と、この移動体64上に
載置固定したモータ固定台65と、このモータ固定台6
5から垂下する連結座65aと、前記連結座65aにピ
ストンロッドを駆動可能に連結して取付板61上に設置
したシリンダ66とによって構成されている。
14により説明する。図14において、60はバルブ開
閉装置55を前後方向に移動(図14の左右方向)させ
る移動機構で、床面G上に取付座61aを介して取付け
た取付板61と、この取付板61上に軸固定部材62,
62を介して取付けた固定軸63と、前記固定軸63に
移動可能に嵌合した移動体64と、この移動体64上に
載置固定したモータ固定台65と、このモータ固定台6
5から垂下する連結座65aと、前記連結座65aにピ
ストンロッドを駆動可能に連結して取付板61上に設置
したシリンダ66とによって構成されている。
【0026】また、67は前記移動機構60に駆動連結
されて回転ドラム3の投入・排出筒3aに設けたバルブ
36を開閉するバルブ開閉機構で、図14で示すよう
に、前記モータ固定台65に水平に取付けたモータ68
と、前記モータ68の回転子軸に装着した回転軸69
と、この回転軸69の先端(図14の左端)に、バネ等
の可撓性部材70を介して共動可能に連結した係止板7
1と、この係止板71に所定の間隔を保って突設した1
対の係合ピン71aとによって構成されている。なお、
図14中、72はモータ固定台65にセンサ取付座72
aを介して取付けた回転軸69の回動範囲を検出するた
めの磁気センサ等のセンサで、モータ68の回転子軸と
回転軸69との連結部に取付けた検出体取付座72bに
具備した検出体72c,72dを検出することにより、
回転軸69の回動範囲を制御する。
されて回転ドラム3の投入・排出筒3aに設けたバルブ
36を開閉するバルブ開閉機構で、図14で示すよう
に、前記モータ固定台65に水平に取付けたモータ68
と、前記モータ68の回転子軸に装着した回転軸69
と、この回転軸69の先端(図14の左端)に、バネ等
の可撓性部材70を介して共動可能に連結した係止板7
1と、この係止板71に所定の間隔を保って突設した1
対の係合ピン71aとによって構成されている。なお、
図14中、72はモータ固定台65にセンサ取付座72
aを介して取付けた回転軸69の回動範囲を検出するた
めの磁気センサ等のセンサで、モータ68の回転子軸と
回転軸69との連結部に取付けた検出体取付座72bに
具備した検出体72c,72dを検出することにより、
回転軸69の回動範囲を制御する。
【0027】次に、エア噴射装置5の構造を図12,1
3及び図15により説明する。図12,13において、
エア噴射装置5は、排出操作装置4に隣接する床面G上
に立設したアーム支柱75と、このアーム支柱75の上
方端に枢軸75aを介して回動自在に連結されて、シリ
ンダ76の駆動により上下方向に回動するアーム77
と、L字状に形成し、かつ、L字状の長片側の中央部に
カバー体78aを形成して前記アーム77の先端部に止
着した連結管78と、この連結管78の先端部側に取付
けた噴射ノズル79と、更に、床面Gに設置されて連結
管78の基端部にバルブ78b及び供給ホース80aを
介して接続したコンプレッサ80とにより構成されてい
る。また、前記噴射ノズル79は、図15で示すよう
に、ノズルヘッド部79aに噴射孔79bを放射状に複
数孔設けてコンプレッサ80から給送されるエア(圧縮
空気)を前記噴射孔79bから放射方向に噴射させると
ともに、ノズルヘッド部79aを空気圧によって自転さ
せることにより、エアを攪乱状態で噴射させることがで
きるように構成されている。なお、図12,13中75
bは供給ホース80aの支持部材である。
3及び図15により説明する。図12,13において、
エア噴射装置5は、排出操作装置4に隣接する床面G上
に立設したアーム支柱75と、このアーム支柱75の上
方端に枢軸75aを介して回動自在に連結されて、シリ
ンダ76の駆動により上下方向に回動するアーム77
と、L字状に形成し、かつ、L字状の長片側の中央部に
カバー体78aを形成して前記アーム77の先端部に止
着した連結管78と、この連結管78の先端部側に取付
けた噴射ノズル79と、更に、床面Gに設置されて連結
管78の基端部にバルブ78b及び供給ホース80aを
介して接続したコンプレッサ80とにより構成されてい
る。また、前記噴射ノズル79は、図15で示すよう
に、ノズルヘッド部79aに噴射孔79bを放射状に複
数孔設けてコンプレッサ80から給送されるエア(圧縮
空気)を前記噴射孔79bから放射方向に噴射させると
ともに、ノズルヘッド部79aを空気圧によって自転さ
せることにより、エアを攪乱状態で噴射させることがで
きるように構成されている。なお、図12,13中75
bは供給ホース80aの支持部材である。
【0028】次に、図17に示す81は排出操作装置4
及びエア噴射装置5の運転を駆動制御するための制御装
置で、その一実施例を図17に示す。図17において、
PC2 は入力信号に対応して排出操作装置4及びエア噴
射装置5のシリンダ56,66,76及びモータ68の
駆動範囲を予め設定したシーケンスプログラムにより駆
動制御するためのプログラマブルコントローラ(以下、
シーケンサPC2 という)で、その入力端I1 ,I2 に
は、排出シュート57の接続・離脱操作用のスイッチ回
路S5 が、入力端I3 ,I4 には、エア噴射装置5の回
転ドラム3へのセット・リセット操作用のスイッチ回路
S6 が、入力端I5 ,I6 には、バルブ開閉装置55の
前進・後退操作用のスイッチ回路S7 が入力端I7 ,I
8 には、バルブ開閉装置55による回転ドラム3のバル
ブ36開閉操作用のスイッチ回路S8 が、入力端I9 に
は、バルブ開閉装置55の回転軸69の回動範囲を検出
するセンサ72がそれぞれ接続されている。また、出力
端O1 には、排出シュート57駆動用のシリンダ56
が、出力端O2 には、エア噴射装置5のアーム77駆動
用のシリンダ76が、出力端O3 には、バルブ開閉装置
55の移動機構60駆動用のシリンダ66が、出力端O
4 には、バルブ開閉装置55のバルブ開閉機構67駆動
用のモータ68がそれぞれ接続されている。
及びエア噴射装置5の運転を駆動制御するための制御装
置で、その一実施例を図17に示す。図17において、
PC2 は入力信号に対応して排出操作装置4及びエア噴
射装置5のシリンダ56,66,76及びモータ68の
駆動範囲を予め設定したシーケンスプログラムにより駆
動制御するためのプログラマブルコントローラ(以下、
シーケンサPC2 という)で、その入力端I1 ,I2 に
は、排出シュート57の接続・離脱操作用のスイッチ回
路S5 が、入力端I3 ,I4 には、エア噴射装置5の回
転ドラム3へのセット・リセット操作用のスイッチ回路
S6 が、入力端I5 ,I6 には、バルブ開閉装置55の
前進・後退操作用のスイッチ回路S7 が入力端I7 ,I
8 には、バルブ開閉装置55による回転ドラム3のバル
ブ36開閉操作用のスイッチ回路S8 が、入力端I9 に
は、バルブ開閉装置55の回転軸69の回動範囲を検出
するセンサ72がそれぞれ接続されている。また、出力
端O1 には、排出シュート57駆動用のシリンダ56
が、出力端O2 には、エア噴射装置5のアーム77駆動
用のシリンダ76が、出力端O3 には、バルブ開閉装置
55の移動機構60駆動用のシリンダ66が、出力端O
4 には、バルブ開閉装置55のバルブ開閉機構67駆動
用のモータ68がそれぞれ接続されている。
【0029】次に、本発明装置の動作を、図18に示す
フローチャートを参照しながら説明する。まず、混合を
行う粉末材料(合成樹脂及び顔料)を収納した回転ドラ
ム3を混合機2に横倒しの状態で水平に乗載する場合、
図3で示すように、回転ドラム3を、その投入・排出筒
3aを上方に向けて垂直に起立させた状態で搬送装置7
により混合機2の抱持位置まで搬送する。この後、制御
装置32の抱持開始操作スイッチ(図示せず)をONす
ると、操作スイッチ回路S3 からシーケンサPC1 の入
力端I6 に入力信号が入力され、この入力信号に対応し
て出力端O3 に接続した抱持アーム25駆動用のシリン
ダ29に駆動指令の信号が出力される。そして、前記駆
動指令により、前記シリンダ29は、そのピストンロッ
ド29aを後退させて、前記抱持アーム25を、図7に
2点鎖線で示す位置から実線で示す位置、即ち、回転ド
ラム3側へ枢軸27aを中心として回動降下させ、図2
で示すように、回転ドラム3を、抱持アーム25の先端
部に取付けた回転輪28,28と、台枠10に取付けた
摩擦車18,19とにより抱持する。
フローチャートを参照しながら説明する。まず、混合を
行う粉末材料(合成樹脂及び顔料)を収納した回転ドラ
ム3を混合機2に横倒しの状態で水平に乗載する場合、
図3で示すように、回転ドラム3を、その投入・排出筒
3aを上方に向けて垂直に起立させた状態で搬送装置7
により混合機2の抱持位置まで搬送する。この後、制御
装置32の抱持開始操作スイッチ(図示せず)をONす
ると、操作スイッチ回路S3 からシーケンサPC1 の入
力端I6 に入力信号が入力され、この入力信号に対応し
て出力端O3 に接続した抱持アーム25駆動用のシリン
ダ29に駆動指令の信号が出力される。そして、前記駆
動指令により、前記シリンダ29は、そのピストンロッ
ド29aを後退させて、前記抱持アーム25を、図7に
2点鎖線で示す位置から実線で示す位置、即ち、回転ド
ラム3側へ枢軸27aを中心として回動降下させ、図2
で示すように、回転ドラム3を、抱持アーム25の先端
部に取付けた回転輪28,28と、台枠10に取付けた
摩擦車18,19とにより抱持する。
【0030】つづいて、制御装置32の第1の反転操作
(回転ドラム3の横転操作)スイッチ(図示せず)をO
Nすると、操作スイッチ回路S4 からシーケンサPC1
の入力端I8 に入力信号が入力され、この入力信号に対
応して出力端O1 に接続されたインバータINV1 に駆
動指令の信号が出力される。前記駆動指令により、前記
インバータINV1 からは所定の電圧波形が出力され、
この波形の周波数に対応した電圧がインバータINV1
に接続した揺動・反転用モータ15に出力される。そし
て、前記出力電圧を受けて揺動・反転用モータ15は、
所定の駆動時間の間に徐々に加速され、インバータIN
V1 からの出力周波数が所定の周波数(例えば、10H
z)に達した時点からその速度を保って、図3の反時計
方向に回転する。前記揺動・反転用モータ15の回転力
は、チェーン16を介して台枠10に伝達され、回転ド
ラム3を、図3で示すように、搬送装置7上に垂直に起
立した状態から、図4で示すように、摩擦車18,19
上において水平方向に横転した状態となるように徐々に
反転(転回)させる。
(回転ドラム3の横転操作)スイッチ(図示せず)をO
Nすると、操作スイッチ回路S4 からシーケンサPC1
の入力端I8 に入力信号が入力され、この入力信号に対
応して出力端O1 に接続されたインバータINV1 に駆
動指令の信号が出力される。前記駆動指令により、前記
インバータINV1 からは所定の電圧波形が出力され、
この波形の周波数に対応した電圧がインバータINV1
に接続した揺動・反転用モータ15に出力される。そし
て、前記出力電圧を受けて揺動・反転用モータ15は、
所定の駆動時間の間に徐々に加速され、インバータIN
V1 からの出力周波数が所定の周波数(例えば、10H
z)に達した時点からその速度を保って、図3の反時計
方向に回転する。前記揺動・反転用モータ15の回転力
は、チェーン16を介して台枠10に伝達され、回転ド
ラム3を、図3で示すように、搬送装置7上に垂直に起
立した状態から、図4で示すように、摩擦車18,19
上において水平方向に横転した状態となるように徐々に
反転(転回)させる。
【0031】前記回転ドラム3の反転運動は、混合機2
の角度検出装置23により常時監視され、前記角度検出
装置23のロータリーエンコーダ24からシーケンサP
C1の入力端I1 に入力される出力パルス数が所定のパ
ルス数(例えば10,000パルス)に達して回転ドラ
ム3が水平状態になったことを検出すると、出力端O1
からインバータINV1 に停止指令の信号が出力され
る。この結果、インバータINV1 からは所定の電圧波
形が出力されなくなるため、前記揺動・反転用モータ1
5は、徐々に減速され、図示しないブレーキ装置により
制動がかけられて回転を停止し、回転ドラム3の混合機
2への反転横架運動を終える。従って、前記回転ドラム
3は、図4で示すように、摩擦車18,19上に横転し
た状態で乗載される。
の角度検出装置23により常時監視され、前記角度検出
装置23のロータリーエンコーダ24からシーケンサP
C1の入力端I1 に入力される出力パルス数が所定のパ
ルス数(例えば10,000パルス)に達して回転ドラ
ム3が水平状態になったことを検出すると、出力端O1
からインバータINV1 に停止指令の信号が出力され
る。この結果、インバータINV1 からは所定の電圧波
形が出力されなくなるため、前記揺動・反転用モータ1
5は、徐々に減速され、図示しないブレーキ装置により
制動がかけられて回転を停止し、回転ドラム3の混合機
2への反転横架運動を終える。従って、前記回転ドラム
3は、図4で示すように、摩擦車18,19上に横転し
た状態で乗載される。
【0032】次に、回転ドラム3内に収納した粉末材料
を混合する場合について説明する。まず、制御装置32
の回転開始操作スイッチ(図示せず)をONすると、操
作スイッチ回路S2 からシーケンサPC1 の入力端I4
に入力信号が入力され、この入力信号に対応して出力端
O2 からインバータINV2 に駆動指令の信号が出力さ
れる。前記駆動指令を受けて、インバータINV2 から
は所定の電圧波形が出力され、この波形の周波数に対応
した電圧がインバータINV2 と接続した回転用モータ
21に出力される。この結果、回転用モータ21は、所
定の駆動時間の間に徐々に加速され、インバータINV
2 からの出力周波数が所定の周波数(例えば、60H
z)に達した時点からその速度を保って回転する。前記
回転用モータ21の回転力は、チェーン22を介して摩
擦車18,19に伝達され、摩擦車18,19を介して
前記回転ドラム3を一定の速度で回転させる。
を混合する場合について説明する。まず、制御装置32
の回転開始操作スイッチ(図示せず)をONすると、操
作スイッチ回路S2 からシーケンサPC1 の入力端I4
に入力信号が入力され、この入力信号に対応して出力端
O2 からインバータINV2 に駆動指令の信号が出力さ
れる。前記駆動指令を受けて、インバータINV2 から
は所定の電圧波形が出力され、この波形の周波数に対応
した電圧がインバータINV2 と接続した回転用モータ
21に出力される。この結果、回転用モータ21は、所
定の駆動時間の間に徐々に加速され、インバータINV
2 からの出力周波数が所定の周波数(例えば、60H
z)に達した時点からその速度を保って回転する。前記
回転用モータ21の回転力は、チェーン22を介して摩
擦車18,19に伝達され、摩擦車18,19を介して
前記回転ドラム3を一定の速度で回転させる。
【0033】また、前記回転ドラム3の回転運動と同時
に揺動運動を行わせるために、制御装置32の揺動開始
操作スイッチ(図示せず)をONすると、操作スイッチ
回路S1 からシーケンサPC1 の入力端I2 に入力信号
が入力され、この入力信号に対応して出力端O1 からイ
ンバータINV1 に駆動指令の信号が出力される。前記
駆動指令を受けて、インバータINV1 からは所定の電
圧波形が出力され、この波形の周波数に対応した電圧が
インバータINV1 と接続した揺動・反転用モータ15
に出力される。この結果、揺動・反転用モータ15は、
所定の駆動時間の間に徐々に加速され、インバータIN
V1 からの出力周波数が所定の周波数(例えば、60H
z)に達した時点からその速度を保って、図4における
反時計方向に回転をはじめる。前記揺動・反転用モータ
15の回転力は、チェーン16を介して台枠10に伝達
され、回転ドラム3は、その投入・排出筒3aを下側へ
向けるような状態で傾倒をはじめる。
に揺動運動を行わせるために、制御装置32の揺動開始
操作スイッチ(図示せず)をONすると、操作スイッチ
回路S1 からシーケンサPC1 の入力端I2 に入力信号
が入力され、この入力信号に対応して出力端O1 からイ
ンバータINV1 に駆動指令の信号が出力される。前記
駆動指令を受けて、インバータINV1 からは所定の電
圧波形が出力され、この波形の周波数に対応した電圧が
インバータINV1 と接続した揺動・反転用モータ15
に出力される。この結果、揺動・反転用モータ15は、
所定の駆動時間の間に徐々に加速され、インバータIN
V1 からの出力周波数が所定の周波数(例えば、60H
z)に達した時点からその速度を保って、図4における
反時計方向に回転をはじめる。前記揺動・反転用モータ
15の回転力は、チェーン16を介して台枠10に伝達
され、回転ドラム3は、その投入・排出筒3aを下側へ
向けるような状態で傾倒をはじめる。
【0034】そして、前記回転ドラム3の傾斜運動は、
前記反転運動と同様、角度検出装置23により常時監視
され、角度検出装置23のロータリーエンコーダ24か
らシーケンサPC1 の入力端I1 に入力される出力パル
ス数が所定のパルス数(例えば、10,320パルス)
に達すると、出力端O1 からインバータINV1 に逆回
転指令の信号が出力され、この逆回転指令を受けて、イ
ンバータINV1 は、揺動・反転用モータ15に、これ
を逆回転させる電圧波形を出力する。前記揺動・反転用
モータ15は、逆回転用の電圧波形により、所定の駆動
時間の間に、今度は逆方向(図4の時計方向)に徐々に
加速され、インバータINV1 からの出力周波数が所定
の周波数(例えば、60Hz)に達すると、その時点の
速度を保って、図4の時計方向側に回転しはじめる。
前記反転運動と同様、角度検出装置23により常時監視
され、角度検出装置23のロータリーエンコーダ24か
らシーケンサPC1 の入力端I1 に入力される出力パル
ス数が所定のパルス数(例えば、10,320パルス)
に達すると、出力端O1 からインバータINV1 に逆回
転指令の信号が出力され、この逆回転指令を受けて、イ
ンバータINV1 は、揺動・反転用モータ15に、これ
を逆回転させる電圧波形を出力する。前記揺動・反転用
モータ15は、逆回転用の電圧波形により、所定の駆動
時間の間に、今度は逆方向(図4の時計方向)に徐々に
加速され、インバータINV1 からの出力周波数が所定
の周波数(例えば、60Hz)に達すると、その時点の
速度を保って、図4の時計方向側に回転しはじめる。
【0035】前記のように、揺動・反転用モータ15が
時計方向に回転をはじめると、その回転力はチェーン1
6を介して台枠10に伝達され、回転ドラム3はその投
入・排出筒3aを上向きにするような状態で時計方向に
傾斜をはじめる。そして、前記同様、回転ドラム3の傾
斜を常時監視する角度検出装置23のロータリーエンコ
ーダ24からシーケンサPC1 の入力端I1 に入力され
る出力パルス数が所定のパルス数(例えば、9,680
パルス)に達すると、出力端O1 からインバータINV
1 に正回転指令の信号が出力される。この正回転指令を
受けて、インバータINV1 からは揺動・反転用モータ
15を正回転させる電圧波形が再び出力される。以後、
シーケンサPC1 の入力端I3 ,I5 に接続した各操作
スイッチ回路S1 ,S2 の揺動停止操作スイッチ(図示
せず)及び回転停止操作スイッチ(図示せず)がONさ
れるまで、回転ドラム3は前記回転及び支軸11を中心
としてその左右方向に一定の角度傾斜することによる揺
動運動を繰り返して、粉末材料の攪拌・混合を行う。
時計方向に回転をはじめると、その回転力はチェーン1
6を介して台枠10に伝達され、回転ドラム3はその投
入・排出筒3aを上向きにするような状態で時計方向に
傾斜をはじめる。そして、前記同様、回転ドラム3の傾
斜を常時監視する角度検出装置23のロータリーエンコ
ーダ24からシーケンサPC1 の入力端I1 に入力され
る出力パルス数が所定のパルス数(例えば、9,680
パルス)に達すると、出力端O1 からインバータINV
1 に正回転指令の信号が出力される。この正回転指令を
受けて、インバータINV1 からは揺動・反転用モータ
15を正回転させる電圧波形が再び出力される。以後、
シーケンサPC1 の入力端I3 ,I5 に接続した各操作
スイッチ回路S1 ,S2 の揺動停止操作スイッチ(図示
せず)及び回転停止操作スイッチ(図示せず)がONさ
れるまで、回転ドラム3は前記回転及び支軸11を中心
としてその左右方向に一定の角度傾斜することによる揺
動運動を繰り返して、粉末材料の攪拌・混合を行う。
【0036】前記のように、回転ドラム3を摩擦車1
8,19を介して回転させるとともに、揺動・反転用モ
ータ15の正,逆回転によって左右方向に傾斜させて揺
動運動させることにより、回転ドラム3内の粉末材料
は、回転ドラム3の回転方向に掻き上げられるととも
に、回転ドラム3内をその軸方向において往復運動する
結果、良好に攪拌・混合を行うことができる。また、前
記回転ドラム3は、抱持アーム25,25の回転輪2
8,28及び係止突起30,30に当接した係止ローラ
31a,31aにより係止されているため、前記のよう
に揺動させても、抱持アーム25の回転輪28及び係止
ローラ31aの係止によって台枠10から脱落すること
なく、安全に攪拌・混合を行うことができる。
8,19を介して回転させるとともに、揺動・反転用モ
ータ15の正,逆回転によって左右方向に傾斜させて揺
動運動させることにより、回転ドラム3内の粉末材料
は、回転ドラム3の回転方向に掻き上げられるととも
に、回転ドラム3内をその軸方向において往復運動する
結果、良好に攪拌・混合を行うことができる。また、前
記回転ドラム3は、抱持アーム25,25の回転輪2
8,28及び係止突起30,30に当接した係止ローラ
31a,31aにより係止されているため、前記のよう
に揺動させても、抱持アーム25の回転輪28及び係止
ローラ31aの係止によって台枠10から脱落すること
なく、安全に攪拌・混合を行うことができる。
【0037】次に、粉末材料を所定時間攪拌・混合した
後、回転ドラム3の回転,揺動運動を停止する場合につ
いて説明する。まず、回転ドラム3の回転運動を停止す
る場合は、シーケンサPC1 の入力端I5 に接続した操
作スイッチ回路S2 の回転停止操作スイッチ(図示せ
ず)をONすると、これに対応して出力端O2 からイン
バータINV2 に停止指令の信号が出力される。前記停
止指令を受けて、インバータINV2 からは所定の電圧
波形が出力されなくなる。この結果、インバータINV
2 と接続した回転用モータ21は徐々に減速され、しか
も、図示しないブレーキ装置により制動がかけられて、
回転ドラム3のバルブ36の係合部材49が上向き(ま
たは下向き)となる位置で回転ドラム3は回転運動を停
止する。
後、回転ドラム3の回転,揺動運動を停止する場合につ
いて説明する。まず、回転ドラム3の回転運動を停止す
る場合は、シーケンサPC1 の入力端I5 に接続した操
作スイッチ回路S2 の回転停止操作スイッチ(図示せ
ず)をONすると、これに対応して出力端O2 からイン
バータINV2 に停止指令の信号が出力される。前記停
止指令を受けて、インバータINV2 からは所定の電圧
波形が出力されなくなる。この結果、インバータINV
2 と接続した回転用モータ21は徐々に減速され、しか
も、図示しないブレーキ装置により制動がかけられて、
回転ドラム3のバルブ36の係合部材49が上向き(ま
たは下向き)となる位置で回転ドラム3は回転運動を停
止する。
【0038】また、回転ドラム3の揺動運動を停止する
場合も、前記回転運動のときと同様にシーケンサPC1
の入力端I3 に接続した操作スイッチ回路S1 の揺動停
止操作スイッチ(図示せず)をONすると、これに対応
して出力端O1 からインバータINV1 に停止指令の信
号が出力される。前記停止指令を受けて、インバータI
NV1 からは所定の電圧波形が出力されなくなるため、
この結果、揺動・反転用モータ15は徐々に減速され、
かつ、図示しないブレーキ装置により制動がかけられ
て、回転ドラム3が水平(横転)状態となる位置で回転
ドラム3の揺動運転を停止させる。なお、回転ドラム3
の回転・揺動運動を停止させる場合、タイマー等の時限
装置を用いて粉末材料の攪拌・混合時間をあらかじめ設
定しておき、所定時間経過後に、回転ドラム3の回転・
揺動運動を自動停止させるようにしてもよい。
場合も、前記回転運動のときと同様にシーケンサPC1
の入力端I3 に接続した操作スイッチ回路S1 の揺動停
止操作スイッチ(図示せず)をONすると、これに対応
して出力端O1 からインバータINV1 に停止指令の信
号が出力される。前記停止指令を受けて、インバータI
NV1 からは所定の電圧波形が出力されなくなるため、
この結果、揺動・反転用モータ15は徐々に減速され、
かつ、図示しないブレーキ装置により制動がかけられ
て、回転ドラム3が水平(横転)状態となる位置で回転
ドラム3の揺動運転を停止させる。なお、回転ドラム3
の回転・揺動運動を停止させる場合、タイマー等の時限
装置を用いて粉末材料の攪拌・混合時間をあらかじめ設
定しておき、所定時間経過後に、回転ドラム3の回転・
揺動運動を自動停止させるようにしてもよい。
【0039】次に、粉末材料の混合終了後、回転ドラム
3をその投入・排出筒3aを下向きにした状態で床面G
に降ろす場合は、シーケンサPC1 の入力端I9 に接続
した操作スイッチ回路S4 の第2の反転操作(回転ドラ
ム3の起立操作)スイッチ(図示せず)をONすると、
これに対応して出力端O1 からインバータINV1 に駆
動指令の信号が出力される。この駆動指令を受けて、イ
ンバータINV1 からは所定の電圧波形が出力され、前
記波形の周波数に対応した電圧が揺動・反転用モータ1
5に出力される。そして、揺動・反転用モータ15は、
所定の駆動時間の間に徐々に加速され、インバータIN
V1 からの出力周波数が所定の周波数(例えば、10H
z)に達した時点からその速度を保って、図4の反時計
方向に回転する。前記揺動・反転用モータ15の回転力
はチェーン16を介して台枠10に伝達され、回転ドラ
ム3を、図4で示すように、混合機2に水平に横架した
状態から、図5で示すように、移動手段39を介して床
面Gに垂直に起立させるように徐々に反時計方向に反転
(転回)させる。
3をその投入・排出筒3aを下向きにした状態で床面G
に降ろす場合は、シーケンサPC1 の入力端I9 に接続
した操作スイッチ回路S4 の第2の反転操作(回転ドラ
ム3の起立操作)スイッチ(図示せず)をONすると、
これに対応して出力端O1 からインバータINV1 に駆
動指令の信号が出力される。この駆動指令を受けて、イ
ンバータINV1 からは所定の電圧波形が出力され、前
記波形の周波数に対応した電圧が揺動・反転用モータ1
5に出力される。そして、揺動・反転用モータ15は、
所定の駆動時間の間に徐々に加速され、インバータIN
V1 からの出力周波数が所定の周波数(例えば、10H
z)に達した時点からその速度を保って、図4の反時計
方向に回転する。前記揺動・反転用モータ15の回転力
はチェーン16を介して台枠10に伝達され、回転ドラ
ム3を、図4で示すように、混合機2に水平に横架した
状態から、図5で示すように、移動手段39を介して床
面Gに垂直に起立させるように徐々に反時計方向に反転
(転回)させる。
【0040】そして、前記回転ドラム3の揺動・反転を
常時監視する角度検出装置23のロータリーエンコーダ
24からシーケンサPC1 の入力端I1 に入力される出
力パルス数が、所定のパルス数(例えば、11,440
パルス)に達して回転ドラム3が床面Gに垂直に起立し
たことを検出すると、出力端O1 からインバータINV
1 に停止指令の信号が出力される。前記停止指令を受け
て、インバータINV1 からは所定の電圧波形が出力さ
れなくなり、この結果、前記揺動・反転用モータ15は
徐々に減速され、しかも、図示しないブレーキ装置によ
り制動がかけられて回転を停止し、回転ドラム3の混合
機2からの反転起立運動を停止する。従って、前記回転
ドラム3は、図5で示すように、移動手段39を介し
て、投入・排出筒3aを下向きにした状態で、床面Gに
降ろすことができる。
常時監視する角度検出装置23のロータリーエンコーダ
24からシーケンサPC1 の入力端I1 に入力される出
力パルス数が、所定のパルス数(例えば、11,440
パルス)に達して回転ドラム3が床面Gに垂直に起立し
たことを検出すると、出力端O1 からインバータINV
1 に停止指令の信号が出力される。前記停止指令を受け
て、インバータINV1 からは所定の電圧波形が出力さ
れなくなり、この結果、前記揺動・反転用モータ15は
徐々に減速され、しかも、図示しないブレーキ装置によ
り制動がかけられて回転を停止し、回転ドラム3の混合
機2からの反転起立運動を停止する。従って、前記回転
ドラム3は、図5で示すように、移動手段39を介し
て、投入・排出筒3aを下向きにした状態で、床面Gに
降ろすことができる。
【0041】つづいて、前記回転ドラム3の抱持を解除
する場合は、シーケンサPC1 の入力端I7 に接続した
操作スイッチ回路S3 の抱持解除操作スイッチ(図示せ
ず)をONすると、これに対応して出力端O3 から抱持
アーム25駆動用のシリンダ29に駆動指令の信号が出
力される。この結果、前記シリンダ29は、そのピスト
ンロッド29aを伸出させて、前記抱持アーム25を、
図7に実線で示す位置から2点鎖線で示す位置まで枢軸
27aを中心として回動上昇し、回転ドラム3の抱持状
態を解除する。抱持状態を解除された回転ドラム3は、
その投入・排出筒3a側に垂設した移動手段39を利用
して図1に示す所定の粉末材料の排出場所まで移動させ
る。
する場合は、シーケンサPC1 の入力端I7 に接続した
操作スイッチ回路S3 の抱持解除操作スイッチ(図示せ
ず)をONすると、これに対応して出力端O3 から抱持
アーム25駆動用のシリンダ29に駆動指令の信号が出
力される。この結果、前記シリンダ29は、そのピスト
ンロッド29aを伸出させて、前記抱持アーム25を、
図7に実線で示す位置から2点鎖線で示す位置まで枢軸
27aを中心として回動上昇し、回転ドラム3の抱持状
態を解除する。抱持状態を解除された回転ドラム3は、
その投入・排出筒3a側に垂設した移動手段39を利用
して図1に示す所定の粉末材料の排出場所まで移動させ
る。
【0042】次に、前記回転ドラム3を床面Gに降ろし
た後、混合機2の台枠10を搬送装置7側に反転する場
合は、シーケンサPC1 の入力端I10に接続した操作ス
イッチ回路S4 の第3の反転操作(台枠10の180°
転回操作)スイッチ(図示せず)をONすると、これに
対応して出力端O1 からインバータINV1 に駆動指令
の信号が出力される。前記駆動指令を受けて、インバー
タINV1 からは所定の電圧波形が出力され、この波形
の周波数に対応した電圧が揺動・反転用モータ15に出
力されると、前記揺動・反転用モータ15は、出力電圧
を受けて所定の駆動時間の間に徐々に加速され、インバ
ータINV1 からの出力周波数が所定の周波数(例え
ば、10Hz)に達した時点からその速度を保って、図
5の時計方向に回転する。前記揺動・反転用モータ15
の回転力はチェーン16を介して台枠10に伝達され、
前記台枠10を、図5に示す左側の位置から、図3の右
側に示す、搬送装置7側に180°転回させることがで
きるように徐々に反転(転回)させる。
た後、混合機2の台枠10を搬送装置7側に反転する場
合は、シーケンサPC1 の入力端I10に接続した操作ス
イッチ回路S4 の第3の反転操作(台枠10の180°
転回操作)スイッチ(図示せず)をONすると、これに
対応して出力端O1 からインバータINV1 に駆動指令
の信号が出力される。前記駆動指令を受けて、インバー
タINV1 からは所定の電圧波形が出力され、この波形
の周波数に対応した電圧が揺動・反転用モータ15に出
力されると、前記揺動・反転用モータ15は、出力電圧
を受けて所定の駆動時間の間に徐々に加速され、インバ
ータINV1 からの出力周波数が所定の周波数(例え
ば、10Hz)に達した時点からその速度を保って、図
5の時計方向に回転する。前記揺動・反転用モータ15
の回転力はチェーン16を介して台枠10に伝達され、
前記台枠10を、図5に示す左側の位置から、図3の右
側に示す、搬送装置7側に180°転回させることがで
きるように徐々に反転(転回)させる。
【0043】そして、前記台枠10の揺動・反転を常時
監視する角度検出装置23のロータリーエンコーダ24
からシーケンサPC1 の入力端I1 に入力される出力パ
ルス数が所定のパルス数(例えば、8,560パルス)
に達して台枠10が搬送装置7側に180°転回された
状態を検出すると、シーケンサPC1 の出力端O1 から
インバータINV1 に停止指令の信号が出力される。前
記停止指令を受けて、インバータINV1 から所定の電
圧波形が出力されなくなると、前記揺動・反転用モータ
15は徐々に減速し、かつ、図示しないブレーキ装置に
より制動をかけられて回転を停止し、図3で示すよう
に、台枠10を搬送装置7側に反転(転回)させる。
監視する角度検出装置23のロータリーエンコーダ24
からシーケンサPC1 の入力端I1 に入力される出力パ
ルス数が所定のパルス数(例えば、8,560パルス)
に達して台枠10が搬送装置7側に180°転回された
状態を検出すると、シーケンサPC1 の出力端O1 から
インバータINV1 に停止指令の信号が出力される。前
記停止指令を受けて、インバータINV1 から所定の電
圧波形が出力されなくなると、前記揺動・反転用モータ
15は徐々に減速し、かつ、図示しないブレーキ装置に
より制動をかけられて回転を停止し、図3で示すよう
に、台枠10を搬送装置7側に反転(転回)させる。
【0044】次に、混合を終えた粉末材料を回転ドラム
3から排出する場合について説明する。まず、移動手段
39により所定の排出場所に移動させた回転ドラム3
は、図12で示すように、その投入・排出筒3aと排出
シュート57との位置を合致させるとともに、前記投入
・排出筒3aに設けたバルブ36の係合部材49とバル
ブ開閉装置55とを同一線上の位置で一致させた状態
で、移動手段39の車輪42を図示しないロック装置に
より固定して、前記回転ドラム3の移動を阻止する。こ
の後、回転ドラム3の底面側(図12の上側)に開口し
た開口部37端縁に締着した固定金具38の半円状をな
す1対の固定片38c1 ,38c2 の自由端側を締付金
具38dによる締付を解除して、その自由端側を開放す
ることにより、前記固定金具38を開口部37の端縁か
ら取外して開口部37に被せた盲蓋37aを取外す。
3から排出する場合について説明する。まず、移動手段
39により所定の排出場所に移動させた回転ドラム3
は、図12で示すように、その投入・排出筒3aと排出
シュート57との位置を合致させるとともに、前記投入
・排出筒3aに設けたバルブ36の係合部材49とバル
ブ開閉装置55とを同一線上の位置で一致させた状態
で、移動手段39の車輪42を図示しないロック装置に
より固定して、前記回転ドラム3の移動を阻止する。こ
の後、回転ドラム3の底面側(図12の上側)に開口し
た開口部37端縁に締着した固定金具38の半円状をな
す1対の固定片38c1 ,38c2 の自由端側を締付金
具38dによる締付を解除して、その自由端側を開放す
ることにより、前記固定金具38を開口部37の端縁か
ら取外して開口部37に被せた盲蓋37aを取外す。
【0045】つづいて、前記開口部37から回転ドラム
3内にエア噴射装置5の噴射ノズル79を挿入する場合
は、制御装置81のシーケンサPC2 の入力端I3 に接
続した操作スイッチ回路S6 のエア噴射装置5セット操
作スイッチ(図示せず)をONすると、これに対応して
出力端O2 から、アーム77駆動用のシリンダ76に駆
動指令の信号が出力される。前記駆動指令を受けて、シ
リンダ76は、そのピストンロッド76aを後退させ
て、アーム77を図13に2点鎖線で示す位置から実線
で示す位置、即ち、回転ドラム3側へ枢軸75aを中心
として回動降下させて、噴射ノズル79を開口部37か
ら回転ドラム3内に挿入するとともに、前記噴射ノズル
79を取付けた連結管78の中間位置に設けたカバー体
78aを、前記開口部37の鍔部37bに、回転ドラム
3を床面G側に押圧するようにして当接させる。この
後、開口部37の端縁に固定金具38を締着することに
より、前記開口部37の鍔部37bと連結管78のカバ
ー体78aとを密着させて、開口部37を閉鎖する。
3内にエア噴射装置5の噴射ノズル79を挿入する場合
は、制御装置81のシーケンサPC2 の入力端I3 に接
続した操作スイッチ回路S6 のエア噴射装置5セット操
作スイッチ(図示せず)をONすると、これに対応して
出力端O2 から、アーム77駆動用のシリンダ76に駆
動指令の信号が出力される。前記駆動指令を受けて、シ
リンダ76は、そのピストンロッド76aを後退させ
て、アーム77を図13に2点鎖線で示す位置から実線
で示す位置、即ち、回転ドラム3側へ枢軸75aを中心
として回動降下させて、噴射ノズル79を開口部37か
ら回転ドラム3内に挿入するとともに、前記噴射ノズル
79を取付けた連結管78の中間位置に設けたカバー体
78aを、前記開口部37の鍔部37bに、回転ドラム
3を床面G側に押圧するようにして当接させる。この
後、開口部37の端縁に固定金具38を締着することに
より、前記開口部37の鍔部37bと連結管78のカバ
ー体78aとを密着させて、開口部37を閉鎖する。
【0046】次に、回転ドラム3の投入・排出筒3aと
排出シュート57とを接続する場合は、シーケンサPC
2 の入力端I1 に接続した操作スイッチ回路S5 のシュ
ート接続操作スイッチ(図示せず)をONすると、これ
に対応して、出力端O1 から排出シュート57駆動用の
シリンダ56に駆動指令の信号が出力される。前記駆動
指令を受けて、前記シリンダ56は、そのピストンロッ
ド56aを伸出させて前記排出シュート57を上動さ
せ、図13で示すように、回転ドラム3の投入・排出筒
3aの先端部に、図示しないパッキン等を介して気密に
当接させる。
排出シュート57とを接続する場合は、シーケンサPC
2 の入力端I1 に接続した操作スイッチ回路S5 のシュ
ート接続操作スイッチ(図示せず)をONすると、これ
に対応して、出力端O1 から排出シュート57駆動用の
シリンダ56に駆動指令の信号が出力される。前記駆動
指令を受けて、前記シリンダ56は、そのピストンロッ
ド56aを伸出させて前記排出シュート57を上動さ
せ、図13で示すように、回転ドラム3の投入・排出筒
3aの先端部に、図示しないパッキン等を介して気密に
当接させる。
【0047】次に、バルブ開閉装置55により、回転ド
ラム3のバルブ36を開放して混合を終えた粉末材料を
回転ドラム3内から排出する場合について説明する。ま
ず、シーケンサPC2 の入力端I5 に接続した操作スイ
ッチ回路S7 のバルブ開閉装置55前進操作スイッチ
(図示せず)をONすると、これに対応して、出力端O
3 から、バルブ開閉装置55のモータ固定台65駆動用
のシリンダ66に駆動指令の信号が出力される。前記駆
動指令を受けて、シリンダ66は、ピストンロッド(図
示せず)を伸出させ、モータ固定台65を介して回転軸
69を図14に2点鎖線で示すように回転ドラム3のバ
ルブ36側へ前進させ、その先端部の係止板71の係合
ピン71aを、バルブ36の係合部材49の係合孔49
aに係合させる。なお、回転軸69先端の係合ピン71
aを突設した係止板71は、バネ等の可撓性部材70を
介して回転軸69にフレキシブルな状態で取付けられ、
しかも、係合孔49aの入口付近は、図9で示すよう
に、径大な円錐形状に形成されているため、係合部材4
9との位置が多少ずれていても、係合ピン71aと係合
孔49aとの係合を良好に行うことができる。
ラム3のバルブ36を開放して混合を終えた粉末材料を
回転ドラム3内から排出する場合について説明する。ま
ず、シーケンサPC2 の入力端I5 に接続した操作スイ
ッチ回路S7 のバルブ開閉装置55前進操作スイッチ
(図示せず)をONすると、これに対応して、出力端O
3 から、バルブ開閉装置55のモータ固定台65駆動用
のシリンダ66に駆動指令の信号が出力される。前記駆
動指令を受けて、シリンダ66は、ピストンロッド(図
示せず)を伸出させ、モータ固定台65を介して回転軸
69を図14に2点鎖線で示すように回転ドラム3のバ
ルブ36側へ前進させ、その先端部の係止板71の係合
ピン71aを、バルブ36の係合部材49の係合孔49
aに係合させる。なお、回転軸69先端の係合ピン71
aを突設した係止板71は、バネ等の可撓性部材70を
介して回転軸69にフレキシブルな状態で取付けられ、
しかも、係合孔49aの入口付近は、図9で示すよう
に、径大な円錐形状に形成されているため、係合部材4
9との位置が多少ずれていても、係合ピン71aと係合
孔49aとの係合を良好に行うことができる。
【0048】つづいて、シーケンサPC2 の入力端I7
に接続した操作スイッチ回路S8 のバルブ開放操作スイ
ッチ(図示せず)をONすると、これに対応して出力端
O4からバルブ36開閉用のモータ68に駆動指令の信
号が出力される。この駆動指令を受けて、前記モータ6
8は、図14のA矢視方向において時計方向に回転をは
じめ、回転軸69を同方向に回転させる。そして、前記
回転軸69に取付けた検出体72cをセンサ72が検出
すると、前記センサ72からシーケンサPC2の入力端
I9 に停止指令の信号が入力される。前記停止指令は出
力端O4 からモータ68に出力され、この停止指令を受
けてモータ68は回転を停止し、バルブ36の開放を終
了する。この結果、回転ドラム3内の粉末材料は、回転
ドラム3の投入・排出口35から投入・排出筒3a→排
出シュート57を経て、排出ホッパー58等に迅速・良
好に排出されて、次工程に給送される。この時、粉末材
料は合成樹脂及び顔料であるため、図13で示すよう
に、回転ドラム3を起立させたまま排出作業を行っても
投入・排出口35につまったりすることは全くなく、良
好に排出を行うことができる。
に接続した操作スイッチ回路S8 のバルブ開放操作スイ
ッチ(図示せず)をONすると、これに対応して出力端
O4からバルブ36開閉用のモータ68に駆動指令の信
号が出力される。この駆動指令を受けて、前記モータ6
8は、図14のA矢視方向において時計方向に回転をは
じめ、回転軸69を同方向に回転させる。そして、前記
回転軸69に取付けた検出体72cをセンサ72が検出
すると、前記センサ72からシーケンサPC2の入力端
I9 に停止指令の信号が入力される。前記停止指令は出
力端O4 からモータ68に出力され、この停止指令を受
けてモータ68は回転を停止し、バルブ36の開放を終
了する。この結果、回転ドラム3内の粉末材料は、回転
ドラム3の投入・排出口35から投入・排出筒3a→排
出シュート57を経て、排出ホッパー58等に迅速・良
好に排出されて、次工程に給送される。この時、粉末材
料は合成樹脂及び顔料であるため、図13で示すよう
に、回転ドラム3を起立させたまま排出作業を行っても
投入・排出口35につまったりすることは全くなく、良
好に排出を行うことができる。
【0049】次に、前記粉末材料の排出開始から所定時
間経過後(粉末材料の大部分を排出したとき)、前記回
転ドラム3内に挿入した噴射ノズル79からエア(圧縮
空気)を噴射させて、回転ドラム3内に残存していた
り、付着している粉末材料を排出する場合は、エア噴射
装置5の連結管78に取付けたバルブ78bを手動開放
し、コンプレッサ80から供給ホース80aを介してエ
アを噴射ノズル79に供給し、図13,15で示すよう
に、前記エアを、噴射ノズル79の噴射孔79bから回
転ドラム3内の放射方向に噴射させるとともに、ノズル
ヘッド79aを空気圧により回転させて、前記エアを攪
乱した状態で噴射させて、回転ドラム3内(特に隅角
部)に付着・残存している粉末材料を良好に払い落とし
て、投入・排出口35から排出する。粉末材料の排出後
はバルブ78bを閉じてコンプレッサ80からのエアの
供給を断ち、回転ドラム3内の清掃を終了する。
間経過後(粉末材料の大部分を排出したとき)、前記回
転ドラム3内に挿入した噴射ノズル79からエア(圧縮
空気)を噴射させて、回転ドラム3内に残存していた
り、付着している粉末材料を排出する場合は、エア噴射
装置5の連結管78に取付けたバルブ78bを手動開放
し、コンプレッサ80から供給ホース80aを介してエ
アを噴射ノズル79に供給し、図13,15で示すよう
に、前記エアを、噴射ノズル79の噴射孔79bから回
転ドラム3内の放射方向に噴射させるとともに、ノズル
ヘッド79aを空気圧により回転させて、前記エアを攪
乱した状態で噴射させて、回転ドラム3内(特に隅角
部)に付着・残存している粉末材料を良好に払い落とし
て、投入・排出口35から排出する。粉末材料の排出後
はバルブ78bを閉じてコンプレッサ80からのエアの
供給を断ち、回転ドラム3内の清掃を終了する。
【0050】前記のようにして、回転ドラム3内の粉末
材料を排出ホッパー58等に排出した後、回転ドラム3
のバルブ36を閉じる場合は、シーケンサPC2 の入力
端I8 に接続した操作スイッチ回路S8 のバルブ閉鎖操
作スイッチ(図示せず)をONすると、これに対応して
出力端O4 からモータ68に駆動指令の信号が出力され
る。この駆動指令を受けて、前記モータ68は図14の
A矢視方向において反時計方向に回転をはじめ、回転軸
69を反時計方向に回転させる。そして、前記回転軸6
9の検出体72dをセンサ72が検出すると、前記セン
サ72からシーケンサPC2 の入力端I9 に停止指令の
信号が入力される。前記停止指令は出力端O4 からモー
タ68に出力され、この停止指令を受けてモータ68は
停止し、バルブ36の閉鎖を終える。
材料を排出ホッパー58等に排出した後、回転ドラム3
のバルブ36を閉じる場合は、シーケンサPC2 の入力
端I8 に接続した操作スイッチ回路S8 のバルブ閉鎖操
作スイッチ(図示せず)をONすると、これに対応して
出力端O4 からモータ68に駆動指令の信号が出力され
る。この駆動指令を受けて、前記モータ68は図14の
A矢視方向において反時計方向に回転をはじめ、回転軸
69を反時計方向に回転させる。そして、前記回転軸6
9の検出体72dをセンサ72が検出すると、前記セン
サ72からシーケンサPC2 の入力端I9 に停止指令の
信号が入力される。前記停止指令は出力端O4 からモー
タ68に出力され、この停止指令を受けてモータ68は
停止し、バルブ36の閉鎖を終える。
【0051】バルブ36の閉鎖後、シーケンサPC2 の
入力端I6 に接続した操作スイッチ回路S7 のバルブ開
閉装置55後退操作スイッチ(図示せず)をONする
と、これに対応して出力端O3 からシリンダ66に駆動
指令の信号が出力され、シリンダ66はそのピストンロ
ッド(図示せず)を後退させて、前記ピストンロッドに
連結したモータ固定台65を後退(図14の右側)さ
せ、回転軸69を図14に2点鎖線で示す位置から実線
で示す位置(原位置)に戻すことにより、係合ピン71
aと係合孔49aとの係合を解除する。
入力端I6 に接続した操作スイッチ回路S7 のバルブ開
閉装置55後退操作スイッチ(図示せず)をONする
と、これに対応して出力端O3 からシリンダ66に駆動
指令の信号が出力され、シリンダ66はそのピストンロ
ッド(図示せず)を後退させて、前記ピストンロッドに
連結したモータ固定台65を後退(図14の右側)さ
せ、回転軸69を図14に2点鎖線で示す位置から実線
で示す位置(原位置)に戻すことにより、係合ピン71
aと係合孔49aとの係合を解除する。
【0052】次に、排出シュート57を回転ドラム3の
投入・排出筒3aから離脱させる場合は、シーケンサP
C2 の入力端I2 に接続した操作スイッチ回路S5 のシ
ュート離脱操作スイッチ(図示せず)をONすると、こ
れに対応して出力端O1 からシリンダ56に駆動指令の
信号が出力される。この駆動指令を受けて、前記シリン
ダ56は、そのピストンロッド56aを後退させて、前
記排出シュート57を下降させ、回転ドラム3の投入・
排出筒3aの先端部から離脱させる。
投入・排出筒3aから離脱させる場合は、シーケンサP
C2 の入力端I2 に接続した操作スイッチ回路S5 のシ
ュート離脱操作スイッチ(図示せず)をONすると、こ
れに対応して出力端O1 からシリンダ56に駆動指令の
信号が出力される。この駆動指令を受けて、前記シリン
ダ56は、そのピストンロッド56aを後退させて、前
記排出シュート57を下降させ、回転ドラム3の投入・
排出筒3aの先端部から離脱させる。
【0053】次に、エア噴射装置5を回転ドラム3から
取外す場合は、まず、回転ドラム3の底面側に開口した
開口部37端縁に取付けた固定金具38を取外して、前
記開口部37と連結管78のカバー体78aとの連結を
解く。つづいて、シーケンサPC2 の入力端I4 に接続
した操作スイッチ回路S6 のエア噴射装置5リセット操
作スイッチ(図示せず)をONすると、これに対応して
出力端O2 からシリンダ76に駆動指令の信号が出力さ
れる。この駆動指令により前記シリンダ76は、そのピ
ストンロッド76aを伸出させてアーム77を、図13
に実線で示す位置から、2点鎖線で示す位置まで、枢軸
75aを中心として時計方向に回動上昇させ、回転ドラ
ム3内に挿入されている噴射ノズル79を開口部37か
ら引出す。この後、前記開口部37に盲蓋37aを被
せ、固定金具38を開口部37端縁に締着することによ
り、前記開口部37を閉鎖する。
取外す場合は、まず、回転ドラム3の底面側に開口した
開口部37端縁に取付けた固定金具38を取外して、前
記開口部37と連結管78のカバー体78aとの連結を
解く。つづいて、シーケンサPC2 の入力端I4 に接続
した操作スイッチ回路S6 のエア噴射装置5リセット操
作スイッチ(図示せず)をONすると、これに対応して
出力端O2 からシリンダ76に駆動指令の信号が出力さ
れる。この駆動指令により前記シリンダ76は、そのピ
ストンロッド76aを伸出させてアーム77を、図13
に実線で示す位置から、2点鎖線で示す位置まで、枢軸
75aを中心として時計方向に回動上昇させ、回転ドラ
ム3内に挿入されている噴射ノズル79を開口部37か
ら引出す。この後、前記開口部37に盲蓋37aを被
せ、固定金具38を開口部37端縁に締着することによ
り、前記開口部37を閉鎖する。
【0054】前記のようにして、粉末材料の排出を終え
た回転ドラム3は、その移動手段39の車輪42に設け
た図示しないロック装置のロックを解除して図1に示す
回転ドラム3の反転装置6のところまで移動し、前記反
転装置6に具備されている図示しない抱持アームにより
回転ドラム3を抱持し、その投入・排出筒3aを上向き
にした状態で、搬送装置7上に180°反転させて乗載
する。搬送装置7に乗載された回転ドラム3は、図1に
示すように、投入装置8の位置まで搬送したら、投入装
置8に隣接して設置した排出操作装置4に近接して設け
たバルブ開閉装置55と同種の図示しないバルブ開閉装
置にて回転ドラム3の投入・排出口35を開いて混合を
行う粉末材料を投入し、粉末材料の投入後は投入・排出
口35をバルブ開閉装置により再閉鎖した後、再び混合
機2の位置まで搬送する。以後、粉末材料の混合,排出
を行う場合は、前記の操作を繰り返せばよい。また、粉
末材料の種類を変更して混合を行う場合、本発明におい
ては、あらかじめ粉末材料の排出工程で回転ドラム3内
にエア(圧縮空気)を噴射させて、前記回転ドラム3内
(特に隅角部)に付着している粉末材料をすべて払い落
として排出させるようになっているため、粉末材料の変
更に際して前記回転ドラム3の洗浄を行う必要は全くな
い。
た回転ドラム3は、その移動手段39の車輪42に設け
た図示しないロック装置のロックを解除して図1に示す
回転ドラム3の反転装置6のところまで移動し、前記反
転装置6に具備されている図示しない抱持アームにより
回転ドラム3を抱持し、その投入・排出筒3aを上向き
にした状態で、搬送装置7上に180°反転させて乗載
する。搬送装置7に乗載された回転ドラム3は、図1に
示すように、投入装置8の位置まで搬送したら、投入装
置8に隣接して設置した排出操作装置4に近接して設け
たバルブ開閉装置55と同種の図示しないバルブ開閉装
置にて回転ドラム3の投入・排出口35を開いて混合を
行う粉末材料を投入し、粉末材料の投入後は投入・排出
口35をバルブ開閉装置により再閉鎖した後、再び混合
機2の位置まで搬送する。以後、粉末材料の混合,排出
を行う場合は、前記の操作を繰り返せばよい。また、粉
末材料の種類を変更して混合を行う場合、本発明におい
ては、あらかじめ粉末材料の排出工程で回転ドラム3内
にエア(圧縮空気)を噴射させて、前記回転ドラム3内
(特に隅角部)に付着している粉末材料をすべて払い落
として排出させるようになっているため、粉末材料の変
更に際して前記回転ドラム3の洗浄を行う必要は全くな
い。
【0055】なお、複数の回転ドラム3を使用して粉末
材料の排出中に、別の回転ドラム3を用いて粉末材料の
混合を行う場合は、混合機2の台枠10のみを前記のよ
うに搬送装置7側に反転させた後、図3で示すように、
搬送装置7により混合機2のところまで搬送されてきた
回転ドラム3を抱持アーム25,25により抱持し、こ
れを90°反転させて混合機2の摩擦車18,19上に
水平に横架して回転・揺動させることにより、粉末材料
の攪拌・混合を行うようにしてもよい。また、回転ドラ
ム3を1個だけ使用して混合を行う場合には、粉末材料
の排出を終えた回転ドラム3を図5で示すように、混合
機2の抱持アーム25,25により抱持した状態で、前
記のように、台枠10を180°転回させて前記回転ド
ラム3を搬送装置7上に乗載し(図3参照)、搬送装置
7により回転ドラム3を投入装置8の位置まで搬送して
前記のように粉末材料を投入した後、再び混合機2に乗
載して攪拌・混合を行うようにしてもよい。
材料の排出中に、別の回転ドラム3を用いて粉末材料の
混合を行う場合は、混合機2の台枠10のみを前記のよ
うに搬送装置7側に反転させた後、図3で示すように、
搬送装置7により混合機2のところまで搬送されてきた
回転ドラム3を抱持アーム25,25により抱持し、こ
れを90°反転させて混合機2の摩擦車18,19上に
水平に横架して回転・揺動させることにより、粉末材料
の攪拌・混合を行うようにしてもよい。また、回転ドラ
ム3を1個だけ使用して混合を行う場合には、粉末材料
の排出を終えた回転ドラム3を図5で示すように、混合
機2の抱持アーム25,25により抱持した状態で、前
記のように、台枠10を180°転回させて前記回転ド
ラム3を搬送装置7上に乗載し(図3参照)、搬送装置
7により回転ドラム3を投入装置8の位置まで搬送して
前記のように粉末材料を投入した後、再び混合機2に乗
載して攪拌・混合を行うようにしてもよい。
【0056】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、粉末材
料を収納した回転ドラムを混合機により回転・揺動させ
て粉末材料を混合した後、前記混合機の台枠による反転
機能を利用して、回転ドラムをその投入・排出筒側に設
けた移動手段を介して床面に、前記投入・排出筒を下向
きにして降ろし、この状態で前記回転ドラムを粉末材料
の排出場所まで移動させ、排出場所において回転ドラム
の投入・排出筒に、排出シュートを接離可能に接続する
とともに、投入・排出筒に設けたバルブをバルブ開閉装
置により開放して、回転ドラム内から混合を終えた粉末
材料を排出させ、粉末材料の排出がほぼ終了した時点で
回転ドラム内の底面側の開口部から挿入した噴射ノズル
よりエア(圧縮空気)を強制噴射させて、回転ドラム内
(特に隅角部)に付着・残存している粉末材料を払い落
として排出するように構成したので、前記粉末材料の排
出に際しては、粉末材料を回転ドラムの投入・排出筒→
排出シュートの順に、外部から遮蔽された空間内を流通
させて排出することができるため、投入・排出筒に設け
たバルブの開放により、回転ドラム内の粉末材料が排出
シュートから排出ホッパー等に落下排出された場合や、
粉末材料の排出終了後に噴射ノズルからエアを噴射して
回転ドラム内に付着・残存している粉末材料を払い落と
すような場合でも、粉末材料は外部に漏出したり、飛散
したりすることが全くないので、粉末材料の排出作業を
安全に、しかも、衛生的に行うことができる。
料を収納した回転ドラムを混合機により回転・揺動させ
て粉末材料を混合した後、前記混合機の台枠による反転
機能を利用して、回転ドラムをその投入・排出筒側に設
けた移動手段を介して床面に、前記投入・排出筒を下向
きにして降ろし、この状態で前記回転ドラムを粉末材料
の排出場所まで移動させ、排出場所において回転ドラム
の投入・排出筒に、排出シュートを接離可能に接続する
とともに、投入・排出筒に設けたバルブをバルブ開閉装
置により開放して、回転ドラム内から混合を終えた粉末
材料を排出させ、粉末材料の排出がほぼ終了した時点で
回転ドラム内の底面側の開口部から挿入した噴射ノズル
よりエア(圧縮空気)を強制噴射させて、回転ドラム内
(特に隅角部)に付着・残存している粉末材料を払い落
として排出するように構成したので、前記粉末材料の排
出に際しては、粉末材料を回転ドラムの投入・排出筒→
排出シュートの順に、外部から遮蔽された空間内を流通
させて排出することができるため、投入・排出筒に設け
たバルブの開放により、回転ドラム内の粉末材料が排出
シュートから排出ホッパー等に落下排出された場合や、
粉末材料の排出終了後に噴射ノズルからエアを噴射して
回転ドラム内に付着・残存している粉末材料を払い落と
すような場合でも、粉末材料は外部に漏出したり、飛散
したりすることが全くないので、粉末材料の排出作業を
安全に、しかも、衛生的に行うことができる。
【0057】また、前記のように、回転ドラムはその投
入・排出筒を下向きにして混合機から床面に垂直状態で
降ろし、排出場所において、バルブを自動開放して粉末
材料を排出するように構成したので、前記回転ドラムの
投入・排出筒側を漏斗状に形成したことと相まって、回
転ドラム内の粉末材料を、従来のように、回転ドラムを
傾斜させて排出する場合に比べて、迅速、かつ、良好に
排出することができる。しかも粉末材料の排出終了後、
回転ドラムの上部の開口部から噴射ノズルによりエアを
強制噴射して、回転ドラム内(特に隅角部)に付着・残
存している粉末材料を完全に払い落として排出するよう
にしたので、従来のように、回転ドラム内の隅角部に残
留している粉末材料が排出できないという問題も確実に
解決することができる。
入・排出筒を下向きにして混合機から床面に垂直状態で
降ろし、排出場所において、バルブを自動開放して粉末
材料を排出するように構成したので、前記回転ドラムの
投入・排出筒側を漏斗状に形成したことと相まって、回
転ドラム内の粉末材料を、従来のように、回転ドラムを
傾斜させて排出する場合に比べて、迅速、かつ、良好に
排出することができる。しかも粉末材料の排出終了後、
回転ドラムの上部の開口部から噴射ノズルによりエアを
強制噴射して、回転ドラム内(特に隅角部)に付着・残
存している粉末材料を完全に払い落として排出するよう
にしたので、従来のように、回転ドラム内の隅角部に残
留している粉末材料が排出できないという問題も確実に
解決することができる。
【0058】更に、本発明においては、粉末材料の混合
が終了する毎に回転ドラムを混合機の台枠の反転機能に
より床面に降ろし、前記回転ドラムの投入・排出筒側に
一体的に取付けた移動手段を利用して、前記回転ドラム
を排出場所まで移動させて回転ドラム内から粉末材料を
排出するようにしたので、回転ドラムを複数使用して粉
末材料の混合を行う場合でも、粉末材料の混合及び排出
を別々の場所で同時に行うことが可能となり、しかも、
混合機の台枠の反転機能と回転ドラムに設けた移動手段
とを利用することにより、クレーン等の吊持搬送手段を
用いることなく、容易に回転ドラムの移し替えや移動を
行うことができるため、回転ドラムを複数個使用しての
粉末材料の混合,排出作業も効率的に行うことができ
る。
が終了する毎に回転ドラムを混合機の台枠の反転機能に
より床面に降ろし、前記回転ドラムの投入・排出筒側に
一体的に取付けた移動手段を利用して、前記回転ドラム
を排出場所まで移動させて回転ドラム内から粉末材料を
排出するようにしたので、回転ドラムを複数使用して粉
末材料の混合を行う場合でも、粉末材料の混合及び排出
を別々の場所で同時に行うことが可能となり、しかも、
混合機の台枠の反転機能と回転ドラムに設けた移動手段
とを利用することにより、クレーン等の吊持搬送手段を
用いることなく、容易に回転ドラムの移し替えや移動を
行うことができるため、回転ドラムを複数個使用しての
粉末材料の混合,排出作業も効率的に行うことができ
る。
【0059】また、粉末材料の排出終了後は、噴射ノズ
ルによりエアを噴射して、回転ドラム内に付着・残存し
ている粉末材料を払い落として排出するようにしたこと
により、混合を必要とする粉末材料の種類を変更して混
合を行う場合でも、回転ドラムを改めて洗浄する必要が
ないため、混合作業の工程数を少なくすることが可能と
なり、粉末材料の混合作業を能率的に、かつ、円滑に行
うことができるという利点もある。
ルによりエアを噴射して、回転ドラム内に付着・残存し
ている粉末材料を払い落として排出するようにしたこと
により、混合を必要とする粉末材料の種類を変更して混
合を行う場合でも、回転ドラムを改めて洗浄する必要が
ないため、混合作業の工程数を少なくすることが可能と
なり、粉末材料の混合作業を能率的に、かつ、円滑に行
うことができるという利点もある。
【図1】本発明の排出装置を備えた混合設備の一実施例
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図2】本発明の排出装置の一部を構成する混合機の正
面図である。
面図である。
【図3】回転ドラムを乗載する前の状態を示す混合機の
側面図である。
側面図である。
【図4】回転ドラムを乗載した状態を示す混合機の側面
図である。
図である。
【図5】回転ドラムを床面に降ろした状態を示す混合機
の側面図である。
の側面図である。
【図6】回転ドラムの揺動・反転角度検出装置を示す側
面図である。
面図である。
【図7】抱持アームの動作状態を説明するための説明図
である。
である。
【図8】回転ドラムの正面図である。
【図9】バルブの構造を示す縦断面図である。
【図10】回転ドラムの開口部の閉鎖状態を示す要部断
面図である。
面図である。
【図11】固定金具の平面図である。
【図12】回転ドラムのセッティング状態を示す正面図
である。
である。
【図13】粉末材料の排出状態を示す正面図である。
【図14】バルブ開閉装置を示す側面図である。
【図15】噴射ノズルの構造を説明するための説明図で
ある。
ある。
【図16】混合機の制御装置を示すブロック図である。
【図17】エア噴射装置及び排出操作装置の制御装置を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図18】本発明の作業工程を説明するためのフローチ
ャート図である。
ャート図である。
1 排出装置 2 混合機 3 回転ドラム 3a 投入・排出筒 4 排出操作装置 5 エア噴射装置 10 台枠 15 揺動・反転用モータ 18,19 摩擦車 21 回転用モータ 24 ロータリーエンコーダ 25 抱持アーム 29 シリンダ 32 制御装置 35 投入・排出口 36 バルブ 37 開口部 39 移動手段 42 車輪 55 バルブ開閉装置 56 シリンダ 57 排出シュート 60 移動機構 66 シリンダ 67 バルブ開閉機構 68 モータ 72 センサ 72c,72d 検出体 76 シリンダ 77 アーム 79 噴射ノズル 79b 噴射孔 80 コンプレッサ 81 制御装置 PC1 ,PC2 プログラマブルコントローラ INV1 ,INV2 インバータ S1 〜S8 操作スイッチ回路
Claims (3)
- 【請求項1】 混合を終えた粉末材料を収納した回転ド
ラムを、混合機の乗載位置からバルブを開閉自在に備え
た投入・排出筒を下向きにして床面に反転降下させて垂
直に保持させる工程と、前記床面に降ろした回転ドラム
を、該回転ドラムの投入・排出筒側に付設した移動手段
により、前記粉末材料を排出する排出場所まで移動させ
る工程と、前記排出場所に移動させた回転ドラムの上部
側においてエア噴射装置をセットする工程と、前記エア
噴射装置をセットした回転ドラム下側の投入・排出筒に
排出シュートを気密に、かつ、接離可能に接続する工程
と、前記排出シュートの接続後回転ドラムの投入・排出
筒内に設けたバルブを開放して回転ドラム内の粉末材料
を排出シュートを通して排出する工程と、前記回転ドラ
ムにセットしたエア噴射装置から回転ドラム内にエアを
噴射させて、回転ドラム内に残存している粉末材料を強
制的に排出する工程とを備えたことを特徴とする粉末材
料の排出方法。 - 【請求項2】 モータと駆動可能に連結されて所定の角
度傾斜し、かつ、支軸を中心としてシーソーの如く揺動
する台枠と、前記台枠上に具備され、かつ、モータと駆
動可能に連結されて回転ドラムを回転自在に乗載する摩
擦車と、台枠上に取付けられてシリンダ駆動するアーム
により摩擦車上の回転ドラムを該摩擦車との間で回転自
在に抱持する抱持アームとを備えて構成した混合機と、
混合を終えた粉末材料を収納した回転ドラムの投入・排
出筒の投入・排出口を開閉させるバルブ開閉装置及び前
記回転ドラムの投入・排出筒と接離し、かつ、その投入
・排出口の開放により排出される混合を終えた粉末材料
を流下案内する排出シュートを備えた粉末材料の排出操
作装置と、前記排出操作装置と隣接した位置に設置さ
れ、粉末材料の排出終了時回転ドラム内にエアを噴射さ
せて前記回転ドラム内に残存している粉末材料を払い落
とすためのエア噴射装置とを備えて構成したことを特徴
とする粉末材料の排出装置。 - 【請求項3】 前記エア噴射装置は、床面上に立設した
アーム支柱と、前記アーム支柱の上方端に取付けられて
シリンダの駆動により一定の角度回動するアームと、こ
のアームの先端部に止着されたL字状の連結管と、前記
連結管の一方端に取付けられて、先端部に複数の放射状
の噴射孔を穿孔したノズルヘッドを備えた噴射ノズル
と、前記連結管の他方端に供給ホースを介して連結した
前記噴射ノズルにエアを供給するためのコンプレッサと
を備えて構成したことを特徴とする請求項2記載の粉末
材料の排出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25946094A JPH0889778A (ja) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | 粉末材料の排出方法及び排出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25946094A JPH0889778A (ja) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | 粉末材料の排出方法及び排出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0889778A true JPH0889778A (ja) | 1996-04-09 |
Family
ID=17334381
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25946094A Pending JPH0889778A (ja) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | 粉末材料の排出方法及び排出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0889778A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005254188A (ja) * | 2004-03-15 | 2005-09-22 | Ishikawajima Constr Mach Co | コンクリートミキサの洗浄方法及び装置 |
JP2020103237A (ja) * | 2018-12-28 | 2020-07-09 | 株式会社クボタ | 食材混合機 |
CN113578163A (zh) * | 2021-08-04 | 2021-11-02 | 湖南三创富泰环保材料股份有限公司 | 一种膨润土自动化生产工艺以及生产设备 |
CN117380076A (zh) * | 2023-11-13 | 2024-01-12 | 浙江昕欣数码科技股份有限公司 | 一种分散染料免清洁数码印花机用自上料设备 |
-
1994
- 1994-09-28 JP JP25946094A patent/JPH0889778A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005254188A (ja) * | 2004-03-15 | 2005-09-22 | Ishikawajima Constr Mach Co | コンクリートミキサの洗浄方法及び装置 |
JP2020103237A (ja) * | 2018-12-28 | 2020-07-09 | 株式会社クボタ | 食材混合機 |
CN113578163A (zh) * | 2021-08-04 | 2021-11-02 | 湖南三创富泰环保材料股份有限公司 | 一种膨润土自动化生产工艺以及生产设备 |
CN113578163B (zh) * | 2021-08-04 | 2023-10-10 | 湖南三创富泰环保材料股份有限公司 | 一种膨润土自动化生产工艺以及生产设备 |
CN117380076A (zh) * | 2023-11-13 | 2024-01-12 | 浙江昕欣数码科技股份有限公司 | 一种分散染料免清洁数码印花机用自上料设备 |
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