JPH0889627A - パチンコ機の入賞装置 - Google Patents

パチンコ機の入賞装置

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JPH0889627A
JPH0889627A JP23311994A JP23311994A JPH0889627A JP H0889627 A JPH0889627 A JP H0889627A JP 23311994 A JP23311994 A JP 23311994A JP 23311994 A JP23311994 A JP 23311994A JP H0889627 A JPH0889627 A JP H0889627A
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Takaaki Ichihara
高明 市原
Masao Ogata
昌生 大形
Katsuhiro Tsuchiya
万博 土屋
Makoto Sano
誠 佐野
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Daiichi Shokai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入賞球を特別入賞領域へ導入するまでの過程
を特異化する。 【構成】 入賞口25に落入した入賞球を第1,第2の一
般通路31A ,31B の何れかに振り分ける振り分け部材27
の下方には第1の一般通路31A へ振り分けられた入賞球
の受入れが可能となる一方の揺動端位置と、第2の一般
通路31B に振り分けられた入賞球の受入れが可能となる
他方の揺動端位置との間を揺動する球誘導部材33を設置
する。一般通路31A ,31B を通行する途中で球誘導部材
33内の特別通路34の通路入口34a に落入した入賞球は全
て特別入賞領域32内へ導入される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はパチンコ機の入賞装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】入賞球の落入時に遊技者に通常の利益を
与える通常入賞領域と、入賞球の落入時に遊技者に特別
の利益を与える特別入賞領域とを有する入賞装置では、
この入賞装置の入賞口に入賞した入賞球は通常入賞領域
若しくは特別入賞領域に振り分けられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は入賞口に入賞
した入賞球を通常入賞領域若しくは特別入賞領域に振り
分ける振り分け態様に関して新規な趣向を加えることを
課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、遊技
盤面に打出された遊技球を受入れる入賞口と、入賞球が
導入されたときに通常の利益を設定する通常入賞領域
と、入賞球が導入されたときに特別の利益を設定する特
別入賞領域と、入賞球を前記通常入賞領域に至る異なっ
た一般通路のうちの何れかの一般通路に振り分ける振り
分け部材と、振り分けられた入賞球の受入れが不能な状
態と可能な状態とに変換され、受入れた入賞球を前記特
別入賞領域へ誘導する特別通路が形成された誘導部材と
を設けた構成を有する。
【0005】請求項2の発明は、前記球誘導部材を、こ
の球誘導部材が2つの一般通路のうちの一方の一般通路
に振り分けられた入賞球の受入れが可能となる一方の揺
動位置と、他方の一般通路に振り分けられた入賞球の受
入れが可能となる他方の揺動位置との間を揺動するよう
に設置した構成を有する。
【0006】請求項3の発明は、前記球誘導部材を駆動
するモ−タを前記球誘導部材の揺動行程の途中で一時的
に停止若しくは変速させるように構成したことを特徴と
する。
【0007】
【作用】請求項1の発明では、入賞口へ落入した入賞球
は振り分け部材によって異なった一般通路のうちの何れ
かに振り分けられる。球誘導部材が一般通路を通行する
入賞球の受入れが可能な状態となったときに入賞球がそ
の一般通路に振り分けられると、球誘導部材がその入賞
球を受入れて特別入賞領域へ誘導する。
【0008】請求項2の発明では、球誘導部材が一方の
揺動位置へ揺動した状態で入賞球が一方の一般通路に振
り分けられると、その入賞球が球誘導部材によって特別
入賞領域へ誘導され、この状態で入賞球が他方の一般通
路に振り分けられると、その入賞球が一般通路を通って
通常入賞領域へ導入される。
【0009】請求項3の発明では、ゲ−ム中特定の時点
になると、球誘導部材の揺動行程の途中でモ−タが一時
的に停止若しくは変速し、球誘導部材が振り分け部材に
よって振り分けられた入賞球が特別入賞領域に導入され
る確率がゲ−ム中に変化する。
【0010】
【発明の効果】請求項1によれば、一旦一般通路に振り
分けられた入賞球をその一般通路の途中で捕捉して特別
通路へ導入することが可能となるので、一度消滅したか
に思われた利益を復旧させて特別入賞領域への入賞態様
に関して新規な趣向を加えることができ、利益を受ける
状態の成立に対する期待感を維持しながらゲ−ムを進行
させることができる。
【0011】請求項2によれば、振り分けられた入賞球
が一般通路を通行するタイミングと、球誘導部材がその
一般通路側の揺動位置へ揺動するタイミングとが一致す
ると、特別入賞領域への入賞が成立するので、入賞によ
る充足感および会心感を高めてゲ−ムを進行させること
ができる。
【0012】請求項3によれば、振り分けられた入賞球
が特定入賞領域へ導入される確率をゲ−ム進行中に切り
換えることができるので、ゲ−ムに対する興趣およびゲ
−ム性を高めることができる。
【0013】
【実施例】次に、本発明の1実施例を図面にしたがって
説明する。パチンコ機の遊技盤1において、その中央部
には入賞装置Nの上方には天入賞口2aを有する天入賞装
置2と、特定入賞口3aを有する普通電動役物3とが設置
されている。
【0014】入賞装置Nの両側方にはゲ−ム中右回りに
回転する左回転体および通過口4b,4cを有する左振り分
け装置4と、ゲ−ム中右回りに回転する右回転体5aおよ
び通過口5b,5cを有する右振り分け装置5とが設置さ
れ、入賞装置Nの下方にはゲ−ト6と、大入賞口8,始
動口入賞数表示LED9,大入賞口入賞数表示LED10
を有する下入賞装置7とが設置されている。
【0015】ゲ−ト6の左方には左球通過装置11と、左
入賞口12a を有する左入賞装置12とが設置され、ゲ−ト
6の右方には右球通過装置13と、右入賞口14a を有する
右入賞装置14とが設置され、下入賞装置7の左方には始
動口16を有する始動入賞装置15が設置され、下入賞装置
7の右方には右下入賞口17a を有する右下入賞装置17が
設置されている。
【0016】ゲ−ム中遊技盤面1aに打出された遊技球が
ゲ−ト6を通過すると、普通電動役物3の特定入賞口3a
が 0.5秒間開放される。但し、特定入賞口3aはその開放
中に遊技球がゲ−ト6を通過しても再度開放されない。
【0017】入賞装置Nにおいて、入賞ケ−ス20にはほ
ぼ円筒状に形成された胴壁部21が形成され、この胴壁部
21の外周面の前後方向中央部には遊技盤面1aにねじ止め
されるベ−ス板22が連接されている。
【0018】胴壁部21の後端縁の上部および中央部付近
にはベ−ス板22の開口部の後方に垂直状に設置された上
後壁板23が連接され、この上後壁板23の後下方には下後
壁板24が垂直状に設置され、上後壁板23の下端中央部に
は円弧状に湾曲した挿通孔23a が開設され、下後壁板24
の前面の中央部付近にはく形状および逆く形状に曲折し
た左右1対の仕切り壁24a が突出形成されている。
【0019】胴壁部21の前部上端には遊技盤面1aの前側
に配設されて特定入賞口3aに入賞した入賞球を入賞ケ−
ス20内に受入れる入賞口25が開設され、胴壁部21の後部
上端には入賞口25に連通されて入賞口25の後下方に配設
された通過口26が開設されている。
【0020】入賞ケ−ス20の上後壁板23の前面の上部に
は入賞口25に入賞した入賞球を2つの球通路の何れか一
方に振り分ける振り分け部材27が連接されている。
【0021】振り分け部材27の左右方向中央部には通過
口26の直下に配設されて上面の断面形状が扁平山形状の
隔壁27a が形成され、この隔壁27a の両側縁には正面形
状がほぼC型状およびほぼ逆C形状に形成されて左右1
対のガイド壁27b の内端縁がそれぞれ連接され、この両
ガイド壁27b 内には入賞球が隔壁27に衝突した後で転落
する第1,第2の振り分け位置28A ,28B が形成されて
いる。振り分け部材27の後端には隔壁27a および両ガイ
ド壁27b の後端縁がそれぞれ連接された壁板27c が垂直
状に形成されている。
【0022】胴壁部21の下端に後下り状に形成された底
板29の左右部には底板29の上面に突設された仕切り片29
c で仕切られた左右1対の誘導部29a ,29b が形成され
ている。
【0023】底板29の両誘導部29a ,29b の後側には入
賞球の落入時に通常の利益を設定する第1通常入賞領域
30A および第2通常入賞領域30B が開設されている。
【0024】第1の振り分け位置28A と第1通常入賞領
域30A との間には第1の振り分け位置28A へ振り分けら
れた入賞球が第1の振り分け位置28A から転がり落ちて
左側の誘導部29a 上を転動し、第1通常入賞領域30A に
落入するまでに通行する第1の一般通路31A が形成され
ている。
【0025】第2の振り分け位置28B と第2通常入賞領
域30B との間には第2の振り分け位置28B へ振り分けら
れた入賞球が第2の振り分け位置28B から転がり落ちて
右側の誘導部29b 上を転動し、第2通常入賞領域30B に
落入するまでに通行する第2の一般通路31B が形成され
ている。
【0026】入賞口25を通り抜けた入賞球は全て第1,
第2の一般通路31A ,31B の何れか一方に振り分けられ
る。
【0027】底板29の左右方向中央部の後側には両通常
入賞領域30A ,30B 間に配設されて入賞球の落入時に特
別の利益を設定する特別入賞領域32が開設されている。
【0028】特別入賞領域32には入賞ケ−ス20の下後壁
板24の下端に挿通されて特別入賞領域31を通り抜けた入
賞球を検出する特別装置作動スイッチ35の検出口35a が
設置されている。
【0029】入賞球が特別入賞領域32を通り抜けて特別
装置作動スイッチ35によって検出されると、特別装置が
作動し、この特別装置の作動中に遊技球が始動口16に入
賞すると、大入賞口8が 9.8秒間開放され、遊技者に特
別の利益を与える状況が出現する。
【0030】入賞ケ−ス20内の下部で振り分け部材27の
下方には入賞球を特別入賞領域32へ誘導する特別通路34
が内部に形成された球誘導部材33がその下端部を揺動支
点とする左右方向への揺動動作可能に設置されている。
【0031】球誘導部材33には縦断面形状がU形状で前
端が閉塞されて後端縁が特別入賞領域31の前上方に隣設
された誘導樋33a と、胴壁部21内の前部下端に前後方向
に沿って横架された支軸53が挿通され、球誘導部材33の
下端に配設された円筒状の軸挿部33b と、誘導樋33a の
中央部上に立設された飾り板33c と、この飾り板33cに
挿着されて後方へ水平状に延出され、上後壁板23の挿通
孔23a に挿通された連結軸33d とが形成されている。
【0032】特別通路34の前部には球誘導部材33の飾り
板33c の前側に隣設されて球誘導部材33の揺動動作によ
って左右方向へ円弧移動する通路入口34a が開口され、
通路入口34a に導入された入賞球は全て特別通路34を通
り、球誘導部材33の誘導樋33a の後端縁から転がり落ち
て下後壁板24の仕切り壁24a で案内されて特別入賞領域
32へ導入される。
【0033】入賞ケ−ス20の両後壁板23,24の後面には
後方へ突出された3個の取付け軸36と上下2対のガイド
軸37とが連接され、各取付け軸36の後端には入賞ケ−ス
20の後側に垂直状に設置された円盤状の後ベ−ス板38が
結合されている。
【0034】後ベ−ス板38の後面の上端にはパチンコ機
の電源投入時に起動されるモ−タ39が前向き状に取付け
られ、このモ−タ39の出力軸39a には駆動ピン40a が前
面の周縁部に突設された円盤状のカム40が固定されてい
る。
【0035】入賞ケ−ス20と後ベ−ス板38との間には各
ガイド軸37によって左右方向への水平スライド可能に支
持されてカム40の回転動作を水平移動動作に変換して球
誘導部材33に伝える伝動部材41が設置されている。
【0036】伝動部材41の左右部には各ガイド軸37の後
端がそれぞれ係合された上下2対の横長状に係合孔41a
が貫設され、伝動部材41の左右方向中央部には駆動部材
40の駆動ピン40a が挿入された縦長状の上伝動溝41b
と、球誘導部材33の連結軸33dの後端部が挿入された縦
長状の下伝動溝41c とが凹設されている。
【0037】伝動部材41の下端には球誘導部材33が左右
の揺動端位置および中立位置へ揺動したときに図示しな
いフォトセンサによって検出される左右1対の被検出片
41dが隙間を隔てて突出形成されている。
【0038】モ−タ39およびカム40が回転すると、伝動
部材41が駆動ピン40a によって押動されて左右方向へ往
復移動し、球誘導部材33の連結軸33d が伝動部材41によ
って押動されて左右方向へ円弧移動し、球誘導部材33が
カム40の1回転毎に左右方向へ往復揺動する。
【0039】伝動部材41はその移動行程の中間部付近で
は速い速度で移動して両移動端付近では遅い速度で移動
し、球誘導部材33はその揺動行程の中立部付近では速い
速度で揺動して両揺動端付近では遅い速度で揺動し、中
立部を速い速度で通過して両揺動端を遅い速度で通過す
る。
【0040】球誘導部材33が左方の揺動端位置へ揺動す
ると、特別通路34の通路入口34a 全体が第1の振り分け
位置28A の直下へ変位して、第1の一般通路31A 内へ侵
入し、特別通路34が第1の一般通路31A に連通されて第
2の一般通路31B から切離される。
【0041】この状態では第1の振り分け位置28A から
転がり落ちた入賞球は特別通路34の通路入口34a に落入
して特別通路34を通って特別入賞領域32内に導入され、
第2の振り分け位置28B から転がり落ちた入賞球は第2
の一般通路31B を通って第2通常入賞領域30B 内に導入
される。
【0042】球誘導部材33が右方の揺動端位置へ揺動す
ると、特別通路34の通路入口34a 全体が第2の振り分け
位置28B の直下へ変位して第2の一般通路31B 内へ侵入
し、特別通路34が第2の一般通路31B に連通されて第1
の一般通路31A から切離される。
【0043】この状態では、第2の振り分け位置28B か
ら転がり落ちた入賞球は特別通路34の通路入口34a に落
入して特別通路34を通って特別入賞領域32内に導入さ
れ、第1の振り分け位置28A から転がり落ちた入賞球は
第1の一般通路31A を通って第2通常入賞領域30A 内に
導入される。
【0044】球誘導部材33が左右の揺動端位置間の中間
部の中立位置へ揺動すると、特別通路34の通路入口34a
が両振り分け位置28A ,28B 間の中間部の直下に変位
し、特別通路34が両一般通路30A ,30B から切離されて
特別通路34の通路入口34a への入賞球の落入が不能とな
る。
【0045】入賞ケ−ス20の上後壁板23の後面にはその
上部に配設された表示灯基板43と、その右端部に配設さ
れた第1LED基板44と、その左端部に配設された第2
LED基板45とが取付けられ、後ベ−ス板38の後面には
上下2列に配列された複数個のコネクタ52を備えた中継
基板46が取付けられている。
【0046】表示灯基板43には振り分け部材27の後壁板
27c の後側に設置された3つの表示灯47が取付けられて
いる。
【0047】第1LED基板44には上下方向へ配列され
て上後壁板23に貫挿された5個の装飾LED48が取付け
られている。
【0048】第2LED基板45には上後壁板23の前面の
一端部に突出形成された方形枠状のLED収納部23c 内
に装入され、遊技盤面1aの球受口のうち、遊技球が落入
したときにその時点で最も有利となる球受口の位置に関
する情報をゲ−ムの進行に伴って切換え表示する表示体
(表示LED)50が取付けられている。
【0049】表示体50はこの表示体50の設置位置から見
た所定の球受口の位置を「↑」,「↓」,「←」,
「→」等の記号や図柄の流れ方向によって表示する。
【0050】例えば、ゲ−ム開始時,賞品球の払い出し
時,遊技球が右下入賞口17a に入賞したときなどには、
表示体50は、図10に示すようにゲ−ト6の位置を指示
する「↓」の図柄を含む(1)〜(12)の図柄を、
(1)〜(8)の図柄の切換え時間を 0.512秒とし、
(9)〜(12)の図柄の切換え時間を 1.024秒として
8.192秒の周期で順に移動点滅表示し、表示体50の下方
位置がチャンスゾ−ンとなってゲ−ト6がその時点で特
に有利な球受口である旨の情報を遊技者に報知する。
【0051】また、遊技球がゲ−ト6を通過して特別入
賞口3aが開放されると、この特別入賞口3aの位置を指示
する「↑」の図柄を点灯表示し、表示体50の上方位置に
チャンスゾ−ンが出現して特別入賞口3aがその時点で特
に有利な球受口である旨の情報を遊技者に報知する。
【0052】遊技球が特別入賞口3aに入賞すると、表示
体50は「?」の図柄を 0.256秒間点滅表示する。
【0053】特別入賞口3aに入賞して入賞装置Nの入賞
口25を通り抜けた入賞球が特別入賞領域32内に導入され
て、特別装置が作動すると、表示体50は、図11に示す
ように始動口16の位置を上方から下方へ流れ表示して指
示する(1)〜(36)の図柄を、(1)の図柄の切換え
時間を 0.128秒とし、(2)〜(13)の図柄の切換え時
間を 0.256秒とし、(14)の図柄の切換え時間を 0.256
秒とし、(36)の図柄の切換え時間を 0.136秒として5
秒間移動点灯して流れ表示し、表示体50の下方位置にチ
ャンスゾ−ンが出現して始動口16がその時点で特に有利
な球受口である旨の情報を遊技者に報知する。
【0054】遊技球が始動口16に入賞して下入賞装置7
の大入賞口8が開放されると、この大入賞口8が開放さ
れてから閉鎖されるまでの間、表示体50は「V」の図柄
を点滅表示する。
【0055】続いて、上記した構成を有する実施例の作
用と効果を説明する。本例では、遊技盤面1aに打出され
た遊技球を受入れる入賞口25と、入賞球が導入されたと
きに通常の利益を設定する第1,第2通常入賞領域30A
,30B と、入賞球が導入されたときに特別の利益を設
定する特別入賞領域32と、入賞球を両通常入賞領域30A
,30B に至る第1,第2の一般通路31A ,31B の何れ
かに振り分ける振り分け部材27と、受入れた入賞球を特
別入賞領域32へ誘導する特別通路34を有する球誘導部材
33とを設け、この球誘導部材33を、この球誘導部材33が
両一般通路31A ,31B のうちの一方に振り分けられた入
賞球の受入れが一般通路に振り分けられた入賞球の受入
れが可能となる他方の揺動端位置との間を揺動するよう
に設置してある。
【0056】このため、一旦一般通路31A ,31B に振り
分けられた入賞球をその一般通路31A ,31B の途中で捕
捉して特別通路34へ導入することが可能となるので、一
度消滅したかに思われた利益を復旧させて、特別入賞領
域32への入賞態様に関して新規な趣向を加えることがで
き、利益を受ける状態の成立に対する期待感を維持しな
がらゲ−ムを進行させることができる。
【0057】また、振り分けられた入賞球が一般通路31
A ,31B を通行するタイミングと、球誘導部材33がその
一般通路側の揺動端位置へ揺動するタイミングとが一致
すると、特別入賞領域32への入賞が成立するので、入賞
による充足感および会心感を高めてゲ−ムを進行させる
ことができる。
【0058】球誘導部材33をモ−タ39によって駆動する
に際し、球誘導部材33が1回往復揺動する1往復揺動行
程内でモ−タ39を一時的に停止若しくは変速させること
によって球誘導部材33が入賞球の受入れが可能な状態と
なる時間と、入賞球の受入れが不能となる時間との比率
を変更して振り分けられた入賞球が球誘導部材33によっ
て特別入賞領域32へ導入される入賞確率をゲ−ム中に切
換えることができる。
【0059】モ−タ39を一時的に停止若しくは変速させ
て特別入賞領域32への確率を切換える場合に、例えば特
別通路34の通路入口34a が所定の位置例えば揺動端位
置,中立位置へ変位したときに、図9に示すようにタイ
マ手段を作動させてフォトセンサ等の位置検出スイッチ
の検出信号に基いてモ−タ39の回転速度を切換える回転
速度変更手段をタイマ手段によって設定された時間だけ
作動させ、モ−タ39を一定時間だけ停止若しくは変速さ
せるようにする。
【0060】また、所定条件判定手段、例えば、遊技盤
の特定の入賞口(始動入賞口,Vゾ−ン等)への入賞球
を検出した場合に判定信号を出力する所定条件判定手段
や、遊技盤の図柄表示装置による図柄の表示結果が特定
の図柄となった場合に判定信号を出力する所定条件判定
手段を設け、この所定条件判定手段が所定条件を判定し
た場合には前記位置検出スイッチの機能を有効化した
り、前記タイマ手段の機能を有効化したり、モ−タ起動
手段およびモ−タ停止手段に作動信号を出力したり、前
記回転速度変更手段の機能を有効化するようにしてもよ
い。
【0061】球誘導部材33の揺動行程の途中でモ−タ39
を一時的に若しくは変速させると、振り分け部材27によ
って振り分けられた入賞球が特定入賞領域32へ導入され
る確率がゲ−ム進行中に切換えられるので、特別入賞領
域32への振り分け態様に関して新奇な趣向を提供してゲ
−ムへの興趣を引起こすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す遊技盤の正面図であ
る。
【図2】入賞装置の正面図である。
【図3】入賞装置の側断面図である。
【図4】入賞装置の斜視図である。
【図5】図3のX1−X1線矢視図である。
【図6】図3のX2−X2線矢視図である。
【図7】伝動部材の正面図である。
【図8】球誘導部材の動きを説明する要部の正面図であ
る。
【図9】モ−タの駆動制御態様を例示するブロック図で
ある。
【図10】表示体による表示図柄の表示態様を説明する
説明図である。
【図11】表示体による表示図柄の他の表示態様を説明
する説明図である。
【符号の説明】
1 遊技盤 25 入賞口 27 振り分け部材 30A ,30B 通常入賞領域 31A ,31B 一般通路 32 特別入賞領域 33 球誘導部材 34 特別通路 N 入賞装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐野 誠 愛知県西春日井郡西春町大字沖村字西ノ川 1番地 株式会社大一商会内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤面に打出された遊技球を受入れる
    入賞口と、入賞球が導入されたときに通常の利益を設定
    する通常入賞領域と、入賞球が導入されたときに特別の
    利益を設定する特別入賞領域と、入賞球を前記通常入賞
    領域に至る異なった一般通路のうちの何れかの一般通路
    に振り分ける振り分け部材と、振り分けられた入賞球の
    受入れが不能な状態と可能な状態とに変換され、受入れ
    た入賞球を前記特別入賞領域へ誘導する特別通路が形成
    された球誘導部材とを設けたことを特徴とするパチンコ
    機の入賞装置。
  2. 【請求項2】 前記球誘導部材を、この球誘導部材が2
    つの一般通路のうちの一方の一般通路に振り分けられた
    入賞球の受入れが可能となる一方の揺動位置と、他方の
    一般通路に振り分けられた入賞球の受入れが可能となる
    他方の揺動位置との間を揺動するように設置したことを
    特徴とする請求項1記載のパチンコ機の入賞装置。
  3. 【請求項3】 前記球誘導部材を駆動するモ−タを前記
    球誘導部材の揺動行程の途中で一時的に停止若しくは変
    速させるように構成したことを特徴とする請求項2記載
    のパチンコ機の入賞装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003052939A (ja) * 2001-08-10 2003-02-25 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2010146892A (ja) * 2008-12-19 2010-07-01 Mitsubishi Electric Corp 加熱調理器
JP2020022841A (ja) * 2015-11-24 2020-02-13 豊丸産業株式会社 遊技機

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