JP3867153B2 - パチンコ機 - Google Patents

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JP3867153B2 JP30468892A JP30468892A JP3867153B2 JP 3867153 B2 JP3867153 B2 JP 3867153B2 JP 30468892 A JP30468892 A JP 30468892A JP 30468892 A JP30468892 A JP 30468892A JP 3867153 B2 JP3867153 B2 JP 3867153B2
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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は大入賞口と特定入賞口とを備えた入賞装置が遊技盤に装着されたパチンコ機に関する。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ機の入賞装置にはその入賞口に入賞した入賞球が入賞装置内の各球通過経路のうちの特定の経路を通過する確率を設定する種々の機構が組込まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は入賞装置の特定入賞口に入賞した入賞球が入賞装置内の特定の経路を通過するまでの経過およびその確率の設定に関して新規な趣向を加えることを課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明のパチンコ機は請求項1に記載の通りに構成されている。
請求項1に記載のパチンコ機によれば、図柄表示体に例えば当たり図柄が表示されると特定入賞口は開放され、特定入賞口内に入賞した入賞球は第1の振り分け部材によって遊技者に有利な第1の球経路と有利でない第2の球経路とに振り分けられるため、遊技盤面のパチンコ球が特定入賞口に入賞して遊技者に有利な第1の球経路へ入球するまでが変化に富み、パチンコ機に新規の趣向を備えさせることができる。また、第1の球経路に振り分けられた入賞球は、さらに、第2の振り分け部材によって遊技者に利益を与える第1の位置と利益を与えない第2の位置とに振り分けられるため、一旦第1の球経路に振り分けられて入球した入賞球が、次に遊技者に利益を与える第1の位置へ振り分けられて入球するという2回の入球動作が与えられ、パチンコ機に一層新規の趣向を備えさせることができる。
このパチンコ機では、特定入賞口が、一度に複数の入賞球を第1の振り分け部材に入球させることができるため、第1の振り分け部材では複数の入賞球のうちのいずれか1つ以上が第1の球経路に振り分けられる可能性が高くなり、振り分け動作に対する期待感が高められる。
またこのパチンコ機では、特定入賞口に入賞した入賞球が、第1の球経路と第2の球経路とに振り分けられる前に円形状の球滞留面が形成された球滞留部によって遠心力によって旋回し、入賞球自体の回転動による偶然性に基づいて振り分けられるため、遊技者に期待感とスリル感を与えることができる。また、球滞留部で入賞球が一時的に滞留するため、その間は遊技者に期待感とスリル感を持続させることができ、振り分けを効果的に演出することができる。
またこのパチンコ機では、前記第1の振り分け部材から前記第1の球経路に振り分けられて落下した入賞球が、一旦第1の導球部で受け止められて転落方向が変更される結果、直接的に第2の振り分け部材に落下する場合に比して、入球までの時間にばらつきが生じる。このため、入賞球が第2の振り分け部材の第1の位置か第2の位置かいずれに振り分けられるか予測することが難しく、遊技者に期待感とスリル感を抱かせることができる。また、この第1の導球部では、前記第1の球経路に振り分けられて落下した入賞球が、一旦第1の導球部で受け止められて転落方向が変更された上で、第2の振り分け部材の周縁部に入球される。このため、直接的に第2の振り分け部材に落下する場合に比して、第2の振り分け部材に与えられる衝撃が緩衝され、破損が防止される。一方、前記第2の球経路に振り分けられて落下した入賞球は、一旦第2の導球部で受け止められて転落方向が変更された上で、第2の振り分け部材と別方向に設置されている部位に入球される。このため、直接的に当該部位に落下する場合に比して、当該部位に与えられる衝撃が緩衝され、破損が防止される。
さらにこのパチンコ機では、前記第2の振り分け部材に備えられた回転盤の回転によって、第1の振り分け部材によって第1の球経路に振り分けられた入賞球が、第1の位置と第2の位置とに振り分けられるため、第1の球経路に振り分けられた入賞球の振り分けを効果的に演出することができる。
【0006】
また、本発明のパチンコ機は請求項に記載の通りに構成されている。
請求項のパチンコ機によれば、前記第1の振り分け部材によって第1の球経路に振り分けられた入賞球は、パチンコ機の裏面側へ向かって下り状に傾斜した傾斜面で後方へ直進して第2の振り分け部材へ入球されるため、入球動作が遊技者からよく観察され、入賞球が第2の振り分け部材によって第1の位置か第2の位置のいずれに振り分けられたのかを容易に確認できるとともに、パチンコ遊技に対する興味が高められる。
【0007】
【実施例】
次に、本発明の1実施例を図面にしたがって説明する。
パチンコ機の遊技盤1において、その中央部には入賞装置2が装着され、入賞装置2の上方には天入賞口3aと始動口入賞数表示LED75とを有する天固定式役物3が設置され、入賞装置2の図示左方には左肩入賞口4aを有する左肩固定式役物4と、左上入賞口5aを有する左上固定式役物5とが設置され、入賞装置2の斜め下方には左中入賞口6aを有する左風車付き固定式役物6と、右中入賞口7aを有する右風車付き固定式役物7とが設置されている。
【0008】
入賞装置2の右方には球受け部8aと7個の右装飾LED77とを有する右回転体8と、この右回転体8の球受け部8aで受け止められたパチンコ球を落入させる始動口9aと、始動口入賞検出スイッチ9bとを有する始動口付き役物9とが設置され、入賞装置2の下端部の左方および右方には左右の図柄作動スイッチ10aを備えた左右のゲート10が設置され、入賞装置2の下方には左下入賞口11aを有する左下固定式役物11と、中下入賞口12aを有する中風車付き固定式役物12と、右下入賞口13aを有する右下固定式役物13とが設置され、天固定式役物3の両側方には左右1対のランプ風車14が設置されている。
【0009】
遊技盤1の裏面側には右回転体8が出力軸に結合された右回転体駆動モータ86と、大入賞口開放ソレノイド87と、特別装置作動領域外通過検出スイッチ88と、大入賞口入賞検出スイッチ89とが設置されてそれぞれ中継基板90に接続されている。
【0010】
入賞装置2において、遊技盤面1aにビス着されて中央部および上部に開口部が開設されたベース枠15の下端付近には横長の方形孔状の大入賞口16が開設され、ベース枠15の前面の上端の左右方向中央部には前方へ突出された棚片17が形成されている。
【0011】
ベース枠15の左右枠部の前面の中央部の若干上方には遊技盤面1aの前方へ突出されて後方開放の縦長箱形状に形成された左右1対の上仕切り部材18が取付けられ、この両上仕切り部材18の上端縁と棚片17の両側縁との間にはパチンコ球をベース枠15の枠内上部へ落入させる左右1対の特定入賞口20がそれぞれ開設されている。
【0012】
ベース枠15の下端付近の前面の左右端部には上外方から下内方へ傾斜した上片21aと、内側面が大入賞口16の側縁に整合された垂直状の下片21bとが連接された左右1対の下仕切り部材21が取付けられている。
【0013】
ベース枠15の下端付近の後端面には横長の帯板状に形成されたLED基板22が取付けられ、このLED基板22の前面には横一列に配列された7個の下装飾LED74がベース枠15の下端付近に貫設された横長状の長孔15aに対向して設置されている。
【0014】
ベース枠15の下端付近には大入賞口16の上縁に連接された横長状の上板24aと、大入賞口16の下縁に連接されて上面が左方へ前下り状に傾斜した底板24bと、上板24aおよび底板24bの両側縁に連接されて垂立された左右1対の側板24bとを有する下誘導部24が形成されている。
【0015】
ベース枠15の下誘導部24には大入賞口16を開閉する扉体25がその下端縁を傾動支点として前後方向への傾動可能に軸支され、この扉体25には大入賞口16の開口面積とほぼ等しい寸法を有する前板25aと、この前板25aの右端縁に連接されて後方へ突出された側板25bとが形成され、この側板25bの上端には扉体25の前方の傾動端を規定するストッパ25cが突出形成され、側板25bの下端には側方へ横出された連動ピン25dが形成されている。
【0016】
下誘導部24の後端縁には大入賞口16の後方に垂立されて左端に開口部を有するカバー部26aと、このカバー部26aの開口部の開口縁に連接されて前方および下方開放の方形箱形状に形成された樋部26bと、カバー部26aの後面に連接されて後方へ延出された取付け部26cとを有する壁片26がビス着されている。
【0017】
大入賞口16へ落入したパチンコ球は下誘導部24の底板24b上を転動して壁片26の樋部26b内へ落入し、遊技盤1の裏面側で入賞装置2内から放出される。
【0018】
壁片26のカバー部26aの右端には大入賞口開放ソレノイド87のプランジャ87aによって押動される下伝動片29が上下方向への搖動可能に軸支され、この下伝動片29の前端付近には扉体25の連動ピン25dが係合された係合溝29aが凹設され、下伝動片29の後端には大入賞口開放ソレノイド87のプランジャ87a上に載置されてプランジャ87aが下方へ退動したときに下伝動片29を自重で前下り姿勢から前上り姿勢に転換させる錘り29bが結合されている。
【0019】
大入賞口開放ソレノイド87が消磁されてプランジャ87aが上方へ進動した状態では下伝動片29は前下り姿勢で保持され、扉体25の前板25aが後方の傾動端へ傾動して垂立姿勢で保持され、大入賞口16が扉体25によって閉鎖される。
【0020】
大入賞口開放ソレノイド87が励磁されてプランジャ87aが下方へ退動すると、下伝動片29が自重で前上り姿勢に転換されて扉体25が前方の傾動端へ傾動し、前板25aが前上り状の傾斜姿勢で保持され、大入賞口16が開放される。
【0021】
ベース枠15の枠内の上部には特定入賞口20へ落入した入賞球を受止める棚板30が設置され、この棚板30には左端部にほぼU形状の球通し口30bが貫設されて両側縁が両上仕切り部材18の上端縁にそれぞれ対置され、ほぼ水平状に設置されて上面が若干後下り状に傾斜した板部30aと、前部の上端縁が球通し口30bの両側縁および前縁に連接され、球通し口30b内を通り抜けた入賞球を後方へ誘導する樋部30cとが形成されている。
【0022】
ベース枠15には前端付近がベース枠15内の中央部および上部に嵌込まれた状態でベース枠15の後側に設置され、前方および下方開放の箱形状に形成された後ケース33が取外し可能に結合されている。
【0023】
後ケース33には左右1対の下側壁板33aと、この両下側壁板33aの上端縁に連接された中壁板33bと、中壁板33bの上面の左右側縁付近に連接された左右1対の上側壁板33cと、この両上側壁板33cの上端縁に連接された上壁板33dと、両下側壁板33a、中壁板33b、両上側壁板33c、上壁板33dの各後端縁にそれぞれ連接された後壁板33eとが形成され、両下側壁板33aの前端にはベース枠15の両側枠部の中央部付近に貫設された結合孔15dの孔縁に解離可能に掛止された掛止爪33fが形成されている。
ベース枠15の中央部付近にはベース枠15の開口部の下部を閉塞する透明合成樹脂製の窓板31が垂立状態で設置されている。
【0024】
ベース枠15の両側枠部の上部にそれぞれ形成された左右1対の前軸受け部と、後ケース33の両上側壁33cの後下端にそれぞれ連接された左右1対の後軸受け部33hとには前後方向に沿って並行状に横架された左右1対の駆動軸40がそれぞれ貫挿支持されている。
【0025】
両駆動軸40の前端には特定入賞口20を開閉する可動翼片41の下端部がそれぞれ固定され、両駆動軸40の後端には後方へ突出された連動ピン42aを有する上伝動片42がそれぞれ固定されている。
【0026】
後ケース33の後壁板33eの後側には後壁板33eにビス着されたソレノイドベース43が固定され、このソレノイドベース43にはスプリング44bで下方へ付勢されたプランジャ44aを有する特定入賞口開閉ソレノイド44が下向き状に取付けられている。
【0027】
特定入賞口開閉ソレノイド44のプランジャ44aの下端には正面形状がほぼU形状に形成された昇降部材45の中央部が結合され、この昇降部材45の左右の上端部には両伝動片42の連動ピン42aが遊挿された伝動孔45aがそれぞれ貫設されている。
【0028】
特定入賞口開閉ソレノイド44が消磁された状態ではプランジャ44aおよび昇降部材45が下動した状態で保持され、両可動翼片41がそれぞれ内方へ傾動端へ傾動して両特定入賞口20がそれぞれ可動翼片41によって閉鎖される。
【0029】
特定入賞口開閉ソレノイド44が励磁されると、プランジャ44aおよび昇降部材45が上動して両駆動軸40が回転駆動され、両可動翼片41がそれぞれ外方へ傾動して両特定入賞口20がそれぞれ開放される。これにより、両特定入賞口20のそれぞれからほぼ同時にパチンコ球が落下する可能性が生じる。
【0030】
後ケース33内の中央部付近には棚板30の樋部30c内を通って樋部30cの後端縁から落下した入賞球を受け止めて旋回させながら一時的に滞留させてから振り分ける透明合成樹脂製の固定振り分け部材34が前方への取外し可能に嵌め込まれて後ケース33に結合されている。
【0031】
固定振り分け部材34には後ケース33の両下側壁板33a間に橋架されて前端縁が窓板31の上端縁の若干上方に隣設された球滞留部35と、この球滞留部35の下面の中央部付近に接合されて後ケース33内の下端付近に設置された球振り分け部36とが形成されている。
【0032】
固定振り分け部材34の球滞留部35の上面には棚板30の樋部30cの後端縁の直下からその前右方へ前下り状態で渦巻き状に湾曲し、断面形状が凹円弧状に湾曲した後誘導面35aと、後右部が後誘導面35aの先端縁に連接された円筒面状の周壁面35bと、この周壁面35bによって囲まれた円形状の滞留面35cとが形成され、球滞留部35の中央部付近には滞留面35cの中心の若干右方に配設された特定球落下口37と、滞留面35cの中心の若干左方に配設された普通球落下口38とが隣接して開口されている。
【0033】
固定振り分け部材34の球振り分け部36には球滞留部35の下面に接合された垂下された連結部36aと、連接部36aの下端の右前面に連接されて右前方へ若干延出された第1導球部36bと、連結部36aの下端の左側面に連接されて左後方へ延出され、第1導球部36bの長さより延長された長さを有する第2導球部36cが形成されている。
【0034】
両導球部36b,36cは1個のパチンコ球の受け止めが可能な間隙を隔てて並設された両側壁と、この両側壁の先端部の下端縁に連接されて橋架された橋架片とによってそれぞれ形成されている。
【0035】
第1導球部36bの基端部は特定球落下口37の直下に配設され、第2導球部36cの基端部は普通球落下口38の直下に配設され、特定球落下口37へ落入した入賞球は第1導球部36b上に載置された状態で右前方へ誘導されて第1導球部36bの先端から転落し、普通球落下口38内へ落入した入賞球は第2導球部36c上に載置された状態で左後方へ誘導されて第2導球部36cの先端から転落する。
【0036】
後ケース33の下端には固定振り分け部材34の下方に前下り状に設置された底板48が結合されている。
【0037】
底板48の中央部には丸孔状の球受け孔49が凹設され、この球受け孔49の底面の周縁部付近の前部には底面を前後に2等分する2等分線の前方に配設されて内方に向って先下り状に傾斜した円錐面状の第1誘導面49aが形成され、球受け孔49の底面の周縁部付近の後左部にはその内端付近に配設されて内方へ先下り状に傾斜した円錐面状の第2誘導面49bと、この第2誘導面49bの外方に配設されて第2誘導面49bに稜線49dを介して連接され、外方へ先下り状に傾斜した円錐面状の第3誘導面49cとが形成されている。
【0038】
球受け孔49の底面の周縁部付近の後右部には第3誘導面49cの右端縁に段部49eを介して連接されて外方へ先下り状に傾斜した円錐面状の第4誘導面49eが形成され、この第4誘導面49eの内端縁には平面形状が円弧状に湾曲した状態で突設された湾曲突条49fと、この湾曲突条49fの後端に連接されて斜め前方へ延出され、第2誘導面49bの後端上に突出されたガイド突条49gとが連接されている。
【0039】
球受け孔49の底面の中央部付近にはボス部49hが凸設されている。
【0040】
底板48の上面の前部には球受け孔49の前孔縁の左右部にそれぞれ連接されて平面形状が円弧状に湾曲された状態で凸設された左右1対の障壁48aと、この両障壁48aの外方にそれぞれ連設されて前方に向かって先下り状に傾斜した左右1対の横誘導面48bとがそれぞれ左右対称状に形成されている。右方に形成された横誘導面48bは、第1導球部36bの先端から転落した入賞球を受け止め、前方へ誘導する。
【0041】
底板48の上面の前端部の左右方向中央部には後下り状に傾斜した中誘導面48cと、この中誘導面48cの両側方に配設されて横誘導面48bの前端縁に段部を介して連接され、それぞれ中誘導面48cに向かって先下り状に傾斜した左右1対の前誘導面48dとが形成されている。横誘導面48bで前方へ誘導された入賞球は、前誘導面48dに誘導される。前誘導面48dは、横誘導面48bより誘導された入賞球を中誘導面48cに誘導する。中誘導面48cには入賞球を後方へ直進させる球通路52が形成されている。
【0042】
底板48の後右部には球受け孔49内に連通されて第4誘導面49dの外端縁の後部の斜め後方に配設され、遊技者に利益を与える特別装置作動口50が開口され、底板48の後左部には球受け孔49内に連通されて第3誘導面49cの外端縁の中央部の斜め後方に配設され、固定振り分け部材34の第2誘導球部36cの先端から落下した入賞球が落入する普通球出口51が貫設されている。
【0043】
底板48の後端に形成されたモータ取付孔48e内には回転盤駆動モータ53が下向き状に設置され、この回転盤駆動モータ53のモータ軸53aには底板48の下側に配置された駆動ギヤ54が嵌着されている。
【0044】
底板48の中央部付近に挿着されて下部が下方へ突された支持ピン55には駆動ギヤ54と噛合った中間ギヤ56が遊転可能に嵌装されている。
【0045】
回転盤駆動モータ53の前方には球受け孔49内に嵌め込まれた球移送部58aと、この球移送部58aの中心部に挿着されて下方へ突出され、球受け孔49の中心部の位置で底板48に貫挿された支軸58bとを有し、底板48のボス部48hによって回転可能に支持された回転盤58が設置されている。支軸58bをほぼ垂直に貫挿して回転盤58を水平に設置してもよいし、支軸58bを斜めに貫挿して回転盤58を遊技盤1の表側に向かって下り状に傾斜するように設置してもよい。
【0046】
回転盤58の支軸58bには中間ギヤ56と噛合った伝動ギヤ59が嵌着され、回転盤駆動モータ53の回転が駆動ギヤ54、中間ギヤ56、伝動ギヤ59を介して回転盤58に伝達されて回転盤58が右回り(時計回り)に回転駆動される。
【0047】
回転盤58の球移送部58aにはその内方へ凹陥されてほぼU形状の横断面形状を有し、球通路52を通り抜けた入賞球を受け入れて特別装置作動口50に向けて放出する1個の特定収容部60と、内方へ凹陥されてほぼU形状の横断面形状を有し、球通路52を通り抜けた入賞球を受け入れて普通球出口51に向けて放出する4個の普通収容部61とが形成されて周方向へ配列されている。球移送部58aには半透明合成樹脂材によって外形がほぼV形状に成形され、特定収容部60を包囲する装飾片62が付設されている。
【0048】
回転盤58の回転中心側への特定収容部60の凹陥深さは普通収容部61の凹陥深さより増大され、球通路52を通って特定収容部60内に導入された入賞球は回転盤58の回転動作によって底板48の球受け孔49の第1誘導面49a上を転動しながら旋回し、続いてガイド溝49hの外溝縁上および第2誘導面49b上を転動して普通球出口51の内方を通り過ぎて約180°旋回してから、ガイド突条49fに突き当り、ガイド突条49fによって外方へ押し出されて第3誘導面49cの右端上へ転落し、さらに、第3誘導面49c上から第4誘導面49d上へ転落し、第4誘導面49d上から特別装置作動口50内へ落入する。
【0049】
球通路52を通って各普通収容部61内へ導入された入賞球は球受け孔49の第1誘導面49a上を転動しながら旋回して第1誘導面49a上から第3誘導面49c上へ転落し、第3誘導面49c上から普通球出口51内へ落入する。
【0050】
底板48の下面左部には普通球出口51内へ落入した入賞球を前方へ誘導して入賞装置2の左下端から遊技盤1の裏側へ放出する左排出樋63が結合され、この左排出樋63には底板48の下方に設置されて駆動ギヤ54、中間ギヤ56、伝動ギヤ59をカバーするカバー板64が結合されている。
【0051】
底板48の下面右部には特別装置作動口50に落入した入賞球を前方へ誘導して入賞装置2の右下端から遊技盤1の裏側へ放出する右排出樋65が結合され、この右排出樋65内の上端には特別装置作動口50に落入した入賞球を検出して特別装置を作動させる特別装置作動領域通過検出スイッチ66が装入されている。
【0052】
特別装置作動口50に落入した入賞球が特別装置作動領域通過検出スイッチ66によって検出されると、特別装置が作動して大入賞口開放ソレノイド87が励磁され、扉体25が前方へ傾動して大入賞口16が9.8秒間開放される。
【0053】
ベース枠15の上端付近にはベース枠15の後側に垂直状に設置されたLED基板69が結合され、このLED基板69の前面の左右端部には左右2対の記憶数表示LED76が設置されるとともに、LED基板69の前面の左右部には上装飾LED71と、0,1,2,3,4,5,6,7,8,9の10図柄を変動表示する図柄表示体(LED)70とが隣接して設置されている。
【0054】
図柄表示体70はパチンコ球がゲート10を通過して図柄作動スイッチ10aによって検出されたときに変動表示を開始し、始めに10図柄を1図柄0.128秒、1周期1.28秒の移行速度で2.944秒間高速変動表示してから、続いて1図柄1.024秒、1周期10.24秒の移行速度で低速変動表示して図柄の変動表示を停止し、その0.204秒後に図柄表示体70が特定した図柄が判定される。
【0055】
図柄表示体70が図柄の変動表示停止時に特定した停止図柄が1,3,5,7,9となった場合に当り図柄と判定されて特定入賞口20が0.752秒間開放され、停止図柄が0,2,4,6,8となった場合に外れ図柄と判定されて特定入賞口20は開放されない。
【0056】
図柄表示体70は当り図柄を特定する確率が普通確率モードを高確率モードとの2種類のうちの何れかとなるように切換え制御され、パチンコ機の電源投入時には図柄表示体70が当り図柄を特定する確率モードは通常確率モードにセットされ、入賞球が特別装置作動口50に落入して特別装置が作動すると、特別装置の作動終了時点で通常確率モードから高確率モードに切換えられ、高確率モードのときに特別装置が作動すると、その時点で再び通常確率モードに切換えられて特別装置の作動終了後電源投入時の状態に復元する。
【0057】
図柄表示体70が高速変動表示から低速変動表示に移行する時点で、パチンコ球のゲート通過時に記憶された当り判定用乱数0〜10の値が読み出され、通常確率モードの場合は読み出された当り判定用乱数が1となったときに当り図柄1,3,5,7,9のうちから停止図柄が選定され、1以外となったときにはづれ図柄0,2,4,6,8のうちから、停止図柄が選定され、通常確率モードでは当り図柄が特定される確率は1/11となる。
【0058】
高確率モードの場合は読み出された当り判定用乱数が1〜10となったときに当り図柄1,3,5,7,9のうちから停止図柄が選定され、当り判定用乱数が1となったときにはづれ図柄0,2,4,6,8のうちから停止図柄が選定され、高確率モードでは当り図柄が特定される確率は10/11となる。
【0059】
後ケース33の後方には多数個のコネクタが後面に設置され、後ケース33の取付け棒に結合された中継基板72が垂直状に設置されている。
【0060】
後ケース33の上壁板33dには左右1対のA表示灯78が取付けられ、後ケース33の両下側壁板33aと、両ランプ風車14と、左肩固定式役物4と、左下固定式役物11と、右下固定式役物14とにはそれぞれB表示灯79が取付けられ、左風車付き固定式役物6、右風車付き固定式役物7および中風車付き固定役物12にはそれぞれC表示灯80が取付けられている。
【0061】
遊技盤1の左端部に装着された装飾プレート83内および遊技盤1の左右端部付近の上下方向中央部にそれぞれ装着された左右のランプケース84内の中央部にはそれぞれ口表示灯81が設置され、ベース枠15の下端中央部の後側および両ランプケース84内の上下部にはそれぞれE表示灯82が設置されている。
【0062】
パチンコ球がゲート10を通過してから図柄表示体70が図柄の変動表示を停止するまでの時間は通常確率モード時と高確率モード時とでは相異し、図柄表示体70が図柄を低速変動表示する時間は通常確率モードでは7.296秒間、6.272秒間、5.248秒間、4.224秒間、3.2秒間のうちの何れかとなり、高確率モードでは3.2秒間となる。
【0063】
次に、各表示灯および各LEDの点灯態様について説明すると、電源投入時には、A表示灯78は通常確率モードでは周期4.096秒で点滅し、高確率モードでは周期0.256秒で点滅し、D表示灯81および図示しない当り表示灯は通常確率モードでは消灯され、高確率モードでは周期1.024秒で点滅し、図柄表示体70は「7」を点灯表示し、始動口入賞数表示LED75は「−−」を点灯表示し、上装飾LED71は「A」を点灯表示し、下装飾LED74のうちの左から1番目と7番目の下装飾LED74が点灯し、右装飾LED75は0.256秒の切換え時間で点灯LED数が右回りに1個づつ増加するように切換え点灯する。
【0064】
パチンコ球がゲート10を通過してから図柄表示体70の停止図柄判定時までの間は、A表示灯78は通常確率モードでは周期0.512秒で点滅して高確率モードでは周期0.256秒で点滅し、B表示灯79は周期0.512秒で点滅し、D表示灯81は通常確率モードでは消灯され、高確率モードでは周期1.024秒で点滅し、図柄表示体70は0〜9を変動表示し、記憶数表示LED76はゲート通過の記憶数を点灯表示し、始動口入賞数表示LED75は「−−」を点灯表示し、上装飾LED71は「A」を1.024秒の間隔で点滅表示し、各下装飾LED74はその1番目と7番目の下装飾LED74が0.512秒の周期で点滅して2番目〜6番目の下装飾LED74が前回の当り図柄を点灯し、右装飾LED75は周期0.512秒でB表示灯79と同時に点滅する。
【0065】
図柄表示体70の停止図柄の判定後0.704秒間はA表示灯78は引続き通常確率モードでは消灯されて高確率モードでは周期0.256秒で点滅し、D表示灯81および当り表示灯は引続き通常確率モードでは消灯されて高確率モードでは周期1.024秒で点滅し、図柄表示体70は0〜9の何れかを点灯表示し、記憶数表示LED76はゲート通過記憶数を点灯表示し、上装飾LED71は「A」を点灯表示し、下装飾LED74のうちの両端の下装飾LED74は周期0.512秒で点滅し、右装飾LED75は引続き周期0.512秒でB表示灯79と同時に点滅する。
【0066】
特定入賞口20の開放時にはB表示灯79およびC表示灯80は周期0.512秒で交互に点滅し、D表示灯81は通常確率モードでは消灯されて高確率モードでは周期1.024秒で点滅し、図柄表示体70は当り図柄を点灯表示し、上装飾LED71は「B」を点灯表示し、下装飾LED74は左から1番目と7番目の下装飾LED74が点灯して左から2番目へ6番目の下装飾LED74が前回の当り図柄を点灯し、右装飾LED75は周期0.512秒でB表示灯79と同時に点滅する。
【0067】
特定入賞口20の閉鎖後5秒間(高確率時には1秒間)は、A表示灯78は引続き通常確率モードでは点灯して高確率モードでは周期0.256秒で点滅し、B表示灯79およびC表示灯80は引続き周期0.512秒で交互に点滅し、DE表示灯81および当り表示灯は引続き通常確率モードでは消灯されて高確率モードでは周期1.024秒で点滅し、図柄表示体70は引続き当り図柄を点灯表示し、上装飾LED71は「C」を周期0.512秒で点滅表示し、下装飾LED74は引続き特定入賞口20入賞時と同様に点灯し、右装飾LED75は引続き周期0.512秒でB表示灯79と同時に点滅する。
【0068】
入賞球が特別装置作動口50に落入した特別装置作動時には、A表示灯78,C表示灯80,D表示灯81,当り表示灯と、B表示灯79,E表示灯82とは周期0.512秒で交互に点滅し、図柄表示体70は0〜9を点灯表示し、上装飾LED71は図柄「A」を点灯表示し、下装飾LED74のうちの左から1番目および7番目の下装飾LED74は周期0.512秒で点滅し、右装飾LED75は点灯個数が切換え時間0.256秒で右回りに1個づつ増加するように切換えを点灯する。
【0069】
特別装置の作動中に大入賞口16が閉鎖されると、始動口入賞表示LED75が始動口9aへの入賞数を点灯表示し、特別装置の作動中に大入賞口16が開放されると、A表示灯78,C表示灯80,D表示灯,当り表示灯と、B表示灯79,E表示灯82とが周期0.256秒で交互に点滅し、右装飾LED75は点灯個数が切替え時間0.128秒で右回りに1個づつ増加するように切換え点灯する。
【0070】
また、パチンコ機の防犯装置作動時には始動口入賞数表示LED75が不正行為の対象に対応して「E1」、「E2」を点灯表示する。
【0071】
表1は表示灯およびLEDの表示態様を一覧表にしたものである。
【0072】
【表1】
Figure 0003867153
【0073】
次に、ゲーム態様について説明すると、パチンコ機の電源を投入すると、回転盤58および右回転体8が起動されてそれぞれ右回りの回転動作を開始する。
【0074】
遊技盤面1aへ発射されたパチンコ球が天入賞口3a、左肩入賞口4a、右上入賞口5a、左中入賞口6a、右中入賞口7a、始動口9a、左下入賞口11a、中下入賞口12a、右下入賞口13a、特定入賞口20へ入賞すると、7個のパチンコ球が払い出され、パチンコ球が大入賞口16へ入賞すると、15個のパチンコ球が払い出される。
【0075】
パチンコ球がゲート10を通過すると、図柄表示体70が図柄の変動表示を開始して10図柄を高速変動表示および低速変動表示してから、図柄の変動表示を停止する。
【0076】
図柄表示体70が変動表示を停止したときの停止図柄が1,3,5,7,9の何れかとなった場合には当り図柄と判定されて特定入賞口20が図柄の判定から0.004秒後に0.752秒間開放される。
【0077】
図柄表示体70の図柄変動中、若しくは、特定入賞口20の開放中にパチンコ球が新たにゲート10を通過した場合にはその通過球数が最高4個まで記憶され、図柄表示体70の変動停止後、若しくは特定入賞口20の閉鎖後再び図柄表示体70が図柄の変動表示を開始する。
【0078】
開放中の特定入賞口20へ入賞して、第1導球部36b、横誘導面48b、前誘導面48d及び球通路52を通過し、回転盤58に形成された特別収容部60に導入された入賞球が特定装置作動口50へ落入すると、特別装置が作動し、特別装置の作動中にパチンコ球が始動口9aに入賞すると、大入賞口16が9.8秒間開放される。但し、開放中の大入賞口16にパチンコ球が10個入賞したときはその時点で大入賞口16が閉鎖される。また、始動口9aへの入賞数は記憶されない。
【0079】
特別装置の作動中にパチンコ球が始動口9aに16個入賞したとき、若しくは、入賞球が再度特別装置作動口50を通過したときには特別装置の作動が停止する。大入賞口16の開放中特別装置の作動が停止したときには大入賞口16は残り時間分開放される。
なお、固定振り分け部材34は本発明の第1の振り分け部材に対応しており、回転盤58等により本発明の第2の振り分け部材が構成されている。また、第1導球部36bは本発明の第1の球経路に対応しており、第2導球部36cは本発明の第2の球経路に対応している。また、特別装置作動口50は本発明の第1の位置に対応しており、普通球出口51は本発明の第2の位置に対応している。また、始動口9aは本発明の所定領域に対応している。
【0080】
続いて、上記した構成をもつ実施例の作用と効果を説明する。
本例では開閉制御可能な特定入賞口20および大入賞口16を備えた入賞装置2には特定入賞口20へ落入した入賞球を旋回させながら滞留させる誘導面と、入賞球を振り分けて落入させる特定球落下口37および普通球落下口38を有する固定振り分け部材34と、特定球落下口37へ落入した入賞球を一時的に収容して利益を与える特別装置作動口50へ放出する特定収容部60および利益を与えない普通球出口51へ放出する複数個の普通収容部61を有し、回転盤駆動モータ53によって回転駆動される回転盤58と、パチンコ球が遊技盤面のゲート10を通過したときに特定入賞口20を開放させる当り図柄を含む図柄群を変動表示して図柄の変動表示を停止し、停止図柄が当り図柄となる確率を切換え制御される図柄表示体70とを組込んである。
【0081】
このため、特定入賞口20に入賞した入賞球を滞留させて遊技者に利益を与える位置への導入が可能となる経路と、利益を与える位置への導入が不能となる経路とに振り分ける態様、および、利益を与える位置への導入が可能な経路に振り分けられた入賞球を再び利益をを与える経路と、利益を与えない経路とに振り分ける態様に関して新規な趣向を入賞装置2に付与することができる。
【0082】
また、特定入賞口20を開放する条件を図柄表示体70が特定する図柄によって設定し、図柄表示体70が当り図柄を特定する確率が高確率に切換えられるように設定してあるので、ゲームでの機待感および興趣を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す遊技盤の正面図である。
【図2】遊技盤の裏面図である。
【図3】入賞装置の正面図である。
【図4】入賞装置の斜視図である。
【図5】入賞装置の側断面図である。
【図6】大入賞口の開閉態様を説明する斜視図である。
【図7】図5のX1−X1線矢視図である。
【図8】図7のX2−X2線断面図である。
【図9】底板および回転盤の分解平面図である。
【図10】図9のX3−X3線断面図である。
【図11】図5のX4−X4線矢視図である。
【図12】パチンコ機の制御回路のプロック図である。
【図13】大入賞口の開閉態様を示すタイムチャートである。
【図14】特定入賞口の開閉態様を示すタイムチャートである。
【図15】普通確率モードにおける図柄表示体の変動表示態様を示すタイムチャートである。
【図16】高確率モードにおける図柄表示体の変動表示態様を示すタイムチャートである。
【図17】通常確率モードと高確率モードとの切換え態様を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 遊技盤
2 入賞装置
10 ゲート
16 大入賞口
20 特定入賞口
34 固定振り分け部材
37 特定球落下口
38 普通球落下口
50 特別装置作動口
51 普通球出口
53 回転盤駆動モータ
58 回転盤
60 特定収容部
61 普通収容部
70 図柄表示体

Claims (2)

  1. 図柄を変動表示する図柄表示体と、該図柄表示体の表示図柄に応じて開閉制御可能な特定入賞口と、前記特定入賞口内に入賞した入賞球を遊技者に有利な第1の球経路と有利でない第2の球経路とに振り分ける第1の振り分け部材と、前記第1の球経路に振り分けられた入賞球を遊技者に有利な第1の位置と有利でない第2の位置とに振り分ける第2の振り分け部材とを備えており、
    前記第1の振り分け部材は、前記特定入賞口に入賞した入賞球を遠心力によって旋回させながら一時的に滞留させる円形状の球滞留面が形成された球滞留部を、前記第1及び第2球経路の上流に備えており、
    前記第1の球経路は、前記第1の振り分け部材から落下した入賞球を受け止めて転落方向を変更して、前記第2の振り分け部材の周縁部に誘導する誘導面に転落させる第1の導球部を備え、前記第2の球経路は、前記第1の振り分け部材から落下した入賞球を受け止めて転落方向を変更して前記第2の振り分け部材と別方向へ誘導する第2の導球部を備え、
    前記第2の振り分け部材は、特定収容部と普通収容部とを有する回転盤を備え、前記回転盤を回転させることによって、前記特定収容部に収容された入賞球は前記第1の位置に入球し、前記普通収容部に収容された入賞球は前記第2の位置に入球するように構成されていることを特徴とするパチンコ機。
  2. 請求項1のパチンコ機であって、
    前記誘導面は、パチンコ機の裏側へ向かって下り状に傾斜する傾斜面を有しており、
    前記第1の導球部から転落した入賞球は、その傾斜面を第2の振り分け部材に向かって直進し、第2の振り分け部材の特定収容部と普通収容部のいずれかに入球することを特徴とするパチンコ機。
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