JPH0889399A - 炊飯器 - Google Patents
炊飯器Info
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- JPH0889399A JPH0889399A JP23008594A JP23008594A JPH0889399A JP H0889399 A JPH0889399 A JP H0889399A JP 23008594 A JP23008594 A JP 23008594A JP 23008594 A JP23008594 A JP 23008594A JP H0889399 A JPH0889399 A JP H0889399A
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Abstract
げられる炊飯器を提供すること。 【構成】 予め定められた予備炊き温度や蒸らし時間等
の炊飯制御条件を格納する条件記憶手段とは別に設けた
補助条件記憶手段と、該補助条件記憶手段に格納する予
備炊き温度や予備炊き制御時間等の炊飯・保温に必要な
少なくとも一つの制御条件を入力する条件入力手段と、
更に、モード切替スイッチ(51)を設け、上記補助条件記
憶手段に格納された制御条件に基づいて予備炊き工程等
の各工程を実行する制御モードと、条件記憶手段に設定
された制御条件に基づいて予備加熱工程(A) 等の各工程
を実行する制御モードが上記モード切替スイッチ(51)で
切替られるようにした。
Description
器具使用者の食味嗜好に合った米飯が炊き上げられるよ
うにしたものである。
が炊けるようにした炊飯器として、例えば図6に示すよ
うなものがある。釜(1) を加熱するガスバーナ(以下、
「加熱源(2) 」という。)へのガス回路には開閉弁(3)
が挿入されていると共に、前記釜(1) の側壁を包囲する
位置には保温ヒータ(32)が配設されている。そして、該
保温ヒータ(32)や上記開閉弁(3)の動作はマイクロコン
ピュータ等が組み込まれた制御回路(30)で制御されるよ
うになっている。
列的に配列された予備炊き工程(A),本炊き工程(B) ,
及び蒸らし工程(C) から成り、更に炊飯完了後には米飯
を所定温度に保温する保温工程(D) が実行される。上記
予備炊き工程(A) は米粒の含水率を適正値に調整する工
程であり、当該工程では20分程度に設定された予備加
熱時間だけ釜(1) 内を予備炊き温度(例えば45℃)に
加熱して米粒への適正含水量を確保する。
せる工程で、温度センサ(31)の検知する釜(1) 内の温度
が炊飯完了温度(例えば145℃)に昇温するまで加熱
源(2) を発熱させる。蒸らし工程(C) は米粒のα化を完
結させる工程であり、所定の蒸らし時間だけ釜(1) 内を
蒸らし温度(例えば98℃)に維持する。そして、炊飯
完了後は保温ヒータ(32)を発熱させて釜(1) 内を保温温
度(例えば70℃)に維持する。
が投入されると、上記各炊飯工程が順次に実行されて米
飯が炊き上げられる。このものでは、制御回路(30)内の
マイクロコンピュータに記憶させた制御パターンに従っ
て炊飯動作が進行するから、食味の安定した米飯が炊き
上げられる。しかしながら、食味に関する嗜好は個人差
があることから、上記のように画一的な炊飯制御を行う
場合は、器具使用者の個別的・具体的な食味嗜好に十分
応え得る米飯が炊けないと言う問題があった。
度たる予備炊き温度や本炊き工程(B) の終了時を判断す
る基準温度たる炊飯完了温度等は米飯の炊き上がり状態
に大きな影響を与え、例えば、予備炊き温度の変化に伴
って米粒の含水率が変わることから、該温度変化によっ
て炊き上がった米飯の硬度も変化する。ところが、上記
従来の炊飯器では、固定された予備炊き温度や炊飯完了
温度を判断基準として炊飯動作が進行するから、炊き上
げられる米飯の食味が画一化してしまい、器具使用者の
個別的な食味嗜好を満足させ得る米飯が炊けないのであ
る。
で、『釜(1) を加熱する加熱源(2) と、釜(1) 内温度を
検知する温度センサ(31)を具備し、温度センサ(31)の検
知温度が予め定められた基準パターンに従って経時変化
するように加熱源(2) の発熱量を制御し、これにより、
予備炊き温度に維持しながら所定時間だけ釜(1) を加熱
制御する予備炊き工程(A) と、炊飯完了温度に昇温する
まで釜(1) を加熱制御する本炊き工程(B) と、蒸らし工
程(C) と、更にその後必要に応じて保温工程(D)を実行
するようにした炊飯器』に於いて、器具使用者の個別的
・具体的な食味嗜好に合った米飯が炊き上げられるよう
にすることをその課題とする。
手段は、『予め定められた予備炊き温度や炊飯完了温度
や蒸らし時間等の制御条件を格納する条件記憶手段とは
別に設けた補助条件記憶手段と、該補助条件記憶手段に
格納する予備炊き温度,炊飯完了温度,保温温度,及び
予備炊き時間等の炊飯・保温に必要な少なくとも一つの
制御条件を入力する条件入力手段と、更に、モード切替
スイッチ(51)を設け、上記補助条件記憶手段に格納され
た制御条件に基づいて予備炊き工程(A) 等の各工程を実
行する制御モードと、条件記憶手段に設定された制御条
件に基づいて予備加熱工程(A) 等の各工程を実行する制
御モードが上記モード切替スイッチ(51)で切替られるよ
うにした』ことである。
き温度や予備炊き時間等を器具使用者が予め条件入力手
段でセットし、該条件を補助条件記憶手段に記憶させた
状態にしておく。さて、モード切替スイッチ(51)を操作
して炊飯動作を開始させると、器具使用者が好みに応じ
てセットした予備炊き温度や予備炊き時間等の制御条件
が補助条件記憶手段から読み出され、該条件に従って予
備炊き工程(A) や本炊き工程(B)等の各工程が実行され
る。
いで炊飯動作を開始させると、予め定められている予備
炊き温度等の条件に基づいて予備炊き工程(A) 等が順次
実行されて既述従来と同様の炊飯動作が進行する。
がセットした予備炊き温度等の条件に従って各炊飯工程
を進行させることができるから、器具使用者の個人的な
食味嗜好に応じた米飯が炊き上げられる。
本発明の実施例の炊飯器は図1に示すような概略構成を
有し、釜(1) の外底面には温度センサ(31)が当接せしめ
られている。又、ガスバーナから成る加熱源(2) へのガ
ス回路には、その上流側から第1ガス弁(22),第2ガス
弁(23)及び比例弁(24)がこの順序で配設されており、上
記第1ガス弁(22)と第2ガス弁(23)の間からはパイロッ
トバーナ(26)への回路が分岐している。又、上記各弁
は、温度センサ(31)の出力を判断する制御回路(30)で制
御されるように成っており、更に、該制御回路(30)に
は、炊飯スイッチ(50)と、モード切替スイッチ(51)と、
条件入力手段(53)を構成する上昇スイッチ(531) や降下
スイッチ(532) と、炊飯器の作動状態を表示する表示器
(6) と、米飯を保温する保温ヒータ(32)と、更に、上記
した第1ガス弁(22)等が電気接続されている。尚、上記
炊飯スイッチ(50)等は炊飯器本体だけでなく、更に、炊
飯器本体とは別個のリモコン装置に設けるようにして炊
飯操作等が遠隔操作できるようにしてもよい。
ンピュータに格納された制御プログラムによって制御さ
れるように成っており、該制御動作は、図5のグラフに
示す態様で釜(1) 内温度を制御しながら進行せしめられ
る。即ち、この実施例の炊飯器では、釜(1) 内温度を若
干高くする第1予備炊き工程(A1)とこれより高温に維持
する第2予備炊き工程(A2)から成る予備炊き工程(A) を
実行した後、本炊き工程(B) ,蒸らし工程(C) 及び保温
工程(D) が時系列的に順次実行されるように成ってい
る。
途中から実行される第2予備炊き工程(A2)の継続時間た
る第2予備炊き時間Eと、該工程時に維持すべき釜(1)
内温度としての第2予備炊き温度Dと、本炊き工程(B)
の終了時点の判断基準たる炊飯完了温度Aと、蒸らし工
程(C) の継続時間たる蒸らし時間Cと、更に、炊飯完了
後の保温温度Bが、後述の操作により必要に応じて器具
使用者で任意に設定・変更できるようになっており、こ
れら各温度や時間等の制御条件は、制御回路(30)内のマ
イクロコンピュータ(M) に外付けされた書替可能な不揮
発性メモリとしてのE2ROM (V) に格納されるようになっ
ている。
を図2〜図4のフローチャートに従って説明する。電源
接続すると、ステップ(70)で初期条件が設定がされる。
即ち、第2予備炊き時間Eを17分に,第2予備炊き温
度Dを36℃に,炊飯完了温度Aを145℃に,蒸らし
時間Cを10分に,更に保温温度Bを70℃に夫々設定
し、これらの値をE2ROM (V) の特定のメモリーに記憶さ
せるのである。
が投入されるのを監視し、該ステップ(71)が投入されな
い場合は、上記第2予備炊き時間Eや第2予備炊き温度
Dの変更を受け付ける条件設定工程が実行される。 <条件設定工程について>条件設定工程では送りスイッ
チ(52)が操作される毎に設定・変更できる対象が炊飯完
了温度A→保温温度B→蒸らし時間C→第2予備炊き時
間E→炊飯完了温度Aと変化する。尚、この実施例で
は、第2予備炊き時間Eの変更に伴って第2予備炊き温
度Dが自動的に適正値に設定されるようになっており、
この第2予備炊き時間Eが特許請求の範囲における請求
項2に記載した予備炊き制御時間に対応している。
れるのを監視し、これが操作されるとステップ(73)でR
AM内の作業用メモリ(Y) に炊飯完了温度Aを記憶させ
る。尚、該炊飯完了温度Aは既述ステップ(70)でE2ROM
(V) 内の炊飯完了温度メモリA1 に記憶させてあり、当
初は145℃にセットされている。又、上記ステップ(7
3)ではフラグFを「1」にセットし、設定・変更する対
象が炊飯完了温度Aであることを記憶する。
3)を構成する上昇スイッチ(531) 及び降下スイッチ(53
2) が押されるのを監視し、上昇スイッチ(531) が押さ
れる毎に作業用メモリ(Y) に記憶させた炊飯完了温度A
を1deg づつ昇温させる(ステップ(76)参照)。又、降
下スイッチ(532) が押されると、その度に作業用メモリ
(Y) に記憶させた炊飯完了温度Aを1deg づつ降温させ
る(ステップ(77)参照)。そして、上記上昇スイッチ(5
31) と降下スイッチ(532) を操作した後に確定スイッチ
(54)を投入すると(ステップ(78)参照)、ステップ(80)
でフラグFの内容を判断し、該フラグFの内容が「1」
になっていて炊飯完了温度Aの変更作業中であると判断
される場合は、ステップ(81)を実行して作業用メモリ
(Y) が記憶する変更後の炊飯完了温度を新たな炊飯完了
温度Aとして記憶し直す。即ち、該温度をE2ROM (V) 内
の炊飯完了温度メモリA1 に格納し直すのである。
保温温度B(ステップ(70)でE2ROM(V) 内の保温温度メ
モリB1 に記憶させてある)を記憶させると共に、フラ
グFを「2」にセットし、設定・変更する対象が保温温
度Bであることを記憶する。尚、上記した炊飯完了温度
を変更する工程に移行したにも関わらず該温度変更をす
ることなく送りスイッチ(52)を投入すると、この場合
も、制御動作がステップ(82)に移されて保温温度Bを変
更する作業が可能となる。
と同様にステップ(74)〜(78)が実行され、作業用メモリ
(Y) に格納された保温温度Bが1deg 単位で変更され、
その後確定スイッチ(54)が操作されると、これがステッ
プ(78)で確認される。そして、フラグFが「2」にセッ
トされていて保温温度を変更する作業が行われていると
判断される場合は、ステップ(82)を実行し、作業用メモ
リ(Y) が記憶する変更後の保温温度を新たな保温温度B
として記憶し直す。即ち、該温度をE2ROM (V)内の保温
温度メモリB1 に格納し直すのである。
(83)で作業用メモリ(Z) に蒸らし時間C(ステップ(70)
でE2ROM (V) 内の蒸らし時間メモリC1 に記憶させてあ
る。)を記憶させる。又、上記ステップ(83)ではフラグ
Fを「3」にセットし、設定・変更する対象が蒸らし時
間Cであることを記憶する。次に、ステップ(84)(88)で
上昇スイッチ(531) や降下スイッチ(532) が押されるの
を監視し、上昇スイッチ(531) が押されと、その度にフ
ラグFの内容を判断し、該フラグFが「3」にセットさ
れていて蒸らし時間を変更する作業が行われていると判
断される場合は、ステップ(86)で作業用メモリ(Z) に記
憶させた蒸らし時間Cを1分づつ大きくする。又、降下
スイッチ(532) が押されると、その度にフラグFの内容
を判断し、該フラグFが上記と同様に「3」にセットさ
れている場合(ステップ(89)で判断する)は、ステップ
(90)で作業用メモリ(Z) に記憶されている蒸らし時間C
を1分づつ小さくする。そして、確定スイッチ(54)が操
作されると、これをステップ(87)で確認すると共に、更
にステップ(91)でフラグFの内容を判断し、該フラグF
の内容が「3」になっていて蒸らし時間Cの変更作業中
であると判断される場合は、ステップ(92)を実行して作
業用メモリ(Z) が記憶する変更後の蒸らし時間を新たな
蒸らし時間Cとして記憶し直す。即ち、該時間をE2ROM
(V) 内の蒸らし時間メモリC1 に格納し直すのである。
第2予備炊き時間E(E2ROM (V) 内の予備炊き時間メモ
リE1 に記憶させてあり、ステップ(70)で「10分」に
初期設定されている)を記憶させると共に、フラグFを
「4」にセットし、設定・変更する対象が第2予備炊き
時間Eであることを記憶する。尚、上記した蒸らし時間
Cを変更する工程に移行したにも関わらず該時間を変更
することなく送りスイッチ(52)が投入されると、この場
合も、制御動作がステップ(91)からステップ(93)側に移
され、これにより、第2予備炊き時間Eを変更する作業
が可能となる。
と同様にステップ(84)(85)等が実行され、作業用メモリ
(Z) の内容が1分単位で変更される(ステップ(95)(9
6))。尚、器具使用者が第2予備炊き時間Eを自由に変
更できるようにしたのは、他の調理作業等との関係から
早期に炊飯を完了させたい場合があることを考慮したも
ので、第2予備炊き時間Eを短時間に設定すると本炊き
工程(B) の開始時期が早くなって早期に炊飯動作が完了
することとなる。
1分単位で増加せしめられると、これに従属して第2予
備炊き温度D(特許請求の範囲の請求項3に記載の「予
備炊き温度」に対応している。)を3度単位で減少させ
る演算が実行される(ステップ(95)参照)。又、これと
は逆に作業用メモリ(Z) の内容が1分単位で小さくなる
と、これに従属して第2予備炊き温度Dを3度単位で増
加させる演算が実行される(ステップ(96)参照)。この
ように、第2予備炊き時間Eの増減変化と逆に第2予備
炊き温度Dを増減させるのは、第2予備炊き時間Eが増
減変更されても第2予備炊き工程(A2)の実行時に釜(1)
を加熱する全加熱量がほぼ一定に保たれるようにし、こ
れにより、第2予備炊き工程(A2)の実行に伴って確保さ
れる米粒の含水量を一定にする為である。そして、この
実施例では、第2予備炊き時間Eの変更に伴って第2予
備炊き温度Dを変える為の上記ステップ(95)(96)を実行
するマイクロコンピュータ内の機能部が特許請求の範囲
の請求項3に記載の「予備炊き温度補正手段」に対応し
ている。
これがステップ(87)で確認され、フラグFが「4」にセ
ットされていて第2予備炊き時間Eを変更する作業が行
われていると判断される場合は、ステップ(99)を実行
し、作業用メモリ(Z) が記憶する変更後の第2予備炊き
時間を新たな第2予備炊き時間Eとして記憶し直す。即
ち、該時間をE2ROM (V) 内の第2予備炊き時間メモリE
1 に格納し直すのである。
予備炊き時間Eを10分〜20分の範囲に制限する為の
ものである。又、図2のフローチャートには記載してい
ないが、上記炊飯完了温度A,保温温度B,蒸らし時間
C等が変更可能な状態になると、表示ランプ(61)〜(64)
が択一的に発光せしめられて変更可能なものが確認でき
るようにしている。更に、変更している温度や時間は数
字表示器(65)に表示されるようになっている。
備炊き温度D等を変更する条件設定工程が終了する。そ
して、この実施例では、炊飯完了温度A,保温温度B,
蒸らし時間C,第2予備炊き温度D,及び第2予備炊き
時間Eを記憶するE2ROM (V) が既述技術的手段の項に記
載の条件記憶手段に対応する。 <炊飯動作について>次に、炊飯動作について説明す
る。
確認できると、図4のフローチャートに示す内容の制御
動作が始まる。ステップ(110) 〜(112) を実行し、30
秒の待機時間の間にモード切替スイッチ(51)が操作され
るのを監視する。そして、モード切替スイッチ(51)が操
作されると、既述した図2に対応する条件設定工程で器
具使用者の嗜好に従ってセットした第2予備炊き時間
E,第2予備炊き温度D,炊飯完了温度A等をE2ROM
(V)から読み出し、これを作業用第2予備炊き時間R
1 ,作業用第2予備炊き温度R 2 等としてマイクロコン
ピュータの特定のメモリに記憶し直す(ステップ(113)
参照)。そして、ステップ(113a)(113b)を実行し、5分
≦R1 ≦35分,10℃≦R2 ≦50℃,105℃≦R
3 ≦155℃,5分≦R4 ≦40分,50℃≦R 5 ≦8
0℃の許容範囲に含まれているか否かを判断し、許容範
囲外の場合は所定のエラー処理をした後に後述のステッ
プ(114) に制御動作が移されてROM内のデータを利用
して炊飯動作が進められる。そして、上記R1 等と比較
する前記基準値はマイクロコンピュータのROMに格納
されていることから、E2ROM (V) に格納した炊飯完了温
度A等のデータが崩れている場合でも炊飯器が異常状態
に陥る不都合が回避できる。
して実行している待機時間内にモード切替スイッチ(51)
が操作されない場合は、器具使用者が設定した炊飯完了
温度A等に基づかずに予め定められた標準的な炊飯を画
一的に行う為の条件設定を実行する。即ち、ステップ(1
14) で、第2予備炊き時間を17分に,第2予備炊き温
度を36℃に,炊飯完了温度を145℃に,蒸らし時間
を10分に,更に保温温度を70℃に夫々設定するので
ある。
(A1)を実行し、温度センサ(31)の検知する釜(1) 内温度
が30℃に3分間維持されるように加熱源(2) の発熱量
を制御する。即ち、第1ガス弁(22)第2ガス弁(23)を開
弁して加熱源(2) を燃焼状態にすると共に、比例弁(24)
の開度を制御しながら温度センサ(31)の検知する釜(1)
内温度が30℃に維持されるように制御し、この状態を
3分間維持するのである。
程(A2)を実行する。即ち、作業用第2予備炊き温度R2
として記憶された温度に釜(1) を加熱すると共に、該加
熱動作を作業用第2予備炊き時間R1 として記憶されて
いる時間だけ継続させる。すると、モード切替スイッチ
(51)が操作されている場合(器具使用者の好みの米飯を
炊く場合)は、器具使用者が設定した第2予備炊き時間
E及び、これに基づいて定められた第2予備炊き温度D
に基づいて第2予備炊き工程(A2)が実行される。
炊き工程(B) が始まり、ステップ(117) (118) で釜(1)
内温度が125℃になるまで加熱源(2) としてのガスバ
ーナを強火燃焼させる。その後、ステップ(119) を実行
して加熱源(2) を弱火燃焼に切り替える。そして、釜
(1) 内温度が作業用炊飯完了温度R3 として記憶された
温度になるまで加熱動作を継続させて本炊き工程(B) を
終了させる。その後、ステップ(121) (122) で蒸らし工
程(C) が実行されるが、この場合の蒸らし時間としては
作業用蒸らし時間R4 として記憶されている時間が採用
される。即ち、モード切替スイッチ(51)が操作されてい
る場合(器具使用者の好みに適合する米飯を炊く場合)
は、器具使用者が設定した蒸らし時間Cに基づいて蒸ら
し工程(C)が実行され、逆にモード切替スイッチ(51)が
操作されていない場合は10分だけ蒸らし工程(C) が実
行せしめられ、その後、ステップ(123) で加熱源(2) が
OFF状態に維持される。
プ(124) で保温ヒータ(32)を発熱させることにより保温
工程(D) を実行する。そしてこの場合の保温温度として
は作業用保温温度R5 として記憶されている温度が採用
される。即ち、モード切替スイッチ(51)が操作されてい
る場合は、器具使用者が設定した保温温度Bに基づいて
保温工程(D) が実行され、逆に、モード切替スイッチ(5
1)が操作されていない場合は釜(1) 内が70℃に維持さ
れるように加熱源(2) を発熱させる。
了温度等の制御条件が器具使用者によって自由に設定で
きるから、器具使用者の好みに合った食味の米飯が炊き
上げられる。尚、上記実施例では第2予備炊き時間Eの
変更に伴って第2予備炊き温度Dが自動的に変更される
ようにしたが、これら両者が夫々独立してセットできる
ようにしても良い。
グラフ
Claims (4)
- 【請求項1】 釜(1) を加熱する加熱源(2) と、釜(1)
内温度を検知する温度センサ(31)を具備し、温度センサ
(31)の検知温度が予め定められた基準パターンに従って
経時変化するように加熱源(2) の発熱量を制御し、これ
により、予備炊き温度に維持しながら所定時間だけ釜
(1) を加熱制御する予備炊き工程(A) と、炊飯完了温度
に昇温するまで釜(1) を加熱制御する本炊き工程(B)
と、蒸らし工程(C) と、更にその後必要に応じて保温工
程(D) を実行するようにした炊飯器に於いて、予め定め
られた予備炊き温度や炊飯完了温度や蒸らし時間等の制
御条件を格納する条件記憶手段とは別に設けた補助条件
記憶手段と、該補助条件記憶手段に格納する予備炊き温
度,炊飯完了温度,保温温度,及び予備炊き制御時間等
の炊飯・保温に必要な少なくとも一つの制御条件を入力
する条件入力手段と、更に、モード切替スイッチ(51)を
設け、上記補助条件記憶手段に格納された制御条件に基
づいて予備炊き工程(A) 等の各工程を実行する制御モー
ドと、条件記憶手段に設定された制御条件に基づいて予
備加熱工程(A) 等の各工程を実行する制御モードが上記
モード切替スイッチ(51)で切替られるようにした炊飯
器。 - 【請求項2】 予備炊き工程(A) の継続時間を規定する
為の予備炊き制御時間を補助条件記憶手段に格納し得る
構成とし、条件入力手段で入力された予備炊き制御時間
を前記補助記憶手段に格納するようにした請求項1の炊
飯器。 - 【請求項3】 補助条件記憶手段に格納された予備炊き
時間が短くなるに従って予備炊き温度を高温側に補正す
る予備炊き温度補正手段を設け、上記補助条件記憶手段
に格納された制御条件で炊飯する制御モードが選択され
た場合は、予備炊き温度補正手段で補正した予備炊き温
度に基づいて予備炊き工程(A) を実行するようにした請
求項2の炊飯器。 - 【請求項4】 補助記憶手段を、書替え可能な不揮発性
メモリで構成した請求項1から請求項3の何れかに記載
の炊飯器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6230085A JP2799546B2 (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | 炊飯器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6230085A JP2799546B2 (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | 炊飯器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0889399A true JPH0889399A (ja) | 1996-04-09 |
JP2799546B2 JP2799546B2 (ja) | 1998-09-17 |
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ID=16902321
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6230085A Expired - Fee Related JP2799546B2 (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | 炊飯器 |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP2799546B2 (ja) |
Cited By (2)
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JP2018515269A (ja) * | 2015-09-25 | 2018-06-14 | 佛山市▲順▼▲徳▼区美的▲電▼▲熱▼▲電▼器制造有限公司Foshan Shunde Midea Electrical Heating Appliances Manufacturing Co.,Limited | 炊飯器及び炊飯器の調理制御方法 |
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- 1994-09-26 JP JP6230085A patent/JP2799546B2/ja not_active Expired - Fee Related
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