JPH0889138A - 中通し釣竿 - Google Patents
中通し釣竿Info
- Publication number
- JPH0889138A JPH0889138A JP25307694A JP25307694A JPH0889138A JP H0889138 A JPH0889138 A JP H0889138A JP 25307694 A JP25307694 A JP 25307694A JP 25307694 A JP25307694 A JP 25307694A JP H0889138 A JPH0889138 A JP H0889138A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tip
- diameter
- rod
- top guide
- guide
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 後側のガイドリング部品を無くして軽量化と
コスト減を達成し、糸滑り性を確保できると共に穂先へ
の装着が容易であるトップガイドを有する中通し釣竿を
提供する。 【構成】 穂先14に装着されたトップガイド本体16
Hが、該トップガイド本体の先端部Gと前記穂先の先端
14Eとの間において、穂先先端の内径と略同一か又は
小さな内径を有するように内方に突出した内方突出部1
6Tを具備するよう構成する。
コスト減を達成し、糸滑り性を確保できると共に穂先へ
の装着が容易であるトップガイドを有する中通し釣竿を
提供する。 【構成】 穂先14に装着されたトップガイド本体16
Hが、該トップガイド本体の先端部Gと前記穂先の先端
14Eとの間において、穂先先端の内径と略同一か又は
小さな内径を有するように内方に突出した内方突出部1
6Tを具備するよう構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トップガイドに特徴を
有する中通し釣竿に関する。
有する中通し釣竿に関する。
【0002】
【従来の技術】中通し釣竿では、穂先から引き出された
釣糸の、特に釣糸巻取り時の糸抵抗を低減させるために
トップガイドを穂先に装着している。その例が実開平6
−24464号公報に開示されている。トップガイド
は、その金属製のトップガイド本体の先端部と、該トッ
プガイド本体の装着されている穂先の前側位置とに、セ
ラミックス製ガイドリングが装着されている。これによ
り、釣糸に掛る負荷を主として先端部のガイドリングで
受け持ち、また、穂先前側位置のガイドリングで釣糸の
穂先内面への接触等を防止している。
釣糸の、特に釣糸巻取り時の糸抵抗を低減させるために
トップガイドを穂先に装着している。その例が実開平6
−24464号公報に開示されている。トップガイド
は、その金属製のトップガイド本体の先端部と、該トッ
プガイド本体の装着されている穂先の前側位置とに、セ
ラミックス製ガイドリングが装着されている。これによ
り、釣糸に掛る負荷を主として先端部のガイドリングで
受け持ち、また、穂先前側位置のガイドリングで釣糸の
穂先内面への接触等を防止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、特に後方
位置のガイドリングを装着することは一般に難しく、ま
た部品点数が多くなり、コスト高になる。更には、2つ
のガイドリングのうち釣糸に掛る負荷の作用を大きく受
けるのは前側のガイドリングであり、後側のガイドリン
グへの負荷は前側ガイドリングに比べて小さいという事
実もある。
位置のガイドリングを装着することは一般に難しく、ま
た部品点数が多くなり、コスト高になる。更には、2つ
のガイドリングのうち釣糸に掛る負荷の作用を大きく受
けるのは前側のガイドリングであり、後側のガイドリン
グへの負荷は前側ガイドリングに比べて小さいという事
実もある。
【0004】依って本発明は、後側のガイドリング部品
を無くして軽量化とコスト減を達成し、糸滑り性を確保
できると共に穂先への装着が容易であるトップガイドを
有する中通し釣竿の提供を目的とする。
を無くして軽量化とコスト減を達成し、糸滑り性を確保
できると共に穂先への装着が容易であるトップガイドを
有する中通し釣竿の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的に鑑みて本発明
は、穂先に装着されたトップガイド本体が、該トップガ
イド本体の先端部と前記穂先の先端との間において、穂
先先端の内径と略同一か又は小さな内径を有するように
内方に突出した内方突出部を具備することを特徴とする
中通し釣竿を提供する。
は、穂先に装着されたトップガイド本体が、該トップガ
イド本体の先端部と前記穂先の先端との間において、穂
先先端の内径と略同一か又は小さな内径を有するように
内方に突出した内方突出部を具備することを特徴とする
中通し釣竿を提供する。
【0006】
【作用】トップガイド本体の先端部と装着される穂先の
先端との間において、穂先先端の内径と略同一かそれ以
下の内径を有する内方突出部は、穂先から引き出された
釣糸を支持できるため、釣糸が穂先先端に接触すること
を防止できて糸滑り性が向上し、糸抵抗が低減され、更
には後側ガイドリングが不要となって部品数が減ると共
に組付けが不要となり、トップガイドの穂先への装着が
容易になる。内方突出部は、トップガイド先端部の釣糸
案内部(ガイドリング等)に案内された釣糸が穂先に接
触しないでトップガイド本体の内方突出部に接触し、穂
先内側にスムーズに案内できる突出量を有しておればよ
く、その範囲において内方突出部の内径が穂先内径より
もやや大きめでも、また釣糸の接触する下側にのみ内方
突出部が形成されていてもよい。
先端との間において、穂先先端の内径と略同一かそれ以
下の内径を有する内方突出部は、穂先から引き出された
釣糸を支持できるため、釣糸が穂先先端に接触すること
を防止できて糸滑り性が向上し、糸抵抗が低減され、更
には後側ガイドリングが不要となって部品数が減ると共
に組付けが不要となり、トップガイドの穂先への装着が
容易になる。内方突出部は、トップガイド先端部の釣糸
案内部(ガイドリング等)に案内された釣糸が穂先に接
触しないでトップガイド本体の内方突出部に接触し、穂
先内側にスムーズに案内できる突出量を有しておればよ
く、その範囲において内方突出部の内径が穂先内径より
もやや大きめでも、また釣糸の接触する下側にのみ内方
突出部が形成されていてもよい。
【0007】
【実施例】以下、本発明を添付図面に示す実施例に基づ
き、更に詳細に説明する。図1は本発明に係る中通し釣
竿の側面図であり、元竿10、中竿12、穂先竿14の
3本が振出式に継ぎ合わされている。各竿管10、1
2、14は合成樹脂をマトリックスとし、カーボン繊維
等の強化繊維によって強化された前細形状の竿管であ
る。元竿10にはリール固定装着18が取り付けられて
おり、その前方に釣糸導入ガイド20が設けられてい
る。リール固定装置18にリール22が取り付けられ、
釣糸24は前方位置の釣糸導入ガイド20から各竿管内
に挿通している。そして穂先竿14の先端部のトップガ
イド16から外部に引き出されている。26は尻栓部品
である。
き、更に詳細に説明する。図1は本発明に係る中通し釣
竿の側面図であり、元竿10、中竿12、穂先竿14の
3本が振出式に継ぎ合わされている。各竿管10、1
2、14は合成樹脂をマトリックスとし、カーボン繊維
等の強化繊維によって強化された前細形状の竿管であ
る。元竿10にはリール固定装着18が取り付けられて
おり、その前方に釣糸導入ガイド20が設けられてい
る。リール固定装置18にリール22が取り付けられ、
釣糸24は前方位置の釣糸導入ガイド20から各竿管内
に挿通している。そして穂先竿14の先端部のトップガ
イド16から外部に引き出されている。26は尻栓部品
である。
【0008】図2は図1のトップガイド部の縦断面拡大
図である。トップガイド16は穂先竿14の先端部外側
に取付固定している取付部16Aと、その前部の縮径部
16Bと、その前部の拡径部16Cとから成るトップガ
イド本体16Hと、その先端に取り付けたセラミックス
製のガイドリングGとから構成されている。
図である。トップガイド16は穂先竿14の先端部外側
に取付固定している取付部16Aと、その前部の縮径部
16Bと、その前部の拡径部16Cとから成るトップガ
イド本体16Hと、その先端に取り付けたセラミックス
製のガイドリングGとから構成されている。
【0009】このトップガイド本体16Hはステンレス
等の金属製であり、後述の方法によって管素材を縮径、
拡径して成形されており、縮径部16Bの内面16T
は、穂先竿14の先端14Eの直前位置であって内方に
突出していると共に、その内径は穂先竿14の先端14
Eの内径よりも小さく形成されている。従って、釣糸2
4は穂先竿14の先端には接触せず、内方突出部16T
とガイドリングGとに接触して繰り出されている。この
内方突出部16Tの表面に糸滑り性の良い材料を被覆し
てもよい。
等の金属製であり、後述の方法によって管素材を縮径、
拡径して成形されており、縮径部16Bの内面16T
は、穂先竿14の先端14Eの直前位置であって内方に
突出していると共に、その内径は穂先竿14の先端14
Eの内径よりも小さく形成されている。従って、釣糸2
4は穂先竿14の先端には接触せず、内方突出部16T
とガイドリングGとに接触して繰り出されている。この
内方突出部16Tの表面に糸滑り性の良い材料を被覆し
てもよい。
【0010】この場合、釣糸24の負荷は前端のガイド
リングGが主として受け、後方位置の内方突出部16T
は比較的小さな負荷を受ける。従って、別部品のガイド
リングを取り付けるまでもなく、このトップガイド本体
の内方突出部16Tの存在によって釣糸が円滑に摺動で
き、糸滑り性がよく、糸傷や糸切れ等も防止でき、糸抵
抗が低減し、トップガイド自体が廉価となる。また、部
品数が少なくて軽量になる他、トップガイド本体16H
には比較的取り付け易い先端のガイドリングGのみを取
り付ければよく、トップガイドの穂先竿14への装着も
容易になり、低コストの釣竿となる。
リングGが主として受け、後方位置の内方突出部16T
は比較的小さな負荷を受ける。従って、別部品のガイド
リングを取り付けるまでもなく、このトップガイド本体
の内方突出部16Tの存在によって釣糸が円滑に摺動で
き、糸滑り性がよく、糸傷や糸切れ等も防止でき、糸抵
抗が低減し、トップガイド自体が廉価となる。また、部
品数が少なくて軽量になる他、トップガイド本体16H
には比較的取り付け易い先端のガイドリングGのみを取
り付ければよく、トップガイドの穂先竿14への装着も
容易になり、低コストの釣竿となる。
【0011】上記トップガイド16の縮径部16Bが全
周に亘って形成されてその内方突出部16Tが全周に亘
って形成されているが、釣竿の使用時に下側となる側
(図2の下側)に、例えば全周の半分程に亘って形成さ
れておればよい。また、この実施例では管素材を拡径や
縮径して形成しているため、内方突出部16Tの形成時
にその外側が縮径した縮径部16Bを有するが、従来の
トップガイドのように取付部16Aに続く拡径部16C
の外側形状が拡大し、縮径部の無い形状であり、内方突
出部16Tの存在する形態であっても本発明範囲内であ
る。
周に亘って形成されてその内方突出部16Tが全周に亘
って形成されているが、釣竿の使用時に下側となる側
(図2の下側)に、例えば全周の半分程に亘って形成さ
れておればよい。また、この実施例では管素材を拡径や
縮径して形成しているため、内方突出部16Tの形成時
にその外側が縮径した縮径部16Bを有するが、従来の
トップガイドのように取付部16Aに続く拡径部16C
の外側形状が拡大し、縮径部の無い形状であり、内方突
出部16Tの存在する形態であっても本発明範囲内であ
る。
【0012】図3は本発明に係る他の実施形態のトップ
ガイド16’を示す。このトップガイド16’は上記例
と同様に金属製の管素材から形成されており、穂先竿1
4の先部に取り付けられる取付部16Aと、その前側の
縮径部16Bと、膨出部16C’と、該膨出部の前端の
カール部16Dとを有している。軽量な魚を対象とする
釣りの場合には、必ずしも図2に示すようなセラミック
ス製のガイドリングGを先端に設けなくともよく、この
カール部16Dと内方突出部16Tとの2箇所によって
釣糸24を受け、その糸滑り性を確保している。上記カ
ール部16Dは外側にカールさせているが、釣竿操作時
に釣糸24の引っ掛りを防止すべく内側にカールさせて
もよい。
ガイド16’を示す。このトップガイド16’は上記例
と同様に金属製の管素材から形成されており、穂先竿1
4の先部に取り付けられる取付部16Aと、その前側の
縮径部16Bと、膨出部16C’と、該膨出部の前端の
カール部16Dとを有している。軽量な魚を対象とする
釣りの場合には、必ずしも図2に示すようなセラミック
ス製のガイドリングGを先端に設けなくともよく、この
カール部16Dと内方突出部16Tとの2箇所によって
釣糸24を受け、その糸滑り性を確保している。上記カ
ール部16Dは外側にカールさせているが、釣竿操作時
に釣糸24の引っ掛りを防止すべく内側にカールさせて
もよい。
【0013】図2に示すトップガイド本体16Hをステ
ンレス等の金属製円筒の管素材から形成する場合、拡径
又は縮径の率を小さくする方が加工が容易になるため、
最小径の縮径部16Bと、最大径の拡径部16Cとの中
間径の取付部16Aの内径に最も近い管素材を用いるこ
とが好ましい。縮径加工には、管素材の内側に前後2つ
に分割できる芯金型を入れて、外側から油圧等のプレス
によって成形し、その後、芯金型を前方と後方に分けて
取り出す方法の他、管素材を回転させつつ、外側からロ
ーラーやへらを押し当て、縮径させる方法等がある。後
者の方法の場合には、内部に後で取り出せる寸法の中子
型を入れて外側からローラー等を押し当てる場合もあ
る。何れにしてもプレス方法に比較して、縮径部の内側
の内方突出部16Tに型割りラインの残る虞が全く無い
ため釣糸の滑り性確保にとって好ましい。
ンレス等の金属製円筒の管素材から形成する場合、拡径
又は縮径の率を小さくする方が加工が容易になるため、
最小径の縮径部16Bと、最大径の拡径部16Cとの中
間径の取付部16Aの内径に最も近い管素材を用いるこ
とが好ましい。縮径加工には、管素材の内側に前後2つ
に分割できる芯金型を入れて、外側から油圧等のプレス
によって成形し、その後、芯金型を前方と後方に分けて
取り出す方法の他、管素材を回転させつつ、外側からロ
ーラーやへらを押し当て、縮径させる方法等がある。後
者の方法の場合には、内部に後で取り出せる寸法の中子
型を入れて外側からローラー等を押し当てる場合もあ
る。何れにしてもプレス方法に比較して、縮径部の内側
の内方突出部16Tに型割りラインの残る虞が全く無い
ため釣糸の滑り性確保にとって好ましい。
【0014】拡径部16Cを形成するには、成形される
トップガイド本体の先方から後方に向って、プレスによ
って成形型形状のテーパ状(円錐台状)パンチを押し込
んで拡径する方法や、管素材を回転させつつ内側面にロ
ーラーやへらを押し当てて拡径する方法がある。その外
側に外型を配設してもよい。図3に示すような膨出部1
6C’を形成するためには、上述した拡径後に、口側を
再び縮径加工し、その後、カーリング処理を施し、カー
ル部16Dを形成する。
トップガイド本体の先方から後方に向って、プレスによ
って成形型形状のテーパ状(円錐台状)パンチを押し込
んで拡径する方法や、管素材を回転させつつ内側面にロ
ーラーやへらを押し当てて拡径する方法がある。その外
側に外型を配設してもよい。図3に示すような膨出部1
6C’を形成するためには、上述した拡径後に、口側を
再び縮径加工し、その後、カーリング処理を施し、カー
ル部16Dを形成する。
【0015】前細状の取付部16Aを形成するには、縮
径するか或いは拡径するが、前者では成形型である芯金
を挿入しておいて外側からローラー等を押し当てて成形
するか、芯金型と外型とを有してプレスにより成形す
る。後者では、パンチによるプレス押し拡げ成形や、管
素材を回転させながら内側にローラー等を押し当てて拡
径する。何れにしても、取付部16Aは穂先先端部外周
に取り付けるため、その内径寸法の精度を向上させる必
要があり、芯金を挿入して成形することが好ましい。ま
た、この取付部16Aを予め成形した後に縮径部16
B、拡径部16C、膨出部16C’等を成形する場合に
は、これらの部位の成形時に取付部16Aの内径寸法が
狂わないように、同様に芯金を挿入して成形作業を行う
ことが好ましい。或いは、この取付部16Aの成形を最
後に行うことも1つの方法である。
径するか或いは拡径するが、前者では成形型である芯金
を挿入しておいて外側からローラー等を押し当てて成形
するか、芯金型と外型とを有してプレスにより成形す
る。後者では、パンチによるプレス押し拡げ成形や、管
素材を回転させながら内側にローラー等を押し当てて拡
径する。何れにしても、取付部16Aは穂先先端部外周
に取り付けるため、その内径寸法の精度を向上させる必
要があり、芯金を挿入して成形することが好ましい。ま
た、この取付部16Aを予め成形した後に縮径部16
B、拡径部16C、膨出部16C’等を成形する場合に
は、これらの部位の成形時に取付部16Aの内径寸法が
狂わないように、同様に芯金を挿入して成形作業を行う
ことが好ましい。或いは、この取付部16Aの成形を最
後に行うことも1つの方法である。
【0016】上述の如く、管素材はトップガイド本体の
中間の径のものを使用することが好ましいが、最小径に
合わせて選択し、加工を全て拡径作業にしたり、また、
最大径に合わせて選択し、全て縮径作業にすることもで
きる。特に拡径作業にする場合には、媒体を油等の液体
にしたバルジ加工によって成形することができる。どの
方法によるかに拘らず、管素材から成形するため薄肉の
製品となり、軽量化に寄与し、一般に従来のような切削
による形成方法に比較して速く、安く形成できる。ま
た、金属を塑性加工するため、加工硬化を生じ、強度が
向上する。従って、その分薄肉の管素材を使用できる。
中間の径のものを使用することが好ましいが、最小径に
合わせて選択し、加工を全て拡径作業にしたり、また、
最大径に合わせて選択し、全て縮径作業にすることもで
きる。特に拡径作業にする場合には、媒体を油等の液体
にしたバルジ加工によって成形することができる。どの
方法によるかに拘らず、管素材から成形するため薄肉の
製品となり、軽量化に寄与し、一般に従来のような切削
による形成方法に比較して速く、安く形成できる。ま
た、金属を塑性加工するため、加工硬化を生じ、強度が
向上する。従って、その分薄肉の管素材を使用できる。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、トップガイド本体の先端部と装着される穂先の
先端との間において、穂先先端の内径と同等以下の内径
を有する内方突出部は、穂先から引き出された釣糸を支
持できるため、釣糸が穂先端部に接触することを防止で
きて糸滑り性が向上し、糸抵抗が低減され、更には後側
ガイドリングが不要となって軽量かつ廉価になると共
に、その組付けが不要なためトップガイドの穂先への装
着が容易になる。
よれば、トップガイド本体の先端部と装着される穂先の
先端との間において、穂先先端の内径と同等以下の内径
を有する内方突出部は、穂先から引き出された釣糸を支
持できるため、釣糸が穂先端部に接触することを防止で
きて糸滑り性が向上し、糸抵抗が低減され、更には後側
ガイドリングが不要となって軽量かつ廉価になると共
に、その組付けが不要なためトップガイドの穂先への装
着が容易になる。
【図1】図1は本発明に係る中通し釣竿の側面図であ
る。
る。
【図2】図2は図1の要部拡大図である。
【図3】図3は図2に代る他の形態の要部拡大図であ
る。
る。
14 穂先竿 14E 穂先先端 16 トップガイド 16H トップガイド本体 16T 内方突出部
Claims (1)
- 【請求項1】 穂先に装着されたトップガイド本体が、
該トップガイド本体の先端部と前記穂先の先端との間に
おいて、穂先先端の内径と略同一か又は小さな内径を有
するように内方に突出した内方突出部を具備することを
特徴とする中通し釣竿。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25307694A JPH0889138A (ja) | 1994-09-21 | 1994-09-21 | 中通し釣竿 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25307694A JPH0889138A (ja) | 1994-09-21 | 1994-09-21 | 中通し釣竿 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0889138A true JPH0889138A (ja) | 1996-04-09 |
Family
ID=17246163
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25307694A Pending JPH0889138A (ja) | 1994-09-21 | 1994-09-21 | 中通し釣竿 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0889138A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104099604A (zh) * | 2014-06-19 | 2014-10-15 | 锐展(铜陵)科技有限公司 | 一种硝酸盐铝合金表面处理剂 |
-
1994
- 1994-09-21 JP JP25307694A patent/JPH0889138A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104099604A (zh) * | 2014-06-19 | 2014-10-15 | 锐展(铜陵)科技有限公司 | 一种硝酸盐铝合金表面处理剂 |
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