JPH0888929A - 密着絶縁型バスダクトの接続部 - Google Patents

密着絶縁型バスダクトの接続部

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Publication number
JPH0888929A
JPH0888929A JP21871394A JP21871394A JPH0888929A JP H0888929 A JPH0888929 A JP H0888929A JP 21871394 A JP21871394 A JP 21871394A JP 21871394 A JP21871394 A JP 21871394A JP H0888929 A JPH0888929 A JP H0888929A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bus duct
insulating
phase
connection
bus
Prior art date
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Pending
Application number
JP21871394A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Sano
仁 佐野
Masatoki Ezaki
正登記 江崎
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SWCC Corp
Original Assignee
Showa Electric Wire and Cable Co
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Publication date
Application filed by Showa Electric Wire and Cable Co filed Critical Showa Electric Wire and Cable Co
Priority to JP21871394A priority Critical patent/JPH0888929A/ja
Publication of JPH0888929A publication Critical patent/JPH0888929A/ja
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  • Installation Of Bus-Bars (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 バスダクト接続部の組立作業性を向上し、締
付けトルクの管理を不要とした密着絶縁型バスダクトの
接続部を提供する。 【構成】 各相ごとに接続されたブスバー24,25の
接続端部と、接続端部間に介挿された中間絶縁スペーサ
26とからなる積層部27に、積層部27の側面を付勢
するばね部材30と、前記ばね部材30が固着された絶
縁フレーム29とから構成される押圧部材28を嵌合
し、積層部27および押圧部材28の外側にバスダクト
ユニット間に跨がってカバー22,23が包囲されてい
る構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、密着絶縁型バスダクト
のユニット間接続部に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の密着絶縁型バスダクトの接続部は
図3のように、それぞれ3相のブスバー1R、1S、1
T、2R、2S、2Tを内部に備え、その外周を方形の
カバー3、4で覆ったバスダクトユニット5、6を連結
し、その内部のブスバーを電気的に接続するものであ
る。ブスバーを接続するには、ブスバー1R〜T、2R
〜Tの接続端部の絶縁層を何等かの方法で除去して導体
を露出した後、各相のブスバー端部を離隔してユニット
相互の同一相を積層し、R相とS相、S相とT相の接続
端部の間隙に中間絶縁スペーサ7、8を挿入する。さら
に、R相およびT相の接続端部の外側面に、端部絶縁ス
ペーサ9、10を当接し、この両側からこれらの接続端
部を挟むように側板11、12を当て、予め側板および
絶縁スペーサ、ブスバー端部に設けられていた貫通孔1
3、14に締付けボルト15、16を挿通し、ナット1
7、18を螺合して固定する。そして、側板11、12
の両端部は、バスダクトユニットを跨がるようにカバー
3、4にボルト止めする。最後に、締付けボルト15、
16のトルクを調整するために、トルクレンチを用いて
締付けボルト15,16を締結する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この様
な絶縁型バスダクトの接続部は、部品点数が多く、作業
性が低い。特に締付けボルト15、16を側板11、1
2、絶縁スペーサ7、89、10、ブスバー1、2の端
部の貫通孔13、14に挿入する時、作業者が手を滑ら
せ、端部絶縁スペーサ9、10を地面に落下させて破損
することがあった。
【0004】また、締付けボルト15、16は、ブスバ
ーの密着性および絶縁性を維持するのに重要であるが、
例え、組み立て時には正確なトルク設定をしたとして
も、バスダクト使用時に締付けボルトが緩み、導電特性
が低下するという問題があった。
【0005】以上の点に鑑み、本発明は、バスダクト接
続部の組立作業性を向上し、締付けトルクの管理を不要
とした密着絶縁型バスダクトの接続部を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の密着絶縁型バス
ダクトの接続部は、一対のバスダクトユニットを構成す
る各相のブスバーが、その端部において各相ごとに接続
された接続端部と、前記接続端部の各相間に介挿された
中間絶縁スペーサとからなる積層部を備えた密着絶縁型
バスダクトの接続部において、前記積層部を側面方向か
ら積層部の内部に向かって付勢するばね部材と、前記ば
ね部材が固着された絶縁フレームとから構成される押圧
部材を前記積層部に嵌合し、前記押圧部材の外側にバス
ダクトユニット間に跨がってカバーが包囲されているこ
とを要旨とする。
【0007】本発明で積層部に嵌合する押圧部材は、絶
縁フレームとばね部材とから構成される。絶縁フレーム
は、ブスバーに導電特性を発揮させるための十分な絶縁
性を備え、積層部の最外層のブスバーの絶縁層としての
役割を果たす。絶縁フレームとして使用可能な材料は、
ポリエステルプレミックス、FRPなどを挙げることが
できる。
【0008】またばね部材は、絶縁フレームの内面に、
積層部の側面を付勢するために設けられ、ブスバーの接
続端部および中間絶縁スペーサの密着性を向上させ、積
層部を内側方向へ加圧する働きを有する。ばね部材とし
ては、リン青銅などの板ばねが好ましい。その理由は、
的確に押圧圧力を高めることができるからである。
【0009】絶縁フレームの形状は特に限定されない
が、コの字型のものは、その開口部を積層部にワンタッ
チで挿入することができるので好ましい。本発明で用い
られる押圧部材の大きさは、幅広でも、幅が狭いもので
も構わないし、これらを単数個あるいは複数個を使用し
て積層部に嵌合しても構わない。
【0010】
【作用】本発明の密着絶縁バスダクトの接続部は、ブス
バーの接続端部と中間絶縁スペーサとから形成される積
層部に押圧部材を嵌合して、積層部の側面をばね部材で
付勢してブスバーと中間絶縁スペーサとの密着性を高
め、バスダクトの導電特性を向上させる。
【0011】
【実施例】図1にしたがって、本発明の一実施例を説明
する。それぞれ20、21は3相一括式のバスダクトユ
ニット、22、23はユニットカバー、24R、24
S、25R、25S(T相は図示せず)はブスバーを示
す。ブスバーの端末部は導体が露出され、R相およびS
相、T相同士が重ね合わされ、各相ごとの接続端部が形
成される。ブスバーの接続端部の間隙には、中間絶縁ス
ペーサ26、26が介挿される。これらのブスバーの接
続端部および中間絶縁スペーサから構成される積層部2
7には、押圧部材28、28が嵌合されている。押圧部
材28の一実施例を図2にしたがって説明する。押圧部
材28は、コの字型を呈する絶縁フレーム29と、絶縁
フレーム29の向かい合う面に固着された板ばね30と
から構成される。板ばね30は、絶縁フレーム29に接
着剤やボルト締めによって固着される。この様な押圧部
材28、28を積層部27の上面から挟み込み、板ばね
30が積層部27を側面方向から内側へ向かって加圧し
て、接続端部を構成するブスバー同士の密着性を高め、
導電特性を持続させる。また、絶縁フレーム29の相対
する両端部は、積層部27の外周を成すブスバー24
R、25T(図示せず)の端部の絶縁層を兼ねる。そし
て板ばね30が、ブスバー端部と中間絶縁スペーサ2
6、26、あるいは接続端部と絶縁フレーム29の密着
性を高め、絶縁特性を向上させることができる。
【0012】前述のように組み立てられた積層部27お
よび押圧部材28の外周をカバーで包囲する。カバー
は、積層部の側面、すなわち押圧部材28、28に当接
するべくユニットカバー22、23に固定される側板3
1…と、上下面の開口部を密閉するためにボルト止めさ
れる4枚の蓋板32…とから構成される。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、ブスバーや中間絶縁ス
ペーサに貫通孔を設ける必要がないので、これらの部品
の加工時間を短縮することができる。また、押圧部材の
絶縁フレームが絶縁層としての役割を果たすので、用い
る絶縁スペーサの数を減らすことができ、作業性が向上
する。そして、押圧部材のばね部材は、バスダクトの設
置後も緩むことがないので、積層部を加圧しつづけるこ
とができ、従来より問題となっていた積層部の締付けト
ルクの管理が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す切欠断面図。
【図2】 本発明で用いる押圧部材の一実施例を示す斜
視図。
【図3】 従来のバスダクトの接続部の組立てを示す概
要図。
【符号の説明】
20,21……バスダクトユニット 24,25……ブスバー 26……中間絶縁スペーサ 27……積層部 28……押圧部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対のバスダクトユニットを構成する各相
    のブスバーが、その端部において各相ごとに接続された
    接続端部と、前記接続端部の各相間に介挿された中間絶
    縁スペーサとからなる積層部を備えた密着絶縁型バスダ
    クトの接続部において、 前記積層部を側面方向から積層部の内部に向かって付勢
    するばね部材と、前記ばね部材が固着された絶縁フレー
    ムとから構成される押圧部材を前記積層部に嵌合し、前
    記押圧部材の外側にバスダクトユニット間に跨がってカ
    バーが包囲されていることを特徴とする密着絶縁型バス
    ダクトの接続部。
  2. 【請求項2】押圧部材を構成する絶縁フレームをコの字
    型とし、前記絶縁フレームの相対する内面に設けられた
    ばね部材を板ばねとしたことを特徴とする請求項1記載
    の密着絶縁型バスダクトの接続部。
JP21871394A 1994-09-13 1994-09-13 密着絶縁型バスダクトの接続部 Pending JPH0888929A (ja)

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JP21871394A JPH0888929A (ja) 1994-09-13 1994-09-13 密着絶縁型バスダクトの接続部

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Publications (1)

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JPH0888929A true JPH0888929A (ja) 1996-04-02

Family

ID=16724273

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JP21871394A Pending JPH0888929A (ja) 1994-09-13 1994-09-13 密着絶縁型バスダクトの接続部

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JP (1) JPH0888929A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007325444A (ja) * 2006-06-02 2007-12-13 Tempearl Ind Co Ltd 分電用機器接続防止手段を備えた分電盤

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007325444A (ja) * 2006-06-02 2007-12-13 Tempearl Ind Co Ltd 分電用機器接続防止手段を備えた分電盤

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