JPH0888696A - 端末網制御装置 - Google Patents

端末網制御装置

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JPH0888696A
JPH0888696A JP6224700A JP22470094A JPH0888696A JP H0888696 A JPH0888696 A JP H0888696A JP 6224700 A JP6224700 A JP 6224700A JP 22470094 A JP22470094 A JP 22470094A JP H0888696 A JPH0888696 A JP H0888696A
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Toshihiko Yasui
利彦 安井
Kunihiko Yamashita
邦彦 山下
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動検針等で用いる端末網制御装置におい
て、電話回線から供給する電力のみで非通信時も動作す
る端末網制御装置を提供することを目的とする。 【構成】 電話回線の電力によって定電圧を発生する第
1の定電圧発生部112によって制御部111と極性反
転部106およびメータインタフェース部109を動作
させ、通信時は第2の定電圧発生部116によって回線
開閉部115を介して回線からの電力で定電圧を発生し
て制御部111と回線終端部103および送受信部10
5を動作させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアナログ電話回線に接続
される網制御装置に関するもので、主に自動検針等で検
針メータとセンター端末との通信制御に用いる端末網制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の電話機は、トランジスタやIC等
の電子回路により構成された電子電話機が多くなってい
る。最近では、この電子電話機を起動するために必要な
動作電源を外部のAC電源や電池を用いることなく、電
話回線からの電力のみで供給することが行われている。
しかし、回線電力の通話回路への供給は、電話機の送受
器を持ち上げている(オフフックしている)ときのみ行
っている。これは、送受器が置かれた状態(オンフック
の状態)では回線からみた電話機の直流抵抗値は1MΩ
以上でなければならないためで、例えば回線電圧が48
Vのときには回線からは48μA以下の電流しかひけな
い。このため、オンフックの状態で短縮ダイヤルの記憶
や留守録機能などの比較的多くの電力を必要とする付加
機能を利用するにはAC電源や電池等を用いるしかな
い。
【0003】また、通話回路において600Ωの回線ト
ランスを駆動して信号を送出するには、例えば0dBm
(振幅幅2.2V)の信号を出力するにはそれだけで約
3.7mAの電流を流すだけの駆動力が必要である。
【0004】ところで、自動検針用の端末網制御装置に
は、センターの電話番号の記憶回路や自動発呼のための
計時回路などを常に動作させている必要があるが、屋外
に配置するためにAC電源をとることが不便であり電池
電源を用いている。それも電池交換をできるだけ少なく
するために、十分な余裕を持たせた電池容量が必要であ
る。
【0005】端末網制御装置の通信として、前述の電話
機と同様にオフフックの状態での端末からの発呼通信に
加えて、センターポーリングでの通信にはノーリンギン
グ通信を用いる。ノーリンギング呼び出し信号を検出す
るときは、電話回線に並列接続された複数の端末網制御
装置で同時に呼び出し信号検出回路等が動作する。この
とき、技術基準により回線からみた直流抵抗は4kΩ以
上でなければならないため、例えば回線電圧が30Vの
ときには回線からは全装置で約7.5mA以下の電流し
かひけない。
【0006】検針データ伝送装置としては、特開昭63
−180262号公報にみられるように電話回線からの
電力を直流抵抗1MΩ以上でDC/DCコンバータを用
いて取り込む方法が考えられている。図5がその伝送装
置の構成例で、3は伝送装置1を電話回線2に接続する
回線終端部、5は電話回線1に600Ωの回線トランス
4を介して交流的に接続する送受信部、6は着信検出部
で電話回線2からの着信信号を検出する。7はオフフッ
ク検出部で電話機8が送受器を上げているかどうかを検
出する。9はメータインタフェース部で端末として用い
られているメータ10からの検針データを制御部11へ
伝送する。その制御部11は記憶部としてRAMやRO
Mを有しタイマー回路を内蔵し、あらかじめ組み込まれ
たプログラムで動作するマイクロコンピュータ(マイコ
ン)によって各回路を制御する。12が電源部で、電話
回線2に接続されて定電圧を出力して各回路へ供給す
る。また、13はセンター端末で電話回線2に接続され
ており、装置1を介してメータ10の検針データを集計
する。
【0007】この検針データ伝送装置1の動作について
図5を参照して以下に説明する。メータ10で得られた
検針データは、メータインタフェース部9を介して制御
部11へ送られる。制御部11のマイコンでは、あらか
じめ定められた時間になったことをタイマーによって通
知されると、回線終端部3に起動をかける。このとき、
制御部11は着信検出部6およびオンフック検出部7が
動作しているかどうかを判断し、どちらかが動作してい
ると判定すると、その動作が終わるまで回線終端部3の
起動を中止する。次に、電話機8を操作して定められた
電話番号をダイヤルしてセンター端末13との接続を行
う。センター端末13が接続されると、センター端末1
3は接続完了の信号を回線終端部3や回線トランス4お
よび送受信部5を介して制御部11へ通知する。制御部
11ではその信号に応じて、検針データを送受信部5か
ら電話回線2を介してセンター端末13へ送ることがで
きればよい。ただし、本実施例では常に電話回線からの
電力供給を利用してはいるが、回線からの電力供給のみ
で装置が動作することは保証できず、不足時には外部電
源部16のような電池やAC電源等からの電力供給を必
要とする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】端末網制御装置におい
て従来のように電池電源を用いる構成では、小型化を図
ることが困難であり、高価格になってしまう。また、回
線から常に同じだけ電力を取り込む方式にすれば、通信
時には非通信時よりも多くの電力を必要とするので、電
話回線からの供給電力のみでは電力を必要とする回路を
動作させることはできない。
【0009】また、端末網制御装置を電話回線に接続し
た時には制御部の状態を初期化する必要がある。ところ
が、制御部をマイコン等のようなクロック動作をする回
路で構成する場合、クロック自体の発振を開始して初期
化動作を行うためには比較的大きな電流が必要になるこ
とがある。このため、電話回線との入力抵抗を非常に高
くして少量の回線電流を取り込むだけでは電話回線接続
時の初期化は非常に困難である。
【0010】また、回線からの電力だけでノーリンギン
グ通信を行う場合に、図5のように600Ωの回線トラ
ンスを駆動して信号を送出する方式の場合、そのための
アンプ駆動だけで送出回路に3.7mA必要となりすべ
ての回路を動作させるためには電話回線から取り込む電
力をさらに多く供給する必要がある。
【0011】また、回線からの電力のみで端末網制御装
置を動作させようとすると、一度接続された電話回線が
切り離されたり、電話回線の供給電圧が下がったりして
装置への電力供給ができなくなったときには、一度設定
した発呼先電話番号や発呼条件等が消去されてしまう。
【0012】また、メータのような端末より発呼要求部
へ発呼要求を行うときは電話回線での通信はまだ行って
いない(オンフックの状態)ので回線から取り込んでい
る電力は非常に小さく、一時的に多くの電流が流れる端
末と発呼要求部や制御部間の発呼前の通信では電源電圧
が低下してしまい正常な通信が行えなくなる。
【0013】また、各回路を動作させるための電力を回
線より得る場合、回線からみた直流抵抗値の制限がある
ので回線から大電流を取り込むことができないので、そ
のままの電流では消費電流の大きな回路を動作させるこ
とができない。
【0014】本発明は上記の問題を解消するために、電
話回線から供給する電力のみで動作が可能な端末網制御
装置を提供することを第1の目的とする。
【0015】また、電話回線と装置を接続したときにマ
イコンなどの制御部を確実に初期化する端末網制御装置
を提供することを第2の目的とする。
【0016】また、信号送出のために回線電力を多く供
給する必要のない端末網制御装置を提供することを第3
の目的とする。
【0017】また、瞬断などで電話回線の電圧低下が発
生しても以前の状態を保持し、再設定をする必要のない
端末網制御装置を提供することを第4の目的とする。
【0018】また、電話回線を使った通信前に端末との
通信を行うときにも電源電圧を低下させることなく通信
を行う端末網制御装置を提供することを第5の目的とす
る。
【0019】また、電話回線から引き込む電流が小さく
ても装置内ではより大きな電流を引くことのできる端末
網制御装置を提供することを第6の目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の第1の
目的を達成するために、電話回線の開閉を行う回線開閉
部と、回路開閉部を介して電話回線との直流抵抗および
交流インピーダンスの整合を行う回線終端部と、送信信
号の変調と受信信号の復調を行い前記回線終端部を介し
て電話回線との送受信を行う送受信部と、前記回線開閉
部のオン/オフ制御や前記送受信部の状態制御を行う制
御部と、端末からの発呼要求を前記制御部へ通知する発
呼要求部と、電話回線からの着呼を検出して前記制御部
へ通知する着呼要求部と、電話回線に接続され入力抵抗
が1MΩ以上で電話回線からの電力を取り込んで定電圧
を発生して前記着呼要求部と前記発呼要求部および前記
制御部に電力を供給する第1の定電圧発生部と、前記回
路開閉部を介して電話回線からの電力を取り込んで定電
圧を発生して前記回線終端部と前記送受信部および前記
制御部に電力を供給する第2の定電圧発生部とを備え
る。
【0021】また、第2の目的を達成するために、制御
部に電話回線と接続すると装置の初期化を行う初期化部
を有し、第1の定電圧発生部に電話回線と接続してから
初期化が終了するまで入力抵抗が小さく初期化後に入力
抵抗値を1MΩ以上にする抵抗切り換え部を備える。
【0022】さらに、第3の目的を達成するために、回
線終端部に電話回線からみた直流抵抗値を整合する抵抗
部と、送受信部から出力する送出信号を前記抵抗部と回
線インピーダンスとの比によって増幅して回線に送出す
る信号送出部とで構成した信号送出部を備える。
【0023】また、第4の目的を達成するために、制御
部に電力の供給がなくても記憶内容は消去されず電話回
線から供給される電力で読み書きすることができる発呼
先番号と発呼条件の少なくとも一つを記憶する記憶部と
を備える。
【0024】また、第5の目的を達成するために、第1
の定電圧発生部に出力電圧を充電する充電部とを備え
る。
【0025】また、第6の目的を達成するために、第1
の定電圧発生部または第2の定電圧発生部にステップダ
ウン・スイッチングレギュレータで出力電圧の制御を行
う降圧部を用いる。
【0026】
【作用】本発明の端末網制御装置は第1の構成により、
非通信時は第1の定電圧発生部によって回線からの電力
を制御部と着呼要求部および発呼要求部に供給してい
る。着呼要求部は回線からの着呼を検出して制御部へ着
呼通信を要求すると、制御部は回線開閉部をオンするの
で第2の定電圧発生部が回線とつながり、回線からの電
力が回線終端部と送受信部にも供給され、制御部が送受
信部を制御することで通信が行われる。また、発呼要求
部は端末からの発呼要求を制御部へ通知して上記着呼時
と同様に通信を行うことができる。
【0027】また、第2の構成により、端末網制御装置
を電話回線に接続すると第1の定電圧発生部の入力抵抗
が小さいので電流が多く流れ、制御部に供給する電力に
よって制御部に備わった初期化部が装置の状態を初期化
する。初期化が終了すると第1の定電圧発生部の入力抵
抗値が1MΩ以上になるので回線から取り込む電流が少
なくなるので、この後の非通信時は常に技術規格値の回
線からみた抵抗値1MΩ以上を満足することができる。
【0028】また、第3の構成により、送信部から出力
する送出信号を信号送出部へ入力することで、送受信部
からの信号出力ゲインは比較的小さいままでも、送出信
号は抵抗部と回線インピーダンスとの比よって増幅され
て回線へ出力でき、直流抵抗値は抵抗部によって整合さ
れる。
【0029】また、第4の構成により、電話回線に瞬断
のような状態が発生しても記憶部の内容は消去すること
なく、電話回線の電力が戻り次第通信を実行することが
できる。
【0030】また、第5の構成により、端末からの発呼
要求で発呼要求部と端末との通信が発生して必要な電力
が増加しても、第1の定電圧発生部の充電部から放電す
ることによって一時的な電力を供給することができるの
で、電源電圧の急激な低下を招くことなく発呼要求を制
御部へ通知することができる。
【0031】また、第6の構成により、第1の定電圧発
生部にステップダウン・スイッチングレギュレータを用
いて降圧して電源電圧をつくることで高い電力効率が得
られ、回線に流す電流以上の電流を各回路に供給するこ
とができるため、非通信時に回線より取り込むわずかな
電流によって端末網制御装置を動作させることが可能と
なる。同様に第2の定電圧発生部にステップダウン・ス
イッチングレギュレータを用いて降圧して電源電圧を得
ることで、通信時に比較的大電流が必要な制御部や送受
信部を駆動することができる。
【0032】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例の端末網制御装
置である。
【0033】図1において、101が本発明の端末網制
御装置、102は電話回線で、回線間はDC48Vであ
る。114はダイオードブリッジで電話回線102から
の入力端子L1とL2間の電圧を整流して回線電圧極性
をなくして出力する。103は回線終端部で回線からみ
た直流抵抗と交流インピーダンスを整合する。115は
回線開閉部で、トランジスタスイッチで構成されダイオ
ードブリッジ114の出力と回線終端部103との接続
を行う。105は送受信部で、モデム等で構成されディ
ジタル信号を変調して電話回線102へ送出したり電話
回線102から受信した変調信号をディジタル信号に復
調する。106は極性反転検出部で、電話回線102か
らの着呼要求部として働き電話回線102の電圧極性の
反転を検出する。109はメータインタフェース部で、
端末であるメータ110からの発呼要求部の機能を持ち
メータ110からの信号を制御部111へ通知し、制御
部111からの信号をメータ110へ通知するための信
号整合を行う。111は制御部で、タイマーや、発呼先
電話番号や発呼条件や動作状態等を一時記憶するRAM
や、あらかじめプログラムを書き込まれたROMを有し
たマイクロコンピュータ(マイコン)を備えており、プ
ログラムに従って本装置101の各回路を制御する。1
12は第1の定電圧発生部で、ダイオードブリッジ11
4の出力に接続され入力抵抗2MΩで電話回線102か
らの電力を取り込んでDC5Vを発生して極性反転検出
部106とメータインタフェース部109と制御部11
1に電力を供給する。116は第2の定電圧発生部で、
回線終端部103と同様に回線開閉部115によって電
話回線102と接続され、DC5Vを発生して回線終端
部103と送受信部105と制御部111に電力を供給
する。
【0034】次に、図1を参照して本端末網制御装置の
動作を説明する。端末網制御装置101が電話回線10
2に接続されると、ダイオードブリッジ114によって
電話回線102の電圧の絶対値が第1の定電圧発生部1
12の入力となる。このため電話回線102に接続して
いる限り第1の定電圧発生部112の出力であるDC5
Vの定電圧が制御部111と極性反転検出部106およ
びメータインタフェース部109へ常に供給されてい
る。第1の定電圧発生部112の入力電圧は48Vで入
力抵抗値は2MΩであり出力電圧は5Vなので、電話回
線102からは約22μAの電流を取り込むことにな
る。
【0035】メータ110より発呼要求信号がメータイ
ンタフェース部109を介して制御部111へ通知され
ると、制御部111は回線開閉部115へオン信号を出
力するので、回線開閉部115のトランジスタがオン
し、電話回線102の電圧が第2の定電圧発生部116
へ加わることになる。第2の定電圧発生部116は制御
部111と送受信部105および回線終端部103へ電
力を供給し、回線終端部103は発呼通信状態の回線イ
ンピーダンスの整合を行い、制御部111は送受信部1
05および回線終端部103を制御してRAMに書き込
まれた発呼先に対してダイヤリングすることでセンター
端末113との接続を行う。センター端末との接続後
は、制御部111とセンター端末113との通信やメー
タ110からセンター端末113への検針データの通知
などの通信が行われる。また、制御部111の内蔵タイ
マーによって予定の時刻になると、制御部111のマイ
コンがRAMに書き込まれた発呼先に対して自動発呼を
行い、上記と同様にセンター端末113との通信を行
う。なお、RAMに書き込まれた発呼先電話番号は以下
に説明するノーリンギング通信によってセンター端末1
13より制御部111へ通知され、制御部111のマイ
コンによってRAMに書き込まれる。
【0036】ノーリンギング通信の時には以下のような
動作を行う。電話回線102の極性反転があると極性反
転検出部106が検出し制御部111へ通知する。制御
部111は、回線開閉部115へオン信号を出力するの
で、回線開閉部115のトランジスタがオンし、電話回
線102の電圧が第2の定電圧発生部116に加わる。
第2の定電圧発生部116は制御部111と送受信部1
05および回線終端部103へ電力を供給し、回線終端
部103はNRS検出状態の回線インピーダンスの整合
を行う。制御部111へは、第1の定電圧発生部112
と第2の定電圧発生部116との両方からの電源電流を
供給することになる。回線からのNRSは回線終端部1
03を介して送受信部105によって検出される。送受
信部105は、NRSを検出すると制御部109へNR
S検出を通知し、制御部111は、回線終端部103を
制御してノーリンギング通信状態の回線インピーダンス
の整合を行う。センターとの接続後は、着呼通信時と同
様に端制御部111とセンター端末113との通信によ
りRAMへの発呼先電話番号の書き込みや発呼条件の設
定などを行ったり、メータ110からセンター端末11
3への検針データの通知などの通信が行われる。
【0037】以上のように第1の実施例による端末網制
御装置では、電話回線に接続するだけで外部電源がなく
ても端末網制御装置を動作させることができ、かつ通信
時にはさらに多くの電流を端末網制御装置へ供給するこ
とで供給電流が不足することがない。
【0038】図2は本発明の第2の実施例の端末網制御
装置である。図2において、201は入力抵抗切り換え
スイッチで、抵抗切り換え部として第1の定電圧発生部
112の入力抵抗を切り換えるためのスイッチとして働
き、定電圧を出力するためのレギュレータ202の入力
抵抗の2MΩと200kΩの切り換えを行う。203は
リセット部で、制御部111の中で第1の定電圧発生部
112の出力電圧が0Vからマイコン204のリセット
のかけられる電圧である1.8Vになるとマイコン20
4に対してリセットをかける。そのマイコン204はタ
イマーや、発呼先電話番号や発呼条件や動作状態等を一
時記憶するRAMや、あらかじめプログラムを書き込ま
れたROMを有している。
【0039】次に、図2の端末網制御装置の動作を説明
する。端末網制御装置101を電話回線102に接続す
るときには入力抵抗切り換えスイッチ201はオンして
いて、レギュレータ202の入力抵抗値はほぼ200k
Ωになっている。このため電話回線102からひく電力
は入力抵抗が2MΩである場合の10倍となり、それだ
け高速に第1の定電圧発生部112の出力電圧が上昇す
る。第1の定電圧発生部112の出力電圧が1.8Vま
で上昇すると、リセット部203はその電圧を検知し
て、マイコン204のリセットを行う。リセットが終了
すると、マイコン204は入力抵抗切り換えスイッチ2
01をオフしてレギュレータ202の入力抵抗値を2M
Ωにする。このため、電話回線102に対する直流抵抗
値は2MΩになる。
【0040】以上のように第2の実施例による端末網制
御装置では、回線接続時のマイコンの初期化を確実にか
つ高速に行うことができ、マイコンの初期化後は回線イ
ンピーダンスは非常に高く、技術基準を十分に満足する
ことができる。
【0041】図3は本発明の第3の実施例の端末網制御
装置である。図3において、301はトランジスタで、
信号送出部として送受信部105からの信号を電話回線
に出力する。302はバイアス電圧部で、トランジスタ
301のベースバイアスを与える。303は抵抗部であ
る抵抗で、抵抗値がR1でトランジスタ301のエミッ
タに接続されてエミッタ電流を決定する。
【0042】次に、図3を参照にして端末網制御装置の
動作を説明する。バイアス電圧部302によってトラン
ジスタ301のベースバイアスを与え、トランジスタ3
01のエミッタ電圧VEを決定することで、電話回線1
02に流れることになる電流ILは抵抗303によって
VE/R1で得られるので、電話回線102との通信時
の直流抵抗の整合をとることができる。また、600Ω
の抵抗R2とコンデンサC1をトランジスタ301のコ
レクタとグランド間に接続することで電話回線102か
らみた交流インピーダンスを通信時の規格値である60
0オームに整合する。送受信部105からの送出信号
は、コンデンサC2を介すことでトランジスタ301の
ベースに交流結合されることでコレクタ電圧に重畳され
る。このとき、送出信号の振幅はコレクタ側のインピー
ダンスと抵抗R1との比で決定できる。例えば、抵抗3
03の抵抗値R1を30Ωにすると、コレクタ側の抵抗
はR2と電話回線のインピーダンスである600Ωの並
列と考えられるので300Ωとなり、増幅率は10倍と
なる。このため、抵抗R1を変化させることで増幅率を
変化させることもできる。また、電話回線102からの
受信信号はコンデンサC3を介して送受信部105に入
力され、送受信部105は復調したデータを制御部11
1へ通知する。
【0043】以上のように第3の実施例による端末網制
御装置では、送受信部は直接大振幅の信号を送出する必
要がないので送受信部の消費する電力が非常に小さくて
済むために、第2の定電圧発生部が電話回線から取り込
む電力が比較的少なくても済む。
【0044】図4は本発明の第4の実施例の端末網制御
装置である。図4において、401はEEPROMで、
制御部111に内蔵された記憶部としてプログラムによ
って発呼先電話番号や発呼条件や装置の状態などが書き
込まれ、必要によって読み出される。また、書き込まれ
たデータは電力を供給しなくても消えることがない。4
02はコンデンサで、充電部として第1の定電圧発生部
112の出力に接続されている。403は第1のDC/
DCコンバータで、第1の定電圧発生部112の降圧部
としてステップダウン・スイッチングレギュレータを用
いることで1MΩ以上の入力抵抗を持ち非常に高い電力
効率でDC5Vを出力する。404は第2のDC/DC
コンバータで、第2の定電圧発生部116の降圧部とし
てステップダウン・スイッチングレギュレータを用いる
ことで非常に高い電力効率でDC5Vを出力する。
【0045】次に、第4の実施例の端末網制御装置の動
作を図4を参照して説明する。端末網制御部101を電
話回線102に接続すると、ダイオードブリッジ114
を介して回線電圧が第1のDC/DCコンバータ403
へ入力される。入力抵抗が2MΩで回線電圧が48Vな
ので取り込める電力は、1.152mWである。第1の
DC/DCコンバータ403からの出力電圧が5Vなの
で変換効率が100%であった場合、最大約230μA
の出力電流を制御部111や極性反転検出部106およ
びメータインタフェース部109へ供給できる。
【0046】メータからの発呼通信は以下の手順で行わ
れる。メータ110より発呼要求の信号がメータインタ
フェース部109へ送られると、フォトカプラ404の
ダイオードがオン/オフすることで制御部111への出
力がオン/オフして通知される。このとき、フォトカプ
ラ404の出力トランジスタがオンになる毎に第1の定
電圧発生部112から電流を流し込むのでオフ時より多
くの電力を必要とする。そこで、第1の定電圧発生部1
12の出力のコンデンサ402より不足分の電力がメー
タインタフェース部109に供給されることで出力トラ
ンジスタを十分にオンさせるだけの電流を流すことがで
きる。このようなメータ110からメータインタフェー
ス部109を介して制御部111への発呼要求が行われ
た後、制御部111は第1の実施例と同様な手順で発呼
通信を行う。
【0047】また、ノーリンギング通信時には電話回線
102からみたインピーダンスを4kΩにする必要があ
るので、あまり電話回線102に電流を流すことができ
ず第2の定電圧発生部116へ取り込める電流を1mA
とすると、回線電圧が30Vに低下したとしても取り込
める電力は30mWである。第2のDC/DCコンバー
タ404からの出力電圧が5Vなので変換効率が100
%であった場合、最大約6mAの出力電流を制御部11
1や回線終端部103および送受信部105へ供給でき
る。この第2のDC/DCコンバータ404からの出力
電流は端末発呼時にも同様に用いられる。さらに、第1
の実施例と同様にノーリンギング通信時にセンター端末
113より設定される発呼先電話番号や発呼条件はマイ
コンによって一時記憶部であるEEPROM401に書
き込まれる。このため、電話回線102の瞬断等による
回線電圧の消失が発生して制御部111へ電力が供給さ
れなくなると通信はできなくなるが、回線電圧が戻ると
発呼先電話番号や発呼条件をセンター端末113より再
設定することなくメータ110からの発呼要求やタイマ
による自動発呼要求で、センター端末113との通信を
行う。
【0048】以上のように第4の実施例による端末網制
御装置では、電話回線の瞬断が発生しても発呼先電話番
号等の再設定のための通信をする必要がなく、メータイ
ンタフェース部のデータ伝送のための非通信時に消費電
力の増加があっても電源電圧を低下させることなく電力
の供給を行うことができ、電話回線で流す電流よりも多
くの電流を各回路に供給できるのでノーリンギング通信
のように電話回線に電流を多く流せない場合でも端末網
制御装置の各回路には比較的大きな電流を供給すること
ができる。
【0049】なお、第1の定電圧発生部112の入力直
流抵抗値を2MΩとしているが、非通信時にもっと少な
い電流で端末網制御装置101が動作可能であればさら
に高抵抗値にしてもよい。同様に、第2の定電圧発生部
116の入力電流を1mAとしたが、制御部111と送
受信部105および回線終端部103に供給する電流が
もっと少なくても通信可能であればさらに少ない電流を
ひくだけでよい。
【0050】
【発明の効果】第1の構成により、端末網制御装置の各
回路が回線電力で動作するので、電源を交換する必要が
なく半永久的に使用可能である。また、通信時のみ回線
からひく電流を多くすることで非通信時や通信時の技術
基準値に従いながら、各回路に必要なだけの電力を電話
回線から得ることができる。また、通信時間に依存した
電源電圧の低下がないので、通信時間に対する制約がな
くなる。さらに、電池等の外部電源を必要としないの
で、電源回路を非常に安価に構成でき、装置の低価格
化、小型化ができる。
【0051】また、第2の構成により、端末網制御装置
を電話回線に接続すると第1の定電圧発生部の入力抵抗
が小さいので電流が多く流れ、制御部に供給する電力に
よって制御部に備わった初期化部が制御部を初期化する
ので、回線接続時のマイコンの初期化を確実にかつ高速
に行うことができ、一定時間後には第1の定電圧発生部
の入力抵抗値が1MΩ以上になるので回線から取り込む
電流が少なくなり、この後の非通信時は常に技術規格値
の回線からみた抵抗値1MΩ以上を満足することができ
る。
【0052】また、第3の構成により、送信部から出力
する送出信号を信号送出部へ入力することで、送受信部
からの信号出力ゲインは比較的小さいままでも、送出信
号は直流抵抗整合および信号送出部によって増幅されて
回線へ出力できるので、送受信部は直接大振幅の信号を
送出する必要がなく送受信部の消費する電力が非常に小
さくて済むため、第2の定電圧発生部が電話回線から取
り込む電力が比較的少なくても済む。
【0053】また、第4の構成により、電話回線に瞬断
のような状態が発生しても記憶部の内容は消去すること
なく、電話回線の電力が戻り次第通信を実行することが
できるので、電話回線の瞬断が発生しても発呼先電話番
号等の再設定のための通信をする必要がない。
【0054】また、第5の構成により、電話回線を用い
た通信を行っていないときに端末からの発呼要求で発呼
要求部と端末との通信が発生して必要な電力が増加して
も、第1の定電圧発生部の充電部から放電することによ
って一時的な電力を供給することができるので端末から
発呼要求部へのデータ伝送のための消費電力の増加があ
っても電源電圧を低下させることなく電力の供給を行う
ことができる。
【0055】また、第6の構成により、第1の定電圧発
生部からは回線に流す電流以上の電流を各回路に供給す
ることができるため、非通信時に回線より取り込むわず
かな電流によって端末網制御装置を動作させることが可
能となる。同様に第2の定電圧発生部からは、通信時に
比較的大電流が必要な制御部や送受信部を駆動すること
ができるので、ノーリンギング通信のように電話回線に
電流を多く流せない場合でも端末網制御装置の各回路に
は動作に十分な電流を供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における端末網制御装置
の構成図
【図2】本発明の第2の実施例における端末網制御装置
の構成図
【図3】本発明の第3の実施例における端末網制御装置
の構成図
【図4】本発明の第4の実施例における端末網制御装置
の構成図
【図5】従来の端末網制御装置の構成図
【符号の説明】
101 端末網制御装置 103 回線終端部 105 送受信部 106 極性反転検出部(着呼要求部) 109 メータインタフェース部(発呼要求部) 110 メータ(端末) 111 制御部 112 第1の定電圧発生部 115 回線開閉部 116 第2の定電圧発生部 201 入力抵抗切り換えスイッチ(抵抗切り換え部) 203 リセット部(初期化部) 301 トランジスタ(信号送出部) 302 バイアス電圧部 303 抵抗 401 EEPROM(記憶部) 402 コンデンサ(充電部) 403 第1のDC/DCコンバータ(降圧部) 404 第2のDC/DCコンバータ(降圧部)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話回線の開閉を行う回線開閉部と、前記
    回路開閉部を介して電話回線との直流抵抗および交流イ
    ンピーダンスの整合を行う回線終端部と、送信信号の変
    調と受信信号の復調を行い、前記回線終端部を介して電
    話回線との送受信を行う送受信部と、前記回線開閉部の
    オン/オフ制御および前記送受信部の状態制御を行う制
    御部と、端末からの発呼要求を前記制御部へ通知する発
    呼要求部と、電話回線からの着呼を検出して前記制御部
    へ通知する着呼要求部と、電話回線に接続され入力抵抗
    が1MΩ以上で電話回線からの電力を取り込んで定電圧
    を発生して前記着呼要求部と前記発呼要求部および前記
    制御部に電力を供給する第1の定電圧発生部と、前記回
    路開閉部を介して電話回線からの電力を取り込んで定電
    圧を発生して前記回線終端部と前記送受信部および前記
    制御部に電力を供給する第2の定電圧発生部とを備えた
    端末網制御装置。
  2. 【請求項2】制御部には電話回線と接続すると装置の初
    期化を行う初期化部を有し、第1の定電圧発生部に電話
    回線と接続してから初期化が終了するまで入力抵抗が小
    さく、初期化後に入力抵抗値を1MΩ以上にする抵抗切
    り換え部を有する請求項1記載の端末網制御装置。
  3. 【請求項3】回線終端部は電話回線からみた直流抵抗値
    を整合する抵抗部と、送受信部から出力する送出信号を
    前記抵抗部と回線インピーダンスとの比によって増幅し
    て回線に送出する信号送出部とで構成した信号送出部を
    有する請求項1記載の端末網制御装置。
  4. 【請求項4】制御部に電力の供給がなくても記憶内容は
    消去されず電話回線から供給される電力で読み書きする
    ことができる発呼先番号と発呼条件の少なくとも一つを
    記憶する記憶部を備えた請求項1記載の端末網制御装
    置。
  5. 【請求項5】第1の定電圧発生部に出力電圧を充電する
    充電部を備えた請求項1記載の端末網制御装置。
  6. 【請求項6】第1の定電圧発生部または第2の定電圧発
    生部にステップダウン・スイッチングレギュレータで出
    力電圧の制御を行う降圧部を用いた請求項1記載の端末
    網制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009118329A (ja) * 2007-11-08 2009-05-28 Chugoku Electric Power Co Inc:The 通信装置及び機器監視システム
JP2017098824A (ja) * 2015-11-26 2017-06-01 甲賀電子株式会社 通信制御装置

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