JPH0887867A - 画像記録再生装置のインターフェース装置 - Google Patents

画像記録再生装置のインターフェース装置

Info

Publication number
JPH0887867A
JPH0887867A JP6244903A JP24490394A JPH0887867A JP H0887867 A JPH0887867 A JP H0887867A JP 6244903 A JP6244903 A JP 6244903A JP 24490394 A JP24490394 A JP 24490394A JP H0887867 A JPH0887867 A JP H0887867A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
edit
image recording
vtr
editing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6244903A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Okuyama
良幸 奥山
Kiminori Hirasuka
公紀 平須賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP6244903A priority Critical patent/JPH0887867A/ja
Publication of JPH0887867A publication Critical patent/JPH0887867A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 番組、CMの管理、送出を自動的に実行する
放送システムの省力化及び信頼性の向上。 【構成】 VTRインターフェースユニットI/Fに、
ホストからの編集制御コマンド格納用のバッファメモリ
を設け、一本化テープ編集時には、時系列的に送信され
る編集制御コマンドを上記バッファメモリに格納し、編
集終了後に、テープ上の編集情報と、上記バッファメモ
リに格納された編集制御コマンドとを比較して、両者が
一致するか否かにより、一本化テープの編集が正常か否
かを判別できるようにした。 【効果】 一本化テープ作成において、人手を介在する
必要が無くなり、また、人間が見落としていた編集情報
の抜けを見逃すことが無くなったことで、放送システム
全体の信頼性が向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、放送業務における番
組、CM(コマーシャル)の管理、送出を自動的に実行
する放送システムにおいて、ホスト計算機と磁気記録再
生装置(VTR)とのインターフェースを行うインター
フェース装置(I/F)の高機能化に関する。
【0002】
【従来の技術】放送業務における番組、CMの管理、送
出を実行する従来の放送システムの基本的な構成例を図
2に示す。システムの構成は以下の通りである。ホスト
計算機100はシステム全体の管理を行う。例えば、番
組、CM素材のファイリング、一本化テープ作成の制御
や、番組、CMの送出、運行管理を行う。I/F#1
(210),I/F#2(220)は、ホスト100と
VTR#1,#2(310、320)とのインターフェ
ースを行う。すなわち、ホスト100からの指令に応じ
て、VTR#1(310),VTR#2(320)を直
接制御するためのVTR制御コマンド、例えば、PLA
Y,STOP,REC等を送出する。VTR#1(31
0),VTR#2(320)は映像、音声信号を磁気テ
ープに記録/再生する。これらは、I/F#1(21
0),I/F#2(220)からのVTR制御コマンド
に応じて動作する。上記I/FとVTRは対で構成され
るもので、システムの規模に応じてこれらの対が増設さ
れる。上記のシステムにより、(1)番組、CMの素材
作り、(2)一本化テープ作り、(3)番組、CMの自
動送出が実行される。
【0003】本放送システムにおいて、民間放送局(以
下、民放と略す)で特に重要度の高いCMの一本化テー
プ作りを例に取り、以下に説明する。一本化テープとい
うのは、一日にオンエアされる全CMを、一本あるいは
数本のテープに編集したものである。図3に一本化テー
プの内容の一例を示す。図3の一本化テープにおいて、
映像/音声トラックには枠単位にCMが記録される。図
3の例では、枠1〜枠nのn個の枠から成る。枠とは、
1回にオンエアされる単位で、数種のCM素材、図3の
例では、CM素材1−A,1−B,1−C等各枠3素材
により構成される。また、一本化テープのLTC(Long
itudinal Time Code)トラックは、テープの最下段にあ
る時間記録エリアで、時、分、秒、フレームで表したテ
ープアドレスからなるタイムコード(TC)と、ユーザ
に開放されているデータエリアであるユーザーズビット
(UB)が記録される。LTCトラックには、UBを用
いて一本化用の編集情報が記録される。図3の例では、
以下の編集情報から成っている。
【0004】(1)インデックス情報 - - - 本の目次
のようなもので、一本化テープに格納されている全CM
枠のタイトル、先頭のTC、枠の長さ等から構成されて
いる。(2)枠コード - - - 1回にオンエアされるC
M枠のタイトルであり、ホストからの枠照合用のデータ
として使用される(枠コード1、2、n)。(3)スト
ップコード - - - VTRを停止させるための制御コー
ドであり、各CM枠の直前に記録される(ストップコー
ド1、2、n)。(4)素材コード - - - 各CM素材
のタイトルを示すコード(素材1−A,1−B,1−
C,2−A,2−B,2−C,n−A,n−B,n−
C)。(5)ENDコード - - - 一本化テ- プの終了
を示すコ- ド。 上記(1)〜(5)の一本化用の編集情報が記録されて
いる一本化テープを用いることにより、予め決められた
時間に、決められたCMを自動的にオンエアするCMの
自動送出が可能となる。上記システムの参考となる文献
としては、例えば、鉄尾直司、榎本光孝著「CMバン
ク」テレビジョン学会誌、Vol.43,No.4,P
329〜334(1989)等がある。
【0005】本放送システムによる上記一本化テープ作
成において、一本化用の編集情報をホストが指定した通
りに正確にテープ上に記録、編集することが重要な課題
である。しかしながら、システム動作のトラブル、例え
ばホストからの編集制御コマンドをI/F側のトラブル
により実行しないケース、VTR側のトラブルによりI
/FからのVTR制御コマンドを実行しないケース等が
あり、上記編集情報の抜けが稀に発生することがある。
そして従来、この抜けを検出するのは人手に頼ってい
た。検出作業は、作成された一本化テープを再生し、人
間が画面上の絵を見て上記編集情報が確実に記録されて
いるか否かを判定するが、人間による判定であるため、
上記編集情報の抜けを見落とす場合があり、この時の一
本化テープをそのままオンエアするとオンエア事故につ
ながる可能性がある。そこで、従来のI/FにはICメ
モリカード等の外部記憶装置を設け、ホスト−I/F
間、あるいはI/F−VTR間の通信データをロギング
データとして記憶し、システムトラブルによる一本化用
の編集情報の抜けが発生した場合、この外部記憶装置に
格納されたロギングデータにより、どこの不具合かを判
断できるようになっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した放送システム
の構成要素の1つである従来のI/Fには、以下の問題
があった。従来のI/Fは、I/Cメモリカード等の外
部記憶装置に格納されたロギングデータにより、どのモ
ジュールでシステムトラブルが発生したかの判断機能は
有しているが、上記一本化テープの作成が完全に実行さ
れたかの判定処理、及び一本化用の編集情報の抜けが発
生した場合に、抜けた編集情報を再編集により補填する
リカバリー処理等の機能を保有していなかった。このた
め、上記一本化テープの作成が完全に実行されたかの判
定処理、及び、一本化用の編集情報の抜けが発生した場
合のリカバリー処理は人間が行っており、これによる信
頼性の低下、多大な労力の浪費(一本化テープのチェッ
クに要する時間は、通常3〜4時間かかる)が発生する
という問題があった。本発明の目的は、上記の問題を解
決し、信頼性が向上し、省力化を実現したI/Fを提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、I/Fにおいて、ホストから送信されて
くるVTRの編集制御コマンドを時系列的に格納するバ
ッファメモリと、ホストから受信した編集制御コマンド
に応じてVTRに対して制御信号を送出する制御信号送
出手段と、制御信号送出手段と同期して、ホストから受
信した編集情報信号をVTRに送出し、記録させる編集
情報信号送出手段と、VTRにて記録された記録媒体を
再生して、記録媒体上の編集情報を読み込む編集情報信
号読み込み手段と、読み込まれた編集情報と前記バッフ
ァメモリに格納された編集制御コマンドとを比較し、両
者の配列が一致するか否かを判別する判別手段とを備え
たことを特徴とする。また、前記判別手段にて不良と判
定された場合に、バッファメモリに格納されている編集
制御コマンドから不良と判定された編集制御コマンドを
取り出し、このコマンドだけを再度実行させ、判定手段
により良と判定されるまで、画像記録再生装置に対して
編集動作を行わせる再編集制御手段を設けたことを特徴
とする。
【0008】
【作用】本発明は、上記手段を設けることにより、人間
による一本化テープのチェック処理、及び、一本化用の
編集情報の抜けが発生した場合のリカバリー処理を不要
とし、人手を介在することなく完全な一本化テープを得
られるために、システムの信頼性向上、省力化が実現可
能となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1を用いて説明す
る。図1は、本発明の対象である放送システムおよびI
/Fの構成を示したものである。ホスト100,VTR
310は前記したものと同じである。本発明であるI/
F200について以下詳細に述べる。I/F200は以
下の構成要素から成る。CPU230はI/F全体の制
御を行うCPUである。ホスト通信入出力制御部240
は、ホスト100とCPU230とのデータ送受信を制
御する。VTR通信入出力制御部250は、VTR31
0とCPU230とのデータ送受信を制御する。TCG
270はVTR310に対してTC(タイムコード)を
送出するタイムコードジェネレータである。テープのL
TCトラック上に記録されるTC及び一本化用の編集情
報であるインデックス情報、枠コード、ストップコー
ド、素材コード、ENDコード等のUBは、本TCG2
70から送出される。TCR260は、VTR310か
ら送出される、テープのLTCトラック上に記録されて
いるTC及び一本化用の編集情報であるインデックス情
報、枠コード、ストップコード、素材コード、ENDコ
ード等のUBを読み取るタイムコードリーダである。バ
ッファメモリ280はホスト100から送信される編集
制御コマンドを時系列的に格納する記憶装置である。
【0010】本発明のI/F200による一本化テープ
作成の動作方法について、以下に説明する。I/F20
0による一本化テープ作成方法は、次の3フェーズの動
作モード(a)、(b)、(c)から成る。(a)仮の
一本化テープ作成モード - -- ホスト100からの編
集制御コマンドに応じて仮の一本化テープを作成する。
同時に、ホスト100からの編集制御コマンドをバッフ
ァメモリ280に時系列的に記録する。(b)一本化テ
ープの良否判別モード - - - 上記(a)で作成された
仮の一本化テープ上に記録されている一本化用の編集情
報と、バッファメモリ280に格納されている編集制御
コマンドとを比較し両者が一致するか否かを調べる。両
者が一致した場合は、上記(a)の仮の一本化テープは
最終のものと判断され、この時点で動作は終了する。ま
た、両者が一致しない場合は、上記(a)の仮の一本化
テープは不良(不良)と判断され、さらに次のモードが
実行される。(c)最終一本化テープ作成モード - - -
上記(b)のモ- ドで不良と判断された場合に、本モ
- ドが実行される。本モ- ドでは、上記(b)のモ- ド
において不一致となったバッファメモリ280内の編集
制御コマンドだけを再度実行し、抜けた一本化用の編集
情報を補填する。最終の一本化テープが得られるまで
(b)、(c)のモードは繰り返される。
【0011】以下に、上記(a),(b),(c)の各
モードの詳細な動作について図1を用いて説明する。こ
こでは、図3に示す一本化テープを最終的に作成するこ
とを目的とする。 (a)仮の一本化テープ作成モード−−−ホスト100
は、I/F200に対してVTR310を編集モード
(EDIT REC)にするための制御指令コマンドを
送信する。I/F200では、CPU230がホスト通
信入出力制御部240を介して、ホスト100からの上
記の制御指令コマンドを受取る。そして、上記制御指令
コマンドをVTR310が実行できる形式(VTR制御
コマンド)に変換し、これをVTR通信入出力制御部2
50を介して、VTR310に送信する。VTR310
は、このVTR制御コマンドに応じて編集モード(ED
ITREC)に移行する。この時、VTR310にはC
M素材の映像、音声が入力され、後述の一本化用の編集
情報と共に、テープに収録される。
【0012】上記編集動作において、ホスト100は一
本化用の編集情報を記録させるための編集制御コマンド
をI/F200に送信する。この時、ホスト100は図
3に示すインデックス情報、枠コード1、ストップコー
ド1、素材コード1−A,1−B,1−C,枠コード
2、ストップコード2、素材コード2−A,2−B,2
−C, - - - ,枠コードn、ストップコードn、素材
コードn−A,n−B,n−C,ENDコードを、テー
プ上の所定の位置(各枠ごと、各枠のCM素材ごとに対
応)に、所定のデータで記録するように上記の編集制御
コマンドを送信する。I/F200では、CPU230
がホスト通信入出力制御部240を介して、ホスト10
0からの上記編集制御コマンドを受取ると、バファメモ
リ280に時系列的に記録させる。そして、同時にTC
G270を起動させる。TCG270では、上記編集制
御コマンドに応じてテープのLTCトラックに記録させ
るための一本化用の編集情報であるインデックス情報、
枠コード1、ストップコード1、素材コード1−A,1
−B,1−C,枠コード2、ストップコード2、素材コ
ード2−A,2−B,2−C, - - - ,枠コードn、
ストップコードn、素材コードn−A,n−B,n−
C,ENDコードのUBをVTR310に対して出力す
る。VTR310では、入力された上記の編集情報及び
CM素材の映像、音声をテープに収録し、仮の一本化テ
ープを作成する。
【0013】(b)一本化テープの良否判別モ−ド−−
−I/F200は、VTR310が編集モードを終了す
ると、上記(a)で作成された仮の一本化テープ上の編
集情報を読み込む処理を行う。即ち、CPU230がV
TR通信入出力部250を経由して、VTR310に対
しREW(テープの高速頭出し)のVTR制御コマンド
を送信する。VTR310はこれを受けて、上記のテー
プを巻戻しテープトップに持ってくる。I/F200
は、VTR310がテープの頭出しを終了すると、上記
と同じ要領でVTR310に対し、PLAY(テープの
ノーマル再生)のVTR制御コマンドを送信する。VT
R310はこれを受けて、上記のテープをノーマル再生
させると同時に、LTCトラック上のTC,UB(編集
情報が含まれる)をI/F200に対して出力する。I
/F200では、VTR310から出力された上記T
C,UBをTCR260を経由してCPU230が読み
込む。これにより、I/F200が上記(a)で作成さ
れた仮の一本化テープ上の編集情報をテープトップから
順に読み込むことができる。一方、I/F200内のバ
ッファメモリ280には、上記(a)の動作モードが終
了した時点で、ホスト100からの編集制御コマンドが
時系列的に全て格納されている。本モードでは、CPU
230が上記により読み込まれた仮の一本化テープ上の
編集情報とバッファメモリ280に時系列的に格納され
ているホスト100からの編集制御コマンドを先頭から
順に比較し、全てが一致する場合は良,一致しない場合
は不良と判別する処理を行う。
【0014】前記判定処理について、図4、図5を用い
て以下に具体的に説明する。まず、上記の判別処理にお
いて両者が一致する場合(良ケース)を、図4を用いて
説明する。図4の(a)は、上記(a)の動作モードが
終了した時点でホスト100からの編集制御コマンドが
時系列的に全て格納されているバッファメモリ280を
示す。また、図4の(b)は、上記(a)の動作モード
が終了した時点で得られた仮の一本化テープを示す。こ
の仮の一本化テープは、上記の説明によりテープトップ
からノーマル再生されて、先頭から順に編集情報が読み
出されるものである。CPU230は、まず最初に仮の
一本化テープからインデックス情報が読み出されると、
このインデックス情報とバッファメモリ280の先頭に
格納されている編集制御コマンド(本例ではインデック
ス情報コマンド)とが1対1に対応するか否かを判別す
る。即ち、編集制御コマンドには、インデックス情報、
枠コード、ストップコード等の編集情報の種類、枠I
D、枠タイトル等のデータ、テープ上の書き込みアドレ
ス(TC)等の情報が含まれており、これらの情報とい
ま読み出された一本化用の編集情報が全て一致すれば、
両者(本例では、インデックス情報コマンドとインデッ
クス情報である)は1対1に対応すると判別される。
【0015】さらに、仮の一本化テープから次の編集情
報である枠コード1が読みだされ、これと次の編集制御
コマンドであるバッファメモリ280からの枠コード1
コマンドとが上記と同様、1対1に対応するか否かの判
別処理が行われる。以下同様に判別処理され、最後は仮
の一本化テープからのENDコードとバッファメモリ2
80からのENDコードコマンドとが上記と同様、1対
1に対応するか否かが判別される。本例のように、仮の
一本化テープ上の各編集情報とバッファメモリ280内
の各編集制御コマンドが全て1対1に対応すれば、CP
U230は、上記の仮の一本化テープを良と判別し、こ
の情報をホスト通信入出力部240を経由してホスト1
00に伝える。これによりホスト100は、この一本化
テープを最終の一本化テープと判断し、この時点で一本
化テープ作成処理を終了させる。
【0016】次に、上記の判別処理において両者が一致
しない場合(不良ケース)を、図5を用いて説明する。
図5の(a)は、上記図4(a)と同じバッファメモリ
280である。また、図5の(b)は、上記仮の一本化
テープ作成モードが終了した時点で得られた仮の一本化
テープを示す。上記図4(b)との違いは、システムト
ラブルにより枠コード1、ストップコード2の2つの編
集情報が抜けてしまった(未記録)ことである。CPU
230は、上記良ケースと同様に、仮の一本化テープか
ら読み出される編集情報と、バッファメモリ280に格
納されている編集制御コマンドとが全て1対1に対応す
るか否かを判別する処理を行う。まず、仮の一本化テー
プから最初に読み出されるインデックス情報と、バッフ
ァメモリ280の先頭に格納されているインデックス情
報コマンドとが比較され1対1に対応することが判別さ
れる。次に、仮の一本化テープから2番目に読み出され
るストップコード1と、バッファメモリ280の2番目
に格納されている枠コードコマンド1とが比較され両者
が1対1に対応しないことが判別される。この時、CP
U230は、バッファメモリ280の3番目に格納され
ているストップコードコマンド1を取り出し、これと先
のストップコード1とが1対1に対応することを確認す
る。
【0017】以上の処理により、CPU230は上記一
本化テープ上に枠コード1の編集情報が抜けていること
を判断する。同時に、バッファメモリ280の2番目に
格納されている枠コードコマンド1を、後ですぐ取り出
せるようにするために一時、ワークメモリに格納してお
く。上記と同様の処理により、CPU230は、上記一
本化テープ上のストップコード2が抜けていることを判
断し、同時に、バッファメモリ280に格納されている
ストップコードコマンド2を上記と同じワークメモリに
格納する。そして、CPU230は最後のENDコード
とENDコードコマンドとの判別処理が終了した時点
で、上記仮の一本化テープを不良と判別し、同時にこの
情報をホスト通信入出力部240を経由してホスト10
0に伝える。ホスト100は、I/F200からの良の
情報が送信される迄はウエイト状態となる。CPU23
0は,さらに次の動作モードを実行する。
【0018】(c)最終一本化テープ作成モード−−−
CPU230は、上記(b)の動作モードにおいてワー
クメモリに格納された枠コードコマンド1及びストップ
コードコマンド2を取り出す。そして、VTR310を
編集モードにし、先の枠コードコマンド1及びストップ
コードコマンド2を順に実行することにより、上記仮の
一本化テープに枠コード1及びストップコード2の編集
情報だけを記録する。これにより、上記(a)の仮の一
本化テープ作成モードにおいて、抜けた枠コード1及び
ストップコード2の編集情報が補填される。この時のV
TR310の編集動作は、上記(a)の仮の一本化テー
プ作成モードと基本は同じであるが、テープの編集領域
が、抜けた編集情報の記録位置近辺に限定されているこ
とと、テープの記録対象トラックが、LTCトラックに
限定されていることが異なる(抜けた編集情報だけを補
填するため)。CPU230は上記(c)の動作モード
を実行した後で、再度、上記(b)の一本化テープの良
否判別モードを実行する。そして、上記の仮の一本化テ
ープが良と判別されるまで上記(b),(c)の動作モ
ードが繰り返され、最終的には完全な一本化テープが得
られる。
【0019】以上、実施例を説明したが、以下に示すよ
うな変形例も考えられる。上記実施例のテープの良否判
別モードにおいて、仮の一本化テープ上に記録されてい
る一本化用の編集情報をI/F200が読みだす際、V
TR310をREW(巻き戻し)させて読み出し(通常
一本化テープ作成の編集動作が終わると、テープはTA
PE ENDの状態である)、これに応じてバッファメ
モリ280内に格納されている編集制御コマンドとの1
対1の対応を判別処理することで、一本化テープ作成処
理に要する時間を低減することができる(この時は、バ
ッファメモリ280の最後に格納された編集制御コマン
ドから順に比較される)。上記実施例のテープの良否判
別モードにおいて、仮の一本化テープ上に記録されてい
る一本化用の編集情報をI/F200が読みだす際、V
TR310をREWさせてテープトップに持ってきてか
らn倍速(n≧2,nが1の場合は、上記実施例のノー
マル再生である)の高速再生で読み出し、これに応じて
バッファメモリ280内に格納されている編集制御コマ
ンドとの1対1の対応を判別処理することで、一本化テ
ープ作成処理に要する時間を低減することができる。本
実施例の一本化テープはCMの自動送出を対象とするも
のであるが、番組単独、あるいはCMと番組混在(完全
パッケージテープ)の一本化テープの場合も、本発明を
適用できる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、従来、完全な一本化テ
ープを得るまでに、人間による一本化テープの良否判
別、及び仮に不良であった場合(編集情報の抜けが発
生)、人間が再編集の手続きを行う必要があり、これら
により人間の多大な労力を要していたが、本発明では、
I/F200に一本化テープの良否の判別機能を持た
せ、さらには不良であると判別したら、完全な一本化テ
ープが得られる迄、自動的に再編集できるようにしたこ
とにより、人間の負担が軽減できるという効果がある。
また、本発明のI/F200の一本化テープ良否判別機
能により、従来、人間が見落としていた編集情報の抜け
を見逃すことが無くなったことで、放送システム全体の
信頼性が向上できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用されるI/Fの構成を示すブロ
ック図である。
【図2】 放送システムの構成を示すブロック図であ
る。
【図3】 一本化テープの内容を示す説明図
【図4】 バッファおよび一本化テープ(良)の内容を
示す説明図である。
【図5】 バッファおよび一本化テープの(不良)の内
容を示す説明図である。
【符号の説明】
100…ホスト、200…VTRインターフェース装置
(I/F)、230…CPU、240…ホスト通信入出
力制御部、250…VTR通信入出力制御部、260…
タイムコードリーダ(TCR)、270…タイムコード
ジェネレータ(TCG)、280…バッファメモリ、3
10…VTR

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像記録再生装置と、該画像記録再生装
    置をリモート制御するホスト計算機との相互接続を行う
    インターフェース装置において、ホスト計算機から送信
    されてくる画像記録再生装置の編集制御コマンドを時系
    列的に格納するバッファメモリと、ホスト計算機から受
    信した編集制御コマンドに応じて画像記録再生装置に対
    して制御信号を送出する制御信号送出手段と、制御信号
    送出手段と同期して、ホスト計算機から受信した編集情
    報信号を画像記録再生装置に送出し、記録させる編集情
    報信号送出手段と、画像記録再生装置にて記録された記
    録媒体を再生して、記録媒体上の編集情報を読み込む編
    集情報信号読み込み手段と、読み込まれた編集情報と前
    記バッファメモリに格納された編集制御コマンドとを比
    較し、両者の配列が一致するか否かを判別する判別手段
    とを備えたことを特徴とする画像記録再生装置のインタ
    ーフェース装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のインターフェース装置
    において、前記判別手段にて不良と判定された場合に、
    バッファメモリに格納されている編集制御コマンドから
    不良と判定された編集制御コマンドを取り出し、このコ
    マンドだけを再度実行させ、判定手段により良と判定さ
    れるまで、画像記録再生装置に対して編集動作を行わせ
    る再編集制御手段を設けたことを特徴とする画像記録再
    生装置のインターフェース装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載のインターフェース装置に
    おいて、記録媒体は磁気テープであり、編集終了後画像
    記録再生装置が編集された磁気テープを巻き戻す際に、
    編集された記録媒体から編集情報を読み込むようにした
    ことを特徴とする画像記録再生装置のインターフェース
    装置。
JP6244903A 1994-09-14 1994-09-14 画像記録再生装置のインターフェース装置 Pending JPH0887867A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6244903A JPH0887867A (ja) 1994-09-14 1994-09-14 画像記録再生装置のインターフェース装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6244903A JPH0887867A (ja) 1994-09-14 1994-09-14 画像記録再生装置のインターフェース装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0887867A true JPH0887867A (ja) 1996-04-02

Family

ID=17125687

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6244903A Pending JPH0887867A (ja) 1994-09-14 1994-09-14 画像記録再生装置のインターフェース装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0887867A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998046019A1 (fr) * 1997-04-06 1998-10-15 Sony Corporation Processeur de signaux video

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998046019A1 (fr) * 1997-04-06 1998-10-15 Sony Corporation Processeur de signaux video
GB2328552A (en) * 1997-04-06 1999-02-24 Sony Corp Video signal processor
GB2328552B (en) * 1997-04-06 2001-11-07 Sony Corp Video signal processing device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20060056820A1 (en) Optical disc recording apparatus and method, and data recording media
JPH0887867A (ja) 画像記録再生装置のインターフェース装置
US6954582B2 (en) Digital VTR and video recording / reproducing apparatus
GB2274223A (en) A video editing system
EP1274239A1 (en) Video recording/reproducing apparatus and video recording/reproducing method
JPH05314728A (ja) 磁気記録媒体の自動編集システムおよび部分再生システム
DE102005051268A1 (de) Über einen seriellen Bus IEEE 1394 mit einem digitalen Videocamcorder zu verbindender Videorecorder
JP2983642B2 (ja) ビデオカメラを用いた映像音声情報取材システムとその編集システム
JPH07123297B2 (ja) スチル画デイスクの音声記録方式
JP3287857B2 (ja) 記録再生装置
JPH07154740A (ja) 記録媒体、記録方法、記録装置、及び編集方法
JP2753834B2 (ja) 記録装置
JPH0366751B2 (ja)
JPH0656708B2 (ja) タイムコ−ド読取装置
JP2636711B2 (ja) コマーシャル一本化編集装置
JPH03105781A (ja) 記録再生装置
JP2666256B2 (ja) 編集制御装置
JP3008772B2 (ja) 映像信号記録再生方法及び映像信号記録再生装置
JP2796715B2 (ja) 記録再生装置
JPH06178249A (ja) 映像記録再生装置
JPH041981A (ja) 画像データのディジタルテープ記録方式
JPH0241978Y2 (ja)
JP3416562B2 (ja) 映像記録再生装置における特殊再生方法
JPH0366752B2 (ja)
JPH0563864B2 (ja)