JPH088763Y2 - 床面洗浄機用洗浄水供給装置 - Google Patents

床面洗浄機用洗浄水供給装置

Info

Publication number
JPH088763Y2
JPH088763Y2 JP1989022392U JP2239289U JPH088763Y2 JP H088763 Y2 JPH088763 Y2 JP H088763Y2 JP 1989022392 U JP1989022392 U JP 1989022392U JP 2239289 U JP2239289 U JP 2239289U JP H088763 Y2 JPH088763 Y2 JP H088763Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water supply
water
cleaning
amount
floor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989022392U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02112242U (ja
Inventor
晃 松永
栄治 長山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amano Corp
Original Assignee
Amano Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Amano Corp filed Critical Amano Corp
Priority to JP1989022392U priority Critical patent/JPH088763Y2/ja
Publication of JPH02112242U publication Critical patent/JPH02112242U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH088763Y2 publication Critical patent/JPH088763Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、走行しながら床面を回転ブラシで洗浄する
床面洗浄機(スクラバー)の技術分野で利用されるもの
であって、具体的には、上記の回転ブラシに適量の洗浄
水を給水する洗浄水供給装置の改良に関する。
〔従来の技術〕
回転ブラシに対する洗浄水の供給を制御する床面洗浄
機用の給水制御装置としては、本出願人が先に実願昭60
-114467号(実開昭62-23663号)で提案した装置が存在
する。
上記の給水制御装置は、車体が走行している時だけ開
閉弁を開いて洗浄水の給水を行い、走行を停止すると開
閉弁を閉じてその給水を停止し、洗浄水の無駄な給水を
防止する様に構成されている。
また、上記の給水制御装置には、給水路の途中に水量
調整バルブを取付け、このバルブを操作部に設けた調整
レバーで開閉操作することによって、洗浄水の給水量を
自由に加減調節できる仕組に成っている。
従って、上記従来の給水制御装置を備えた床面洗浄機
は、洗浄水の給水量を調節しながら合理的な洗浄を行う
ことができるのであるが、しかし、給水量を調整レバー
で適量に手動調節する操作が難しくて、充分な洗浄効果
を得られない問題があった。
即ち、洗浄水の給水量は車体の走行速度に比例させ
て、速度が遅いときは少なく、早い時には多く調節する
ことが必要であるが、調整レバーを手動操作する上記従
来の装置ではこの微妙な調節が難しく、また、調節に気
を取られて洗浄機の運転に影響を及ぼし、衝突事故等を
引起こす原因にも成っていた。
そこで、例えば特開昭58-58310号公報に見られるよう
に、床面洗浄機の走行速度に合せて給水路の途中に設け
たノズル弁を開閉制御することにより、洗浄水の給水量
を走行速度が早い場合は多く、遅い場合は少く自動調整
することが考えられた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、上述したノズル弁を走行速度に合せて開閉制
御する給水装置の場合は、ノズル弁を開閉制御するノズ
ル弁調整器の構造が複雑で、製造コストを高くすると
か、タンクに収容した洗浄水の重力を利用して給水する
関係で、タンクに収容した洗浄水の水量変化や、給水路
(給水ホース)に対するタンクの設置位置等に影響され
て給水量が微妙に変化し、床面の洗浄に不都合が生じる
と云った問題があった。
従って本考案の技術的課題は、比較的簡単な構造の給
水装置を用いることによって、タンク内の水量とかタン
クの設置位置等に影響を受けることなく、床面洗浄機の
走行速度に比例させて、洗浄水の給水量を自動的に且つ
確実に加減調節して安定した給水を行うことができ、且
つ、停止時には給水を完全に止めることができる様にす
ることである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の技術的課題を解決するために本考案に於いて講
じた手段は以下の如くである。
タンクに収容した洗浄水を給水路を通して回転ブラシ
側に供給しながら床面の洗浄を行う床面洗浄機に於い
て、 (1)上記給水路の途中に回転速度を早くすると回転ブ
ラシへの洗浄水の給水量を多くし、逆に、回転速度を遅
くすると給水量を少なく調整するように構成した給水ポ
ンプを取付けること。
(2)上記給水ポンプの回転軸と走行用車輪の車軸との
間を、歯形ベルト又はチェーンから成る連動機構を介し
て連動回転自在に連繋すること。
(3)前記タンクと給水ポンプとの間の給水路に、開閉
操作自在に構成した電磁弁を取付けること。但しここに
於いて給水ポンプとは、ギヤポンプとかダイヤフラムポ
ンプ、或は、ロータリーポンプ、チュービングポンプと
云った各種回転式ポンプのいずれかを意味する。
〔作用〕
上記の手段は以下の如く作用する。
上記(1)で延べた要素は、給水ポンプの回転速度
を早くすると回転ブラシへの洗浄水の給水量を多くし、
逆に、回転速度が遅くなると回転ブラシへの洗浄水の給
水量を少なく調節して、洗浄水の給水量を洗浄に適した
理想的な状態にすることを可能にする。
上記(2)で延べた要素は、床面洗浄機の走行速度
を早めると、歯形ベルト又はチェーンから成る連動機構
が給水ポンプの回転速度を上げて洗浄水の給水量を増や
すことができる一方、逆に、走行速度を遅くすると上記
の連動機構が給水ポンプの回転速度を下げて給水量を少
なく調節することができるから、複雑な構成のノズル弁
調整器を使用することなく、また、タンク内の洗浄水の
水量とかタンクの設置位置に影響されることなく、床面
洗浄機の走行速度に合わせて洗浄水の給水量を理想的な
状態に、且つ、自動的に調節することを可能にする。
上記(3)で述べた要素は、電磁弁を閉じれば床面
洗浄機が走行して給水ポンプを回転しても給水は行われ
ないから、移動運転の様な否洗浄時に於ける無駄な給水
を防止可能とする。
以上の如くであるから、上記の手段によって上述した
技術的課題を解決して、前記従来の技術の問題点を解消
することができる。
〔実施例〕
以下に、上述した本考案に係る床面洗浄機用洗浄水供
給装置の好適な実施例を添付した図面と共に詳細に説明
する。
第1図は本考案に係る洗浄水供給装置を備えた床面洗
浄機の一例を示した側断面図であって、図中、1は床面
洗浄機の車体、2は走行用の駆動車輪で、2Mはその駆動
用モータ、3はブラシカバー4内に於いてモータ3Mによ
って回転されて床面を洗浄する回転ブラシ、5は汚水タ
ンク、6は汚水バキューム用のポンプ、7は下端にスキ
ージ7aを取付けた汚水吸引用のバキュームホース、8は
バッテリー、WDは汚水タンク5に回収された洗浄汚水を
示す。
また、9は洗浄水Wを収容したタンクで、10はその
蓋、11は底面に連設した給水管を示す。
次に、第1図と第2図に於いて12は上記給水管11の途
中に取付けた回転式給水ポンプ(定量ポンプ)で、12b
と12cはその吸込口と吐出口を示す。この給水ポンプ12
としては、例えばギヤポンプとかダイヤフラムポンプ、
ロータリーポンプ、チュービングポンプと云った各種公
知のポンプが使用される。
12aは上記給水ポンプ12の回転軸であって、この回転
軸12aに取付けた連動歯形プーリ13と、上記駆動車輪2
の車軸2aに取付けた駆動歯形プーリ14との間には、エン
ドレスに形成された歯形ベルト15が掛渡され、モータ2M
が車輪2を回転して車体1が走行を始めると、給水ポン
プ12もこの歯形ベルト15によって連動回転されて、タン
ク9内に収容した洗浄水Wを吐出口12cに接続した給水
ホース11aを通して回転ブラシ3側に給水する仕組に成
っている。
また、16は前記タンク9と給水ポンプ12の間の給水管
11に取付けた電磁弁であって、この電磁弁16は車体1に
設けた操作盤17のスイッチ18によって開閉制御される仕
組に成っている。
本考案は以上述べた如き構成であるから、モータ2Mに
よって車輪2が回転して車体1が走行を始めると、歯形
ベルト15が給水ポンプ12を回転作動し、タンク9内の洗
浄水Wを給水ホース11aを通して回転ブラシ3側に給水
するから、回転ブラシ3がこの洗浄水Wの給水を受けな
がら床面を洗浄することができる。
また、給水ポンプ12は車体1の走行速度が早くなると
回転速度を早くして給水量を多くし、反対に、車体1の
走行速度が遅くなると回転速度を遅くして給水量を少な
く調節するため、タンク9内に残っている洗浄水Wの量
とか、このタンク9の設置位置に影響されることなく、
走行速度が遅い時には給水量を少なく、早い時には多く
調節する理想的で、且つ、安定した給水を可能にすると
共に、給水量の調整を電気的な制御手段を用いることな
く、給水ポンプ12が全てこれを調節するため、装置全体
の構成を簡略化、低コスト化することができる。
更に、操作盤17のスイッチ18を操作して電磁弁16を閉
じれば、車体1が走行して給水ポンプ12が回転しても給
水を行わないから、例えば、移動時等の様な否洗浄時に
於ける無駄な給水を防止可能とする。
尚、図示した実施例では車輪2の回転を給水ポンプ12
側に伝達する手段として歯形プーリ13,14と、歯形ベル
ト15を用いているが、これは実施の一例であって、例え
ば、歯車連動機構とか、チェーンとスプロケットを用い
た連動機構と云った他の連動機構を代りに用いてもよ
い。
また、図示されている連動機構によると、車輪2と給
水ポンプ12の回転比は常に同一であるが、中間に切換操
作自在な変速装置を組込めば、両者の回転比を任意に変
更して、給水ポンプ12による給水量を床面の状況に応じ
て調節することも可能である。
更に、第3図と第4図は、給水ポンプ12としてチュー
ビングポンプ12Tを用いた場合の実施例を示したもので
あって、このポンプ12Tは、ポンプ室12d内に回転軸12a
に取付けて一体回転するロータ12eを収容し、このロー
タ12eに取付けたローラ12f…がチューブHをポンプ室12
dの内壁に押し付けることによって、吸込口Haから吸込
んだ洗浄水Wを順次吐出口Hb側に送って給水する様に構
成されている。
更に図面に於いて、12gは上記吐出口Hbと給水ホース1
1aの間を接続するエルボを示す。また、図示した実施例
では回転軸12aに連動ギヤ12hを取付け、この連動ギヤ12
hに噛合する中間ギヤ12jに上記の歯形ベルト15又はチェ
ーンを掛渡すことによって、チュービングポンプ12Tを
連動回転する様に構成しているが、これも実施の一例で
あって、本考案が図示の構成に限定されないことは勿論
である。
〔効果〕
従って本考案に係る床面洗浄機用洗浄水供給装置によ
れば、床面洗浄機の走行速度に比例して洗浄水の給水量
をタンク内に収容した洗浄水の量とか、タンクの設置等
に影響されずに正確に自動調節できるから、走行速度が
遅い時には給水量を少なく、早い時には多く調節する理
想的な給水量の基で優れた洗浄効果を発揮できると共
に、洗浄水の無駄な使用を無くして節水できるため、1
回のタンク給水による洗浄時間を可及的に長くして稼動
率を高めることができるものであって、装置全体を比較
的低コストにて造ることができる点と相俟って、その実
用的効果は極めて高い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る洗浄水供給装置を備えた床面洗浄
機の一例を示した側断面図で、第2図は本考案の要部を
示した一部断面側面図、第3図と第4図は給水ポンプと
してチュービングポンプを用いた本考案の実施例を示す
側面図と側断面図である。 1は床面洗浄機の車体、2は車輪、3は回転ブラシ、9
はタンク、11は給水管、12は給水ポンプ、13と14は歯形
プーリ、15は歯形ベルト、Wは洗浄水。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−58310(JP,A) 実願 昭60−114467号(実開 昭62− 23663号)の願書に添付した明細書及び図 面の内容を撮影したマイクロフィルム(J P,U) 実願 昭60−114468号(実開 昭62− 23664号)の願書に添付した明細書及び図 面の内容を撮影したマイクロフィルム(J P,U)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】タンクに収容した洗浄水を給水路を通して
    回転ブラシ側に供給しながら床面の洗浄を行う床面洗浄
    機に於いて、 上記給水路の途中に回転速度を早くすると回転ブラシへ
    の洗浄水の給水量を多くし、逆に、回転速度を遅くする
    と給水量を少なく調整するように構成した給水ポンプを
    取付ける一方、この給水ポンプの回転軸と走行用車輪の
    車軸との間を、歯形ベルト又はチェーンから成る連動機
    構を介して連動回転自在に連繋したことを特徴とする床
    面洗浄機用洗浄水供給装置。
  2. 【請求項2】前記タンクと給水ポンプとの間の給水路
    に、開閉操作自在に構成した電磁弁を取付けたことを特
    徴とする請求項(1)記載の床面洗浄機用洗浄水供給装
    置。
JP1989022392U 1989-02-28 1989-02-28 床面洗浄機用洗浄水供給装置 Expired - Lifetime JPH088763Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989022392U JPH088763Y2 (ja) 1989-02-28 1989-02-28 床面洗浄機用洗浄水供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989022392U JPH088763Y2 (ja) 1989-02-28 1989-02-28 床面洗浄機用洗浄水供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02112242U JPH02112242U (ja) 1990-09-07
JPH088763Y2 true JPH088763Y2 (ja) 1996-03-13

Family

ID=31240470

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989022392U Expired - Lifetime JPH088763Y2 (ja) 1989-02-28 1989-02-28 床面洗浄機用洗浄水供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH088763Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112205935A (zh) * 2019-07-10 2021-01-12 江苏美的清洁电器股份有限公司 清洁设备
CN112773268B (zh) * 2020-08-30 2023-01-24 杭州匠龙机器人科技有限公司 一种清洁机器人的清洗控制方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5858310A (ja) * 1981-09-30 1983-04-06 富士通株式会社 自走モ−タ−カ−軌道清掃方式
JPH0415165Y2 (ja) * 1985-07-25 1992-04-06
JPS6223664U (ja) * 1985-07-25 1987-02-13

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02112242U (ja) 1990-09-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07275626A (ja) 空調機用フィルタ自動清掃装置
JPH088763Y2 (ja) 床面洗浄機用洗浄水供給装置
CN114793846A (zh) 一种发电机组供电的电动平移式喷灌机
KR19990003480A (ko) 진공청소기의 흡입장치
US7673362B2 (en) Wheel cleaning apparatus for a wheelchair or the like
JP3484884B2 (ja) スライドドア自動開閉装置
JP2565165Y2 (ja) 絨毯洗浄機用ノズル
JPS5830856A (ja) タイヤ洗浄機
JPH0415165Y2 (ja)
JP3202363B2 (ja) 洗浄機に於ける洗浄液流出防止装置
JPH0690885A (ja) ビル外壁洗浄ロボット
JP2545833Y2 (ja) 床面洗浄機用給水調整装置
JPH05161582A (ja) 床面洗浄車におけるバキュームモータ出力制御装置
JPH01166729A (ja) 電気掃除機の吸込口体
JP2597656Y2 (ja) 床面洗浄機用上蓋装置
JP2530362Y2 (ja) 走行式洗浄装置
KR200144890Y1 (ko) 진공청소기
JP2923484B2 (ja) ポール洗浄機
JP4301699B2 (ja) ベルト式クラッチ機構
KR960006958Y1 (ko) 진공청소기의 브러쉬롤러 회전방향 전환장치
JPH0327572Y2 (ja)
JPS639149B2 (ja)
JP2693873B2 (ja) 電気掃除機の吸込口体
JPH06142024A (ja) 洗浄機に於ける洗浄用ブラシの支持装置
KR940010754B1 (ko) 진공청소기용 걸레 장착 흡입구의 걸레회전 제어장치

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term